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Manfrotto LUMIMUSE3 デイライトLEDライト 220lux PLAYのアウトレット品を買ってみた

あると便利なLED照明、演色性の高いのLEDライトが型落ちアウトレットで出ていたので買ってみました。

Manfrotto LUMIMUSE3 デイライトLEDライト 220lux PLAY アウトレット品なので箱が色褪せてますね

LEDライト、今やネット通販で五万と売っていますが、この商品は高演色性を謳っていて、CRI 92(Ra 92)となっています。CRIは実はLEDライトの特性評価に適していないようですが、一応基準としてRa 90以上あれば高演色性の照明と言われています。

このライトは小型で220luxとそれほど照度は高くはないですが、物撮りには十分かなと言うことで買ってみました。
この手の商品では珍しく、乾電池ではなくリチウムイオンバッテリとなっていて、miniUSBで充電できます。Type-Cではないのが時代ですね。

小さいので持ち運びは楽

照射範囲は小さいので広くはないですが、テーブルフォトやマクロ撮影に良さそうですね。こんな感じで1/4インチ三脚ネジやホットシューに取付可能です。ちょっとした作業ライトとしても使えそうです。
照射時間が1時間程度と短いですが、まあ安く買えたので良しとしましょう。


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NIKKOR Z 180-600mmの傷防止のためにビニールラップフィルムコートしてみた

今、自分の中でかなり使用頻度の高いレンズがNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRです。この価格帯の望遠ズームとしてはよく写るし、使い勝手が良いです。
元々は航空機撮影で、手持ちのAF-S 600mm f/4Gでは取り回しが大変な撮影状況や、ズームが必要な状況のために購入しましたが、息子が始めたサッカーの試合での撮影にも重宝しています。

基本望遠レンズ好きなので、持ち出す頻度が多くなると、どうしても気になるのが傷です。

持ち出す頻度が高いと擦り傷も出てきますね

そんなに機材をラフに扱う方ではないけれど、どうしてもフィールドに持ち出す機会が多いと、うっかり傷つけてしまうこともありますね。
まだ発売から1年もたっていない、人気で在庫不足のレンズですから、大切に使いたいですしね。
ということで、カメラ始めて四半世紀以上たちましたが(すっかりおっさんになりましたw)、初めてラッピングしてみることに。
X(Twitter)のフォロワーさんで貼り付けている方がいて、気になっていたんですよね。

レンズコートという昔からある布状のレンズガードもあり、よく野鳥撮影する方は迷彩柄のものを使っていたりしますが、かさばりそうな感じで今まで買ったことがなく。
でもラップフィルムならさほどかさばらないし、色柄も豊富。価格も安価なので、傷が入ったら貼り替えればよい。

この手の商品はAmazonよりもチャイナのAliExpressのほうが豊富なんですよね。
あまり使いたくないAliExpressですが、支払いも直接カード払いではなくPayPal払いできるので、1 NIKKORレンズ用の絞り羽部品に続き、2回目の利用となりました。

商品はこちらです。

いろいろな絵柄がありますが、あまり目立たないいろを選択して注文。ところでAliExpressって見るたびに価格がコロコロ変わるので…、まあそんなに高価なものではないから良いけど、あの同じ日でも価格変動するの、何なんでしょうね?

注文から1週間ちょっとで届きました。チャイナから直送なので、通関で時間はかかるけど、今回は予定到着日より数日早く届きました。

いやゆるカッティングシートですね。こういう仕事が早いのはチャイナの良い点でしょうか。日本はすっかりこうした分野でも存在感がなくなりましたね。フィルム自体は3Mのラップフィルム2080を使用しており、これは最近カーラッピングフィルムでもおなじみのものでした。なので耐候性、耐久性も高く、貼りやすく、剥がした場合の糊の残りもない優れたフィルムです。
車に数年貼って剥がしたあとでも、糊が残らず塗装面は綺麗なままだそうで、カメラレンズのように外に常に出しっぱなしにするものではないものなら、より長く持ちそうですね。

貼り方の説明書も入っています

望遠レンズなので、貼るシートの種類は多いですね。レンズ本体だけでなく、三脚座の部分のフィルムもあります。
ズームリングとコントロールリングにもフィルム貼り付け可能ですがこの部分だけは今回貼り付けしませんでした。
またレンズ先端はゴム縁を貼り付けているので、ここも貼り付けしませんでした。

フィルムは適度な厚みがあり貼りやすい、ちゃんとロゴの部分は穴が空いています

3Mのラップフィルム2080、とても貼りやすいですね。適度に厚みがあるので、シワが寄りにくく、位置決めしやすいです。うすすぎるラップフィルムだと、静電気で意図しないところにくっついてしまったり、シワが寄り易かったり、貼り付けが難しのですが、このフィルムは素人にも貼りやすいと思います。
貼り付けの前に、レンズボディ表面はきれいにしておきましょう。

貼り付けにはトータルで2時間以上時間をかけましたが…

こんな感じで貼り付けできました。フィルムはある程度伸びるので、曲面にもしっかりフィットします。さすがカーラッピングフィルムで使われているだけありますね。
細かいことをいうと、少し厚みのあるフィルムなので、円筒形のレンズではフィルムが重なる部分で少し厚みが出てしまいます。
ですがしっかりフィットして貼り付けできて、気泡も入りにくく、全体としてはなかなか良い仕上がりになりました。

写真はありませんが、レンズ前後のキャップ用のフィルムも含まれています。
カメラボディ自体のフィルムもあるようですね。さすがにボディまでやると主張が強くなるのでやりませんが、気になる方は調べてみてくださいね。
ボディの保護に、あるいはドレスアップに、なかなか良く出来た商品でした。

Nikon F90Xのシャッターカウント数

Nikon F100のシリアル通信が不調な件で、F90Xも引っ張り出してきたついでに、SoftTALKで色々設定を見直していました。

Nikon純正のF90/F90XフォトセクレタリーAC-PW-Jでは、カメラの状態表示はこんな感じでした。

Nikon F90・F90Xフォトセクレタリー AC-PW-J

これがサードのソフトであるSoftTALK2000では、もう少し多くの情報が表示できます。

SoftTALK2000ではシャッターカウント(Total Frames)が表示できる!

Statusの項目をよく見るとTotal Frames、つまりシャッターカウント数が表示できるのです!
デジタルカメラでは当たり前にシャッターカウント数が撮影データに付与されますが、フィルムカメラではカメラ本体でそれを行わない限り不可能です。

元々、私の使っているF90Xは、マルチコントロールバックMF-26を搭載したF90Xsというモデルで、シャッターを切った回数を記録、またフィルムに焼き付け可能なアップカウント値(6桁)の機能があります。
ただ、現時点でMF-26はバッテリ切れとなっているため、アップカウント値は保持していないものと思っていました。
ところが数値はきちんと保持されている上に、空シャッターを切るとちゃんとカウント数が更新されるんです。いや30年前のカメラなのにすごいね!

そしてF90Xsをよく使っていた1998~2007年(Nikon D300購入まで)のおおよそ9年でのシャッターカウントは1万回なんですね。これは36枚撮りフィルムで277本程度です。
概ね月2,3本撮影していたので、だいたい感覚的には合っていますね。

フィルム時代にシャッター回数なんて気にしたことない

考えてみれば、デジタルからになり、段々とメモリ容量が上がってから、シャッターを切る数はそれこそ対数のごとく増加しましたね。フィルムでは当たり前ですが1本36枚程度。長尺フィルムを装填できる、例えばNikon F3用のフィルムバックMF-4250コマです。報道カメラマンなどプロカメラマンならともかく、一般的な素人カメラマンが切れるシャッター数は、フィルム時代ではたかが知れていたということです。
デジタルになった今では、1回の撮影で1万枚撮影したなんて話も聞きますが(ほぼ動画w)、それを私のF90Xでは9年かけて達成したわけで、シャッター幕の耐久数など、フィルムカメラの時代では素人にとっては気にすることではなかったのです。

それこそ業務用途、昔アサヒカメラで見たNikon F3の記事で、図書の複写用途でF3を使って80万回シャッターを切っても壊れなかったことが伝説のような扱いになっていますが、デジタルに成り1TBなんてメモリカードも当たり前になりつつある現在、もうメカシャッター耐久40万回でも足りない時代になり、Nikon Z 9 / Z 8、SONY α9IIIのようにセンサの読み出し向上でメカシャッターレスになるのがだんだん当たり前になっていくんでしょうね。

フォーカス距離も読み出せる

話を戻すと、SoftTALK2000では純正のフォトセクレタリーで表示できないフォーカス距離も表示されるんですね。

距離エンコーダ搭載のDタイプ以降のレンズならフォーカス距離も表示できる

コンマ1m単位でしか表示できませんが、ftとmの数値が変わるタイミングが異なるため、実際の距離エンコーダの分解能はもう少し高いと思われます。
この時のレンズはAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで、F90X発売当時はGタイプレンズは存在しませんでしたが、絞りリングが無く絞り優先やマニュアルモードでは最小絞りに固定されてしまう以外は問題なくF90Xで使用可能。超音波モータレンズも使えますし、絞りもプログラムオートからコマンドダイヤル回せば間接的に調整可能です。

世の中ではF100とF801シリーズに挟まれてやや不人気なF90シリーズですが、こんな感じで当時としてはかなり高機能なカメラだったわけです。
中古では二束三文どころか見かける機会も減ってきましたが、ファインダも良いので是非使ってみてくださいね。

Nikon F100の10ピンターミナルのシリアル通信が不調

先日スキャンしたフィルム、Nikon F100で撮影しましたが、F100では撮影データを専用ソフトで吸い出すことが可能です。
大昔に買ったNikon F90/F90X用のフォトセクレタリー用の10ピン-RS-232Cケーブルは、そのままF100でも使用できることは以前から記事として書いています。

今回も、フリーソフトのSoftTALKとRS-232Cケーブルでデータを吸い出そうとしたのですが…

Nikon F100と接続できない…

なんと接続できないではないですか…。去年SSDを改装してOSを入れ直して以来初めて使ったので、もしかしたらOS側の問題(Windows11)で使えなくなった?
シリアルポートの番号を変えたり、通信速度を変更してみても変化なし。以前は簡単につながったのに。

ケーブルが古くて断線しているかもしれない? 不具合の切り分けをしてみます。
そこで、Windows XPが入った古いPC(DELL XPS M1210)を久しぶりに引っ張り出してきました。

そしてカメラも、Nikon F90Xをまずは接続。シリアルケーブルはUSBに変換しています。

SoftTALK2000で通信できることを確認

久しぶりにWindows XPを起動。懐かしいな。このPCはもう16年前に買ったものですが、ちゃんと生きています。
そしてSoftTALKでちゃんと通信できることを確認。

ちなみにF90/F90X用のフォトセクレタリーでもちゃんと通信できました。

フォトセクレタリーでNikon F90Xを認識

つまり、フォトセクレタリーの通信ケーブル(シリアル-USB変換ケーブル含む)は問題ない。

どうやらF100の10ピンターミナルが駄目っぽい。ただ、ケーブルレリーズは使えたので、レリーズに関わる通信はできるけど、シリアル通信が駄目なようです。
何度か繋いだり外したりしているうちに、1度だけカメラを認識出来ました! そしてデータが吸い出せました。

何故か1回だけF100が認識されて、SoftTALKでデータを吸い出せた

そして、再び通信ができなくなりました。
カメラとしては普通に使えて問題ないし、F90/F90Xと違ってF100のカスタム設定はカメラ本体で可能なので、繋がらないとデータが吸い出せないくらいしか弊害はないのですが、なんだかモヤモヤする不具合ですね。もうそんな修理はできないだろうし、そもそもソフトもケーブルも大昔のもので、誰もサポートが出来ないですし。

あまり使いたくない接点復活剤を試しましたがやっぱり駄目で、F100側の通信コントロールチップが駄目なのかな?

20年前に撮ったモノクロは今見るといいな

今から20年前に撮影。もうどこで撮ったかは忘れてしまったけど、当時住んでいた山梨県内だったとは思う。

フィルムはNEOPAN 100 PRESTOだったと思う。20年前にスキャンしたデータだけど、今見てもなかなか画質は良いな。
適度に粒状感あるのってやっぱりいいな。でもデジタル写真に後から加工で付与したような粒状感は何か違う。

片ボケしているのがわかる。この当時使っていたAF Nikkor 24mm f/2.8Dで撮影。後に手放したレンズだけど、片ボケしていなければ、まだ持っていたかも。
3枚目は左下のデータ欠損している。当時のPhotoshop形式で保存していたけど、こういうのってあるのね。

またスキャンし直したいけど、時間がないな。

品川インターシティでの展示は最終となるニコンミュージアムに行ってきた

2024年2月末をもって、同じ品川区の西大井に本社移転のため一旦閉館となるニコンミュージアムへ、仕事を早めに切り上げて行ってきました。
品川インターシティでの展示はこれが最後となります。

品川にて

企画展「AI NIKKORの魅力~ニコン社員による写真展~」が会期延長の上、ここ品川インターシティでの最終展示となっていました。

2024年内に、西大井にニコンの新しい本社ビルが建てられ、そこでニコンミュージアムも新たなスタートを切ることになりますが、それまでの間、半年程度はお休みとなります。
新たな展示がどんな感じになるか楽しみですが、ここ品川インターシティでの展示は一旦区切りとなるため、常設展示を中心に短時間ですが見て回ってきました。

常設展示も全く同じではなく、少しづつ改定されていて、最新の金属3Dプリンタも展示されていました。

2015年10月の開館から8年半近くでしたが、何度となく足を運ばせていただきました。
ニコンようかん品切れは残念でしたが、記念品のグラスもいただき、満足です。

新たな展示も楽しみにしています。


ニコンミュージアムのグッズの一部は通販でも購入可能ですよ。

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CP+2024に行ってきた その2

何だかんだでじっくり見ることが出来たCP+2024、ニコンブース以外は用品ブースを中心に見てきました。

そんな中で人気なのがHASEOさん、Nextorageとフジフィルムで講演されていましたが、人だかりができていました。HASEOさんっぽい写真も撮れました(笑

ライティングとか演出って大事ですね。撮るまでの事前準備、頭が下がる思いです。

NASでおなじみSynologyのブースではstudio9の中原一雄の講演を見てきました。10GbEとNASの話でしたが、2.5GbEを使うのもありかも、と言うのは一理ありですね。

個人的にも、NAS事業をやめてしまったNETGEARのNAS2台があり、それを1台に集約出来ないか思案中です。中の人の説明によれば、容量の異なるHDDも効率よくRAIDを組めるようなので、向こう1,2年で検討しようと思います。

外部レコーダーやモニタなど、ここ最近のトレンドはやはり動画志向が強くなっているなと感じました。
もちろんスチルの用品も多く展示していましたが、撮影の仕方など、段々と動画のスチルの融合がなされている感じはありますね。

カメラバッグでは、ロクヨンのような大型望遠レンズ用のバッグは、ハクバの試作品が大いに気に入りましたね。望遠レンズのくびれ部分ってデッドスペースになるので、底を効率よく収納スペースとしているバッグ、この夏頃に発売予定とのことで、これは検討したいと思いました。
TEACではレコーダーの32bit float収録について詳しく説明を聞けたし、三脚や雲台も、やっぱりネットだけではわからない、実際の使い勝手や質感が試せたのは良かったです。ARCA SWISSの自由雲台、やっぱりこれが行き着くところなのかなと思いましたし、EPSONブースではプリンタの顔料系、染料系の質感の違いも確認でき、悩みがまた増えました(笑)

そして、Nextrageで中野耕志氏の講演を見終わったらなんともうフィナーレの時間。その中野さんはNextrageの真向かいのNikonブースに移動して集合写真に参加して、CP+2024は終了となりました。

何だかんだで楽しめたCP+2024、来年も行けるかな?

雪の日をエモく撮るならフラッシュだ!

Yamaroは地元が北海道だったので雪は珍しくありませんが、なにせ関東暮らしをするようになって20年近く、冬に雪が降ることはほぼない地域なので、雪が降るとついつい写真を撮りたくなります。

今回はフラッシュを使って降雪の様子を撮ってみました。
なお、カメラはNikon D850、レンズは50mmがAI Nikkor 50mm f/1.2Sという80年代設計のマニュアルレンズ、60mmはAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDです。

ホワイトバランスを変えてみよう

フォーカスはマニュアルで無限遠に、絞りが1段違うだけでもこれだけ表情が変わりますが、更にこの2枚は色温度を変えていて、左は3800K(ケルビン)、右が6400Kです。やや青っぽく寒々しさを強調するか、雪だけど暖かみのある感じにするか、ほぼ同じ構図でもこれだけ変わります。
雪が映り込むのはフラッシュを発光しているから。近年、カメラの感度性能が良くなって、フラッシュを軽視する傾向がありますが、フラッシュのような光は使い方次第です。

上の2枚はフォーカスが遠方なので、手前の雪にはピントが合っていません。しかしフラッシュ光で照らされているので、ぼやけてこのような写真になります。

フォーカス位置を変えてみよう

どこにフォーカスを合わせるかで、表情も変わってきますね。

ほぼ同じ位置から、レンズの絞りは開放のf1.2で、フォーカス位置を左は思い切り手前、右は少し遠方にずらして(でも無限遠に合わせてはいない)撮ってみました。
左はなかなかに幻想的で、街灯や照明の明かりとフラッシュで照らされた雪が大きくボケています。レンズの口径食がよくわかりますね。
右はもう少しピント位置を奥にずらしてみました。この方が雪のボケにも遠近感がありますね。

次は同じレンスで絞りを少し絞ってf2に、そしてフォーカス位置をずらした2枚。

まず絞りを少し絞ったことで、フラッシュ光が当たった雪のボケが少し後退。このレンズは絞りが最近のレンズのような円形絞りではないため、絞り羽の形の影響でボケがカクカクとなっています。フォーカス位置も無限遠か否かで後も表情が変わります。何を主体に見せたいか、雪自体が主体なのか、雪が降る街が主体なのか、といったところですね。

とにかく色々試してみよう

色温度を変えて非現実的な世界を作るもよし、絞りを絞ってみるもよし、開放にするもよし、明るめにしたり暗めにしたり、あとRAW現像であれば「明瞭度」を上げ下げすると、これまた表情がコロコロ変わります。

一眼カメラを持っていても、最近は案外フラッシュ持っていないって人も多いです。でも、とりあえず安いのでもいいから買ってみましょう。どんなに高感度が良くなっても、フラッシュはあると楽しいですよ。


安価なフラッシュでも十分遊べます。デジタルだからあれこれ試してその場で結果がわかる、良い時代です。

1 NIKKORの絞りユニットを買ってみた

先日、妻が久しぶりにNikon 1を持ち出したら、なんだか画面が暗いと言います。レンズは1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6、ああまさかね…とか思いながら、絞り設定を変えてみましたが…絞りが動いていない。

ああ、また壊れたか…。そう、1 NIKKORは絞り不具合の発生率が高く、以前はNikonは無料で修理受付していました。

前回修理から3年半、再発です。結局修理も単純に従来と同じ部品のまま交換しているだけで、根本的な構造的欠陥は直っていなかったのでしょうね。
すでに1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は生産完了から10年近く経過し、修理受付も終了しています。

1 NIKKOR は小型故に絞りの構造に無理があるのか、絞りを駆動させるギヤの破損、絞り羽根の機械的破損、FPC(フレキシブルプリント配線)の接触不良の事例が多いようです。
いずれにしろ、部品交換による対処療法しかないです。ということで部品検索すると、AliExpressに出てくる出てくる(笑)

AliExpressで検索すると、1 NIKKORの絞りユニットや絞り駆動用ギヤが出てくる

元々1 NIKKORもほぼMade in Chinaですからね、修理用部品の純正品なのか互換品なのか、何でもありますね。そりゃ世界一の製造大国、模倣天国(リバースエンジニアリング)です。

とりあえず修理もダメ元です。1 NIKKORは構造が細く華奢なので、ハードルは高そうですが、絞りユニット自体も千円前後で買えるので、今回はギヤだけとかではなく、絞りユニットを買ってみました。

注文から2週間ほどで届きました。

Len Partsだそうです。国内についてからの配達はヤマトでした。

実はAliExpressは初めてでしたが、Amazonで買って中国から届くのと、流れ的には同じですね。国内ではヤマトの関西空港小口オペレーションセンターに入り、そこから発送さていました。それにしても、チャイナからの箱ってテープでグルグル巻き、箱が雨などで崩れないようにしているのでしょうけど、開けづらいです。
中身はこれ。

1 NIKKOR 10-30mm用の絞りユニットと称している部品

細かいな~。モータも小さいです。正直、こりゃ壊れるよなぁ…という作りです。
交換作業自体は正月休み位に行うつもりですが、早く手を付けたい気も。が、色々調べて実際の1 NIKKOR 10-30mmを分解する動画を見つけましたが(案外見つからない)、いやぁ正直難易度高そうです。部品紛失に注意ですね。

うわぁ、部品が細かくて転がしたら見つからなそうです。
動画はあまり画質が良くなく見づらいのが難点ですが、参考にしてみようと思います。

上手く行く確率は五分五分かなぁ…

これで完?Z 180-600mm用のレンズケースにNikon CL-L2を買ってみた

前回の記事で書いた、NIKKOR Z 180-600mm用のレンズケースとして、Nikonのレンズケース、CL-L2を発注し、結構前に届いていたのですが、忙しくて開梱したのは本日です。

送られてきた箱が大きい。でもこの箱がさらに箱に入れられて届いたんですよね…。別にこの箱に希少性もないので、そのまま送ってもらっていいのですが。

では開墾します、いや開梱です。

我が家の600mmレンズを並べてみた

写真右のAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRが入るレンズケースだけあり、高さは結構ありますね。そして写真左のNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRNikon Z 8は余裕で入りそうです。どちらも運べるということで、汎用性は高いですね。
ただ、AF-S 600mmは普段Loweproのレンズトレッカー600AW IIIで運んでいるため、今後上の写真の2本のレンズを持っていく時は、600AW IIIを背負って、さらにCL-L2を肩がけすることにはなります。
ただ、AF-S 600mmを持っていかずZ 180-600mmとZ 24-200mmでボディ1台だけなら、CL-L2はスリムなので、持ち運びは随分楽になりそうです。

まずは、CL-L2の対応表にも書かれている中で最大級の、AF-S 600mm f/4Gを入れてみましょう。

さすがにAF-S 600mm f/4Gだとギリギリサイズ。三脚座の出っ張りが気になります。ただ、三脚座にアルカスイスプレートを取り付けているので、これを外せば多少手出っ張りは抑えられるでしょう。

さて、本命のZ 180-600mmは余裕で入ることは確定ですが、Z 8とセットで入れてみましょう。

Nikon Z 8 + NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRは高さも余裕が

余裕でした。写真ではZ 8ですが、Z 9でもOK。何ならグリップ付きのZ 8も多分問題ないです。ボディと一緒に入るのは大きなメリットです。これだけで望遠撮影に出かけられます。
ただし、このままだとレンズが細いので(AF-S 600mmと比較して)バッグの隙間に余裕があり過ぎて遊んでしまうので、付属の詰め物を入れてみます。

これがZ 180-600mmに合わせたかのようにぴったりです。更にカメラの上の空間にも余裕があるので、付属のポーチ(フィルタやキャップのケース?)が入ります。
ということで、このカメラバッグ、メーカー問わずオススメです。ってNikonって黄色で入っていますけどね。SONYのボディ+FE 200-600mmにもちょうどよいですね。

しかし、まさか最終的な答えが、同じNikonの望遠用汎用レンズケースになるとは。バッグ(レンズケース)は奥が深いな。

これってバッグ沼じゃん(笑

と思わずにはいられないです。Nikonって昔からカメラ・レンズバッグ類に力を入れていて、ラインナップも豊富ですが、あまり宣伝してないので、すっかり見落としていました。

恐らくFマウント望遠レンズの終息と共に、このケースも生産終了になると思われ、買うなら今がチャンスと思います。
同じようなサイズのZマウント用のCL-L3はやや値上がりして1万円台後半です。もっとも、それでも安い部類と思います。

私は楽天のコジマで購入しました。

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Amazonは執筆時点で在庫1個(ちょっと前まで品切れ)。製品も古いことから、売れてしまえば在庫補充されず販売終了かもしれませんね。

後継のCL-L3もコンセプトは同じで、対応はZマウントレンズの望遠ですが、汎用なので実際はレンズマウントは関係ないです。

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CL-L2がディスコンになったら、CL-L3もおすすめですね。