「日本酒」カテゴリーアーカイブ

【小林酒造】鳳凰美田 日光 Limited Edition 2020 純米吟醸酒 瓶燗火入

正月に帰省した際に買ってきたお酒です。

【小林酒造】鳳凰美田 日光 Limited Edition 2020

栃木県は日光で生産された酒米「夢さらら」を使用、仕込み水も同じ源泉水とする、ワインで言うところの「テロワール」に相当します。
最近日本酒でも、この「テロワール」の手法で醸されるお酒、増えてきていますね。
2017年に源泉水源を確保し、それから4年の歳月をかけてリリースしたそうです。
今林酒造も2021年は創業150周年だったそうで、それを記念してのお酒と言えますね。

【小林酒造】鳳凰美田 日光 Limited Edition 2020

生もと造りということで、天然の乳酸菌と酵母により酒母を育てています。生もと造りのお酒も、最近またよく見かけるようになってきました。
瓶燗火入のお酒ですが、要冷蔵となっています。

香りはさわやか、冷やした状態で口に含むと、生もと造りのお酒によくある、天然の乳酸菌の独特の酸味はそれほど多くなく、爽やかな甘味と適度な辛さ、そして複雑な苦味が絶妙にブレンドしています。
よく柑橘系やフルーツに例えられたりするようなテイストではなく、もっと複雑。でも難解な複雑さではなく、天然酵母が織りなす、複雑だけどスーッと入っていくテイストです。

これまでの鳳凰美田とは一味違う、美田らしいけど華やかすぎず、落ち着いたテイストになっていますね。

色は少し黄色みがかっている

改めて、鳳凰美田の凄さを体感しました。この酒蔵は只者じゃないです。
テロワール手法によるお酒、今後も楽しみですね。

【神亀酒造】ひこ孫 純米清酒 秋田杉樽酒

昨年末に予約購入したお酒です。

埼玉県の神亀酒造のひこ孫は、山田錦を使った定常販売酒として親しまれていますが、これを秋田杉の木樽で寝かせて香り付けをしています。
昨シーズンも頼んだのですが、今回の味やいかに?

3年熟成という「ひこ孫」は、燗がおすすめのお酒です。
精米歩合は55%と吟醸酒レベル、阿波山田錦を使用した

そう聞くと、淡麗辛口なのかなと想像してしまいがちですが、たしかに辛口ですけど、米の甘みもほんのりと感じられます。
杉樽で寝かせただけに、木の香りと独特の苦味もありますが、昨シーズンのものよりも、どっしりさが少し後退して、より口当たりがまろやかになっています。
今回も香りを強くつけてもらっていますが、癖が強すぎないギリギリの線を行っていますね。
角がなくまろやかな上に、切れ味も良いです。

ひこ孫は、燗で頂くのがおすすめのようですが、今回は常温でいただきました。常温でも、しっかりと米の旨味が出ています。

【神亀酒造】ひこ孫 純米清酒 秋田杉樽酒

あれ? 要冷蔵ラベルが貼ってあった。購入したお店でも常温で置かれていたし、自宅ででも冷蔵庫ではなく、少し寒い物置部屋に置いていました。生酒ではないので、大丈夫かと思いますが、昨シーズンは、要冷蔵ラベルはなかったかと。
とにかく、早めにお召し上がりください、だそうなので、今度は燗でいただきますかね。

【森喜酒造場】るみ子の酒 山廃純米山田錦 28BY

はじめにお断りしておきますが、このお酒、某酒店の長期在庫で、棚にずっと保管されていたお酒です。
28BYが示すとおり、平成28年、つまり2016年に仕込みを行い、2017年12月に瓶詰めされたお酒となります。

【森喜酒造場】るみ子の酒 山廃純米山田錦 28BY

いや~、その酒屋さん、在庫処分として1本600円で販売していましたが、2017年12月製造、丸4年寝かせていたことになります。しかも冷蔵ではなく、お店の棚に。もちろん、空調は入っているため、極端に暑い場所ではないとは思いますが。

このラベルも今となっては古いもので、現行の「るみ子の酒」と少し違いますね。
山廃仕込みで、酒米は阿波山田錦、山廃ですから、天然蔵付き酵母です。

【森喜酒造場】るみ子の酒 山廃純米山田錦 28BY

日本酒度は+6です。辛口ですね。
では開栓。ちなみに、昔ばあちゃんが神棚に1年上げていたお神酒を飲んだことがありますが、まずくなっていて飲めたものではありませんでした(笑)
では4年寝かせたお酒は? 火入れ酒ですから、適温で保管されていれば、問題ないと思いますが果たして…

この色はもはや古酒!

いやぁこの色、まさに古酒(笑) 寝かせたお酒の色です。
味ですが、やはり古酒に近い。山廃仕込みなので、独特の酸味はほどほどにありますが、まったりとした甘味と苦味も出ていて、これはまさに古酒そのものの味わいです。恐らく、瓶詰め当時はもう少しフレッシュさもあって、ここまで色も濃くなかったと想像しますが、4年寝かせるとこんなになるのですね。しかも古酒は通常保管場所をとるので、お値段も高くなりますが、こちらは逆に半額以下になっていますから、天然古酒としてお買い得でした。

これを買ったお店、「やまねのどぶろく」を扱っているところなので、また行く機会があると思います。在庫も豊富(笑)だったし、何よりるみ子の酒を扱っている点で、個人的にポイントとが高い。
ちなみに冷蔵庫にも現行のるみ子の酒などがあったので、決してどこかの滞留在庫を囲っているお店ではに用です。単に店が目立たないだけなんでしょうね。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 純米大吟醸 新酒2021

正月は作(ZAKU)を飲もうと決めていました。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 純米大吟醸 新酒2021

三重県の「作(ZAKU)」はなかなか手に入らないのですよね。日本酒の中でもお気に入りのブランドの1つです。ここは安定して美味しいのです。
「作」のコンセプトとして、味が変化する生酒は販売しない、でも生酒のようなフレッシュな味も提供しています。

火入れ酒なので、常温保存できます(直射日光の当たる暑い場所は避けるべきですが)。
冬であれば、玄関あたりに置いとけば、冷蔵保存しなくても良いですからね。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 純米大吟醸 新酒2021

「作」は温度管理を徹底して通年販売しているため、新酒と言っても、季節で仕込む酒蔵と違い、新米を使った酒を新酒としているそうです。

精米歩合50%の純米大吟醸、酒米は、米の入荷時期で種類が変わるそうです。使用酵母も非公開です。
アルコール度数は15度と、ほんの僅か低いですね。

吟香は華やかとまでは行かないけど、爽やか。口に含むと、フレッシュで口当たりもよく、適度な酸味もあり、スーッと引いていきます。
これを呑んだ妻が「ぶどうみた」い、と言いましたが、確かに柑橘系のフレッシュさではなく、ぶどう系の甘味と酸味です。フレッシュだけど軽すぎず、かと言ってどっしり系でもなく、中庸で良いバランスです。冷酒~常温がおすすめですね。

今回は一升瓶で買ったので、この正月は心ゆくまで楽しみたいと思います。

【大和川酒造店】弥右衛門 伝家のカスモチ原酒 しぼりたて生酒

お取り寄せ福島のお酒の第3弾。

カスモチ原酒は、弥右衛門の古くからの定番酒ですが、その中でも、冬季限定のしぼりたて生酒版です。
通常の倍の量の麹ともち米を使って作られたお酒です。
カスモチ原酒は通年酒ですが、火入れしない生酒は冬季限定とあって、この時期に必ず注文しています。

【大和川酒造店】弥右衛門 伝家のカスモチ原酒 しぼりたて生酒

弥右衛門では、同様の甘口系の日本酒でも、前回呑んだ「純米にごり酒 月あかり」と違って、カスモチ原酒はアルコール度数は通常の日本酒と同様の17度です。このため、芳醇な甘口でありながらも、どっしりとした日本酒らしい手応えもあります。

【大和川酒造店】弥右衛門 伝家のカスモチ原酒 しぼりたて生酒

実は私、定常版のカスモチ原酒より、こちらの生酒のほうが好きです。生酒のほうが、甘みが強すぎず、適度な酸味があるから。通常版は、甘みも結構強めでよりどっしり感も強いのです。と言ってももう何年も飲んでいないので、今飲むと印象が変わるかもしれませんが。

濃いめの黄色みがかったお酒

酒米は「夢の香」で、弥右衛門ではよく使われていますが、このお酒は、他の「夢の香」を使ったお酒と印象が違います。芳醇な甘さがあるけど、しつこさはないですね。後味は適度な苦味とどっしりさがあるので、甘いお酒でありながら、しっかりとした日本酒らしい味わいもあり、面白いお酒ですね。

芳醇な味わいなので、肉料理、魚料理でも味の濃いめな煮付けに合いそうですね。と言いつつ、これを明けたのはクリスマスだったりしますが(笑


さて、年末年始に飲むお酒はどうしようかな? 妻の実家に帰るので、癖のない飲みやすいお酒を手に入れたいですね。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米にごり酒 月あかり

福島県よりお取り寄せ日本酒の第2弾です。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米にごり酒 月あかり

当ブログには何度も登場している、弥右衛門の月あかり。
酒米は「夢の香」、精米歩合は65%、日本酒度-15の甘口です。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米にごり酒 月あかり

写真は撹拌した状態で、時間がたつと、細かいお米の粒子が沈殿するタイプです。米の粒子は細く、ここが同ブランドの季節限定、活性にごりとは違うところ。いわゆる一般的なにごり酒に近いタイプです。

細かい米の粒子のにごり酒

吟香は爽やか。今回は酸味が少なく、よりお米の甘みが引き立っています。もち米かのような、丸い口当たりで、甘酒のような柔らかなテイストです。アルコール度数は16度と、一般的な日本酒と同じですが、ことさらアルコール感を感じさせない、まろやかさが持ち味です。
甘さも甘すぎず、甘みのあとに僅かに苦味を感じる程度です。

日本酒が苦手な方にも、このお酒は日本酒と言わなければ飲みやすい部類かなと思います。
食前酒に最適ですね。
まあ、食前酒と言いつつ、食中に飲んでいますけどね。

大和川酒造店は、冷やして飲むのがおすすめ、としていますが、割とぬる燗あたりでも行ける気がしています。今度試してみたいです。

【西田酒造】田酒 特別純米酒

今回は、実家から林檎とともに送られてきたお酒です。

【西田酒造】田酒 特別純米酒

青森と言えば、林檎と田酒なんです(笑) というくらい、青森ではメジャーなお酒です。もちろん全国的にも田酒は有名ですけどね。
そんな田酒の特別純米酒、ラベルは至って普通っぽいですし、通年酒なのですが、割と手に入らないらしく、お一人様1本と掲げているお店も多いようです(そもそも一般家庭で要冷蔵酒を何本も抱えるのは困難です、マニアを除けば)。

【西田酒造】田酒 特別純米酒

油川にあるんだね…。実は両親の地元が青森だったので、住んだことななくても、なんとなく地名は分かります。今は両家とも実家がなくなってしまいましたが。正確には、母方の実家は、もう誰も住んでいないけど、存在するようですが、いわゆる空き家ってやつですね。

ま、それは置いておいて、田酒の特別純米酒、酒米は「華吹雪」、精米歩合55%と結構磨いていますね。2019年より1回火入れで出荷しているようですが、1回火入れなので要冷蔵となっています。

さて開栓して注ぐと(写真撮り忘れたw)、色味は割と黄色っぽいですね。吟香はほのかですが、冷えた状態でもふわっと膨らむ米の旨味と甘味。フレッシュと熟成の中庸を行く、まさに田酒の王道ですね。後から来る辛さとのバランスもよく、癖もないので飲みやすい。今回は冷酒でいただきましたが、この酒質は常温でも燗でも行けそうなバランスの良さです。今回は一升瓶なので、いろいろな飲み方を試してみたいと思います。


黒鯛の刺し身

この日の夕飯は、角上魚類で買ってきた黒鯛。1匹をお店で皮引きしてもらいました。お刺身も楽しめるし、骨と残りは素揚げにしても美味しいですね。1匹500円で楽しめます。
歳をとってきたせいか、だんだん魚が肉より美味しく感じられるようになってきました。もちろん、肉も歓迎ですけどね(笑
田酒によく合うお刺身でした。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米活性にごり酒

年末のこの時期から春先にかけて販売されるこのお酒、毎年お取り寄せで買っております。
福島県は大和川酒造店のお酒、関東だと、時々東武百貨店で販売することもありますが、近場で定常的に買えるお店がないので、通販を使っています。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米活性にごり酒

吹き出し注意の札が下がっている通り、吹き出し系です。数年前はそれほど吹かなかったのですが、ここ2,3年のは割と豪快に吹き出します。写真の栓が開封済みなのは、撮影中にもガス抜きしているからです。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米活性にごり酒 ガス抜き中

よく冷やして、ゆっくり開栓。少し開栓してガスが上がってきたら、また封をして、を何度か繰り返します。

米の粒がそのまま残る

ガスが落ち着いたらゆっくりと注ぎます。この活性にごりは、米の粒が大きく残っているのも特徴。濾過せずに、直汲みしているのでしょうね。

【大和川酒造店】弥右衛門 純米活性にごり酒

今期の酒米は「夢の香」を使用、精米歩合65%と程よく削り、アルコール度数は17度。
活性だけあり、酵母が生きています。
今回の活性にごり酒はバランスがとても良い! 吟香もよく、なんと言っても爽快な口当たり、決して甘すぎず、辛さや苦味も適度にありますが、甘みがあとからついてきます。シャンパンのような味わいとはまさにこの事ですね。
これだけ若い、フレッシュなお酒でありながら、浮ついた味にならず、しっかりと米の旨味を残しつつ、決して軽くはないテイストに仕上げていて、なかなかよいです。
今回2本買っているので、少し置いてから、もう1本は開けようと思います。

【府中誉】渡舟 “テロワール” 太田ノ谷 2020

ここ最近、茨城の百里基地に撮影に行く→帰りに焼鳥を買う→焼鳥屋近くの酒屋で酒を買う、がルーチンワーク化しております。だからなのか、撮影結果が乏しくなくても、あまりガッカリ感がなくなりました。
そんな日もあるさ~って流せるようになってきたので、歳をとったなぁと思います。

というわけで、撮影結果は乏しくなかったけど、前から気になっていたお酒を買ってみました。

【府中誉】渡舟 “テロワール” 太田ノ谷 2020

ここ最近お気に入りの、「渡舟」の秋限定出荷品、テロワールです。
曰く、

使用米「渡舟(短稈)」を「太田ノ谷」の南向き斜面の田んぼ 約1ヘクタールで収穫された酒米だけに限定して醸造されたのが〈渡舟 “テロワール” 太田ノ谷〉です

だそうです。酒米「渡舟」でも最も評価の高い物を使用、その他スペックは、アルコール度数が15度である以外、一切非公開。

豊かで爽やかな吟醸香。口に含むと、ことさら主張せず上品な味わい。ガス感や酸味はあるけど、何かこれと言った主張はせず、しかし全体のバランスがよい。この味わいは初めてです。うまく言い表せませんが、上品なのに決して薄味とか特徴がないわけではないです。
酸味と甘味が絶妙、雑味も少し顔を出すけど、決して嫌な雑味ではなく、ミネラルを豊富に含んだ心地よさを感じます。
これは面白いお酒です。値段が四合瓶でも2千円代後半とやや高いのですが、他では早々味わえないこの上品な味はかなりの魅力です。

これはグラスで飲みたいお酒かな

渡舟は、初めて飲んだときの印象がとても良かったのだけど、この酒は更に上質さを持っていて、かつ変な主張がなく、奥に秘めた旨味がじわじわ出てくる、他では体験できないお酒でした。
これは面白いです。
温度が上がると甘みは増して少し華やかな印象が出てきますが、上品さは変わらず。

これは一升瓶で買ってもよかったな~。ちょっと高価なので、手が出しづらいですが、十四代あたりと比較しても引けを取らないように思います。
渡舟、もっっといろいろ試してみたくなります。また買いに行こう。

【梅津酒造】笊(ざる) 梅津の生酛 玉栄80%

こちらは、写研埼玉工場改めヤオコー和光丸山台店のすぐ近くにある、牧島酒店で購入させていただきました。

【梅津酒造】笊(ざる) 梅津の生酛 玉栄80%

ふと目に留まったのです。冷蔵庫のお酒を一巡して、冷蔵ではないお酒コーナーを見ていて、手にとって眺めていたら、ご主人が丁寧に説明してくれました。
寒くなってきたので、燗で飲みたいよねと思っていたところです。
笊(ざる)という銘柄、お店で飲んだことがあったように思うけど、買ったことはなかったので、初購入です。

【梅津酒造】笊(ざる) 梅津の生酛 玉栄80%

生酛造りのお酒、好きです。天然の乳酸菌がもたらす酸味が好き。
そしてこの酒、すごいのがアルコール度数20%! 一般的に日本酒は、16~17%のアルコール度数が多く、最近は軽めの8~12%のお酒もよく出回りますが、ここまで高いのはめったに見かけません。もちろん無加水の原酒です。
なかなかこだわっている酒蔵のようで、昔ながらの日本酒づくりを基本としているようです。購入時にこの酒蔵の蔵元が書いた「酒のはなし」という冊子をいただきましたが(一番上の写真の瓶の左側にあるのがそれ)、醸造アルコールのはなし、酒の色の話、お酒の温度のはなし、生酛造りのはなしなど、興味深く読ませていただきました。
現在は醸造アルコール添加のお酒は辞めて、純米酒のみを作っているようです。

アルコール度数が高く、かなり濃いため、日本酒では珍しく、加水して割って飲む、炭酸水で割って飲むこともおすすめされています。
酒米は「玉栄」(たまさかえ)、精米歩合は80%と削りは最小限です。

【梅津酒造】笊(ざる) 梅津の生酛 玉栄80% かなり濃い目の濁り

まずは常温(ひや)でいただきます。香りは、吟香は殆ど感じません。最近多い華やかな香りのお酒とは真逆を行きます。口に含むと、濃い! アルコール分を感じます。ちょっとした焼酎のよう。ですがその後濃厚な米の旨味がどっと押し寄せます。複雑な酸味と苦味が力強い、そして仄かに甘みが来ます。

ああ、これは燗に向いているな、と思ってまずはそのまま温めました。うん、俄然米の甘みが出てきます。感にしてバランスが良くなるお酒ですね。

2日目には、開栓初日に感じたアルコール感はさっと消えました。口開けだと少しアルコールの高さを感じますね。
さて加水して燗にするのがおすすめなので、そうしてみました。俄然飲みやすくなった! そして元々が濃いので、加水してバランスも良くなりますね。個人的には、3,4割の加水ではなく、2割程度の加水で燗で飲むのが好みです。燗にすることで、甘みがぐっと出てきます。もちろん甘すぎず、基本は濃厚さは保っています。

これ、結構ハマりますね。一升瓶で買えばよかったな。他のシリーズも置いてあったので、今度買ってみよう。