「エスティマ(ACR50W)」カテゴリーアーカイブ

【動画】たんばらスキーパーク方面への道中のドラレコ画像 BLIZZAK VRX3しっかりグリップした

編集が遅くなってしまいましたが、先週入れ替えたナビとドラレコ、ドラレコ動画はまだ見ていなかったので、確認がてら編集してみました。

この日、今シーズン最大の積雪量だったらしく、1日降り続いた雪。スキーを終えて、一度家族をその日泊まるペンションに送ったあと、レンタルしたスキーを返却しに一旦麓へ。
そして再度たんばらスキーパークへと登っていきました。

雪が降り続いていたのと、スキー場が終わったので除雪もなく、このあと登れるか結構心配でしたが、3シーズン目のBRIDGESTONE BLIZZAK VRX3、全く持って危なげなくしっかり雪道に食いつきました。
圧雪のコーナーでスリップしやすい状況も、リアが滑ることなくしっかり食いつきました。
先月の茨城でのブラックアイスバーンでも危なげなく走れたので、本当にVRX3の実力はすごく、走っていて感動しました。ここまでスタッドレスは進化したんだなと。

レンズが結露で曇ってしまったのでちょっとボケていますが…

帰りの高速道路はもちろん雪もなく乾燥路でしたが、こちらもふらつきなどなく走れました。乾燥路面でも昔のスタッドレスタイヤより格段に進化していますね。3シーズン目でもこれだけ走れるなら御の字です。やっぱり高くても日本の冬道はBLIZZAKだなと思いました。

ドラレコのPIONEER VREC-DS600の画質は、まあこんなもんかと言ったところ。32GBまでのカードしか使えないのも仕様が古すぎ、せめて24時間分くらい撮れないと、旅先の動画を取るには不満ですね。


【群馬】2年ぶりにたんばらスキーパークに行ってきた

子どもたちもだんだん大きくなってきて、家族旅行出来るのもだんだん少なくなってくるのかな、と思って2年ぶりにスキー旅行を計画して、群馬県のたんばらスキーパークに行ってきました。

早朝午前4時半に出発、関越自動車道は夜明け前も割りと交通量が多く、それでも流石にこの時間は渋滞なく沼田ICで降りました。
2年前よりは雪は少ないのかな? 前回は1月後半、今回は3月というのもあるかもしれませんが、2月までは暖冬の影響で雪がさらに少なかったようですし。

途中でスキー・ボードをレンタルして、たんばらスキーパークに向かいましたが…

少し上がると景色が別世界。真冬の北海道と変わらないし、吹雪いていました😅
途中、道路の除雪が入るまでは、2駆の車は待機所で待っていて、とたんばらスキーパークのスタッフから声かけがあり、30分ほど待機。どうやらかなりの降雪量で、スタックする車も出ているとのこと。チェーン装着じゃないと厳しいということでした。たんばらスキーパークは麓の方で無料でタイヤチェーン貸出を行っているので、借りてくればよかったなと思いつつ、7時すぎに除雪が終わったとのことで、「なるべく停まらずに上がってください」とのアドバイスのもと、たんばらスキーパークに向かいました。

そして何とかたどり着きました…。スタッドレスのBRIDGESTONE BLIZZAK VRX3、3シーズン目でしたが、しっかり雪道でグリップしてくれました。危なげなく上がれました。いや~大したタイヤですわ。

そして到着したものの、たんばらスキーパーク周辺は吹雪…。

まさに冬山。どんどん積もる雪(汗)。北海道じゃん…

午前中は子どもたちをスクールに入れました。これで親はゆっくり滑れますね。
妻はボード、Yamaroはスキーです。
たんばらスキーパークは傾斜がさほど大きくない場所が殆どで、初中級者向きですね。加えて山奥なので雪質も関東圏のスキー場としてはかなりよく、パウダースノーでした。
上級者には若干物足りないかもしれませんが、初中級者や家族連れには良い所です。

子どもたちは2回目でしたが、去年行けなかったので、初心者コースに入れました。

スクールで教わっているところも見れました。最初はストック無しで滑るんですね。

午後は家族で滑りました。子どもたちはまだボーゲンで真っ直ぐ滑るだけだったけど、ちゃんと上達してます。さすが覚えるのが早いね。
当初の天気予報は午後には晴れるはずだったのですが、結局リフトが終了する午後4時までずっと雪が降っていました。

どうやらたんばらスキーパークは、この日今シーズンで一番の降雪量だったらしいです。あれだけ降り続けばそうだよね。

その後、家族をこの日泊まるペンションに送り届けて、麓にレンタルスキーを返却してきましたが、雪が降り続けていたので、一旦麓下りてまた車で登ってこれるか心配でしたが、そこは何とか。BLIZZAK VRX3がしっかり食いついてくれました。

日帰りは流石にきついかなぁ…ってことでペンションに1泊です。続く…


たまたま今シーズン最高の降雪量の日だったので、チェーンがあるとより安心ですが、まず基本はスタッドレスタイヤ、BLIZZAK VRX3本当に良いです。
※私、BLIZZAK VRX3アンバサダーです、ってことで宣伝(笑
↓エスティマ用(ホンダのオデッセイにも合うかな)のサイズです。乾燥路面でもグニャグニャ感なく、高速道路も法定速度で何ら問題なく走れますよ。

carrozzeria サイバーナビ AVIC-CW912IIレビュー

サイバーナビ AVIC-CW912II
carrozzeria サイバーナビ AVIC-CW912II (2DINワイドモデル)

先日導入したcarrozzeriaのサイバーナビAVIC-CW912II、2022年10月のモデルで、執筆現在は2023年10月にIII型がデビューしたので旧製品ですが、中身はオーディオのマスタークロック以外ほぼ変更なし、ということで、使い勝手はIII型もほぼ変わりませんし、912シリーズ初代から内容はほぼ変わっていないため、無償のマップ更新期間の差はあるので、その分のコスト勘定は必要ですが、あえて型落ち狙いで買うのもありかなと思います。

そんなサイバーナビ912シリーズを、今回入替で取り外した2011年モデルのサイバーナビZH09CS(09シリーズ)と比較してみたいと思います。
さすがにモデルにして11年差、変化点は大きいです。
現在はHDDにとって代わるメモリーナビとなり、内部にSSDでも入っているのでしょうね。
音楽の取り込みも、09シリーズはHDDに入れるかiPodをつなぐかBluetoothで飛ばすかで圧縮メディアばかりでしたが、今は自分でSDカードやUSBメモリを準備してデータを入れるだけ、となりました。
ストリーミングメディアに対応するとか、HDMI入出力など、ここ10年の変化は大きいですね。

●外観

サイバーナビも現在は8インチや9インチのシリーズもあるものの、2023年モデル時点ではフローティングモデルは楽ナビのみで、この点はライバルに後れを取っています。

楽ナビにはフローティングモデルがあるのですが…

うちのエスティマはビッグマイナー前の古い2009年式(H21年式)なので、ナビも2DINか2DINワイドのみの対応となります。メーカーOPナビだと大画面があったようですが。
今回は2DINのワイドモデル(CWモデル)を選択。
ナビ画面も9インチとか10インチ、あるいはもっと大きなものが当たり前になった現在では、7インチは小さく感じますが、まあ必要十分といったところでしょう。
ちなみに2DINモデルも2DINワイドモデルも、画面サイズ自体は同じで、ただ枠が広いか否かの差しかない(わざわざ専用で作るほど売れるわけではない)ですが、以前は化粧パネルで埋めていたワイド分の隙間が、ナビ単体で済むので、見かけ上はすっきりしています。2DINワイドはすでに主流ではないため、今後このサイズのモデルは発売されなく鳴っていくと思われます(2DINにワイド分の隙間埋め化粧パネルで対応可能なため)。
スマホと同様、今のナビはスマホのようにピンチアウトとかもできるよう、画面が光沢なんですね。以前のような非光沢のほうが、太陽光が入りやすい車内環境では見やすかったですね。
解像度が以前の横800ピクセルから1280ピクセルとなり、HD化されました。確かに高精細にはなりましたが、文字自体も小さくなった気がします。これは解像度は同じ9インチナビの画面サイズに最適化されているからでしょうね。
09シリーズにあった物理ボタンは912シリーズではなくなり、全て静電タッチとなりました。

●ナビ

自分が知っているナビでは最も起動が遅かった09シリーズ(機能詰め込みすぎでCPU処理が追いついていない)から比較すると、ごく並みの速度にはなったと思います。
09シリーズは検索開始してから1,2分も待たされることが多く、さらに末期は不具合で検索しても表示される前に最初の画面に戻ってしまうこともありました。それに比べると、さすがにこれが当たり前でしょ、程度に改善されています。
ナビ自体のルート生成は、09シリーズより賢くなったような気がします。特に渋滞を回避するルート生成に磨きがかかったような。
検索の使い勝手自体は09シリーズも912シリーズもどちらもほぼ同等とみてよいです。
そして09シリーズも通信機能を追加できましたが、まだ3G回線時代の通信機器をベースとしているためか、スマートループなどのサーバーにつなごうとすると、とても時間がかかりました。
912シリーズは、スマホでWi-Fiテザリングすれば素早く(回線速度に依存はします)サーバーにアクセスできますし、テザリングなしでBluetooth接続でも、スマートループの渋滞情報は拾えるので、この部分は大きな進化を感じます。
ただ、MapFanで予め検索したデータをナビで読み込むことは可能ですが、地点登録はMapFanとナビ側は別々になっていて、ナビ側にMapFanの地点登録をコピーするには、1か所1か所設定しなければなず、面倒です。
ここはパソコンやスマホで事前し保存した地点データが、一発でナビ側にすべて登録できればいいのにと思いました。
ちなみに、同じサイバーナビ同士であれば、メーカーからデータ変換ソフトが出ているため、旧ナビのデータを変換して新ナビに取り込みは可能です。だたこれを知ったのは、09シリーズを取り外した後だったんですよね😅

●ドライブレコーダー連携

09シリーズでは、CS(クルーズスカウター)付のモデルを使っていたので、ナビに連動するカメラ兼ドラレコが付属していました。前方車両の距離検出(あまり精度はよくなかった)、信号機や表示器検出、さらにアップデートにより高速道の車線逸脱警告と、最近の車についているような機能を先取りしていました。
912シリーズでは別売りのマルチドライブアシストユニットND-MA2を別売りで販売しており、同様な機能+セキュリティ機能を持たせていますが、正直そこまでのものは不要ですし、高いのにフルHDではなく今どきHDですし、誰買うのこれと言った感じです。
ということで単純に連携できるドラレコVREC-DS600を導入。

これも古いので今更1万数千円以上出して買う意味はあるのかと言った感じですが…

ただ、2018年発売のモデルでやや古いうえに、フロントカメラのみで1万7千円もし、microSDカードが32GBまでと、発売開始年を考えても小容量で不満が残ります。
ただより新しい2カメラのドラレコは一気に4万円に跳ね上がるため、ここは妥協しました。

あえて連携させる必要はないかな、というのが正直なところですが。

●オーディオ

オーディオがサイバーナビを選ぶ最大の理由です。ナビだけなら楽ナビで十分です。
サイバーナビ最大の特徴は、タイムアライメント(TA)に対応していること、EQが細かく設定できること、ネットワークモードに対応すること(現在はライトにパッシブで使っているのでスタンダードモードですが)です。
AUTO TA&EQモードもあり、09シリーズは測定マイクが付属、912シリーズは別売りですが、正直なところあまり精度はよくないため、結局手動で調整したほうが結果がよかったりします。実際、今回測定用マイクがあったので試してみましたが、どうもしっくりこなくて、やっぱり手動で合わせたほうが良いね。となりました。

TAは自分の耳と各スピーカーまでの距離を測定して入力しますが、どこに音像のセンターを持っていくかによって、調整が変わってきます。
自分はとりあえず各スピーカーと耳との距離の実測値(フロントはツイーターとミッドの中間地点からの距離)を測った上で、ちらのブログのExcelで補正した値を入力しています。
EQは以前の09シリーズのナビでカーオーディオショップで設定してもらった値を引き継いでいます

音楽データはSDカードとUSBメモリ、両方使えます。以前のようにわざわざナビのHDDにコピーしなくても、SDカードやUSBメモリに直接データを入れるだけなので、PCで完結出来て、あとはナビで読み込ませるだけです。MP3やAAC形式の圧縮音源ファイルも読めますが、FLAC/ALAC形式、DSD形式も対応(ただしDSDはPCM24bit/96KHzに変換される)し、やっと汎用性が高くなりました。iPodも繋がりますが、もはやiPodを使う理由もないため、長年ナビのために維持してきたiPod touchもこれにて運用終了です。
一つ不満があるとしたら、iPodではプレイリスト管理がiTunesから簡単にできたのが、SDカードやUSBメモリからの再生では出来ないため、これだけが不満ですね。
BluetoothはPioneerはオーディオコーデックが相変わらずSBCのみで、Kenwoodの彩ナビのようにLDACも対応すれば良かったのに、と思います。

HDMI入力には、家で余っていた古いFire TV Stick(第2世代)を取付けてみました。スマホのテザリングで使えます。サイバーナビの使い方のウリになっているようですが、最近はHDMI入力付きのナビがほとんどなので、これといった有利性でもないかも?
車の中で動画を見ることもないのですが、Prime Music HDをBluetoothではなくHDMI接続で使いたかったわけです。

Amazon Prime Music HDを再生、ただし古いFire TV stickだからか、端末性能16bit/48kHzの表示に

ただ、写真の通り、ハイレゾ音源であっても出力は16bit 48kHzまでに制限されるようで、これは古いFire TV stickだからと思われます。このFire TV stick、音声認識リモコンが初めて付いた2世代目のモデルですしね。HD再生の設定項目がなかったですし、どちらにしろ古くて動作が遅いため、買い替えは検討したいと思います。

サイバーナビのオーディオネタについては、またぼちぼち書いていこうと思います。


嫁車エスティマのバッテリ、今回はBOSCHのHightec Premiumにしてみた

Panasonicのcaos(カオス)か、BOSCHのHightec Premium、どちらにするか迷っていましたが、価格差が大きくなく、始動性能が高いBOSCHに今回はしてみました。
15年目の車検も完了し、まだ暫く乗るので、ブレーキパッドも前後交換、クーラントの活性剤投入、フロントスタビリンクのゴムブッシュが切れているので交換、オルタネーターベルトも交換しました。バッテリも劣化を指摘されたので、今回は自分でやります。

BOSCH Hightec Plemium HTP-Q-85/115D23L


caosの前も使っていたバッテリですね。しばらくモデルチェンジしていないようですが、もう鉛バッテリは枯れた技術だから、そうそうモデルチャンジはないんでしょうね。
まずは劣化したcaosを外します。エスティマの場合、バッテリ固定ステーの正面側はカバーに隠れているので、カバーを外しました。

外したcaosは、横幅26cmのD26Lタイプなので、今回買ったBOSCHのD23Lより幅広なのがわかります。

D26Lでは入らなかったバッテリカバーも装着

間違えて買ったD26Lのcaosのときは、バッテリカバーが使えなかったので外して保管していましたが、今回はD23Lなので、カバーも装着しておきました。

週末しか乗らないので、前回も今回も、4年で交換といったペースですね。次劣化が指摘されることには、車自体どうするかな、という感じです。
ただ、車検完了して車を取りに行ったら、まさに車検を受けに来たと思われる初代のエスティマが来たんですよね。それに比べたらうちの車はまだ若造(笑
もう少し乗るとしますか。


【忘却録】エスティマACR50W用のバッテリ

車検中の嫁車エスティマのバッテリが弱っていると指摘されたので、選定中です。個人的忘却録です。

2009年式(平成21年式)エスティマアエラス2.4L(ACR50W)のバッテリは、検索サイトによっては表記が違うことがあります。搭載するオプションやパッケージでバッテリが変わってきます。標準バッテリは

55D23Lまたは80D26L (充電制御対応)

となっています。実は前回の交換(4年前)で、26Lだと思ってバッテリを導入しましたが、ウチの車両は元々23Lでした。

ってことで、あえて26Lを買う必要はないので、今回は23Lでチョイスします。実際は26Lも入りましたが、純正のバッテリ用のカバーが23L用なので、今までは外していました。
さて銘柄ですが、いつも買っているのはPanasonicのcaos(カオス)か、BOSCHのHightec Premium、このどちらかですね。

パナソニック(Panasonic) 国産車バッテリー カオス N-100D23L/C8 CAOS Blue Battery 標準車(充電制御車)用 ブルーバッテリー 安心サポート付き
created by Rinker
パナソニック(Panasonic)

調べると、caosのほうが少し安いかな、ただ始動性能(容量)はBOSCHのほうが大きいんですよね。さてどうするか少し悩んで発注かけます。

嫁車にFire TV Stickを導入してみた

15年目の嫁車エスティマにせっかく新しめのサイバーナビを導入したので、家で余っているFire TV Stickを入れてみることに。
本当はナビ交換時に施工したかったけど、HDMIケーブル、ナビ側の端子がTypeDだったので、注文して改めてナビを外して取付しました。

端子自体が奥にあるので、コネクタの周辺の大きさによってはナビの筐体に干渉します。というか干渉しましたが(笑)無理やり突っ込んで何とか挿せました。
タイラップで固定して外れないようにとの指示が取説にあったので、しっかりタイラップで留めました。

HDMI中継コネクタ経由でFire TV Stickを取付け

HDMIケーブルはインパネ内部を通して、化粧蓋を開けて取り出ししました。HDMIケーブルは端子がオスなので、オス同士を繋ぐためにHDMI中継コネクタを経由しています。
この中継は単なるパッシブの中継器なので、場合によってはうまく接続できないことがあり不安でしたが…

Fire TV Stick無事起動しました

良かった。ちゃんと使えるようです。Fire TV StickはWi-Fi接続なので、スマホからテザリングで接続します。回線速度が状況によってやや不安定ですが、使うのは動画ではなく…

Amazon Prime Musicを使いたかったんですよ

目的はAmazon Prime Musicでした。せっかく非圧縮音源を再生できるPrime Musicを、Bluetoothで飛ばすのではなくネイティブに再生したかったから、HDMI接続です。
ちゃんとハイレゾ音源は【ULTRA HD】の表示が出ています。
ただ接続したFire TV Stickの世代が古く、動作が遅いし、何より一度エンジンを切ってまた接続すると、Fire TV Stickの起動からPrime Musicアプリの起動、音楽を選択…とこの工程を踏むのが面倒です。結局スマホをHDMI接続するほうが手っ取り早いという結論かな。


こちらのHDMIケーブルと中継アダプタを使用しました。

嫁車のサイバーナビの入替作業実施

さて11年ぶりにナビの入れ替えを実施です。
11年前にサイバーナビを入れた時は、トヨタ純正ディーラーOPナビからの入替だったため、配線の施工やフィルムアンテナの設置に結構時間がかかりましたね。確か2日がかりでした。
まだ子供が生まれていなかったので、時間は取れたんですね。

ナビだけの交換なら楽なんですけどね…

今回は同じサイバーナビということで、出来るだけ流用できるものは流用し、旧ナビのドラレコ兼用のクルーズスカウターユニットからドラレコに更新するので、そこも入れ替えになります。
他の方の参考にはならない内容かもしれませんが、作業記録・忘却録ということで書いていきます。

今回ナビ入替にあたって、11年前に何を使って接続したか、具体的な記録は当時のブログがヒントになりました。この当時の写真の元データを確認し、ナビ本体以外に購入したアダプタ類(純正バックカメラ接続・ステアリングリモコンアダプタ)が流用できるか確認しました。
ブログ続けていてよかったです。

トヨタ エスティマ アエラスH19年DBA-ACR50Wへの取り付けです。エスティマ、長く乗られている方が多いので、参考になれば。

◆流用するもの

  • フィルムアンテナ:新旧ナビとも同じアンテナがそのまま使えて特段貼り換えの必要はないため
  • ステアリングリモコンアダプタ:新旧ナビ同じで流用可能(カナックKK-Y101STをそのまま流用、現行のKK-Y201STとものは同じらしい)
  • 純正バックカメラアダプタ:データシステムRCA003Tをそのまま使用することで、RCAアナログ変換したものが新ナビでも引き続き接続可能(新ナビにRCA入力の配線あり)

◇撤去するもの

  • GPSアンテナ:流用出来ますが、今回純正ナビ用アンテナの変換コードを新たに使うため(今回注文したものが間に合わなかったので保留)
  • VICS光/電波ビーコンユニット:電波ビーコンは既に2022年3月末で提供終了、光ビーコンもDSSS方式は2027年3月末で提供終了となり、今のサイバーナビもビーコン接続できない→VICSFM多重スマートループがあれば十分です、ETC2.0のITSも必要なし
  • クルーズスカウター一式(カメラ含む):既に旧型で新しいナビで使用出来ないため→ドラレコに置き換え
  • iPod用ハーネス:これを機にiPod touchの運用終了のため

▲追加するもの

  • USBケーブル(TypeA-TypeC):スマホ接続用
  • HDMIケーブル(TypeD-TypeA):Fire TV Stick用
  • USBメモリ(SSD)500GB:音楽再生用
  • SDカード:音楽再生用

音楽用はiPodでのAAC圧縮音源から、可逆圧縮のFLAC化を推進します。これで十数年使ってきたiPod touchは運用終了です。

車速パルスやバック、常時電源、ACC、イルミはそのまま挿し換えて使えます。パーキングは…もうお分かりですね(笑

ナビ本体よりカメラ入れ替えのほうが面倒でした😅

ナビ本体だけであれば、配線の入れ替えだけで簡単だったのですが、問題はカメラでした。
元々今までのサイバーナビAVIC-ZH09CSは、当時としては最先端だったカメラ連動ドラレコ機能付きカメラの映像とナビルートを重ねて表示でき、前方の車との距離を表示したり、高速道路の車線逸脱警告を出来ると言った高機能のクルーズスカウターを搭載していました。

そのカメラとユニットの取り外しと、新しいドラレコカメラとユニットの取付配線、これが結構面倒で、内装あちこちはずさなければならないし、屋内駐車場でやったとはいえ冬なので寒しい。
そしてビーコンユニット取り外しも面倒でした。

それでもまる1日かけて、何とか取り付け完了。

16時前にようやく火入れ確認

無事動作しました。が、1つだけトラブルが。純正ステアリングリモコンがどうもうまく作動しない。音量アップ・ダウンボタンはどちらを押しても音量アップになってしまいます。曲送りと曲戻しボタンが機能しない。純正ステアリングリモコンアダプタは流用できるはずで、ナビ着脱の際に配線が抜けかかっているかもしれませんね。
とりあえずオーディオはきちんと機能することは確認できたので、最後にAUTO TA&EQで簡易的にチューニングして完了。後で設定は追い込みたいとして、ソースが可逆圧縮音源に対応できるようになっため、ほぼ吊るしの状態でも前ナビより格段に音質が向上しました。やっぱりAAC圧縮音源はダメですね、あからさまに品質が違いますわ。

今回、純正GPSアンテナ取り付け用ケーブルやHDMIケーブルの注文が間に合わなかったので、次回取付時に確認してみます。

嫁車エスティマ、ついにエアコンが逝く?

14年目になると、車もボチボチ不具合多くなってきますね。
電動格納ドアミラーが壊れて、助手席側を中古良品に交換したばかりですが、またしても不具合。今度はエアコンです。あー、金かかるやつです。しかもDIY修理は難しいところです。

突如冷風が出なくなった

事の発端は先週末、買い物に車を出したとき、あれ、車内がジメッとしていていつまでも冷えない。ACスイッチはONになっています。
何度かON/OFFを繰り返してみました。ONにすると、アイドリング回転数は下がるので、コンプレッサは作動しているっぽい。でも冷えないのです。9月になって猛暑も落ち着きましたが、車内は外気温より暑くなるので、エアコンはまだ必要ですね。
が、いつまでたっても生ぬるい風しか出てきません。運転席、助手席とも生ぬるいのです。

リアクーラーは冷える

ここでOFFになっていたリアクーラーを作動させたところ、冷風が吹き出し口より出てきました。
これは、エンジンルーム内のエアコンコンプレッサーやコンデンサは壊れておらず、問題なく動作していることを意味します。
コンプレッサーやコンデンサはフロント・リア共通なので、まずコンプレッサーとコンデンサ不具合の疑いは消えました。
ここが壊れていると、それなりに高額の出費となりますが(リビルト品なら費用は抑えられる)、まずは大丈夫そうです。

エスティマの場合、リアクーラーはエバポーレーター(空気を冷やす部分)がフロントとは別になっています。
リアのエバポレーターに冷媒が供給されているため、フロントのみ冷えないのは

・エアミックスダンパーの不具合
・フロントのエバポレーターへ冷媒が供給されていない
    →エキスパンションバルブの不具合
    →ガス供給系統の目詰まりなど

あたりかな~とという素人考えです。

エンジン停止→始動でなぜか直る

昼食を取りにレストランに入り、戻ってエンジンを始動すると、あれ、フロントからも冷風が出てきました。
うーむ、こういうのが困るんですよね。
ただ、こうした兆候が出始めているので、いずれ不具合はまた発生するかもしれませんね。

サービスモードでエラーコードを確認してみた

まずは一番簡単に確認できる、エラーコードの確認です。
エスティマの場合、まずACC ON(エンジンはかかっていない状態)で、エアコンの内外気切替とAUTOボタンを同時に押したままエンジンを始動します。
そのまま押し続けていると、自己診断モードに移行します。

エスティマの自己診断モードの表示状態(00の表示はエラーがないことを意味する)

現状、エラーの発生はないようです。
その後、妻が用事で使った際にも、エアコンは正常動作したようです。

一週間後、エアコン不具合再発

そして、1週間経過した今週末、またしても不具合再発。買い物にでかけた際はエアコンは動いていましたが、買い物を終えてエンジンを始動したら、生ぬるい風のままです。今度はリアエアコンも冷えなくなっていました。
こうなると、コンプレッサーが怪しいのかな、とも思えます。マグネットクラッチあたりがイカれてきている可能性…。去年エアコンガスクリーニングしたばかりなんだけどなぁ、やはりエアコンも年数が経つと不具合出ますね。

とりあえず、今回は久しぶりに診断機を引っ張り出してきて、OBDCのコネクタに接続してみました。
アコードユーロRに乗っていた時代に、ある程度自己修理できるように買った古いものですが、エスティマも古いので、これで問題ないかな。

診断機INNOVA 3031jpを接続(エラーコードなし)

エアコンは冷えませんが、この状態でもエラーコードはなし。つまり車側は問題ないと認識しているということ。これは機械的な不具合ですね。やっぱりコンプレッサーが怪しそうです。とりあえず、コンデンサーからガス漏れしている形跡は、見える範囲ではなさそう。
いずれにしろ、これはプロに見てもらうことにしたいと思います。

ああ、金が飛んでいく~

エスティマ助手席側ドアミラーの電動格納が壊れたので交換した

嫁車エスティマ14年目、基本トヨタ車なので頑丈とは言え、少しずつ不具合出始めましたね。
先週、出庫の際に格納しているドアミラーを元に戻すスイッチを押したけど…あれ、助手席側が動かない。
よく見ると、少しだけ動くけど、途中で止まってしまいます。仕方ないので、手でミラーを出したけど、なんだかグラグラして固定出来ない…
どうやら、内部のメカ機構が破損しているっぽいです。

14年目なので仕方ないですね。部品を調べてみました。

エスティマACR50Wのドアミラー部品構成図

パーツリストによると、助手席側(LH)ミラーの部品番号は87940、車両年式2009年2月の2.4L AERAS(非寒冷地仕様)ACR-50Wなので、末尾番号28A21が該当します。
ドアミラーは、一見細かく部品番号が出ていますが、実際には黒枠で囲われたアッセンブリ(業界用語でいうとASSY)でしか供給されていないようです。
新品部品だと税込¥49,248とな! ということで、中古部品を探します。

そこは量販車、かつ廃車になる年式の車両が多く出回っているため、部品は割と安価にあっさりと見つかりました。
いくつか仕様があり、寒冷地仕様だとドアミラー部がヒーター付きとなったり、MOPのサイドカメラ付きのものもありますが、うちのは一切そういうのは着いていない素のミラーなので、中古部品は多く出回っています。
ということで、中古ミラーを購入しました。

 中古品なので、傷や汚れはそれなりにあるものの、年式なりの許容範囲。ただ、ミラー部分のみ、磨き傷が多いので、元のミラーと入れ替えのため、予め外しておきました。

ミラーを交換するためドア内装を外す

ドアミラー自体はドアの鉄板にボルト留めですが、ハーネスはドア内装内側のため、まずは内装を外します。

作業自体はさほど難しくなく、順番に

  1. ドア取手部分のネジを外す
  2. ドアノブ奥のネジを外す
  3. パワーウインドウSWの内装を引っ張って外して、コネクタを抜く
  4. ドアミラー付け根のカバーを外す
  5. クリップ留めされているドア内装下側から引っ張って外す
  6. クリップが全て外れたら、ガラス窓に引っかかっている内装を上に持ち上げて手前に引く
  7. ドアノブから生えている2本の金属ケーブル(ドアノブとドアロックのケーブル)を外す

この順番で外せます。
実はエスティマのドア内装を外すのは初めてです。

デッドニングとスピーカー交換は、もう10年ほど前にショップで行ってもらいました。デッドニングは予算の関係もあってシンプルですが、施工自体はしっかりとされていて、10年経過しても何ら問題なさそうです。ケーブルもそれなりのものになっていますし、バッフルボードもしっかりしたものです。

ソレは置いておいて、写真の赤丸の部分のナットとコネクタを外せば、ミラー自体が取り外せます。

赤丸部分のナットとコネクタをはすずとミラーが外れる

ここで、予めパワーウインドウを下げておけば、ミラーにアクセスしやすく、作業もしやすいということに気づきましたが、別に下げなくても問題ありませんでした。
ナットを緩めたらドアミラーを落とさないようにしっかり支えながら外しましょう。このとき窓が開いていれば、より作業しやすいですね。

復元は逆手順なので、写真は割愛します。
ドアミラー交換後、電動格納とミラー調整、ウインカー点灯の動作確認を行いました。

特に動作に問題はなさそうですね。

外した不具合ミラーの故障箇所を特定する

電動開閉不具合のミラー、微妙に動くので、モータそのものは生きていて、機械的な問題かなとは思っていました。
とりあえず分解してみます。

分解してみると、ミラー本体がアッセンブリ(業界用語で言うASSY)でしか供給されていない理由がわかりました。
電動格納モータのアッセンブリからハーネスがピラー付け根部の穴をくぐって生えているのですが。その先のコネクタハウジングが穴より大きいのです。
これは製造時にハーネスをピラー付け根の穴に通した後に、コネクタハウジングを取り付けているようです。
このハウジングは、一度取り付けると、取り外しできる構造にはなっていないようです。爪がかかっている部分を破壊したところ、コネクタは2つに細分化しました。この状態で穴をくぐらせることが出来ますが、ハウジングは破壊したので再利用できません(出来なくはないけど)。
構造がわかったので、次回は壊さずに外せなくはなさそうですが。

また、ミラー格納部の取り付け部分は、トルクスネジとなっています。幸いトルクスねじ用のL時ドライバーを持っていたので、開けることが出来ました。
トルクスネジは廻り止めのネジロックが塗布されていました。

バラバラにした後、モータが入っていると思われるハウジングを分解してみました。

モータハウジングを分解(接着されているのでかなり硬いです)

このモータハウジング(モータと減速ギヤの組み合わせ)は、内部に雨水が入らないよう、接着封印されているので、外すのに結構時間がかかりました。
外装ケースは、どうせ捨てるので、マイナスドライバーでこじりながらゆっくり開きました。粘着性の接着剤が結構強固でした。
内部は思ったよりも小型の、ミニ四駆のFA130モータのようなサイズのモータがあり、そこからウォームギヤを介して減速し、ドアミラー付け根の回転軸にトルク伝達しているようです。

そして開閉不具合の原因と思われる箇所を発見しました。

ウォームギヤと平歯ギヤの結合部がガタガタになっていた

この螺旋状のギヤ(ウォームギヤ)のシャフトに薄緑色の平歯ギヤが取り付けられていますが、この結合部がガタガタになっていてました。本来なら平歯ギヤの回転をこのウォームギヤのシャフトに伝えなければなりませんが、個々の部分の遊びが大きくガタガタなのです。
この遊びが大きいことで、ミラー自体が固定できずガタガタ動くのと、恐らく電動格納時モーターが回転した際に、シャフトが回る前に空回り平歯ギヤのみ空回りしてしまう状態のため、結果的に電動格納が出来ない(わずかに動くが空回りして動かなくなる)のでしょう。

当然この部分だけの部品はありませんし、モータハウジングだけの部品もありません。
ミラーは車体色のカバー部とミラーのみは単体部品供給されていますが、それ以外の部分がASSYでしか販売されていないのも、バラしてみて納得しました。
幸い、エスティマは量販車だったので、中古部品はいくらでもあるのです。
これが希少車で中古部品も手に入らないとなると、こういった分解を行って直すしかありません。こういう時に量販車は助かりますね。

ということで、ミラーは直りましたが、構造的に良くないですね。これはいつか摩耗してガタガタになる運命にある構造です。
電動格納、あまり頻繁に使わないようにしないとね…

嫁車エスティマCVTF交換&オイルパン洗浄・ストレーナ交換した

14年目を迎えた嫁車エスティマ、走行距離は102,000kmを超えました。
CVFTを前回交換したのは2017年8月、距離は65,000km手前でした。あれから5年近く経過し、距離も10万キロを超えたので、そろそろ2回目の交換を行うことにしました。
前回は、CVFTのトルコン太郎による圧送交換のみで、CVTFはWAKO’Sを使用し、この時は交換後の効果は絶大で、とにかくトルクが抜けた感じがなくなり、しっかりとパワーを伝達できるようになった印象でした。
今回は、10万キロ超えのため、更にオイルパンを外してストレーナ交換、オイルパン洗浄をしてもらうことにしました。費用は10万円を超えますが、長く乗るためには必要な整備です。このあたり、MT車と違って、オートマ車は金がかかりますね。もっとも、BEVの時代になれば、この手の整備もなくなるわけですが。

依頼したのはこのお店で、トルコン太郎で検索すると上位に出てきますね。
なんでもトルコン太郎を導入したのがここ4年位だそうです。自分が最初にトルコン太郎で検索したときには、まだ導入しているお店が少なかったのですが、最近増えてきていますね。

施工後の説明も非常に丁寧で、たくさんの写真を撮って作業状況を説明してくれた上に、写真データもお持ち帰りできました。写真の枚数が多いので、ごく一部を掲載します。写真は車屋さんが撮影したものです。

エラーコードの確認

交換作業に入る前に、CAN(Controller Area Network)からエラーコードの確認をします。この段階でトランスミッションなどにエラーが発生していると、まずはその修理を行わなければならないそうです。

問題ないそうです。「ボディー」が2となっていて、過去のエラーコードが表示されていますが、これらはあくまで過去のコードなので、現状は問題ないそうです。

CVTオイルパンを取り外し洗浄

ジャッキアップして、CVTFを抜き、オイルパンを外します。ストレーナを取り外して内部洗浄します。
ソレノイドとかはオイルに浸っているのですね。

まず現状のCVTFの汚れ具合。

前回から5年37,000kmなので、黒くはなっているけど、現状のオイルが通っているトルコン太郎のクリーナーモニター側オイルフィルタがうっすら見えています。これが10万キロ無交換だと、真っ黒なんだそうです。つまり、現時点での状態は悪くはないそうです。これは、前回交換でWAKO’SのCVTFを使ってトルコン太郎で交換したからでしょうとのこと。

オイルパン洗浄、前回交換からまだ4万キロ行かない程度なので、わりかしきれいな状態のようですが、それでも黒いスラッジがついているのが確認できます。

オイルパン内部に取り付けられたマグネットには、真っ黒な摩耗粉がびっしり着いていました。これらは交換し、オイルパンを洗浄します。

トルコン太郎でCVTF交換作業

洗浄したオイルパンを取り付けたら、トルコン太郎を取り付け、洗浄用の一番価格の安い、純正と同等のアイシンCVTFを入れます。エスティマの場合、4.5Lとのことで、プラス1L多く入れた後に、プレ洗浄を行います。


トルコン太郎には洗浄用のアイシンのCVTFを10L使用し、これでプレ洗浄を行います。オイル経路内に溜まったスラッジが流れ出しますが、このトルコン太郎のフィルタを通すことで、スラッジはCVTに戻ることなく洗浄されていく仕組みです。古いオイルは廃油モニターを通じて回収されます。このプレ洗浄でも、循環したオイルは真っ黒にならない程度だったので、汚れはさほど多くはないようです。これも、5年前にWAKO’SのCVTFを使用しているため、純正CVTFより劣化が少ないからだそうです。真っ黒で汚れが多い場合は、何度か交換作業を繰り返します(その分CVTFを使うのでお金もかかります)。

大方のスラッジが取り切れたら、本命のCVTFである、WAKO’SのプレミアムSをトルコン太郎につなぎ、圧送循環させます。
この循環で、CVTの中のオイルはWAKO’Sに入れ替わりつつ、更に循環させてスラッジを除去します。こちらもオイルを10L使用します。これがお金のかかる部分なわけですが、確実に洗浄できる方法なんですね。プレ洗浄でもだいぶきれいになりましたが、本命のWAKO’Sを入れて循環させると、更に中央のクリーナーモニターのオイルがきれいになっていくのがわかります。
最終的には、新油と内部オイルの状態がほぼ同じくらいになるまでに洗浄されました。

最後にトルコン太郎を取り外し、更にオイルを1L追加。一度CVTを冷風機で強制冷却後、エンジンを掛けてオイルを循環させ、油温35℃まで上げた後に、オーバーフローバルブを開けて、余分な量のCVTFを排出し、作業完了となります。(CVTFは30~40℃の状態でオイル量を調整する)

最後にセンサ類の初期化をして完了

最後に、CVTに関連するセンサの初期化を行います。メーカー整備書では、CVT本体やECUの交換を行わない、CVTF交換時には特に初期化は指定されていないようですが、新油となっていることから、初期化は行っているとのことでした。
非常に手間のかかる作業ですが、9時過ぎに預けて、15時半には作業終了だったので、休憩時間を挟んで6時間程度で作業完了のようです。

CVTF新旧の状態

元々WAKO’SのCVTFを使っていたのと、前回交換からの走行距離は4万キロ行っていないためか汚れが酷くはなかったので、交換後の差は体感しにくいかもしれません、馴染むのに1000km程度は走る必要があるとの話でしたが、さてファーストインプレッションは?

劇的ではないが体感はできる変化

まずクルマの動きが滑らかになりました。WAKO’SのCVTFは耐久性がかなり高いとの話でしたが、それでも交換後はトルク感が増しています。クルマのギクシャクが減って、滑らかになっています。
今回、CVTのECUも初期化したので、学習にはそれなりの距離を走る必要はありますが、交換後300km走って、交換による効果は体感できました。やる価値はありますし、もし10万キロ無交換だとしたら、劇的に変化するはずです。
これまでATFやCVTFを未交換であれば、是非交換をおすすめします。MT車は基本MTF交換のみで問題ないですが、ATやCVTは内部が迷路のように経路が細くなっていて、構造的にスラッジが溜まりやすいですから。