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ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2024 その2 救難ヘリコプターUH-60J 2機のラストフライトと除籍式

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2024の目玉イベントとして前面に押し出されていたのが、海自の救難ヘリコプターUH-60J 2機のラストフライトと除籍式でした。

陸海空3自衛隊が所有するUH-60J(陸自はJA型)のうち、海自と空自のJ型は救難ヘリコプターとして運用されています。
このうち海自では1990年代から2000年代初頭にかけて19機を導入しましたが、救難ヘリコプターは空自に一本化するという中期防衛力整備計画に基づき、機体更新をせず徐々に数を減らしています。
ただ、一本化という方針だったのが、なぜか第21航空隊硫黄島航空分遣隊の機体に関しては、UH-60JからSH-60Kの対戦機材を外した救難仕様(元の哨戒機仕様に戻すことも可能)に更新する事となりました。つまり硫黄島のみ救難ヘリは海自が引き続き運用することになります。これは中期防衛力整備計画が廃止され、新たに防衛力整備計画が策定された中で決められたのかは不明です。
今回、立山航空基地に来たUH-60J 2機は、このSH-60K救難仕様との入れ替えで除籍するため、花道として今回のイベントの目玉となりました。
海自のUH-60Jは元々機体数が少なく、あまりお目にかかれるチャンスがなかっただけに、このオレンジ色の機体が飛ぶ姿を見られる最後のチャンスです。
このイベントもあって、じゃあ全てのタイプのロクマルシリーズを集結させようとなったそうです。

ここからは動画です。
エンジンスタートからローター回転、タキシングからの上昇までを動画で撮ってみました。※着陸~エンジン停止まで一括で編集しちゃいました

この白とオレンジ色の派手な機体は、途中で洋上迷彩になった空自のUH-60Jと違い、運用当初から変わらない目立つ色です。
コンバットレスキューに指向した空自に対し、最後まで平時の救難重視の目立つ色にこだわった海自、とも言えそうです。

この後はスチル撮影。救難展示を披露しました。

編隊で戻った2機は着陸後、所定位置に戻り、エンジンを停止、最後のフライトを終えました。もう二度とエンジンがかかることはない、空に上がる事もないのです。
大勢の命を救った機体は、今観衆に見守られ、その役目を終えました。

そして、この日がパイロットとしてラストフライトだった有川3等海佐、スピーチの後は後輩からのサプライズで花束贈呈がありました。
機体と共にパイロットとしての仕事を終えるのは感慨深いですね。

これにて、海自の救難ヘリUH-60Jは、最終号機の残り1機のみとなっていて、これも今年度中には除籍される見通しです。

ラストフライトを終えたUH-60Jはこのあと見学もしましたが、その写真はまた。

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2024に行ってきた その1 「3世代のSHを眺める」

先週末の撮影が立て込んで編集が進んでいませんが、千葉県は海上自衛隊館山航空基地で行われたヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2024に行ってきました。

いつものように百里基地からUH-60J (08-4591)が飛来

入場は何段階化に分けて、徐々に入口に近づく感じでしたが、その待ち時間、上の写真の場所に確かに去年まであった展示機が全て撤去されていることが確認できました。
ここにはかつて、SH-60JやHSS-2B、南極観測船で使われたS-61Aなどが展示されていましたが、今年の3月に全て撤去・解体されてしまいました。
特に希少なS-61Aの解体は残念ですね。

去年まであった入口の展示機はすべて撤去されていました

館山航空基地のヘリコプターフェスティバルは、都心からやや遠いためか、航空祭などと比べると混まないので、個人的にはゆっくり見られる穴場的なお祭りなんです。
ガチで並ばなくても、ほぼ最前列の2列目からちゃんと見えるので。

ただこの時期の暑さは堪えますね。今回は熱中症対策で息子がサッカーで使っている小型のクーラーボックスを持ち込みましたが、これは正解でしたね。
こんな暑さなので行こうか迷ったのですが、今回は「ロクマル」まつり、なんと3自衛隊の全タイプのロクマル(H-60シリーズ)が集結するということと、海上自衛隊の救難ヘリUH-60Jのラストフライトがあるためにやってきました。

哨戒ヘリSH-60J/K/Lの3世代が展示される

これはもう二度とないことかもしれませんね。海上自衛隊の哨戒ヘリは、対潜水艦や水上艦を見つけ出す、攻撃を行う、救難などの任務を主体としたヘリコプターです。
1991年に部隊配備が開始された最初のSH-60Jは、ベースとなったのは米シコルスキーのH-60シリーズのうち、対潜型のSH-60Bシーホークをベースとし、対潜機材の一部は国産のものが搭載されています。
103機生産されたSH-60Jの2024年3月末時点での現役機は、令和6年度の防衛白書によるとわずか7機、それでもより新しいSH-60Kも退役が始まっていることを考えると、古いほうがまだ7機残っているのは不思議に思うかもしれません。
これは多数製造されたSH-60Jが、予算の関係で後継機のK型で全て更新できなかために、一部機体は機体寿命延命措置により5年程度の寿命を延ばしているからだそうです。
初期のK型は寿命延長されていないため、先にK型が退役するという流れになったようです。

基本的には米軍のSH-60Bベースですが、元々吊り下げ式ソナーを搭載しないB型に、SH-60Fオーシャンホークに搭載されているソナーを一部国産部品を使用して登載すると言った部分は、海自向けJ型の特徴です。米軍のSH-60Bと60Fの両方の機能を持たせたため、機体内部はかなり狭く、移動も大変とのこと。
前任のHSS-2Bがかなり大型で、内部も立って歩けるくらい広かったことを考えると、この狭さは移住性が悪く致命的ですね。
部品とか大丈夫なのかなと質問したら、退役した機体から使えるものを取り外して使えるので、むしろ最近まで作っていたK型のより在庫も豊富とのことでした。
K型は今一番数が多く、まだ退役機も少ないため、部品も基本新品、そうなると部品調達は予算に限りがありますからね。

後2,3年で退役すると思われ、飛べるのがわずか7機の貴重なJ型を見られる時間も、残り少ないです。

続いて今主力のSH-60Kです。
こちらは21世紀に生産されただけあり、J型より洗練されています。特にJ型の機体の狭さが指摘されていたため、キャビンのサイズを大きくしたのが特徴で、移住性は改善されています。

キャビンが広くなった(それでもHSS-2Bよりは狭いけど)のが一番乗員にとっては良いことのようですね。2005年から配備され、2024年までに81機製造されましたが、生産期間の長さに対して製造数はSH-60Jよりも少ないため、前述のJ型の寿命延長があったわけですが、K型はそれをやらないのは、最新のL型配備に予算をかけたほうが良いという判断からのようです。

とにかく現時点での機体数は73機(令和6年度防衛白書記載)と主力ヘリであることに違いはなく、展示機の8477号機は2024年製造ですから、今後も20年近く使われる予定です。

そして最後にSH-60L。現時点で最新の哨戒ヘリですが、現在量産型はまだ配備されておらず、展示機は先行テストを行っていた飛行試験機となっています。
このため銘板にはSH-60Lではなく「回転翼紹介機(能力向上型)飛行試験機」となっています。
K型でも米軍のMH-60Rとは違ったディスプレイのコックピットでしたが、L型はより大型のディスプレイで、これは米軍のMH-60Rよりも更に大型なんですね。
J型がB型ベースで大きくは違わなかったのに対し、K型とL型は日本独自のものになっているのが興味深いですね。

多めに写真を撮りました。ぱっと見はK型と大きくは違いはないのですが、ローターのトランスミッションの改良によりエンジン出力の伝達効率が向上したほか、最大のトピックは、マルチスタティック化により複数の機体や護衛艦からのデータを統合して処理できるようになったことでしょうね。
最新の12式魚雷にも対応しています。
量産機の配備はまだですが、今後はこの機体が主力となっていくので、見分けポイントなんかはじっくり研究したいですね。

続く…

炎天下でのサッカーの試合でした

先週土曜日、息子のサッカーの試合がありまして、早朝から行ってきました。

最高気温36℃、朝の時点でも30℃はあったので、芝生の上とは言え、それはそれはもう暑かったです。
見ているだけでも暑いのだから、全力で走っている子供たちはもっと暑いだろうと。不要不急の外出を避けろとのお達しが出ていても、サッカーの試合はあるわけです。チームでも1人頭痛で休む子も。

もうそろそろ、この時期の屋外スポーツは、気温と湿度によって実施見合わせを検討しなければならないのではないかと思います。
スケジュールが年間で組まれて、なかなか変えられないのかもしれません。が、雨だったら試合は中止になるのに、気温がどれだけ上がっても、晴れていれば中止にはならないんですよね。
もう気温は昔の常識が通用しないくらいに上昇しています。スポーツで命を落とすようなことはあってはならないですからね。
外出を避けろとスマホが通知している中でスポーツやっているんですからね。

と思うぐらい暑かった…。

息子のチームはこの日、1試合目は勝ったけど2試合目で負けたので、トーナメントはここで終了。今まで公式戦で勝てたことがなかったから、先週との1勝と合わせて2勝まで行けたのは、とりあえず成長したということですね。


上の3枚の写真はPanasonic LUMIX GX7 MarkIIIで、下の3枚はNikon Z 9だけど、色の出方が違いすぎますね。芝生の緑の出方が。もちろん撮影時間が異なるので、太陽の当たり方も違うのもありますが、GX7MK3は少し緑が出にくい、逆にZ 9は緑が出すぎている感じはありますね。彩度は落としていますが、同じLightroomでRAW現像しても、これだけ色の出方は違うわけです。
本当は同じ色が出せるNikon Z 8を持っていきたいけど、サッカーの撮影は焦点距離標準域はほぼスナップ程度にしか撮らないからなぁ。

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【百里基地】2024年7月19日の記録 フランス航空宇宙軍来日!

防衛省からの発表通り、「パシフィック・スカイズ24」によるフランス・ドイツ・スペインの各空軍部隊が訓練のため、19日、日本を訪れました。
この内ドイツとスペインは千歳基地に、フランスが百里基地に来日しました。

いつもの通り、こうした事前広報される訓練では、多数のギャラリーが基地周辺を訪れるため、自分は人混みを避けたポジションから撮影を行いました。
航空祭以外では、撮影であまりに人混みの多いところで撮るのが苦手なもので。
あと自分の場所でしか撮れない写真を撮りたいな、というのもあります。

百里基地にはフランス句航空宇宙軍(Armée de l’Air et de l’Espace Française)のラファール戦闘機2機、給油機のA330 MRTTが2機、輸送機のA400Mが3機飛来しました。

まずはエスコートとフォトミッションのため(三沢周辺海域で撮影を行ったのが報道公開されていますね)F-2戦闘機が上がったようですが、自分の撮影ポジションからは遠巻きに上がるのを目視したのみ。
まずはADS-Bに表示される機体として、A300 MRTTが1機、9時に飛来しました。

そして待つこと1時間以上、入間基地からのゲスト機としてC-2輸送機が。そして上がったF-2もまず2機が先行で降りてきました。
ラファールはいつ現れるのか? フォトミッションが結構時間を押したようで、お昼手前の11時47分、ついに2機のラファールが姿を表しました。

自分にとっては初のラファール! 残念ながら、時間が押してこの撮影ポジションからはやや逆光気味、天気も湿度が高く上空も霞んでいたようです。光線状態が悪かった…。ここは悔やまれますね。
基地周辺で撮っていた方は、なんと転がりでウエスト側滑走路をわざわざ通った上に、一旦停止して撮影タイミングをわざわざ作ってくれるという大サービスだったようです。
羨ましいけど、あの人混みに行きたいかと言うと…

そして残りのF-2、A330 MRTTが降りてきました。

A330 MRTTは、エアバスのA330旅客機ベースで、日米が運用するB767-200LRFベースのKC-46A給油機よりも一回り大きいんですよね。
なるほど、欧州で老朽化したKC-135給油機の後継機としてA330 MRTTが主力なのもうなづけると言うか、最近のボーイングの開発能力や品質がダメダメなのも後押ししているのかな?

午後は撮影ポジションを移動。
残りのA400Mが飛来。転がりは陽炎の影響がひどいね。この時期は仕方ないですね。

更に残りの2基のA400Mはどセン(どセンター)で撮ろうと自分次回ないポジションへ移動。

直前に嗅ぎつけた2人がさっと撮影したので、自分1人とは言えないけど、このアングラからしか撮れないものが撮れたので良しとします。午後は少し晴れて、この天気がラファールの降りの時だったらなぁと。

土曜日は午後にラファールと一行が帰ったようですが、そこは息子のサッカーの試合で行けず。
撮影仲間と話をしていましたが、いつか海外の渓谷で撮りたいなぁと。ラファールを撮るチャンス、またあるといいですね。

今回の撮影は、ラファールにZ 9とAF-S 600mmにTC-14EIIIで850mm、輸送機系はZ 8に180-600mmで。この組み合わせは航空機撮影に最適でした。

Nikon D810の10年

2014年7月17日にNikon D810が発売されました。あれからもう10年です。今でも現役稼働中です。

今もD810はAI AF Micro Nikkor 60mm f/2.8Dとの組み合わせで撮影しています

今も手放さずに使っていますし、何ならほぼ毎日何かしらを撮影しています。1回の撮影枚数は主力機だった頃より減りましたが、時々タイムラプス用のインターバル撮影にも使うので、気がつけばシャッター回数は公称20万回の3倍を超えてしまいました。

ちょうど購入した頃、娘が1歳の誕生日が近かったんですね。妻が誕生日の用意をし、妻の実家では一升餅をもたせました。

ミリタリ系な撮影のシェイクダウンは、今は一般人が観ることはできなくなった、陸上自衛隊の富士総合火力演習でした。
2014年当時はまだ超望遠レンズを持っていなくて、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIにTC-20EIIという組み合わせで撮影していました。
この時の総火演は、とある陸自の地本の退院募集ポスターの写真に自分が撮った写真が採用され、その御礼として招待され、招待者席に座れたの思い出です。

D810は、その前のモデルのD800よりも若干連写速度は改善されたものの、FXフォーマット時秒5コマ、DXクロップして秒6コマと、最初に買ったD300よりも連写速度が遅いのは結構ネックでしたが、あらゆるD800のネガを潰したカメラでした。
D800と比較すると、以下の点が改善されました。

  • D800で問題となったメカの振動による微ブレを徹底的に排除し歩留まりが良くなった
  • 若干の連写速度向上(秒4コマから5コマへ/FXフォーマット時)
  • ノイズが改善
  • オートホワイトバランスの精度が向上
  • 撮って出しのカラーバランスが向上
  • 1080/60p動画に対応

D800のマイナーチェンジというよりも、ほぼフルモデルチェンジに近い改善がなされています。
この時代はまだ3600万画素は高画素機だったので、やれ無駄に画素数が大きとか言われたものですが、今となってはなかなか絶妙な画素数かなと思っています。

D810初の百里基地ローカル撮影

色々懐かしいな…

2014年の入間基地航空祭は外から撮りましたね。

連写速度が遅い分、ちゃんと構図を決めて撮る、という撮り方を学んだカメラでもあります。
今はほぼお家での物撮りとインターバル撮影用ですが、もう処分しようという感じもなくなりましたので、使い倒したいと思います。
現時点でオーバーホールは出来そうなので、出そうかどうか迷いどころですが、このままシャッターの限界にチャレンジしたい気持ちもありますね。

【田中屋酒造店】水尾 特別純米酒金紋錦仕込

いつものお店では、冷蔵庫に入った生酒や、火入れでも温度変化に弱いお酒が多く置いてありますが、冷蔵されていない店に置かれた日本酒にも目を向けています。
すると、店主のなかなか良さそうな文言が書かれたお酒があり、これは是非試したいと思って買った、初めて飲む銘柄です。

【田中屋酒造店】水尾 特別純米酒金紋錦仕込

長野県は飯山市の田中屋酒造店、「水尾」特別純米酒金紋錦仕込です。

【田中屋酒造店】水尾 特別純米酒金紋錦仕込

酒米に長野県産の金紋錦、あまり見ない銘柄ですが、コクのある味わいみたいです。
酒造のHPには7号酵母使用とあります。温度帯も幅広く、冷でも燗でも行けると。精米歩合は59%と程々に削っています。火入れ酒なので、比較的保存もし易い(買ったお店の人は開栓後はできるだけ冷蔵保管が良いとはいっていましたが)です。

薄黄色のお酒

今回は常温(いわゆる冷や)でいただきました。まず開栓時の上立ち香がとても良い。華やかではないけれど、甘味と酸味の膨らみを、開栓しただけで感じてしまいました。これは期待が高まります。
口に含むと…いやぁ、これなかなかです。米の旨味の膨らみと甘み、そして酸味が、ラベルにある淡泊と言いつつも、決して薄いわけではなく、徐々に徐々に前に出てくる印象。かといって前に出すぎず、決して主張しすぎない感じがまた好ましい。苦みはほどほど。
後味に少しどっしり感はあれど、そこもほどほどに、後味はさっぱりと切れが良いです。
これぞまさに食中酒! 決してなにか突出した特徴があるわけではないのに、全体のバランスが良いので、ちょっとした温度変化でも微妙に味わいが変わり、また合わせる食事でもまた変化を感じます。

このお酒、目立たないところに置いてあったけど、また買いたいと思わせる、そしていつでも置いておきたいなと思わせる定番酒になりそう。
最近は生酒もよいけど、こうした火入れ酒に目を向けて開拓していきたく、なかなか良いものに出会えたと思います。


通販でもぜひ。火入れ酒なので買いやすいかと思います。

何でもかんでもオートエリアAFで撮るのはダメよ

息子のサッカーの公式戦。先週雨で流れてしまい、昨日も朝雨が降っていたのでてっきりやらないと思っていた。が、中止連絡はない。
結局試合はあり、なんとか雨も降らず。

ギリギリ雨が降らずに試合ができてよかったね

サッカーは最近は3Dトラッキングで撮っています

NikonのZシリーズ、とりわけZ 9やZ 8のオートエリアAFは、まだSONYやCanonに遅れを取っているのかもしれない。まあ私は使ったことがないのでなんとも言えませんが。

もちろんオートエリアで全て解決すればそれで問題ないけど、人が入り乱れているサッカー、これを特定の被写体(私の場合は息子)だけを追わせるのはなかなかに難しいわけです。年内に発表されるであろうCanon EOS R1では、この被写体認識と食いつきについてはかなり自身があるようですね。

サッカーの撮影は、Nikon Z 9の推奨設定ガイドでは以下のようになっています。

https://download.nikonimglib.com/archive5/5ORF300lWmKP05wFCJE42mlZyD67/Z9_TG_AF_(Jp)02.pdf P18より抜粋


オートエリアは推奨していないし、そもそも特定被写体を追いたければオートでは初動から何を特定被写体としたいかは明示できないわけですね。
車でも、スポーツカーにATが採用される過渡期はああだこうだ言われましたが、今ではフルオートモードでMT車より早い変速と加速ができるようになりました。ミラーレス一眼もAFは過渡期であることには違いないですね。
ただ上の推奨設定は、AFエリアを限定させてしまうため、被写体を常にAFエリアに置きたいというとき専用ではありますね。もちろん、AFエリアを動かせばいいんでしょうけど、激しく動く被写体にAFエリアを大雑把にでも合わせるのって、一眼レフの時代と変わらないですからね。

私は、息子を主体としたいため、ここ最近は3Dトラッキング+親指AFで撮影しています。横切り応答は一番鈍い設定です。

ミラーレスになって3Dトラッキングがより活かせるように

Nikonの3Dトラッキングは、もう17年近く前の一眼レフであるNikon D3/D300から搭載されていますが、一眼レフはどうしてもAFエリアが画面中央になり、周辺ほど精度が落ちるため、RGB-3Dマルチパターン測光を使って被写体をある程度認識させて(当然現在のミラーレスと違って測光素子なので解像度は荒い)使えると言っても、サッカーのような激しい動きには対応できませんでした。
ミラーレスになって、被写体認識も出来るようになってから、この3Dトラッキングは割と使えるんですよ。これぞミラーレスのAFの利点と言えます。
上の写真も前後左右入り乱れていますが、ちゃんとピントはゼッケン5番の息子に来ていますね。

もちろん、同じような距離に人物が入り乱れると、まだエリアに迷いが生じたり、他にエリアを持っていかれることもあります。おそらくEOS R1はこの食いつきが相当すごいのでしょう。Z 9はその領域ではないため、適宜親指AFで不要ならAFを一旦止めて、AFエリアを外したら一旦親指AFを離して再度エリアに被写体を入れてAFを動作させる、この使い方がサッカー撮影にマッチしています。
完璧ではないけど、かなり精度良く歩留まりも悪くないです。

便利な機能は使いつつ、カメラの特性を知って、自分にとって最善の使い方をするのが一番では?と思いますね。
やれ被写体認識がクソだの何だのと言っていては始まらんのです。
もちろん改善はしてほしいので、時々メーカーに打ち上げはしているけどね。

Zenfone 11 Ultraを3日使ってみた雑感

スマホ引っ越しの何が面倒って、今や生活に欠かせなくなって、銀行やクレジットカード系の認証から各種電子マネーの移行ですね。
以前より操作自体は簡単になったとは言え、Felica系は一度データのセンター預かりと受取操作があったり、かと思えばIDとパスワード入れればOKだったり。セキュリティとか近い勝手とか、それぞれ考えてのことでしょうけど…

ということで、先週金曜日に届いたASUS Zenfone 11 Ultraを、週末で前のスマホであるSONY Xperia 1 IIから引越作業&カスタマイズして使ってみた雑感を。

画面、大きい!

まずは写真で比較しましょう。

Xperia 1 IIは6.5インチだけど21:9の縦長(左)だけど、Zenfone 11 Ultraは6.78インチで横幅が大きい

左のXperia 1 IIは6.5インチ、アスペクト比21:9、解像度3840×1644の4K有機ELディスプレイですが、Zenfone 11 Ultraは6.78インチ、解像度2400×1080です。
Xperia 1 IIは縦長で横幅は細身な分手で握りやすいのですが、Zenfone 11 Ultraは幅が5mm近く大きいため、やや手に余るサイズです。スペックを比較してみましょう。

ガルマックスさんのサイトより引用しました。

製品情報Xperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
端末名Xperia 1 II ※国内キャリアモデルZenfone 11 Ultra
型番/別名ドコモ版:SO-51A
au版:SOG01
発売年ドコモ版:2020年6月
au版:2020年5月
日本:2024年7月
海外:2024年4月
発売地域日本:ドコモ/au日本:SIMフリー
海外:SIMフリー
メーカー・ブランドSONYASUS
備考ドコモ版、au版モデル
対応バンド・周波数・ネットワークXperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
3G▼ドコモ版↓
W-CDMA:1 / 5

▼au版↓
非公表
【日本モデル】
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19

【海外モデル】
W-CDMA:800 / 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100MHz
4G LTE▼ドコモ版↓
FDD LTE:1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 12 / 13 / 17 / 19 / 21 / 28
TD-LTE:38 / 39 / 40 / 41 / 42

▼au版↓
非公表
【日本モデル】
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 48

【海外モデル】
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 32 / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43 / 48
5G NR▼ドコモ版↓
Sub6:n78 / n79

▼au版↓
非公表
【日本モデル】
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79
ミリ波:非対応

【海外モデル】
Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79
ミリ波:非対応
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.1バージョン:5.4
コーデック:SBC / apt-X / apt-X HD / apt-X Adaptive / apt-X Lossless / LDAC
SIMサイズ・スロットシングルスロット(Nano SIM)デュアルスロット(Nano SIM×2)
ネットワーク関連備考SIMロックあり
2回線同時待ち受けは非対応(シングルSIMのみ)
本体仕様Xperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
ディスプレイ6.5インチ/有機EL/画面占有率非公表サイズ:6.78インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:最大144Hz(LTPO:1-120Hz)
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度3,840×1,644(4K+)
画面比率21:9
2,400×1,080
画素密度643ppi/超高精細!ドットの粗さは気にならない388ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ高さ:166mm
横幅:72mm
厚さ:7.9mm
高さ:163.8mm
横幅:76.8mm
厚さ:8.9mm
重さ181g225g
本体色▼ドコモ版↓
ブラック系/ホワイト系/パープル系

▼au版↓
ブラック系/ホワイト系
ブラック系、グレー系、ブルー系、オレンジ系
システム仕様Xperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
OSAndroid 10Android 14
CPU(SoC)Qualcomm Snapdragon 865Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
AnTuTuベンチマーク総合スコア約568,000点
GPUスコア約220,000点
(参考値)
総合スコア:2,174,278
GPUスコア:915,359
(AnTuTu v10実機スコア)
メモリ/保存容量Xperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
組み合わせメモリ8GB+容量128GBメモリ12GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
ストレージカードMicroSD対応(最大1TB)非対応
カメラXperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
背面カメラクアッドカメラ
①12MP(メイン、f/1.7)
②12MP(超広角、f/2.2)
③12MP(望遠、光学3倍ズーム、f/2.4)
④ToFセンサー
AI:対応
ナイトモード:非公表
手ぶれ補正:対応
センサーサイズ:メイン1/1.7、超広角1/2.5、望遠1/3.4
PXサイズ:非公表
トリプルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.9/IMX890)
②1,300万画素(超広角、120°、f/2.2)
③3,200万画素(望遠、光学3倍ズーム、f/2.4)
手ぶれ補正:光学式
センサーサイズ:1/1.56(メイン)
PXサイズ:2μm(メイン)
インカメラベゼル内蔵式インカメラ
画素数:8MP(メイン、f/2.0)
ビューティーAI:非公表
手ぶれ補正:対応
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
パンチホール式インカメラ
画素数:3,200万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:1.4μm
カメラ備考ソニー製カメラと連動の有無は非公表6軸ジンバル手ぶれ補正対応
機能仕様Xperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
GPS搭載(詳細は非公表)GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS、NavIC
生体認証・ロック解除指紋認証:対応
顔認証:非対応
指紋認証:対応
顔認証:対応
センサー加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス赤外線センサー:非対応
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:ホールセンサー
防水/防塵・タフネス等級IP68防水/防塵:IP68
耐衝撃:非対応
イヤホンジャックありあり
NFC対応(FeliCa/おサイフケータイにも対応)【日本モデル】
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:対応

【海外モデル】
NFC:対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
その他機能ゲームモード、PS4リモートプレイ機能の搭載有無は非公表
ワンセグ、フルセグ対応
デュアルスピーカー搭載
バッテリーXperia 1 II キャリア版(Snapdragon 865) : Zenfone 11 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3)
バッテリー容量4,000mAh5,500mAh
充電有線充電:W数非公表(急速充電対応)
ワイヤレス充電:対応(W数非公表)
有線充電:65W
ワイヤレス充電:15W
逆充電:非公表
ポートUSB Type-CUSB Type-C
ガスマックスさんのサイトより

バッテリ容量がXperia 1 IIの4000mAhから5500mAhになっているのも大きいですが、画面サイズも写真で見る限り、縦にも横にもZenfone 11 Ultraのほうが大きい事がわかります。
本体だけで観ると、Xperia 1 IIのほうが少し大きいのですが、ベゼルサイズが上下に大きいためで、純粋に有効な画面の大きさで言うと、Zenfone 11 Ultraのほうが大きいですね。

このサイズ感は、片手で持った時にXperia 1 IIがしっくり収まるのに対して、Zenfone 11 Ultraはカバーを付けた状態ではかなり手持ちが難しいです。持てなくはないけど、少し手に余ります。
そして重量は表にはありませんが、Xperia 1 IIが181gなのに対し、Zenfone 11 Ultraは225gとかなり重くなっています。実際手にずしりと来るんですよね。ここは評価の分かれるところだと思います。

なお、4KからHD+と解像度が落ちたことによる弊害はほぼ感じません。元々スマホサイズのディスプレイに4Kは過剰スペックで、人間の目で判別することはほぼ不可能でしょう。
Xperia 1 IIの画面密度643ppiは過剰スペックで、Zenfone 11 Ultraの388ppiでも全く問題ないですね。Xperia 1 VIで4Kディスプレイを辞めてHD+にしたのも、無駄な高解像度による電力消費が無視できないからでしょうね。スペック坊にはがっかりかもですが。
300ppi以上は人間の目は見分けがつかないという研究結果もあるようなので、この点は不満はないですね。

可変リフレッシュレートは状況によりカクつく

Xperia 1 IIは自動で残像低減する設定があり、画面のリフレッシュレート自体の設定項目はありませんが、Zenfone 11 Ultraは、60Hz, 120Hz, AUTO(可変1~120Hz)と選択でき、ゲームによっては自動的に144Hzになるようです。
AUTOで使ってみましたが、ちょっとした単純なネットゲームで、時々やや画面がカクつくことがありました。
Xperiaはこの点非常に滑らかに表示しているので、この辺りはZenfoneのアップデートによる改善を望みます。FPS系のゲームをするのでなければ、それほど気になることではないレベルではありますが。

画面を思いっきり暗く表示できるのはXperia 1 II

あまり目に良くないですが、暗がりで操作した場合に、適度に画面の輝度を落とせるのはXperia 1 IIでした。
Zenfone 11 Ultraにも、Andoroid 12以降に搭載されている(Zenfone 11 Ultraは現時点でAndroid 14)「さらに輝度を下げる」があり、これをONにしてもまだXperia 1 IIの最低輝度より明るいです。
一般に最大輝度がクローズアップされがちですが、暗い場面での最低輝度も重要なんですよね。この辺り、ディスプレイの使い方が上手いのはSONYだなと思います。ただ、Xperia 1 IIは最低輝度にすると、階調表現はやや悪化しますが。
最大輝度は新しい分Zenfone 11 Ultraのほうが明るいのは確かです。

Android12と14の違いもあるけど…バッテリ関連の設定項目が良い!

Xperia 1 IIはもう最新から4世代前のハイエンド機です。実はdocomoオンラインショップで投げ売りで買って1年半経っていないのです。
ただ発売は2020年4月で、もう4年経過し、発売当時Android 10で2度のメジャーアップデートでAndroid 12になり、それが最後の更新となっています。
Zenfone 11 Ultraは最新機種であり、Snapdragon 8 Gen3を搭載した機種としては後発の発売もあって、出荷時から最新のAndroid 14(執筆時点)となっています。
スマホはハードの性能以上にOSによる機能改善が大きく、Zenfone 11 Ultraはちょっと使っただけでかゆいところに手の届く機能が多いと感じました。

充電制限できるのが良い!

バッテリに負荷をかけない低速充電機能は、睡眠時の充電で重宝しますね。バッテリは急速充電では発熱が大きく寿命を縮めるので、これが設定できるのは良いですね。ただXperiaは昔から充電パターンを把握して、自動で充電速度を調整する機能があるので、ここ自体に特に優位性はないのですが、「充電制限の選択」ができるのはとても良い!
これは近年のノートPCで多く搭載されるようになった機能で、あえて満充電にせず特定の充電量で充電を止めることで、バッテリの寿命を伸ばす機能です。
一般にリチウムイオンバッテリーは、満充電付近ではセルが高圧になり負荷が高くなるため、満充電近くのまま維持することはバッテリの劣化が早まってしまいます。
なので、こうして充電制限できるのはありがたいです。普段は80%までに充電量を抑えて、必要なときだけ100%までの満充電が設定できます。これは欲しかった機能だけに、ありがたいですね。

更にありがたいのは「バイパス充電」ですね。

これは自宅でUSB充電をしたまま使用する際に、明示的にバッテリ充電せずにUSB電源供給のみで使用できるため、バッテリへの負荷を抑えることが可能です。出先でも、例えば先にモバイルバッテリで給電させて、必要に応じて内蔵バッテリを使う、なんてことも可能になりました。ゲーミングスマホを出しているメーカーだけありますね。
とにかくバッテリへの負荷を最大限に減らせる機能は、今後4,5年使う上でも重要ですね。
この機能があるだけで、十分Zenfone 11 Ultraには満足です。

Xperia 1 IIは購入後1年半も経過していないのに、もうバッテリの満充電性能が新品時の80%未満になってしまい、バッテリが全く持たなくなってしまいました。性能自体は不満がないだけに、この点が非常に残念で、何ならその前に使っていて、今も娘が使っている5年経過したXperia 1 初代が、4年目でやっと満充電性能80%を切ったのとは雲泥の差です。たった1世代しか違わないのに、こうもバッテリの劣化が早くなったのは、ワイヤレス充電を多用して発熱が多かったから、くらいしか思い当たらないんですけど、ホント不思議です。

Xperia 1 II(SO-51A)はdocomoでの発売期間が長かったせいか、2026年2月末まで修理が可能なので、頃合いを見てdocomoショップでバッテリ交換を依頼したいと思います。そして娘用に入れ替えかな~。


ASUS Zenfone 11 Ultraセットアップしています

金曜日に届きまして、早速開墾、いや開梱しました。

箱はシンプルそのものです。何気に海外ブランドのスマホは初めての購入、さらにいうとキャリア向けではないSIMフリー端末購入も初めてです。
SIMフリー端末も最近は選択肢が広がってきました。そろそろキャリア向け、なる商品の立ち位置は考えなければならない時代かもしれませんね。無駄な消せないキャリア向けアプリのオンパレードはもううんざりですし。

ASUSは、昔から自作PCをやっていて、何なら前世紀にASUSTeK Computerと言われていた時代からマザーボードなどPCパーツで有名な台湾企業ですが、自作PCユーザーでない一般人にとっては少し馴染みの薄いメーカーかもしれません。
Zenfone自体は2014年からZenfone 5が日本で発売されていますが、大手キャリア向けでの発売は過去になかったような? なので、今でも日本国内において一般にはそれほど有名なブランドではなかったりします。

そういえばいつも話題になるASUSの読み方、日本では「エイスース」何だそうですね。ASUSTeK Computerの時代は、「アサステックコンピュータ」とぁ「アサス」って呼んでいましたし、2007~08年にアメリカ出張によく行っていた頃現地のテレビCMでは「アスース」と発音していましたね。日本人には「アサス」が一番発音しやすいんだろうなぁ。

ストレージ512GB, メインメモリ16GBのスカイラインブルーをチョイスしました

2万円安いストレージ256GB/メインメモリ12GBのモデルもありますが、2万円差でしかないし、microSDカードが使えないので、内蔵ストレージは大きいに越したことはなく、ストレージ512GB/メインメモリ16GBのモデルを選択しました。

爽やかなスカイラインブルー

スカイラインブルーの筐体が爽やかでよいですね。ただ結局カバーを付けてしまうので、色なんてのは関係なくなったりします^^;

さてXperia 1 IIからデータ引き継ぎを。このやり方、毎回違っていて、今回はUSBケーブルで画像や動画、音楽データもコピーするようです。

XperiaからZenfoneにデータコピーするのはいいけど…

ところが、このやり方、なぜかZenfoneからXperiaに給電もしてしまうようで、Xperiaはみるみる充電されていき、Zenfoneはどんどんバッテリを吸い取られていくという…。
結局Zenfoneのバッテリが切れそうなので中断しました。このあと充電しながらPhone Cloneというソフトで、ワイヤレスでバックアップできたので、じゃあ有線接続は何だったのかと(笑

上の写真の通り、Xperia 1 IIのほうが少し縦長である半面、横幅は圧倒的にZenfone 11 Ultraのほうが大きいです。この点など長年使ってきたXperiaとの比較は追々書いていきます。

それにしても…

USB端子が左側ってのはちょっと違和感

USB端子が中央ではなく左にオフセットしているのはちょっと違和感。ホルダーで使う人は、写真のようなL字のUSBケーブルも検討を。


昨今何でも手に入りにくい世の中ですが、Zenfoneは日本での知名度がまだそんなにないからか、ごく普通に手に入りました。

こちらはPD100W給電に対応するUSBケーブル。L字です。急速充電には対応するケーブルもお忘れなく。なお、USBケーブルはZenfoneに付属しますが、L字はあると便利です。