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【入間基地】C-2輸送機を撮ってきた

運転免許証の更新があり、府中運転免許試験場に行ってきました。前回も来たのですが、今回は手続きの自動化が進んでいましたね。更新料も現金だけでなく、クレジットカードに各種タッチ決済とQRコード決済対応。ちなみに更新自体も事前予約制となっていました。その割に結構混んでいましたが…。

で、更新も終わりましたので、せっかくなのでちょこっとだけ撮影してきました。
ちょうど車に乗っていて、入間基地にC-2輸送機が降りていったので、調べてみたら、体験搭乗があったようです。フライト時間も公開されていたので、久しぶりに入間基地へ。
入間基地、周囲が住宅地で撮影スポットが少なく、最近あまり行っていなかったのですが、たまにはいいかなと。

使用機材は215, 213号機

こんな感じで飛んでいました。入間基地のC-2輸送機のコールサインはCOSMOなので、COSMO215、COSMO213といったコールサインで飛んでいました。

動画でも撮ってみましたが、三脚なし手持ちだとブレますね。動画を撮る予定ではなかったので、三脚持ってこなかったです。

たまにはこういうのんびりした撮影もいいな。
そしてもうそろそろ先が見えてきているEC-1やYS-11も撮りたいですね。

Nikon Z 8 FW C:Ver2.00のピクセルシフトを試す

NikonもZ fでついにピクセルシフトを搭載したわけですが、搭載が遅かったのは、メーカーポリシーとしてそれって必要?というのがあったのかなと勝手に想像しています。
が、ベイヤーセンサのカメラである以上、ピクセルシフトによる恩恵は結構有るんじゃないかなと思っていました。
モアレフリーで高解像度なFoveonセンサのSIGMAがフルサイズセンサの製造で苦しんでいるようですが、擬似的にこれを再現できるピクセルシフト、もちろん動態撮影が出来ないという制約はありますが。

Z fは2,450万画素ですが、Z 8は4,571万画素と画素数も多く、ローパスフィルタレスのため、Z fとはまた違った感じになるのでしょうか?
現時点ではRAW撮影し、NX Studioで合成でのみ対応しています。
他メーカーのようにボディ内生成出来ないのは残念ですが、まだNikon的には実験的搭載なんでしょうかね?

ピクセルシフト撮影で撮影する

まずは静止画撮影メニューからピクセルシフトを設定します。
撮影コマ数は、4コマ、8コア、16コマ、32コマです。説明としては

  • 4コマ:色再現性の高い画像が生成されます。 
  • 8コマ:ノイズが軽減された色再現性の高い画像が生成されます。
  • 16コマ:色再現性が高く高解像度の画像が生成されます。
  • 32コマ:ノイズが軽減された色再現性が高く高解像度の画像が生成されます。

ディレーはシャッターボタンを押して何秒後にピクセルシフト撮影が開始されるか(三脚撮影時のブレ防止)、待機時間は1コマ撮影毎の待機時間で、通常は0で連写で問題ないでしょう。

NX Studioで合成する

撮影した写真データをパソコンに取り込んで、NX Studioを起動します。

ピクセルシフトした画像の有るフォルダを参照し、左上にピクセルシフト合成があるので、クリックします。
すると、合成できる写真を自動で参照するので、合成したい写真にチェックを入れて実行をクリックします。

すると、ピクセルシフト合成されたRAWファイル(拡張子は.NEFXになる)が生成されます。

一筋縄ではいかないピクセルシフト撮影

さて複数枚撮影して合成するピクセルシフト撮影ですが、生成されるファイルサイズも大きくなります。

普段は最もファイルサイズが小さくなるRAWの高効率を使用しています。高効率★と比較して、やや暗部の階調で劣る部分があるようですが、厳密に比較しないとわからない程度なので、普段はほぼ高効率です。

今回RAWの設定は高効率のままでしたが、生成されるファイルは単純に高効率の4倍とはならず、ロスレス圧縮(1枚概ね45~49MB程度)の5倍程度(4,8枚合成の場合)の232MBか、あるいは19倍(16,32枚合成の場合)の915MBとかなり大きくなります。いずれも4倍、16倍とならないのが不思議です。

1枚が1GBに近いファイルは何とも扱いが大変ですね。

さて撮影結果。まずオリジナルファイルはこんな感じです。ブロクの制約で、オリジナル解像度のまま掲載できないため、解像度を絞っています。

オリジナル画像をWeb用に縮小(フルHD解像度)

このため、ドットバイドットの確認をできるよう、画像を切り抜きました。

オリジナル画像の切り抜き

4枚合成

4枚合成では「色再現性の高い画像が生成されます」とのこと。このモードでは解像度はオリジナルのままで、ベイヤーセンサの4ドット分を合成しているので、結果的にRGBを1つのピクセルで生成できることになります。通常ベイヤーセンサでは、周辺の色から画像を生成するため、単純にセンサのドット数通りの解像感や色再現が出ないとされていますが、それをピクセルシフトで合成させることで、色再現性を高めることになります。

4枚合成切り抜き

うーん、良くなったかどうかわからない…
ということでオリジナルと比較してみましょう。

←オリジナル 4枚合成→

あれ、解像感はオリジナルのほうがあるような…。ただ、4枚合成のほうが無理にシャープネスをかけていなく自然に感じます。4枚合成する以上、ごく僅かなブレも影響してきます。当然三脚は使っていますが、かなりシビアかもしれません。
色再現性については…この画像ではあまりわからないですね。

8枚合成

「ノイズが軽減された色再現性の高い画像が生成されます」とあるように、4枚合成を2回行うことでノイズ軽減を図っているのでしょう。生成されるファイルは8枚合成でも1枚撮影と同じ解像度と4枚合成と同じファイルサイズです。

8枚合成、ボヤけてしまった…

残念ながらブレた可能性が高いです。画像が明らかにボヤけてしまっています。これは何回か撮影して良いものを採用するのが無難です。
撮影枚数が増えるほど、こうしたブレのリスクが高くなります。これは明らかに失敗写真で比較対象として不向きですがですが、こうした失敗のリスクがピクセルシフト合成では高いということですね。今回望遠レンズというのも、失敗のリスクが高くなる要因でした。
次は広角レンズで試したいです。とりあえずオリジナルとの比較画像を。

←オリジナル 8枚合成→

ピクセルシフトの恩恵より歩留まりの悪さのほうが目立つ結果になりましたね。悪い例です。

16枚合成

「色再現性が高く高解像度の画像が生成されます」とあるように、この16枚からは縦横共に解像度がオリジナルの2倍になります。シフト量を4,8枚の倍とすることで、解像度も上げるモードです。

16枚合成(4,8枚合成と同じ切り出しに)
16枚合成を横方向2000ピクセルで切り出し

やはりブレの影響か、冬とはいえ望遠なので空気のゆらぎ(陽炎)の影響もあると思われます。とにかくシャキッとしない画像になってしまいました。
解像度は上がったはずなのに、見かけ上の解像感は下がってしまいました…。ちょっと難しすぎる条件のようです。


←オリジナル 16枚合成→

完全にブレと陽炎の影響ですね。ピクセルシフトは望遠撮影には不向きかもしれませんね。16枚撮影ともなると、秒20コマのZ 8でも1秒近く撮影を行うので、三脚とはいえ微ブレと陽炎の影響は無視できないでしょう。

32枚合成

「ノイズが軽減された色再現性が高く高解像度の画像が生成されます。」ということで、16枚合成を更にもう1回行うということでしょう。画像データも相当なものになります。

32枚合成(4,8枚合成と同じ切り出しに)
32枚合成を横方向2000ピクセルで切り出し

ほんとすみません😅 こりゃ駄目ですね。ボヤボヤもいいところで、完全に微ブレと陽炎の影響、どちらかというと後者の影響が大きそうです。合成量が多いほど、僅かな空気のゆらぎも無視できないという事がわかりました。というのも、合成した画像の1枚1枚は決してブレていないのです。とにかくわかったことは、

ピクセルシフト撮影は、望遠レンズでは微ブレと陽炎の影響が出やすく実用が難しい

ということですね。
今回は作例として大失敗でしたが、撮影時間が1秒以上ともなると、望遠撮影では空気のゆらぎ、陽炎が無視できないということです。

←オリジナル 32枚合成→

色の違いは撮影時間の違いによるものです。
もうピクセルシフト撮影の比較というよりは、望遠レンズでの撮影の難しさのほうが際立った感じです。

今回はピクセルシフト撮影の良さを全く出せませんでしたが(汗)、また違う撮影で(標準か広角レンズで)試してみたいと思います。

Nikon Z 8の大型FWアップデートC:Ver.2.00

2023年5月発売以来、1度小規模なファームウェア(以下FW)アップデート(C:Ver.1.00→1.01)をしたのみだったNikon Z 8でしたが、2024年2月7日、C:Ver2.00というメジャーバージョンアップが公開されました。

これほどまでの機能追加や改善、バグフィックスはそうそうないですね。
以下、NikonのHPからの改定内容の引用です。

■ 静止画撮影関連
• [静止画撮影メニュー]に[ピクセルシフト撮影]を追加しました。
• ピクチャーコントロールに新しい項目を追加しました。
• [静止画撮影メニュー]>[AF 時の被写体検出設定]に[鳥]を追加しました。
• 拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようになりました。
• [静止画撮影メニュー]に[オートキャプチャー]を追加しました。
キャプチャー条件として[モーション](被写体の動く方向)、[距離](被写体を認識する遠近の範囲)、[被写体検出](被写体を検出するかどうか)を設定し、設定した条件でカメラが被写体を認識すると自動で連続撮影を行います。
※ キャプチャー条件[距離]は NIKKOR Z レンズ装着時に使用できる機能です。NIKKOR Z レンズ以外のレンズを装着している場合、動作しないことがあります。
※ 撮像範囲は[FX(36×24)]または[DX(24×16)]が使用できます。
• [ハイスピードフレームキャプチャー +]撮影時にプリキャプチャー機能を使用する場合に、プリキャプチャー機能がキャンセルされるまでの時間が 30 秒から 300 秒に延長しました。
• [静止画撮影メニュー]>[副スロットの機能]で[JPEG+JPEG 分割記録]選択時の画像サイズ設定に[サイズ L]を追加しました。
• オートブラケティング撮影時に選択できる補正ステップ幅を追加しました。
※ [オートブラケティングのセット]を、[AE・フラッシュブラケティング]、[AE ブラケティング]、または[フラッシュブラケティング]に設定している場合です。この変更は、[インターバルタイマー撮影]>[オプション]>[AE ブラケティング]>[補正ステップ]にも適用されます。

■ 動画撮影関連
• ピクチャーコントロールに新しい項目を追加しました。
• [動画撮影メニュー]>[AF 時の被写体検出設定]に[鳥]を追加しました。
• 拡大表示の倍率を、最大 400% まで拡大できるようになりました。
• [動画撮影メニュー]に[オートキャプチャー]を追加しました。
キャプチャー条件として[モーション](被写体の動く方向)、[距離](被写体を認識する遠近の範囲)、[被写体検出](被写体を検出するかどうか)を設定し、設定した条件でカメラが被写体を認識すると自動で連続撮影を行います。
※ キャプチャー条件[距離]は NIKKOR Z レンズ装着時に使用できる機能です。NIKKOR Z レンズ以外のレンズを装着している場合、動作しないことがあります。
※ 撮像範囲は[FX]または[DX]が使用できます。
• N-Log 動画撮影時、[ISO 感度設定]>[M モード時の ISO 感度]に低感度を追加しました。
• ハイレゾズーム速度の設定内容を変更しました。
• スローモーション動画機能を追加しました。

■ 再生関連
• 動画再生時の i メニュー項目に[再生の速度]を追加しました。
• [再生メニュー]に[縦横位置情報の記録]を追加しました。
• [再生メニュー]>[グループ再生の設定]に[自動連続再生の設定]を追加しました。
• 再生時の i メニュー項目[送信指定(PC)]、[送信指定(FTP)]の機能を変更しました。また、同メニュー項目に[優先送信指定(PC)]と[優先送信指定(FTP)]を追加しました。

■ 操作関連
• [カスタムメニュー]の d18 と g17 に[半押し拡大解除(MF)]を追加しました。
• [カスタムメニュー]> a11[フォーカスポイント表示]に[フォーカスポイントの太さ]を追加しました。
• [セットアップメニュー]の[カード初期化(フォーマット)]で物理フォーマットの手順を変更しました。
• 撮影機能設定の呼び出し中に露出補正とホワイトバランスの設定の変更が可能になりました。
• レンズのパワーズームに対応しました。
• [カスタムメニュー]に d5[露出ディレーモード]を追加しました。
• 以下の[カスタムメニュー]に割り当て可能なボタン、割り当てられる機能を追加しました。また、設定のリセット機能を追加しました。
– f2[カスタムボタンの機能(撮影)]
– f3[カスタムボタンの機能(再生)]
– g2[カスタムボタンの機能]
※ [ピント位置優先]と[ピント位置(顔優先)]は、f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り時の拡大位置]で設定可能です。
※ f3[カスタムボタンの機能(再生)]>[メインコマンドダイヤル]または[サブコマンドダイヤル]>[画像送り]の設定が、拡大再生中の画像送りにも適用されるようになりました。
• [セットアップメニュー]の[レンズ情報手動設定]の機能を変更しました。
• IPTC プリセットの[Category]で登録できる最大文字数を 3 文字から 256 文字に変更しました。
• [セットアップメニュー]の[電子音]のメニュー構成を変更して、電子シャッター音の音量や音の種類を選べるようになりました。

■ 表示関連
• マニュアルフォーカス撮影時に表示されるフォーカス距離指標に距離表示機能を追加しました。
• [セットアップメニュー]の[ファインダー表示サイズ(静止画Lv)]を[ファインダー表示サイズ]に名称を変更し、動画モードや再生モードにも適用されるようにしました。

■ ネットワーク関連(NX Field にも関連)
• ATOMOS AirGlu BTと接続時、接続が切断したとき、または接続が不安定なときに警告表示を行うようにしました。
• リモートグリップ MC-N10 と ATOMOS AirGlu BT の併用が可能になりました。
• [ネットワークメニュー]の[FTP サーバーと接続]に機能の変更と追加をしました。
• 連動レリーズモードの設定方法を変更して、登録できるグループ数を 20 に増やし、グループ内でマスターカメラから制御できるリモートカメラの台数を 16 台に増やしました。
• [ネットワークメニュー]の[カメラと接続]に[著作権情報の上書き]を追加しました。

■ アプリケーション関連
• NX MobileAir との組み合わせで機能を追加しました。
– カメラの静止画ライブビューに NX MobileAir の状況を表示する様にしました。
– カメラの[メニュー設定の保存と読み込み]でメモリーカードに保存したカメラの設定データをスマートフォン(NX MobileAir)に保存したり、スマートフォンからカメラのメモリーカードに送信したりできる様にしました。

■ その他
• [静止画撮影メニュー]の[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定した場合、シャッターをきるときに撮影画面が一瞬暗くなりますが、暗くなる時間を短縮しました。
• [3D- トラッキング]において、[AF 時の被写体検出設定]で[オート]、[人物]、[動物]、[乗り物]を選択し、かつ被写体が検出できていない場合における小さく動きの速い被写体の捕捉精度を向上しました。
• 低速連写でフリッカー検出時の AF ロックオンを改善しました。
• これら以外のオートフォーカスの動作や安定性も改善しました。
• [ファインダーの明るさ]が[オート]の時に再生モードのファインダー表示が暗くなる場合がある現象を改善しました。
• インターバル撮影において、輝度差のあるシーンや、スターライトビューを使うような暗いシーンでも 1 枚目から適正露出で撮影されやすくなりました。
• スターライトビューが ON の時は、ヒストグラムを表示しないようにしました。
• 動画記録可能な残り時間が少なくなった場合の警告表示を、残り時間が 1 分未満のときに残り時間表示部が赤背景に白文字となるよう変更しました。また、動画記録中でない場合でも警告表示が出るようにしました。
• 動画の再生画面で、タッチ操作によるプログレスバーの再生位置変更時により細かく送れるように改善しました。
• [AF エリアモード]が[3D-トラッキング]に設定され、かつ人物が大きく写っている場合、AF エリアの近くに瞳の検出枠があるときは、AF エリアに近い瞳を優先してピントを合わせるようにしました。
• [カスタムメニュー]のd11[赤色画面表示]で、[表示モード1]或いは[表示モード2]に設定しているときの RGB ヒストグラム表示を見やすくしました。
• 以下の不具合を修正しました。
– インターバルタイマー撮影で撮影した画像の露出がアンダーになる場合がある。
– フラッシュ発光を行いながらフォーカスシフト撮影を行うとフラッシュが発光しない場合がある。
– WR-R10 を装着しながら USB 給電を行っている状態で半押しタイマーオフの状態から復帰したとき、ピントの位置が[フォーカス位置の記憶]で設定した位置に戻ってしまう。
– 連写やフォーカスシフト撮影を行った際に露出が正しくない場合がある。
– [モニターモード]が[ファインダー優先 2]に設定されていて、かつ[AF-ONボタン]に[再生]が割り当てられているとき、AF-ON ボタンを押すと画像の再生がすぐ終了する。
– シャッタースピードを[Bulb]に設定したとき、シャッターボタンを押しても撮影されない場合がある。
– [AF エリアモード]が[3D-トラッキング]に設定されているとき、タッチシャッターを[フォーカスポイント移動]にしてタッチ操作を行うと、マルチセレクターやサブセレクターによるフォーカスポイントの移動ができない。
– [AF エリアモード]を[ワイドエリア AF(S)]、[ワイドエリア AF(L)]、[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]のいずれかに設定していると、被写体を検出している時にセットアップメニューの[AF 微調節の設定]で設定した微調節量が反映されない。

https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/514.html

項目が多岐にわたっているため、全てを確認することは出来ませんが、個人的な注目ポイントをピックアップしてみました。

▼ピクセルシフト撮影

イメージセンサの手振れ補正技術を応用し、撮影時に1ピクセル毎にシフトさせて複数枚撮影することで、解像度をアップしたり、偽色を低減出来る技術で、他メーカーでは以前よりあったものですが、Nikonはこれまでこの手の機能は搭載せず、Nikon Z fで初めて採用しました。
Z 8が2番手の搭載機種になるとは。Z 9にもそのうち搭載されるのでしょうか?
Z fと同様、三脚使用が前提で、他メーカーのように手持ち撮影や動態もある程度対応、いうものではなく、カメラ内生成は出来ず、別途NX Studioでの合成となるなど、実験的要素が大きいように思いますが、解像度よりむしろローパスレス機故にモアレの発生が懸念される被写体で効果が発揮できればと思います。

NX Studio Ver1.60にピクセルシフト合成追加

これは早速試してみたので、別記事で書きたいと思います。

▼AF 時の被写体検出設に[鳥]が追加

Nikon Z 9のC:FW:Ver.4.10で追加された被写体検出「鳥」がZ 8にも搭載されました。
これは野鳥撮影に重宝するでしょうね。Yamaroは鳥は普段撮りませんが、どの程度の精度があるか今度試してみたいと思います。
ちなみに「飛行機」はZ 8では最初から搭載されていて、Z 9でもこのモードにより飛行機撮影中余計なものが横切っても、AFが持っていかれる頻度が下がりました。

▼[オートキャプチャー]が追加

こちらもZ 9のC:FW:Ver.4.00で追加された機能です。これだけ搭載に時間がかかったのは、同じ処理エンジンを積んでいるとはいえ、全く同じシステム構成ではないため、検証に時間がかかったのでしょうか? あるいはもう完成していたけど、他の機能と同時に発表したかったからでしょうか。

▼[カスタムメニュー]の d18 と g17 に[半押し拡大解除(MF)]を追加

これは以前よりMFレンズユーザーからあった要望反映ですね。
私はMF用に拡大設定をカスタムでAF ONボタンに割り当てていて、これを押すたびに拡大と全体表示を交互切り替えていましたが、確かにフォーカスを合わせた後は構図確認のため全体表示したく、そこの半押しで拡大解除出来るのは操作系といては自然なことですね。これも他社では出来てNikonでできていなかった項目の改善でしょう。

▼レンズのパワーズームに対応

執筆時点でNikonのZマウントでパワーズームはDXフォーマット用のNIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR    https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_dx_12-28mm_f35-56_pz_vr/ のみとなっていて、フルサイズ用はラインアップされていません。
もちろん、Z 8でもクロップによりDXフォーマットのレンズにも使用可能ですが、近い将来フルサイズ用の電動ズームレンズの登場が期待できそうです。
個人的にはZ 24-200mmの電動ズーム版、あるいはZ 28-300mmに期待したいところです。

▼マニュアルフォーカス撮影時に表示されるフォーカス距離指標に距離表示機能を追加

Z 9のFW C:Ver4.00で追加された機能がZ 8にも搭載されました。現状Zマウントレンズのみで、私が試した限り、FTZ II経由でのFマウントE・G・Dタイプレンズでは表示されません。
これは特に固定距離にフォーカスを合わせたい場合に便利ですね。ついでに深度表示も出来たらありがたいのですが。

▼[静止画撮影メニュー]の[静止画フリッカー低減]を[ON]に設定した場合、シャッターをきるときに撮影画面が一瞬暗くなりますが、暗くなる時間を短縮

地味にありがたい。ブラックアウトフリーが売りのカメラですが、フリッカー軽減すると一瞬暗くなるんですよね。0にはならないようですが、短縮はありがたいですね。


ということで、ピクセルシフトは別途試したいと思います。


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【4ヶ月使ったレビュー】NIKKOR Z 180-600mmは航空機やスポーツ撮影に適した入門望遠レンズ

2023年8月31日に発売され、事前予約で真っ先に手に入れたNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR導入

タイトルに結論を最初に書いてしまいましたが、この数か月の望遠撮影では、Fマウント単焦点望遠レンズAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR(以下ロクヨンG)と共に、このNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRで撮影をしてきました。荷物を減らしたい撮影状況でも、Z 180-600mmは活躍しています。
そもそもAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRは、気軽に持ち出せる重量サイズのレンズではないので、Z 180-600mmの出番の方が多くなっています。

私の戦闘機・航空機撮影のメインレンズは、現在もあくまで単焦点レンズのロクヨンGですが、ネイティブなZマウントの最新レンズであるNIKKOR Z 180-600mmがどの程度航空機撮影が可能か、また画質やAFの速さはどうか、簡単に比較していこうと思います。
また、息子がサッカーを始めて、試合を撮る機会も出てきたので、サッカー撮影についても書こうと思います。
このレンズの撮影はほぼ動態メインとなっているため、静態撮影中心の方と少し評価が違うかもしれない事をご了承ください。
野鳥撮影も行わないため、被写体との距離は離れた場面が多いです。

●サイズ・重量・操作性

全長は315mmとやや長め。縮めた状態のAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRよりも48mm長いため、カメラバッグは選ばなければなりません。

180-600mm用にレンズケースNikon CL-L2を購入しました

ただインナーズームなのでズーミングに係わらずレンズが伸びないのが特徴です。
伸びるズームの場合、重心変化が大きい、レンズに埃が入りやすいといったデメリットがある反面、ズームの広角側ではレンズ全長が短くなるため、持ち運びの点では有利です。
ズームで伸びないのは、個人的にはメリットが大きいと思い、特に望遠域での重心変化は、ブレの発生具合にも影響してくるので、大きなメリットです。
ズームリングの回転角度は70度と小さいため、、AF-S 200-500mmより高倍率になったにも関わらず、ズームリングを持ち直すことなくズームの端から端まで移動でき、素早いズーミングが可能です。
かつて使っていたSIGMAの150-600mm Sportsは、伸びるズームを生かして直進ズームのように使うことが可能で、これはこれで便利でしたが、ズーミングしたときの重心移動が厄介でした。そもそもレンズ重量も2,860gと割と重かったですし。
またAF-S 200-500mmはズームの回転角が160度近くあり、素早いズーミングに難ありでした。
それと比べると、Z 180-600mmは小さな回転角と、リングのトルク変動もほぼなくスムーズなので、使い勝手は良好です。

Z 180-600mmは重量も2,140gと比較的軽量。ただこれを軽量ととるか、重いととるかは人それぞれ。私は何せ5,060gの重量級なロクヨンGを使っているため、それからしたらずっと持っていられるくらい軽量に感じます。少なくとも長時間手持ち撮影も苦にならないレベルです。
これが初めての超望遠ズームという人には重く感じるでしょう。ただ、これより軽いとなると、フルサイズならNIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sと言ったやや暗めの単焦点か、M4/3など小さなフォーマットのカメラ&レンズを使うしかないでしょう。
600mmという焦点距離は、それなりの覚悟は必要なレンズです。買っても扱いきれずに手放す割合が高いのも、この手の超望遠レンズだったりします。

操作性は、まず本体スイッチとボタンは必要最小限で、フォーカのA/M切替とフォーカスリミッター、そしてL-Fn1ボタンがあります。
手振れ補正の切替はボディ側のメニューからの設定で、私は手持ち撮影が殆どで、ほぼSportsモードしか使わないので、本体側の切り替えスイッチが無くても困らないです。
L-Fn1ボタンにはAFロックやAF ONなど、あらゆる機能が割り当てられますが、私はロクヨンGと同じ、フォーカス位置呼び出しを割り当てています。
万一フォーカスを大外ししても、無限遠手前位にフォーカスが来るように設定しているので、このボタン1つでもあるかないかは大違いです。AF-S 200-500mmやSIGMA 150-600mm SportsにはFnボタンはありません。

マルチコントロールリングは、デフォルトのフォーカスリングの設定で使っています。
息子のサッカーの試合では、選手が入り乱れた場合に、息子以外にフォーカスが持っていかれることがあったため、コントロールリングを併用しフォーカスを時々MFとして使いましたが、概ねリ回転角に対しリニアにフォーカスは追従します。使い勝手はAF-SやSIGMAのHSMのリアルタイムMFと大きく変わらない印象でした。

ほぼAFで問題ないけど、とっさのMF操作も概ね良好

ズームリングのすぐ手前にコントロールリングがあるので、ほぼ持ち替えせずにフォーカスリングからコントロールリングに手を伸ばせるので、さっとMF出来るのも良いですね。

使い勝手については、トータルで満足です。

●解像力

まず画質で一番わかりやすいのが解像力です。
Zマウントレンズは、安価なものも含めて、解像力不足を感じることはほぼなく、特に画面周辺ではFマウントの同クラスのレンズと比較しても、安定した解像力を提供してくれます。
Zマウントでは高倍率ズームのNIKKOR Z 24-200mmでも従来の高倍率ズームのネガを感じさせないくらい、画面の隅々までしっかりと解像します。
レンズは望遠になるほど、光学設計上後玉(一番カメラ側についているレンズ)も撮像面から離れるため、一眼レフとミラーレスでの差は少ないと言われています。
しかし、実際にはZマウントの180-600mmは、Fマウントの同クラスのレンズであるAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRを確実に越える画質を提供してくれました。
元々FマウントのAF-S NIKKOR 200-500mmも比較的良好な解像力でしたが、Z 180-600mmは全焦点距離でさらに一皮むけた印象です。
少なくとも、AF-S 200-500mmや、Tamron, SIGMAの150-600mmクラスからの買い替えでは、解像力は確実に向上します。
各種収差の少なさも、解像力に貢献しているでしょう。

航空機のディテールもよく出ています

中心付近は、どの焦点距離でも絞り開放から解像力は高いです。画面隅は比較するとやや低下する傾向はあるもの、一眼レフのレンズと比較するとその差は大きくはなく、
安定しています。1段絞れば周辺解像力も向上しますが、私はほぼ絞り開放でしか使っていませんが、画質低下は殆ど感じられないので、安心して絞り開放から使えます。
SIGMAは600mm付近は少しだけ絞ったほうが良好、AF-S 200-500mmは開放から問題なく使えるも、少し絞ったほうが良くなりました。それと比較しても、Z 180-600mmは航空機撮影ではほぼ絞り開放で問題なかったです。

実のところ、解像力だけの話をすると、条件にもよりますが古い単焦点のロクヨンGにかなり迫っていると思いました。ほんとうに技術の発達にはビックリです。
もちろん、しっかりブレなく撮れた場合は、古くても単焦点のロクヨンGの方が圧倒的にしっかりと解像するものの、その差は以前の望遠ズームよりも縮まってきていると言えます。
条件によって、と書いたのは、やはり被写体との距離や明るさ、コントラストの条件の変化が大きくあっても、古くても単焦点レンズの方が安定性は抜群に高いです。そこは明確にズームと単焦点レンズの差が出るところです。特に最短撮影距離付近では、Z 180-600mmはやや画面隅の解像力が低下する傾向は感じます
なので、このZ 180-600mmは単焦点望遠よりは各種条件での安定性(解像力だけでなくボケ味など総合力)は一歩引くものの、日中なら殆どの場面では十分な高画質を発揮できるレンズと言えます。
望遠レンズに於いて、画面の隅までカリカリに描写させる場面は少ないと思いますが、遠景の風景などは、2段絞ると、隅々まで解像力が上がります。

●ボケ味

味、と表現するように、好みの分かれる部分です。
f値の大きなズームレンズだけに、広角側でのボケはやや中途半端です。
また、背景の距離と被写体によっては、ややボケがざわつくこともありますが、それでもAF-S 200-500mmと比較しても、背景ボケは滑らかに感じました。

後ボケは悪くない
ズームと考えれば後ボケは素直

後ボケと前ボケ、前ボケのほうがざわつく印象はあります。

前ボケは少しざわつく印象

ただ、一般に後ボケのほうが重視されることは多いので、この手のズームではこんなものかな、という感じですね。決してうるさいボケというところまではならないです。

単焦点には敵わないものの、この価格帯の望遠ズームとしては大きな欠点はなく、良好です。
望遠側で口径食が少し発生するようですが、玉ボケを気にするような撮影をしなければ、特段欠点にはならないでしょう。

●倍率色収差・軸上色収差・球面収差

いずれの項目も全く気にする必要はなく、RAW現像で倍率色収差のチェックを外しても、色収差は気になりません。軸上色収差も実写では全く気にならないですね。
最短撮影距離付近で、やや球面収差による影響があるような…気がしないでもないです。最短撮影距離付近では
解像力低下を感じるのは、球面収差の影響かもしれませんが、あからさまに目立つほどの球面収差ではないかと思います。

●湾曲収差

糸巻き歪みは補正を外すとあるようですが、大きくはないため、補正をした所で画質に影響は感じられません。
常時補正で良いでしょう。
コマ収差は、そのような撮影シチュエーションがないため未評価です。

●AF速度

NIKKOR Z 180-600mmはAFモータにSTM(ステッピングモータ)を使用しています。
STMはパルス波による電流のON/OFFに高速に繰り返すこと(これをスイッチングと言います)でモータを回転させます。1パルスごとの回転角が決まっているため、パルスの発生回数で回転角を正確に出すことができ、またパルスを発生させる間隔を変化させることで、ゆっくり回すことも速く回すことも可能です。速度制御しやすく、エンコーダのような角度センサを別途用いる必要がなく、回転角度が正確という特徴があります。また静粛性も高く、ほぼ無音です。
半面、DCモータや超音波モータと比較してトルクがやや低めという欠点もあります。
このため、従来は比較的小型なレンズや、安価なレンズに用いられてきました。

航空祭のフォーメーションからのブレイク、こういうのは全く問題なくAF追従

Nikonでは、現状Zマウントレンズでは殆どがSTMを採用していて、高価な超望遠レンズの一部のみが、SSVCM(ボイスコイルモータ=リニアモータ)を採用しています。
NIKKOR Z 100-400mmは、ややAFが遅め、と言われていました。
本レンズに関しては、爆速ではないものの、超音波モータのAF-S 200-500mm比較しても速いと感じられるレベルです。超音波モータだから何でも爆速というわけではなく、結局のところ超音波モータでもレンズによって採用されるモータが変わりますし、f値にもよりますし、STMだからとかリニアモーターだからとか、一概に言えないです。
さすがに同じAF-Sでも、AF-S 600mm f/4G(ロクヨンG)の方がスパっとキレのある速さですが、Z 180-600mmもこのクラスのレンズとしては健闘しているほうでしょう。

A/Bを焚いての離陸も問題なし

ただし、コントラストが低い被写体で、時々AF速度低下を感じます。スーではなく、じわーといった感じに遅くなることがあります。
これはレンズのせいというよりは、カメラ側の問題でしょうね。Nikon Zの像面位相差AFは、少しでも暗いとあまり機能せず、コントラストAFに依存する傾向がありますが、自衛隊車両のようなカーキ系の車両のようにコントラストが低いと、さらにAFが合わなくなる場面が何度かありました。
この辺りは、レンズよりむしろカメラ側の改善を望むところです。

雨天では迷彩の99式自走榴弾砲より手前の雨粒にフォーカスが合うことも→素早くMF操作して撮影

戦闘機が十分追えるので、旅客機や大型軍用機程度の速度は何ら問題なく撮影出来ます。

大型機なら80年代のAF機とレンズでもAFで追えますからね

息子のサッカー撮影は、まだ小学校低学年なのでスピードはさほどではないですが、少なくともAFの遅さは感じず、3Dトラッキングでしっかり追いかけられていて、フォーカスが追い付かないことはないですね。

息子が始めたばかりのサッカーでもZ 180-600mmは大活躍!

このクラスのレンズとしては十分速いと言えます。モータの種類だけでなく、フォーカス群のメカ構成やカメラボディ側の性能で、AF速度は変わりますので、STMだから遅いという先入観は持たないほうが良いですね。

●総評

ポートレイトや風景、野鳥撮影では評価が変わるかもしれませんが、少なくとも私が良く撮る動態撮影の航空機、そして息子のサッカー撮影に於いては、なかなかのパフォーマンスで、このクラスの望遠レンズとしてコストパフォーマンスが高いレンズと言えます。
Nikon Zユーザーの超望遠レンズ入門として、広くお勧めできるレンズです。そしてさらに重箱の隅をつつきたくなったら、単焦点レンズの世界へどうぞ!
執筆時点(24年1月)でもまだ品薄なのが残念なところです。


↓専用ケースではありませんが、ボディを装着したままピッタリ入りますよ

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航空自衛隊百里基地「雄飛園」のVADS

昨年の航空自衛隊百里基地航空祭で基地内開放された際に、雄飛園に展示されていた機体と共に、VADSも展示されていました。
ちょっと前まで、航空祭で動作展示していた兵器です。

退役し雄飛園に展示されているM167 VADS


航空自衛隊の各基地に配備されていた防空兵器で、M61 20mm機関砲と射撃管制レーダー、TVカメラをセットした、最も初歩的な防空兵器2021年までに全てのVADSが退役しました

20mm対空機関砲については、防衛所要上の重要度が低下したことを踏まえ、令和2年度に運用停止を決定した。令和3年度中に176式全ての用途廃止を実行し、要員27名の配置換えを行った。

https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2022/sy0407/35.pdf

老朽化、そして基地防空のために射程の短い機関砲は能力不足と判断されたようです。
ただ、近年ドローンによる攻撃も想定され、安価なドローンに対してミサイルによる対処は、費用対効果の面で不利です。そういった観点では、VADSのように安価な兵器も活用できる場面はありそうですが、ウクライナ紛争のように、陸続きの隣同士が戦っているのと違い、日本は島国なので、ドローンによる攻撃、というのはテロくらいでしか想定されていないのかもしれませんが。

展示されているのはVADS-1改で、日本で改良されたタイプです。光学照準用のTVカメラを搭載していますが、搭載されているレンズはFUJINON-TV・Z 25-350mm f3.5 C14X25で、業務用テレビカメラ用の高倍率ズームレンズですね。センササイズは2/3型を想定しているものかな?
古いレンズなので情報はほぼありませんが、台湾のサイトでM4/3カメラにこのレンズを取り付けて撮影している記事がありましたが、焦点距離によってケラレがあるので、やはりM4/3用よりはセンササイズが小さい2/3型のテレビカメラ用ですね。対空射撃に使うため、望遠側はかなりの超望遠となります。

雄飛園の展示機。F-1戦闘機とRF-4E偵察機の迷彩塗装は、現役時代とかけ離れた塗り絵状態なのが残念です。まあ色々事情があるのでしょう。

こうした機体の維持、塗装費用も結構高額なのはわかります、がやっぱりこれはなぁ…

日原鍾乳洞を動画で撮ってみた

絶景の渓谷にある日原鍾乳洞、高低差の大きい鍾乳洞内を動画でも撮ってみました。
狭い場所もあれば、ちょっとしたホールのように広い場所もあり。自然に出来たのだからすごいですね。

鍾乳洞内の証明は比較的明るめだとは思いますが、流石に感度が上がってしまい、ノイズが多いですね。
こういう場所では、明るめの広角単焦点レンズが欲しくなります。

しかし動画は難しいな…。

2024年の初飛行機撮りは成田でした FLYING HONUも見られたよ!

2024年1月5日。実は百里基地に行ったのですが…動きなし。
個人的統計によると、1月5日に訓練開始で飛ぶ確率は1/4くらいかな? 2023年は飛行始めが1月4日だったらしいです。5日も飛んでいました。

午後になっても動きなしなので、昼食してそららでお買い物の後、成田に向かいました。いつもの流れですね。無難にさくらの山公園です。
まだ正月休みの人も多いとあって、飛行機を眺める人達で賑わっていました。

しかしまぁ…無線垂れ流しおじさんとか、次は何が来るとかずーっと大声で叫んでいるおじさんとか、なかなかのカオスですね😅

そんな中見られてよかったのが、クロネコヤマトの機体と4発機ですね。

そしてFLYING HONUのオレンジ(通称La”ラー”)が降りるとのこと。おお、さすが大きい!

総2階建ての機体だけに、結構ずんぐりした印象ですね。世界的に4発機はコストの面から減少傾向にあり、A380も10年程度で生産終了してしまったため、今後20年で4初来を見る機会はどんどん減ってしまいそうです。B747もどんどん姿を消していて、見るなら今のうちですね。

日原鍾乳洞に行ってきた

せっかく奥多摩の日原という微妙に遠い場所まで出向いたので、日原鍾乳洞も見てきました。

ものすごい断崖絶壁の渓谷にある鍾乳洞、この雰囲気は昔住んでいた山梨県の昇仙峡を彷彿とさせますが、よく考えたら隣はもう山梨県でした。
そりゃあ東京都とはいえ、ほぼ山梨県なので、地形も似ているんですね。

内部は湿度が高いですね。なので足元は結構滑りやすいかも。底の厚い滑りにくい靴を推奨します。そして結構な距離を歩きます。

常にポタポタ水が滴っているのは鍾乳洞なので当たり前ですが、苔もあちこちに生えているんですね。
そして奥に進むにつれ、アップダウンが激しくなります。階段もだんだん急になってきます。場所によっては子供や老人には厳しいです。ただし回避ルートもあるのでご安心を。
まだ生死をさまよったことはないですが、三途の川も生きているうちに見ることが出来ました。

いやぁかなりの勾配、狭い道、濡れて滑りやすいし、上の写真のルートは子供や老人は推奨しないルートです。
思ったよりも広くて楽しめました。

急勾配を登ったり降りたりで足はクタクタ(笑

外に出て、道路の向かいにあった一石山神社で初詣をして、この日の撮影は終了しました。


今回の撮影は、デジタルはNikon Z 8NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sで撮りましたが、マクロレンズも持ってくればよかったなと。Z 14-30mm唯一の欠点、最短撮影距離付近の描写はやや収差があって解像力が下がるんですよね。ただ、それ以外は、比較的軽量で周辺まで解像力も高く、良いレンズです。



奥多摩日原の遺構や建築物を見に行ってきた

連休恒例の撮影、去年は山梨でしたが、今年は同じ都内にすることに。ただし奥多摩ですが。
車を走らせること2時間、都内だけどちょっぴり遠い。奥多摩方面の国道411号線から更に山奥に入っていきます。道路は細く、すれ違いできない箇所が多い。
仮に雪が降ったり大雨が降ったら通行止めになるようです。

駐車場に車を停めて、500円を払って撮影開始です。

名目としては、この先にある日原鍾乳洞の臨時駐車場とのことですが、実際にはここから鍾乳洞は歩いていくには遠いです。なお、鍾乳洞の近くの駐車場は無料です。

日原小学校跡

廃校となった小学校校舎。こちらは廃校後も利用されているようで、しっかりと管理されていました。

山間の地域だけに、高低差が大きく、体育館は1階部分が道路となっている面白い構造。
この道路を歩いて先に進みます。

奥多摩工業日原寮独身寮

この日原で石灰石の採掘を行っている現役の会社、奥多摩工業のかつての寮です。

航空写真では、70年代には存在しているようですが、いつ頃建造されたかは不明です。
道路と後ろの傾斜地からの撮影のため、引いて撮影することが困難、広角レンズでの撮影となりました。
老朽化により壁などが剥がれて道路に散乱しないよう、ネットが張られていました。

背後にある傾斜地から撮影、窓から内部の様子が伺えましたが、かなり老朽化しているようです。感覚としては、廃墟歴40年近くでしょうか。
ただこの最後から2枚目の写真をクロップしてみると…

中森明菜の部屋!?

中森明菜なんて貼ってありますね。もちろんあの中森明菜さんのお部屋ではありません(当たり前
ただ、これが貼られているということは、住人はファンだったのでしょう。そうなると、1990年前後までは住んでいた可能性は高そうです。
天井からは鍾乳管から形成された白いつらら石が形成されていて、使われているコンクリートは石灰質を含んだものが使われていたのでしょうか。

いずれにしろ、廃墟歴は30年以上と思われます。

独身寮の道路を挟んだ反対側には、いかついコンクリ壁の建物が。ここはかつて映画館だったようです。
それにしても、渓谷の斜面に建てられているため、屋上部分と1階部分との高低差を大きく感じさせますね。建物の作りも複雑です。建物の壁と道路の高低差で出来た壁の細い道も、かつては人が通れるようになっていたようで、後ろから3枚目の写真の奥にはドアがありました。

奥多摩工業日原寮世帯寮と映画館・ダンスホール

従業員の福利厚生のための施設も充実していた奥多摩工業の寮、今の時代は大手企業の一部には独身寮が残っていますが、家族持ちの世帯寮というのは殆ど聞かなくなりましたね。
ただ、現代であってもこうした山間の職場だと、民間アパートを借りるのも一苦労でしょうから、寮があるのは有り難いことですね。

この世帯寮は比較的最近まで使われていたという話です。ほんの数年前まで1世帯は住居していたようですが、マンションに1世帯だけというのもなんだか寂しいですね。
BSアンテナもあり、衛星放送が始まった80年代後半以降のものであると思われ、独身寮よりは比較的最近まで使われていたことが伺われます。
とはいえ、徐々に入居者が減ってから建物に痛みが出て来ている感じでした。

3枚目の右側の建物がダンスホールだったようですが、とても大きく立派ですね。左側が映画館とのこと。

世帯寮ですが、割と傷んでいて、本当にここ最近まで人が住んでいたのか?と疑いたくなりますが…

真新しい電気メーターが設置されていた

電気メーターを見てビックリです。2022年製とあります。2032年4月まで有効となっています。ということは、電気は契約されているということか?
ただ、メーターの表示は0.5kWhとなっていて、設置してからほぼ電力は使用していないようです。やはり現在は人は住んでいないようです。

が、奥にナンバープレートの付いた、さほど古くない原付が停まっていました。管理者のものかな? 人の気配はなかったのですが。

その他周辺の建物

町人とは3人ほど会いましたが、正月時期もあって、あまり人気がない感じでしたね。

古びた住宅は、きれいに管理されているように見えましたが、人気はない感じでした。
近くにあった旅館も正月時期だからか休業中の様子。

フジカラーや懐かしいオロナミンCの看板が素敵な酒屋さんも休業中。古いけどきれいなので、閉店しているようには見えず、休業中なのかな?

風情のある日原

ということで2時間ほどの散策でしたが、このくらいがちょうどよいですね。若い頃と違って体力も落ちたので、1日廃墟散策は疲れます。こうして外観を眺めるだけで満足ですね。

Amazonの正月セール・タイムセールで小物を調達

正月なので、福袋やらセールがリアル店舗やネットで開催されていますね。こういうときに買い物をしておくと良いかなってものを買ってみました。

まずはレシーバーIC-R15用に骨伝導のBluetoothイヤホンを。

こちらはAmazonのタイムセールで購入。2千円を切る価格なら諦めもつくでしょう(笑)

IC-R15に繋いでみましたが、音質はそれなりです。元々骨伝導イヤホンは、音質云々言うものではないのですが、今までレシーバーのVR-160+Bluetooth送信機で使っていたものより音量が大きいのが良いです。
最も、周りがうるさいと聞こえづらくなるのが骨伝導タイプの欠点なので(そのために耳栓も付属しています)、そこは割り切る必要はあります。
ジェットエンジンがうるさいと、無線が聞こえづらくなるのですが、私は耳に入れるタイプが苦手なので、これをしばらく使ってみます。
昔ながらの片耳有線イヤホンが一番いいのは分かっているんですけどね。ケーブルも煩わしすぎるので。

もう一つノーズエチケットカッター(いわゆる鼻毛/眉毛カッター)。今まで日立の回転歯式を使っていたのですが、どうにも剃れない事があったのと、多分十数年は使っていて刃も傷んできたので、往復刃式のPHILIPSに替えてみました。

PHILIPS ノーズエチケットカッター NT3650/16
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こちらもAmazonのタイムセールで¥1,682とお安くなっていたので買ってみました。
早速使ってみましたが、いや良いは快適快適。回転刃式はうまくカッターの刃に毛が入ってくれず剃れないことが多々あったので、往復刃式のこのタイプ、楽に剃れて良いです。
そして回転刃式は剃った毛が歯の内部に入ってしまうので、分解洗浄しなければならないのですが、こちらはバリカンみたいな感じなので、洗い流すだけです。とても楽です。