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【小澤酒造】澤乃井園に行ってきた

あまり天気は良くなかったけど、ふと思いつきで家族を連れて、東京都は奥多摩の小澤酒造に行ってきました。

小澤酒造

子供らからは、「えーお酒買いに行くの~」「いかな~い」と言われたけど、そこはなんとか説き伏せ(笑)、まんじゅうも売っているから、って連れていきました。
実際、小澤酒造には、澤乃井園という軽食や売店もあり、何より多摩川沿いの風景が良い場所だったりします。
ちょうどこの辺りは紅葉が始まる時期というのもあります。
ということで、お酒を買いがてら、ゆったりと2本のレンズ、NIKKOR Z 40mm f/2AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで撮影するのも良いかなと思いまして。単焦点でぶらりスナップするもの良いですしね。

もうちょっと広角のレンズも持ってきてよかったな、と思うけど、今回持ってきた2本とも良いレンズです。Z 40mmは3万円レンズとしては本当に優秀です。Z 9のボディが大きすぎるので、このレンズにふさわしい軽量ボディ、欲しいですね。
一方、DC-Nikkor 135mmは、ZではAFが使えませんが、フォーカスエイドが使えるのと、何よりZボディの手ぶれ補正もしっかり効くのが利点です。今となってはライバル他社より少し補正が弱めな気もしますが、5段分効けば御の字です。ああ、これでAFが使えたら文句ないのだけどなぁ。

吊り橋を渡って寒山寺とその周辺も散策

思いの外子供らも乗り気(こういう場所でも割りと楽しんじゃうのがウチの子供達の良いところ)で、多摩川にかかる吊り橋を渡った先も散策してきました。

天気が、これから雨が降りそう、という感じったのが残念。でも、曇天なりの雰囲気で撮れたので良しとしましょう。

見事の紅葉中の澤乃井園

どうです? なかなか雰囲気の良い場所でしょう。運転手でなければ、お酒を買って軽食コーナーでおつまみでも買いつつ、ゆっくり紅葉を見ながら酒を飲むのも乙ですね。

最後に売店でお酒を調達。迷いましたが予算の都合上、2本だけ買いました。

売店でお酒も調達

お酒は追々紹介しましょう。


NIKKOR Z 40mm f/2、月次な言い方ですが、撒き餌レンズですね。1本持っていて良いレンズです。軽いボディと組み合わせたいですね。

NIKKOR Z レンズラインナップ Ver5.0に見る将来登場するレンズへの妄想

やっと充実してきたNikonのZマウントレンズですが、まだまだFマウント時代からすると少ないし、先行するSONYのEマウントからすると程遠いのも事実です。
望遠レンズ系が少々寂しいですね。
それでも少しずつ増えてきているのと、TamronのOEMと思われるNIKKORは、このロードマップでの予告なく登場していますし、TamronやCOSINAブランドでのライセンス締結によるZマウントレンズも登場してきており、マウントの仕様を無償開示しているEマウント、今のところ外部とライセンスを締結していないCanonと、三者三様です。面白いですね。

次の35mmはf/1.2?

35mm f/1.2?

35mm単焦点レンズがもう1本追加されるようです。f/1.8の上に掲載されており、50mm f/1.2 Sと並んでいることから、35mm f/1.2 Sになるのでは?との噂です。
ミラーレス時代になって、一眼レフレンズでは代表的だった開放f値がf/1.4のレンズは、Zマウントには今のところ予定はないのかな? 価格とサイズのバランスを考慮したf/1.8と、とにかく大口径のf/1.2の両極端となり、f/1.4は過去のものになりつつあるのかな、という感じがします。

個人的には、35mmレンズに求めるものはコンパクトで軽快に撮れるレンズなので、f/1.2に興味はなく、f/1.8はいずれ買いたいと思っています。

70-180mmはTamronのOEMとの噂もあるが、まさかのZMNの可能性も!?

S-Lineではないようだが…

突如として登場した70-180mmという焦点距離。ロードマップにはTamron OEMの17-28mmや28-75mm f/2.8と並んでいることから、これもTamronのOEMになると言われていて、実際Tamronには70-180mm F/2.8 Di III VXDというEマウント用レンズがラインアップされています。

確かに、S-Lineではないf/2.8のズームレンズシリーズとして、今回の広角17-28mmも登場していることから、中三元の望遠ズームとして70-180mmが登場してもおかしくないですし、むしろ自然な流れでしょう。S-Lineとも書かれていないので、比較的リーズナブルなレンズと思われます。

ただ、これまでTamron OEMと言われる17-28mmも、28-75mmも、ロードマップに予告としては書かれず、いきなり登場しています。

あえて予告として書かれているということは、Nikonの設計製造によるレンズの可能性もありうるでしょう。
かつてNikonには、同焦点距離のFマウント用レンズ、Zoom Micro-Nikkor(ZMN)が存在しました。

このレンズは、等倍までは撮れないものの、最大撮影倍率1/1.32倍でズームできる唯一のマイクロレンズ(一般的にマクロレンズと呼ばれる)として販売されていました。
これを現在の技術で、Zマウント化により復活!と言うのは面白そうじゃないですか?
せっかくだから、個性的なレンズは期待したいですね。
ただ、ZMNが出るとしたら、S-Lineになりそうな気もするし、マイクロレンズの項目に書かれる気もするので、この線は薄いのかな…。

DC Nikkorの再来なるか? 135mmのS-Line

まさかのDCレンズ?

S-Lineの単焦点レンズに135mmが追加されました。85mm f/1.8の隣に並んでいることから、このレンズは135mm f/1.8になるのではないかと言われています。
この焦点距離で期待してしまうのは、やはりDC-Nikkorでしょう。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

Defocus image Controlから取ったDCは、球面収差の補正量をコントロールすることで、ボケの特性を調整できるレンズです。お気に入りのI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、残念ながらレンズ内にAFモータを持たないレンズ故に、現状Nikonのミラーレス用FマウントアダプタFTZ, FTZ IIではAFが使用できません。
このレンズでミラーレスでもAFが使えたら…ボディ内手ぶれ補正と相まって、より歩留まりも上がるし、楽しく遊べるのに、と思っているだけに、ネイティブなZマウントのDCレンズは期待したいところです。

CanonもRFマウントのマクロレンズでボケ味のコントロールを導入し先を越されてしまったので、ぜひとも135mmには球面収差コントロールと言う遊び心を追加して欲しいですね。


とは言え、今自分に一番必要なZマウントレンズは、登場が期待されながらなかなか発表されない(執筆時点)200-600mmですね。
このレンズは、FマウントのAF-S 200-500mmの後継として、S-Lineではないことからもリーズナブルな超望遠ズームレンズになると期待していますが、なかなか登場しませんね。航空祭などイベントでは、大きな単焦点望遠レンズがサイズの制約上使えない場面も増えてきているので、比較的コンパクトな望遠ズームが待たれます。
早く出ないかな~

LOGOS Life バックホールドチェアを買ってみた

そんなにアウトドアをするわけでもないのですが、戦闘機撮影の待ち時間やお昼タイム、車の中だと暑いし、リアドアを開けてその日陰で過ごす、という時に長年使っていたColemanの折りたたみチェアがついに壊れてしまいまして…20年以上使ってますしね。

そんな中、先日あみプレミアム・アウトレットに行った際に、LOGOSが入っていたので、立ち寄ってみましたが、良さげなチェアを見つけて、これがアウトレット価格だったのでついつい購入してしまいました。

LOGOS Life バックホールドチェア(ブラウン)

LOGOS Life バックホールドチェア(ブラウン)を購入してみました。展示品アウトレットということでしたが、収納カバーに擦り跡とごく小さな穴がある程度で、椅子本体は折りたたみに伴うシワと程度、問題なしと判断しました。

これまで小ぶりな折りたたみチェアだったので、やや大きめのこの商品、とても座り心地が良くて、何より座面の高さもあるので、立ち上がりも楽。
大きいので、畳んでもそれなりに長さがあるのと、しっかりしている分、重量が約5.4kgあるのが難点ですが、自分の使い方は車の横に置いて使うのが大半、荷物が多いときはアウトドアワゴンに載せてしまうので、問題ないかなと。
撮影の待ち時間や休憩中も、少しでも楽にしていたいですから。

早速子供に占領される

子供に占領される? まあ楽だもんね。


アウトレット品だったので、お安く買えましたが、それなりに高価ですね。それでも、ホームセンターで売っている2千円くらいの折りたたみチェアとは剛性感、安定感が違うので、座っていても疲労度が変わってきますね。

Nikon D850 + AI Nikkor 50mm f/1.2S

最後の写真はNikon D850 + AI Nikkor 50mm f/1.2Sで撮影しました。その前の2枚はDC-Nikkor 135mm f/2Dです。焦点距離やレンズの特性の違いによる描写の違うがよくわかりますね。50mm f/1.2Sは、絞り開放による球面収差(ハロ)の影響で、ピント面とその手前は解像力はしっかりあるけど、繊細かつ柔らかな描写に。背景はやや固めのボケですね。
このレンズは、前ボケをふんだんに取り入れた撮影が得意かもしれませんね。

AFモータ非内蔵レンズは一眼レフで AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで遊ぶ

ミラーレスのNikon ZシリーズにマウントアダプタFTZやFTZ IIで、ほとんどのFマウントレンズが使用できますが、AFモータ非内蔵レンズは、AFが使えないのが欠点。
現時点では、やはりAFモータ内蔵一眼レフで撮るのが正解なのかな?

Zボディで使う分には、画面拡大で綿密なピント合わせはできるけど、動態撮影は難しいです。フルサイズ機の場合、ボディ内手ぶれ補正で、フォーカスさえ合っていれば、歩留まりはむしろZボディのほうが上なんですけどね。

ということで、一眼レフの出番はまだあります。Nikon D850はまもなく5年を迎えますが、現行機です。今度、このクラスの一眼レフがNikonから発売される可能性は低く、アッパーミドルクラス最後の機種になりそうです。
ということで、DC-Nikkorを着けたD850で撮りました。

絞り開放ではパープルフリンジが結構出てしまうのがこのレンズの難点ですが、それでも繊細な描写、コントロールできる収差は楽しいですね。収差コントロール可能なDCリングは、フラットだと開放から繊細な描写で、FやR側に回してもなお、その繊細さは保たれています。このレンズそのものの特性ですね。

遠景でも開放なら手前はしっかりボケて立体感が出る

暑い時間を避けた彩湖の公園も、いつもよりかなり人出は少なめでした。お陰で、子どもたちは自転車やブレボーの練習を存分に出来ました。

牛久大仏を見に行ってきた

週末行ってきたところ。茨城の世界一といえば牛久大仏。当初行く予定の場所が、勘違いによって行けなかったので、急遽変更しました。

入場前から圧倒的な存在感

でっかいよね…。子どもたちと来たのは3年ぶりくらい。妻と来たのは10年近く前かな?

コロナ禍とあって、入り口のお清めの水の柄杓は撤去されていました。

それにしても暑い! ってことで大仏の中に入りました。

子どもたちが願い事を書きたいというので。

6歳時は不思議なことを書いていましたが(笑) でも書きたいことはしっかり書いていました。そしてちゃんと結べました。成長したね。

3階は、胎内仏に法名(戒名)等を納めて永代供養が出来ます。宗派は問わないそうです。うちも実家の墓は青森にあり、墓参りが次第に困難になりつつあります。
そもそも墓も要らないのでは、という考えもあると、こうした胎内仏での永代供養は理に適っているのでは?と思うことも。
親もいい歳になってきたので、色々考えなければならないですね。

息子が大爆笑のおサルのステージを2回も見て…

夕方まで楽しみました。人も密にならなくて、良い場所ですね。暑さにはまいりましたが…

すぐ近くのあみプレミアム・アウトレットからも存在感を放つ大仏。

あみプレミアム・アウトレットから望む

夜は頭上の衝突防止灯が光るけど、全体ライトアップすると面白いのに~。
ということで、1日遊んで疲れました。あみプレミアム・アウトレットでもお買い物を。適度に空いていて良かったです。

カメラは久しぶりにD850とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRで。この組み合わせはやっぱり安定感ありますね。ただ、Z 9のブラックアウトフリーに慣れると、D850のミラー動作ですらかったるく感じます。サブ機にもブラックアウトフリーのZが欲しい所です。

【サイボクに行ってきた】AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D編

このシリーズ?最後に登場するのは、Fマウントの名レンズの1つ、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dです。

何度か紹介していますが、DC(Defocus-image Control)機構を採用し、球面収差の補正量をコントロールすることで、前ボケや後ボケの特性を調整できます。
DCリングをR側(リア側)に回せば、球面収差の補正が補正不足側となり、後ボケが柔らかくなる反面、前ボケは固く二線ボケ傾向になります。
どちらのボケを重視するか調整できますし、中立にすれば普通のレンズとして使えるほか、過剰にDCリングを回せば、ややコントラストが低下するけどふわっとしたソフトフォーカス気味な描写も得られます。
遊び心満載のレンズです。

Nikon Z 9 + FTZ II + AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D

このレンズは、ついつい絞り開放で撮りたくなります。と言うか絞りいらない(笑)

やはり前回のCOMURAと比べると、写りは現代的です。ただ、このレンズ、光線状態によっては、軸上色収差の影響か、パープルフリンジが出やすいレンズでもあります。このあたりはデジタルなので画像補正可能ですが、それ以外に特に不満はありません。
レンズ内AFモータは内蔵していないレンズゆえ、Nikon ZシリーズのFTZ II経由ではマニュアルフォーカスとなってしまうのが残念。
一眼レフと違って、ボディ内手ぶれ補正が使えるフルサイズのZボディ、ピントもコントラスト式と像面位相差の併用で、より精度も良くなっているので、ぜひ価格が上がってもFTZのモータ内蔵版は出て欲しいところです。

もちろん、ZマウントのDCレンズも大歓迎ですけどね。

Nikon Z 9 + AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

Fマウントの魚眼レンズ、その昔は6mmや8mmといった特殊なレンズを始め、多くラインアップされていましたが、現在では、ズームのAF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E EDのみとなってしまいました。

もともと数が出るレンズではない魚眼レンズ、最近は中華製などサードのMF魚眼レンズも出回っていて、気軽に撮るなら被写界深度の深い魚眼故に、MFでも実用上あまり問題なかったりします。

そのせいか、カメラメーカー純正も、あまり力が入っていないように感じてしまいます。

ミラーレスに全力投球中のNikonも、Zマウントでの魚眼レンズは、執筆時点ではロードマップになく、シフトレンズのPCニッコールと合わせて、開発はしているかも入れませんが、まずは標準~望遠レンズの充実が最優先でしょうね。

というわけで表題のレンズです。Fマウントの単焦点魚眼では、最後のレンズとなってしまったAI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D、1993年に発売、2020年に販売終了、27年の長きに渡り販売されていたレンズだけに、比較的中古市場では見かけるレンズです。

Nikon Z 9 + AI AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

Nikon ZのFTZ / FTZ II経由では、モータなしのレンズはAFは使えませんが、CPU内蔵のため、フォーカスポイントでピントが合えば、画面上では赤枠から緑枠になることで、合焦となります。もちろんフォーカスピーキングを使用可能ですが、魚眼の場合、亭々の場所でピントが合うように見えるため、フォーカスピーキングを使うと、画面がうるさくなってしまうので、フォーカスポイントの色が変わる表示の方が、フレーミングに集中できます。

魚眼レンズは、特徴的な写り方をするので、その扱いは少々難しいですが、ハマれば楽しいレンズです。撮りこなし甲斐があるレンズですね。
撮り方によっては、魚眼的な歪みをあまり感じさせずに撮影も可能です。
実は動画撮影にも面白かったりします。

昨年末、D850とFisheye 16mmで撮ったSky Deckからの様子、Z 9でも撮ってみたいですね。


コチラはAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dでとった写真

MFで中望遠ともなると、フォーカスアシストがあるとは言え、動き回る子供を撮るのは難しいです。
ここは、AFで撮れるD850のほうが楽ですね。
モータ内蔵のFTZ IIIも出してほしいですね。

Z 9の8K H.265 10bit HLG動画を編集してみた

Nikon Z 9は8K動画を長時間撮影可能ということで、動画カメラとしても、これまでのNikon Zシリーズとは一線を画すものとなっています。
が、長年スチルで撮ってきた当方、高校生の頃は放送局(出身校では放送部+放送委員の扱いで”部”ではなく”局”と呼ばれていました)で、ビデオ撮影も行っていたので、その当時の知識は多少あるものの、なにせビデオテープの時代です。
今はPCで何でも編集できる時代です。ノンリニア編集が浸透し始めた2000年前後はPCやHDDが高価な上に、周辺機器もまだまだ高価でしたが、今はそれなりのスペックがあれば、フリーソフトでも知識次第で高度な編集が可能です。

しかし、素人のニワカものの当方、まだまだ動画編集の知識が浅く、色々調べつつ、Davinci Resolveで編集してみました。

8K H.265 10bit HLGの動画をDavinci Resolveに取り込む

今回、初めて10bit HLG(Hybrid Log Gamma)で撮影してみました。
HLGは、最近動画でよく出てくるHDR(High Dynamic Range)の国際規格、BT.2100(Rec.2100)で設定されたガンマカーブの1つです。

詳しい説明は、EIZOのHPの解説がわかりやすいので、それを確認していただくとして、同じHDR用のガンマカーブのPQ方式(Perceptual Quantization)よりも、様々なディスプレイでの互換性が高くなっています。

ディスプレイの輝度は物によって違いますが、HLGの場合、異なる輝度に合わせて、ピークの輝度を合わせられるようなガンマカーブが設定されます。これにより、従来のSDRのディスプレイとの互換性が保たれています。
PQ方式は、ディスプレイのピーク輝度によらず、ガンマカーブは一定なので、表示可能な輝度の範囲では、土にディスプレイでも同じガンマカーブで表示できます。

どちらが適しているかはケースバイケースなのでしょうね。

さて、Davinci ResolveでHLGの動画を取り込む場合は、プロジェクトの設定を変更する必要があります。
カラーサイエンスを “Davinci YRGB Color Managed”に設定すると、Color processing modeで“HDR”を選択可能となります。今回はSDRに変換せず、HDRのHLGで出力したいので、出力カラースペースで“HDR HLG”選択します。

なお、入力LUT(Lookup Table)については、NikonからZ 9のHLG用のLUTが提供されていないため(N-Logは提供あり)、入出力ともLUTは割り当てていません。

HDRは、有償版のDavinci Resolve Studioでのみ扱えると思っていたのですが、無償版でもここで設定できるので、扱えるという前提で進めていきます。

Davinci Resolveのカラーマネジメントを設定

無償版のDavinci Resolveでも8K動画の取込みと編集は可能

無償版でも8K動画の取り込みと編集は可能

当方無償版のDavinci Resolveを使用しているため、残念ながら8Kでは出力できず、4Kまでとなります。
ただし、8K動画自体の取込みと編集は可能です。最終的に4K以下での出力となります。無償版でもここまでできるのはすごいことですね。
4万円弱で有償版にできますが、悩むところですね。今の所、8Kで撮って、トリミングしつつ4Kで出力、というのが現実的となりそうです。ま、素人の遊びですしね。
それにしても、さすがに8K動画は重いです。当方の環境では、CPUはAMD Ryzen 9 5900Xですが、グラフィックボードは少々旧式なQuadro P2000です。今後動画も本格的にやるなら、Greforce RTX 3070か3080は欲しくなりますね。
レンダリングの段階で、処理が進まないとか、Resolveが落ちることも多々ありました。グラボがネックなんだと思います。それでも、書き出しが始まれば、今回作ってみた2分の動画は、レンダリング5分程度で出力完了しました。

4K HLGで出力する

Davinci Resolveでは、無償版でもHDR素材を編集し、HDRのまま出力可能です。HDR動画ををYoutubeにアップロードする場合は、YoutubeのHDR動画のアップロード要件に従って動画を作成する必要があります。

今回はフォーマットをQuickTime、コーデックをH.264としました。カラースペースタグ(色域)を”Rec.2020″に、ガンマタグを”Rec.2100 HLG”に設定しました。

が、残念ながらこの設定では、PCでの再生は問題なかったのですが、Youtubeにアップした段階で色がおかしくなってしまいました。
あえてタグを指定しないほうが良さそうです。最終的には、両者とも”プロジェクトと同じ”に設定してアップすることで、正常な色となりました。この辺り、動画形はよくわからないことが多いです。

カラースペースやガンマタグはいじらないのが吉?

動画は、先日行った、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園で行われたクリスマスコンサートの模様となります。
Z 9にAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで手持ち撮影しました。ボディ内手ブレ補正はしっかり聞いていますね。
135mmではやや遠かったため、1.2倍にクロップ。8Kを最終的には4Kに落としましたが、8Kと余裕のある解像度のため、クロップしても4K出力では解像度を保てます。

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園で行われたクリスマスコンサート (2021年12月25日)

動画の情報を見ると、Colorの項目はbt709となっていて、より広色域のBT.2020(Rec.2020)にはなっていないようです。

HDRの規格、BT.2100の色域はBT.2020(Rec.2020)なのですが、Youtubeの使用なのか、いまいちよくわからないですね。

もっとも、多くのディスプレイは、最近やっとsRGB相当のBT.709の色域を表示できるようになった程度で、スチルカメラでの広色域のAdobeRGBを超える、BT.2020の色域を100%表示できる一般的なディスプレイは存在しませんので、仕方のないことなのかな?

動画はまだまだわからないことだらけです。本でも買って勉強したいところですが、読む時間がないのが現実…。


というわけで、8K動画、クロップ限定なら素材として撮るというのは、現時点でありですね。次はN-logも試してみたいと思います。こんな感じで年末年始は終わりそうな気がします…。

トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園に行ってきた

週末、子どもたちのリクエストで、埼玉県は飯能市にある、トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園に行ってきました。
カメラもNikon Z 9を抱えて、色々テストしてみました。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビューも兼ねて撮影

現時点で、ネイティブなZマウントレンズは、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのみです。動画用に24-200mm、飛行機撮影用に100-400mmは今後欲しいと思っていますが、Zマウントレンズ自体が供給不足のようです。

さて、今回はFマウントのAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRからの買い替えで導入したZ 14-30mmだけに、その画質がどれだけ向上したかが楽しみでした。

心配だったZ 9とのバランスも悪くなかったNIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Fマウントの16-35mmは、Fマウントのf4通しの中三元レンズの広角ですが、正直な所、解像力の点では今一歩で、特にFマウントの広角レンズでは唯一搭載していたVR(手ブレ補正)が初動で不安定なため、シャッターを一気に押して撮ると、返ってブレを誘発する悪グセを抱えていまして(ワンテンポ落ち着いてシャッターを押せば問題なし)、Z 14-30mmは、フルサイズミラーレス随一のマウント径とフランンジバックの短さを持つだけに、その画質も期待できそうです。
そして、想像以上に、その画質は良かったです。

今回の撮影では、Nikon Z 9の使い勝手や画質を試しつつ、Z 14-30mmの描写を確認してみましたが、いやこのレンズ、なかなかの実力です。

絞らないと描写が甘かったAF-S 16-35mmに対し、こちらは絞り開放から周辺まで十分な解像力です。非の打ち所がない、コストパフォーマンスに優れたレンズです。外装の質感はそれなりといった印象で、やはりf2.8の大三元レンズ寄りは劣ります。が、描写は負けないですね。鳥肌モノの画質のZ 14-24mm f/2.8 Sと比べると、立体感が少し劣るかな、という程度です。
コントラストも、画面周辺まで優れています。
逆光耐性も高く、逆光でもフレアやゴーストは殆ど出ません。唯一、上に掲載した写真では、逆光状態でつえいした「きのこの家」にゴーストが発生していますが、そんな場面でもヌケ自体はよく、フレアっぽさが殆どないです。

本レンズには、レンズ内の手ブレ補正は入っていませんが、Z 9のボディ内手ブレ補正もよく聞いている印象です。効きすぎてフレーミングが不自然になるという弊害はなさそうです。

望遠側が30mmで、AF-S 16-35mmよりもズームは広角側に振られていますが、スナップ的な撮影では困る印象はなかったですね。
14-24mmだと、広角過ぎてこれ1本では…となりそうですが、14-30mmであれば、これ1本で撮影も、割と不自由なさそうです。

FTZ IIでFマウントレンズを試す

FTZ IIを取り付けると、当然ながらレンズは長くなる

まずはFTZ IIにAF-S NIKKOR 35mm f/1.8Gをつけてみました。

ZマウントにもZ 35mm f/1.8 Sがありますが、Fマウントの本レンズ、Zと比べると、今となっては劣る部分も多いものの、素直な描写です。
そして、AFの食いつきもネイティブなZマウントレンズと遜色なさそうな印象で、ランダムに動き回る子供を追いかける程度であれば、AF-Cでしっかり追従できました。Fマウントレンズも、十分実用になりそうです。

AF DC-Nikkor 135mm f/2DではAFは使えないが、フォーカスエイドやフォーカスピーキングでMF撮影

Fマウントで1本お気に入りのレンズ、AI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、残念ながらFTZ IIでもAFは使えません。SONYがボディ内AFモータのレンズも、マウントアダプタで使えるのに対して、NikonはDタイプレンズでのAF、あまりやる気はないようですね。

とりあえず、ボディ内AFモータ用のレンズも、フォーカスエイドが使えますし、フォーカスポイントを設定すると、ピントが合ったときにフォーカスポイントの色が赤から緑に変化するなど、そこそこ使える印象。
ただし、DC-Nikkorはレンズの球面収差の補正量をコントロールできるため、フォーカスエイドが当てにならない場合も多く、そこはミラーレスの特性を生かして拡大表示させることで、ピントを追い込むことが出来ます。
できれば、AFモータを搭載したマウントアダプタも出して欲しいですね。

最後に、オートニッコールの非AIレンズのNikkor-H Auto 85mm f/1.8でも撮影。
ちなみに、非AIレンズは、説明書ではFTZやFTZ IIに装着不可となっていますが、これは非AI世代レンズのの絞りリングの深さに個体差があり、保障できないためのようです。FTZ IIにはAIガイドがないため、物理干渉はしないので、実際には問題なく装着できるケースがほとんどのようですが、一部個体は装着が固くてレンズが外せなくなる可能性もあり、ニコンとしては非対応としているようです。

Z 9 + FTZ II + Nikkor-H Auto 85mm f/1.8

写真はf4に絞っていますが、中心部は解像力とコントラストは申し分ない一方、周辺は解像力が低くなっています。古いレンズなので、この辺りは仕方ない感じですね。もともとボケ味も今一歩の部分があり、画質を上げたければある程度絞る、という古いレンズのセオリー通りとなります。
とはいえ、オートニッコール世代のレンズも、ある程度使用可能なので、古いレンズ遊びもできそうですね。


というわけで、色々撮ってみましたが、Z 9自体の使い勝手や画質、動画撮影の話、ちょっとした不具合も発見しましたので、それも次回以降書いてみたいと思います。

NX StudioではJPGでも軸上色収差補正できます

Photoshop Lightroomなんかでは当たり前の軸上色収差補正ですが、Nikonの無料RAW現像/ビュアーソフトのNX Studioでも補正ができます。RAW画像だけでなく、JPGで撮ったものに関しても適用可能です。

軸上色収差とは?

軸上色収差とは、軸上光束で光軸方向に発生する色収差のことで、例えば白い被写体を撮影した時に、白に含まれる各波長の色によってピント面がずれてしまうことで、色のついたボケが被写体の周辺に発生してしまう現象です。
これは光学ガラスの特徴で、この発生を防ぐた、Nikonで言えばEDレンズのように、この色収差を抑えた特性を持つレンズを採用することが多いです。

DC-NikkorではDCリングをR側にすると、軸上色収差が発生することもある

手持ちのAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dでは、収差コントロール機構(Defocus Control)を搭載しており、無補正状態では、EDレンズ非採用ながら、良好に補正されている軸上色収差ですが、DCリングで球面収差の補正量をコントロールすると、光の状態と被写体によっては、軸上色収差が発生します。

例えばこの写真では、微妙に逆光気味ですが、息子の鬼滅の刃の鬼殺隊服の白い部分に注目すると、白の縁に赤いボケが発生しています。背景は緑の縁のボケが発生しています。
これは写真的には好ましくないのですが、補正で目立たなくすることは可能です。

AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D DCリングをR側にセット
NX StudioではJPGでも軸上色収差補正が可能

そこで、NX Studioで補正してみましょう。写真はJPG撮影でしたが、RAWでなくても軸上色収差補正が可能です。ポチッとチェックを入れてみましょう。

どうでしょう? 白の縁の赤い色が軽減されているのが分かります。ただし、背景の緑の縁は消えていません。あり程度明確に発生していないと、補正が難しいからですね。
それでも、わかりやすい軸上色収差は補正できるので、是非試してみてください。