まもなく退役 YS-11FC(52-1151)

先日、ニコ動で航空自衛隊入間基地所属のYS-11FC(52-1151)のフライトの生中継がありました。仕事中だったので生では観られなかったですが、アーカイブで観ることが可能です。

さて自分はと言うと、最近入間基地への撮影はとんと行かなくなってしまったのですが、考えてみれば、YS-11FC(52-1151)も退役が近いです。
飛行点検隊所属の151号機は、現在も航空自衛隊に残る数機のYS-11型輸送機の中でも、最後に残ったオリジナルエンジンの、ロールスロイスのダート10を搭載した機体です。その他の機体は、エンジンがより強力なGE製T64を搭載し、プロペラもハミルトンスタンダードの3枚ペラに改装されています。
したがって、ダートエンジン特有のエンジン音を聞けるのも、まもなく終わりとなります。

個人的には、YS-11のエンジン音は、子供の頃地元函館空港に降りていく東亜国内航空(当時)や全日空の機体でお馴染みだったので、あのエンジン音は懐かしく感じますね。

写真は、昨年2019年の入間基地航空祭から。
本当であれば、今年がYS-11FC最後の年となり、航空祭でもその機体を見られたはずですが、今年は全航空祭が中止となりました。

規模を縮小した航空観閲式が無観客で11月28日に行われる(本来は今年の航空観閲式は百里基地でした)ので、そこで飛んでくれるとよいのですが…。どうでしょうね?

10年前の今日、結婚式に参列していました

ふと、10年前の今日は何していたっけな?と見てみましたら(簡単に見られるのがデジタルの利点)、高校時代の後輩の結婚式に参列していました。

このくらいボカしていたら、顔わからないよね? Mやん君

実はその1ヶ月前にYamaro自身の結婚式でして、10年前くらいは結婚式ラッシュだったなぁ、と書くと年がバレそうですが、そういう世代ですハイ。

当時のカメラはNikon D300に、この時のレンズはTamron SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II VCでした。

この時代、DXフォーマットカメラに合うf2.8通しの標準ズームは、純正ではAF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G IF-EDしかなく、手ブレ補正付きレンズが一般になりつつあった当時、純正もVR(手ブレ補正)付きで出すのではないかと、購入は控えていました。
が、結局、DXフォーマットではこれ以降もVR搭載レンズは発売されることはなく、中上位機はフルサイズに移行してしまったため、仕方なく手ブレ補正付きのTamronにしたわけですが、AFは超音波モータではない一般的なDCモータ、フルタイムMFもできずAFも遅くはないけど速くもなく、といったところ。手ブレ補正は当時のレンズとしてはよく効いたほうだと思います。

ただTamronのこのレンズ、まさにこの撮影中にシャッターが降りない!というトラブル発生。カメラボディ側の問題ではなく、このレンズの不具合が原因で、純正レンズのAF Nikkor 35mm f/2Dに付け替えると問題ない。
ただ結婚式だったので、単焦点1本というわけに行かず、シャッターが降りない不具合が発生したときは、レンズの付け直しで解消したので、騙し騙し使っていた記憶があります。
当然、この後修理に出しましたが、大切な撮影でシャッターが降りないのは冷や汗モノです。

そんなわけで、それ以来、大三元レンズだけは、信頼性の面から絶対純正としています。純正が絶対壊れないわけではないですけどね。

結婚式ラッシュだったので、スピードライトSB-900もガンガン使っていた時代。温度過昇防止センサが働いて苦労していたなぁ。SB-900の欠点でした。というより、デジタルになって、メモリカードの容量も増えつつあった時代に、1回の撮影でフラッシュ発光も、フィルム時代とは比べ物にならないくらい増えたので、それに設計が追いついていなかったようにも思います。

ところで、写真をRAWで現像してみたら、当時のパラメータ、今見ると色々調整不足だったなぁと改めて感じたり。画質は特に問題ないですね。1200万画素でも、十分今でも鑑賞に耐えますが、やっぱりD800に買えた時の画質の向上ぶりは圧倒でした。それでもD300、良い仕事をしてくれましたね。

【豊島屋酒造】NEON(YELLOW) 特別純米無濾過生原酒 KAMOSHInoBA LIMITED EDITION

長いタイトルのお酒です(笑)。先日、豊島屋酒造の直売店で購入したお酒の1つです。
豊島屋酒造にある直売店でのみ販売しているお酒です。

【豊島屋酒造】NEON(YELLOW) 特別純米無濾過生原酒 KAMOSHInoBA LIMITED EDITION

仕込みNo.23、2019年に仕込みをして、この秋に火入れ加水せずに販売、ひやおろし的な感じ? 生とありますが、1回火入れすらしていないのかな? これ、直売所の方に聞けばよかったな…。

香りは芳醇とまで行かないものの、フレッシュで華やか系ではなく、熟成し落ち着いた吟香。透明な瓶から見える酒の色は、黄色みがかっています。

口に含むと、まず米の甘みが芳醇に広がります。メロンを思わせる甘み、濃厚一歩手前ですかね。しつこくないギリギリの線を行っています。酸味は少なめで、後味の余韻に少し感じる程度、そして熟成を感じるどっしり感が最後にありますが、総じて芳醇でありながらもバランス良く仕上がっています。

人気の屋守(おくのかみ)シリーズのフレッシュさよりは、少し濃厚芳醇路線ではありますが、濃厚でありながらもしつこくなく、屋守らしい飲みやすさも兼ね備えている感じです。

看板にはNEON GREEN

こうなると、看板にもあったNEON GREENも気になる所。柔らかな甘味とあり、こちらのほうが甘みとしては落ち着いた感じなのかな?

貴醸酒のRAINBOWも気になっていますし、これはまた買いに行かねば、なんて思っております。

京菓子が好き

酒飲みな私ですが(笑)、こう見えて(どう見えてる!?)和菓子系が好きだったりします。

妻が買ってくれました。

京菓子?

これ、京菓子というのかは微妙なところですが、京菓子は味もそうですが見た目も。
もちろん、ちゃんとした和菓子店の京菓子とは違うのでしょうけど、こういうの好きでしてね。

Micro-Nikkorで迫る

ちょっと前まで、1ヶ月位タイムラプス撮影で出しっぱなしだった、Nikon D810AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dで撮影。等倍です。
マクロレンズを使いたいのに、タイムラプスで使っていたので、久しぶりにスチル撮影で使用。そのタイムラプスも結果がいまいちでした。トホホ…。
時間がかかり、インターバル撮影でシャッターも消耗しますしね。
D810もシャッターが耐久限界の20万ショットを超えたため(超えたから直ちに壊れるわけではない)、OHか買い替えが必要な時期ですね。Z 7IIが発売されて、値段が落ち着いたらかなぁ。

東村山市の豊島屋酒造に行ってきた

豊島屋酒造

東大和南公園で遊んだ帰りに、東村山の豊島屋酒造に寄ってきました。
実はここに行きたくて、お出かけした次第。

日本酒といえば、米どころの新潟など東北や、発祥の地と言われる奈良やその周辺のイメージが強いですが、首都圏東京都内でも作られています。

自分は、行きつけの居酒屋が贔屓にしている「屋守(おくのかみ」でこの酒造を知って以来、ハマっています。
ブランドとしては、「金婚」も豊島屋酒造なんですね。

杉玉が新しく、新酒が仕込まれ始めたことを表していますね。

ここはお店も併設されていて、ここか通販でしか買えない限定酒があります。今回はこれを買ってきたのと、ガチャガチャが置いてあって、これを1回やったら、「金婚」の上撰と普通酒が当たりました。

豊島屋酒造のお酒たち

それぞれのレビューはまた後ほど。

「金婚」が書かれたタンク

豊島屋酒造、また行きたいな~。

やっと晴れたので、遠くの公園に

10月、ずーっと天気が悪くて、雨は降らないけど曇りがち、と言う日が多かったけど、月末に近づいてやっと秋らしい快晴に。
昨日はちょっと遠くの公園に足を運んでみました。ま、この後寄りたいところがあっての遠出だったわけですが。

東大和南公園にて

実は、狭山公園に行こうと思っていたのですが、駐車場が埋まっていまして、あちこちグルグル回った挙げ句に来たのがここでした。

狭山公園周辺は、西武園ゆうえんちもありますし、そういえばあの辺りは混むんだよなぁ、と久々に来て気づきました。

厚木基地に向かうP-1哨戒機

見上げると、海上自衛隊のP-1哨戒機が。厚木基地に向かっているのでしょう。絞り開放のままで撮ってしまった…。でもちゃんと絵になりますね。

久しぶりにカラッと晴れて、日向は熱く、日陰に入ると涼しい。秋らしいいい天気です。
でも、中旬までは曇か雨がちで、今年は運動会などイベントがすべて中止でしたが、COVID-19がなかったとしても、中止になっていたかもしれません。秋のイベントも、気候の変化に合わせて、実施時期を変える必要があるかもしれませんね。

七五三の外撮影してきました

昨日、娘7歳の七五三の撮影をしてきました。

なにぶんプライベートな撮影ゆえ、顔の写っていないカットのみの公開です。

D850にAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR、スピードライトはもう13年落ちのSB-900。かなり使い込んでいるので、年末には発光管したいです。まだ受付してる?

息子は七五三には早いですが、ついでに着付けしました。
普段しない格好で、時間もかかるので、中々良い表情を引き出すのが難しい。娘も3歳のときは外撮影、やっぱり途中で嫌になってしまって、表情が怒った感じになってしまいましたが、今回も同様でした…。

ここがプロと素人の違いか…。が、最終的に小道具の扇子等持たせたら、そこで興味津々となって表情が柔らかくなりました。

扇子で覆ったカットのみの掲載ですが、この辺りから、やっと表情が良くなりまして、バシバシ撮影しました。
レンズもAI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dの絞り開放のみで。やはりポートレートには最適なレンズですね。

これで娘は子供の大きな行事はおしまい。
今年は運動会もイベント事はすべて中止となってしまいましたが、家族でできることくらいはちゃんとやってあげようと。
雨降らなくてよかったな~

AI Nikkor 50mm f/1.2Sの魅力

何度か書いていますけどね。改めて良いレンズなんですよ。AI Nikkor 50mm f/1.2S

ふとこのレンズで撮りたくなる。そんな不思議な魅力があります。何より質感が最高に良い。ねっとりとしたフォーカスリング、カチッと決まる絞りリング。古き良きニッコール。
D850なら、レンズスペックを登録すれば、絞りリングに連動してf値も伝達され、Exifにも記録。これはZシリーズのマウントアダプタFTZにはないですからね。

上の作例は、絞り開放f1.2で撮影。絞り開放では球面収差の影響でふわっとした描写になりますが、きちんと等倍で観察すると、ピント面の心はきちんと出ていて、中心部は意外と解像力があることがわかります。背景をやや遠くにすると、少しグルグルボケみたいに感じますがそこまで癖は強くありません。

よくこのレンズはクセ玉と呼ばれたりしますが、個人的には、この時代の大口径レンズとしては、このくらいはごく普通というか、むしろそこまで癖は強いとは思いません。最近のデジタル用に設計された、絞り開放から球面収差が少なくカリカリの解像力、一気にボケる、といった特性のレンズに慣れていると、クセ玉に感じるかもしれませんが。

そして、40年前の設計のレンズにも関わらず、絞り開放からコントラストがしっかり出ています。私の所有のAI 50mm f/1.2Sは、最後期製造のものと思われ、コーティングは90年代に改良されたスーパーインテグレーテッドコーティングになっています。もちろん、コーティングだけがコントラストを決めるわけではないですが。

遠景を絞り開放で撮る

遠景を絞り開放で撮る、ってことはあまりない状況ですが、あえて撮ってみました。前ボケもかなり柔らかい描写ですね。さすがに収差だらけな感じです。
コントラストも出ていないように見えますが、実は元の写真はかなりコントラストが出ていて、RAW現像時に「フラット」に設定しています。「フラット」ではコントラストがかなり浅くなるので、普段あまり使いませんが、ここでは黒く潰れたと思われていた部分も、しっかり諧調が出ていることが見て取れます。
軸上色収差が少し発生していたので、RAW現像時に除去しています。

流石に周辺は少し解像力は落ちていますが、中央部分はなかなか良いですね。

f2.8に絞れば、カリッとした描写に

絞り開放が大口径レンズの魅力ですが、絞ればこの通り、カリッとして現代のレンズと遜色ない描写です。ボケは少し固めかな?

やっぱり開放で撮る

ピクチャーコントロールをダウンロードしてきた「ASTIA」で仕上げてみました。あっさり目の発色、ちょっとリアルなASTIAと違う気がしますが(本物のフィルムのASTIAはもう少し発色します)、曇天の雰囲気が出ていますかね。こんなに被写体(中央)が離れていても、背景がボケます。

個人的には、新しいNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sと描写比較してみたいですね。その前にZマウントのカメラを買わないとですが。

秩父蔵元酒物語ゼリー

埼玉県秩父市には、現在3つの酒蔵がありまして、江戸時代中期から続く老舗の武甲酒造「武甲正宗」と矢尾本店「秩父錦」、そして創業自体は前者よりもさらに古い藤崎摠兵衛商店が、「長瀞蔵」ブランドを2015年に立ち上げ、創業地埼玉県寄居町から秩父に蔵を移転しました。

ということで、現在3つの酒蔵とブランドがある秩父のお土産コーナーで見つけたゼリーがこちら。

形状の関係で逆さに入っているのが気になりますが…

それぞれのお酒を入れたゼリーだそうです。ただし、日本酒だけでなく葡萄酒も入っているようで、ゼリーらしく味を整えるためでしょうか。

お猪口がモチーフ?の形状

ゼリーだけど、日本酒を使っているので、アルコール度数2度だそうで、食べた後車の運転は控えるように、だそうです。

ちゃんとブランドによって味が異なります。純粋にそれぞれのお酒そのものの味ではないので、酒の味という過去のゼリーの味になってしまいますが、武甲正宗は古典的な日本酒らしいアミノ酸を感じる甘さと余韻、長瀞蔵は甘さ控えめでスッキリした味わい、秩父錦は甘さはあるけどスッと切れる口当たりの良さ、といったところかな。

たまには、こういう甘味もいいですね。

【大矢孝酒造】残草蓬莱 四六式 特別純米 槽場直詰 無濾過生原酒

残草蓬莱(ざるそうほうらい)、買うのは初めてだったかな? 神奈川のお酒です。

【大矢孝酒造】残草蓬莱 四六式 特別純米 槽場直詰 無濾過生原酒

無濾過生原酒というだけて、大好きなわけですが、こいつは米麹に焼酎でよく使われる白麹を使用しています。
白麹を使ったお酒は、独特の酸味が出るのです。酸味大好きなYamaro のツボなお酒なのです。

酒米は長崎県産美山錦、酸度は3.0と高めで、これは期待が高まります。

まずは冷酒で。このお酒、酒屋のポップには、少しだけ辛口の表示でしたが、日本酒の面白いところで、まずは白麹らしい酸味を伴った甘みがパッと広がり、その後に程よく辛さと苦味が出て、スーッと引いていきます。このバランス、中々です。

やや温度を上げて常温に近くなると、白麹の酸味がより強くなりますが、押し付けがましくなることはなく、濃厚な旨味がきれいに引いていくのは、冷酒のときと同様。酸味が切れの良さに一役買っているのかな?
白麹の酸味、柑橘系の酸味ほど強い酸っぱさは感じません。まろやかな酸味なのです。これが個人的にツボなんですよ。柑橘系の酸味の日本酒も好きですが、白麹の柔らかい酸味もまた大好きですね。

いわゆる淡麗辛口ではないのに、酒の個性を楽しめて、更に引きも良いので、食事の味を邪魔しません。
脂ののった刺し身や肉料理にも合いそうです。

【大矢孝酒造】残草蓬莱 四六式 特別純米 槽場直詰 無濾過生原酒

四六式なんて書いてあるので、妻が「戦車みたい」だってw
ただし、四六式の名称の兵器は、自衛隊にも旧陸軍にもないですけどね。
四六式は、白麹の「シロ」から来ているそうです。

これは、別の残草蓬莱も買ってみたくなりましたね。