「ヘリコプター」カテゴリーアーカイブ

ヘリコプターカテ

陸上自衛隊朝霞駐屯地でUH-1Jヘリの体験搭乗をしてきました

陸上自衛隊では、各駐屯地で定期的に航空機や車両の体験搭乗を行っていますが、搭乗可能なのが小学生以上だったので、下の息子が小学1年生になった今年度から、やっと申し込みができるようになり、今回UH-1J汎用ヘリへの体験搭乗に申し込んで当選したので、朝霞駐屯地のりっくんランドへ行ってきました。

りっくんランドに集合して、まずはヘリコプターと搭乗の仕方、安全についての説明がありました。

若い隊員さんが、人前で説明するのは初めてです、とはにかみながら説明してくれました。

個人的にUH-1Jに乗るのは、Yamaroがまだ高校生だった頃、当時はUH-1Hの後継として最新のヘリコプターで、その当時の広報官は「揺れが少なくてとても安定していますよ」と言っていましたが、あれからン十年(笑)、今となっては古参のヘリコプターになりました。この機体もプレートを確認したところ、製造は1994年と、もう30年近く飛んでいることになります。後継のUH-2が配備され始めているので、そう遠くない将来、この機体も退役することになりそうですね。
しかし古いとは言えキレイに整備されているのは、流石です。
この機体はエンジン排気口の上に排気温を下げてるためのIRサプレッサーが装備されていました。装備されていない機体も結構多いんですよ。

体験搭乗は10組に分かれて実施、自分たちは9組目だったので、しばらくりっくんランドで遊んだあと、搭乗してきました。

体験搭乗は全て動画で撮ったので写真はありません。動画は編集中なので(主に人物のモザイク加工に時間掛かっています…)、もうしばらくお待ちを。
時間にして10分程度でしたが、非常に安定したフライトで、結構快適でした。操縦も上手かったんでしょうね。

りっくんランドも、コロナ禍でしばらく閉館していて行けなかった期間に、一部展示品の改装も行われていました。こちらも別途紹介します。

富士山樹空の森に陸自の退役ヘリUH-1H

週末、娘の塾の夏期講習の前半も終わったので、家族で静岡は御殿場方面へ旅行に行ってきました。

午前中なら足柄SAも激混みではない!

富士山樹空の森

宿泊地のチェックインまで時間があったので、ちょこっと寄ってきたのが、富士山樹空の森。こんなところがあるとは知らなかったな。

富士山樹空の森

最近できたのかと思ったけど、割と前からあるようですね。
そして何故かここに展示しているのが、退役した陸上自衛隊の汎用ヘリ、UH-1Hです。

2000年代には退役している機体です。すでに後継のJ型も一部退役が始まっていて、更に後継のUH-2の配備が始まっていますが、なにせベースはベトナム戦争の頃から活躍している息の長い機体です。1950~60年代の航空機は優秀な設計のものが多いですね(当然失敗作もたくさんありますが)。
御殿場は富士総合火力演習でもおなじみの東富士演習場がある、陸上自衛隊でも大規模な演習場があるだけに、自衛隊とのつながりも深い地域です。そういった円があって展示されているのでしょうね。

ガチなアスレチックもあります。命綱を装着するみたいです。セグウェイにも乗れます。お値段はそれなりに掛かりますが、結構楽しめそう。
今回は時間がないので見学のみでした。

この時は富士山はすっぽり雲に覆われていました。

こんなに晴れていても富士山が見えないのが残念

御殿場の天候は変わりやすいし、周辺が晴れていても富士山にがすっぽり雲に覆われることも多いです。
20年前富士山に登った時は、珍しく360度視界がひらけるくらい晴れていたけど、めったにそう言うことはなく、なのでもうあれ以上の最高の状態はないと思っていて、もう富士山には登らないことにしています。ほんとはそんな体力もないからだけどね(笑)

OH-1 “Omega”帰投のため離陸

今更な感じですが、館山航空基地のヘリコプターフェスティバルを終えて帰投するOH-1 “Omega”観測ヘリの離陸の様子を動画で撮ってみました。

20年前のヘリとはいえ、ヒンジレスローターハブを採用し、古典的なAH-1SやUH-1Jと比較すると、さすが機動性がとても良いですね。
しかしながら、国産エンジンのトラブルや、システムを更新できず陳腐化してしまい、結局AH-64Dアパッチとの連携もうまく行かず、アパッチそのものも導入が予定数より大幅に少なくなったことで、OH-1の存在意義も失われてしまったのが残念です。

陸上自衛隊のヘリは、今後AH-1S,AH-64Dといった攻撃戦闘ヘリと、このOH-1観測ヘリを廃止して、UAVに移行するとのことで、今回のOH-1も、もしかして自分にとって、飛んでいる姿を見るのは最後になるかもしれません。
まだ肝心のUAVも決まっていない中、退役は決めてしまっているOH-1、陸上自衛隊のヘリ部隊は冷遇されていると言わざるを得ないし、急速にUAVに置き換えても、戦術的な立て直しには時間がかかりそうですし、さてどうなることやら。

OH-1 “Omega”コックピット公開

先日の館山航空基地のヘリコプターフェスティバルにて、陸上自衛隊のOH-1観測ヘリコプター、通称”Omega”(オメガ)のコックピットが公開されていましたが、その時の様子を動画で1周グルっと回って撮ってみました。

公開されていたOH-1のコックピット

OH-1観測ヘリは、攻撃ヘリと同様のタンデム配列となっていて、通常は前席が操縦を担当します。
ローターヘッド手前の索敵サイトで監視できますが、この画像をリアルタイムで配信ができないのが、システムの古さを物語っています。
本来なら改良されて然るべきなのですが、残念ながらそういったシステムの改良はされることなく、今後はUAVに置き換えが決まって退役が予定されています。
今回コックピットが公開されていたのも、実は退役が近いからなのかもしれませんね。

すみません、モザイクがちょっと中途半端だったかも😅

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2023に行ってきた その2

展示飛行は午後から、ということで早めに昼食をとってから見てきました。

飛んだのは2機、6機ぐらいで編隊飛行してくれればいいのに~。まあ飛ばす側も事情があるんでしょうね。
この手のイベントの訓練に、本来の任務、訓練の時間を割いてまでできないのでしょうね。自衛隊は任務が多様化する一方、予算はなかなか増えないという事情もあります。
大きな予算は増えても、正面装備に回されがちですし。

展示飛行も終わって、ここの主役、SH-60Kをじっくり観察。

8422号機は2008年製造だそうです。一般にヘリコプターは運用方法や飛行時間によりますが、海上を飛ぶ機会が多い哨戒ヘリの場合は、かつては概ね20年程度でした。
が、やはり新しい機体の導入数が減っているため、寿命延長改修を行っています。
次世代のSH-60Lは、2023年度予算で6機調達が決まっていますが、トータルの取得数はSH-60Kより削減が予定されていて、K型も寿命延長改修をして長く使われそうです、一方で初期型は退役も始まっているようです。陸自だけでなく、海自のヘリ事情もなかなか厳しいようです。

そうそう、今回は資料館の見学も可能となりました。去年まではコロナ対策で、確か入れなかったはず。食堂も今年からですしね

帰投は動画主体で撮ったので、スチルはあまり撮っていません😅

その動画も肝心なところで失敗気味…動画撮影時のカスタム設定のボタン位置、すっかり忘れていて、AF/AEロックしたつもりがAFしていたとか…動画撮っているのについ瞬間をシャッターで押してしまいそうになったり、間違えて停止ボタン押してしまったり…。まだまだ慣れませんね。

しかし暑かった! 持っていった水筒840mlだけでは足りず、500mlのペットボトル2本消費。でも食堂が使えたので、しっかり食べて塩分補給もできたのが幸いでした。
この時期は水分補給と塩分は大切ですね。

ってことで皆様お疲れ様でした!

ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA2023に行ってきた その1

去年に引き続き、今年も千葉の南側、海上自衛隊館山航空基地のヘリコプターフェスティバルに行ってきました。

去年初めて行って、パークアンドライドのバスは乗れないと結構大変(今年は駅や道の駅経由はなくなったようですね)というのがわかったので、自転車を活用しました。

あ、こちらは入場前の朝撮ったものです(^o^)

この日は暑かった…。7月後半開催ってのも、結構考えものですね。

入場してのんびり展示機を見るのが醍醐味

航空自衛隊の航空祭と違って、観客であふれかえることもなく、すぐに飛行展示もないので、午前中はのんびり展示機を見るのが所作です。
よーいどんの入場も、まあこんな感じです。走っちゃ駄目よ。そんなに混まないから慌てなくて良いです。

海上自衛官のためのお祭りという雰囲気も良いです。海自隊員のみなさんも、お祭りを楽しんでいる雰囲気が伝わります。

陸上自衛隊の要人輸送ヘリ EC-225LP スーパーピューマMK.Ⅱ+

昔は近づくことが許されなかった陸自の要人輸送ヘリ EC-225LP、今回も柵があって近づけなかったけど、タラップが降りていて、中の様子も少し見えました。
案外横幅が狭いんですよね。この辺りは、米軍の大統領輸送用の超骨董品だけど広いVH-3D”マリーンワン”のほうが乗っていて快適そうな感じですが、どうなんでしょうね?

その他ゲスト機

館山航空基地の主力はSH-60Kなので、正直な所、ゲスト機のバリエーションがヘリコプターフェスティバルの鍵です。

最後の写真は、見学に来た海自の隊員を神奈川県警が勧誘する図(笑) 35歳までなら転職できますよってw

哀愁の陸上自衛隊ヘリ AH-1SとOH-1

政府の方針により、今後の減勢と用途廃止が決まっているAH-1S攻撃ヘリとOH-1観測ヘリです。

個人的に太っちょマッチョなAH-64Dアパッチ・ロングボウより、スリムなAH-1Sコブラのほうが好き。
退役が決まっているヘリですが、そりゃもう1980年代の機体ですもの。ヘリとしては異例の長寿命、本来ならとっくにアパッチに置き換わっていたはずなんです。
前席のテレスコープはNEC製なんですね。製造が1985年…もう40年近く前です。
そばに居た隊員さんに、後何年飛ぶのか聞いてみたら、骨董品ですからね…それでも後数年は飛ぶかな…UAVに代わるんですよね…と、ちょっと寂しそうな感じでした。

そして観測ヘリのOH-1、エンジンの不具合でしばらく飛べない期間を挟んで、徐々に復活していますが、今年はなんとコックピットも開放。
ああ、そういうことなのか、と察しました。

じっくりコックピットを見させてもらいましたが、AH-1Sより全然新しい機体と思っていたけど、これとて20年経過し、今見ると特段新鮮ではないですね。
IRANは4年毎に受けているのがわかりますが、次があるのか。こちらもUAVに置き換わることが決まっていて、早期退役するようです。
そして隊員さんも、いいヘリだし飛ばしたいけど部品が枯渇していて…とやはり哀愁が漂うコメント。
国産期だから部品がなんとかなる、という単純な話ではないことがわかります。結局、ちゃんと運用コストを掛けられるのか、ということなんですね。

OH-1は、これをベースに汎用ヘリや攻撃ヘリへの改造も検討されていましたが、談合などがあり白紙になって、結局この機体の発展型の登場はなく消え去ることになります。
ただ、もし白紙化されていなかったら、それはそれで茨の道だったかもしれませんね。

こちらは古くても安定のUH-1J。やはり原型機が半世紀前から改良され続けて飛んでいるだけあります。後継のUH-2もこの機体の系列ですしね。結局そういうことなんですね。メンテしやすく信頼性が高いのでしょう。

SH-60Kの展示

こちらは去年と同じ感じですね。魚雷やヘルファイアミサイルの展示も。
魚雷は最新の17式魚雷は搭載できず、昔からのMk46が主流、12式魚雷もぼちぼち運用、とのことでした。

整備中の機体も、ローターブレードも、特に隠さず展示中。
格納庫ではマッチョ自慢大会も。若い隊員の良い息抜きになっているのでしょうね。

ってことで、午前は展示機を見たり、食堂が開放されたので食堂で昼食(11時にすぐ行ってよかった、その後激混みでした)、午後の飛行展示に挑みます。

続く…

【百里基地】23年6月7日の記録

ちょうど仕事の谷間があったので、有休をねじ込んで行ってきました。ま、その仕事はトラブル発生で結局大忙しですが、もう有休取ったので(笑

それにしても、相変わらず3SQは1stが遅いですね。結構早めに行ったけど、割と待ち時間がありました。それでも、一発目に大胆に捻ってくれた!

近い! 鋭いツッコミだ!しかも1機目が一番ベイパーが出てくれました。ただし、上がったのは3機のみ。
600mmにテレコン無しでこんなに近いとは、はみ出ましたよ。
実はこれには訳がありました…

実は、Nikon Z 9がDXクロップになっていました。そしてこの撮影時点でまだ気づいていません。今日は近いなぁ…くらいにしか思っていません。
これはZ 8もそうですが、Nikonのミラーレス、DXにクロップしていても、右上に小さな文字で「DX」と表示されるだけです。これ気づかないんですよね。ミラーレスの利点は、クロップしてもファインダいっぱいに表示できることですが、同時に、クロップしていることに気づかないという欠点もあります。
先日のZ 8のトライで新宿のニコンプラザに行った際にも、中の人に要望はしておきました。クロップしていることが分かりづらい。動画録画中のように、画面にグレーの透過フレームを入れてくれないかと。
ファームアップでなんとかしてほしいですね。

午後の上がり。久しぶりにあの場所から撮りましたが、この日も気温が高く、陽炎でどうにもなりませんな。

だんだん撮影が厳しい時期になってきました。気温が上がれば体力消耗するし、陽炎の影響も大きいし。
上がったのは、救難U-125Aと、そしてまたしてもF-2は3機のみ。この日は低調でしたね。

お、入間の司令部支援飛行隊のT-4が。またこの日は浜松基地の第1航空団のT-4もいました。写真は撮っていないけど、陸自のUH-1Jも来ていたので、外来機が多かったですね。

3SQはこの後夕方も飛んだのかしら? 午前の機動が撮れて満足だったので、早めに帰途に就きました。その分、寄り道もしたので、その話はまたの機会に。

よこすかYYのりものフェスタ2023に行ってきた【動画編】

子どもたちの週末が、テストで忙しくなってきて、なかなか家族で遊びに行ける機械が少なくなってきましたが、なんとか時間を作って、今回も息子と2人で横須賀に行ってきました。
予想通り渋滞はしていたけど、なんとか護衛艦の見学のラストに間に合いました。というか、ラストに護衛艦ひゅうがに乗れたのは運が良かったです。
今回は、スチルより先に、動画を編集してみました。
動画は護衛艦ひゅうがの甲板上から撮影。

Nikon Z 8の動画も、Z 9譲りで非常にきれいです。動画からのスチル切り出しでこのクオリティです。もちろん動画ならではの欠点は無きにしもあらず(露出など)ですが。
4Kなので800万画素ですが、むしろスチル化してブログに掲載する際にはフルHDに落としているという矛盾(笑
今や動画のほうがクオリティが高いというのもおかしな話ですが、Webで未だ主流のJPGが前世紀からのものなので、仕方ない部分はありますね。

実は展示されていた哨戒ヘリSH-60Kが15時半に離陸するのは事前に公表されていたので、ちょうどその時間前に護衛艦ひゅうがに乗れたら、甲板上から見ることが出来るだろうとは踏んでいたけど、まさかそのタイミングに合わせて、そうりゅう型潜水艦が入港してくるとは思いもよらず、ラッキーでした。
なかなか航行中の潜水艦を、高い視点から、しかも艦尾のX舵の動きも見ることは出来ないので、貴重な体験でした。

動画、手ぶれ補正の設定が課題だな…

【北宇都宮駐屯地】開設50周年記念行事を見てきた その3

北宇都宮駐屯地記念行事のラスト、ゲスト機の帰投です。 この時間にもなると、好きな場所からどこでも最前列で見れるくらいの人しかいないので、ゆっくり楽しむことができました。

栃木県消防防災航空隊、今回はかなり見せ場を作ってくれました。
これは良い広報活動になったのでは? このヘリコプターは、普段は栃木県の芳賀町芳賀台の栃木ヘリポートに常駐しています。

栃木県警察と米陸軍はちょっとおとなしめでしたね。

案外見る機会が少ないのがLR-2、そして最近やたら見るのがU-680A、といった感じですね。どちらも元は民間機で所要の改造をした機体です。

民間機も次々と帰投します。共通しているのは、皆さん楽しそうで、航空機好きなのが伝わる感じですね~。最後に上がったホンダジェットは民間ビジネスジェットながら、とても機動性が良いですね。上昇性能もかなり高い! 一度乗ってみたいですね。

個人的にはアパッチも飛んでくれたら…と思いましたが、今回はたまたま点検でスバルに入っていた機体を展示したそうなので、来年こそはぜひ飛んで欲しいですね。 アパッチも削減対象となって早期退役が決定したことで、今後あと何年見られるかわからないですからね。

この帰投の撮影は、望遠レンズをNikon Z 9、高倍率ズームのZ 24-200mmをZ 8に付け替えて撮影。これが本来の形態ですね。やはり重量級の望遠レンズとの組み合わせは、Z 9のほうがしっくり来ます。
航空機専用認識モードはないZ 9ですが(自動認識で乗り物は認識できる)、被写体が航空機だけなら問題ないですね。ただ被写体自動詞認識モードで、人と航空機両方が写るようなシーンでは、人が優先して認識される傾向にあります。
またZ 8で航空機認識モードにしていても、航空機が画面内にないと、普通の被写体自動認識モードとしての挙動でした。個人的に、この手のモードは適宜使い分けかなと。なのでカスタム設定で、中央1点にすぐ切り替えられるようにもしています。

ということで、Z 8のデビュー戦は、Z 9とほぼ同等の使い勝手により、何ら迷うことなく撮影できて快適でした。これぞ究極のサブ機(もちろんメイン機としても素晴らしい)です。
今度は戦闘機で試したいと思いますが、やっぱり超望遠はグリップなしじゃきついな。

【北宇都宮駐屯地】開設50周年記念行事を見てきた その2

北宇都宮駐屯地の記念行事、終始のんびりした雰囲気で、展示機もゆっくり眺めることが出来ました。

SECOMのS-76D(JA756D)は、警備会社大手の所有するヘリコプターで、主に従業員の輸送に使用しているそうです。例えば、離島のなど遠隔地にあるサーバーの保守のために移動、ビルの警備のための視察飛行などに使用しているそうで、事業用ではなく、あくまで社内使用専用機というのがすごいですね。
ただ、年間飛行時間は百数十時間と少ないそうです。飛ばすだけでも金がかかりますからね。
また、警備のために使用することはないそうです。

陸自の固定翼機と言えば、連絡機のLR-2。前任のLR-1と比べて圧倒的に大きな機体となりました。空自のチェッカーのU-680Aもすっかり航空機イベントの顔となりましたね。

TH-480B練習ヘリ。前任OH-6Dもシンプルな卵型のヘリでしたが、こちらも元々米陸軍の練習ヘリとして開発された機体(採用はされなかった)だけに、非常にシンプルな感じですね。特にローターヘッド、機体から生えているのは1本の棒です(笑)。通常、メカニカルリンクが露出しているのですが、この機体はシャフトの中に入っているのでしょうね。竹とんぼのように外観はシンプルです。
エンジン出力が前任のOH-6Dより低いので、逆に小回りは効くのだとか。
来年こそブルーホーネットの演目を見たいですね。

希少なAH-64Dアパッチ・ロングボウ、ただしこの機体はロングボウレーダーは搭載していないですね。
旧式化したAH-1Sコブラとともに、まだ新しいアパッチも陸上自衛隊の装備の削減対象となっていて、将来的には戦闘ヘリが陸上自衛隊からなくなる方向だそうです。
陸自のアパッチはD型のBlockIIで、既に同型を導入した各国は、BlockIII、AH-64Eに改修を進めていますが、陸自のアパッチはこの改修をせぬまま引退するのでしょうね。
機体はまだ新しいので、アメリカなどに売却するのでしょうか?

民間機の展示も充実していました。一番上のかっこいい機体は、Diamond DA42 NG TwinStar(JA51WC)、塗装も良いですね。ホンダジェットも、先日の横田基地で展示されていた機体と同じで、積極的に航空イベントに参加しているようです。
栃木県のドクターヘリ、これもホンダロゴが入っていますが、ホンダがヘリ自体を作っているのではなく(機体はエアバス・ヘリコプターズのEC135P2)、本田航空という本田技研工業の子会社が運用している機体です。ローターヘッドの形状がなめらかで先進的な感じですね。

車両の展示も。個人的に気に入ったのが、日産サファリ・ピックアップの航空電源車。サファリ・ピックアップ自体は1994年までの生産のようですが、名盤には1996年とあるため、車両はそれ以前に取得されて改造後の登録が1996年なのかはよくわかりませんが、27年も使用されているようです。こうした駐屯地内の使用だと、走行距離も伸びないし、長く使われるのでしょうね。
もちろんマニュアル車でした。

背景のCH-47JAは体験搭乗でお昼に来た機体

地上展示機もゆっくり見れて、後はゲスト機の帰投を残すのみ。続きはまた。