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【百里基地】2024年7月19日の記録 フランス航空宇宙軍来日!

防衛省からの発表通り、「パシフィック・スカイズ24」によるフランス・ドイツ・スペインの各空軍部隊が訓練のため、19日、日本を訪れました。
この内ドイツとスペインは千歳基地に、フランスが百里基地に来日しました。

いつもの通り、こうした事前広報される訓練では、多数のギャラリーが基地周辺を訪れるため、自分は人混みを避けたポジションから撮影を行いました。
航空祭以外では、撮影であまりに人混みの多いところで撮るのが苦手なもので。
あと自分の場所でしか撮れない写真を撮りたいな、というのもあります。

百里基地にはフランス句航空宇宙軍(Armée de l’Air et de l’Espace Française)のラファール戦闘機2機、給油機のA330 MRTTが2機、輸送機のA400Mが3機飛来しました。

まずはエスコートとフォトミッションのため(三沢周辺海域で撮影を行ったのが報道公開されていますね)F-2戦闘機が上がったようですが、自分の撮影ポジションからは遠巻きに上がるのを目視したのみ。
まずはADS-Bに表示される機体として、A300 MRTTが1機、9時に飛来しました。

そして待つこと1時間以上、入間基地からのゲスト機としてC-2輸送機が。そして上がったF-2もまず2機が先行で降りてきました。
ラファールはいつ現れるのか? フォトミッションが結構時間を押したようで、お昼手前の11時47分、ついに2機のラファールが姿を表しました。

自分にとっては初のラファール! 残念ながら、時間が押してこの撮影ポジションからはやや逆光気味、天気も湿度が高く上空も霞んでいたようです。光線状態が悪かった…。ここは悔やまれますね。
基地周辺で撮っていた方は、なんと転がりでウエスト側滑走路をわざわざ通った上に、一旦停止して撮影タイミングをわざわざ作ってくれるという大サービスだったようです。
羨ましいけど、あの人混みに行きたいかと言うと…

そして残りのF-2、A330 MRTTが降りてきました。

A330 MRTTは、エアバスのA330旅客機ベースで、日米が運用するB767-200LRFベースのKC-46A給油機よりも一回り大きいんですよね。
なるほど、欧州で老朽化したKC-135給油機の後継機としてA330 MRTTが主力なのもうなづけると言うか、最近のボーイングの開発能力や品質がダメダメなのも後押ししているのかな?

午後は撮影ポジションを移動。
残りのA400Mが飛来。転がりは陽炎の影響がひどいね。この時期は仕方ないですね。

更に残りの2基のA400Mはどセン(どセンター)で撮ろうと自分次回ないポジションへ移動。

直前に嗅ぎつけた2人がさっと撮影したので、自分1人とは言えないけど、このアングラからしか撮れないものが撮れたので良しとします。午後は少し晴れて、この天気がラファールの降りの時だったらなぁと。

土曜日は午後にラファールと一行が帰ったようですが、そこは息子のサッカーの試合で行けず。
撮影仲間と話をしていましたが、いつか海外の渓谷で撮りたいなぁと。ラファールを撮るチャンス、またあるといいですね。

今回の撮影は、ラファールにZ 9とAF-S 600mmにTC-14EIIIで850mm、輸送機系はZ 8に180-600mmで。この組み合わせは航空機撮影に最適でした。

【百里基地】24/6/19の記録

前回のブログの通り、6月19日に百里基地に行ってきました。
私は”たまたま”、この日に休み取れて、なおかつ晴れている、というだけで来たわけですが、早朝、まだ格納庫はシャッターも降りて動きなし。
最悪、ノーフラ、という心配もあったものの、取り敢えず”待ち”の体制。ただ、状況の把握をしたく、あえて逆光となるポジションにいましたが、ボケっとしていて先ず初陣の編隊飛行が撮れず。
そう、石川県小松基地所属の第306飛行隊(以下306SQ)のお出ましです。よく見ると同じ小松の第303飛行隊(以下303SQ)も。

朝ですがメラメラなので、画質はイマイチです。そしてお出まし第2陣。

第2陣もこのポジションからでは逆光だからこうなるよね、という絵しか撮れず。でもこの場所だから見られる光景でもありますね。6月とは言えもう気温も高いので、タッチダウンの写真は陽炎の影響、もろに出ています。もちろん承知の上ですが。

この日の天気予報では、10時頃を境に風向きが真逆になるため、ランチェン(ランウェイチェンジ=滑走路変更)を見越して移動したのですが…。

三沢ヘリコプター空輸隊のCH-47J(LR)と陸自のUH-1Jが。この日は外来機が多かったですね

この後午前中、百里基地所属の3SQのF-2も上がらず。
仕方ないので早めにそららでお買い物&昼食調達。午後に賭けました。

そして午後、やっと1stで3SQのF-2が上がりました。
午後には天気予報通り風向きが変わり、ランチェンしていました。

あ、入間基地のチェッカーのT-4も上がりましたね。午前中来ていましたが、やっぱりこの日は外来機が多かった。

しばらくして1stで上がったF-2が戻ってきました。県警のヘリは救助訓練中。

そして動き出す303&306SQのイーグル。まず初陣が4機上がりました。


第2陣のイーグルがR/W21Lでテイクオフ待ちのさなか、先に上がった3SQのF-2が下りてきました。

うーん、この日はベイパーはあまり曳かないな~。
R/W21Lはイーグルがいるので、降りたのがR/W21Rだ! 久しぶりの手前降りです。

その最中にR/W21Lでイーグルが上がります。

イーグルは機体が大きいだけに、600mm真横だと少しはみ出しますね。降りるF-2に上がるイーグル、忙しい!

F-2は久しぶりのウエスト降りでした。近いっていいね!

その後しばらくして、もう1機F-2が降りてきましたが…

まさかの8SQのF-2A (83-8546)

なんとパンサーの第8飛行隊のマーク! 築城基地所属の機体が何故か1機だけ。何ででしょうね?

そしてF-15が戻ってきました。

その最中に入間の外来機のT-400が上がります。新人パイロットの訓練でしょうね。

T-400 (51-5058)

第2陣も帰投します。

この日はこの1回のみだったかな? その後イーグルは格納庫に入れられていました。

ということで、久しぶりのイーグルを見られましたね。かつて百里基地所属だったイーグルを運用する305SQは2016年に宮崎県新田原基地に移動して、関東では航空祭やこうした時々の訓練でしかお目にかかれなくなりました。
イーグルの初期型のPre-MSIP機がF-35Aに入れ替わるのはまだ先なので、まだまだ数の上では主力戦闘ですが、初期型はファントムの末期の機体とあまり機齢は変わらないため、如何に頑丈な機体とは言え、かなり老朽化しているはず。引退までに初期型は特に撮っておきたいですね。

何ヶ月ぶりかの百里基地へ

前回行ったのが2月なので、実に4ヶ月ぶりに百里基地へ行ってきました。

ああ、日米共同訓練のときね。
仕事が忙しいのと、子どもの病院やらで、平日休みをなかなか取りづらかったのですが、今丁度仕事が一段落しているので、梅雨の間の晴れ間を狙って行ってきました。

朝、茨城空港公園内のファントムを見てきました。

うん、塗装し直して以来、綺麗さを保てていて何より。朝イチのこの情景がいいね。

まだ格納庫は閉じたまま。
ただ、ピットファイヤー訓練(リンク先は入間基地ですが、内容は同等です)を実施していました。
モクモクと煙が上がるので、知らない人は何事かと思うかもですが(見ていた隣のおじさんは知らなかったらしい)、消火訓練です。

ピットファイヤー訓練の煙

で、肝心の戦闘機写真ですが、現像中なのでしばしお待ちを。

入間基地ランウェイウォーク2024に行ってきた

入間基地航空祭はここ何年か毎年行っているものの(2023年度は中止)、ランウェイウォークにはずっと縁がなく、抽選ということもあって、毎回落選(笑

ところが今年は自衛隊70周年記念だからなのか、初の試みとして、抽選なしの一般開放となったため、家族で行ってきました。天気もずっと雨予報だったのが奇跡的に晴れ予報になり、結果的に素晴らしい青空の下、退役間近のC-1やYS-11を拝むことが出来ました。

ランウェイウォークは10時半スタートでしたが、先に駐機されていた機体をじっくり眺めてきました。

YS-11EA/EB

戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11ですが、軍用機として採用されたほうが世界的に信頼を誇示できる、との観点から自衛隊でも採用されました。民間機としては90年代から2000年代に引退していきましたが、民間機扱いではない軍用機扱いの自衛隊機としては、法的にTCAS(空中衝突防止装置)義務付けられていないため、更に長く運用されており、現在航空自衛隊では最後のYS-11EA/EBが全6機、電子作戦群にて運用されています。
いずれも通称「スーパーYS」仕様で、エンジンとプロペラを改装しています。

レドームがないEA型は162,163号機が留め置かれていましたが、2機ともプロペラは外された状態で、ビニールでカバーされていました。
これがこのまま退役する直前なのか、あるいは整備中なのかは不明ですが、公式文書に令和6年度中に電子支援機YS-11EAの用途廃止が明記されていることから、このままフライトすることなく退役する可能性が高そうです。とは言え、まだ令和6年度10ヶ月近く残っているため、11月の航空祭に向けて、最後の整備を行っている!? ただ、割と前から飛んでいないようなので、事実上の用廃かもしれませんが。

一方、レドームがある電波情報収集機のYS-11EB型は、後継機のRC-2の数が揃うまでは現役でいるのかなと思っています。写真を見ても哀愁漂うEA型と違って現役感がありますね。

あまりに空がステキだったので、何枚も撮影してしまいました(笑

C-1/EC-1

輸送機であるC-1と、それをベースに改造された電子戦訓練機EC-1ですが、こちらも引退間近で、少なくともEC-1は令和6年度中に退役することが決まっています。また、030号機もIRANから3年経過するのが本年中のため、間もなく退役するのではないかと言われています。
この日030号機は、これが最後と思われる北宇都宮駐屯地の航空祭に出向いていたようです。
したがってこの日の入間基地では、EC-1(021号機)と002号機、C-1最終生産機の031号機がありました。最後の花道としての展示なのかなと個人的に思いました。
特に002号機は子どもの綱引き大会に駆り出されていましたが、やや塗装が薄くなっている気がして、まだ2023年のIRANから1年とは言え、そろそろ退役なのかもしれませんね。

それにしても、上に書いたYS-11EA/EBも、EC-1も、かつては機密度が高い機体として、航空祭などのイベントでも立入エリアから相当離れた場所に留め置かれていましたが、それも今は昔、といった感じですね。個人的にその特徴的な機種のレドームから「カモノハシ」と称されるEC-1をこの距離で見られたことは、素直に感動しました。
退役したら、ぜひ雑誌なんかで内部写真を掲載してほしいな、難しいかな?

ランウェイウォーク

息子が疲れてしまって、ランウェイウォーク自体は自分が少しだけやってきました。

天気が良かったけど結構暑くなったな。でもこの時期だから、まだ風が吹けば涼しさも感じますね。
普段歩けない場所を歩くのは爽快ですね。

C-2輸送機もすっかり自衛隊の主役となりました。こちらはもう少しで生産予定数が終了しつつあるようですが、なかなか海外への売却も決まらず、このまま生産終了に向かうのか? サイズ的には輸送機としては運用しやすいと思われますが、なかなかその国々の事情に合わせるのは難しいのかも。なにせ今まで自衛隊に特化して作ってきたので。
今後の成功を祈りたいですね。

ということで、フライトはないけど、ゆっくり見学できるのも良いですね。入場も手荷物検査なく、激混みではなくスムーズに入場できました。
さて来年はどういった開催になるかな?

【厚木基地】24/5/2の記録

もう2週間前ですね。GW中に撮影した厚木基地の様子です。
ここ何年か、GW休み中は厚木基地でのんびり撮影するのが習慣になっています。年に1回の習慣(笑)

哨戒機は24時間365日任務にあたっていますし、米軍にはGWは関係ありません。つまり、撮りっぱぐれはないんですよね。ただし、こんな時期には米軍の艦載機が来ることもありません。あくまで平常運転の様子です。

まずは哨戒任務で上がったと思われるP-1(5510)。まだP-3Cも多いとは言え、着実にP-1哨戒機は増えつつあります。
P-1については、アメリカ製のP-8と比較され、一部のアンチ自衛隊評論家などからは先進性に劣るという評価も聞かれますが、こういうのは次第に改善されるはずで、少なくともP-3Cよりは確実に性能向上していることでしょう。
機体操縦系統に世界初のフライ・バイ・ライト(光ファイバによる通信)が採用されていて、このあたりは野心的な設計と言えるでしょう。

後は平常運転の米海軍機です。

1枚目のMH-60R(168119)はよく見るとヘルファイアミサイルを搭載していますね。

あーP-3C来ないかなと思っていたら、降りてきました。願いは叶った!

P-3C(5076)もだんだん数を減らしていますが、101機生産された機体のうちの3割程度はまだ現役です。76号機は1991年前後に就役した機体なので、もう数年は飛ぶのかな? それにしてもエンジンのスモーク、目立ちますね。

そしてP-1(5513)も降りてきました。

着実に数は増えつつありますね。70機程度生産の予定で、すでに予算形状では50機近くに達していますが、今後調達数が減らされる可能性があり、一部は無人機で代替する話も出ています。ただ、単純な海上にいる船を確認するだけの哨戒でもないため、やはり有人のP-1の調達は不可欠なんじゃないかなと、個人的には思っています。

輸出の話は、現時点で成功はしていませんが、販売価格を抑えるために初期生産の中古機を売って、新造機で代替、なんて手もあるんじゃないいかなと思ったり。

この後は、このP-3CとP-1のタッチアンドゴーまつりでした。
ま、哨戒機なので派手なフライトはないですが、背景の空や建物、駐機された機体などを絡めて、ロクヨン望遠レンズのリハビリ撮影がてら、シャッターを切りました。ま

そして新たに哨戒任務に出かけるP-1(5511)とタッチアンドゴーを終えて着陸したP-3CとP-1の2機を見届けて、のんびり撮影は終了。

途中、X(旧Twitter)のフォロワーさんともお会いでき、撮影機材のEOS R7RF 200-800mmの軽さに驚き、といった具合で交流もできたので、今回ののんびり撮影は満足でした。

次は上がりも撮りたいな~


もし自分がCanonユーザーだったら、間違いなく購入候補に挙がるであろうCanonのRF200-800mm F6.3-9 IS USM、いやはやフルサイズズームで800mmクラスの衝撃、あの軽さもかなりのインパクトです。暗いレンズですが、日中のこうした撮影なら問題ないでしょう。
Canonユーザーなら絶対オススメの1本。フォロワーさんの写真を見る限り、解像力もなかなかでした。

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【百里基地】2009年3月16日の記録

古い写真データのうちJPG形式のファイルが0バイトになってしまう事例が発生。幸い複数のバックアップのうちの1つにデータが残っていたので復元できたけど、ちょっと怖い事象ですね。同じ画像でもJPG形式以外、RAWデータやTIFF形式、PhotoshopのPSD形式では発生せず。
JPG形式は以前から画像データの一部欠損が発生するなど、エラー訂正が他の形式より弱いのかな?

そんな事態があって古いデータを色々見ていたら、目についてしまった百里基地の写真。古いアルバムを整理していたらついつい見入ってしまう例のやつです(笑
2009年3月16日、今か15年前の百里基地の様子。当時は茨城空港建造に伴い工事が行われていて、この日は21R上がりでした。
この時代は手前の滑走路を使っていたので、とても近い! D300にAI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF) + TC-14EIIでこれだけ撮れた時代。

古いRAWデータも、現代のRAW現像ソフトでよりきれいに現像できますね。何ならAIで解像度アップやノイズ除去も可能になりました。

RF-4EJ (67-6380)は501SQ最後にはフィルムをまとったスペシャルマーキングを施した機体でした。この日は偵察機ながら、戦闘機時代の兵装運用能力を活かしてAIM-9Lのキャプティブ弾を装着していました。
最初から偵察機型のRF-4Eにミサイルの運用能力はないけれど、元々戦闘機だったRF-4EJにはその運用能力が残されています。380号機は偵察機に回収された中でも量産改修型と呼ばれる機体で、偵察用吊り下げポッドとしては、LOROP(長距離斜め写真)ポッドに加えて戦術偵察(TAC)ポッド及び戦術電子偵察(TACER)の運用能力の追加に加えて、慣性航法装置レーダやー警戒装置をF-4EJ改と同様ののJ/ASN-4とJ/APR-6Aに変更した機体です。

2009年はまだ百里基地には梅組の305SQのF-15Jがいて、戦闘機型ファントムの301SQや302SQはまだいなかった時代でした。
この頃からちょくちょく百里基地に通うようになりましたね。まだまともに撮れるのが転がりばかりでした。1回の撮影も2,3百枚程度でしたね。

【注意!】望遠レンズで太陽光を撮っちゃ駄目よ

やらかしてしまったらデータがバグってしまった写真です。

謎の丸が撮れた!

くるまのニュース的に言うなら、謎の丸が撮れてしまった!となりますが、もちろんこの状況ではおわかりでしょう、太陽が入ったことにより、イメージセンサが飽和しすぎた結果です。

↓こんな感じです。

実はある程度狙って撮っていました。太陽と戦闘機がピタッと一致したら面白いと思って試した結果です。

現像で露出を落としてみたら、よりわかりやすい太陽によるの飽和状態

センサが飽和するとこんな状態になるのか…

レンズはAF-S 600mm f/4Gに1.4倍テレコンのTC-14EIIIを装着、焦点距離850mmでの撮影。望遠なので太陽も大きく撮れてしまいます。
とても危ない状態です。センサが焼けてしまう危険性があります。
ただ、この時はこの1コマのみで一瞬のことなので、センサは無事でした。この後の撮影では問題なく撮れました。今も問題なく撮影できますが、もう少し露光時間が長かったらと思うとゾッとしますね。

とりあえずセンサにダメージはなかった模様

太陽光には注意しましょう、特にミラーレスの場合

カメラの説明書にも、「太陽光にレンズを向けないよう注意しましょう」なんて書かれていますが、実際太陽光を、特に望遠レンズとなると入射する光の割合が大きくなるため、一眼レフなら光学ファインダを通して目そのものが危険ですし、ミラーレスならEVFの性能以上明るくならないため目は大丈夫でも、カメラ側の目であるイメージセンサが焼けてしまうリスクがあります。

夕陽のように、日中より地上を照らす太陽光の入射角が大きくなって、明るさが日中より落ちたとしても、状況によっては目やイメージセンサにダメージを与える可能性があります。

夕陽でも太陽光の撮影は注意が必要

上の写真は、タイムラプス用に定点インターバル撮影していますが、この撮影には一眼レフのNikon D810を使用しています。
一眼レフの場合、シャッターが降りている時以外は、原理的にイメージセンサには光が当たらない仕組みですが(なにせ仕組みはフィルムカメラののフィルムをイメージセンサに置き換えたものですから)、ミラーレス機の場合は、撮影していなくても一部の機種を除き、常時レンズを通した光はイメージセンサに導かれています。つまり、このような定点撮影の際は、センサに太陽光が露光し続けるため、状況によってはセンサ焼けの可能性が高いです。例えシャッターを閉じていても、シャッター幕そのものが焼ける可能性もあります。
もちろん一眼レフでも露出センサなどにダメージを与える可能性もあります。
エモい写真が撮れると思って太陽光を撮影し続けるのは、それなりにリスクが有ると思ったほうが良いですね。みなさんも太陽を撮る時は最新の注意を払いましょう。

【入間基地】C-2輸送機を撮ってきた

運転免許証の更新があり、府中運転免許試験場に行ってきました。前回も来たのですが、今回は手続きの自動化が進んでいましたね。更新料も現金だけでなく、クレジットカードに各種タッチ決済とQRコード決済対応。ちなみに更新自体も事前予約制となっていました。その割に結構混んでいましたが…。

で、更新も終わりましたので、せっかくなのでちょこっとだけ撮影してきました。
ちょうど車に乗っていて、入間基地にC-2輸送機が降りていったので、調べてみたら、体験搭乗があったようです。フライト時間も公開されていたので、久しぶりに入間基地へ。
入間基地、周囲が住宅地で撮影スポットが少なく、最近あまり行っていなかったのですが、たまにはいいかなと。

使用機材は215, 213号機

こんな感じで飛んでいました。入間基地のC-2輸送機のコールサインはCOSMOなので、COSMO215、COSMO213といったコールサインで飛んでいました。

動画でも撮ってみましたが、三脚なし手持ちだとブレますね。動画を撮る予定ではなかったので、三脚持ってこなかったです。

たまにはこういうのんびりした撮影もいいな。
そしてもうそろそろ先が見えてきているEC-1やYS-11も撮りたいですね。

【百里基地】24/2/7の記録2

百里基地の日米共同訓練、2ndは写真を撮らずゆっくり眺めつつ、3rdに挑みます。
午後の風向きが北風から南風に代わる予報が出ていましたが、午後は珍しくほぼ無風状態。ランチェン(滑走路変更)があるかどうかでワンチャン賭けるか否か、で移動いたものの、やっぱりランチェンなさそうだったので、また移動。

まずは転がりを撮り…

途中陸自のUH-1Jヘリも来ましたが…

こうしてF-2とF-16が並ぶと、2機種の似ている部分とそうでない部分、よくわかりますね。
やはりF-2のほうが一回り大きい。
去年の百里基地航空祭は、悪天候諸々で来る予定だったF-16はキャンセルとなりましたが、やっと見ることが出来ました。

F-2と比較して、F-16はさすが米軍、電子装備やレーダー、兵装など順次アップデートされていますが、F-2は国産機だけに、その当たりのアップデートが遅いのが難点、なのかな? いいところ悪いところ、色々あるみたいですね。

またまたフォーメーション!

そしてランディング。
久しぶりに流し撮りしたら、やっぱり5kgもある重いレンズはつらい…。テレコン着けないで流し撮りなら、どうせ絞りは絞られるので、Z 180-600mmの方が良いかもしれません。
が、やっぱりピシッとはまった時の単焦点ロクヨンレンズの良さは、代えがたいものがあって悩みますね。

更に残りの機体もフォーメーションで進入からのランディング

この日の訓練はこれにて終了でした。

最後のT-4は流さずビシッと

帰りに、百里基地帰りのルーチンワークになりつつあるいつもの酒屋で酒を調達して(すぐ近くで焼鳥も調達)帰宅しましたとさ。
おしまい。

【百里基地】24/2/7の記録1

米軍再編に係る訓練移転(日米共同訓練)、ということで、三沢基地のアメリカ空軍第14戦闘飛行隊が百里基地に展開しています。
今回は行けないかなぁと思っていましたが、仕事が落ち着いたので休みを取って行ってきました。
先日の雪で雪レフを期待しましたが、前日には雨で解けてしまいました。ただそのせいで早朝は道路がブラックアイスバーン。こちらはスタッドレスのBLIZZAK VRX3を履いていたので、しっかりと食いつきました。さすがBLIZZAK、3年目もしっかり効きます。
早朝展開される方はどうぞ路面状況に気をつけてください。濡れていると思ったら凍結しているのがブラックアイスバーン。滑っている車も見かけました。

やっと撮れたF-16、Yamaroはどうも今までF-16と縁がなく、実はあまり飛んでいるF-16は撮ったことがなかったのですが、やっと撮れました。
F-2戦闘機のベースとなった機体だけに、百里基地の3SQのF-2との訓練は似た者同士?で行えますね。元々3SQは2020年3月まで三沢基地だったので、お互いよく知っているかと思います。

F-16の上がりはだいぶ低かったな、1stでは撮影ポイントの手前で捻りました。あーこれは自衛隊機と違う感じだな~。ということでチョイ移動。

残念、このあとのF-16は捻りなしのストレート。F-2のほうが捻ったか~。

ちょいと移動。フォーメーションを撮影できました。でもちょっと遠いね。そしてここでのフォーメーション撮影は、去年のインド空軍でもそうでしたが、解像度が出ないんですよね…

フォーメーションは記録程度。トリミングしていますし、遠方で解像度が出ないのが残念。とはいえ、これを見られたので満足です。最後のF16とF-2の混合フォーメーションは、この撮影場所ではあまり重ならず残念。

どこで撮ればいいか、難しいですね。この辺りも開発が進みつつありますし。
2ndは撮らず、午後の3rdに挑みました。続く…