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【バランスくずれ】嫁チャリのバッテリが死亡したので買い替えた

嫁車の電動アシスト自転車で通勤し始めて、早3年。それ以前も通勤場所の関係で自転車通勤していたので、トータルでは7,8年程度自転車通勤しています。
それなりの距離を走っているので、バッテリも消耗するわけですね。

ここ最近、残量表示まだ2メモリあるのに、突如バッテリが落ちる事象が出ていて、そろそろ怪しいかなとは思っていましたが、先日バッテリを充電器にかけてしばらくしたところ、こんな表示になってしまいました。

嫁チャリはPanasonic製ですが、メーカーサイトを見ると、このように消灯が流れるように表示される場合は、バッテリのセルバランスが崩れているとのことです。

電動アシスト自転車用のバッテリやEV、スマホやカメラなど、今や充電可能な二次電池としてリチウムイオン電池が一般的になっています。
サイズに対して容量、電圧が高く、デジタル化、電動化社会社会に欠かせないモノとなっています。

さて、皆さんは自転車のバッテリというと、大きいケースに入った1つの電池と思っている人も多いでしょう。
しかし実際は、ケースの中には複数の小型のリチウムイオン電池のセルが、直列や並列でつながっています。

https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/100467/~/%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%81%AA%E7%82%B9%E6%BB%85%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8C%EF%BC%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%EF%BC%89


特に自転車用は容量が大きいため、バッテリセルを複数直列にして電圧を稼ぎ、さらにそれらを並列に接続することで、容量を確保しています。

一般的に、この1つ1つのセルの電圧は概ね3.7V前後です。(材料によってはこの限りではありませんが)
これはリチウムイオン電池に使われている材料の特性で、出力できる電圧が決まっているからです。乾電池が1.5Vと決まっているのと同様です。

このセルの電圧は均一でなければならず、例えば3.7Vが公称電圧のセルで、劣化により3.5Vしか出力できなくなった場合は、セルバランスくずれとなります。電池は電圧の低い方に電流が流れていく特性があるため、劣化したセルに電流が大量に流れると、発熱しセルが発火する可能性があります。
モバイルバッテリが発火した動画を見かけたことがある人もいると思いますが、あれは最悪の事態です。

このため、リチウムイオン電池を使用したバッテリは、セルの電圧や電流監視基板が入っていて、電圧差が生じた際に特定のセルを遮断したり、バッテリそのものを使えなくする仕組みとなっています。

今回は、セルバランス崩れと監視基板が判断して、流れる表示になったようです。
これはバッテリセルが劣化しているため、つまりバッテリの寿命です。購入2年以内であれば、このような表示になっても保証交換できるようですが、それ以上の年月が経ったものは劣化との判断なので、自費交換です。これが結構高くって…


4万円超え…。最も自転車そのものを買い替えると10万円超えますし(嫁車は12年前買った当時は8.5万円でした)、付属バッテリは容量の小さいものが多いので(上のバッテリは大容量タイプ)、今回もバッテリ買い替えとなりました。3本目ですね。毎日乗っているので仕方ないですが。

Panasonic NKY514B02B 数年は持ってほしいな

数年は使えるといいな~

スローパンク? 自転車の虫ゴムを交換してみた、が…

通勤に使っている嫁車の電動アシスト自転車。後輪は、3年ほど前にタイヤとチューブも交換しましたが、やはり2,3年使っていると発生するトラブル、パンクです。
ただ、明確にすぐ空気が抜けるというよりは、かなりゆっくりと抜けていく感じです。
パンク修理する前に、まずは簡単にできる、そして案外見落としがちな、虫ゴムの交換をしてみることにしました。

虫ゴムとは?

ママチャリのタイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ

多くの自転車に採用されている、タイヤチューブに空気を入れるための英式バルブ、上の写真だとオレンジ色のゴムキャップの部分を外して空気を入れますが、このゴムキャップの左にあるローレット加工されたナットは、ゴムキャップを外しただけで空気が漏れてこないようにするための逆止弁のついたバルブを固定しています。
この中に、虫ゴムという逆止弁があり、このゴムが劣化すると逆止弁の働きが弱くなって空気が漏れます。

空気がゆっくり抜けていくスローパンクの場合、もちろんチューブにごく小さな穴が空いている場合も多いですが、このバルブの虫ゴム劣化も疑われます。
パンク修理は手間がかかりますが、虫ゴムは安価で簡単に交換できるので、まずは虫ゴム交換を行ってみました。

キャップを外し、更にローレット加工されたナットを外すと、虫ゴムの付いたバルブが露出しますので、これを抜き取ります。タイヤの空気が一気に抜けます。

外したバルブ類と新しい虫ゴム

ホームセンターで買ってきた交換用虫ゴム、概ね200円前後で売っています。写真の商品はゴムとキャップだけですが、バルブとセットになったものもそんなに高くはないので、バルブごと変えてもよいかと思います。

古いゴムをバルブから外した

まずは古いゴムを外しました。引っ張ったら裂けました。確かに劣化はしているようです。安いものなので、1,2年で定期交換してよいでしょうね。

新しいゴムを挿入

新しいゴムをバルブに挿入します。結構硬めで嵌めにくいです。裂けないように、ゆっくりねじ込んでいきます。
あとはバルブをチューブに差し込んで、ナットを着けて空気を入れるだけです。
ちなみに、虫ゴムレスのスーパーバルブもあるので、定期交換が面倒ならこれに交換してしまうと、チューブの寿命まで交換しなくて済みそうです。

交換して、通勤で1往復してみましたが…ダメでした。やっぱり空気抜けてきてる。これはチューブの方ですね。ってことで素直にパンク修理します。とほほ…

嫁車の電動アシスト自転車のFブレーキシューを交換した

一生懸命旧車のMiyata Ridge runnerのメンテナンスをしていますが、実はその割にあまり乗っていなくて、通勤と親子スイミングへ通う際には嫁車の電動アシスト自転車を使っています。車も嫁車なら、自転車も嫁車がメインです(笑

そんな電動アシスト自転車も11年使っています。コロナ禍で自転車通勤に切り替えて、昨年度までは子供の保育園送迎もしていたので、その走行距離と坂道の多い通勤ルートでのブレーキの負荷たるや!
新車時からのブレーキもかなり減っていたので、交換しました。

本当はロードバイク用? SHIMANO R50T2

今回取り付けたのはSHIMANOのR50T2です。本来はロードバイク用で、シングルピボットブレーキのママチャリには合わない、という話もあるのですが、まあとりあえず着けてみました。

実は買ったのはだいぶ前で、交換しようと思いつつすっかり忘れていまして(汗
一般的なママチャリ用のブレーキシューと違うのは、ボルトの取付座面が球面座となっていて、取り付け角度調整ができることでしょう。一般にママチャリのリム部分は角度が垂直に近いようですが、この機構があれば、ぴったりリムの角度に合わせられますし、少しトーイン気味にすることで、回転するホイールをブレーキシューが挟んだ際に、ピッタリ面で当てることができるようになります。

ブレーキレバーを握ってリムにシューが軽くあたった状態でボルトを締めればOKです。角度を微調整したければ、少しボルトの締付けを弱めて微調整も可能です。
タイヤに当たらないよう、またリムからはみ出ないよう調整して完了です。

さて通勤で使ってみましたが、制動力は以前より少し向上したかな?程度ですが、コントロール性が良くなったように感じました。ブレーキレバーの握り具合にリニアに追従する感じ。あとは雨の日の制動力がどの程度か気になりますね。

Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換した

最近チャリンコの整備をチマチマやっていて、少しずつ自転車沼に使ってきている気がしないでもない今日此の頃。
今回は、旧車Miyata Ridge runnerのブレーキシューを交換します。

ダイワサイクルに行ってきた

お目当てのブレーキシュー、なかなか見つからず、ホームセンターや自転車店を巡り巡って、ダイワサイクルでやっと見つけました! 後述しますが、旧車ゆえ、ブレーキシューもその辺でよく売っているタイプとは違うんですよね。
ああ、新しい自転車も欲しいな… 値段見ると、わりと現実的なものでも、ライトユーザーなは自分には十分です。

旧車ならでは?のカンチブレーキ

正式名称はカンチレバーブレーキ、だそうです。古いMTBやロードバイクなどに採用されている方式で、構造がシンプルで泥づまりしにくいのが特徴とのことですが、90年代後半以降、SHIMANOからVブレーキが販売されて以降は、調整が簡単であることとブレーキ制動力の持続性が良いことから、Vブレーキが主流になったようです。現在、新車でカンチレバーが採用されているのは稀なようですね。自転車屋巡りして、新車を色々見ましたが、確かにカンチブレーキを採用した新車はありませんでした。

写真の通り、露出した金属ワイヤがが特徴です。この露出部分が多いために、ワイヤが錆びやすいという欠点もあるようです。確かにそうですね、もうワイヤも交換しなければですね。
今回はブレーキシューだけですが、ワイヤも後で交換します。

今回購入したのはSHIMANOのM65T。カンチレバーブレーキシューは、写真のように種から金属の棒が出ているのが特徴です。Vブレーキなど一般的な自転車は、シューはボルトナットで固定していますが、こちらはブレーキレバー自体にネジがあり、そちら側で固定します。
新しいシューはやや長く、取り付け向きの指定があります。外したシューは、残量はまだ十分ですが、経年劣化で割れが発生しているため交換します。

構造自体はシンプルで、Vブレーキよりもわかりやすい、が取り付け調整が大変ですね。まずブレーキシューの前後位置(ホイールリムとの隙間)と、ブレーキワイヤの関係異性、ブレーキを掛けた際の当たり面や角度、とにかくこれらを全ていい塩梅に調整する必要があり、シンプル構造故に、きっちり調整するのが至難の業でした。
ただ、一応私、業種は全く異なりますが、試作開発系の仕事をしているので、基本仕事では工具を使います。こうした調整も、それなりにこなせてしまうのは、長年の仕事の経験ですね(自慢

ということで、良い塩梅に装着できたと自負していますが、普段工具を使ったことのない人は、素直に自転車店で交換したほうが良いですね。

古いので、まだまだメンテナンスが必要なRidge runner

前後とも交換し、試乗してみました。いい! 明らかに制動力が違います。リアなんか、ギュッとレバーを握るとタイヤロックします。
そのレバーも経年劣化でみすぼらしいので、オリジナルのまま塗装するか、いっそ交換するか。レバーもピンキリで色々ありますしね。
グリップもボロボロなので交換、いやいっそハンドルごと…とパーツを見るとあれもこれも欲しくなりますね。

でもまずはブレーキワイヤ、次に変速ワイヤですね。
フロントディレイラーが不調で3速のトップに入りづらいのは、調整して変速できる時もありますが、根本は変速ワイヤも交換しないとだめそうです。こちらもブレーキワイヤの次です。
こうしてあちこち交換していると、そのうち新車買う値段を超えそうです(笑

内装3段変速機が不調なので部品交換&調整をした

嫁車の電動アシスト自転車、ほぼYamaroの通勤車になって数年、今年度になって保育園への子供の送迎ミッションは完了しましたが、送迎にも使っていた際にかなり自転車に負荷がかかっていたのと、購入から11年経過して、あちこちガタが出てきたので、メンテナンスをチマチマ行っています。
今回は前回のチェーン交換と前後ブレーキワイヤ交換に引き続き、内装3段変速機の部品交換と調整、フロントブレーキシューの交換を行いました。

内装3段変速機の変速不調

時々ギヤ飛びが発生する内装3段変速機。ママチャリなど軽快車に採用されている内装3段変速機は、ロードバイクなどの外装式の変速機と比較すると、調整項目が少なくて手間の掛からない変速機ですが、それでも経年とともに不調になります。
ギヤ飛びの理由はわかっていて、プッシュロッドが規定の位置にないと、内装ギヤの切り替えが上手く行かず、歯飛びを起こしたりします。

プッシュロッドの位置調整は以前から行っていましたが、それでも時々ギヤが飛ぶので、今回はプッシュロッド自体を交換してみることに。

内装3段変速機のプッシュロッド(写真中央の棒)

ママチャリに多く採用されている内装3段変速機(4段や6段も存在します)は、ハンドルにある変速レバーを切り替えることで、ワイヤを引っ張られプッシュロッドを押し込む構造です。2速にした際に、プッシュロッドに記されているラインがちょうど隠れる位置に調整することで、ギヤ飛びなく変速できます。
ただ、このロッドの動きがスムーズでないと、変速がうまくいかないのです。
今回はこのプッシュロッドを交換してみます。
まず上の写真のように、プッシュロッドを押し込む機構の変速ワイヤを外して、ロッドに当たらない位置に動かしておきます。

SHIMANOの内装3段変速機用交換プッシュロッド(81.85mm)

このような金属棒とバネの組合せの部品です。プッシュロッドは、押し込みは変速機のワイヤが引っ張られることで、カムがロッドを押し込むのですが、逆にプッシュロッドの戻り方向は、プッシュロッド自体のスプリングの力に依存します。このスプリングのヘタリや、プッシュロッド自体の曲がりも変速不良の1つとして考えられるので、交換することに。お値段も500円台(執筆時点)と安いですし。

プッシュロッドは引っ張るだけで簡単に抜ける

プッシュロッドは手でまっすぐ引っ張れば簡単に抜けます。硬い場合はペンチでまっすぐ抜きましょう。曲げてしまうと途中で折れるかもしれないのでご注意を。

上が外したプッシュロッド、下が新品

写真上が外したプッシュロッド。黒いのは内装ギヤのモリブデングリースだそうです。ちょっとこのグリースをおすそ分けしてもらって、新品に塗って挿入しました。
作業としてはこれだけです。
ちなみにプッシュロッドの長さは2種類あるようで、うちのチャリンコは81.85mmでしたが、ここ数年の車種では、少し長い86.85mmのタイプもあるようなので、事前に調べる必要があります。長くなったのは変速ギヤ飛びを防ぐため、余裕を持ったギヤ配列にしたからみたいですね。

新品のプッシュロッドを入れて、2速の位置の調整

新品プッシュロッドを入れたらカムの位置を戻して変速ワイヤをカムに引っ掛けます。あとは2速にして、プッシュロッドのラインがちょうど隠れる位置に変速ワイヤの長さを調整します(このあたりの調整方法は検索すれば出てきますので割愛)。

これで変速がスムーズになりました。変速自体も剛性感があり、やはりプッシュロッドのスプリングのヘタリはあったようですね。
フロントブレーキシューもついでに交換。写真は…撮り忘れましたw

ブレーキの調整も行って走り出すと、ブレーキも変速機も剛性感が高くなり、ママチャリはあちこちゆるいなと思っていたけど、ヘタっていただけというのがよくわかりました。
ここまで劇的に変化があると、やっぱりちゃんとメンテナンスしないとだめなんだなと反省。今後はしっかり定期的にやりたいですね。

【忘却録】旧車Miyata Ridge runnerの現状確認

息子が小学生になり、保育園送迎というミッションがなくなった今、通勤で使っている自転車を嫁車の電動アシスト自転車から、自分のロードバイクに変えようかなぁと思いつつ、30年ほど前の旧車故にあちこち整備しないと、通勤車として使えないなぁと。

ということでまずは現状把握。とりあえずチェーンだけは交換しましたが、やるべき整備がこたんまりとありますね。
いつもマンションの屋内駐輪場でしか見れていないので、子供を公園で遊ばせついでに、日中の明るい環境でじっくりと現状を確認しました。
このために、LUMIX G Macro 30mm F2.8を買ったのもあります。

まずはブレーキ。ワイヤ交換は必須ですし、ついでにシューも交換せねば。レバーやハンドル、グリップも変えたいけど、まずは重要保安部品からですね。
変速ワイヤも交換したいです。現状、フロント側のディレイラーの動きが渋く、3段のうちのトップギヤに入らないです。まずはワイヤの調整が必要ですが、長年のグリスと泥の堆積でスプリングの摺動も渋くなっていそうです。ここは、この後パーツクリーナーである程度洗浄し、グリス塗布しておきましたが、根本はワイヤ交換ですね。
あちこち錆びてきている部品も、サビ落としをしたい。
サドルも変えたいけど、とりあえず後回し。

自転車はこだわらなければパーツは安価なものから一通り揃っているので、チマチマ少しずつ交換しようと思います。
オリジナルを保てる部分は残しつつ、少しずつカスタマイズしようと思います。
しかしあれもこれも交換となると、ほんと究極はフレーム以外全交換とか、そうなると新車買ったほうが安上がりではとも思い、とても悩ましいですね。
SHIMANOのHPを見ていますが、あまりに古い自転車なので、ディレイラーなどの保守マニュアルもあまりなかったりします。

自転車もハマると沼ってのは、カメラに通じるものがありますね。

自転車のブレーキワイヤが破断したので交換してみた

息子の保育園送迎も今週いっぱいとなりました。毎朝、電動アシスト自転車(嫁チャリ)で息子を保育園に送迎してから出勤していますが、昨日保育園にもう到着というところでブレーキを握った所…

バキッ!

と言う音と主にブレーキレバーがスカスカに。なんと、ブレーキワイヤが切れてしまいました(滝汗

購入から12年でブレーキワイヤ破断

この自転車は購入から12年。さすがにあちこちガタが来ていますね。長年保育園送迎もしてますし、重量があるのでブレーキの負荷も高く、通勤路は坂道が多いので、仕方ないですが、下り坂走行中でなくて良かったです。
切れたのはリアブレーキ、フロントは無事でしたので、停止は可能でしたが、送迎後は走行は危険なので、電車通勤に切り替えました。

そして仕事帰りに自転車屋に寄って、ブレーキワイヤを買ってきました。

切れたのはリア側ですが、フロントもついでに交換しようと思います。部品自体は安く、2つ合わせても千円しません。
夕食後に整備開始です。

必要な工具はレンチ、ワイヤカッター、あとはワイヤの端末を処理してかしめるためのカシメ工具です。カシメ工具は電工用で代用しました。
まずは古いワイヤを外しますが、電動アシスト自転車は、モータのある部分の中を通過しているので、カバーを外して作業しました。
外したワイヤのアウターケーブルの長さに合わせて、やや長めの新品のワイヤのアウターケーブルを切断します。
あとは外したときの逆手順で、まずはレバー側を装着、ブレーキ側にワイヤを通していきます。ブレーキにワイヤを取り付けて、ナットを締めて、ブレーキの握りしろなど調整して完了です。

リアは色々外さなければならなかったので、作業時間は約40分程度、フロントは長さも短く、経路も単純で慣れたのもあって、10分程度で交換完了しました。
やはりフロントもリアも、かなりワイヤが伸びていたのでしょうね。1年ほど前にも調整はしていたのですが、新品に変えたら、フロントもリアも、ブレーキレバーを握ったときの剛性感がまるで違いました。

ついでにチェーンも交換

せっかくなので、伸びてしまっているチェーンも交換しました。こちらは以前チェーンは買っていたのですが、チェーンカッターがシングルスピード非対応(内装変速機なのでシングルスピード扱い)だったので、Amazonで安いチェーンカッターを調達しました。


チェーンは、本当はSHIMANOかPanasonic純正品が良いのでしょうけど、Panasonicの電動アシスト自転車の純正部品、あまりネット通販で取り扱いがないのです。
今回はKMCの電動アシスト車対応のシングルスピードチェーンを購入。ただ、SHIMANOのチェーンにより表面の仕上げが雑な感じはありますね。
それでもこれにしたのは、電動アシスト自転車はチェーンが長い(コマ数が多い)ので、SHIMANOだと2つ買わないと長さが足りないからです。

チェーンカッターも、前回買ったPWTのものと比べると、作りが如何にも安っぽいですが、作業自体は問題なく出来ました。
こちらも交換は2回目なので30分程度で出来ましたが、あちこち汚れを落としたりしていたので、結局トータルで1時間です。

交換後は、走りがまるで違う! ペダルの踏み出しから剛性感が高いです。少しガタガタ気味だった自転車がシャキッとしました。これでしばらく安心して乗れますね。

旧車Miyata Ridge RunnerのライトをLEDに交換してみた

チェーン交換して、ちょっとした街乗りとかに旧車Ridge Runnerを復活させようと、チマチマレストアしていこうと思っています。
今回はライト。これは夜間走行に必要ですが、何せ30年前の旧車ですから付いているライトも電球式です。車も自転車も、この10年LEDライトが当たり前になり、電球式との照度の差は歴然です。
ということで、今回は古い電球式のライトをLEDに交換します。

Panasonic LED発電ランプ NSKL134

PanasonicのLED発電ランプNSKL134です。思ったより安く、1300円台で購入できました。

この値段で買えるなら、もっと早く買っておけばよかったな~。何せ今までの電球は古いのもあって、あまりに暗くて、夜間走行を躊躇するほどでした。
では早速交換しましょう。

今はなきSANYOのブロックダイナモライト

元々着いていたのは…なんとSANYO(三洋電機)だ!
リンク先のWikipediaにも書かれているように、三洋電機は戦後に松下電器より自転車用のライトの製造権と工場を譲り受け、製造したのが始まりだそうです。つまり、SANYOブランドとしては創業時から作っていたんですね。知らなかった! なお、三洋電機が2011年を持ってブランドとしては終了するまでLEDタイプの自転車用ライトを販売していたようです。
SANYOの歴史を感じさせるライトですが、非常に暗く、特に低速走行ではライトとして致命的なほど暗いので、撤去します。

Panasonic LED発電ランプ NSKL134に交換

私はライトと呼称しますが、Panasonicとしては「ランプ」だそうです。SANYOが松下電器産業(現Panasonic)より譲り受けた自転車用ランプは、またその親元に戻ってきたわけです。歴史を感じますね。
スペックとしては、ダイナモの電圧は6Vですが、SANYOの2.4Wから1.5Wと低下しています。ただ、一般にLEDは同じ明るさであれば電球の1/10程度の消費電力であることから、1.5Wでも電球と比較して相当明るいということになります。
交換自体は、スパナとソケットレンチで簡単に出来ますが、けっこう締結位置の調整が難しいですね。タイヤに対して垂直に設置無ければタイヤを痛めてしまいます。締め付けると微妙に角度が変わりますし。
そして、ホイールも結構傷んでいますね…

実際の比較はしていませんが、装着後は明らかに明るいです。以前は手押し程度の速度だとぼんやりしか点灯しませんでしたが、LEDでは実用的な明るさになりました。
さて次はブレーキ周りの調整と交換かな~

Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換してみた

先日、自転車のチェーンが曲がってしまい、もう寿命だろう言うとうことで、交換部品を手配しました。
やっと交換できたので、忘却録的に書いておきます。

MiyataのRidge Runner、もう30年くらい前の旧車です。十数年前に、職場の方から1万円で購入、その時点で結構古かったのですが、たまに乗るくらいなので、正直タイヤを交換したくらいで、他の整備は怠っていました。
そのツケが、走行中変速したらチェーンが外れて、ディレーラーとボディの間に食い込んでしまって、写真の通りチェーンが変形。

どちらにしろチェーンはもう寿命なので、自己交換することにしました。

とっくに寿命だったチェーン

全く自転車には詳しくないので、チェーンは伸びる、と言うのは認識すれど、いつ交換すべきかまでは把握していなかったわけで、まずはチェーンが伸びているかの確認をチェーンチェッカー兼チェーンフックを使って確認してみました。

フックが入らないということはチェーンが伸びている=寿命

このチェッカーが入ればチェーンは正常、入らなければ伸びてしまっていることになりますが、ご覧の通り入らないため、これは伸びてしまっていて寿命ということです。


チェーンを取り外す

古い傷んだチェーンを取り外します。ここで登場するのがチェーンカッター。カッターと言っても、チェーンを切断するのではなく、チェーンを繋いでいるピンを圧入したり抜いたりする工具です。

古いチェーンのピンを抜く

ネジ式で、回しながらチェーンを連結しているピンを押し出して、チェーンを分離させます。


お店でやってもらうと、工賃で3000円くらいのようなので、自分でやったほうが当然安上がりです。ピンを抜くのは、最初は少し力がいりますが、比較的簡単でした。

こんな感じで、ピンを抜いてチェーンを外しました。
新しいチェーンを並べて比較すると、同じコマ数で確かに数mmほど伸びているのがわかります。(新品チェーンはコマ数が多めになっています)
これだけのコマ数でトータルで数mmなので、一見分からないですよね。

新品チェーンを取り付ける

コマ数を古いチェーンに合わせて、新品のチェーンから余計なコマをチェーンカッターで抜き、自転車に取り付けます。

チェーンをフックで固定し(どうも写真は逆だったらしいですw)、つなぎ目に結合用のピンを入れて、チェーンカッターで押し込みます。挿入側はテーパーになっていて、置くまで押し込んだら、中心に入っている切れ目の部分をペンチで折り曲げて外せば完成です。
ピンのつなぎ目は少し渋くなっているので、注油して何度か手で折り曲げて、動きをスムーズにさせました。
最後にチェーンに薄く注油しておきました。

おお! 新品はキラキラしていて輝いて見えますね。お値段も2千円台です。


走ってみたら、うーん快適!
一方、フロント側の変速機が以前よりトップギヤに入らず、ワイヤの張りを調整をしてみましたが改善せず、古い自転車故にあちこち部品が傷んでいるのが気になりました。
チマチマ直していきたいと思います。とにかくボロいので、少しずつ部品交換は必要ですね。
色々勉強もしないと。

旧車Miyata Ridge Runnerのチェーンが傷んだので交換準備

もう十数年前、職場の方から1万円で買った自転車。

Miyata Ridge Runner

私、自転車のことはさっぱりわかりません。買った時点で旧車でしたが、15年経過してさらに旧車です。なんでも90年代前半の自転車のようです。
たまに乗るくらいでしたが…

チェーンが外れて曲がってしまった

先日変速したらチェーンが外れて、曲がってしまいまして。走行不能に。
もう古いので買い替えようかなと思いましたが、せっかくなのでチェーン交換してみようと思いました。が、私は全く知識がなく、Twitterのフォロワーさんや職場の自転車好き教えていただきました。

あの伝説の!と言われてしまった、SHIMANOのbiopace-SG

この画像を職場で見せたら、自転車好きの方が「あの伝説のバイオペース!」なんて言わました。何でも、SHIMANOが80年代から90年代に販売していた、楕円形のチェーンリングそうで。そういや回すとなんか歪んでるな~なんて思ってたっけ(笑 ←無知!

ナローチェーンと書かれていること、リアが6段変速であることから、現行品のチェーンはSHIMANだとCN-HG71が適合するそうです。


これより安い、CN-HG40というタイプもありますが、違いを調べると、71のほうが錆びにくいそうで、じゃあどうせ変えるならとこれにしました。
あとはチェーン交換に必要な道具、チェーンカッターとその予備部品、チェーンフックも購入。こちらは台湾メーカーのPWTにしました。コスパは良いようです。


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自分が道具から揃えるタイプというのがよくわかります(笑)。自転車も調べれば調べるほど”沼”ですね。こりゃカメラと変わらんわ(笑)。できるだけ沼に浸からないようにしなければ!

ものは揃えた、後は実行するのみ

お店に頼もうかと思っていたけど、嫁車の自転車のほうも、11年乗ってもうチェーンが寿命だろうから、そっちも変えるとなると、道具は持っていたほうが良いかな、となりました。
幸い今はやり方動画もYoutubeで見られて便利な時代ですから、DIY交換やってみようと思います。何事も経験だしね。