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あまり成長しない我が家のアサガオをタイムラプス化

細々と続けているインターバル撮影で、ベランダのアサガオを取り続けるシリーズ(シリーズ?)。

この1ヶ月、Nikon D810はベランダに出しっぱなしです。シャッターカウント数は22万を超えています。オーバーホールするか迷いどころです。Z 9の出方も気になるし。ただ、こうした撮影にD810は重宝するんですよね。

うちのアサガオ、ベランダは南側ですが、マンションなので、陽が直接差し込みにくいせいか、どうも成長が遅いです。
もうこの時期なら、蔦も伸びていておかしくないですが、まだ葉っぱの段階です。これから梅雨があければ一気に成長するのかな?

10分ごとのインターバル撮影から生成しました。
PCがパワーアップしたので、Davinci Resolveでの書き出しも速くなりましたね。
ただ、GPUがQuadro P2000というのは少しネックかも知れませんね。かといって、GoForce RTX 3xxxを入れるほどの予算もないし、ガチでやるわけでもないし。

アサガオの発芽のタイムラプス

本当は手前の芽をインターバル撮影していたのですが、偶然別の場所からアサガオの芽が生えてきました。
今まで発芽してからのタイムラプスはあったけど、運よく発芽する瞬間を捉えることが出来ました。

発芽の様子

ベランダで撮っているので、洗濯物を干したりしているので、どうしても三脚撮影でも多少のズレが生じてしまいますが、そこはご愛嬌ということで。

今回はインターバル撮影の「露出平滑化」を使用せず。ただ、逆に夜間は暗すぎる気がします。
絞り優先オート、ISO感度もシャッタースピード30秒を超える場合は感度を上げる設定でしたが、ISO感度はせいぜいISO1100までしか上がっていないのです。

深夜0時、F13 30秒 ISO1100、もう少し明るく撮れて欲しいかな

本当は光源で照らし続けるのが良いのでしょうけど。難しいですね。

今年も五色唐辛子の花が咲きました

3年前に買った五色唐辛子、冬には葉っぱが全て落ちて枯れかかっているかと思いきや、春には葉っぱが復活して、いつの間にやら花が咲いて…となります。

もともと南アフリカが原産のようで、寒いのは苦手。
園芸サイトによれば、日本の気候で育てる場合、冬を越せないので1年草扱いみたいですが、関東の冬は最近それほど寒くないからなのか、マンションベランダで育てているのが良いのか?

ともあれ、1年草扱いだけど、3年持っているのだから、何となく愛着がわきますね。伸び放題で水と栄養やるくらいしか管理していないけど(笑

例によって、インターバル撮影して、タイムラプス化してみました。

今回は10分ごとの撮影にしましたが、思いの外開花が早かったので、60pだと尺が短すぎるので、4K30pで作成しました。

インターバル撮影の悩み

インターバル撮影は長時間に及び、数日から長くて1ヶ月もあったりします。
昼夜問わずなので、露出は固定に出来ず自動露出、ホワイトバランスなども同様にすべて自動。固定しているのはフォーカスのみ。
自動露出は、単純にインターバル撮影すると、条件でコロコロ変わるので、Nikon D810には「露出平滑化」という設定があり、露出変動に鈍感になることで、コマ感の露出が大きく変わることを防いでいます。

が、「露出平滑化」が必ずしも良いわけではなく、例えば日の出、日の入りでは、明るさが大きく変動するのに、平滑化で露出が変わるのに時間がかかり、白飛び、黒つぶれが発生します。

明け方、日の出の時間は、露出平滑化では白飛びが発生する

上の写真のように、日の出直後は白飛び気味なのがわかります。
また、このインターバル撮影はベランダで行っていて、部屋の明かりによっても露出が左右されます。
もちろん天候その他にも左右され、長期間になればなるほど、露出が難しいです。
かと言って、枚数が多すぎるので、1枚1枚明るさを整えるのも現実的ではないですし、さてどうしたものか。
測光を「ハイライト重点測光」にすることで、ある程度白飛びは回避できますが(上の写真もハイライト重点測光に設定)、そうするとアンダー目の写真が多くなります。難しいですね。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを導入した

まもなくNikon ZマウントのMicro NIKKORが発売されるとの噂も出ている中、今あえてFマウントのMicroを導入しました。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

2008年にナノクリスタルコートを搭載して発売された、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDです。

60mmのマイクロ(Nikonでは等倍までのレンズはマクロレンズではなくマイクロレンズと呼んでいます)は、古くからあったAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを既に持ています。
なのに、同じ60mmのマイクロを導入したのは、ひとえに使用頻度が一番高いからです。
当ブログの物撮り写真は、ほぼDタイプの古い60mmのマイクロで撮影しています。一週間のうち使わない週はないので、一番使っているレンズと言っても良いでしょう。
故に、タイムラプス用での長期間撮影に使うと、他の撮影に使えないというジレンマがありまして。

タイムラプス用のインターバル撮影で使い始めると、半月このまま撮り続けていることも

ということで、今回は買い替えではなく買い増しです。


20年の進化を感じるマイクロニッコール

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dは、Dタイプ化される前、1989年に発売され、Dタイプ化を経て2020年頃まで販売されていたレンズです。Dタイプ化以前を含めると、光学系は同じなので、30年売られていたレンズです。
故に流通量も多く、中古でも比較的よく見るレンズです。ただ、前期型になるほど、カビ等程度の悪いレンズも多く流通していたりしますが。
なので、AF-S化され、ナノクリスタルコートをまとった新しいマイクロには、興味はあれど、なかなか買うまでには至っていませんでした。
しかし、Dタイプレンズがすべて廃番になり、Zマウントレンズの足音も近づいた現在、せっかくなので、Fマウント最後になるであろうこの60mmマイクロも使ってみようと思った次第。

実際に使ってみると、ボディ内蔵モータによるAFよりも精度が高くて合焦速度も速く(AF-Sレンズとして見ると決して速い方ではないけれど)、かつ画質も向上していることがわかりました。
よく言われる、旧60mmマイクロがやや寒色系の写りをすると言われているのに対し、相対的に新しいGタイプの方は暖色寄り、いやこれがニュートラルなのかな、と感じる写りです。ボケ味も描写が柔らかくなりました。
決して解像力重視ではないというのも好感が持てます。カリカリの描写のレンズは、実は収差が多いレンズ、とも言われていますが、そういうピント面だけがカリカリになるピーキーな感じがないのも、このレンズの良さで、特にピント面とボケのつながりは、旧Dタイプより良くなっていると感じました。

インターナルフォーカス採用により、旧Dタイプのように全長が伸びないのも利点です。

ワーキングディスタンスが短い

一方、インターナルフォーカス化のための弊害なのかはわかりませんが、旧Dタイプよりもワーキングディスタンスが短くなっているのはマイナスポイントです。

下記スペック表を比較すると、最短撮影距離が34mmも短くなっているのが分かります。撮影倍率は両者とも1.0倍(等倍)なので、同じ大きさで撮影する場合、新型は撮像面から34mm多く近づかなければなりません。
これは、旧型は1.0倍にするとレンズが伸びることを考慮しても、少々撮りづらい印象。レンズフードを付けていると、被写体に接触してしまいます。
等倍付近は旧Dタイプが使いやすい、というレビューがあるのも納得です。

AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
レンズ
型式ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-SマイクロレンズニコンFマウントCPU内蔵Dタイプ、AFマイクロレンズ
焦点距離60mm60mm
最大口径比1:2.81:2.8
レンズ構成9群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコート)7群8枚
画角39°40′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
26°30′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)

DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時:
90mmレンズの画角に相当(FXフォーマット/35mm判換算)
39°40′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
26°30′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)

DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時:
90mmレンズの画角に相当(FXフォーマット/35mm判換算)
撮影距離情報カメラへの撮影距離情報を出力可能カメラへの撮影距離情報を出力可能
ピント合わせIF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能ボディ内蔵モータによる
撮影距離目盛∞~0.185m、8in(併記)∞~0.219m、8 3/4in(併記)
最短撮影距離0.185m(等倍)0.219m(等倍)
最大撮影倍率1.00倍1.00倍
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)7枚
絞り方式自動絞り自動絞り
最大絞りf/2.8f/2.8
最小絞りf/32f/32
測光方式開放測光CPU・AI方式のカメラでは開放測光、従来方式のカメラでは絞り込み測光
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ)62mm(P=0.75mm)62mm(P=0.75mm)
マウントアダプターFT1適否AF駆動可MF
寸法約73mm(最大径)×89mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)約70mm(最大径)×74.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)、全長約82.8mm
質量約425g約440g
新旧マイクロ60mmのスペック比較(ニコンのサイトより引用し一部記述を補足)

作例

というわけで、先日ベローズを使って撮影したお花AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED撮ってみました。

ややボケ味の硬かった旧Dタイプと比較すると、柔らかいボケ味になっているのと、色味も良くなっているように感じます。
ということで、等倍付近を多用しない撮影であれば、新型に軍配が上がりますね。これからガンガン使っていきます。

ギガビットHubを13年ぶりにリプレースしてみた

ギガビットイーサが普及したのっていつ頃だったかな? うちの環境で言うと、確か2006~7年辺りにギガビットイーサ内臓のマザーボードのPCを導入して、その後機器が増えたので、2008年頃にスイッチングHubを導入しています。

その時代のHubを13年位使い続けていましたが、最近、特定のサイトでネットが遅くなることがあったり、レコーダーからのDLNA配信が突然切れたり、テレビ→レコーダーへのLAN経由でのダビングに失敗と、何かとネットワークに不具合を感じることがあって、まずは13年使った古いHubをリプレースしてみることにしました。

LSW6-GT-8NS/BK
Buffalo LSW6-GT-8NS/BK

Hubも2台使っているので、リプレースも一気に2台です。
しかし安くなりましたね。これいくらすると思います? 1台たったの2200円(笑)

Amazonでも3千円弱です(執筆時点)

買ったのはバッファローダイレクト。自社サイトなのにアウトレット品を売っていて、今回買ったのも整備済み品、初期不良などで返品された製品を修理して再販しています。整備済み品も新品と同様の保証が付きます。新品と違って、パッケージが簡易で、取説もありませんが、そもそも必要もないですしね。

買ってから気づいたけど、8ポートあるので、これだけあれば必要十分でしょう。今どきのは、使わないポートには電気を流さないので、省エネ性能も十分です。

最近は2.5~10GbのHubも出回り始めていますが、まだ価格が高く、対応機器も去年買った無線LANルータのWXR-5950AX12くらいしかないので、今回は従来どおりの1000BASE-TのHubにしました。
もう2,3年後には、2.5GbのLANも少しは安くなってくるでしょう。その頃には、ネット環境も10Gbのフレッツ光クロスもマンションプランが出てくるかな?(2021年5月現在戸建てプランのみ)

お役御免のHub

どちらも13年ほど使ったHubです。左のCoregaなんかは、もうブランドが消失(業務用向けのメーカーのアライドテレシスに統合消滅)、右のNETGEARも、もうHubはコンシューマ向けの製品は作っていませんね。
もう民生用Hubは、Buffaloか、チャイナメーカーか、という感じですね。

【松本酒造】澤屋まつもと 守破離 試験醸造 五百万石(2020)

1791年(寛政3年)創業の京都の老舗酒造、松本酒造の「澤屋まつもと」。その試験醸造酒となります。

「日本酒の可能性を模索するシリーズ。毎年何種類か一本ずつ試験的に仕込むロットの限定出荷です。」

https://sawayamatsumoto.com/detail

というお酒、酒米に五百万石を使用した2020年醸造版です。
「守破離」シリーズはお店で何度か飲んだことがありますが、自分で購入するのは初めてです。

【松本酒造】澤屋まつもと 守破離 試験醸造 五百万石(2020)

ラベルには、「発酵した際の自然な炭酸ガスが少量含まれています」とあるように、微発泡のようです。

【松本酒造】澤屋まつもと 守破離 試験醸造 五百万石(2020)

開栓時に少しシュッと音がしましたが、吹き出し系ではありません。吟醸香は爽やかに香ります。
冷えた状態で口に含むと、ほのかな米の甘味と酸味、ぷちぷちとしたガス感、そしてその後にどっしりとした落ち着いた辛さが来ます。芳醇さよりも淡麗さ、キレの良さが持ち味ですね。
少し温度が上がると、米の甘みも豊かになりますが、決して甘口ではないですね。
個人的には、常温よりちょっとだけ冷えた状態辺りが、バランスが良いと感じました。
開栓後3日置いたら、少し辛さが後退して、甘みと酸味とのバランスが良くなりました。このくらいのバランスが絶妙ですね。


母の日ディナー

行きつけの小料理屋さん、COVID-19によりお持ち帰りを充実させてくれているので、お刺身と酒の肴セット、このお店の売りの天ぷらの盛り合わせを、母の日に注文しました。

日本酒と合わせるのが最適ですね。酒の肴うまいんだな~

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)

群馬県の流輝、といえば桃色!というくらいに最近良く買っています。妻も好きなお酒です。

すぐに空いてしまうので、大抵一升瓶で買っているのですが、今回酒米に「酒こまち」を使用したバーション、いつも買うお店では四合瓶しかなく(一升瓶は五百万石を使用したものは売っていましたが)、珍しく四合瓶購入となりました。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)令和02BY

去年のももいろ流輝の酒こまち版は、もう少し濃いピンクでしたが、今回のは薄いピンク色ですね。
今年買った五百万石版は、今見るとピンクというよりは赤に近い感じです。

若干ホワイトバランスが違いますが、写真を見比べると、同じももいろでも、こんなに違うのですね。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)令和02BY

今回のももいろの酒こまち版も、アルコール度数9%と、去年と同様、五百万石版よりアルコール度数は低めです。ということで、とても飲みやすいです(とはいえ一般的なビールより度数は高いですが)。

プチプチ♪

いつもよりガス感あります。軽く発泡していますね。
去年の酒こまち版と比較しても、色も違えば味も変わっていますね。

香りは爽やかですが、令和01BY版よりも落ち着いています。口に含むと、爽快な発泡感とともに、こちらも口当たりは爽やか。桃ジュースだった去年とはまるで別物! かなりスッキリしていて、純粋に込めの甘みが楽しめます。
酸味も五百万石版よりぐっと少なめ、苦味は少しあるものの、総じて米の甘さが際立っています。それもジューシーとか濃厚という甘さではなく、爽やかに甘い。

飲みやすいことに変わりはなく、2日で開けてしまいました(笑)
どれが良いとかではなく、どのももいろ流輝も、その色に違わず甘くて飲みやすいけど、その表情は毎回変わります、ということです。
来年はどんな酒こまちのももいろになるのかな?楽しみですね。

KIRIN SPLING VALLEY 芳醇469

前から気にはなっていたビールです。
お値段は、エビスやプレミアム・モルツよりも1.4倍ほどお高いビールです。

名前の由来は、1870年に、日本が鎖国から開国へと移行して間もない横浜で創業した、日本で初めて商業的に成功した醸造所「スプリングバレーブルワリー」。
その意志を引き継いだのがキリンビールで、2012年オンラインショップ限定のクラフトビールを販売、そして2021年3月、全国販売に至ります。
詳細は公式HPを。

全国販売するにあたって、クラフトビールによくある瓶ビールでは価格が高くなるのと、重量に寄る物流コストが嵩むため、缶ビールという形態になったのでしょうね。
お値段が、市販プレミアムビールの1.4倍、かつ瓶のクラフトビールよりは抑えた価格、というのがツボですね。

KIRIN SPLING VALLEY 芳醇469

写真撮影しながら、泡が少し引くのを待っている状態。色は見ての通り、濃い琥珀色です。
香りは豊か、飲めば確かに一般のビールよりぐんと濃いラガー感がありますが、後味はスッキリしています。クラフトビールらしい、ツボを抑えてつつも、好き嫌いの分かれる個性はあえて抑えめにして、純粋に麦芽の味を楽しみつつ、飽きのこない味を目指したようですね。

お値段も絶妙です。
当然、缶ビール化による味の弊害はあるでしょう。瓶で飲んだほうが確実に美味しいのだけど、お値段が…。難しいところですが、気軽に楽しめるというコンセプトが良いですね。
エビスビール、プレミアムモルツもよいけど、流石にそれらよりお高いだけの味ではあります。
エビスやプレモルが、日本の一般的なビールの高級版的な味付けとしたら、こちらは間違いなく欧州のクラフトビール寄りの味付けです。


妻作成、こどもの日メニュー

こどもの日に合わせていただくクラフトビール、たまにはクラフトビールを楽しむのもいいですね。

2つのNikon F2用フォトミックファインダーDP-1を修理した

なんだか修理ばかりしているGWです。時間がかかる作業だし、COVID-19だし、こういう機会を使ってやるしかないんですけどね。というわけで、表題のNikon F2用フォトミックファインダーDP-1の修理です。

フォトミックファインダーとは、Nikon FとF2の交換式ファンダーで、露出計を内蔵したファインダーの名称です。
露出計を内蔵しない通常のファインダーは、アイレベルと呼ばれています。更にウエストレベルファインダーやアクションファインダー、高倍率ファインダーも存在しますが、説明が長くなるので、ここでは割愛します。
F2には、以下のフォトミックファインダーが存在します。

  • フォトミックファインダーDP-1(1971年・Nikon F2フォトミック)
  • フォトミックファインダーDP-2(1973年・Nikon F2フォトミックS)
  • フォトミックファインダーDP-3(1976年・Nikon F2フォトミックSB)
  • フォトミックファインダーDP-11(1977年・Nikon F2フォトミックA)
  • フォトミックファインダーDP-12(1977年・Nikon F2フォトミックAS)

フォトミックファインダーだけでも、全部で5種類存在しましたが、一番流通量が多くて、現在も比較的生存しているのが、一番最初に発売されたDP-1です。
DP-1は、基本的には、1世代前のF用に最後に作られたフォトミックFTNファインダーと同じで、レンズの絞りと連動させるためのカニ爪を連動レバー結合させて、ファインダに絞り値を伝達します。
露出系自体は針式表示です。
後継のフォトミックファインダーでは、露出計が針式表示からLEDになったり、レンズもAI方式に対応したり、受光素子もCdSからSPDに変わるなど、色々と変化しているものの、初代のDP-1が最もシンプルで修理しやすいファインダーとのことです。
デザインも、個人的にはDP-1がフォトミックファインダーでは一番シンプルで良いデザインだと思います。

2つの、それぞれ不具合を抱えたDP-1

2つの不具合を抱えたフォトミックファインダーDP-1

元々、F2フォトミック後期型を買ったときに付いていたファインダーは、露出系自体作動するものの(光の強さに応じて針は動く)、レンズの絞りを変えても露出計の針の触れ方に変化がありません。絞り値連動ができていない不具合です。

もう1つは、先日別途手に入れたもので、こちらは露出計は正常に動き、絞りに応じて露出計の針の触れ方も変化します。しかし、ファインダの前面についている最小絞り値窓の表示が動きません。

最小絞り値窓の表示が動かない

Nikonロゴの最小絞り値窓の数字が上に行ったまま

こちらが簡単そうなので、先に修理します。

バラせそうなところを分解

実際はここまでバラす必要なく、最小絞り値窓の表示プレートの軸が固着していたようです。何度か二次側から動かしていたら、動くようになってきました。しかしこの個体、サビが多いし、あまりきれいじゃないなぁ。でも少しメンテしてちゃんと動くのだから頑丈ですね。プリズムは腐食していないのも良かったです。

露出計が絞りと連動しない

なんだか厄介そうだなーと思いながらずっと修理出来ていなかった不具合ですが、先程直したDP-1があるので、そちらの動きを参考にしながら、不具合原因を探ってみます。

2つあると比較できます(前期型と後期型の違いも確認できました)

2つのファインダ、写真右が先程最小絞り値窓を修理した前期型(S/N:2*****)で、左が絞りと連動しない不具合を抱えた後期型(S/N:5*****)です。前期型はマイナスネジが多いほか、細かい部分を見比べると、少し違いがありますね。

カニ爪連動レバーをガチャガチャ動かしながら、内部の機構を把握していくと、正常品は、絞り連動レバーの動きに応じて大きな円環状のギヤが動くのに対して、不具合品は動きません。なるほど、だから露出系連動しないのか。では、動かない理由はというと…

円環のギヤと、絞り連動レバー側の白いギヤが噛み合っていません。だから、露出計自体は動けど、絞りリングを動かしても、露出計が変動しないのですね。

ではなぜギヤが噛み合っていないか。よく見ると、不具合品は円環のギヤが浮いているんですよ。写真を見てもらうとわかるように、白いギヤが沈んでいるのではなく、円環のギヤが浮いています。内側の円環(可変抵抗の接点と思われます)手で回そうとしても重たい。

正常品と比較していくうちに、円環ギヤが浮いている理由が判明しました。円環を支えている3つのプーリーのうちの1つから外れていました。

赤丸で囲ったプーリーから円環ギヤが外れていたのが原因

赤丸部分のプーリーから外れていました。このプーリー、ネジを回すと偏芯するんですね。対角上のプーリーも同様に偏芯するので、ここを回して位置調整して、円環ギヤをプーリーにはめ込むことか出来ました。
しかしなんで外れたのかな…、はめ込むのもかなり硬かったですし。
ともかく、元に戻してカメラに取り付けし、露出計が絞りに応じて変化することを確認できました。

2つとも修理できて満足!
露出精度はわからないので、単体露出計と比較してみるとして、これでF2フォトミックの使用率も上がりそうですね。

中島みゆき「CONTRALTO」アナログ重量盤

だいぶ前に買って、なかなか聴けずにいた、中島みゆきのアルバム「CONTRALTO」のアナログ重量盤。

重量盤とは、通常のレコードよりも盤の厚みを増して、重量を増やしたもので、通常版が概ね130gなのに対し、重量盤は180g(それより重いものもあります)となっています。

レコードは、音を溝に刻んでいるので、針が溝をトレースする際の、あるいはターンテーブルが回転する際の余分な振動は、レコード盤が厚く重量があるほど、抑制されます。

中島みゆき「CONTRALTO」重量盤

ということで、なんだかありがたい重量盤仕様の「CONTRALTO」を聞いてみました。

音量、小さくない?

ってのが正直な印象でした。カッティング時の振幅、あまり取れなかったのかな? 他のレコードと比べても音量小さめです。
音質は、良い意味でアナログレコードらしくないですね。CDも持っていますが、音のイメージがCDっぽいというか、アナログらしい滑らかさよりも、良質なデジタルマスターをそのまま変換した感じですね。
もちろん、今の時代、アナログでマスタリングはしていないはずですから、そんな音質になるのは仕方ないですかね。

というわけで、今の時代、新譜のレコードは、音質よりその存在価値が大きいかな、と思いました。音質だけで言うなら、やはり70年代のアナログ全盛期かつ最もアナログマスターの精度がよかった時代には、製造プロセストータルでアナログのまま精度を保てる、という意味では敵いませんから。

今の時代、全てをアナログで完結するレコーディング、ミキシング、マスタリングは不可能でしょうね。そういう意味では、デジタルだけど極めてアナログに近い、DSDレコーディングが適しているのかもしれませんが、DSDはデジタルのままミキシングなど編集が難しいですし、やはり究極のアナログを実現するのは、今の時代は難しいのかな?

SL-1200MK3は、四半世紀前に購入して現役。一時期、Technics(Panasonic)のSL-1200シリーズは販売が途絶えたものの、現在は復活してMK7まで世代が移行、オーディオ専用のGシリーズも販売されていて、まるで80年代以前のようですね。一時期のオーディオ不況からは脱したけど、高価格帯に移行した感じですね。

SL-1200シリーズは頑丈で、初代機すら現役機体も多いので、MK3もずっと使っていきたいと思います。レコードプレーヤーのお手本みたいな機体ですし。

一方、audio-technicaのAT-F7、買ったのは10年近く前ですが、今やこのクラスのMC型カートリッジは、audio-technicaにはないみたいですね。もう十数万円クラスしかないようです。そういう意味では、DENONにはまだDL-103シリーズが健在なのは嬉しいですね。

GWはゆっくりレコードでも聴こうかな。