「ヘリコプター」カテゴリーアーカイブ

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【習志野演習場】降下訓練始め2025 その2

続きです。さあここからはヘリが主役です。

後何年見られるか、AH-1Sコブラの機動を間近で! もちろんここでの主役はCh-47JAチヌークです。

風が結構あったのか、チヌークが吊るしていた迫撃砲がクルクル回っていました。こうしたスリングは危険を伴うものなんだなと実感。
とは言え、想定の範囲内ということで、無事向きも合わせて着地させて流石です。

ここからは地上戦です。迫撃砲を展開、16式機動戦闘車も登場、上空からはコブラとUH-1Jのドアガンが支援します。

地上戦は報道席側主体で展開されるため、一般観覧場所からは見えづらいのが難点です。
怪我をした隊員をヘリまで運ぶという訓練展示も。

引きずっていってチヌークに乗せていました。

そして待機していた16式機動戦闘車と10式戦車が展開。上空ではAH-1Sコブラが支援。

ほんと天気がもう少し良ければねぇ。16式機動戦闘車の発泡炎は撮り逃しました…。コブラの機動は良かったなぁ。

メインの空挺降下も。

露出が難しい…。曇天は難しいですね。

そしていよいよ展示もラスト。今回2年ぶりに来ましたが、圧巻だったのがこのチヌークの並び。いやこれ絶対映えるフォーメーション考えたでしょっ!
5機のチヌークはこの後…

なんとゲスト参加国全ての国旗が並んだ! 日本はというと、チヌークからではなく地上からいつの間にか旗が上がっていました(笑)
この旗の並びは報道、招待者席からきれいに並んで見えるようになっていました。残念ながら一般観覧場所からは見づらかったけど、この演出は良かったですね。

ヒゲの隊長こと佐藤正久氏のポストでは、このように報道招待者席からは見えたようです。

ええのう…

最後は中谷防衛大臣の訓示で終了。車両は定置場所へ戻ってきました。

でもって恒例の…

毎回恒例、戦車を洗車

ダジャレ行事w、戦車で洗車をみて終了でした。戦車の洗車は結構地味な作業なのです。

帰ろうと思ったら、米陸軍のUH-60Lが。星2つが掲げられていたので、陸軍少将のお迎えだったかな?

米陸軍のUH-60Lの増槽の位置は、陸自のUH-60JAより低いんですね。ロケット弾なども装備できるスタブウイングのため、重心を下げるためなのかな?
そう言えば、今回陸自のUH-60JAは来なかったですね。

今回は天気が残念だったのと、陸上戦が一般観覧場所から遠かったのが残念でしたが、最後のチヌークの編隊からの各国の展開が良かったですね。
毎年寒くて行くかどうしようか迷うところですが、行ってよかったかな。コブラも後何年も見られないしね。

【習志野演習場】降下訓練始め2025 その1

寒いし天気も微妙でしたが、行けるタイミングがあるならなら行こうかな、ということで、撮影仲間と一緒に行ってきました。
いや寒かったですね。
いつものように写真多めですが、記録ということで流し見していただければと思います。

今年は何と11カ国(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、フィリピン、ポーランド、シンガポール、イギリス、アメリカ)が参加、初参加はイタリア、ポーランド、フィリピン、シンガポールだそうです。
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、北朝鮮は弾道ミサイルなど装備品を高性能化、韓国はクーデター発生中、中国が覇権主義を推進するという、日本の周辺はかなりきな臭い状況の中、アメリカのみならず、東南アジアやヨーロッパ、北米との共同訓練は大きな意義があったと言っていいでしょう。

まずば天候確認のための降下、この日は地上波の風はそれほどではなかったけど、上空はそれなりに風があり、風向きの関係で航空機の進入はかなり手前側(観客席側)になりました。
防衛大臣はCH-47JAで来場。

前半はCH-47JAからの降下。各国が降下し、それぞれ使用するパラシュートが異なる点に注目でした。

ただ、降下人数は少ないため、やや地味な展示だったかな。

そしてヘリボーン支援の攻撃ヘリAH-1Sが2機進入! かなり近くまで来るので大迫力!
続いてドアガン搭載のUH-1Jも。

AH-1Sも近い将来退役し、代替として無人機が導入されるとされています。ただ、ヘリボーンの航空支援としてどう無人機を活用するのか、難しいですね。
とは言え攻撃ヘリは対空ミサイルの餌食になりやすく、高価な割に損失も大きいとされていて、それがAH-64Dアパッチ・ロングボウの調達打ち切りにもつながったのかと思うので、今後は無人機を如何に活用するかが鍵でしょうね。

続いてC-130が進入。米軍のC-130Jに空自のC-130H。自衛隊のH型も相応に古くなっていますが、後継機はどうするのでしょうね?

これぞ降下訓練始めって感じですね。

そして再度AH-1SコブラとUH-1J、更にCH-47JAが登場。

上空で攻撃支援しつつ、ヘリボーンを実施。

続く…

【百里基地】百里基地航空祭 2024/12/8の記録 その3

いよいよ午後のF-2戦闘機によるAGG(空対地射爆撃)です。

去年一昨年の成功体験を引きずってしまい、撮影ポイントとレンズの選択を少々誤ってしまいました…。
パッカーンは850mm(ロクヨン+x1.4テレコン)では近すぎてはみ出した。
去年はAGGと言いつつ2機揃っての8の字機動も見せてくれましたが、今年はそういうのがなかったですね。

全体的に午前の機動飛行と比べると、やや消化不良な撮影となってしまいました。でも、この1週間トータルでは色々撮れたのは良かったです、ということにします。

そして帰投は場所を移動して撮影してきました。
ゲスト機が帰っていきます。もう少しで退役のAH-1Sコブラ、後継機が決まったT-7練習機。T-7なんて、元を辿ればT-34メンターを改良し国産化したT-3を経てさらにそれを改良したのがT-7ですから、もうこれ以上の発展の余地がない機体なんですよね。まだしばらく飛ぶでしょうけど、こういう機会を見つけて撮っておかないとです。

小松基地のスペマF-15Jは格納庫へ。これらの機体は翌日月曜日に帰投しました。
久しぶりに見たタイガーエアに続き、オスプレイも帰投します。事故があったので来るかどうか心配でしたが、操縦ミスによるものとのことで、飛行再開できてよかったですね。夕日に照らされ一番エモく撮れました。

最後に帰投したのはC-130Hでしたが、これは帰りに寄ったそららから拝むことが出来ました。

これで2024年のイベントも締めとなりますね。今年は移動機材として自転車を更新したりしましたが、今回の百里基地航空祭でその課題も見えたので、自転車はアクセサリ類をまた購入したいな。カメラは…もういいや今ので理想の体制ですし。でも重たいレンズ、ロクヨンは軽くしたいな…、そんな事を考えながら締めとします。

【百里基地】百里基地航空祭 2024/12/8の記録 その1

航空祭本番当日です。この1年のために働いていたと言っても過言ではないです(笑) 色々準備してきましたから。

可愛いお目々のヘリコプター、もう数年内には退役が見込まれているE-2Cの461号機は今や希少な4枚翅ペラ機です。

今年は地対空ミサイルの展示もレーダーをグルグル回転させて気合が入っていますね。偵察飛行にF-2が上がります。筑波山も映えて、気持ちの良い晴れですね。その代わり寒い! 今年はワークマンで買った防寒パンツで挑みましたが、買って正解でしたね。足元の冷えがかなり軽減されました。

そしてまずは経過飛行展示です。
百里基地所属の3SQのF-2戦闘機とT-4練習機、百里救難隊のUH-60JとU-125Aが上がります。

F-2戦闘機も上がり、まずはフォーメーション。

続いてゲスト機、小松基地所属の306SQのF-15Jの機動展示です。
2機ともスペシャルマーキング(スペマ)機体ですね。エアブレーキ展開してのパフォーマンスもF-15Jならではですね。

予行でも素晴らしい機動で、主役の座を持っていくくらいの勢いでしたから、期待できそうです。
はい、期待通りでした!

すごかった! アフターバーナー全開で旋回、ハイレート、圧巻でした!

続いて救難の展示です。U-125Aも将来無人機に転換するため、こうしたUH-60Jとのコラボも後数年でしょうか? 代替機の無人機はまだ具体的に機種は決まっていません。海上自衛隊はシーガーディアンを導入決定し、P-1哨戒機の調達数を減らすことになりそうですが、空自のU-125Aの代替はどうなるのか…

さて、ここまででお腹いっぱいですが、この後はF-2戦闘機の機動展示です。その写真はまた。

【入間基地】24/10/31の記録 その1

晴れ予報。久しぶりの晴れ予報でした。百里基地に展開するか、航空祭間近の入間基地に展開するか、最後まで悩みましたが、C-1輸送機の退役間近とあって、今これを撮らずしていつ撮るの?ということで、入間基地に展開しました。

実は私、入間基地撮影も久しぶりだけど、午前は初めてひな壇エリアに行ってみました。コインパーキングから移動、午前8時には機体動きが。最近の百里基地より早いですね(笑)

久しぶりのすっきりした青空! 早い時間でT-4 (56-5735)からC-1 (18-1031)、そして電子戦訓練機の「カモノハシ」ことEC-1 (78-1021)にCH-47J(LR) (57-4494)、C-130H (35-1071)と上がりました。

10月末のこの時間のひな壇からの光線状態はなかなか良いですね。

太陽の周りにちっちゃい🌈

ひな壇、初めてで常連さんが多そうでちょっとドキドキでしたが、自分と同じで初めての方もいて、和気藹々楽しめましたね。