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新機種が出て一世代前になったASUS Zenfone 11 UltlaのカメラのRAW撮影を考察する

ASUSからZenfone 12 Ultlaが登場しました。私の使っているZenfone 11 Ultraも1世代前の機種になりましたね。とは言え、まだ更に1つ前のZenfone 10も販売中で、もうしばらくは併売されると思います。
12になって、eSIMやWiFi7対応、AIの機能がより進化したのがトピックですが、買い替えるほどのものでもないので、息子がスマホを持つようになったらところてん式に家庭内で入れ替えが発生するタイミングで考えるかなといったところです。

さて1世代前になってしまったZenfone 11 Ultraも併売なので、改めてZenfoneのカメラでのRAW撮影を考察します。
先日行ってきた入間基地のランウェイウォーク、広角はスマホで撮りまして、RAWでも撮ってみました。

Zenfone 11 UltraのRAW撮影、一見白飛び?色が薄い

まずこの1枚。

左がRAWデータの撮って出し、右が同時生成されるJPG撮って出し、いずれもWeb用に解像度は落としています。
RAWの方は白飛びしている用に見えるのと、色が薄いです。そしてJPGの方は雲の部分に階調は出ていますが、ホワイトバランスが緑寄り、シャープネス若干強めです。
どちらもそのままだとイマイチですね。

PhotoshopのCamera RAWで自分の好みに現像してみました。

どうでしょう、割とよくなりましたね。JPG撮って出しがこれくらいで出てくれたら文句ないのですが、なぜかRAW+JPGで撮ると、どちらも撮って出しがいまいちという…。
スライダーで比較してみるとこんな感じです。

左がJPG撮って出し、右がRAWを調整して出力した画像

こんなに違うのか、となります。RAWデータは割と懐が深く、白飛びしていると思った雲の部分に階調は残っているんですよね。JPG撮って出しで階調が出ていますし。デフォルトだとレタッチ向きにしているんでしょうか?

もう1枚別の写真を見てみましょう。

RAWのホワイトバランスは悪くないですが、やはり色は薄めですし、雲の部分は階調が出ていないように見えるのは先の画像と同じ傾向。JPG撮って出しはやっぱり青みが強いのと、階調が一見出ているように見える雲の部分もいきなり白飛びが発生していたします。

ではRAWを調整してみましょう。

ここまで良くなりました。小さなスマホのセンサでNikon Z9などを超える画素数の50Mピクセルなわけですが、意外にもクロップするとそれなりに解像度は出ていることがわかります。一昔前の50MPのスマホセンサ&レンズよりは確実に良くなっていますね。

ということで、JPG[撮って出しがもう少し良くなれば、Zenfone 11 Ultraのカメラもなかなか悪くないとは思います。
なぜか、RAW+JPGだとどちらもいまいちなんですよね。

JPG(8MP)だけならこんな感じ

普段はJPGの8MPの設定にしていますが、何故かこれだと色とか階調も悪くないのです。

若干青っぽいのはやはりこのカメラのクセなんでしょうね。とは言え順光なら悪くないですね。シャープネスは若干強めですが、SNSにアップする程度ならこの方がむしろ良いでしょう。

このカメラは普段はJPGのみで撮るほうが良さそうですね。そろそろHEIFにも対応してほしいですけど。


北米モデルだけど結局最後のPioneerドライブを手に入れた BDR-XD08UMB-S

Pioneerが長年製造してきた光学ドライブの製造を終了させたというアナウンスが入ったのが2025年4月、すでに国内市場在庫はなく、あっても価格高騰してしまったBDドライブですが…海外に目を向けると、円安とは言えアメリカ流通品なら日本モデルより送料が入ってもむしろ安いくらいなので、買ってしまいました。

Pioneer BDR-XD08UMB-Sです。BDR-XD08MB-Sの北米市場モデルです。中身は日本向けと同じでしょう。リージョンコードは新品時は未設定なので、DVD再生も問題ありません。付属ソフトが英語版ですが、ソフトは持っているので使わないですし、多分ダウンロードしてインストールは日本語版も可能なんじゃないかなとは思っていますが、そこは試していないのでなんともです。

表面押し上げが加水分解しそうなラバーコーティングなのが不安ですが…

昔のDiscmanを彷彿とさせる上がパカッと開くクラムシェルデザイン

この前買ったIO DATAのは一般的はフロントローディングですが、今回はカパッと上が開く、昔のポータブルCDぷれーやーのDiscmanなどを彷彿とさせる、といっても20代以下の人にはピンとこないですよね。
↓こういう感じのです。これは最強だったSONY Diskman D-Z555、当時5万円近い値段はポータブルでは高額な部類で、グライコ搭載というのがすごかった。

ここまでではないにしろ、PioneerのドライブなのでPureRead4+といった音楽ディスク読み取り能力の高さを謳っています。

音楽CDのデータを忠実に読み取る「PureRead」 こういうこだわりのものがどんどん無くなっていくんですね

傷に強い読み取りが可能だそうです。CDは登場当時半永久に持つと言われていましたが80年代は製造技術が安定していないものもあり、レーベル面の傷に弱く、傷から湿気が入ってアルミ層が腐食して聴けなくなるというのもチラホラ聞かれる話です。90年代以降の製造だと、こうした品質不良も少なくなりましたが、レーベル面の傷は実は信号面側より深刻だったりします。

手持ちのものでは1枚だけ、レーベル面に傷が入ってそこからアルミ層が腐食してしまったものがあります。時間が経つに連れ腐食が進行してしまうのですよね。
サブスクがないとか、再販などされていないCDは、データバックアップしておいたほうが良いかもですね。

Pioneerと言えばハニカム構造

80年代以降のPioneerってハニカム構造が大好きなんです。オーディオ機器のシャシーなどにこぞって採用していましたが、まさか21世紀も四半世紀過ぎた今もそれにお目にかかれるとは。

申し訳程度ですが、Pioneerのアイデンティティのハニカム構造を思わせるデザイン。泣かせますねぇ。大切に使いたいと思います。
もっとも、音楽CDを買う機会って本当に減ってしまいましたね。とはいえ音楽関係は最近はBD販売も多いので、それなりには活躍するでしょう。


Amazonで買えますが、実は向こうのオークションサイトなどで買って輸送費考えてもそっちのほうがちょっと安いかも。日本国内では保証を受けられないので注意が必要ですが、ものは国内モデルと同じです。

EIZO ColorEdge CS2740、電源不調

個人的メモです。2020年12月13日発注、16日到着のEIZO ColorEdge CS2740ですが、ここ2週間ほど、PCの電源を入れると待機状態から復帰せず、電源のLEDランプが橙4回白1回の点滅をして表示されない状態になっています。
主電源を一度切って入れ直すと、正常に表示されることもあれば表示できずLED点滅点滅になることも。

2020年12月購入当時

サポートの情報を見ても、電源を入れ直す、ケーブルを変えてみるくらいしか書かれておらず、何も接続していない状態で電源を入れても発生するため、これは明らかに不具合ですね。

2024年11月に、液晶内に異物が入り、パネル交換をしています。ColorEdgeシリーズは業務用としても使われる機種なので、保証期間が長いです。CS2740は5年保証となっています。

他メーカーだと、この手のハードウェアキャリブレーション対応モニタであっても3年保証が多く、長期間使うディスプレイとしては5年保証は嬉しいですね。

しかもColorEdgeシリーズは修理期間中の代替機貸出にも対応しています。

今回も代替機を依頼します。故障は残念ですが、長期保証は助かりますね。前に使っていたNECのLCD2690WUXiは12年間ノントラブルでしたが。

UGREEN NASyncの写真アプリでAIモデルを作成する

NASの使い方は人それぞれですが、私のように写真をたくさん撮る人にとっては、写真データ置き場をメインとする使い方の人も多いかと思います。
UGREENのNASyncの「写真」アプリですが、最近のCloudの自動認識や仕分けのような機能も対応しているのは以前紹介したとおりです。

写真アプリはAIのカスタム学習も可能なのは前回記事に書きましたが、AIのカスタム学習も可能です。このAIのカスタムモデルは、NAS本体でのみ学習させ設定が保存される仕組みで、Cloudにアップロードさせて処理することはないため、通信も使いません。Cloudだとこのあたりの処理が遅かったりアップロードに時間がかかるのが何店で簡易的なことしか出来なかったのが、ローカルのNASで処理するため、好みに合わせた識別が可能になります。
膨大な写真から個人的に設定した特定写真を検索することが可能なのが面白いですね。

カスタム学習のさせ方

AIには学習をさせなければなりませんが、まずはどういった学習をさせるかの設定を行います。
AIの機械学習でよく出てくるワードに「モデル」がありますが、これは学習させるためのデータそのものを意味します。
すでにNASに保存していある写真データからモデルを作成したいので。「モデルをインポートする」→「NASデバイスからインポートする」を選択します。

すると、初期状態では以下の表示が出てきます。

「モデル訓練パッケージ」をダウンロードする必要があるようです。このモデル訓練パッケージがまさに取り込んだ写真を認識して学習し、その学習の蓄積でAIモデルの認識能力がより進化していくことになります。
「有効にする」をクリックするとインテリジェント設定画表示されるので、一番下にある「モデルトレーニングパッケージ」をダウンロードします。

「モデル訓練パッケージ」だったり「モデルトレーニングパッケージ」だったりと、用語がバラバラなのがまだ日本語版の翻訳熟成度がイマイチなのが少し昔のチャイナクオリティっぽさを感じます。

「モデルを有効にする」を実行することで、NASに取り込まれた写真の独自AI解析が可能となります。書かれているように、画像を読み込んで学習していくので、システムリソースを消費するとあります。このために、UGREENのNASは比較的高性能なCPUが搭載されているといっても良いかもしれません。NASがただのデータ保管場所ではなく、画像管理もしやすくなってきているのは最近のトレンドかもしれませんね。

スペシャルマーキングの戦闘機を学習させてみた

スペシャルマーキングのF-4EJ改ファントムII戦闘機を学習させてみました。
同じものの画像10枚を用意する必要があります。9枚以下はダメみたいです。むしろこの画像を探したいのに、と言う場合にはちょっと使いづらいです。
顔認識より難しいのはわかりますが、ここはもう少し改善して欲しいですね。

画像認識を開始しましたが、終わらない…

何せ枚数が多いので時間がかかりますね。このカスタム学習を始めて半日近いのですが、終わりません…。
終わったらまたブログを更新したいと思います。

他にもAIの識別がある

これ以外に文字認識や、テキスト説明に書いた画像を認識なんてのも出来るようで、これもダウンロードして有効にしました。

ただ、認識準備中で、数十万枚以上ある写真を認識するのは時間がかかりそうです。多機能故に処理に忙しいですね。
ここも気長に待って、識別が得意になったら、またレポートしたいと思います。

とりあえず確保 UHD-BD対応のBDライター Ligitec LBD-PWA6U3Lを買ってみた

GWにこんな記事が出ていました。

Pioneerから出ていた高品質なBDドライブが、ついに事業撤退です。
Pioneerはそれこそ1970年代後半に登場したレーザーディスク(LD)(日本では19681年より発売)を開発以来、長年にわたって光学ディスクドライブの製造に携わってきました。
かつては高品質ドライブの代名詞としてPLEXTOR(シナノケンシ)のドライブも名を馳せていましたが、PLEXTORはDVD-R時代をもってドライブ生産から撤退、そしてついにPioneerも撤退となりました。
実はこのニュースを知る前に、最近もう十数年モノののBDドライブであるPioneer BDR-S03Jの調子が悪く、サザンのBDの読み込みが悪い(このドライブを買ったときもサザンをのBD見てたので、やっていることは十数年変わらないw)ので、そろそろ新調しないとなあと思っていたら先でした。

GW秋葉原に行ってみましたが、時すでに遅し、もはや内蔵型光学ドライブは路地裏のショップですら置いていなくて、かろうじてTSUKUMO EXに2,3機種置いてあるのみでした。
もはや内蔵ドライブの時代ではなくなりましたね。使用頻度が減り、ノートPCやスマホにも繋ががるポータブルのほうがまだ置いています。
恐らく次メインPCを買い替える時は、PCケースも古くなってきているので買い替えようと思い、もう今時のケースに光学ドライブを取り付けるような5インチベイの穴も無くなっているんですね。これも時代の流れです。

自分のいつしか光学ドライブの出番は少なくなり、BD-REやDVD-R、CD-Rの書き込みなんてのもとんとご無沙汰です。若い人たちには光学ディスクすら知らない子も出てきている時代ですからね。
でも光学ドライブが消えてしまうと、音楽CDからスタートした12cmの光学メディアが読めなくなってしまいます。過去半世紀近くにわたって販売された光学メディアが今後読めなくなってしまうのは…。とは言え日本の企業体力では、もう先細りの需要を支えられないのでしょうね。

Pioneerのドライブは撤退後高止まりして、昔ほど読み取り精度云々をもはや気にしないので、安く買えるものでとりあえず読めればいいというものを購入しました。

Logitecの製品自体買ったが何年ぶりだろう? 1万円しないです。同じ型式でELECOMでも販売しています。元々こんな値段でしたが、Pioneerの値段を見た後これを見るとなんと安いのだろう。これで4KのUltra HD Blu-rayの再生にも対応します。
ただ安いのには理由があって、この商品はBlu-rayやDVDの再生ソフトが付属していません。ライティングソフトのPower2Goは付属します(ダウンロード版)。
私は再生ソフトのPowerDVD 21 Ultraがあるので、ソフトなしのこれにしました。

ちなみにUHD BD対応で再生ソフト付きだとこちらになります。

5千円程度高くなりますね(2025年5月現在)

1000年持つとされるM-DISC BD対応ですが、その前に光学ドライブが無くなってしまいそうですね。こういうのもロストテクノロジーなのか。
とは言え生産量が減っても、今でも音楽CDやDVD、BDソフトは売っています。パッケージメディアはサブスクとは別物という認識なんですが、そうも言っていられない時代なんですね。

安い理由、USB端子がType-Cではなく今時珍しいUSB3.0のMicro-B端子です。この端子の左側にMicro USBケーブルを差し込むと、USB2.0相当になるというのは意外と知られていません。もっともUSB2.0だとBDでは転送レートが間に合わないでしょう。DC端子はUSB伸ばすパワーによる電力供給が不足する場合に別売りのACアダプタを使うことが出来ます。うちの環境ではバスパワーで問題なく使えました。

Pioneerのドライブですが、UHD-BD再生にも対応するポータブル、下の商品が最後のチャンスかもしれませんね(2025年5月10日現在)

UGREEN NASync DXP4800 Plusのアプリケーション

中国やアメリカでは2024年からクラウドファンディングで販売しているUGREENのNASync、日本では2025年からの販売ですが、まだまだQNAPやSygnologyと言った老舗NASに比べると、専用アプリは種類が少ないようです。
とは言え、一般家庭で使う用途としては必要十分なのかなとも思います。

以下のページから対応アプリが確認できます。
https://nas.ugreen.jp/pages/download-center

日本で販売されている3モデル(2025年5月時点)は対応アプリはどの機種も同じ

全てをインストールする必要はなく、必要なものだけをインストールすればよいのですが、NASとして最低限、これはインストールすべきというものを入れておきましょう。

セキュリティマネージャー

ウイルススキャンアプリです。通常はPCやスマホからデータを移動またはコピーするのがNASの使い方だと思います。PCやスマホでウイルス対策をしていれば、その段階でウイルスを検出するはずですが、万全を期してNAS側にも入れておけばより安心です
特に外部からアクセス、ダウンロードする場合や、別途ブラウザアプリ、仮想マシン、Dockerを使う際にNASが直接インターネットにアクセスする場合にも効果を発揮するはずです。

同期とバックアップ

データをPCのローカルHDDではなく、最初からすべてNASに入れてしまう使い方の場合には関係ありませんが、PCのHDDとNAS、それぞれで持っておきたい場合には必須のアプリです。
というかそのためのNASと思っているので、デフォルトでこのアプリがインストールされていないのが不思議です。
PCのHDD内のデータをNASにバックアップしてくれたり、同期させる(PCやNASからファイルの追加や削除すると双方で同じファイル構成になる)ことが出来ます。

ただ同期とバックアップの差が分かりづらいのが難点。
同期の場合は、3種類の同期方法が選択できます。

3種類の同期方法が分かりづらい

双方向同期は文字通り、どちらかのファイルが更新されたらそれと同じようにもう片方も更新する設定。これだと、誤ってPC側のデータを消してしまった際に、NAS側のデータも消えてしまいます。
私は上の選択肢では「コンピューターのデータ変更をNASに同期」とし「コンピューターファイルを削除すると、NASファイルは同期されません」にチェックを入れました。

翻訳が不自然な表現ですが、PC側で削除してもNASのファイルは削除されない、であっているかな?

私はこの設定は、基本的にPCの変更はNASに同期するけど、削除は同期しない、と理解しています。
はっきり言って、このバックアップと同期はその差が理解しがたい表記になっていて、日本語訳が不自然なのも拍車をかけています。今までのNETGEARのReadyNASはそういうことはなかったんですけどね。
ここはいずれその挙動を検証してみたいと思います。

DLNA

対応テレビやDLNAクライアントを入れたスマホやタブレットで、NAS内の写真や動画データを再生できるアプリ。
ReadyNASの場合はこの機能は最初からプリインストールされていて、ON/OFFするだけでしたが、NASyncは別途アプリを入れることで対応します。
例えば音楽データを入れておいて、DLNA配信することで、LAN上のDLNA対応クライアントの音楽プレーヤーアプリなどで再生可能となります。
DLNA経由だと、直接データにアクセスするのと違い、アーティスト名やアルバム名と言ったカテゴライズでの検索がしやすくなります。

写真

このアプリを入れえると、個人フォルダにPhotosフォルダが作成されます。
写真アプリ上に写真データをドラッグアンドドロップするだけで、ファイルがコピーされ、アプリ上からは取り込んだ写真データをAIが解析し、人物別に表示することも可能です。
この機能自体は、最近はCloudやカメラ内にも搭載していたりもしますが、NASでもできるのは便利ですね。
さらに面白いのが、AIを自分でカスタマイズできるカスタムAIモデルの作成が可能なことです。

対応ファイルはJPGだけでなく、カメラのRAWデータにも対応しました。Nikon Z9/Z8など最近の機種の高効率圧縮RAWもサムネイル表示できていますね。未だ高効率圧縮RAWが表示出来ないAmazon Photosは見習ってほしいです。

Panasonic LUMIXやNikonのRAW(高効率圧縮含む)ファイルはサムネイル表示可能でした

Nikonだと従来からある可逆圧縮RAWや、OLYMPUS(現OMDS)、Panasonic LUMIXのRAWデータは表示可能でした。
アルバムを作成したりもできます。

ただ、単純に単独作成したフォルダに写真をバックアップしていると、この写真アプリで開けないのは注意が必要です。
当面の使い方として、このアプリのPhotosフォルダには、スマホの写真と動画のバックアップ先とすることとしました。
スマホにもUGREEN NASアプリを入れることで、スマホ内の写真とバックアップ可能です。


「同期とバックアップ」「写真」アプリはもう少し挙動を深堀りしようかなと思います。

このほか、音楽やシアターアプリもありますが、あえてNASのアプリ上で再生するか、PCやスマホ側の別のアプリで単純いNASにファイルアクセスして再生するか、個人的には後者を選ぶでしょうね。とにかくいろいろな使い方が出来そうです。

仮想マシンやDockerについては、機会があれば試してみたいと思いますが、自分の使い方だと仮想OSでWindows xpを動かすとかが現実的かな?

UGREEN NASync DXP4800 Plusの初期設定

導入から2週間以上経過し、落ち着いたので、ぼちぼちNASyncの設定など何をやったか書いていきたいと思います。

まずはHDD4台をマウントさせてRAID5を構築したUGREEN NASync DXP4800 Plusですが、ここからは設定に入ります。
基本的にはWindowsのUGREEN NASアプリから
しかしまあ設定画面のフォントが少し垢ぬけないですね。

ファームウェアの更新

25年4月1日付で、ファームウェア(FW) 1.3.0.2321が公開されているので、これを適用します。コントロールパネルを起動して「システムサービス」→「アップデートと復元」、からアップデートを行います。
※この作業を行ったのが25年4月24日で、その後4月29日に1.4.0.2485が公開されています

ちなみに受け取り時のFWは1.0.0.1730でした。大きな変更はなさそうですが、まず最初に適用しておきます。

IPアドレスは固定設定

IPアドレスは自動で振られるDHCPではなく固定にします。うちのネットワークは192.168.1.*なので、任意のアドレスに変更しました。
今どきはDHCPでも、NASが見つけられないトラブルはほぼないのですが、固定のほうが安心感があるのと、家庭内のLAN環境で使う限り、ドメイン名を覚えるよりIP直接指定のほうが楽なので。

ファイルの設定

SMBをONにします。初期状態はOFFで、ONにしないとPCからNASのファイルが見れないで、ONにしておきましょう。Windowsは以前からですが、今はMacもLinuxもSMBを使えるので、こちらのほうが何かと便利でしょう。なお、LinuxでSMBに不都合があれば、NFSもONにしましょう。

SMBはデフォルトでOFFになっているので、コントロールパネルからONにする

次にフォルダを作成しました。自分専用のファイルは個人フォルダに、ネットワーク上の誰でも見られるようにしたい場合は共有フォルダの下にさらにフォルダを作成します。
私は写真データメインなので、Camera_dataフォルダを作成、そこに写真データを入れます。

Camera_dataフォルダを作成すると、Windowsのエクスプローラーのネットワークでは、個人フォルダはpersonal_folderと言う名称の表示となり、ここはパスワードを入れないと見えないエリアになります。


家庭内やオフィスなどで全体に公開したい場合は共有フォルダにフォルダを作成します。ネットワーク上ではpublic_folderの名称になります。

SSHは任意でONに。SSH認証でログインして、LinuxのコマンドでNASにいろいろインストールや設定ができます。この辺りはLinuxに精通した方のみ使用しましょう。
ちなみにReadyNASでは設定できたiSCSIにはNASync DXP4800 Plusは対応していないようです。まあ私もiSCSIは使っていませんでしたが…。

FTPの設定、何故かFTPSはうまく動かない

FTPもONにしました。使っているカメラ(Nikon Z9/Z8)が撮った写真のFTP転送に対応しているので、撮ってすぐNASに入れたい場合に便利です。
カメラからFTP転送用には、共有フォルダに専用のフォルダを作っておきました。あくまで一時的にデータを移す用途です。

通信をSSLまたはTSLで暗号化するFTPSを使用するのが理想なのですが、カメラ側と接続するためにルート証明書が必要で、今回はWANからFTPでアクセスするわけではなく、あくまで家の中のLAN環境での使用限定なので、暗号化しなくとも良いかなといったところです。

FTPは推奨されていないが、FTPSのルート証明書が必要なため、LAN内のみの使用ということでFTPを使用します

これでカメラ側からNASに直接画像を転送できるようになりました。FTP機能はReadyNASにもあったので便利に使っていましたが、NASyncでも引き続き使っていこうと思います。

以上、基本的な設定が終わりました。この後は追加アプリを入れますが、その話はまた別途。
この後はちょっとした個人的つぶやきです。

NASに興味がなかった人のためのNASとは言うけど

これまで数台のNASを使用した経験から言わせてもらうと、NASyncがNAS初心者に優しいかというと、特段そうでもないんじゃない? という感想です。
初めての人の中には、PCのHDDの取付交換をしたことのない人も多いでしょうし、そもそもHDD単体品を複数買うなんて経験のない人も多いのではと思いますいし、RAIDの概念もそれなりにPCやITスキルがないと理解しがたいかもしれません。
もちろん誰しもが初めてのことはあるとは思いますが、少なくともHDDを自分で改装した経験があり、RAIDやネットワークの知識が多少なりともある人でNASが初めての人、という前提でもない限り、安易にベアボーンのNASに手を出すのはちょっと厳しいところもあるかと思います。
インターフェースも決して他メーカーよりわかりやすいというわけではないですね。
初心者ならこれ一択と言っているのは、先行でバラまれたインフルエンサーの宣伝文句か、他に使ったことがないかのどちらかでしょう。

Cloudは初期投資が安いけど月額や年額使用料がかかり、容量に対する費用も高い、でもバックアップや機材リプレースの必要はないです。なのでデータが少なめの人、スマホで写真や動画をたまに撮る程度のが主体の人なら、個人的にNASまでは不要かなと思います。
UGREENの宣伝がさもNASのほうがCloudより安上がりで便利みたいに言っていますが、HDDは別途購入する必要があり、データ管理が自己責任となる、HDDもクラッシュする可能性がありRAIDを理解し構築運用できないときちんとした管理はできないので、それを考慮すると、一定のITとハードリテラシーがないとNAS運用は厳しいとは思いますね。

とは言え、ファイル管理をしっかりと行いたい方は、NASはあると便利です。USB接続のHDDが一番簡単ではありますが、RAIDでHDDのクラッシュに備えたいとなると、NASのほうが安全で便利です。
それなりにIT知識があり、写真や動画を多く撮る人はぜひ検討してみてください。

クラウドファンディングのNAS UGREEN NASync DXP4800 Plusが届いた

クラウドファンディングとインフルエンサーへの先行配布やSNSなどでガンガン宣伝して、ややうざったい感もあるUGREENのNAS, NASync
一番最初の40% OFFになるクラウドファンディングはサーバーにつながらず予約数いっぱいになり、30%引きの2回目以降の募集でやっと4ベイモデルのDXP4800 Plusを予約できました。そして待つこと2か月、ようやく届きました。日本では代理店がフォーカルポイントという会社のようで、そこから届きました。

現在も20%引きなので、QNAPやSygnologyなどのライバルよりは少し安めに購入可能ですが、正規価格になった時にどれだけ競争力があるかはさておき、今ならその性能に対してお買い得であることには違いない感じですね。
懸案と言えば、高品質なUSBケーブルなどアクセサリ類から知名度を増していったUGREENが初めて参戦するNAS市場だけに、まだ実績が未知数であること、中国メーカーであることもデータを扱うものとしてはちょっと怖い感じもありますが。

YamaroはNASはこれまで数台を導入し、今はNETGEARのReadyNASの4ベイモデルを2台使っていますが、NETGEARは業務用、民生用いずれもNASから撤退してしまいました。
家の外からNASのアクセスできるReadyCloudサービスも終了し、使い勝手の面では後退しているのと、一番新しいReadyNAS 214も導入からまもなく5年、もう1台はReadyNAS 104とさらに古いため、そろそろリプレースを検討する時期でした。
なので渡りに船ということで、新ブランドのNASを導入した次第ですが、基本的には画像や動画のバックアップ主体、気が向いたら仮想OSとかDockerの構築とかやってみようかなといったところです。

箱の中にまた箱! 最近簡易梱包が多い中、ぜいたくな梱包なのはUGREENらしいですが、今の時代ここまでコストかけなくても…とは思います。勢いのあるメーカーらしいですね。
では開梱しましょう。

中の箱も…黒で随分金かかっている印象。ただ説明書の紙に何度も出し入れしたのかなってくらいにシワが入ってるんですよね。
結構筐体は大きい印象です。ReadyNASより一回り大きいですね。

予算の都合上、HDDはReadyNASで使ってきたNAS用のWD101EFAX(10TB)を使いまわしします。これも導入から4年以上経過しているものなので、いずれはリプレースするとして、今回はこのHDDで環境構築します。
今例えば16TBのNAS用HDDを買うと1台4万円強、4台買うと17,8万円、アワワワとなってしまう値段ですね。UGREENのNasyncのCMでCloud代がかからないなんて言っていますが、初期投資のHDD代はかかりますし、バックアップやリプレースなどすべて自己責任です。PCやバックアップに関する知識がそれなりにないと、単純にCloudの代用としてはお勧めできないかな、と個人的には思いますね、どちらも使っている立場からすると。

NETGEARのReadyNASの4ベイモデルより一回り大きいですね。
外観はReadyNASのほうが高級感はありますし、HDDマウントベイもReadyNASは金属&プラ製ですが、NASyncはオールプラ製で若干安っぽい印象ですが、工具なしで取り付けられるのはReadyNASと同様で、使い勝手は悪くないです。

筐体と言えば、やや幅広のNASyncは、ドライブベイ同士の間に隙間があり、ここが通風孔の役割になっているようです。ReadyNASはこのドライブ間の隙間が狭い(その代わりドライブベイのホルダは穴開き構造)ので、筐体もコンパクトな反面、放熱の面ではマイナスだったので、ここはサイズよりも放熱を重視している感じですね。
あとNASyncは筐体の際簿に通風孔がないので、ここから埃を吸い込むことがないのもよいです。というのもReadyNASは筐体横にも通風孔があるため、ここから埃を吸い込んで埃がたまりやすく、掃除しにくかったので、エアフローがシンプルなのはNASyncの美点でしょう。
NASyncはエアフローが後方から前方への吹き出しで、後ろ側にある給気口にはマグネット式の網があり、取り外しが簡単なのでホコリが溜まっても掃除が楽です。これはなかなか考えられています。NASは24時間稼働するので、ホコリが溜まりやすいんですよね。
ReadyNASは前方からの吸い込みで、ドライブベイにホコリが溜まりやすいので、定期的にドライブを外して(もちろんシャットダウンの上)の清掃が必要でした。

HDDを使いまわしで取り付けたほか、512GBのSSDが余っていたので、それも1つ取り付けました。SSDはストレージとしてもキャッシュとしても使えます。

今回はSSD1枚なので、読み出しキャッシュとして使います。2枚SSDを入れれば、RAIDでも使え、RAID1で高速読み出しキャッシュとして使う、あるいは読み書き用のキャッシュとして使うということもできます。この辺りはライバルモデルより進んでいますね。SSDはPCIe Gen4まで対応します。
いずれはSSDを追加したいですね。
頻繁にアクセスするファイル、あるいは動画編集用の一時ストレージすとしても使えそうです。10GbEであればSSDの性能もフルに発揮できそうです。
また、内蔵メモリは標準でDDR5 8GBとこのクラスのNASとしては十分大きいうえに、増設で最大64GBに増やすこともでき、複数のDockerやVM Wareを動かすといった使い方もできそうです。

LANポートは2.5GbEと10GbEを備えています。
10GbEはいずれPCとHubの環境を整えたいですが、我が家はLAN環境はルータと無線LAN AP間を10GbEで、それ以外はすべて2.5GbEに対応させています。
今回は2.5GbEを使用します。このNASの性能をいかんなく発揮するには、少なくとも2.5GbEは欲しいところです。

ではセットアップを開始します。
HPによれば、LANに接続したNASyncの電源を入れて、https://find.ugnas.com/ にアクセスするとあります。 スマホの専用アプリでも初期セットアップや設定にアクセスできるのは今どきですね。ただ今回はPCから設定します。

ネットワーク上にNASが見つかりました。フォントが垢ぬけないですね。一昔前のNASみたいで、ちょっと不安を覚えます。


あとは指示に従ってアカウントを作成します。ところがこの後アップデート画面のまま進まない…
ブラウザをリロードしたら何もつながらなくなった…。

システムの更新プログラム

結局強制終了させて電源入れなおしたら、普通につながりました。なんというか、この辺りあまり洗練されていないですね。

ここでファームウェアのアップデートも促されますが、先にHDDをRAID5で初期化します。
4つのHDDを選択し、RAID5を選びます。RAID5をおすすめされますが、この設定ではHDD1台クラッシュしてもデータを復元できます。
RAID6にすると2台のクラッシュまで復元可能になりますが、その分使用可能容量も減るので、私は4ベイモデルではいつもRAID5にしています。データはメインPCにも保存しているので。もしこのNASだけでデータ管理したいなら、安全を見てRAID6にするとよいでしょう。
あとは初期化です。ファイルシステムはBtrfsを選択しました。10TBx4の構成で12時間強かかるようです。


その間にSSDは読み出しキャッシュドライブとして設定しました。
HDDの初期化が完了したので、各種設定を行いますが、その話はまた別途ということで。

感触としては、後発のNASとして洗練されている部分とそうでない部分が見受けられました。ハード自体は洗練されていますが、ソフトはこれからといったところでしょうね。

19式装輪自走155mmりゅう弾砲の運転席上の姿勢表示

練馬駐屯地での19式装輪自走155mmりゅう弾砲の展示、運転席内は非公開でしたが、横に他隊員さん曰く、今回は自分の所属ではない車両なので中身は見せていない、とのことで、ニュアンスとして非公開としているわけではないような感じでしたが、ちょっと検索した限りでは、車内を公開した写真はないようです。

車両の運転席横の窓の写真を撮ってみましたが、ガラスの反射があったので、AdobeのPhotoshop搭載のCamera RAWでガラスの反射を消してみました…が、この写真についてはあまりうまく消せませんでしたね。この機能はまだ改善の余地がありそうです。
もっとも、薄っすらでも写っていないものは、どう頑張っても復元できないですからね。

さて写真を拡大してみると…

車両の姿勢表示モニターがありますね。その左には緑色のLED表示が。エンジンは掛かっていませんでしたが、りゅう弾砲側も車内も通電しているので、バッテリで動くようになっているのかな?
更に奥にもモニターらしきものがありますが、何が表示されているかまではわかりませんでした。
車両自体は独MANですが、19式装輪自走155mmりゅう弾砲は日本製鋼所が製造しているため、車両以外のシステムは国産なので、ディスプレイの表示も日本語表記ですね。

背の高い車両というのもあり、車内公開は難しいのでしょうけど、どういう感じなのか興味がありますね。

無償版Davinci Resolveで動画のゴミを目立たなくする

先週の入間基地一般公開ですが、カメラは2台、Nikon Z9Z8を持って行ったのですが、NIKKOR Z 24-200mmを着けたZ8で動画とスチル撮影を行いました。
最近Z9ばかり使っていたので、久しぶりにZ8も持ち出したのですが、大失敗だったのが、ゴミがセンサに多く付着していたこと。
事前にテスト撮影を怠った自分が悪いのですが…

大失敗!動画にゴミがたくさん入ってしまった…

スチルはLightroom ClassicでもNikon純正のNX Studioでもゴミ取り機能があるので何とかなりますが、問題は動画です。
動画のゴミ取りって簡単じゃないよねぇ、実はDavinci ResolveにはResolveFXにダストバスターなどの埃除去機能もありますが、これらは有償版でのみ使用可能となっています。

では無償版ではどうすればいいか、1つは周辺の画像をコピーする方法で、Photoshopなどの画像編集ソフトで言うところのスタンプツールのようなものです。
以下のブログに詳しく書かれています。

https://ue4player1.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
https://vook.vc/n/644

ただ、この方法は動画に動きが少ない場合や、周辺の色の変化が少ないシチュエーションに限られます。
私が使ったのはぼかしツールであるブラー(ガウス)です。

カラータブからFXエフェクトを選択すると表示される

まずはシリアルノードを追加します。次に9. ResolveFX ブラーからブラー(ガウス) をドロップします。

シリアルノード03にブラー(ガウス)をドロップして割当る
割り当てただけでは画面全体にブラー(ガウス)が適用されてしまう

このままだと画面全体がガウスぼかしになってしまうので、ウインドウから「円形」のボタンを押します。


すると、円形で囲われた部分のみにブラー(ガウス)が適用されます。
あとはこのサークルをゴミの場所に移動させ、サイズを調整します。

サークルをゴミの写っているところへ移動させ、サイズを調整する

この円形は1箇所だけでなく、何個でも追加できるので、今回は特に目立つ4箇所にこのブラー(ガウス)を割り当てました。

4箇所にブラー(ガウス)を割り当ててみました

今回は複数個所ゴミが写り込んでしまいましたが、幸いどこも背景がちょうど雲り空になっている部分がほとんどだったので、ぼかしがあまり気にならない範疇でした。
一瞬被写体(ここではC-1輸送機)がかぶってしまう場面では、その部分がぼやけてしまいますが、一瞬なのであまり気にならないですかね。
ぼかしも強すぎると弊害があるので、今回はわずかに映り込みがわかるかな、程度のぼかしにとどめておきました。
ゴミは基本イメージセンサの手振れ補正で多少動く程度で、同じ場所にずっと存在するため、編集としては場所をしてあげるだけで、モザイク処理のように人が動くとそれに追従、ということをさせる必要がないです。
これである程度ごまかせたようです。また、今回はすべてのカットで同じ場所にゴミが映り込んでいるので、ここで作成したブラー(ガウス)を割り当てたシリアルノードは他のカットにも採用しました

各カット1つ1つに同じブラー(ガウス)を割り当てるには、最初に作成したブラー(ガウス)のりシリアルノードを「共有ノードとして保存」することで、他のカットにも簡単に割り当てられます。

作ったシリアルノードを他のカットに割り当てるには共有ノードとして保存を選択する

共有ノードを作成したら、適当に名前を割り当てられるので、あとは他のカットにもこのノードを追加するだけです。これはカラーグレーディングなどにも応用できます。

作ったノードは「ブラーガウス埃除去」と命名して他のカットにもコピー

これを出力させた結果が、先日アップした動画になります。

やり方はいろいろあると思いますが、動画の状況によっては、こうした無料でもできる機能で何とかなる、というお話でした。
ああ、でもやっぱりいつかは有償版にしたいなぁ。

次回撮影時には、事前にセンサの状態を確認するようにし、本当に気を付けなければ…


話は変わりますが、Nikonがついに公式HPでNikon Zシリーズの半角スペースを無くし、全てZの後の数字との間のスペースを全機種で削除しました。
例えばNikon Z 9→Nikon Z9になっています。

Nikon Z6IIIではデビュー当初からスペースが入っていなかったので、ここから変更するようにしたのでしょうけど、従来機種も表記変更したようですね。
思えばなぜ半角スペースを入れていたのかが不明ですが、今回見直したのはネット検索でも検索しづらいなどのあったのでしょうね。

Nikonは過去にもFマウントレンズのカタログ表記を何度か変えたりしていて、あまりポリシーがないのか、分かりづらいから変えようと思ったのかわかりませんが、ちょっといい加減な気がしないでもないですね。

90年代のレンズが2000年代になって表記が変わったなんてのもありましたね。F値もF2.8がf/2.8になったり。こっちが気をつけて書いていると公式のほうがブレブレだった。
名前はきちんとポリシーと命名規則を設けたほうが良いと思いますが、FマウントではMicro-NikkorだったのがNIKKOR MCと余計分かりづらくなったりもしていて、何がなんだか。

なお、ブログのタグのNikon Z 9やZ 8は、ここで半角スペースなしに変えてしまうと、別のものとしてカテゴライズされるので、あえてそのままにしておきます。
数十年後、半角があるかないか論争にならないかしら(笑