【渡邉酒造】旭興 発泡性貴醸酒

またまた栃木の酒シリーズです。
旭興(きょっこう)もまた、名前は知っていましたが、飲むのは初めて。しかも今回は生産数が少なく入手が難しい発泡性貴醸酒です。

【渡邉酒造】旭興 発泡性貴醸酒

貴醸酒と言うだけでも珍しいのに、発泡性! 他では聞いたことがないですね。
貴醸酒は、仕込み水の代わりに日本酒を使うという、酒で酒を醸すという、とても贅沢な作りのお酒です。
更にそれが発泡しているとなると、珍しいわけですよ。ガス感を残している発泡性の日本酒、最近はよく見かけますが、さてそれが貴醸酒となると?

【渡邉酒造】旭興 発泡性貴醸酒

酒米は夢さらら、夢さららは栃木県の農業試験場で開発された酒米で、酒米では有名な山田錦をベースにしています。栃木県の酒蔵ではよく使われている酒米ですね。それを精米歩合50%と大吟醸レベルまで精米しています。
日本酒度は-47! 糖分が多く残っていて超甘口となりますが、酸度も4.5と多めです。アルコール度数は、一般的な日本酒よりわずかに低い14度です。

瓶は王冠で封印されていて、栓抜きが必要なタイプです。つまり、一般的な回転させる栓と違って、ゆっくり開けることが出来ないタイプ。開栓すると…

シュワシュワシュワシュワ!!!

おおお、吹き出した! 少々こぼれてしまいました…。ちゃんと冷やしていたのですが、開栓注意です。
王冠ですが、ゆっくり栓抜きで開けないとですね。

爽やかな発泡性貴醸酒

これだけ見ると、ジンジャーエールみたいな色合いですね。貴醸酒は酒で酒を醸すので、このように黄色みがかったお酒になります。この旭興は、黄色というより黄金色ですね。

さてお味。貴醸酒らしく、こってりした甘さを想像していると、ん? 確かに甘いけど、トロトロの甘さではなく、もう少しシャンパン寄りな、キレのある甘さです。酸味が多いのも、貴醸酒というより甘口シャンパンらしい印象を出しています。そして、これまた貴醸酒なのに後味がさっぱりしています。
良い意味で、貴醸酒でありながら、貴醸酒らしくない感じです。若々しいといえば語弊があるかもですが、貴醸酒らしい独特の濃い甘さより、爽快感が持ち味でしょう。
もちろん独特の甘みは、貴醸酒らしいのですが、酸味とガス感があるので、爽やかさの方が上回っていますね。

貴醸酒は一般にトロトロと甘口なので、デザート酒に最適なのですが、旭興のは食中酒としていけますね。


栃木のお酒、自分が住んでいた頃は日本酒にハマっていなかったので、銘柄は知っているけど飲んだことがなかったお酒が多いです。これは色々開拓せねばと思いました。

夏休み最後は光が丘公園で水遊び

娘の小学校の夏休みも後少しで終わり。
北海道出身のYamaroからすると、なんて長い夏休みだろうと思いますが(北海道は夏休みがお盆明けぐらいまで)、長かった休みも終わり。もっとも、学童に通っているので、純粋に休みという感じでもないですけどね。

そんなわけで、最後に夏らしい遊び、ということで、今月いっぱい遊べる、練馬区は光が丘公園のけやき広場にある水遊び場に行ってきました。
去年はコロナ禍でやっていなかったけど、今年はやっているようです。(2021年は8月末まで)

あいにく天気は曇りでしたが、それが返ってよかったかな、気温が高くなりすぎず、熱中症の心配がないくらいでした。もちろん定期的に水分補給はしました。

光が丘清掃工場の煙突

近くで見ると、光が丘清掃工場の煙突、大きいですね。そしてこの天気、雨降りそうで降らなかったけど。

あまり暑くなかったので、たっぷり3時間以上遊んでいました。飽きないのね…。息子は調子に乗って、噴水を作ってみんな水浸しでしたが、子どもたちはみんなはしゃいでいたので良しとしましょう。

そんなこんなで夏も終わりですかね。そろそろ気温も下がり始めてきている感じですね。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/27)

このシリーズ、せっかく1年以上撮り続けているので、ヤオコーが完成したら、写研埼玉工場の建物解体からヤオコーが出来るまでの写真を動画アルバムにでもしようかな、と思っていますが、編集時間がかるしなぁ、ぱぱっと出来ないかなぁと考え中です(実行するとは言っていないw)。

そんなわけで、写研埼玉工場跡地に建造中のヤオコー和光丸山台店ですが、ついに表側の足場はすべて外された状態となりました。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/27)

手前では、旧厚生棟の解体が進んでいます。現在、地中部分の土台やらなにやらを解体中。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/27)

厚生棟跡地も更地化が進んでいますね。私の予想では、跡地はマンションが建つと思うのですが、さてどうなるやら。目の前がスーパーマーケットだと、買い物は超便利ですよね。その代わり、道路は渋滞しそうですけど。

建物外側は、後は看板をつけるだけ?

表側の足場はすべて外されたので(建物裏手はまだ足場が設置されています)、建物全体像が見えるように。外壁から多数の電線が伸びているのは、看板の電飾用でしょうね。
内装工事も進んでいるようです。外も中も、この色で既にヤオコーっぽい感じが出ていますね。

秋のオープンに向けて、オープニングスタッフの募集も始まっています。
そして2階部分のテナントですが、現在のところ、衣料品店、フィットネス、ドラッグストア、歯科が入ることが決まっているようです。うーん、100円ショップも入ってほしかったなぁ。
我が家の買い物も、ここが出来たらだいぶ楽になります。他にどんなお店が入るか楽しみですね。コロナ禍なので、商売が難しい時期ですが、ポストコロナに向けて、新たなお店が増えるといいですね。

エアコンガスクリーニングしてみた

先日、嫁車エスティマの無料6ヶ月点検があったので、ついでにエアコンガスクリーニングを施工してもらいました。

カーエアコンも、経年で効きが悪くなってくることがあります。
要因として、エアコンガスの漏れによるガス不足、あるいはエアコンガスの汚れや吸湿による効率低下があります。
エスティマも12年目なのと、ここ最近エアコンを使うと燃費の悪化が大きいので、エアコンガスクリーニングをしてもらうことに。
ガスクリーニングの手順は、以下のとおりです。

  1. エアコンガスを回収
    エアコンガスクリーニング専用機を使用し、エアコンガスを回収
  2. ガスクリーニング
    回収したエアコンガスをフィルタに通し、ガス中の水分や不純物を除去
  3. 真空引き
    エアコン内の空気や水分を抜き取り、真空にするのと同時にガス漏れのチェックを実施
  4. エアコンガスの充填
    適正量までガスを充填する

これまで自分が乗ってきた車は、長く乗ったアコードユーロRの10年13万キロで手放していたので、経験がありませんでした。今回初めての施工になります。
特にエスティマのように、リアエアコンもあるミニバンだと、エアコン容量もそれなりにあるので、長く乗るなら実施しておいたほうが良いでしょうね。

結果、エアコンガス追加充填量は、規定量730gに対し150g

エスティマのガス充填規定量は730g、これに対して回収量は580gだったので、12年で2割程度減ったことになります。大きく漏れているという感じではないので一安心。この年式でこれくらいの漏れ量なら、大きな問題ではないでしょう。
エアコン自体に問題はないので、減った分の追加充填をして終了。
元々エアコンの効きは悪くはなかったので、体感はあまりないですが、この夏の燃費悪化が少しでも避けられればと思います。
カーエアコンの使用期間は、家庭のエアコンより圧倒的に長いし、使用環境も過酷ですからね。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

サンクゼールで、お安くなっていたので買ってみたスパークリングワイン。
寿司に合うという触れ込みのワインです。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

寿司に合うとか書いていますが、自宅で寿司なんて食べないしなぁ、ということで、娘が好きなアヒージョと組み合わせ。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

ロゼワインと赤ワインのブレンドみたいです。なので、色は純粋なロゼワインよりも若干濃い赤。長野県産のぶどうを使っているのは、サンクゼールらしいですね。

【St.Cousair】Sushi and Bubble 2018

ロゼと赤ワインをブレンドしたというだけあり、スパークリングと相まってスッキリとした口当たりですが、適度に辛さもあります。赤ワインらしいタンニンの渋みは程よく抑えられていますが、これもロゼと赤ワインのブレンドだからでしょうね。決してフレッシュ過ぎないのが持ち味ですね。
個人的には、純粋な赤ワインより、白ワインが好みなので、このくらいの渋みであれば、赤でも飲みやすい感じです。
ただ、全体的に中途半端な印象もあるかな、もう少し、特徴が欲しい気もします。バランスが良すぎるんですね。

ワインは全く詳しくないですが、あまり飲んでないからなんだろうな。種類が多いですしね。
ま、ワインは素人らしく、それっぽいのを買ってみて飲む、というスタンスで良いかな。収集しだしたらキリがないですし。

ステイホームでテレ(望遠)ワーク

COVID-19のデルタ株は蔓延し、仕事も忙しいので、しばらく飛行機は撮りにに行けないと思っていたけど、先日のブルーインパルスもそうですですが、家からは割と、ベランダや窓から飛行機が撮れる環境だったりするので、撮りに行けないフラストレーションは、それなりに発散できているような気がします。

United B787-9 (N26966)

Luminar3で、不自然にないすぎない程度に、ちょいと弄っています。
これを撮った先週金曜日、久々にテレワーク(仕事の方の在宅)していましたが、Flightrader24を見ていると、羽田に降りていく航空機が、以前よりは多くなり、機体も大きくなってきている気がしました。
去年の今頃は、そもそも飛んでいる機体も少ないですし、B737のような比較的小型の旅客機ばかりが飛んでいました。
特に、今は国内線国際線問わず、中型のB787が増えてきましたね。反対に、B787の前身モデルとも言うべき、ベストセラー中型機のB767は、かなり数を減らしている感じがします。

写真はユナイテッド航空のB787-9で、国際線機材も、以前のB747ジャンボは愚か、B777のようなロングボディの機体よりも、更に小さい中型のB787系、A350系が今後は増えていくのでしょうね。
これだけコロナウイルスが蔓延していると、とても海外出張も海外旅行も難しいですしね、航空需要も旅客はしばらくは低調でしょうね。

2021年8月20日の尽き

月、こちらもLuminar3で不自然にならない程度にいじっています。雲の多い日で、雲の切れ間を狙って撮影。
600mmだと、ノートリミングではこの程度しか映りません。でも、たまには引きの写真ということで、雲を入れて、少し雲のコントラストを上げてみました。

今担当している仕事が忙しいので、戦闘機撮影もしばらくお預けですかねぇ。そもそも緊急事態宣言中ですしね。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒

またまた栃木のお酒です。実はこちら、妻が購入したもの。最初に私が四合瓶を入手して飲んだところ、妻が偉くお気に入りになってしまったようで、再購入しました。しかも一升瓶で。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒

にごり酒だけに、ラベルはゴリラ(笑

島崎酒造の東力士ブランドのお酒は、栃木時代から認識していましたが、当時は今ほど日本酒を飲んでいなかったので、買ったことはなく。東力士ブランド初めて購入のお酒が、メーカーさんの独自製法実験酒第二弾。これはぜひ定番のお酒も買わないとですね。

【島崎酒造】東力士 純米酒 超特濃にごり酒 独自製法実験酒第二弾らしい

にごり酒は、醪を濾す際に、目の荒い袋やフィルタを通すことで、澱の一部も混合した状態となります。このため、白濁したとろりとしたお酒になります。
よくスーパーなどで見かける、大手酒造のにごり酒は、その中でもかなり目が細かい袋を使っていて、澱の成分は相当細かくなっていて、あまりとろりとした感触はありませんが、東力士のこのにごり酒、かなり目が粗い袋を使っているのか、相当とろりとした感触です。

そのせいか、日本酒度はなんと-63!これはもう澱がかなり多いからでしょうね。日本酒度がマイナスになるほど糖分が多く、甘いお酒と言われていますが、日本酒度は、水とお酒の比重で計測するため、実際には澱の成分が多いと、この比重も大きく変わってくるはずです。つまり、-63だからといっても、甘すぎて飲めない、というわけではありません。

アルコール度数はあえて9%と抑えて、飲みやすさを追求しています。酸度0.9、精米歩合は70%で酒米銘柄は非公開です。
このお酒は火入れはしているようで、活性にごりではありません。

トロトロのお酒です

ヨーグルトドリンクのような感触ですが、酸味は程々で、米の豊かな甘味が主体。ですが押し付けがましいほどの甘さではなく、飲み飽きないギリギリの線を行っています。そして、口当たりは柔かく、後味も良いんが残りすぎることがないギリギリのバランスを保っています。
アルコール度数は低いので、スイスイ飲めてしまいます。四合瓶があっという間に空いてしまい、一升瓶確保に走ったわけですね。
いつまでも買えるお酒ではないので、買えるうちに買いたい。妻はまた買いたいと申しておりまして。

検索したところ、都内でも買えるお店はあるようですが、取り扱いは少なそうなので、今だけ限定ですね。


ところで島崎酒造、栃木県は烏山にあるのですが、戦時中の地下戦車工場跡を利用した洞窟のレンタルも行われています。また洞窟の見学、洞窟熟成酒の販売、オーナーズボトル(一定期間貯蔵してもらえる)の受付も行っているようです。
COVID-19が落ち着いたら、ぜひ行ってみようと思います。

おうちからパラリンピックのブルーインパルス予行を撮った

24日から始まるパラリンピックの開会の、ブルーインパルスの予行飛行展示が22日行われました。
例によって、ベランダに三脚とカメラを設置してスタンバイしました。

三脚にD850とAF-S 600mm f/4Gをスタンバイ

予行展示飛行は都内で14時から15分程度、その前に入間基地から上がり、オリンピックのときと同様、展示機編隊と予備機編隊がフライトします。
都心から離れた場所なので、我が家からの狙い目は、練馬区上空を通過する予備機編隊です。

13時48分、練馬区上空に予備機編隊を確認しました。

おお! 練馬区上空を通過していますね。嬉しいことに、光が丘清掃工場とのコラボが撮れました!

遠方のスモークは、残念ながら陽炎の影響で画質は今ひとつ。暑い時間なので仕方ないですね。が、我が家の上空も通過したのは嬉しい誤算でした!

湿度が高く、スカッと抜けた青空ではないのが残念でしたが、元々曇りの予報だったのが、晴れ間が出てきたのは良かったですね。
今の所、本番は天気予報も曇りとなっていて、この予行のほうが結果的にきれいに見れることになるかもしれませんね。
本番当日は仕事なので、見ることは出来ませんが、運良く職場の外から見られたらいいなと思っています。忙しいので難しいでしょうけど。

乗蓮寺「東京大仏」を見てきた

息子が車で寝てしまい、駐車場に着いたけど、起こすのもなんだしな…というこで、妻と娘は先に帰り、胸ている息子を連れてドライブに。程なく起きたので、行ってみたのが東京都は板橋区の乗蓮寺

先月、当ブログでも過去に行った際の写真をアップしたあの場所です。

ここは都内のお寺としては珍しく、広めの駐車場もあるのが良いです。

青銅鋳造の大仏としては3番目に大きい東京大仏

乗蓮寺といえば、日本では3番目に大きい(開眼当時)「東京大仏」が鎮座しています。
その歴史は意外と浅く、1977年(昭和52年)に開眼された、まだ若い(?)大仏です。
現在は、牛久大仏があるので、日本では4番目の大きさの大仏ですね。青銅の鋳造(溶かして型に流し込む)建造された大仏としては、3番めの大きさということになるようです。牛久大仏は、現代の工法らしく、鉄骨に青銅板を貼り合わせる方法のようですね。

短時間の散策でしたが、リフレッシュになりました。

密を避けられる場所でのお出かけ、都内ではなかなか少ないですが、ここは穴場スポットですよ。

【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

先日、第一酒造の量り売りで買ってきたお酒です。

開華 特別純米 生もと 原酒
【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

量り売りは、瓶を購入(2回目以降は洗った瓶を持っていって購入も可能)して、その場でタンクから詰めてくれます。なのでラベルはその場で貼るシンプルなものです。

開華 特別純米 生もと 原酒
【第一酒造】開華 特別純米 生もと 原酒

今回は生もと造りのお酒です。生もと造りは、日本酒の原点とも言える昔ながらの製法で、蔵付き、あるいは自然に存在する乳酸菌を取り込んで、酒造りに不要な雑菌を死滅させていきます。乳酸菌が雑菌を死滅させた後に、酵母菌を投入し、その中でも強い酵母だけが生き残って酒の元となる酒母となります。
酒母を作るのにもっとも時間がかかり、かつ腐敗などのリスクも高い製法ゆえに、他のリスクの低い製法が開発されると、生もと造りのお酒は少なくなりました。が、現代でも酒造りの基礎として、生もと造りを継承する酒蔵も増えてきました。
生もと造りのお酒は、一般的に酸味があり、全体的に力強い味となるものが多いですね。

酒米はラベルにはありませんが、別途お店でもらったチラシによれば、自社水田産の「ひとごごち」、精米歩合は59%です。
今回の量り売りは開華の「特別純米 生もと」の貯蔵用原酒です。原酒なので無加水、更に力強い味とのことです。

香りからして酸味を感じる、よく言われるフルーティとは対照的な伝統的日本酒の香り、なにかに例えるのは難しい…。

口に含むと、生もとらしい力強い豊潤な米の旨味、そして酸味が絶妙なバランスです。決してお互いが主張しすぎることなく、良いバランスを保っています。冷酒で飲むのがおすすめだそうですが、個人的には常温になった時に甘みがぐっと増して、辛さと甘さの更にバランスが良くなるのが好みです。
原酒ゆえ、酒蔵ではオンザロックで飲むのもオススメとしています。今度はロックで飲んでみようと思います。

開華、東京近郊ではなかなか売っているところがないですが、コレ良いお酒ですよ。COVID-19が落ち着いたら、佐野のアウトレットに行きがてら、第一酒造に寄るのも良いと思います。
アイスや甘酒、お菓子なども売っているしね。