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【百里基地】24/2/7の記録2

百里基地の日米共同訓練、2ndは写真を撮らずゆっくり眺めつつ、3rdに挑みます。
午後の風向きが北風から南風に代わる予報が出ていましたが、午後は珍しくほぼ無風状態。ランチェン(滑走路変更)があるかどうかでワンチャン賭けるか否か、で移動いたものの、やっぱりランチェンなさそうだったので、また移動。

まずは転がりを撮り…

途中陸自のUH-1Jヘリも来ましたが…

こうしてF-2とF-16が並ぶと、2機種の似ている部分とそうでない部分、よくわかりますね。
やはりF-2のほうが一回り大きい。
去年の百里基地航空祭は、悪天候諸々で来る予定だったF-16はキャンセルとなりましたが、やっと見ることが出来ました。

F-2と比較して、F-16はさすが米軍、電子装備やレーダー、兵装など順次アップデートされていますが、F-2は国産機だけに、その当たりのアップデートが遅いのが難点、なのかな? いいところ悪いところ、色々あるみたいですね。

またまたフォーメーション!

そしてランディング。
久しぶりに流し撮りしたら、やっぱり5kgもある重いレンズはつらい…。テレコン着けないで流し撮りなら、どうせ絞りは絞られるので、Z 180-600mmの方が良いかもしれません。
が、やっぱりピシッとはまった時の単焦点ロクヨンレンズの良さは、代えがたいものがあって悩みますね。

更に残りの機体もフォーメーションで進入からのランディング

この日の訓練はこれにて終了でした。

最後のT-4は流さずビシッと

帰りに、百里基地帰りのルーチンワークになりつつあるいつもの酒屋で酒を調達して(すぐ近くで焼鳥も調達)帰宅しましたとさ。
おしまい。

【百里基地】24/2/7の記録1

米軍再編に係る訓練移転(日米共同訓練)、ということで、三沢基地のアメリカ空軍第14戦闘飛行隊が百里基地に展開しています。
今回は行けないかなぁと思っていましたが、仕事が落ち着いたので休みを取って行ってきました。
先日の雪で雪レフを期待しましたが、前日には雨で解けてしまいました。ただそのせいで早朝は道路がブラックアイスバーン。こちらはスタッドレスのBLIZZAK VRX3を履いていたので、しっかりと食いつきました。さすがBLIZZAK、3年目もしっかり効きます。
早朝展開される方はどうぞ路面状況に気をつけてください。濡れていると思ったら凍結しているのがブラックアイスバーン。滑っている車も見かけました。

やっと撮れたF-16、Yamaroはどうも今までF-16と縁がなく、実はあまり飛んでいるF-16は撮ったことがなかったのですが、やっと撮れました。
F-2戦闘機のベースとなった機体だけに、百里基地の3SQのF-2との訓練は似た者同士?で行えますね。元々3SQは2020年3月まで三沢基地だったので、お互いよく知っているかと思います。

F-16の上がりはだいぶ低かったな、1stでは撮影ポイントの手前で捻りました。あーこれは自衛隊機と違う感じだな~。ということでチョイ移動。

残念、このあとのF-16は捻りなしのストレート。F-2のほうが捻ったか~。

ちょいと移動。フォーメーションを撮影できました。でもちょっと遠いね。そしてここでのフォーメーション撮影は、去年のインド空軍でもそうでしたが、解像度が出ないんですよね…

フォーメーションは記録程度。トリミングしていますし、遠方で解像度が出ないのが残念。とはいえ、これを見られたので満足です。最後のF16とF-2の混合フォーメーションは、この撮影場所ではあまり重ならず残念。

どこで撮ればいいか、難しいですね。この辺りも開発が進みつつありますし。
2ndは撮らず、午後の3rdに挑みました。続く…

【23/12/17の記録】百里基地航空祭2023 その3

百里基地航空祭の午後。第3飛行隊(3SQ)のF-2機動飛行。これが一番の楽しみでした。
レンズは迷った挙げ句、AF-S 600mm f/4Gに1.4倍テレコン、TC-14EIIIを取り付けました。安牌で、引きで600mmでも良かったのですが、今回は攻めで。
なお、機動の内容については、近年こうして事前解説してくれるのは有り難いです。

午後の機動飛行の解説

結果としては、反省点はあれど、ぶっつけ本番でしたが、これで良かった!

とにかく近い!近いけど遠い。相手はアフターバーナー全開で機動するので、近いと思ったらあっという間に離れる。5kgを超える重たいレンズ、AF-S 600mm f/4Gを振り回す腕がどんどんダルくなる。
ナイフエッジでなくサムライソードというのがまたいい名称ね。
月と絡めて撮れたのが良かった! バッチリ決まりました。残念なのは、その光線状態では半逆光だったということ。それでもきちんとフレームに収まったので良しとします。

再び月と絡めた直後に太陽(笑) あまりカメラのセンサには良くないけど、一瞬なので。旋回するので、光線状態がコロコロ変わります。なので様々な表情が出ますね。
この日惜しかったのが、前日雨だったにも関わらずこの日は風が強くて(西風風速10m/s以上)、湿気のある空気が風で流れて乾燥していたんでしょうね。F-2でよく見られる主翼の付け根から出るヴェイパーがほとんど発生しなかったことですね。

AF-S 600mm f/4Gは、何故かテレコンをつけたほうが周辺減光が目立ちますね。このレンズはZマウントを含めると2世代前と古いので、画質は良いけどこうした点に設計のふるさを感じます。

さていよいよ演目も佳境へ。
ハイレートからの…ものすごい急角度で進入! これはトリミングしているので近く見えますが、ハッキリ言って午前のAGGとは比較にならないくらい進入角度がエグかった!

もうこのツッコミは…ビックリですわ。F-16ベースの機体を更にやや拡大したF-2の機動性の良さを存分に発揮したのではないでしょうか?
そして最後のパッカーンことコンバットブレイクは、近すぎて850mm(600mm+テレコン)では画角からはみ出してしまったけど、順光で撮れたので満足です。去年の航空祭では午前晴れていたのに、午後の機動飛行だけ雲が出てしまって光線状態だけが残念だっただけに、2023年は見事、天気が挽回してくれて、満足度の高い演目が見られました。

NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sだったら、内蔵テレコンを切り替えられて便利だし軽いし最高な画質だよなぁと妄想しつつ、850mmだけで撮れ高もよく、本当に良かったです。

これで年内の航空祭は終了。大イベントをほぼほぼ満足行く撮影ができて、感謝感謝です!

【23/12/17の記録】百里基地航空祭2023 その2

百里基地航空祭20203、午前の部の続き。

救難展示、背景で黒い煙がモクモクと。演出ではなく、遠方で火災があったようです。

そしてF-2戦闘機4機による対地攻撃(AGG)展示。
個人的に、百里基地のAGGはかつてのF-4EJファントムIIのイメージが強いので、基地内で見るAGGは…もう一つだったかな。これは立ち位置が悪かったのもあるかもですが。
引き上げ高度が高かったような。

前日のフライトがなくぶっつけ本番での撮影だったので、立ち位置は課題ですね。ただ別の場所で撮っていた方も、もう一歩だったという話もあって、ま、こればかりは、その日の風向きなど状況次第ってところもあります。

この後の米軍のF-16の機動飛行はなかったため、早めにお昼と食べてポジションチェンジとしました。

続く…

【23/12/17の記録】百里基地航空祭2023 その1

令和5年度百里基地航空祭本番当日。晴れです。これのために頑張って働いています。
あさイチは展示機をじっくり拝みまして(F-35Aはあさイチも大盛況だったんで撮っていない)。

朝焼けで撮れてよかった~。
E-2Cの8枚ペラ機、割と新型のE-2Dと誤認している人がいましたが、あれはE-2Cのペラ改装機ですからね~と心のなかでつぶやきながら(笑
入間基地のC-1輸送機がゲスト期に選ばれたのも良かったです。もう後3年前後で退役が見込まれていますからね。見られる今がチャンスです。

気象観測のため、まずF-2Aが1機のみ上がります。晴れ間にまだ雲が残っている状態。機体には光が当たっていませんね。

その後オープニングの経過飛行。立ち位置的にF-2A 3機のパッカーンはちょっと失敗。これは場内だと仕方ないか。

続いて、ゲスト機小松基地の306SQのF-15J 2機による機動飛行。さすがF-15はパワフルで迫力があります。
アフターバーナー焚きっぱなしのナイフエッジ、8の字、これぞ戦闘機の真骨頂! 長いこと王者で有り続けたイーグルのパワフルな迫力ある機動です。

この暴れっぷりを良い天気で見れて、サイコーでした! 一方、機体にトラブルも出たようですが、これは素人があれこれ言っても仕方ないので…。
百里基地からF-15がいなくなってもう何年でしょう? 主力戦闘機だけど余り見る機会がなくなってしまったけど、こうして毎年来てくれるのは有り難いですね。

続く…

【23/12/16の記録】百里基地航空祭2023特別公開…雨からの…

週末ブログ更新できなかったのはこのためです。ということで、土日で百里基地航空祭に行ってきました。

土曜日は特別公開。招待券がなければ入れないということで、外から見ようと思っていたのですが…雨です。
雨にやられました。ご厚意で雨宿りさせてもらったところで始まったのが…

焼き芋(笑) 炭を焼いて暖を取るところから、芋があるということで焼き芋が始まって…

管理人のお母さんがつきたてのお餅を持ってきてくれまして、お餅まで焼きました。これが柔らかくって美味しくって。
悪天候で飛行機は飛ばなかったけど、もうこれで大満足!

そして、ご好意で基地内へ。本当にありがとうございます!

久しぶりに百里基地に帰ってきた第301飛行隊(301SQ)のスペマも! F-35Aはステルス機で塗装も制限があるそうですが、頑張っていますね。
この日はゲスト機も悪天候故に、来る予定だった米軍のF-16はキャンセルとなりました。それでも基地内に入ってからは多少晴れても来ましたが、結局視程が悪く、この日のフライトは全てキャンセルとなりました。

少し太陽が出てきたので、展示されているF-2A(03-58559)をじっくり観察。

今までこうした展示は格納庫内でしたが、今回珍しく屋外で、ASM-2(93式地対艦誘導弾)にAAM-3(90式空対空誘導弾)、AAM-4(99式空対空誘導弾)、JDAM、20mm機関砲弾、フレアポッドが展示されていました。

小さなF-2も!

第3飛行隊(3SQ)のF-2が動き出しましたがやはり視程が回復しないため、地上滑走のみ(ハイスピードタキシーを実施)でした。
晴れ間は出ているものの、気温が高かったために、雨が降った後の湿気が上がってしまい、視程は回復しないままでした。

特別公開で来れなかった外来機が来るかも?ということで、基地の外で待っていたら、やってきました。

一見少し青空も見えていますが、周辺は基地の影響で、機体も霞んでいますね。空自CH-47J(LR)、E-2Cに海自SH-60K。
E-2C(34-3459)は複合材製の八翅プロペラNP2000仕様ですね。この仕様は航空自衛隊13機導入されたE-2Cのうちの3機(執筆時点)しか改修されていない貴重な仕様です。

そんなこんなでこの日の撮影終了。ご一緒された方々と夕食をいただきました。
飛行機写真的には残念でしたが、BBQが思いの外楽しく、これで満足した1日でした。日曜日は晴れるという予報だったので、それに期待でしたね(晴れました!)

【百里基地】23/11/20の記録

仕事は忙しいのですが、もう気持ちをリセットしたいのと、技量維持、そしてNIKKOR Z 180-600mmで戦闘機撮影してみたく、百里基地に出向いてきました。

午前。

浜松基地の第41教育飛行隊のT-400(41-5054)が。新人パイロットの教育訓練かな? 後はT-4が上がったのみ。F-2もエプロンに出ていたんですけどね…。3SQ、あまり上がらないんだよね(笑

午後。
やっと3SQのF-2が動き出す。

冒頭のF-2と最後の3枚のT-4はAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR(ロクヨンG)で、それ以外をNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで撮影。
結論として、古いロクヨンに迫る解像力はありますし、オートフォーカスのスピードも、FマウントのAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRよりむしろ少し速いくらいでした。
よくSTM(ステッピングモータ)のAFレンズはAFが遅い、何ていう人もいますが、モータの種類だけでAFの速さは語れないと思いました。
そもそも光学設計も違うレンズ同士で、AF用モータの種類だけで語っても仕方ないです。
そしてズムリングも回転角が小さいのでズームアップやダウンでも素早く出来て使いやすいですね。直進ズーム出来たSIGMAの150-600mm Sportsも便利でしたが、ズーミングで重心が変わるため、安定性という面では重心変動が少なく鏡胴が伸びないNIKKOR Z 180-600mmのほうが有利ですね。

そして重たすぎるロクヨンと比較すれば、Z 180-600mmは相対的に軽いので、もう撮影が楽で仕方ないです。ロクヨンも最新の軽いのに買い替えたいです。宝くじ当たらないかな(笑

撮影ポイント移動。あえて、その時間は逆光になるけど、降りを間近で撮りたくてここへ。

いや~近い! 特にフォーメーションで降りてきた時は、気が抜けていたのでとっさに構えて画面いっぱい。
ロクヨンとZ 180-600mmのちゃんぽんで撮りましたが、やっぱりロクヨンは単焦点、古くても抜けは良いですね。ただZ 180-600mmも負けていません。

この日の戦闘機はこれだけ。とはいえ、ノーフラとかでなくてよかったです。

最後にまたポイント移動しましたが、F-2は格納し始めて、残念。
救難のUH-60Jと、横風で斜めに向いたスカイマークの降りを撮り(見事な着陸でした!)、コールサイン「はやぶさ UH-2」の無線を聞いて急きょ撮影した陸上自衛隊の最新汎用ヘリUH-2が撮れたので良しとしましょう。

まさかUH-2が見られるとは。今後はたくさん見ることになるんでしょうけどね。

【百里基地】23年6月7日の記録

ちょうど仕事の谷間があったので、有休をねじ込んで行ってきました。ま、その仕事はトラブル発生で結局大忙しですが、もう有休取ったので(笑

それにしても、相変わらず3SQは1stが遅いですね。結構早めに行ったけど、割と待ち時間がありました。それでも、一発目に大胆に捻ってくれた!

近い! 鋭いツッコミだ!しかも1機目が一番ベイパーが出てくれました。ただし、上がったのは3機のみ。
600mmにテレコン無しでこんなに近いとは、はみ出ましたよ。
実はこれには訳がありました…

実は、Nikon Z 9がDXクロップになっていました。そしてこの撮影時点でまだ気づいていません。今日は近いなぁ…くらいにしか思っていません。
これはZ 8もそうですが、Nikonのミラーレス、DXにクロップしていても、右上に小さな文字で「DX」と表示されるだけです。これ気づかないんですよね。ミラーレスの利点は、クロップしてもファインダいっぱいに表示できることですが、同時に、クロップしていることに気づかないという欠点もあります。
先日のZ 8のトライで新宿のニコンプラザに行った際にも、中の人に要望はしておきました。クロップしていることが分かりづらい。動画録画中のように、画面にグレーの透過フレームを入れてくれないかと。
ファームアップでなんとかしてほしいですね。

午後の上がり。久しぶりにあの場所から撮りましたが、この日も気温が高く、陽炎でどうにもなりませんな。

だんだん撮影が厳しい時期になってきました。気温が上がれば体力消耗するし、陽炎の影響も大きいし。
上がったのは、救難U-125Aと、そしてまたしてもF-2は3機のみ。この日は低調でしたね。

お、入間の司令部支援飛行隊のT-4が。またこの日は浜松基地の第1航空団のT-4もいました。写真は撮っていないけど、陸自のUH-1Jも来ていたので、外来機が多かったですね。

3SQはこの後夕方も飛んだのかしら? 午前の機動が撮れて満足だったので、早めに帰途に就きました。その分、寄り道もしたので、その話はまたの機会に。

【百里基地】2023年4月19日の記録2

午後イチの上がりを撮って移動、久々に行ったポイント。常連さんたちと和気あいあいとしつつ、撮影スタンバイ。
遠くにF-2の機影が見えてきました。まずはタッチアンドゴー。

あれ?松島の21SQのF-2Bも来てるんですね。
この33-8118号機は、東日本大震災による津波で水没被災した機体で、被災した18機中修復された13機の中の1機です。当初の予想より修復できた機体は多かったものの、それでも5機は修復できず処分されています。

この場所で、しかもランディングなので、うまいことRW/03のL側(手前側)に降りてきたら嬉しいなと思っていましたが、そうでないと、そんなに面白い絵が撮れる場所ではないのも承知しています。
が、こういう絵が撮れました。

近い!

イヤ派手に捻ったな! しかもこちらはAF-S 600mmにテレコンTC-14-EIIIで850mm、フレームに収まらない! 

そしてこのあとは、何とAGG (Air-to-Grand Gunnery)訓練でした! 撚るポイントはこの撮影地の反対側のほうがよく撮れそうですが、この時間だと逆光となりきれいに撮れないため、こっちで良かったかな?

久々に高機動が見れたのと、この場所でのF-2のAGGは初めて見たので、運が良かったな~。
周辺の常連さんによれば、ここまでは爆撃を想定した高度だそうです。
その次がGun(20mm機関砲)による対地攻撃を想定した訓練、やや高度が下がります。低空侵入からの機種上げ~捻りと、繰り返し行っていました。

久しぶりの撮影なのに、AF-S 600mm f/4GにテレコンTC-14EIIIで850mmの手持ち撮影はしんどかったけど、Nikon Z 9のReal-Live Viewfinderで、ブラックアウトせずシャッターを切っても常時被写体を見られるので、歩留まりは一眼レフより確実に良いですよね。腕はともかく(笑

AF-S 600mm f/4G搭載の手ぶれ補正(VR)は初期型故にSportsモードがなく、一眼レフではシャッター毎に露光前センタリングが行われていましたが、Nikon Z 9ではメカシャッターがなく常時EVFに表示しているのと同じ状況、つまり露光前センタリングはシャッターを切った最初の1回目のみで、連写し続ける限り露光前センタリングされないため、実質Sportsモードで撮っているのと同じ感じになります。
元々CIPA規格で2.5段分の補正能力しかないのですが(自社基準ではこのレンズの販売当初4段分補正としていた)、それでも無いよりは良いです。ずいぶん撮影が楽になりました。
最新のNIKKOR Z 600mm f/4 TC VR Sでは、Z 9とのシンクロVRで5.5段分の補正が可能で、レンズ重量もAF-S 600mm f/4Gより2kg近く軽いので、より歩留まりよく撮影できそうです。テレコンも内蔵していて理想のレンズです。いつかはZ 600mmに乗り換えたいですね。
200万円する高額レンズなのに、人気でお金があってもなかなか手に入らないのです。

最後に降りてきた機体を撮って、この日の撮影を終えました。

久々に撮れて、良いストレス解消になりました。

【百里基地】2023年4月19日の記録1

先日、何ヶ月かぶりに百里基地に行ってきました。前回の撮影は、1月のインド空軍のSu-30MKI訪問だったので、あれから3ヶ月も経っているのです。
せめて月イチは行きたいのですが、去年年末から今にかけて、仕事が詰まりに詰まっていて、なかなか休みが取れずでした。
今も忙しいのですが、さすがに腕がなまってしまいそうですから、なんとか休みを取っていってきました。

が、1st上がり、無風で風向きが読めず、SKYMARKがR/W03上がりだったので、午前は03上がりを期待したら、何と反対のR/W21上がりとな! 慌てて移動しましたが間に合わず、こんなに遠くの写真、トリミングしてなお遠い…。
せっかく良い捻りを撮ろうと思ったのに、不甲斐ない結果でした。

ということで、降りはちょっと撚るか真正面を狙うか、ということで行ってみたこの場所。

この場所も悪くないね…。ただ真っ直ぐ降りるのを真横から撮ってもつまらないので、撮影場所は色々開拓したいですね。
飛行機のお腹も、アップで見ると、普段あまり見られない構造がよくわかりますね。
エアインテイクの後ろ、ARMAMENTの欄にはM2 CAP x1と書いてあるのまで見えました。実際、90式空対空誘導弾(AAM-3)のキャプティブ弾(訓練弾)が1発搭載されています。
それより古いAIM-9Lは、さすがにもう見かけないですね。より新しいAAM-5もF-2への搭載開発は行われたようですが、まだ部隊配備はされていないのかな?
最新のAAM-5Bは、沖縄など最前線のF-15J MSIPの改修機に割り当てられているでしょうから、当分AAM-3が主力なんでしょうね。

F-2の翼端に赤外線誘導ミサイルを搭載した時、空力的な影響で翼が捻れることにより、機体レーダーで追尾した目標位置と翼端に装着される赤外線ミサイルシーカーが捕捉している目標位置に差異が生じる。このため、翼が捻れた場合においても、機体レーダーと赤外線ミサイルシーカーの目標捕捉位置が一致するように補正する必要がある。

https://www.mod.go.jp/asdf/adtc/second5/third1/PDF/hizitudan/F-2-tuinin.pdf

搭載試験の結果も、このように公開されています。機体搭載レーダーと、ミサイル搭載のシーカーヘッドの目標位置に差異が生じる…。こういうのは試験してみないとわからないですね。


午後はまず上がりを撮ってから…

移動しました。

ちなみに、ずっと純正のRAW現像ソフトのNX Studioを使っていましたが、今回は重い腰を上げて、Adobe Photoshop Lightroom Classic(LrC)を購入したので、そちらを使っています。
なかなか思う色を出せずに、ちょっと苦労しています。自分の思う色を出しやすいのは、慣れているNX Studioの方ですね。結果的に、LrCで現像したほうが時間がかかってしまっていますが、慣れたらもう少し早くできるかな? 書き出しはLrCのほうが圧倒的に速いですね。ここはGPUを積極的に使うLrCに軍配が上がります。
NX StudioはGPUはほぼ使っていない感じなので。

続く…