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ラリードライバーの篠塚建次郎氏が亡くなったと聞いて

日本のラリードライバーと言えば、自分の世代にとっては、パリ・ダカールラリー(パリダカ)で日本人初の総合優勝の篠塚、「パリ・ダカの篠塚」と言われたくらい、ラリーストとして有名な「シノケン」こと篠塚建次郎氏ですね。

2024年3月18日、膵臓がんで75歳で亡くなられたとのこと。御冥福をお祈りいたします。

そこで思い出すのが、2011年2月18日に、福島のアルツ磐梯(2023年より星野リゾート ネコマ マウンテン)の駐車場で、NEXCO東日本が主催したウィンタードライビングスクールに参加した際に、ゲストとして呼ばれたのが篠塚建次郎氏でした。

2011年2月18日 アルツ磐梯(当時)で行われたウィンタードライビングスクールで講演した篠塚建次郎氏

眼の前にあの篠塚が!と感動しましたね。

当日の天候がかなり吹雪いていまして、それでいて気温はやや高めだったので、駐車場を使ったコースはシャーベット状態でした。

この日は参加者の車に、篠塚氏に助手席に乗って、自分はコースを運転しながら指導を受けるというものでした。
走って言われたのは「時々流しハンドルをしているから、しっかりハンドルは握ってね」「この車アコードだよね? アコードってマニュアルあるんだね」

ああ、もう13年も前になるとはね…。
このあと、篠塚氏やその他のラリードライバーの走行が披露されました。さすがの腕前!

動画は当時手持ちで動画を撮れる唯一の一眼レフだった、妻のNikon D5000を借りて撮ったラリードライバー氏による実演。篠塚氏ではなくもう1人のドライバーが運転。
最後にちらっと映る白いジャンパーの人物が篠塚氏です。

こうした貴重な経験も思い出として残るわけですね。歳を取るのを感じます。

【動画】たんばらスキーパーク方面への道中のドラレコ画像 BLIZZAK VRX3しっかりグリップした

編集が遅くなってしまいましたが、先週入れ替えたナビとドラレコ、ドラレコ動画はまだ見ていなかったので、確認がてら編集してみました。

この日、今シーズン最大の積雪量だったらしく、1日降り続いた雪。スキーを終えて、一度家族をその日泊まるペンションに送ったあと、レンタルしたスキーを返却しに一旦麓へ。
そして再度たんばらスキーパークへと登っていきました。

雪が降り続いていたのと、スキー場が終わったので除雪もなく、このあと登れるか結構心配でしたが、3シーズン目のBRIDGESTONE BLIZZAK VRX3、全く持って危なげなくしっかり雪道に食いつきました。
圧雪のコーナーでスリップしやすい状況も、リアが滑ることなくしっかり食いつきました。
先月の茨城でのブラックアイスバーンでも危なげなく走れたので、本当にVRX3の実力はすごく、走っていて感動しました。ここまでスタッドレスは進化したんだなと。

レンズが結露で曇ってしまったのでちょっとボケていますが…

帰りの高速道路はもちろん雪もなく乾燥路でしたが、こちらもふらつきなどなく走れました。乾燥路面でも昔のスタッドレスタイヤより格段に進化していますね。3シーズン目でもこれだけ走れるなら御の字です。やっぱり高くても日本の冬道はBLIZZAKだなと思いました。

ドラレコのPIONEER VREC-DS600の画質は、まあこんなもんかと言ったところ。32GBまでのカードしか使えないのも仕様が古すぎ、せめて24時間分くらい撮れないと、旅先の動画を取るには不満ですね。


【群馬】2年ぶりにたんばらスキーパークに行ってきた

子どもたちもだんだん大きくなってきて、家族旅行出来るのもだんだん少なくなってくるのかな、と思って2年ぶりにスキー旅行を計画して、群馬県のたんばらスキーパークに行ってきました。

早朝午前4時半に出発、関越自動車道は夜明け前も割りと交通量が多く、それでも流石にこの時間は渋滞なく沼田ICで降りました。
2年前よりは雪は少ないのかな? 前回は1月後半、今回は3月というのもあるかもしれませんが、2月までは暖冬の影響で雪がさらに少なかったようですし。

途中でスキー・ボードをレンタルして、たんばらスキーパークに向かいましたが…

少し上がると景色が別世界。真冬の北海道と変わらないし、吹雪いていました😅
途中、道路の除雪が入るまでは、2駆の車は待機所で待っていて、とたんばらスキーパークのスタッフから声かけがあり、30分ほど待機。どうやらかなりの降雪量で、スタックする車も出ているとのこと。チェーン装着じゃないと厳しいということでした。たんばらスキーパークは麓の方で無料でタイヤチェーン貸出を行っているので、借りてくればよかったなと思いつつ、7時すぎに除雪が終わったとのことで、「なるべく停まらずに上がってください」とのアドバイスのもと、たんばらスキーパークに向かいました。

そして何とかたどり着きました…。スタッドレスのBRIDGESTONE BLIZZAK VRX3、3シーズン目でしたが、しっかり雪道でグリップしてくれました。危なげなく上がれました。いや~大したタイヤですわ。

そして到着したものの、たんばらスキーパーク周辺は吹雪…。

まさに冬山。どんどん積もる雪(汗)。北海道じゃん…

午前中は子どもたちをスクールに入れました。これで親はゆっくり滑れますね。
妻はボード、Yamaroはスキーです。
たんばらスキーパークは傾斜がさほど大きくない場所が殆どで、初中級者向きですね。加えて山奥なので雪質も関東圏のスキー場としてはかなりよく、パウダースノーでした。
上級者には若干物足りないかもしれませんが、初中級者や家族連れには良い所です。

子どもたちは2回目でしたが、去年行けなかったので、初心者コースに入れました。

スクールで教わっているところも見れました。最初はストック無しで滑るんですね。

午後は家族で滑りました。子どもたちはまだボーゲンで真っ直ぐ滑るだけだったけど、ちゃんと上達してます。さすが覚えるのが早いね。
当初の天気予報は午後には晴れるはずだったのですが、結局リフトが終了する午後4時までずっと雪が降っていました。

どうやらたんばらスキーパークは、この日今シーズンで一番の降雪量だったらしいです。あれだけ降り続けばそうだよね。

その後、家族をこの日泊まるペンションに送り届けて、麓にレンタルスキーを返却してきましたが、雪が降り続けていたので、一旦麓下りてまた車で登ってこれるか心配でしたが、そこは何とか。BLIZZAK VRX3がしっかり食いついてくれました。

日帰りは流石にきついかなぁ…ってことでペンションに1泊です。続く…


たまたま今シーズン最高の降雪量の日だったので、チェーンがあるとより安心ですが、まず基本はスタッドレスタイヤ、BLIZZAK VRX3本当に良いです。
※私、BLIZZAK VRX3アンバサダーです、ってことで宣伝(笑
↓エスティマ用(ホンダのオデッセイにも合うかな)のサイズです。乾燥路面でもグニャグニャ感なく、高速道路も法定速度で何ら問題なく走れますよ。

carrozzeria サイバーナビ AVIC-CW912IIレビュー

サイバーナビ AVIC-CW912II
carrozzeria サイバーナビ AVIC-CW912II (2DINワイドモデル)

先日導入したcarrozzeriaのサイバーナビAVIC-CW912II、2022年10月のモデルで、執筆現在は2023年10月にIII型がデビューしたので旧製品ですが、中身はオーディオのマスタークロック以外ほぼ変更なし、ということで、使い勝手はIII型もほぼ変わりませんし、912シリーズ初代から内容はほぼ変わっていないため、無償のマップ更新期間の差はあるので、その分のコスト勘定は必要ですが、あえて型落ち狙いで買うのもありかなと思います。

そんなサイバーナビ912シリーズを、今回入替で取り外した2011年モデルのサイバーナビZH09CS(09シリーズ)と比較してみたいと思います。
さすがにモデルにして11年差、変化点は大きいです。
現在はHDDにとって代わるメモリーナビとなり、内部にSSDでも入っているのでしょうね。
音楽の取り込みも、09シリーズはHDDに入れるかiPodをつなぐかBluetoothで飛ばすかで圧縮メディアばかりでしたが、今は自分でSDカードやUSBメモリを準備してデータを入れるだけ、となりました。
ストリーミングメディアに対応するとか、HDMI入出力など、ここ10年の変化は大きいですね。

●外観

サイバーナビも現在は8インチや9インチのシリーズもあるものの、2023年モデル時点ではフローティングモデルは楽ナビのみで、この点はライバルに後れを取っています。

楽ナビにはフローティングモデルがあるのですが…

うちのエスティマはビッグマイナー前の古い2009年式(H21年式)なので、ナビも2DINか2DINワイドのみの対応となります。メーカーOPナビだと大画面があったようですが。
今回は2DINのワイドモデル(CWモデル)を選択。
ナビ画面も9インチとか10インチ、あるいはもっと大きなものが当たり前になった現在では、7インチは小さく感じますが、まあ必要十分といったところでしょう。
ちなみに2DINモデルも2DINワイドモデルも、画面サイズ自体は同じで、ただ枠が広いか否かの差しかない(わざわざ専用で作るほど売れるわけではない)ですが、以前は化粧パネルで埋めていたワイド分の隙間が、ナビ単体で済むので、見かけ上はすっきりしています。2DINワイドはすでに主流ではないため、今後このサイズのモデルは発売されなく鳴っていくと思われます(2DINにワイド分の隙間埋め化粧パネルで対応可能なため)。
スマホと同様、今のナビはスマホのようにピンチアウトとかもできるよう、画面が光沢なんですね。以前のような非光沢のほうが、太陽光が入りやすい車内環境では見やすかったですね。
解像度が以前の横800ピクセルから1280ピクセルとなり、HD化されました。確かに高精細にはなりましたが、文字自体も小さくなった気がします。これは解像度は同じ9インチナビの画面サイズに最適化されているからでしょうね。
09シリーズにあった物理ボタンは912シリーズではなくなり、全て静電タッチとなりました。

●ナビ

自分が知っているナビでは最も起動が遅かった09シリーズ(機能詰め込みすぎでCPU処理が追いついていない)から比較すると、ごく並みの速度にはなったと思います。
09シリーズは検索開始してから1,2分も待たされることが多く、さらに末期は不具合で検索しても表示される前に最初の画面に戻ってしまうこともありました。それに比べると、さすがにこれが当たり前でしょ、程度に改善されています。
ナビ自体のルート生成は、09シリーズより賢くなったような気がします。特に渋滞を回避するルート生成に磨きがかかったような。
検索の使い勝手自体は09シリーズも912シリーズもどちらもほぼ同等とみてよいです。
そして09シリーズも通信機能を追加できましたが、まだ3G回線時代の通信機器をベースとしているためか、スマートループなどのサーバーにつなごうとすると、とても時間がかかりました。
912シリーズは、スマホでWi-Fiテザリングすれば素早く(回線速度に依存はします)サーバーにアクセスできますし、テザリングなしでBluetooth接続でも、スマートループの渋滞情報は拾えるので、この部分は大きな進化を感じます。
ただ、MapFanで予め検索したデータをナビで読み込むことは可能ですが、地点登録はMapFanとナビ側は別々になっていて、ナビ側にMapFanの地点登録をコピーするには、1か所1か所設定しなければなず、面倒です。
ここはパソコンやスマホで事前し保存した地点データが、一発でナビ側にすべて登録できればいいのにと思いました。
ちなみに、同じサイバーナビ同士であれば、メーカーからデータ変換ソフトが出ているため、旧ナビのデータを変換して新ナビに取り込みは可能です。だたこれを知ったのは、09シリーズを取り外した後だったんですよね😅

●ドライブレコーダー連携

09シリーズでは、CS(クルーズスカウター)付のモデルを使っていたので、ナビに連動するカメラ兼ドラレコが付属していました。前方車両の距離検出(あまり精度はよくなかった)、信号機や表示器検出、さらにアップデートにより高速道の車線逸脱警告と、最近の車についているような機能を先取りしていました。
912シリーズでは別売りのマルチドライブアシストユニットND-MA2を別売りで販売しており、同様な機能+セキュリティ機能を持たせていますが、正直そこまでのものは不要ですし、高いのにフルHDではなく今どきHDですし、誰買うのこれと言った感じです。
ということで単純に連携できるドラレコVREC-DS600を導入。

これも古いので今更1万数千円以上出して買う意味はあるのかと言った感じですが…

ただ、2018年発売のモデルでやや古いうえに、フロントカメラのみで1万7千円もし、microSDカードが32GBまでと、発売開始年を考えても小容量で不満が残ります。
ただより新しい2カメラのドラレコは一気に4万円に跳ね上がるため、ここは妥協しました。

あえて連携させる必要はないかな、というのが正直なところですが。

●オーディオ

オーディオがサイバーナビを選ぶ最大の理由です。ナビだけなら楽ナビで十分です。
サイバーナビ最大の特徴は、タイムアライメント(TA)に対応していること、EQが細かく設定できること、ネットワークモードに対応すること(現在はライトにパッシブで使っているのでスタンダードモードですが)です。
AUTO TA&EQモードもあり、09シリーズは測定マイクが付属、912シリーズは別売りですが、正直なところあまり精度はよくないため、結局手動で調整したほうが結果がよかったりします。実際、今回測定用マイクがあったので試してみましたが、どうもしっくりこなくて、やっぱり手動で合わせたほうが良いね。となりました。

TAは自分の耳と各スピーカーまでの距離を測定して入力しますが、どこに音像のセンターを持っていくかによって、調整が変わってきます。
自分はとりあえず各スピーカーと耳との距離の実測値(フロントはツイーターとミッドの中間地点からの距離)を測った上で、ちらのブログのExcelで補正した値を入力しています。
EQは以前の09シリーズのナビでカーオーディオショップで設定してもらった値を引き継いでいます

音楽データはSDカードとUSBメモリ、両方使えます。以前のようにわざわざナビのHDDにコピーしなくても、SDカードやUSBメモリに直接データを入れるだけなので、PCで完結出来て、あとはナビで読み込ませるだけです。MP3やAAC形式の圧縮音源ファイルも読めますが、FLAC/ALAC形式、DSD形式も対応(ただしDSDはPCM24bit/96KHzに変換される)し、やっと汎用性が高くなりました。iPodも繋がりますが、もはやiPodを使う理由もないため、長年ナビのために維持してきたiPod touchもこれにて運用終了です。
一つ不満があるとしたら、iPodではプレイリスト管理がiTunesから簡単にできたのが、SDカードやUSBメモリからの再生では出来ないため、これだけが不満ですね。
BluetoothはPioneerはオーディオコーデックが相変わらずSBCのみで、Kenwoodの彩ナビのようにLDACも対応すれば良かったのに、と思います。

HDMI入力には、家で余っていた古いFire TV Stick(第2世代)を取付けてみました。スマホのテザリングで使えます。サイバーナビの使い方のウリになっているようですが、最近はHDMI入力付きのナビがほとんどなので、これといった有利性でもないかも?
車の中で動画を見ることもないのですが、Prime Music HDをBluetoothではなくHDMI接続で使いたかったわけです。

Amazon Prime Music HDを再生、ただし古いFire TV stickだからか、端末性能16bit/48kHzの表示に

ただ、写真の通り、ハイレゾ音源であっても出力は16bit 48kHzまでに制限されるようで、これは古いFire TV stickだからと思われます。このFire TV stick、音声認識リモコンが初めて付いた2世代目のモデルですしね。HD再生の設定項目がなかったですし、どちらにしろ古くて動作が遅いため、買い替えは検討したいと思います。

サイバーナビのオーディオネタについては、またぼちぼち書いていこうと思います。


嫁車エスティマのバッテリ、今回はBOSCHのHightec Premiumにしてみた

Panasonicのcaos(カオス)か、BOSCHのHightec Premium、どちらにするか迷っていましたが、価格差が大きくなく、始動性能が高いBOSCHに今回はしてみました。
15年目の車検も完了し、まだ暫く乗るので、ブレーキパッドも前後交換、クーラントの活性剤投入、フロントスタビリンクのゴムブッシュが切れているので交換、オルタネーターベルトも交換しました。バッテリも劣化を指摘されたので、今回は自分でやります。

BOSCH Hightec Plemium HTP-Q-85/115D23L


caosの前も使っていたバッテリですね。しばらくモデルチェンジしていないようですが、もう鉛バッテリは枯れた技術だから、そうそうモデルチャンジはないんでしょうね。
まずは劣化したcaosを外します。エスティマの場合、バッテリ固定ステーの正面側はカバーに隠れているので、カバーを外しました。

外したcaosは、横幅26cmのD26Lタイプなので、今回買ったBOSCHのD23Lより幅広なのがわかります。

D26Lでは入らなかったバッテリカバーも装着

間違えて買ったD26Lのcaosのときは、バッテリカバーが使えなかったので外して保管していましたが、今回はD23Lなので、カバーも装着しておきました。

週末しか乗らないので、前回も今回も、4年で交換といったペースですね。次劣化が指摘されることには、車自体どうするかな、という感じです。
ただ、車検完了して車を取りに行ったら、まさに車検を受けに来たと思われる初代のエスティマが来たんですよね。それに比べたらうちの車はまだ若造(笑
もう少し乗るとしますか。


【忘却録】エスティマACR50W用のバッテリ

車検中の嫁車エスティマのバッテリが弱っていると指摘されたので、選定中です。個人的忘却録です。

2009年式(平成21年式)エスティマアエラス2.4L(ACR50W)のバッテリは、検索サイトによっては表記が違うことがあります。搭載するオプションやパッケージでバッテリが変わってきます。標準バッテリは

55D23Lまたは80D26L (充電制御対応)

となっています。実は前回の交換(4年前)で、26Lだと思ってバッテリを導入しましたが、ウチの車両は元々23Lでした。

ってことで、あえて26Lを買う必要はないので、今回は23Lでチョイスします。実際は26Lも入りましたが、純正のバッテリ用のカバーが23L用なので、今までは外していました。
さて銘柄ですが、いつも買っているのはPanasonicのcaos(カオス)か、BOSCHのHightec Premium、このどちらかですね。

パナソニック(Panasonic) 国産車バッテリー カオス N-100D23L/C8 CAOS Blue Battery 標準車(充電制御車)用 ブルーバッテリー 安心サポート付き
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パナソニック(Panasonic)

調べると、caosのほうが少し安いかな、ただ始動性能(容量)はBOSCHのほうが大きいんですよね。さてどうするか少し悩んで発注かけます。

嫁車にFire TV Stickを導入してみた

15年目の嫁車エスティマにせっかく新しめのサイバーナビを導入したので、家で余っているFire TV Stickを入れてみることに。
本当はナビ交換時に施工したかったけど、HDMIケーブル、ナビ側の端子がTypeDだったので、注文して改めてナビを外して取付しました。

端子自体が奥にあるので、コネクタの周辺の大きさによってはナビの筐体に干渉します。というか干渉しましたが(笑)無理やり突っ込んで何とか挿せました。
タイラップで固定して外れないようにとの指示が取説にあったので、しっかりタイラップで留めました。

HDMI中継コネクタ経由でFire TV Stickを取付け

HDMIケーブルはインパネ内部を通して、化粧蓋を開けて取り出ししました。HDMIケーブルは端子がオスなので、オス同士を繋ぐためにHDMI中継コネクタを経由しています。
この中継は単なるパッシブの中継器なので、場合によってはうまく接続できないことがあり不安でしたが…

Fire TV Stick無事起動しました

良かった。ちゃんと使えるようです。Fire TV StickはWi-Fi接続なので、スマホからテザリングで接続します。回線速度が状況によってやや不安定ですが、使うのは動画ではなく…

Amazon Prime Musicを使いたかったんですよ

目的はAmazon Prime Musicでした。せっかく非圧縮音源を再生できるPrime Musicを、Bluetoothで飛ばすのではなくネイティブに再生したかったから、HDMI接続です。
ちゃんとハイレゾ音源は【ULTRA HD】の表示が出ています。
ただ接続したFire TV Stickの世代が古く、動作が遅いし、何より一度エンジンを切ってまた接続すると、Fire TV Stickの起動からPrime Musicアプリの起動、音楽を選択…とこの工程を踏むのが面倒です。結局スマホをHDMI接続するほうが手っ取り早いという結論かな。


こちらのHDMIケーブルと中継アダプタを使用しました。

嫁車のサイバーナビの入替作業実施

さて11年ぶりにナビの入れ替えを実施です。
11年前にサイバーナビを入れた時は、トヨタ純正ディーラーOPナビからの入替だったため、配線の施工やフィルムアンテナの設置に結構時間がかかりましたね。確か2日がかりでした。
まだ子供が生まれていなかったので、時間は取れたんですね。

ナビだけの交換なら楽なんですけどね…

今回は同じサイバーナビということで、出来るだけ流用できるものは流用し、旧ナビのドラレコ兼用のクルーズスカウターユニットからドラレコに更新するので、そこも入れ替えになります。
他の方の参考にはならない内容かもしれませんが、作業記録・忘却録ということで書いていきます。

今回ナビ入替にあたって、11年前に何を使って接続したか、具体的な記録は当時のブログがヒントになりました。この当時の写真の元データを確認し、ナビ本体以外に購入したアダプタ類(純正バックカメラ接続・ステアリングリモコンアダプタ)が流用できるか確認しました。
ブログ続けていてよかったです。

トヨタ エスティマ アエラスH19年DBA-ACR50Wへの取り付けです。エスティマ、長く乗られている方が多いので、参考になれば。

◆流用するもの

  • フィルムアンテナ:新旧ナビとも同じアンテナがそのまま使えて特段貼り換えの必要はないため
  • ステアリングリモコンアダプタ:新旧ナビ同じで流用可能(カナックKK-Y101STをそのまま流用、現行のKK-Y201STとものは同じらしい)
  • 純正バックカメラアダプタ:データシステムRCA003Tをそのまま使用することで、RCAアナログ変換したものが新ナビでも引き続き接続可能(新ナビにRCA入力の配線あり)

◇撤去するもの

  • GPSアンテナ:流用出来ますが、今回純正ナビ用アンテナの変換コードを新たに使うため(今回注文したものが間に合わなかったので保留)
  • VICS光/電波ビーコンユニット:電波ビーコンは既に2022年3月末で提供終了、光ビーコンもDSSS方式は2027年3月末で提供終了となり、今のサイバーナビもビーコン接続できない→VICSFM多重スマートループがあれば十分です、ETC2.0のITSも必要なし
  • クルーズスカウター一式(カメラ含む):既に旧型で新しいナビで使用出来ないため→ドラレコに置き換え
  • iPod用ハーネス:これを機にiPod touchの運用終了のため

▲追加するもの

  • USBケーブル(TypeA-TypeC):スマホ接続用
  • HDMIケーブル(TypeD-TypeA):Fire TV Stick用
  • USBメモリ(SSD)500GB:音楽再生用
  • SDカード:音楽再生用

音楽用はiPodでのAAC圧縮音源から、可逆圧縮のFLAC化を推進します。これで十数年使ってきたiPod touchは運用終了です。

車速パルスやバック、常時電源、ACC、イルミはそのまま挿し換えて使えます。パーキングは…もうお分かりですね(笑

ナビ本体よりカメラ入れ替えのほうが面倒でした😅

ナビ本体だけであれば、配線の入れ替えだけで簡単だったのですが、問題はカメラでした。
元々今までのサイバーナビAVIC-ZH09CSは、当時としては最先端だったカメラ連動ドラレコ機能付きカメラの映像とナビルートを重ねて表示でき、前方の車との距離を表示したり、高速道路の車線逸脱警告を出来ると言った高機能のクルーズスカウターを搭載していました。

そのカメラとユニットの取り外しと、新しいドラレコカメラとユニットの取付配線、これが結構面倒で、内装あちこちはずさなければならないし、屋内駐車場でやったとはいえ冬なので寒しい。
そしてビーコンユニット取り外しも面倒でした。

それでもまる1日かけて、何とか取り付け完了。

16時前にようやく火入れ確認

無事動作しました。が、1つだけトラブルが。純正ステアリングリモコンがどうもうまく作動しない。音量アップ・ダウンボタンはどちらを押しても音量アップになってしまいます。曲送りと曲戻しボタンが機能しない。純正ステアリングリモコンアダプタは流用できるはずで、ナビ着脱の際に配線が抜けかかっているかもしれませんね。
とりあえずオーディオはきちんと機能することは確認できたので、最後にAUTO TA&EQで簡易的にチューニングして完了。後で設定は追い込みたいとして、ソースが可逆圧縮音源に対応できるようになっため、ほぼ吊るしの状態でも前ナビより格段に音質が向上しました。やっぱりAAC圧縮音源はダメですね、あからさまに品質が違いますわ。

今回、純正GPSアンテナ取り付け用ケーブルやHDMIケーブルの注文が間に合わなかったので、次回取付時に確認してみます。

嫁車のサイバーナビがいよいよ限界なので、型落ち展示機を買ってみた

15年目の車検をまもなく迎える嫁車エスティマですが、まだ走行11万キロ強(目指せ20万キロ!)、特段大きな不具合もないので、まだしばらく乗り続けるとして、11年前のcarrozzeriaのサイバーナビ(AVIC-ZH09CS)がそろそろ限界です。

11年前に買ったサイバーナビAVIC-ZH09CS、壊れかけです(笑

2年前に最後のマップ更新となりましたが、それ以前から不調で、例えばマップ検索しても初期画面に戻ってしまったり、検索してルート構築中にソフトが落ちてして再起動したり、最近はルート案内中にスマートループのデータを読み込んだら落ちる、なんて症状も出始めまして。
もっとも、今はスマホのナビもだいぶ良くなったので、ナビだけなら別にスマホでも困らないのですが。

どちらかというとこっちが重要かな? オーディオ環境的にも未だiPod touch 4thを使っていたり、HDDに曲を入れるにもソフトが古いとか、最近主流になりつつあるのFLAC音源が読めないとか、FMワイド非対応とか、こちらの限界が大きいですね。

サイバーナビにこだわる必要はなく、KENWOODの彩ナビも気になっていたのですが、サイバーから乗り換えたとある方曰く、ナビの使い勝手がダメらしい。
根っからのPIONEERファンなYamaroは、結局今のサイバーナビのアクセサリの一部が流用可能なので、結局PIONEER(carrozzeria)を選択。今時フローティング機構を出していない(楽ナビがやっとフローティングモデルを出したので、サイバーナビは次のモデルからでしょうね)のが何ともですが、エスティマのビッグマイナー前のモデルは、横幅200mmのワイドモデルも入り、これ一般的な2DINよりも値落ちが大きい印象があり、これを入れることにしました。

サイバーナビにこだわる理由は、オーディオのアライメント調整が出来るとか、ネットワークモードといったオーディオの調整しろが多いのも理由の一つです。

さて、執筆時点では2023年のAVIC-Cx912IIIが最新モデルですが、年次改良点はオーディオのマスタークロックの精度が改善された程度で、Cx912シリーズは基本的に大きな改良はないようです。
そこで前回と同様、912シリーズの1世代前のモデル(2022年モデル)のAVIC-CW912IIの展示機上りがお安く出ていたので、これを買うことにしました。
マップ無償更新は2025年の秋まで、今年の4月までにMapFanの会員登録をすると2026年秋まで無償更新できます。

サイバーナビAVIC-CW912IIと、連携できるというだけでのチョイスのドラレコVREC-SD600

そして今までのサイバーナビ付属のクルーズスカウター兼ドラレコカメラも、旧式でナビ更新で使えなくなるため、ナビ連動のcarrozzeriaのドラレコに更新することに。
嫁車に後5,6年乗ると考えたら妥当かなと思いました。

届きました。さすがに10年新しいナビなので、スマホ接続が前提となっているのが良いですね。
そしてあまりに起動や検索など全ての動作が遅すぎだったこれまでの09CSより、格段に動作が速くなると願っています。

武器学校・土浦駐屯地解説71周年記念行事に行ってきた その3

74式戦車の動画も編集しなければ…ですが、時間がないのでまずはスチルからです。
午後の装備品展示から。武器学校だけに、新旧様々な装備品が揃っています。特に今年度は、その「旧」の退役間近の展示に注目でした。

新旧1/2tトラック(73式小型トラック)

陸上自衛隊といえば一番数が多いのがこの1/2tトラック(旧名称73式トラック)。写真の手前は現在も調達が続く、2代目パジェロベースで、1996年から生産されています。これですら、既に30年近く生産されていて、改良も何度か入っていますが、まだ後継車両の話は聞こえてこないし、既に三菱自動車は国内向けのパジェロの生産は終了しているため、仮に次があるとしたら、トヨタ辺りが生産するんでしょうか?

そして注目は後ろの73式小型トラックです。まだあるんか!

車両銘板にあるように73式小型トラックでも、この車両は「79式対舟艇対戦車誘導弾発射装置積載専用」A車と書かれている通り、通称「重MAT」と呼ばれる有線式の対舟艇対戦車ミサイルを搭載するための車両です。
ミサイルの発射機とセットになっているため、そのミサイル発射機が現役でいる限り、搭載車両も現役維持するということだそうです。車両の年式は1993年(平成6年)と、2023年年で30歳となります。パジェロベースの1/2tトラックですら、初期型は既に退役していますから、このJEEP直系の73式小型トラックの現役車両は希少です。

せっかくなので、中も見せてもらいました。

車内は古典そのものです。4速マニュアル、副変速機付きトランスファー。当然キャブレター式で、チョークレバーも残っています。
若い隊員さんいはMT車の骨董品なんて言われているようです(笑
残念ながら、この車両も今年度いっぱいで退役するとのことです。ぜひ解体せず余生を過ごさせてあげてほしいですね。

74式戦車と203mm自走榴弾砲のラストが話題になっていた今回の土浦駐屯地祭ですが、こうした70年代の車両装備品の引退も近いのです。

さて、まだ写真が若干残っていますが、それは後日にアップすることとします。