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ギガビットHubを13年ぶりにリプレースしてみた

ギガビットイーサが普及したのっていつ頃だったかな? うちの環境で言うと、確か2006~7年辺りにギガビットイーサ内臓のマザーボードのPCを導入して、その後機器が増えたので、2008年頃にスイッチングHubを導入しています。

その時代のHubを13年位使い続けていましたが、最近、特定のサイトでネットが遅くなることがあったり、レコーダーからのDLNA配信が突然切れたり、テレビ→レコーダーへのLAN経由でのダビングに失敗と、何かとネットワークに不具合を感じることがあって、まずは13年使った古いHubをリプレースしてみることにしました。

LSW6-GT-8NS/BK
Buffalo LSW6-GT-8NS/BK

Hubも2台使っているので、リプレースも一気に2台です。
しかし安くなりましたね。これいくらすると思います? 1台たったの2200円(笑)

Amazonでも3千円弱です(執筆時点)

買ったのはバッファローダイレクト。自社サイトなのにアウトレット品を売っていて、今回買ったのも整備済み品、初期不良などで返品された製品を修理して再販しています。整備済み品も新品と同様の保証が付きます。新品と違って、パッケージが簡易で、取説もありませんが、そもそも必要もないですしね。

買ってから気づいたけど、8ポートあるので、これだけあれば必要十分でしょう。今どきのは、使わないポートには電気を流さないので、省エネ性能も十分です。

最近は2.5~10GbのHubも出回り始めていますが、まだ価格が高く、対応機器も去年買った無線LANルータのWXR-5950AX12くらいしかないので、今回は従来どおりの1000BASE-TのHubにしました。
もう2,3年後には、2.5GbのLANも少しは安くなってくるでしょう。その頃には、ネット環境も10Gbのフレッツ光クロスもマンションプランが出てくるかな?(2021年5月現在戸建てプランのみ)

お役御免のHub

どちらも13年ほど使ったHubです。左のCoregaなんかは、もうブランドが消失(業務用向けのメーカーのアライドテレシスに統合消滅)、右のNETGEARも、もうHubはコンシューマ向けの製品は作っていませんね。
もう民生用Hubは、Buffaloか、チャイナメーカーか、という感じですね。

寝室の無線LAN環境改善にWiFi中継機WEX-1166DHP2を導入

前回のブログでは、BuffaloのWiFi6対応無線LANルータWXR-5950AX12を導入した記事を書きましたが、予想はしていましたが、あれだけアンテナがニョキニョキの製品でも、どうもうちのマンションでは、ルータの対角線上にある寝室までのWiFiの電波の通りが悪く、あまりやりたくはないですが、中継機は必要だよね、ということに。

今回、WXR-5950AX12導入で、リプレースの対象になった古いWRZ-1750DHPを中継機に回しても良かったのですが、なにせ古いので、今回はまたまたアウトレット(ただしバッファローダイレクトではなくAmazonアウトレット)で、たまたまお安く出ていた中古品(実質再生品?)を導入してみました。

Buffalo WEX-1166DHP2

もちろん、11ax(WiFi6)ではなく11ac(WiFi5)ですし、2アンテナで2X2通信で、11acでも最大866Mbps通信しかできませんが、中継機ですし、寝室はある程度回線速度が確保できればそれで良いので、必要十分でしょう。外付けアンテナ、というのも良いですね。個人的に、内蔵アンテナに懐疑的なので…。

洗面所の上に設置

親機と寝室の間の洗面所に設置してみました。コンパクトですね。ちなみにコンセント直付けも可能です。

WiFi Analyzer(Androidアプリ)計測したところ、同じ5GHz帯で、寝室での電波強度は-80dBmから-55dBmに改善しました!

Wifi Analyzerで電波強度の差が歴然


約25dBm電波が強くなりました。これは出力で言うと、316mW改善していることになります。親機に直接つなぐと、寝室の端のほうは、上の画像のように-80dBm前後、条件によっては電波が途切れたり、応答が遅かったりすることもあるので、中継機で大きく改善したと言っていいでしょう。

中継機経由での実際のネットの速度も、特に問題ない感じでした。
中継機は、そもそも中継機の設置場所に十分な電波が届いていないと(電波強度的にも電波品質的にも)、当然ながらその先のスマホやPCなども十分な回線速度が出ません。なので、そもそも電波が届きにくい場所に中継機を設置するのは意味がないのですが、某価格比較サイトで評価が二分されているのは、電波強度と電波品質の両方が確保できないと、中継できないという難しさでしょうね。特に電波強度があっても、外来ノイズが多い環境だと、回線速度も遅くなります。

電波は目に見えないだけに、条件が難しいですね。
我が家では今のところうまくいきましたので、中継機としての評価はまずまずといったところですね。

テレワークも続きそうなのでBuffalo WXR-5950AX12を導入

テレワークが続きそう、ということもありますが、我が家のネットワーク関連機器も一部古い機材があるため、リプレースと改善を行うことにしました。

まずは第1段として、無線LANルータ(APとして使用)の更新です。
一番古い、7年前のBaffaloのWZR-1750DHPをリプレースします。この機種は、USB端子2系統(1つはUSB3.0)、ギガビットLAN4系統、11ac Draft版を搭載した、現在主流の11ac(WiFi5)を搭載した機種の走りで、当時としてはかなり高機能だった機種です。

Buffalo WZR-1750DHP 11ac Draft版を搭載 7年間使いました

さすがに7年使って、ラバー塗装な外装は加水分解したので(こんな塗装使うなよ…)、無水アルコールで拭き取り使っていましたが、そろそろ潮時ですね。

もう1台、和室のメインPC部屋で使用している、3年前のWXR-1900DHP3は、これもアウトレット価格で1万円しなかった割に、そこそこの機能、そして外部アンテナはやっぱり良いですね。

今回は、せっかく新しい11ax規格の製品もぼちぼち出てきたので、無線LANルータも、せっかくだから11ax(WiFi6)対応にしたいなと。(子機側がまだ対応機種ないですけどね…)

探していると、バッファローダイレクトのHPが目に止まりました。公式だけど、中古とかアウトレット品、再調整品(リファービッシュ:不具合などで返品された商品を修理、調整して再販するもの)があり、その中に、最新かつ最上位機種のWXR-5950AX12があるではないですか! しかも新品最安値の4割引き位の安さ!
ただ、見つけたその日は在庫切れだったので、何日か待ちました。そして、在庫ができたので、ポチった次第であります。

アウトレット・整備済み品、いわゆる再調整品、まだ新しい機種なので、多分不具合とかで返品されたんだろうな…。この機種、無線が断続するという評価もあり、評価が二分されている印象です。ただ、メーカー調整品ということは、きちんと点検されているので、そこはある程度安心要素だったりします。個人的に、再調整品はほぼ新品でお買い得と思っています。

再調整品は外箱なし

再調整品らしく専用外箱ではなく、包んだだけの簡易包装

再調整品なので、外箱はなく、プチプチで本体と付属品を包んであるだけです。今は説明書も何もかもダウンロードの時代なので、余計な箱も不要ですね。これからの時代、これで十分な気もします。

本体は大きいが付属品は台座とACアダプタ、10GBaseのLANケール部1本でシンプル

本体はかなり大型です。近年、上級ルータになればなるほど、CPUの発熱も大きいためか、ヒートシンクも大型となり、筐体が大きくなるようで、従来のルータの2.5倍位ありそうです。それでも、ASUSなどの最上位機種よりは一回り小さいそうですが…。

10GbpsLANとWANポートが1系統、ギガビットLANが4系統搭載、11ax(WiFi6)対応のハイエンド機種です。そのこだわりは、Impressの記事にも書かれています。
まだ10Gbpsのインターネットもこの4月に始まったばかり、LANも10Gbpsはまだまだ普及していませんし、当然我が家も未導入ですが、将来余裕ということで。

別に他社に嫌とかBaffaloにこだわりがあるわけではないですが、これまでそれなりに安定して使えているのと、設定項目もそれで慣れてしまっているので。ASUSとかNECも使ってみたいのですけどね。

設置してみたが、デカいのなんの

アンテナが1本で2本分(80MHz+80MHz)という構成なので、アンテナ自体が大きく平べったいのですが、本体が何より大きいので、設置は苦労します。アクセスポイントは、そこそこ高い場所に設置したいのですが、現状こんな感じになってしまいます。

天井の段差にアンテナが当たるので、こんな設置になってしまった

アンテナの向きは、指向性があるため、メーカーの指定方法で向きを設定、場所と機器の向きの関係で、少しだけアレンジしています。

11ac機器だけなので、大して変わらないと思ったが…

現時点で我が家には、11ax対応機種はないため、11acのノートPCで計測。純粋に無線のスループットというよりは、インターネット回線も含めた計測ですが、古いルータのときよりは速度は上がっている感じですかね。あまり良い測り方とは言えないので、参考まで。体感はあまり変わらないかな。

ネット速度もそれなりに改善?

アウトレットなら買い、正規価格ならライバル他社も比較検討すべき

今回は、Buffaloの最新最強機種がアウトレット価格でしたが、正規価格で買うのであれば、同社の下位機種や、ASUSやNECといったメーカーも候補に入りそうです。

正規価格だと、執筆時点で3万円オーバーのWRX-5950AX12、まだコスパは良くない気がしますね。

WXR-5700AX7Sなら、3万円を切る価格ながら、割と5950AX12に迫る性能、WANポートが10Gbps対応と、これも筐体が大きいですが、WiFi6対応の最新機種です。こっちのほうが売れ筋になりそうですね。

WSR-5400AX6もミドルクラスで、2.4G帯の速度は遅いですが、5G帯は上位機種に迫る速度です。10Gbps回線やLANを構築しないなら、アンテナ内蔵でサイズも標準で、コスパは良さそうです。

NECのAM-AX6000HPは、上位機種でもアンテナ内蔵でスッキリしているので、スペースが余り取れないならNECでしょう。NECはNTTのレンタルルータも手掛けていて、安定性には定評があります。
NECのAtermといえば、私も大昔、ISDN時代のTAを使っていましたが、無線LAN時代になってとんとご無沙汰です。少々お高めなのと、USB端子がなく、プリンタやHDDなど繋げられないので、付加機能がなうというのが欠点ですが、それらが必要ないなら、シンプルでよいですね。

もうなにか生命体にしか見えない、ASUS最強のゲーミングルータGT-AX11000、お値段もちょっとしたパソコンが買えてしまいそうです。設置場所も相当取りますし、アンテナがこれだけ出ていると、リビングに置ける感じではないですね
でもASUSはこれ以外に、エントリークラスからミドルクラスまで、WiFi6対応機種が充実しています。今一番旬なルータメーカーでしょう。


というわけで、11ac DraftでWiFi5を導入してから7年、今度はWiFi6を導入しました。
こうなると、WiFi6対応の子機(受信側)も欲しくなりますね。ということでちょっと検討します(謎