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【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

今年も雪だるまの季節がやってきました。

【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

この澱が溜まった状態がまさに雪をイメージさせます。ラベルもおなじみの雪だるまです。こちらも妻の実家で開けました。で空けました(妻と一緒に飲み干しましたw

【せんきん】仙禽 雪だるま 2023BY

仙禽のこだわり、ドメーヌ。ワイン用語ですが、最近は日本酒でもよく見られる様になりました。米の作付けや仕込み水を同じ水脈としています。
もろみをあら越しした生酒。活性しているので、開栓注意です。
酒米はドメーヌさくらの山田錦、精米歩合は麹米が50%、掛米が60%としています。

活性にごりで栓にガス抜き穴はありますが、少しキャップを回しただけで吹き上がってきました。なので、わずかに開栓して、泡が吹き上がってきたらキャップを締め、また開栓しては締め…の繰り返しです。3分ほどで落ち着いたので注ぎました。

上立ち香は爽やかな青りんご。口に含むと…あ、カルピスサワーですか(笑)、いやもちろん苦味もありますし、日本酒らしい後味もありますが、基本は爽やかな青リンゴジュース、カルピス系です。澱を絡めても、決して苦味が強くなる傾向はなく、総じて爽やかです。そして甘いけど割とさっぱりと切れますね。
こんな感じなので、大晦日に開栓したのもあって、その日のうちに飲んでしまいました。また見かけたら買いたいですね。

仙禽 雪だるま 活性にごり酒 720ml 【日本酒/栃木県/(株)せんきん】【要冷蔵商品】

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

毎年楽しみにしている作の新酒、ZAKU NOUVEAU。お気に入りの銘柄ですから、その新酒の楽しみたるや、昨シーズンに引き続き購入しました。
購入した酒屋で最後の1本でした。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

作は入手しづらいImpressionシリーズももちろん美味しいですが、定常販売しているお酒もレベルが高いです。火入れ酒しか作らない作(ZAKU)ですが、生鮭のようなフレッシュさが売りです。
あ、写真は自宅ではなく、帰省した妻の実家で撮影しています。

【清水清三郎商店】作(ZAKU) 新酒 純米大吟醸 2023BY

スペックは例によって少なめの情報。精米歩合50%の純米大吟醸であること、アルコール度数は15度。以上です。

透明にに近い

火入れ酒なので、一升瓶を買っても常温で保存できるのが嬉しい。一般家庭ではなかなか一升瓶の冷蔵保存は難しいですから。
上立ち香は爽やかなマスカット系。口に含むと、やっぱりマスカットだった! とてもきれいな瑞々しいマスカットです。苦味は控えめ、酸味は程よくあり、重たさは全くありません。さすがに新酒だけあり、元々フレッシュさが売りの作での中でもさらにフレッシュ。口当たりが抜群なので、スイスイ飲めてしまいます。マスカットジュースですね。

そして開栓2日目、3日目とフレッシュさの中にも落ち着いた味わいが出てきました。
少し時間が立つと、味わいにも落ち着きが出てきて、マスカットジュースから白ワインの味わいも出てきました。一升瓶なので、この変化を長く味わえるのも良いですね。と言いつつもう半分開けてしまっています(笑)

冬休みはこれを飲んで過ごします。

スローパンク? 自転車の虫ゴムを交換してみた、が…

通勤に使っている嫁車の電動アシスト自転車。後輪は、3年ほど前にタイヤとチューブも交換しましたが、やはり2,3年使っていると発生するトラブル、パンクです。
ただ、明確にすぐ空気が抜けるというよりは、かなりゆっくりと抜けていく感じです。
パンク修理する前に、まずは簡単にできる、そして案外見落としがちな、虫ゴムの交換をしてみることにしました。

虫ゴムとは?

ママチャリのタイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ

多くの自転車に採用されている、タイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ、上の写真だとオレンジ色のゴムキャップの部分を外して空気を入れますが、このゴムキャップの左にあるローレット加工されたナットは、ゴムキャップを外しただけで空気が漏れてこないようにするための逆止弁のついたバルブを固定しています。
この中に、虫ゴムという逆止弁があり、このゴムが劣化すると逆止弁の働きが弱くなって空気が漏れます。

空気がゆっくり抜けていくスローパンクの場合、もちろんチューブにごく小さな穴が空いている場合も多いですが、このバルブの虫ゴム劣化も疑われます。
パンク修理は手間がかかりますが、虫ゴムは安価で簡単に交換できるので、まずは虫ゴム交換を行ってみました。

キャップを外し、更にローレット加工されたナットを外すと、虫ゴムの付いたバルブが露出しますので、これを抜き取ります。タイヤの空気が一気に抜けます。

外したバルブ類と新しい虫ゴム

ホームセンターで買ってきた交換用虫ゴム、概ね200円前後で売っています。写真の商品はゴムとキャップだけですが、バルブとセットになったものもそんなに高くはないので、バルブごと変えてもよいかと思います。

古いゴムをバルブから外した

まずは古いゴムを外しました。引っ張ったら裂けました。確かに劣化はしているようです。安いものなので、1,2年で定期交換してよいでしょうね。

新しいゴムを挿入

新しいゴムをバルブに挿入します。結構硬めで嵌めにくいです。裂けないように、ゆっくりねじ込んでいきます。
あとはバルブをチューブに差し込んで、ナットを着けて空気を入れるだけです。
ちなみに、虫ゴムレスのスーパーバルブもあるので、定期交換が面倒ならこれに交換してしまうと、チューブの寿命まで交換しなくて済みそうです。

交換して、通勤で1往復してみましたが…ダメでした。やっぱり空気抜けてきてる。これはチューブの方ですね。ってことで素直にパンク修理します。とほほ…

嫁車の電動アシスト自転車のFブレーキシューを交換した

一生懸命旧車のMiyata Ridge runnerのメンテナンスをしていますが、実はその割にあまり乗っていなくて、通勤と親子スイミングへ通う際には嫁車の電動アシスト自転車を使っています。車も嫁車なら、自転車も嫁車がメインです(笑

そんな電動アシスト自転車も11年使っています。コロナ禍で自転車通勤に切り替えて、昨年度までは子供の保育園送迎もしていたので、その走行距離と坂道の多い通勤ルートでのブレーキの負荷たるや!
新車時からのブレーキもかなり減っていたので、交換しました。

本当はロードバイク用? SHIMANO R50T2

今回取り付けたのはSHIMANOのR50T2です。本来はロードバイク用で、シングルピボットブレーキのママチャリには合わない、という話もあるのですが、まあとりあえず着けてみました。

実は買ったのはだいぶ前で、交換しようと思いつつすっかり忘れていまして(汗
一般的なママチャリ用のブレーキシューと違うのは、ボルトの取付座面が球面座となっていて、取り付け角度調整ができることでしょう。一般にママチャリのリム部分は角度が垂直に近いようですが、この機構があれば、ぴったりリムの角度に合わせられますし、少しトーイン気味にすることで、回転するホイールをブレーキシューが挟んだ際に、ピッタリ面で当てることができるようになります。

ブレーキレバーを握ってリムにシューが軽くあたった状態でボルトを締めればOKです。角度を微調整したければ、少しボルトの締付けを弱めて微調整も可能です。
タイヤに当たらないよう、またリムからはみ出ないよう調整して完了です。

さて通勤で使ってみましたが、制動力は以前より少し向上したかな?程度ですが、コントロール性が良くなったように感じました。ブレーキレバーの握り具合にリニアに追従する感じ。あとは雨の日の制動力がどの程度か気になりますね。

Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換した

最近チャリンコの整備をチマチマやっていて、少しずつ自転車沼に使ってきている気がしないでもない今日此の頃。
今回は、旧車Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換します。

ダイワサイクルに行ってきた

お目当てのブレーキシュー、なかなか見つからず、ホームセンターや自転車店を巡り巡って、ダイワサイクルでやっと見つけました! 後述しますが、旧車ゆえ、ブレーキシューもその辺でよく売っているタイプとは違うんですよね。
ああ、新しい自転車も欲しいな… 値段見ると、わりと現実的なものでも、ライトユーザーなは自分には十分です。

旧車ならでは?のカンチブレーキ

正式名称はカンチレバーブレーキ、だそうです。古いMTBやロードバイクなどに採用されている方式で、構造がシンプルで泥づまりしにくいのが特徴とのことですが、90年代後半以降、SHIMANOからVブレーキが販売されて以降は、調整が簡単であることとブレーキ制動力の持続性が良いことから、Vブレーキが主流になったようです。現在、新車でカンチレバーが採用されているのは稀なようですね。自転車屋巡りして、新車を色々見ましたが、確かにカンチブレーキを採用した新車はありませんでした。

写真の通り、露出した金属ワイヤがが特徴です。この露出部分が多いために、ワイヤが錆びやすいという欠点もあるようです。確かにそうですね、もうワイヤも交換しなければですね。
今回はブレーキシューだけですが、ワイヤも後で交換します。

今回購入したのはSHIMANOのM65T。カンチレバーブレーキシューは、写真のように種から金属の棒が出ているのが特徴です。Vブレーキなど一般的な自転車は、シューはボルトナットで固定していますが、こちらはブレーキレバー自体にネジがあり、そちら側で固定します。
新しいシューはやや長く、取り付け向きの指定があります。外したシューは、残量はまだ十分ですが、経年劣化で割れが発生しているため交換します。

構造自体はシンプルで、Vブレーキよりもわかりやすい、が取り付け調整が大変ですね。まずブレーキシューの前後位置(ホイールリムとの隙間)と、ブレーキワイヤの関係異性、ブレーキを掛けた際の当たり面や角度、とにかくこれらを全ていい塩梅に調整する必要があり、シンプル構造故に、きっちり調整するのが至難の業でした。
ただ、一応私、業種は全く異なりますが、試作開発系の仕事をしているので、基本仕事では工具を使います。こうした調整も、それなりにこなせてしまうのは、長年の仕事の経験ですね(自慢

ということで、良い塩梅に装着できたと自負していますが、普段工具を使ったことのない人は、素直に自転車店で交換したほうが良いですね。

古いので、まだまだメンテナンスが必要なRidge runner

前後とも交換し、試乗してみました。いい! 明らかに制動力が違います。リアなんか、ギュッとレバーを握るとタイヤロックします。
そのレバーも経年劣化でみすぼらしいので、オリジナルのまま塗装するか、いっそ交換するか。レバーもピンキリで色々ありますしね。
グリップもボロボロなので交換、いやいっそハンドルごと…とパーツを見るとあれもこれも欲しくなりますね。

でもまずはブレーキワイヤ、次に変速ワイヤですね。
フロントディレイラーが不調で3速のトップに入りづらいのは、調整して変速できる時もありますが、根本は変速ワイヤも交換しないとだめそうです。こちらもブレーキワイヤの次です。
こうしてあちこち交換していると、そのうち新車買う値段を超えそうです(笑

【忘却録】旧車Miyata Ridge runnerの現状確認

息子が小学生になり、保育園送迎というミッションがなくなった今、通勤で使っている自転車を嫁車の電動アシスト自転車から、自分のロードバイクに変えようかなぁと思いつつ、30年ほど前の旧車故にあちこち整備しないと、通勤車として使えないなぁと。

ということでまずは現状把握。とりあえずチェーンだけは交換しましたが、やるべき整備がこたんまりとありますね。
いつもマンションの屋内駐輪場でしか見れていないので、子供を公園で遊ばせついでに、日中の明るい環境でじっくりと現状を確認しました。
このために、LUMIX G Macro 30mm F2.8を買ったのもあります。

まずはブレーキ。ワイヤ交換は必須ですし、ついでにシューも交換せねば。レバーやハンドル、グリップも変えたいけど、まずは重要保安部品からですね。
変速ワイヤも交換したいです。現状、フロント側のディレイラーの動きが渋く、3段のうちのトップギヤに入らないです。まずはワイヤの調整が必要ですが、長年のグリスと泥の堆積でスプリングの摺動も渋くなっていそうです。ここは、この後パーツクリーナーである程度洗浄し、グリス塗布しておきましたが、根本はワイヤ交換ですね。
あちこち錆びてきている部品も、サビ落としをしたい。
サドルも変えたいけど、とりあえず後回し。

自転車はこだわらなければパーツは安価なものから一通り揃っているので、チマチマ少しずつ交換しようと思います。
オリジナルを保てる部分は残しつつ、少しずつカスタマイズしようと思います。
しかしあれもこれも交換となると、ほんと究極はフレーム以外全交換とか、そうなると新車買ったほうが安上がりではとも思い、とても悩ましいですね。
SHIMANOのHPを見ていますが、あまりに古い自転車なので、ディレイラーなどの保守マニュアルもあまりなかったりします。

自転車もハマると沼ってのは、カメラに通じるものがありますね。

LUMIX G MACRO 30mm F2.8でお花をスナップ

なかなか日中試せなかった、LUMIX G MACRO 30mm F2.8ですが、子供を公園で遊ばせついでに、その辺にあるお花を撮ってみました。
やはりマクロ域ともなると、AFだけで撮ることが難しく、適宜MFに切り替えて撮影しました。

MFの操作性はもう一歩

AFの性能が向上した現在でも、マクロ撮影はMFのほうが便利です。被写界深度が浅くなるのと、AFではどこにピントの主体を置くかは被写体自動認識でもまだ難しく、ここの自動化は将来でも難しいでしょう。
ということで適宜MFに切り替えますが、レンズ自体にAF/MF切り替えスイッチはありません。LUMIX GX7MK3はカメラボディ側に切り替えレバーがあるので問題ないですが、マイクロフォーサーズもカメラによっては切り替えレバーがなく、メニューから切り替える機種もあるので、このあたりやはりレンズ側に切り替えスイッチは欲しかったですね。

加えて、フォーカスリングはバイワイヤ式ですが、リングの回転速度で大まかに2段階でフォーカス速度が変わる仕組みで、この速度切替の間の速度で回すと、突如フォーカスが速くなったり、逆に遅かったりと、このあたりリニアに行かないのが不満です。ボディによってはリニアに切り替えられるのかな?
この点もバイワイヤ式フォーカスとしては一世代前感があります。

とは言え、ボケ味はなだらかで、ボケに縁がつくようなケースは少なく、マクロレンズとして優れた描写を発揮します。一般のレンズも寄れるレンズが増えてきましたが、やはり寄ることを主体としたマクロレンズは、最短撮影距離付近の画質は一味違います。
ただ、このレンズはワーキングディスタンスがあまりないため、相当被写体に近づかないと高倍率撮影できません。焦点距離が30mmなので、そこは仕方のない部分ですが、レンズ先端から2cmまで寄らなければならないため、影ができやすいのは難点です。

なので本格的にマクロで撮りたいぞ~という人には、マイクロフォーサーズでは焦点距離45mmあたりが、適度にワーキングディスタンスも撮れるのでおすすめかも知れませんが、気軽にスナップするには、画角的にも30mmのほうが便利なのは確かです。

レンズフードがないLUMIX G MACRO 30mmにフードを付けてみた

ミドルクラスや安価なカメラレンズは、フードが別売りの場合が多いのですが、最近はそもそも純正でレンズフードの設定がないレンズも多いですね。

個人的に、レンズフードは見た目的にもハレ切りにも、レンズの保護にも必要と思っています。特にレンズ保護という点では、フードが犠牲になってレンズを守ったことが何度かあるので、必ず装着しています。
先日導入したLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.にもフードは設定されていません。

レンズフードの設定がないLUMIX G MACRO 30mm / F2.8

元々デザインもそっけないので、せめてフードは着けたいなと言うことで探しました。フィルタ径は46mmなので、46mmのねじ込み式を探しました。
最近はどれも似たりよったりのクラシックなデザインが多いのですが、どうせ同じような感じなので、一番安いものをチョイス。

タイムセールで400円を切っています(執筆時点)。

最近多いですよね、この手のクラシックなデザインのフード。まあレンズ保護と考えれば悪くないです。焦点距離は46~55mmがマッチするそうで、LUMIX G 30mm(フルサイズ換算60mm相当)には少々短めです

まあ悪くはないけど…

でも、LUMIX Gのデザインとマッチしていない気はしますね。ちょっと長めのLUMIX G Macro 30mmなので、どちらかというと一般的な形状のフードのほうが似合いそう。
まあコイツは安いし、そのうちカメラ屋のジャンクかごで良さげなフードを見つけてこようかな? 46mmのフードが見つかるかは知らんけど。

しかしこのフード最大の弱点、と言うかキャップの問題なんですけど、LUMIX純正キャップ着けられないです。
正確に言うと、頑張れば着けられなくはないけど、今どき珍しい両サイドをつまんで押して外すタイプのキャップなので、ほぼフードを付けたままのこのキャップの着け外しは困難でした。

キャップ着けづらい、いや着けられないわ…

最近はキャップの中央部に取り外し用のくぼみがついているタイプが多いので、これは誤算でした。かぶせ式キャップでも買うかな…。

LUMIX G MACRO 30mm F2.8で桜スナップ

関東は桜もそろそろ終わりになってきましたね。

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.での撮影、なかなか出来ていませんが、最後の桜を少し撮ったので、アップしておきます。

東武東上線沿いの桜です。
M4/3における30mm、フルサイズでは60mm相当の画角ですが、使い勝手は良好ですね。標準レンズとして使えます。
このレンズと、手持ちのSUMMILUX 15mm F1.7があれば、もう大抵のスナップは問題ないですね。

解像力もボケ味もなかなか良いです。特に上の写真右上のボケを見ると、二線ボケの傾向もなく、まろやかですね。球面収差はやや補正不足気味にしている感じで、ここにはアップしていませんが、前ボケはもう少し固めです。マクロレンズとして良好なボケ味を持っていますね。
マクロレンズに外れなしといいますが、このレンズも良好な描写で、おすすめの1本ですね。

強いて言うなら、MF時のフォーカスリングの操作性が、若干リニアさに欠けることでしょうか。欠点はそれくらいですね。

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.を導入してみた

久しぶりのマイクロフォーサーズレンズ購入です。

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.

マイクロフォーサーズ(M4/3)の特徴ってなんだろうと言うと、そのセンササイズの程よい小ささによる、レンズを小型に設計できる事で、1つは望遠レンズで特にメリットがあります。そしてもう1つは、マクロ領域が得意ということでしょう。

最近ラインナップが大幅に減ってしまったコンパクトデジカメでは、当たり前のように備えているマクロ撮影モードは、元々センサが小型であることにより、接写できるレンズを作りやすい、というのがあります。
M4/3も、交換レンズ式カメラの主流であるAPS-Cやフルサイズセンサよりも小型センサであることから、こうした特性を生かして、より高倍率のマクロレンズを作りやすいのです。
OM SYSTEMが最近発売したM.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PROも、35mm判換算4倍のマクロレンズで、無限遠撮影できない特殊なものを除き一般的に等倍(1倍)までしかないフルサイズセンサ用と違って、高倍率マクロとなっています。
またセンササイズが適度に小さいので、被写界深度を稼ぎやすいのもメリットで、フルサイズだとかなり絞りを絞るか、深度合成を使うしかないような場面でも、M4/3なら得意です。マクロ撮影主体の昆虫写真家は、M4/3を愛用する人が多いですね。

というウンチクはさておき、今回導入したLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.も、フルサイズ換算では2倍相当(M4/3としては等倍ですが)のマクロレンズです。デザインはライバルのOLYMPUS(OM SYSTEM)のM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroのほうが好きで、1.25倍(フルサイズ換算2.5倍)ともう少し撮影倍率は高いですが、LUMIXのほうは手ぶれ補正搭載レンズで、PanasonicのLUMIXの対応ボディであれば、ボディとレンズの協働補正Dual I.S.にも対応します。
今使っているボディはLUMIX GX7MK3なので、結局Panasonicに落ち着きました。このレンズと引き換えに、SIGMAの30mm F2.8 DNは売却したいと思います。

デザインはもう一歩かなぁ

GX7MK3に取り付けてみました。
最近自転車の整備をやるようになったので、その記録用として、標準レンズではもう一歩寄れないので、マクロは欲しいと思っていました。記録用にわざわざフルサイズ機を持ち出すのも何ですしね。
鏡胴デザインは、OMのほうが好きかな? LUMIX Gはただの筒ですね。
また、ワーキングディスタンスがあまり取れないためか、レンズフードはオプションでも設定がありません。これは適当なサードのフードがほしいですね。
レンズ側にAF/MFの切り替えスイッチがないのも、マイナス点ですね。GX7MK3はボディ側に物理レバーによるAF/MF切り替えができますが、それがない機種だとMFがちょっとやりづらい。
またMFもバイワイヤ方式で、少々リニアさに欠けるのが欠点でしょうか。バイワイヤでも、最近のレンズは機械式とほぼ遜色ないMFができるレンズが多いですが、このレンズは少々設計が古いからかな?

写真はそのうちアップします。今週末撮影できるかな?