SEAGATE BarraCuda Pro ST14000DM001 (14TB)を導入してみた

PCの写真保管用のHDD、SEAGATEの8TBが使用率95%となり、さすがにそろそろ危険なので、同じSEAGATEのBarraCuda Pro ST14000DM001 (14TB)が、オクで安く出ていたので(しかも2千円割引クーポンが使えた!)、購入しました。
14TBで、割引で3万円ジャストなら、14TBのHDDとしては現段階では格安でしょ?

SEAGATE BarraCuda Pro ST14000DM001 (14TB)

すでに型落ち品なのか、現在価格コムには販売店登録はすでにがなく、後継品は…どれなんでしょう? ST14000NE0008辺りかな、NAS用となっていますが。メーカーHPにはまだ記載されていますし、今入手できる同社の14TB のHDDは、NAS用か、エンタープライズ向け(業務用)だけのようですね。

BarraCudaシリーズは割とよく使っていますが、SEAGATEのHDDはクラッシュが多いともよく言われていたりもしますが、今までの8TBも特段問題なく、4年近く使っているので、当たりだったかな。

BarraCuda Proの場合、製品保証は5年と長い上に、2年間のRescueデータ・リカバリ・プランも付属しています。
ただ、製品自体は2018年から販売されているモデル、そして今回は新品ですが格安のバルクでしたので、保証はどうなるかなと思いましたが、WDと同じく、SEAGATEも、製品の製造年月から保証期間を設定しているので、特に保証書や製品購入時の領収書は必要ありません。これは中古で買おうと、保証期間内なら保証が適用できるので、便利ですね。


最近のHDDは保証期間は購入日に関係なく製造年月から設定される

今回買ったHDDはバルクの流通品らしく、写真の通り製造は2019年3月29日となっており、現時点で2年近く経過したものとなっています。
そこで保証は後どれくらいあるか調べてみます。SEAGATEのHPで、シリアルナンバーから保証期間がわかります。

保証
保証期間はSEAGATEのHPで確認可能

どうやら、製造から半年程度は、流通期間ということで猶予を持っているようで、2024年10月まで保証期間が残っています。実質3年半以上は保証されていてよかったです。リカバリサービスも、今年10月までなので、初期不良程度には対応できるでしょう。もっとも、NASとクラウドに、にすでにバックアップは取っていますけどね。

HDD新規購入恒例、ベンチマークテスト

PC用のHDDを買ったら必ず行うベンチマークテスト、おなじみのCrystalDiskMarkでテストしてみました。

やはり7200rmpのHDDで容量も大きいだけあって、Read/Write共に200MB/s出ています。実際、写真編集で使っていても、SSDほどではないにしろ、ストレスは少ないですね。

一方、8TBのBarraCudaは、5400rpmなので、元々スピードはもう一歩な上に、恐らく残容量が少ないために、かなり遅い結果となりました。実際には、もう少し容量を空けていれば、160MB/s程度はあるはず。

5年前に買った東芝のMD04ACA600(未だ売っている!)は、当時としても割と速いHDDだったので、今でも速くもなく遅くもなく程度には使えそうです。こちらも残容量が少ないので、もう少し開ければこれより速いはず。

14TBとは言え、すでに8TB近く容量を使っているので、残った2台もしばらくは使い続けます。今の所、エラークラスタはなく、異常な音も発生していないです。
3台HDDを載せていても、フルタワーのPCなら、搭載余裕はまだ残っています。大きいですけどね。こんな使い方なので、ミニタワーに移行は難しいのですね。