【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

久しぶりに行った酒屋にて、この酒屋と言えばこの銘柄ってのがあるのですが、今回は買ったことのないブランドのお酒を買ってみました。
福島県の酒なら、そうそう外れはないでしょう。

【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

クジラが入ったラベルがオシャレです。
きれいなあまさを追求した名倉山ブランドで美酒(Nectar)を造り続ける事をコンセプトとしているシリーズで、名倉山(Nagurayama)の頭文字である「N」と、夏をイメージした渚(Nagisa)の「N」、全てのキーワードに『N』が成り立っている事から、Code-Nと名づけられているそうです。

ちなみに、ラベルの下に「NAMAZAKE」と入っていますが、実際には生詰(1回火入れしたお酒を一定期間貯蔵した”ひやおろし”を、更に火入れはせず詰めたお酒)であって生酒ではないそうです。

【名倉山酒造】名倉山 純米吟醸 Code-N 流-NAGARU- 無濾過生詰

純米吟醸ですが、精米歩合は麹米45%、掛米55%と大吟醸に近い削りとなっています。酒米は夢の香と山田錦を使用しています。
酵母は福島県の「煌酵母」を使ったひやおろしのお酒です。日本酒度は-3とやや甘口。

これを買った酒屋さんいわく、今特に人気になっているお酒の1つだそうです。

わずかにガス感があるきれいな色のお酒

1回火入れですが、生詰とのことで、生酒に近い感じです。開栓時に少しガス感あり。
冷やした状態でいただきました。上立ち香は華やかな吟醸香。口に含むと、おおお!?なんだろう?甘味が立ちますが、酸味との織りなし方が絶妙。ジューシなりんごのような、それでいて甘すぎず、でも後半味わいに膨らみが出て、旨味がぐっと来ます。苦味、雑味は控えめです。

ひやおろしのお酒、どっしり感が強くなる物も多いですが、これはフレッシュさを保ったまま、より味わい深くなる方向に持って行っていて、面白いアプローチです。
そしてこの酒蔵のお酒、また買いたいなと。福島に行きたいなぁ。

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