初めてNikon Z 9にSIGMA 150-600mm F5-6.3 Sportsを装着して撮影。AFも、この明るさなら問題なさそう。手ブレ補正もよく効きます。あれ、このレンズってこんなに手ブレ補正効いたかな? Z 9のボディ内手ブレ補正、まだレンズと協同で補正できるシンクロVRに対応しているレンズには限りがあるのですが、シンクロしてる!?
Nikon Z 9もD850も、同じ4500万画素で、ISO感度も標準ではISO64-25600です。4年経過していても進化ないのか…と思ったのですが、RAW現像時に、NX Studioで露出補正を+2.5EVに設定してみると、違いました。 なお、両者とも撮影時のノイズリダクションはデフォルトのまま、RAW現像でも特にいじらず出力しています。上の掲載の写真を、そのまま露出補正してみると…
Nikon Z 9Nikon D850ノイズ比較のため、RAW現像で露出を+2.5EVに設定
←Z 9 D850→
どうでしょう? 結構違いますね! Z 9では暗部の色が随分残っているのと、全体のノイズも多いけど、Web掲載程度に落とせば使えなくない感じです。もちろん暗部の細かいディテールか失われていますが。気になるのは、横縞状のノイズが出ていることで、ここは電子シャッターの弊害が出ているかもしれません。 ノイズリダクションは、「標準」だと、個人的には強めに感じました。「弱め」でも良いかも。
ただAFについては前にも書きましたが、スペックだけ見るとZ 9のほうが優れているように見えて、実際にはD850のほうがスパッと合います。 Z 9では、まずオートエリアAFでは、ファインダ上ではハッキリ見えているけど、ゆっくりフォーカスが行ったり来たりを繰り返した挙げ句、合焦しません。MFでなら合わせられる状況なのに。結局この状況では、WIDE-S中央でAFが合いました。 対して光学ファインダではかなり真っ暗に見える被写体でも、D850ならAF中央エリアだとスパッとAFが合う。この差ってなんだろいう?