「日本酒」カテゴリーアーカイブ

【第一酒造】開華 Silky Whiteシルキーホワイト(遠心分離酒純米吟醸にごり)

2月末にお取り寄せしたお酒です。なかなか栃木、しかも佐野方面には行けないので、お取り寄せしてみました。ちょうど2本程度買えば送料がかからないというのもありまして。
栃木県で一番歴史の古い第一酒造のお酒です。

【第一酒造】開華 Silky Whiteシルキーホワイト(遠心分離酒純米吟醸にごり)

通常のにごり酒ではなく、遠心分離により酒と酒粕を分離した「最高の上槽システム」だそうです。

【第一酒造】開華 Silky Whiteシルキーホワイト(遠心分離酒純米吟醸にごり)

加水を一切しない生原酒ながら、アルコール度数は16度と平均的。
ラベルにはありませんが、日本名門酒会によれば、酒米は美山錦(長野)と五百万石(富山)を精米歩合55%で使用、酵母は栃木酵母、とだけ書かれていますが、栃木県で培養した酵母ですかね?
日本酒度は-2。確かにこれだけ濁っていますしね。キメの細かい濁りです。

シルキーホワイトにふさわしい、澱が細かい濁り

上立ち香は華やかで甘そう。澱はゆっくりと混ぜましたが、かなり多めですね。
開栓時にわずかにガス感あり。冷酒で口に含むと、青りんご系の酸味と甘味~からの苦味と辛さが! 妻も飲んだら「甘いと見せかけて辛い」なんて言っているので、確かに口に含んだ直後のシルキーさはあるけど、思いのほか辛さも来ますね。
割りと甘いからの辛い・苦味がスピード感を持ってやってきます。これは購入後少し置いてしまったからかしら? 冷蔵庫で1ヶ月ほど寝かせてしまったけど、多分本来の狙いはもう少し甘みが継続するはず。

そして2日経過すると、結構辛さが強くなりました。開栓後は早めに飲んだほうが良さそうです。このお酒本来のシルキーさよりも辛さが立ってしまいます。
これはあまり寝かせちゃいけない系でしたね。最近火入れ酒もよく飲むし、何なら古酒も飲むので、寝かせる、というのが当たり前になっていましたが、これはお酒によりますね。

【府中誉】純米吟醸 渡舟 無濾過生原酒

百里基地撮影に行くたびに、帰りに買うお酒、茨城県は石岡市の酒造、府中誉の渡舟です。

【府中誉】純米吟醸 渡舟 無濾過生原酒

外光を遮断するために新聞紙で包まれたこのお酒は、「ふなしぼり」が多く紹介されていますが、コチラはそうではないタイプのようです。

【府中誉】純米吟醸 渡舟 無濾過生原酒

銘柄にあるように、酒米は茨城県産の酒米「渡舟(わたりぶね)」を使用、精米歩合50%と大吟醸に近い吟醸酒。無濾過で加水していない原酒ですが、その割にはアルコール度数は標準的な16~17度未満と記載されています。
酵母も茨城県産で、培養酵母とだけ書かれています。徹底して茨城ですね。
日本酒度は少しだけ辛口の+2。最も日本酒度はあくまで水との比重ですから、実際に感じる味と必ずしも一致するとは限らないのが、日本酒の面白いところ。

ほんのり微発泡系

上立ち香は爽やか。注ぐと少し泡立ち、微発泡系です。
冷酒で口に含むと、フレッシュなのにやや強めの甘み、酸味、旨味。そして少しだけ遅れて辛さがどっと押し寄せます。とにかくこれまで飲んだどの渡舟よりも、力強い味です。
何とも面白いお酒です。最初に来る口当たりはフレッシュさすら感じるマスカットですが、なかなかの力強い味で、その後どっと辛さが来るのです。とにかく力強いのに、その後の引きも抜群に良いです。戦闘機がアフターバーナーを使って、一瞬にして駆け抜ける家のような力強さ(書いてなんだが分かりづらい表現だw)
爽やかな口当たりと見せかけて力強い。妻は辛い辛いと言っていましたが、甘さの後に辛さが押し寄せるので、口当たりとキレは抜群に良いです。

本当に面白いお酒です。これは時間経過による変化も楽しみたいです。今のところ、力強さは継続中です。これはできれば一升瓶で買って飲みたいですね。

【土田酒造】シン・ツチダ R2BY 今年2本目は一升瓶で

前回、群馬県旅行で、土田酒造の直売所で買った「シン・ツチダ」は、飲み比べセットの1本で、300mlという小さな瓶だったので、あっという間になくなりましたが、今回はお取り寄せで一升瓶で購入しました。

【土田酒造】シン・ツチダ R2BY

一升瓶なら変化も楽しめるぜ!

例によって生酛造り、天然の蔵付き酵母と乳酸菌で作られたお酒です。
火入れ酒ですから、常温保管できるのも良いです。

【土田酒造】シン・ツチダ R2BY

自然の菌の働きを活用して造るシン・ツチダは、常温保管を推奨しております。

環境の変化にとても強く、開栓前、開栓後、劣化することなく味が進化していきます。

購入後もお酒を育てて頂ける、伸びしろのある酒です。

https://cart.homare.biz/i/S0047

前回は飲みきりサイズだったので、一升瓶なら育てられますね。
初日は、生酛造りらしい酸味と程よい甘み、膨らみのある旨味、これは前回と同じです。では、3日経過するとどうなるか?

ザ・黄色いお酒

味に深みが増しました。酸味と甘味が少し落ち着き、どっしりとした安定感のある味に。割と芳醇なのに、キレが良く、後味も良いです。
米の旨味と膨らみが抜群に良いです。少し濃い味の食事とよく会います。
冷蔵庫がなかった昔は、酒は常温か燗で呑むものでした。いつしか、技術が発達し、要冷蔵のフレッシュな生酒も流通するようになりましたが、やはり安定感のあるのは火入れしたお酒ですね。
なのに、味は少しづつ変化するのが、シン・ツチダの持ち味。それが良い方向に向かうのが、このお酒の最大の特徴かな?
更に育ててみたいですが、何日持つかな(量的に

精米歩合90%のほぼ洗米した程度のお米で作るお酒は、雑味もありつつ、その雑味を生かした酒造りがされています。ツチダは削らないお米のお酒が本当に旨いものばかりです。今後も目が離せない酒蔵ですね。

【土田酒造】誉国光 田園メロウ 今年2本目!

2月にも飲んでいる、土田酒造の誉国光 田園メロウ、気に入ったのでリピート購入しました。

【土田酒造】誉国光 田園メロウ

同じ日本酒、しかも期間は2ヶ月しか空けていないので、味は大きくは違わないはずですが、今回は割と時間をかけて(と言っても四合瓶なので1週間程度ですが…)飲んでみました。

2月の記事にも書いていますが、精米歩合90%の飯米の白米を使用、たまたまアクシデントで入ってしまった乳酸を生かした、日本酒古来の製法でもある生酛造りによるお酒です。

【土田酒造】誉国光 田園メロウ

このお酒は、しっかりとスペックを公開しています。

相変わらずの黄色の酒♪

今回は味の変化を書いてみましょう。
まず口開け初日。生酛らしい乳酸の酸味と、飯米の米の甘みが、どちらも強すぎず、かと言って印象が薄いほど弱くもない。前回呑んだときより酸味はやや落ち着いているような? 膨らみのある旨味は相変わらず、ゆっくりと余韻が残ります。

2,3日経過すると、グンと甘みが増しました。酸味よりも甘みが出てきましたね。美味しいいちごかのよう。でも生酛らしい旨味、そしてやや折りが絡んできた苦味も少し感じられます。

そして5日目。味に複雑味が増しました。独特の旨味が前に出てきました。甘み、酸味はあるけど、旨味の膨らみ、そして澱が絡んだ苦味もあります。そしてこの日、チーズケーキがデザートに出てきたのですが、あえて田園メロウとともにいただくと、チーズケーキの濃厚な味に田園メロウが負けないのが面白いです。チーズなど濃い味の料理との組み合わせにぴったりという触れ込みは、間違いないですね。
チーズケーキの甘みに対し、田園メロウの甘みはやや負けますが、旨味の膨らみと酸味がより感じられます。面白い、面白いですね。
そして初日にあった後味の余韻は、個の組み合わせの後には、スッと引いていく切れの良さも味わえました。


チーズケーキと日本酒という組み合わせ、チーズならともかくチーズケーキはないだろ~なんて思っていましたが、やってみるものですね。
チーズに合うのだから、チーズケーキにも合う、よく考えれば当たり前ですが、チーズケーキに負けない旨味を引き出している田園メロウもまたすごいです。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

このお酒の季節ですねぇ。毎年買っています。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

松屋酒造の中の人も「毎回どう転ぶかわからない赤色酵母…」と仰るように、アルコール度数も都度変わるようで、8~14%でその時次第のようです。
また、使用米もその時によって変わり、上のツイートでは「酒こまち」を使っていますが、今回買ったものは「五百万石」です。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生 03BY

このロットでは、アルコール度数13%で、桃色としてはやや高めですが、一般的な日本酒の16%前後からするとやや低めです。

味わいもその時時で変わる上に、同じ瓶でも開栓直後と、2,3日経過でもまた味が変わってきます。不安定故に、味の変化を最大限に楽しめるのも魅力です。

今回はやや薄めの桃色で、澱は多め

まずは開栓初日。華やかな吟醸香。もちろん酸味系の。口に含むと、思ったより甘みあっさりめ。苦味は少なく、酸味は程々にあり、フレッシュな感じ。少々あっさりめの桃ジュース。
2日目、グンと甘くなった! これぞ桃色流輝! たった1日でこうも変わるとは。更に活性具合も初日より多めで、開栓時に割とガスでポン!と音が大きめに出るくらいでした。シュワシュワジューシー、まさに桃ジュース(もちろん桃は一切入っていませんよ!)。
3日目、甘みが少し後退。澱がらみ部分が多くなってきたからかな、やや苦味と辛さもでてきました。特に辛さが、2日目にはあまり感じなかったのに、ぐっと大人びた味です。まさに熟成が現在進行系で進んでいる証拠ですね。

毎回、買うたびに、そして飲むたびに味が変わる、変化を楽しめる思い沿いお酒です。見た目の色も良いし、これから4月5月にかけて販売されるロットも楽しみですね。

しかし、土田酒造の酒といい、松屋酒造の流輝といい、今年に入ってほぼ群馬の酒ばかり飲んでいますね。

久しぶりの いつもの居酒屋

まん延防止も終わりましたので、ずっと行けていなかった「いつもの居酒屋」に行ってきました。
相変わらず、旨い酒とつまみを取り揃えていました。

ここは見ての通り、小さなグラスでちょこちょこ呑めるのが良いです。つまみも最高です。
久しぶりに楽しみました。

最後の締めに飲んだ、金鼓の純米生原酒うすにごりが最高に良かったなぁ。

【土田酒造】土田生酛

どんだけ買っているのだ?土田酒造のお酒。

今回は生酛造りのお酒であることは、これまでの土田酒造のお酒と同じなのですが…

【土田酒造】土田生酛

これまで買ってきた土田酒造のお酒は、どれも精米歩合が90%といった、ほぼ米を削っていないお酒でした。今回はというと…

土田酒造のお酒で初めて買った、精米歩合60%の純米吟醸酒です。これまで、ひたすら削っていないお米で作ったお酒でしたが、ここに来て吟醸レベルまで削ったお酒の登場です。これは楽しみ。
酵母は協会701号、アルコール度数は14%と僅かに低め。これもあえて狙っているようです。
日本酒初心者にも入りやすい味わいを目指しているようです。フレッシュな酒質で、土田にしては珍しく要冷蔵となっています。

土田酒造の公式Youtubeで詳しい解説がされています。

公式の解説があるので、素人があーだこーだ言っても仕方ない、とにかく開けてみましょう。

淡黄色でごく僅かに濁りあり

上立ち香は仄かな吟醸香、これは今まで飲んだ土田の酒にない感じですね。冷酒でいただきました。
おおっ!? これはよくある生酛っぽくない味わい。強い酸味ではなく、まずは米の甘みをふわっと感じ、そこに乳酸菌の酸味hが穏やかに訪れます。個人的に、酸味の強いお酒は好みなんですが、酸味は時に好き嫌いが出てしまいますが、この土田生酛では、バランスがよい酸味なので、生酛系の酸味はちょっと苦手という方にも、違和感ないでしょう。

そして吟醸酒だけあり、口当たりが軽やか。ほぼ米を削らず複雑な味わいだった同蔵の「シン・ツチダ」とは一線を画す印象です。
切れも抜群によく、甘味→酸味→旨味が口いっぱいに広がったあとは、すっと引いていくのも良いですね。これぞ吟醸酒! シン・ツチダはやや通向けですが、土田生酛は万人に飲みやすいですね。
これは生酛のお酒の印象をガラッと変えますね。やはり生酛だからとか、山廃だから、とか、スペックで先入観を持っては行けませんね。

ぬる燗を試す前に、あっという間に飲みきってしまいました…。また買いたいな~。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

土田酒造のお取り寄せの酒シリーズが続きます。今回は、杜氏が飲みたい辛口酒の第3弾だそうです。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

ひとえに辛口の酒、と言っても、辛いからこうだ! といえないのが日本酒の面白いところ。日本酒の辛口とは、いわゆる日本酒度でプラス側に表記されているお酒です。この日本酒度は、水との比重で計測します。甘口のお酒は、水より比重が重いので、マイナス○○という表示となり、逆に辛口は糖分が少ないため水より比重が軽くなります。

辛口のお酒は、よく端麗辛口という表現も聞きますが、辛いから淡麗というわけでもないのです。
なぜこう書くかというと、この誉国光の上州クラシック、決して辛いだけの日本酒ではなかったからです。

【土田酒造】誉国光 上州クラシック

土田酒造らしく、生酛造り、そして精米歩合90%とほとんど削らず作られたお酒です。酒米を使わず、飯米だそうです。
辛口と書いてありますが、日本酒度については表記なし、わかっているのは、アルコール度数15%で無加水の原酒、酵母は近年のお酒でよく使われる協会701号です。

色は薄黄色

上立ち香は微かです。常温でいただくと、んん? 確かに辛いけど、米の旨味がぐっと膨らみ、後味に甘みも感じます。そしてスッと余韻が引いていきます。辛口と身構えて飲むと、ガツンとくるアタックではなく、穏やかさのほうがありますね。
生酛らしい酸味は程々です。
辛口のお酒、アルコールっぽさがいつまでも残ってしまうお酒も多い中、この上州クラシックは、しっかりと甘みも伝えてきつつ、すっと引いていくので、後味も良いです。確かにこれは何でもない晩酌にピッタリのお酒です。

冷酒でも燗でも、温度帯を問わずオススメだそうです。なかなか懐が深い。辛口系は苦手な妻も、これはいけるようです。
辛口の概念が変わりました。これはいつまでも飲んでいられる、そんな感じのお酒ですね。

【土田酒造】ツチダ12

1月に行った群馬県の土田酒造、気に入って、お取り寄せしたお酒です。

【土田酒造】ツチダ12

生酛造りを主体とする土田酒造ですが、このお酒は名前に12とあるように、アルコール度数を12%と、一般的な日本酒の3/4程度に抑えて飲みやすさを追求したお酒です。

このお酒も、ラベルにあるように、精米歩合は90%と洗米程度でほぼ削らずに作っています。米は酒米ではなく飯米(食用のお米)、酵母は協会601号で、これは今や日本酒界でもトップクラスの人気を誇る新政酒造の蔵付き酵母だったものを培養したもので、これが協会6号酵母となっています。(新政No.6はこの6号酵母に由来) 協会601号酵母は、6号酵母の泡無し酵母です。
麹は、焼酎用の黄麹と白麹を使用しています。
アルコール度数を抑えつつも、飲みごたえも重視しているようです。

そこそこ黄色のお酒

上立ち香は、生酛らしい酸味を感じます。まず常温で飲んでみましたが、甘みはやや控えめ、酸味は強くはないけど、程々にありますね。そしてアルコール度数12%なので、確かに飲みやすいですが、低アルコールの日本酒にある軽いテイストではなく、しっかりと余韻を残しています。辛さもしっかりと出ていますね。度数は低くても、加水しない原酒のままなので、旨味やコクはしっかり出ています。

別の日に冷酒でいただきました。普通、冷やすと甘みが抑えられるのですが、この酒は逆に甘みが引き立つように。酸味が少し抑えられ、結果的に甘みが引き立ってきたからか? 冷酒が一番オススメみたいですが、確かに冷やしてもしっかりと甘みと旨味が残っています。酸味が少し抑えられた結果、全体のバランスが良くなりました。
この手の、米をあまり削っていない生酛系のお酒、わりかし常温や燗が合うと思っていたけど、冷酒が一番オススメというのも、なかなか面白いですね。

いろいろな作り方にチャレンジしている土田酒造のお酒、楽しいですね。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

前回買った「るみこの酒」の長期在庫の古酒化した日本酒ですが、同じ某酒店の長期在庫をまたまた購入してきました。
今回は平成30年(2018年)に仕込みを行い、平成31年(つまり令和元年/2019年)3月7日に上槽(醪を搾ってお酒と酒粕に分離する作業)されたお酒となります。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

この酒は、現在も販売されていますが、現在販売されているものとは酒米が異なるようです。

【森喜酒造場】るみ子の酒 特別純米酒 生酛火入 H30BY

H30BYの生酛火入は、使用酒米が「山田錦」」と「ひとごこち」ですが、現在は「山田錦」と「八反錦」を使っているようです。
日本酒の古来の作り方である「生酛造り」で、酵母も蔵内酵母(蔵に住み着く天然酵母)となっています。

日本酒度は+7でアルコール度数は15%です。

かなり黄色みがかっています

前回呑んだH28BYのるみ子の酒ほどでないにしろ、結構黄色みがかっています。よく、黄色いお酒は質が悪い、と勘違いされる方もいますが、そんな事はありません。ただし、このお酒も火入れなので問題ないものの、瓶詰めされてから3年近く経過しているため、程よく熟成されている可能性があります。現在流通しているものと味は違うかなと思います。

上立ち香は、さっぱりとしている感じです。古来の日本酒と行った趣。常温で飲むと、生酛らしいまったりとした甘みと乳酸を感じさせる酸味、いかにも生酛の日本酒らしいテイストです。3年寝かせたことで、より味わいが落ち着いている印象。日本酒度+7ですが、辛くて着れるという感じではなく、やや辛口だけど、なめらかな甘みと旨味も感じられ、余韻もほどほど長いです。

酒造ではチーズ系にあうとしていますが、確かにこのなめらかな余韻は、和食より洋食に似合いそうな感じです。

今回は常温でしたが、次回は燗で飲んでみたいです。