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【清龍酒造】清龍 大吟醸 にごり酒

先月末、東武動物公園に行った帰りに清龍酒造に寄ってきました。

清龍酒造

大きい酒蔵なんですが、直売所の入口が分かりづらいですね…。駐車場は結構広いのですが。
直売所は上の写真の建物ではなく、右側にある駐車場入口に近い建物でした。

そこで買ってきたお酒、まずは生酒から。冬季限定のお酒です。

【清龍酒造】清龍 大吟醸 にごり酒

このタイプの瓶、久しぶりだな。
大吟醸にごりです。

【清龍酒造】清龍 大吟醸 にごり酒

純米ではなく醸造アルコール添加、いわゆるアル添です。一部の日本酒好きはアル添を毛嫌いしますが、私は物によるかな、と思いますね。アル添もピンキリですから。確かにただの安酒では美味くないものも多い。でもちゃんとしたアル添の日本酒だってあります。
大吟醸で精米歩合はなんと40%と結構削っていますね。酒米はラベルにありませんが、山田錦を使用しているそうです。

よく冷やしていただきましょう。

カルピスみたいだね

まず上立ち香がすごい。華やかに香ります。青リンゴです。昔から鼻炎持ちで嗅覚はあまり良くない方なのですが、このお酒は開けた瞬間香りが凄かった。澱を混ぜた状態でゆっくり注ぐと、更に香りが立ちます。
口に含むと…いやなにこれ! 完全な青リンゴジュースだ!びっくりした! アル添の日本酒は淡麗さや辛さを出したり、アルコール度数を整える役割がありますが…これは後者かな? そのままでは甘すぎるので醸造アルコールを添加しているのかな?

もうアル添のイメージを完全に覆しています。まず濃厚な青リンゴジュースのような甘みと酸味のバランスがよいですね。にごり酒にありがちな雑味や苦みはほとんどなし。これは大吟醸だからかな? 濃厚なので後味の引きはゆっくりですが、引いたあとも辛さや雑味はなく瑞々しさを保ったまま引いていくのがすごい。
これはアル添の日本酒の常識を覆しましたね。よくあるアル添らしい辛さを殆ど感じないです。いやびっくり。今回たまたま最後の在庫だったようですが、これは来季にまた買いたいなと思いました。

【武重本家酒造】十二六 どぶろく甘酸泡楽

今シーズン最後のどぶろくです。妻が飲みたくて、職場に人に頼んで扱っている酒店で買ってきてもらったそうな。

【武重本家酒造】十二六 どぶろく甘酸泡楽

今季は3月末販売の商品がラストでした。基本的に取り扱いのある酒店での予約での購入なのですが、酒店によっては予約せず買える場合もあります。
瓶を見ただけでわかるドロドロっぷりですね。ここのどぶろくは特にドロドロ感が強いです。


【武重本家酒造】十二六 どぶろく甘酸泡楽

このどぶろくは火入れしないタイプです。同じ酒造から「十二六ライト」という通年販売の火入れどぶろくもありますが、やっぱりこの生タイプが真骨頂です。噴き出し注意ですが、蓋にガス抜き穴があるタイプなので、実際に噴き出したことは過去にないですね。ただ、製造したてのものは注意してください。

今回の商品はアルコール度5%、軽いですね~。日本酒度-100前後、酸度3~5で精米歩合は70%。日本酒度などのスペックは製造ロットで変わるようです。賞味期限は比較的短いため、購入後すぐに飲んだほうが良いそうですが、今回少し時間が経過してしまいました…

時間が経過したので、いつもよりやや発泡感少なめ

上立ち香はほんのりマスカット。口に含むと…、少し時間が経過したせいか、いつもより発泡感は少ないかも。相変わらずのドロドロっぷり。そして甘みもいつもより控えめで、相対的に酸味が立つので、自分はこれがベストバランスと思いました! そう、甘すぎないんですよ。
酸味と甘味のバランスが良いです。この十二六を飲んで、ちょっと甘味が強いと思ったら、少しだけ寝かせてみると良いかもしれません。
ただ、元々賞味期限が短いので、寝かせすぎるとバランスを崩す可能性あり、賞味期限ギリギリ(製造から約20日前後)が良いかもしれないですね。

来季は早めに確保したいなと思いました。いつも忘れちゃうんだよね。

嫁チャリの前輪がパンクしたのでタイヤ毎交換した、が…選択を間違えたなぁ

11年目の嫁チャリを借りて通勤に使っています。が、先日帰宅途中二フロントがパンクしてしまいました。

電動アシストなのと、長年子どもたちの送迎にも使っていたので、リアタイヤの負荷がものすごく高く、すでにリアタイヤは1度交換し、さらにもうそこそこ摩耗して、この1年にもう1度交換が必要な、というところですが、フロントは相対的に負荷が少ないのか、溝はそれなりに残っています。

ただ、11年無交換は流石に限界かなと思って、パンク修理は辞めて、タイヤとチューブ毎交換します。

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ということで早速注文。

セットで1200円強、安いなぁ。自転車がPanasonicなので、そのPanasonicから独立したPanaracerにしてみました。
自転車のリアは面倒なのでショップに頼みますが、フロントはボルト2個を外せばホイールが外せるので自分でやります。
やり方は検索すれば出てきます。

タイヤも交換して正解、よく見たらひび割れて繊維も見えている

外した古いタイヤと新品を見比べると、交換して正解でした。溝があると思っていたけど、結構摩耗している上に、ひび割れて繊維もはみ出している部分が。これはとっくに寿命でしたね。11年無交換は拙かったな。

さて装着してから、やっちまったなぁと気づいたこと。
指定空気圧、違うじゃん…

空気圧、違うじゃん…

一般に電動アシスト自転車は重量が大きいため、タイヤも負荷荷重が大きく、空気圧の高いタイヤ(純正は450kPa)が使われているのですが、300kPa指定のタイヤは一般自転車用でしたね。フロントの負荷が相対的に低いとはいえ、トータルで重量があるので、これは失敗だな。とりあえずしばらく乗ってみて、ダメそうなら再度交換ですね。

↓これがまさにPanasonic純正のタイヤですね。このタイヤは指定空気圧が450kPaだそうです。パッケージには書かれていない…

やっぱり35mmがないとね! NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sを買ってみた

初めて自分で買った一眼レフ用のレンズはAI AF Nikkor 35mm f/2Dでした。そして後継モデルたるAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDは予約して買った初めてのレンズでした。
自分にとっての標準レンズは35mmで、それは今も変わらず。昔は一般的に標準レンズとされる50mmが苦手だったのもありました。今では50mmも苦手ではなく、好きな画角になりましたが。

そして、Zマウントのカメラを手にして2年半、とにかく画質が良いNIKKOR Zは現時点でまだ4本(14-30mm,24-200mm, 40mm, 180-600mm)ですが、どのレンズも満足しています。
こううち、最も安価な撒き餌レンズ、NIKKOR Z 40mm f/2ですら、値段にしてはなかなかの性能、ただこのレンズの唯一の欠点は、最短撮影距離付近では球面収差が増えることでふわっとした描写になり、その個性を活かそうとした撮影には良いかもしれないけれど、場合によってはコントラスト低下を感じたりもします。このあたりはコストが出ていますね。もちろんそれをわかった上での設計と思いますが。

ということで、そろそろ撒き餌レンズの40mmからステップアップしたいなと思いました。
もちろん、マウントアダプタFTZ II経由でAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDを使うという手もありますし、実際そうしていますが、マウントアダプタ経由だとどうしてもレンズ自体がかさばってしまうんですよね。
後は純粋にS-Lineの単焦点レンズは使ってみたいというのもありました。

ということで、ZマウントのS-Lineで初めての単焦点レンズとして、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sをチョイスしてみました。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

外観はそっけない

NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sは、2018年9月にNikon Zシリーズのミラーレス一眼初代機であるZ 7と共にに発売された、Zマウントでは最初期のレンズです。
率直に言うと、AI AF Nikkor(Dタイプ)やAF-S NIKKOR(GタイプFX用)の35mmと比べて、個人的にはそっけないデザインに見えます。
両レンズにあったフォーカスの距離窓がなくなり、コントロールリングの占める割合が大きくなったのも関係しているでしょう

シンプルだけどそっけないデザインかな

NIKKOR Zでは、全てのレンズがFマウント一眼レフ用レンズ(AF-Pレンズを除く)のように機械式のフォーカスリングがなく、コントロールリングになっています。コントロールリングはフォーカスユニットと機械的に接続はされていなく、コントロールリングのエンコーダを介して、電気的にフォーカスリングをコントロールしています。
こうした機構は一眼レフでもAF-Pレンズ(STMレンズ)が採用しており、またマニュアルフォーカス可能な上級コンパクトデジカメでも採用されていました。
ミラーレス一眼では一部レンズで採用されるフォーカシングユニットの複数化により複雑なフォーカシングを行うため、MF時のフォーカスリングによる機械連動では難しい事や、STM採用レンズではモータにエンコーダを搭載しないため、電源OFF時に外力によるフォーカス移動でフォーカス位置検出できなくなるため、こうしたバイワイヤ駆動が主流となっています。
コントロールリングはマニュアルフォーカスだけでなく、絞り、露出補正、ISO感度設定など(レンズによる)が割り当て可能ですが、実際にフォーカス以外に割り当てている人がどれくらいいるかは疑問です。

フードを着けないと…なんだかね

とにかく、この大きなコントロールリングのおかげで、ややデザインが間延びしている印象は受けますね。ほぼ筒です。
シンプルと言えばシンプルでいいのですけど、ちょっと色気が欲しいところ。

スイッチもA/M切替のみでシンプル

ただ、前玉のある銘板がプリントではなく墨入れされているのは好感が持てますね。S-Lineレンズは他にZ 14-30mm f/4 Sのみですが、こちらも墨入れなんです。

銘板が墨入れなのが良いですね

あと、フードを装着すると、そっけなかったデザインも”らしさ”が出てきてこれはこれで。フードはロックレバーのないタイプです。ここはf/1.2やズームでもf/2.8クラスにならないと、そうならないんでしょうね。

フード込みのデザインかな? 装着すると”らしさ”が出てきます

サイズ・重量

そっけないデザインですが、実際カメラに装着し、レンズを持った感じでは、程よいサイズ感です。
外径はAF-S 35mm(FX用)とほぼ同じ73mm、程よくコンパクトです。
レンズフィルタ径も62mm、ここはDタイプの35mmが52mm、Gタイプが58mmだったので、少しずつ大きくなってはいるものの、光学系が増えたにしては良くまとまっているほうでしょう。
重量もGタイプより2割程度重い370gですが、Zのボディは同クラスの一眼レフより軽くなっているため、トータルでは許容範囲ですね。

設計・製造は?

MADE IN CHINAのNIKKOR Z、中国に工場を持つTamronが製造しているのでは?と言われています。

製造国は中国

当然どこで作っているかは機密事項ですから、こういった情報が外部に出ることはありません。中国は製造大国ですし、近年は製造品質が向上していますから、アッセンブリはTamron以外という可能性もあるでしょう。
製造国が中国だから、全て何でも中国製というわけではなく、例えばレンズ自体は日本から輸入してアッセンブリしているとかも考えられ、最終的に組立てた国が中国、というだけしかわからないんですよね。

また、設計自体はKONICA MINOLTAと言われることもありますが、このレンズの光学系特許は、類似するものがKONICA MINOLTAとNikonの連名で登録されており(光学系は一部製品と異なる)、発明者にはニッコール千夜一夜物語でもおなじみの光学設計者、佐藤治夫氏の名前もあります。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200

つまり、このレンズは2社による共同設計の可能性が高いです。
ただ、はっきり言って消費者はこの辺りは気にする必要はないでしょう。未だ中国製は品質が…という古い考え方の人も見受けられますが、もはやアッセンブリなら日本製と大差ない、むしろ上という考え方もありますからね。


撮影は…週末に。ちょっとベランダで撮ってみてこんな感じ

さすがに近接撮影、Z 40mm f/2と違いますね

最短撮影距離付近の球面収差の少なさは、似た焦点距離で値段1/3のNIKKOR Z 40mm f/2とは全く違いますね。
いやなかなかです。これは週末ちゃんと撮ろうかなと。

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Manfrotto LUMIMUSE3 デイライトLEDライト 220lux PLAYのアウトレット品を買ってみた

あると便利なLED照明、演色性の高いのLEDライトが型落ちアウトレットで出ていたので買ってみました。

Manfrotto LUMIMUSE3 デイライトLEDライト 220lux PLAY アウトレット品なので箱が色褪せてますね

LEDライト、今やネット通販で五万と売っていますが、この商品は高演色性を謳っていて、CRI 92(Ra 92)となっています。CRIは実はLEDライトの特性評価に適していないようですが、一応基準としてRa 90以上あれば高演色性の照明と言われています。

このライトは小型で220luxとそれほど照度は高くはないですが、物撮りには十分かなと言うことで買ってみました。
この手の商品では珍しく、乾電池ではなくリチウムイオンバッテリとなっていて、miniUSBで充電できます。Type-Cではないのが時代ですね。

小さいので持ち運びは楽

照射範囲は小さいので広くはないですが、テーブルフォトやマクロ撮影に良さそうですね。こんな感じで1/4インチ三脚ネジやホットシューに取付可能です。ちょっとした作業ライトとしても使えそうです。
照射時間が1時間程度と短いですが、まあ安く買えたので良しとしましょう。


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【Famiglia Cotarella】Poggio dei Gelsi Est! Est!! Est!!!

普段そんなにワインは飲まないのですが、嫌いではなくむしろ好き。でもワインは世界中で造られるだけに、あまりに種類が多い。もうわからない。美味しいと思って次買いに行くともうない。
なので、ウイスキーなど他の洋酒に比べても、あまりに種類が多い分わからないことだらけ。

今回は妻がカルディで買ってきたワイン。恒例のスプリングチャンスBOX、何が入っているかわからないけど、少なくとも損はないぞって売り方です。
2本買ってきたうちの1本目は、箱を開けたら一番安いやつでした…。とは言え庶民が飲むテーブルワインとしては一般的な価格のものですね。

【Famiglia Cotarella】Poggio dei Gelsi Est! Est!! Est!!!

もうワインは醸造酒の名前なのか銘柄なのか、そこからわからん…。 “Est! Est!! Est!!!”なんてラベルには入っていないし…と思ったら裏側の透明ラベルに入っていました。
こんな感じなのでGACKTなんてのは神の領域ですわ。日本酒はハマって10年、色々飲んできたので多少味はわかるけど、ワインは…。やっぱり色々飲まないとわからんですね。経験値です。

軽く冷やしていただきます

香りはりんご系?ぶどうなんだけどね(笑) 爽やかな香りです。
口に含むと…あ、飲みやすいです。酸味はスッキリと、辛口というほど辛口ではなく中庸ですね。フルーティさも残しつつ、とてもバランスが良いです。余韻に苦みが少し。食中酒てよく出来ています。お店で白ワインを頼んでこれが出てきたら、どなたにも飲みやすいワインだと思いますね。
価格と味のバランスもよいです。これはカルディで買ったワインの中でも好きな系統ですね。売られていたらまた買いたい、そんなワインです。
ただワインの常で、いつも置いてあるとは限らないんだよね。

【永井酒造】谷川岳 春酒 純米吟醸

3月の群馬流行で買ってきたお酒、まだまだ続きます。こちらは永井酒造、「水芭蕉」ブランドのお酒は関東圏のヤオコーでもよく売られていますが、昔からあるブランドは「谷川岳」です。

【永井酒造】谷川岳 春酒 純米吟醸

春酒、この時期限定の純米吟醸です。火入れなので常温保存可能。生酒ブームですが、本来日本酒は火入れして常温保存できるものが一般的なのです。

【永井酒造】谷川岳 春酒 純米吟醸

こちらもラベルにあるように、開栓後の時間経過で味わいの変化を楽しめる設計のようです。
冷蔵庫を占拠しなくても良いので、こちらは一升瓶で購入しました。さて変化はどんな感じだろうか?

ほんのり薄黄色

注ぐと結構泡立ちが。でも発泡系ではないです。
上立ち香はラベルの通り、爽やかなマスカット系。常温で口に含むと…おお、奥行きのある味わいですね。決して重々しいわけでなく、むしろ軽快な甘みと酸味がありつつ、落ち着きがあります。フレッシュだけど、かといって華やかな味わいというより、端正な味わいなんですよね。
爽やかな、と単純に片付けられないのです。ここまでが開栓初日の印象。

2日目。常温保存です。確かに変化はありますね。個人的にはラベルにある甘みや米の旨みやふくらみとあるけど、ふくらみが増しました。なので相対的に甘みはやや後退したかのように感じますが、決して辛口になったわけではないですね。

いや面白い。これだから日本酒は面白いです。そして、火入れでも味わいの変化を楽しめる、これが最近のトレンドなのかな?
ぜひ皆さんも一升瓶で楽しんでみてください。

季節商品ゆえ、もう店頭在庫のみで通販では買えないようです。見つけたら買いですよっ!

【土田酒造】Tsuchida 99 UA Ver. UNITED ARROWS LIMITED / 6号酵母仕込

群馬旅行で買ってきたお酒、土田酒造の2本目。限定生産で衣料品ブランドでおなじみ、UNITED ARROWSとのコラボ商品です。

【土田酒造】Tsuchida 99 UA Ver. UNITED ARROWS LIMITED / 6号酵母仕込

土田酒造は様々なアプローチからお酒を作っている、群馬でも気鋭の酒造です。
ベースとなったTsuchida99は、毎年9月9日に発売するお酒で、米麹割合を99%と、ほぼ米麹で作るお酒です。通常のお酒は20%程度とのことですが、この酒は限界の99%で、1%米を残したのは、酒税法上、日本酒は米と米麹を使用しなければならないからだそうです。
さてこのTsuchida99は酵母は無添加の蔵付酵母で作られていますが、このUNITED ARROWSとのコラボ商品では6号酵母系の協会601号酵母を使用しているそうです。

【土田酒造】Tsuchida 99 UA Ver. UNITED ARROWS LIMITED / 6号酵母仕込

一般に、酵母無添加の蔵付酵母で作る場合は、力強い味わいになることが多いのですが、新政のNo.6でお馴染みの6号酵母系を添加することで、同味わいが変化するか?

精米歩合は70%、アルコール度数は少し低めの14%。土田酒造のお酒は基本常温保存出来る火入れ品で、さらに開栓後も味わいの変化も楽しめます。
これは楽しみ!

濃いめの黄色で薄濁です

常温で開栓。上立ち香は…ヨーグルトドリンクだ(笑)。酸味と甘味を感じます。
口に含むと…おおおお、カラメルの甘み、そしてその後酸味が来るのでヨーグルトのようでもあり、バナナのようでもある。かつ重さはなく軽快で飲みやすい。いや待てこりゃどんどん進んでしまうぞ。どちらかというと芳醇系なのに、スイスイと飲めてしまう。これが6号酵母の力なのか!
あまりに飲みやすく、初日にして半分飲んでしまった。飲みすぎた! こいつは…日本酒を普段飲まない人に、先入観なしに飲んで欲しいお酒でした。いや一升瓶で欲しいわ~。


ツチダさん、是非一升瓶でも出してください。これすぐなくなっちゃうよ~

NIKKOR Z 180-600mmの傷防止のためにビニールラップフィルムコートしてみた

今、自分の中でかなり使用頻度の高いレンズがNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRです。この価格帯の望遠ズームとしてはよく写るし、使い勝手が良いです。
元々は航空機撮影で、手持ちのAF-S 600mm f/4Gでは取り回しが大変な撮影状況や、ズームが必要な状況のために購入しましたが、息子が始めたサッカーの試合での撮影にも重宝しています。

基本望遠レンズ好きなので、持ち出す頻度が多くなると、どうしても気になるのが傷です。

持ち出す頻度が高いと擦り傷も出てきますね

そんなに機材をラフに扱う方ではないけれど、どうしてもフィールドに持ち出す機会が多いと、うっかり傷つけてしまうこともありますね。
まだ発売から1年もたっていない、人気で在庫不足のレンズですから、大切に使いたいですしね。
ということで、カメラ始めて四半世紀以上たちましたが(すっかりおっさんになりましたw)、初めてラッピングしてみることに。
X(Twitter)のフォロワーさんで貼り付けている方がいて、気になっていたんですよね。

レンズコートという昔からある布状のレンズガードもあり、よく野鳥撮影する方は迷彩柄のものを使っていたりしますが、かさばりそうな感じで今まで買ったことがなく。
でもラップフィルムならさほどかさばらないし、色柄も豊富。価格も安価なので、傷が入ったら貼り替えればよい。

この手の商品はAmazonよりもチャイナのAliExpressのほうが豊富なんですよね。
あまり使いたくないAliExpressですが、支払いも直接カード払いではなくPayPal払いできるので、1 NIKKORレンズ用の絞り羽部品に続き、2回目の利用となりました。

商品はこちらです。

いろいろな絵柄がありますが、あまり目立たないいろを選択して注文。ところでAliExpressって見るたびに価格がコロコロ変わるので…、まあそんなに高価なものではないから良いけど、あの同じ日でも価格変動するの、何なんでしょうね?

注文から1週間ちょっとで届きました。チャイナから直送なので、通関で時間はかかるけど、今回は予定到着日より数日早く届きました。

いやゆるカッティングシートですね。こういう仕事が早いのはチャイナの良い点でしょうか。日本はすっかりこうした分野でも存在感がなくなりましたね。フィルム自体は3Mのラップフィルム2080を使用しており、これは最近カーラッピングフィルムでもおなじみのものでした。なので耐候性、耐久性も高く、貼りやすく、剥がした場合の糊の残りもない優れたフィルムです。
車に数年貼って剥がしたあとでも、糊が残らず塗装面は綺麗なままだそうで、カメラレンズのように外に常に出しっぱなしにするものではないものなら、より長く持ちそうですね。

貼り方の説明書も入っています

望遠レンズなので、貼るシートの種類は多いですね。レンズ本体だけでなく、三脚座の部分のフィルムもあります。
ズームリングとコントロールリングにもフィルム貼り付け可能ですがこの部分だけは今回貼り付けしませんでした。
またレンズ先端はゴム縁を貼り付けているので、ここも貼り付けしませんでした。

フィルムは適度な厚みがあり貼りやすい、ちゃんとロゴの部分は穴が空いています

3Mのラップフィルム2080、とても貼りやすいですね。適度に厚みがあるので、シワが寄りにくく、位置決めしやすいです。うすすぎるラップフィルムだと、静電気で意図しないところにくっついてしまったり、シワが寄り易かったり、貼り付けが難しのですが、このフィルムは素人にも貼りやすいと思います。
貼り付けの前に、レンズボディ表面はきれいにしておきましょう。

貼り付けにはトータルで2時間以上時間をかけましたが…

こんな感じで貼り付けできました。フィルムはある程度伸びるので、曲面にもしっかりフィットします。さすがカーラッピングフィルムで使われているだけありますね。
細かいことをいうと、少し厚みのあるフィルムなので、円筒形のレンズではフィルムが重なる部分で少し厚みが出てしまいます。
ですがしっかりフィットして貼り付けできて、気泡も入りにくく、全体としてはなかなか良い仕上がりになりました。

写真はありませんが、レンズ前後のキャップ用のフィルムも含まれています。
カメラボディ自体のフィルムもあるようですね。さすがにボディまでやると主張が強くなるのでやりませんが、気になる方は調べてみてくださいね。
ボディの保護に、あるいはドレスアップに、なかなか良く出来た商品でした。

【土田酒造】シン・ツチダK

先月の群馬スキー旅行で購入したお酒。今回は土田酒造です。
なにせ種類が多い上に、実験的なお酒もたくさん出しています。購入迷いますね。

土田酒造の方の説明では、ツチダの多くのお酒は「要冷蔵」と書かれているもの以外は常温保存、更に開栓後も常温保存で熟成させても、味わいの変化はあれど味が落ちないように設計しているとのこと。

ということで、安心してたくさん買ってきました(笑
ではまず1本目は・・・

【土田酒造】シン・ツチダK

シン・ツチダKです。このお酒の特徴は、”Tsuchida K”というお酒の作り方である、仕込み水の一部を日本酒で作る、いわゆる貴醸酒の作り方を”シン・ツチダ”という土田酒造の代表的なお酒に取り入れています。

Tsuchida Kが酵母を協会系901号で醸しているのに対して、このシン・ツチダKは、人為的に酵母を添加せず自然に存在する酵母、蔵付酵母を取り入れたシン・ツチダにおいて、更に仕込み水の一分に日本酒を使った貴醸酒版となります。

【土田酒造】シン・ツチダK

凝縮されたシン・ツチダと言っても良い「シン・ツチダK」精米歩合はなんと90%、ほぼ米を削らずに作った純米酒。アルコール度数は16.5度と平均的な数値です。
ラベルの左にあるように、常温帯が推奨されています。もちろん冷やしても温めても美味しいそうですが、常温で飲むことを基調としています。
冷蔵保管は一般家庭ではどうしてもスペースをとってしまうので、本来の昔ながらの日本酒、常温保管で飲めるというのは良いですね。

濃いめの黄色のお酒

上立ち香は濃厚なカラメルの甘味を感じますね。口に含むと、おやおや、想像と結構違った! 貴醸酒は濃厚でとろっとした甘いお酒が多い中、もちろんこのお酒も一般的な日本酒よりは甘口なのですが、濃厚なのにスパッと引いていく。想像した貴醸酒より若干甘さには落ち着きがあります。
蔵付酵母で作る生酛造りのお酒は、強めの酸、力強い味わいになるお酒が多いのですが、良い意味で生酛っぽさはそこまでないですね。酸味も雑味もやや控えめ、甘みも平均と濃厚の中間くらいで、デザート酒と言われることが多い貴醸酒ながら、この酒は食中酒としてもいけますね。濃いめの味付けの食事によく合うと思います。

開栓しましたが、土田酒造の方の教えに従い(笑)、冷蔵庫に入れずに常温で保管し、味わいの変化も楽しみたいと思います。


生酛造りを主体とした土田酒造のお酒、どれも素晴らしいのですが、ぜひ一度土田酒造の蔵元売店にお立ち寄りください。そこでしか買えないお酒も結構あります。
でも遠くてムリ、という方は是非通販で。