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購入から10年近いREGZA ZG2のタイムシフトHDDの改装を試みる

家電、人生の転機に買うことって多いですよね。
我が家のテレビも、ちょうど家を新築した際に購入したものです。現在栃木の自宅は、転勤で賃貸として、年末には10年目を迎えるのでメンテナンス(壁と屋根塗り)に入る予定ですが、家電にとっては10年は節目ですよね。だいたい不具合が出て、買い替えのタイミングですね。

10年前、タイムシフトHDDはテレビ内蔵だった

今や本家東芝の手を離れてしまって、ブランドのみとなったREGZAですが、当時は他社を抜きん出たマニアックなメーカーでした。
タイムシフトマシン機能は、HDDに最大6チャンネルの地上波放送を同時録画でき、過去にさかのぼって視聴できる機能です。録画忘れしても、タイムシフトのHDD内のデータが上書きされない限り、過去にさかのぼって視聴することが出来ます。そのため、チューナーも多数積んでいて、我が家のREGZA ZG2も、タイムシフト用に6チューナー、裏録画用に2チューナー、通常視聴用に1チューナーという構成で、当時としては相当な高性能機でしたね。当時、スマホアプリとも連携できましたね(現在アプリは公開終了)。
妻はこのタイムシフトを気に入って、よく使っていました。

ZG2 SERIES 〈レグザ〉の最高峰。タイムシフトマシン搭載。プレミアムハイエンドモデル 55V型・47V型・42V型
購入投資はCELL REGZAを超える画質と高機能も売りだったZG2シリーズ

が、HDDは寿命があります。録画用のHDDは、テレビ購入4年でクラッシュして、延長保証交換しています。
逆に稼働率の高いタイムシフト用HDDは、壊れることなく使い続けられてきました。が、去年から、タイムシフト録画を再生しようとすると、再生できない不具合が。HDDを初期化してみても、6チャンネルのうち3チャンネル分が再生できなくなってしまいました。

REGZA ZG2シリーズは、タイムシフト用に750GBのHDDを2台内蔵していて、HDD1台あたり3チャンネル分を録画しているようです。そのうちの1台がクラッシュしてしまったようで、3チャンネル分しかタイムシフト再生できない状況でした。

現在の殆どのテレビは、録画用HDDは内蔵ではなく、USB接続の外付となっているのは、恐らくHDD内蔵時代、不具合修理が多かったせいでしょうね。HDDの管理は個人でやってね、となったのもうなずけます。外付けなら、クラッシュしても自分で交換できますから。

単純にHDD交換しても初期化出来ないZG2

さてREGZA ZG2シリーズですが、内蔵HDDを単純に交換できない機種です。これまで、いろいろな方が交換にチャレンジし、失敗してきました。というのも、単純にHDDを入れ替えても、テレビ側がHDDを認識しないのです。どうやら、内蔵HDDには特殊なパーティションと記録方法が用いられていて、それがないと、テレビ側で初期化しても、初期化に失敗するようです。

既にメーカーも去年(2020年)の時点で、販売から時間がたった機種なので、修理対応不可との連絡がありました。まあ4K の時代ですしね…。

ところが、2021年に入って、価格コムの掲示板に、HDD改装成功の書き込みがありました。そんなわけで、自分もチャレンジすべく、ジャンクのHDDを調達。

ジャンクのWD7500BPVT 750GB 2.5in HDD

REGZA ZG2の内蔵HDD、耐久性の低い2.5インチのHDDなんですよね。恐らくスペースの関係でしょう。
ジャンクのHDDも同じ750GBを購入。これがネットではなかなかないし、あっても妙に高かったりだったので、これは秋葉原のジャンクショップで購入。

ジャンクのWD7500BPVT 稼働時間も少なく問題なし

HDDの状態も、CrystalDiskInfoで調べたところ、仕様時間も344時間と少なく、問題なく使えそうです。

まずはZG2のタイムシフトHDDを取り出してみる

価格コムの掲示板の情報では、まず元のHDDのデータダンプが必要とのことなので、幸い片側のHDDは生きているので、これをコピーすることに。
ではテレビの外装を外します。
※ブラウン管テレビほど危険ではないですが、部分的に高圧がかかっています。技術者以外は真似しないように!

きったねぇ!

10年分(録画HDD交換時に清掃しているとすると6年分?)のホコリがぎっしりです。特に空冷ファンは見るも無残にホコリで埋まっています。デジタル時代になって、テレビもいわばパソコンと同じ。空冷ファンが付いていても、ホコリが後も堆積しては、冷却もままならないでしょう。よく動いていたなという印象。これだもの、10年も経てば、不具合も発生しておかしくないです。
まずは清掃から入りました。これだけでも、裏蓋を開けた価値がありますね…

液晶パネルはLG製、今やLGパネルが世界を席巻しています。日本がブラウン管とプラズマに固執した結果ですね。有機ELパネルも、LGが優位に立っています。
HDDはタイムシフト用の日立の2.5インチ 750GB HDDが2台、重ねて設置されています。何故重ねたのか…コレでは奥のHDDは放熱厳しいですね。

取り外したタイムシフト用HDD 日立HCC547575A9E380

かつて日立もHDDを生産していました。懐かしいですね。その後HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)となり、さらにWD(ウェスタンデジタル)の参加となり、今はHGSTブランドのHDDは消滅してしまいました。
さて外した2台のどちらかが不具合なので、調査してみます。

あれ、2台共読めています。1台はクラッシュしたかと思いきや、代替処理済みのセクタは出ていますが、これは読み書きできないセクタを飛ばしているので、現時点では使えているとうことになります。
ということは、このHDD、近い将来本当にクラッシュして読めなくなる可能性はありますが、現時点では読めているようです。

未割り当ての128MBにモデル名やシリアル情報などが書かれているらしい

やはり特殊な書き方をしているっぽいことは、HDDのパーティションが区切られていない領域に、モデル名やシリアル情報を参照している領域があるようです。しかし、面倒なことをしてくれるものですね。

工場出荷時設定で復活

というわけで、今回はあえてHDDは交換せず、そのまま戻して、工場出荷時設定にテレビを初期化してみました。設定を一からやり直したところ、問題なく両方のHDDでタイムシフト録画が出来ているようです。
時々再生までにもたつくのは、恐らく代替処理済セクタのあるHDDが、やはり不調と思われます。そう長くないうちに、本当クラッシュするかもしれないし、このまま使えるかもしれない。
どちらのHDDも、使用時間は5万時間近くに達していて、熱耐久の厳しい2.5インチHDDとしては、そろそろ寿命が来てもおかしくない頃です。

HDDの寿命は、はっきり言って運次第ですから、とりあえずはこのまま使って様子見したいと思います。自分は殆ど今テレビを使わないですし(子どもたちがメインかな)。

とりあえず、今回は改装せず終わりましたが、今後クラッシュした際に、価格コムの情報を元に、改装してみたいと思います。HDDも買ってあるしね。

不具合のSSD 返金手続きとなりました

先月末にクラッシュしてしまった、CFDのM.2 SSD、CSSD-M2M1TEG1VNEですが、販売店経由で修理(実質交換)でしたが、不具合品を送って3週間ほど経過した昨日、下記のメールが届きました。

CFD 1TB M.2 SSD CSSD-M2M1TEG1VNE

お預かりしております「CSSD-M2M1TEG1VNE」に関して、交換在庫無しの為ご返金での対応とさせていただければと存じます。
ご購入金額での返金とさせていただきますのでご指定口座等の情報をご提供願います。

メーカーHPには現時点(執筆時点)で掲載されていますし、価格コムにもまだ多くの店で掲載されているので、メーカー在庫がないと思えないのだけど、大人の事情かな? まあ交換されたとしても、オークションで売り払おうと思っていたので、手間が省けたかな。

QLC NANDはやっぱり信頼性に劣る!?

今回、買って1年ちょっとでクラッシュしてしまったこのSSD、前にも記事に書きましたが、今回クラッシュしたSSDは、QLC NANDフラッシュメモリを採用しています。
QLC NANDは、1セルに多くのデータを書き込めるため、安価に大容量のSSDを実現できるものの、書き込み速度が遅く、また書き換え可能回数も少なく、耐久性に劣るとされています。

少し古いですが、2018年にQLC NAND技術が登場した際のPC Watchの記事を引用すると、特徴は下記のとおりになります。

TLC SSDとQLC SSDの書き換え回数の比較。Intelの公表資料を元に筆者がまとめた
PC Watchの2018年の記事より引用 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1150305.html
多値記憶技術によるNANDフラッシュの性能の違い
PC Watchの2018年の記事より引用 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1150305.html

詳細は記事を読んで頂くとして、技術的には、かなり複雑なことをしているというのがQLC NANDフラッシュです。その分、フラッシュメモリのコントローラーにも負荷が大きくなります。その分、信頼性は下がるのかなと思います。

QLC NANDを搭載した製品は、2019年ころから出始めています。確かに、現在主流のTLC NANDを使用したSSDよりは安価、今回クラッシュした製品は、読み出し速度は3400MB/sと、PCIe3.0X4の上限に近い速度が出ているので、QLCだからものすごいく遅いというわけでもないようです。

価格コムのレビューは少なめですが、口コミ含めてクラッシュしたという書き込みもないようで、私が買った個体がたまたま悪かったとしか言えない感じですが、個人的にはQLC NANDのSSDは、今は避けたいな、という気持ちです。

VirtualBox上のWindows XPでF90XフォトセクレタリーAC-PW-Jを動かす

昨日の記事では、古いPCをWindows XPに戻して、Nikon F90/F90X用フォトセクレタリーAC-PW-Jが、RS-232C-USB変換ケーブルで動くことを確認しました。

今回は、Windows10上で、VirtualBoxを使ってWindows XPを起動し、その中でフォトセクレタリーAC-PW-Jを動かしてみます。

VirtualBoxにWinXPとフォトセクレタリーをインストール

まずは、VirtualBoxをPCにインストールし、そこからさらにWindows XPをインストールしていきます。
手持ちのディスクはWindows XP HomeのSP2なので、まずはSP3とIE8にアップデートしておきます。OSの更新ファイルも、Windows Updateはもはや上手くつながらないので、事前にダウンロードしたパッチを当てておきます。基本、インターネットはつなぎませんが、Avastアンチウイルスも入れておきます。今でもXPに対応しているのがすごい。

VirtualBox、どうも固まったり重くなったりもあって、VMWare Playerのほうが安定しているかもですね。

VirtualBox上のWindows XPにフォトセクレタリーをインストール

フロッピーディスクからコピーしておいた、Nikon F90/F90X用のPhotosecuretaryのソフトです。もともとが、レトロな上のインストール画面を見ればお分かりかもしれませんが、このソフトはWindows3.1で動作する16bitアプリケーションです。販売当時は、Windows3.1/95用でした。Windowsの32bit版であれば、16bitアプリケーションも動作しますが、64bit版では動作しません。
なので、32bit OSのWindows XPが必要なわけです。(Win XPにも64bit Editionがありましたけどね)

ホストOS(Win10)側でRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておく

ホストOS(Windows10)で先にRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておく

まずは、昨日の記事にあるRS-232C-USB変換ケーブルを認識させておきます。昨日の記事の通り、このケーブルは、Windows10では特に別途ドライバがなくても、自動で認識されました。

VirtualBoxのデバイス→USBから、該当のUSB-Serial Controllerにチェックを入れる

ViertualBoxからは、デバイス→USBからUSB-Serial Controllerを選択して、ホストOSのUSBデバイスを認識させます。もちろん、Windows XP上では別途ドライバが必要です。これも、ホストOS側の光学ドライブから、ドライバディスクを読み込ませてインストールする必要があります。

ViertualBox上のWinXPでもNikon F90Xを認識

無事にNikon F90/F90X用のPhotosecuretary AC-PW-Jで、F90Xを認識させることが出来ました。

SoftTALK2000と違って、日本語なので、わかりやすいですね。ただ、ここで撮影データを取得しても、それをPDFにしたりするのは別途ソフトが必要なので、やっぱりSoftTALK2000を使うほうが、後々楽でしょうね。
ま、これはお遊びみたいなものですが、かつてNikonが販売していたフィルムカメラ用のPC接続ソフト、歴史の1つとして維持したいなと思っているだけです。
あ、たまにはF90Xも使ってあげたいですね。なんだかんだで、学生の頃に買って以来、一番長く所有しているNikonですから。

ついにネイティブにRS-232C対応機器がなくなったので、USB変換ケーブルを買ってみた

パソコンの世界では、20世紀には一般的だったシリアル通信規格の1つ、RC-232Cですが、通信用途としては有線/無線LANや、汎用のUSB規格に置き換わって、近年ではあまり用いられることがなくなりました。

90年代のパソコンには、当たり前のようにRC-232Cの9ピン端子が付いていたものですが、今やレガシーインターフェイスがパソコンに使われることは稀になってきています。

それでも、自宅のメインPC、マザーボードが長らくRS-232C対応のものばかり使ってきて、これまで使ってきたASUS PRIME X470-PROにも、RS-232Cのピンヘッダがあり、これを秋葉原の外れにあるPCのケーブル小物を売るお店で買った、ピンヘッダからRS-232Cの9品変換を使って、Nikon F100やF90Xsの撮影データ取得とカスタム設定に使ってきました。

しかし、先日買い換えたASUS ROG STRIX B550-A GAMINGには、ついにRS-232Cのピンヘッダがなくなりました。
というわけで、RC-232CをUSBに変換するケーブルを買ってみました。

UGREEN USB シリアル変換ケーブル RS232 USB 9ピン 変換 シリアルケーブル 

チャイナ製では唯一信頼を置いている、UGREENの変換ケーブルです。

仕事柄、RS-232C-USB変換ケーブル、割と使っています。業務用の測定機器、制御機器では、まだまだRS-232Cは現役です。古い機材も多いので、この手の変換ケーブルは重宝しますね。

Nikon F90/F90X AC-PW-J Photosecuretaryを動かす

このために、というわけではないけど、Nikon F90/F90X AC-PW-J PhotosecuretaryはWindows XPまでしかネイティブにインストール出来ないため(そもそもWin3.1/95時代のソフト)、これまた古い15年前のDELLのノートPC、UbuntuからWindows XPに入れ直してみました。リカバリディスクなんてのも、今となっては懐かしいですね。

DELL XPS M1210 Windows XP

このPC、購入時のCeleron MからCore 2 Duo T7200にCPU改装、メモリは4GBまで積み、無線LANはintel 4965AGNに改装、SSD搭載により、Windows XP時代はサクサク動きました。さすがにUbuntuは重たかったので、XPに戻しましたが、動作は快適そのものです。

さて、このPCにRS-232C-USB変換ケーブルをつないでみました。Windows XPだと、さすがに自前でドライバはなかったようで、付属の8cmCD!からドライバをインストールして認識できました。
この変換ケーブル、Windows 2000以降に対応しています。古い制御機器のPCもまた古かったりするので、こうした古いOSに対応しているのは良いですね。

Nikon F90XをつないでPhotosecuretary AC-PW-Jでカメラが認識できた

やっていることは20世紀末な感じですが、Nikon F90Xがパソコンで認識され、撮影データの取得やカスタム設定ができるようになりました。

このDELLのPC、古いのでもう引き取り手もいないでしょうから、Windows XP用として維持したいと思います。
こうした古い機器を動かすには、仮想OS上よりも使い勝手は良いですしね。

Win10上のSoftTALK2000でも動かす

Windows10の場合、付属のドライバディスクを使わずとも、RS-232C-USB変換ケーブルは、差し込むだけでドライバが自動インストールされて認識できました。この辺りは、Windows 7以降は扱いやすくなりましたね。

SoftTALK2000もRS-232C-USB変換ケーブルをCOMポートとして認識

SoftTALK2000は、Nikonのシリアル通信対応のフィルムカメラ、F90/F90X/F5/F100と接続でき、かつてのNikonのPhotosecuretaryと同様、シリアル通信で撮影データやセッティングの管理、読み書きが可能です。昔はシェアウェアでしたが、現在は無償公開されています。これを使って、F90X友接続できることを確認しました。

英語版ソフトですが、それほど難しい英語はないですし、手持ちのF100にも対応できますし、Windows10環境なら、あえて古いNikon純正のPhotosecuretaryを使う必要もなさそうですね。

カメラの10ピン→RS-232Cケーブルさえ入手できれば(入手困難ですが)、このソフトを使うのが一番ですね。

Ryzen 9 5900XのベンチマークとCPU温度

PCを買い替えて、CPUもAMD Ryzen 9 5900Xと大幅に強化されましたので、とりあえずベンチマークを取ってみました。

今回はCINEBENCH R23を使用。Windows10の場合、Microsoft Storeからインストール可能です。

CINEBENCH R23にてマルチコアとシングルコアを測定してみました。
かなり良い成績ですね。

マルチコアでは、Core i9-9880Hに圧倒的な差をつけています。最新のCore i9の最上位には勝てませんが、この値段のCPUとして考えると、かなりのコスパと言って良いでしょう。

シングルコア性能に至っては、Core i9を上回っていて、かつてAMD系のCPUは、マルチコア性能は良くてもシングルコア性能はいまいち、と言われた時代のネガを克服したと言って良いですね。
実際に体感性能でも、これまでのRyzen 7 2700Xより、どのソフトでも、もう一歩レスポンスが良くなっている印象。

ちなみに、マルチコアでベンチマークを測定中、全コア100%使用を10分程度動かした場合と、ほぼ無負荷時のCPU温度はこちら。

SCYTHE SCKTT-2000 虎徹MarkII、とりあえずで買いましたが、やはり負荷が高いとかなり温度が上がります。室温はエアコンつけて26℃でこれですから、真夏だとちょっと厳しいかも。
別にオーバークロックはしませんが、これだと厳しいので、もう少し良いクーラーは検討したいですね。

↓AMD推奨みたいです。

メインPC 2021の構成はこんな感じにしました

記事の内容は忘却録的な感じですが、SSDクラッシュに起因したPC買い替え(当初2つのSSDが同時に見えなくなったので、マザボ不具合と勘違いした)で、こんな構成にしてみました。

2021年、ちょっと早いけどPC買い替えとなりました

もともとCPUをそろそろ買い替えたいと思っていたので、Ryzen 9 5900Xは最初からこれと思っていました。
Ryzen 7 5800Xも、なかなかのパフォーマンスのようですが、コスパ的にみて、プラス1万円で買えるRyzen 9 5900Xは魅力です。通販系だと7万円を切っているところもあります。

憧れのRyzen 9 5900Xに!

マザーボードは、これまでのASUS PRIME X470-PROから、同じASUSのROG STRIX B550-A GAMINGに。ゲームしないけど(笑
なんとなく、Ryzenの5000シリーズにはX570チップセットのマザーと思っていましたが、内蔵LANで2.5Gbeがほしいと思うと、X570はやや設計が古いせいか、高価なマザーでないと2.5Gbeは搭載されていない。
B550チップセットは、X570よりPCIe4.0レーンの数など、パフォーマンスは劣るものの、M.2SSDでRAIDは組まないし(B550はM.2 SSDでPCIe4.0対応は1スロットのみ)、B550はより設計の新しい新しいチップセットだけに、洗練度でいうとX570より良くできているようです(とショップ店員が言っていました)。
今まではX470マザーでしたが、拡張性ももう今のマザーは何でも載っていて、自分の使い方ではB550で十分かなと言う判断です。

メモリは、旧マザーのDDR 4 2666でも使い回せますが、せっかくなら容量を増やして64GBにしたいので、DDR4 3200で一番安いADADAを、SSDもPCIe4.0対応のADATAのXPG GAMMIX S70 BLADEを奢りました。

というわけで、さらば旧マザーのASUS PRIME X470-PROとRyzen 7 2700Xです。

さらばASUS PRIME X470-PROとRyzen 7 2700X

組んでみたので、ぼちぼちベンチマークを取ってみたいと思います。






メインPCが壊れた!?ので買い替えた

先日土曜日、写真の編集を終えてしばらくPCを放置していて戻ってきたら、ブルースクリーンになっていました。
ハードウェアの不具合とかの表示だったかな?
再起動したところ、Windowsが起動しない、OSが存在しないとUEFIの警告。
UEFIの設定を見ると、2枚刺さっているM.2 SSDが2つとも認識されていない!? 1枚外してOSの入っているSSDのみにしたけど認識しません。

2枚同時にSSDがクラッシュすることはないし(今思えばこの判断が間違いでした…)、まさかのマザボのM.2 SSD側のレーンが異常か? という結論になり、そろそろCPUも改装したいなと思っていたので、思い切ってマザボごと買い換えることとしました。

ちょうど土曜日、ワクチン接種で大手町に行くので、その帰りに秋葉原に寄って、PCパーツを買ってくることにしました。

数年ぶりの秋葉原、ここが唯一駅前のみ貸しながらの風景でした

秋葉原、20代の頃はよく行きましたね。PCやオーディオ関連のものを買いに。
しかし今や通販が主流となり、PC関連のお店もぐっと減りました。相変わらずメイド喫茶のコスプレのおねぇさんたちはたくさん立っていましたが、ラーメン屋など飲食店も増えた印象。ジャンクパーツ屋は減りましたね。
そして、久しぶりの都心、やっぱり人が多いですね。もうCOVID-19とかなかったかの様子です。良いのか悪いのか、判断つきかねます。

PCショップも、昔なら十数店舗は周ったけど、もはや名の通った大きな店くらいしか生き残っていないですね。値段もほぼ一緒。むしろその店の通販で買ったほうが安いんじゃないかな。
ただ、今回は急ぎだったので、十年ぶりの店舗購入です。

Ryzen 9 5900Xにしたぜ!

ジャジャーン! CPUはRyzen 9 5900Xにしました! 現行のRyzenの5000シリーズ、Ryzen 7 5800Xが人気のようですが、これまで使ってきたRyzen 7 2700Xよりも高めなんですよね。1万円多く出せばRyzen 9が買えます。ってことでRyzen 9です。

Socket AM4も、現在の5000シリーズで最後になりそうな感じなので、だったらとちょっと奮発。歴代CPUで最も高価です。

マザボは、ASUSのROG STRIX B550-A GAMINGにしました。本当はX570チップセットのマザボがいいのですが、なにせ2.5Gbイーサ対応のは4万円台から、2万円のX570マザボはいまいちしっくりこない物が多く、チップセットは妥協してB550シリーズとしました。
自分の使い方だと、RAIDは組まないし、オーバークロックもしないし、X570の性能は使い切れないかなという判断です。

B550-A GAMINGは、マザボとしてのツボは抑えているし、店員のオススメとのことで、これにしてみました。パソコン工房使ったのも久しぶりだな~。

早速帰ってきて交換作業。PCケースの清掃も含めて、夜中までかかって組み直していざ立ち上げたが…あれれ、やっぱりSSDが認識しない!? 2枚のうち、作業ドライブとして使っていた1枚だけは認識されるも、OSのドライブは認識されない。

これってまさか、M.2 SSDがクラッシュしてる!?

続く…

無停電電源装置APC ES 725のバッテリが寿命なので交換した

12年ほど使用している、無停電電源装置のAPC ES 725、先週けたたましいブザー音が鳴りまして。
接続されているNASから、バッテリ交換せよとの通知が。

NETGEAR ReadyNAS 214の警告ログ

何度か電源を入れ直したら、ブザーは鳴らなくなったけど、そろそろバッテリの寿命ですね。
調べたところ、前回の交換は2016年12月だったので、4年半近く経っています。だいたい交換サイクルは4~6年なので、寿命ですね。

APC ES 725は、既に旧製品になって久しく、後継のES 750が販売されていて、メーカーサポートは終了し、バッテリ交換ではなく買い替え推奨となっていますが、とりあえず使えているので、もう暫く活用します。

前回は純正バッテリを買いましたが、価格も高価ですし、所詮鉛シールドバッテリなので、今回は汎用のバッテリを使って交換します。

LONG WP1236W
LONG WP1236W

UPSの互換バッテリでよく見かける、台湾のLONGのWP1236Wです。APC純正の交換バッテリRBC17Jと同一サイズです。台湾メーカーですが、ベトナム製みたいですね。
純正バッテリが7.2Ahなのに対し、こちらは9.0Ahと、少し容量もアップします。

お値段も、純正品の1/4以下! あえて純正品を選ぶ必要はないかな。これが、リチウムイオンバッテリだと話は違いますが、鉛シールドバッテリなら、そこまで充電もシビアではないですし。
実は純正品もこうした汎用バッテリにAPCのシールが貼られただけだったりします。

取り外した純正バッテリ(右奥)と入れ替える

このUPSは、宅内ネットワークの根幹のひかり電話ルータと無線LANルータ、NASがぶら下がっていて、かなり重要なものなので、早朝にささっと交換しました。
バッテリを比較すると、若干上面の形状は違いますが(純正は段付きあり)、端子形状も同一、UPS内に問題なく収納できました。
電源を入れれば、後は自動で充電されます。

NASの管理ページを見ると、しっかり充電されていることがわかります。次バッテリの寿命が来たら、本体交換かな。

ギガビットHubを13年ぶりにリプレースしてみた

ギガビットイーサが普及したのっていつ頃だったかな? うちの環境で言うと、確か2006~7年辺りにギガビットイーサ内臓のマザーボードのPCを導入して、その後機器が増えたので、2008年頃にスイッチングHubを導入しています。

その時代のHubを13年位使い続けていましたが、最近、特定のサイトでネットが遅くなることがあったり、レコーダーからのDLNA配信が突然切れたり、テレビ→レコーダーへのLAN経由でのダビングに失敗と、何かとネットワークに不具合を感じることがあって、まずは13年使った古いHubをリプレースしてみることにしました。

LSW6-GT-8NS/BK
Buffalo LSW6-GT-8NS/BK

Hubも2台使っているので、リプレースも一気に2台です。
しかし安くなりましたね。これいくらすると思います? 1台たったの2200円(笑)

Amazonでも3千円弱です(執筆時点)

買ったのはバッファローダイレクト。自社サイトなのにアウトレット品を売っていて、今回買ったのも整備済み品、初期不良などで返品された製品を修理して再販しています。整備済み品も新品と同様の保証が付きます。新品と違って、パッケージが簡易で、取説もありませんが、そもそも必要もないですしね。

買ってから気づいたけど、8ポートあるので、これだけあれば必要十分でしょう。今どきのは、使わないポートには電気を流さないので、省エネ性能も十分です。

最近は2.5~10GbのHubも出回り始めていますが、まだ価格が高く、対応機器も去年買った無線LANルータのWXR-5950AX12くらいしかないので、今回は従来どおりの1000BASE-TのHubにしました。
もう2,3年後には、2.5GbのLANも少しは安くなってくるでしょう。その頃には、ネット環境も10Gbのフレッツ光クロスもマンションプランが出てくるかな?(2021年5月現在戸建てプランのみ)

お役御免のHub

どちらも13年ほど使ったHubです。左のCoregaなんかは、もうブランドが消失(業務用向けのメーカーのアライドテレシスに統合消滅)、右のNETGEARも、もうHubはコンシューマ向けの製品は作っていませんね。
もう民生用Hubは、Buffaloか、チャイナメーカーか、という感じですね。

ノートPCの無線LANアンテナ変換ケーブルを買ってみた、が…

去年、テレワーク続きだったので、我が家の無線LANをWi-Fi6対応ルータにして、ちょっと古いノートPCも無線LANカードを交換してWi-Fi6対応のintel AX200に交換しましたが、AX200のアンテナ端子がMHF4という小さな端子になっており、ノートPC側の純正アンテナの端子(U.FL)と形状が合わず、やむなくアンテナを別途購入して取り付けていました。

あの当時、アンテナ端子の変換アダプタが品切れでしたが、別の商品が買えるようになったので、購入してみました。

U.FL→MHF4に変換するアダプタです。

U.FL-MHF4 ケーブル IPEX/MHF4ケーブル 3.5cm MHF4メス⇔U.FLオス 1.13mmケーブル 高耐久 超低損失 射頻同軸線 2本入

写真だと大きく見えますが、細くて短いケーブルです。

早速、Dynabook R73/PBを開腹?して取り付けることに。

現状はintel AX200に別の無線アンテナを取り付け中

ノートPC純正のアンテナ端子に、変換アダプタを取り付けるだけの簡単作業…と思いきや。

えっ、取れた!?

端子を取り付けたら、その先のケーブルがポロッと脱落。どうやら端子を取り付けているハンダがあまりに少量で強度が弱く、ケーブルの自重で脱落したようです。2本目も同じように取れてしまって、終了…

脱落してしまった端子

強度なさすぎです。結局、元の後付アンテナに戻しました。ちょっとこれはひどいな。クレーム返品することにします。

今の所、後付アンテナでも不都合ないので、そのままでいいかな~となりましたとさ。