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【2013年12月】ANA機体整備工場を見学

今から8年前、羽田空港に隣接する、ANAの機体整備工場を見学した時の写真です。
たった8年前ですが、写真に写っている機体で、B777型は現在全て退役しています。よって、もうこの写真は貴重な現役当時の写真、ということになります。

ANAもJALも、コロナ禍の航空需要低迷を受けて、2020~2021年にかけて、機齢20年前後のB777型を大量に退役させました。その多くは、アメリカの、いわゆる飛行機の墓場で、再び空を飛ぶことなく、部品取りとなっているようです。

B777型がデビューした20世紀末には、ハイテク機のイメージが強かったB777も、もう退役なんですね…。
政府専用機が、B777-300ERを採用し
ただ、B777は新型のB777-8と-9が、計画より遅れているものの、2022年には納機が始まるとされています。

撮影機材はNikon 1 V1と1 NIKKOR 10-30mmと30-110mm、今見ると画質は…。ハイライトが飛びやすく、旧世代のセンサ感は否めないですね。レンズも画質はいまいちかな。Nikon 1シリーズが仮に今も続いていたなら、マイクロフォーサーズのように、もう少し画質は向上しているでしょうね。最終世代のJ5も画質はなかなか良かったようですから。
このときの見学では、たしか大きなカメラの持ち込みはできなかったと記憶しており、当時使っていたD800なら、もっときれいに撮れていただろうな、と思います。
なお、執筆現在も、コロナ感染症予防の観点から、工場見学は休止となっています。

【百里基地】2020年12月1日の記録(こぼれ写真版)

1年前までは、百里基地でもファントムが飛んでいましたね。世界で最も新しいファントム440号機が百里基地を去ってラストフライトしたり、F-2もAGG(空対地射爆撃訓練)をやったりと、航空ファンにとってはちょっとしたお祭りのような1日でした。

撮影枚数も多く、ブログに掲載できなかった写真も多くあります。その中から、いくつかチョイスして現像してみました。
あくまでも「こぼれ写真」なので、こんな事もあったか~という記録みたいなものです。
あれから1年、百里基地はすっかり静か、カメラマンもまばらだったり…。
ファントムが去っても、自分に撮ってはホームの撮影場所、これからもF-2を撮ります。
今月半ばには米軍との訓練もあるみたいですが、仕事が忙しくなってきて行けるかどうか…。

【2021年11月27日】陸上自衛隊観閲式の要人輸送ヘリ

前回、2018年の観閲式の写真をアップしましたが、2021年の観閲式は、周知の通り、一般非公開でYoutubeによる配信のみとなりました。
観閲会場も、従来の朝霞訓練場は、オリンピック会場の射撃競技が行われていたために、現在も片付けの最中とのことで、別会場でした。

今回は、受閲部隊も航空機の参加はなかったわけですが、岸田内閣総理大臣は要人輸送ヘリのEC 225LPで観閲会場に向かいましたので、その姿を我家のベランダから捉えることが出来ました。

600mmレンズに1.4倍テレコンで更にDXフォーマットにクロップ、上の3枚はトリミングしてこのサイズです。
遠いよね…。そして気温は低くても、晴れているので、陽炎の影響で画像は鮮明ではないですね。2枚目の写真で、何とかシリアルナンバーが確認できました。

さらにもう1機飛来。基本的に、要人輸送ヘリは全部で3機存在しますが、そのうちの2機で運用します。1機は予備機です。このどちらに岸田内閣総理大臣が乗っていたかは、写真からは判別できません。
シリアルナンバーも…多分JG-1024かな? 陽炎の影響が大きくて、画質は良くないですね。

観閲式自体は、装備品は静態点時のみで機動展示もなかったので、非常にシンプルでした。
大規模な展示は、自衛隊側の訓練負担も大きく、コロナ禍を期に、そして自衛隊の任務も幅が広がっていることから、こういうシンプルな観閲式が通常になっていくのかな?

【2018年10月14日】陸上自衛隊観閲式

2021年11月27日、陸上自衛隊観閲式が朝霞駐屯地で、一般非公開にて実施されました。

令和3年度自衛隊記念日観閲式


2019年より猛威を振るうCOVID-19、日本国内ではやっと最近感染者が減少しましたが、海外ではまた感染者が増えているとの報道もあり、今年の自衛隊のイベントも、多くが中止や非公開となりました。
今回の観閲式も、Youtubeによるライブ配信となりましたが、今後もこういう形式での配信公開が通常になっていきそうですね。

さて、ここでは、2018年に陸上自衛隊朝霞駐屯地で開催された観閲式の様子をアップします。
この年は、事前公開と本番、両方とも見ることが出来ました。今回は、旧ブログではアップしていましたが、こちらのブログにて、本番の写真を再アップします。安倍総理大臣の時代でした。
この日の朝は雨でしたが、観閲式が始まる頃には止んで、何とか天候は持ち直しました。中々貴重な体験でした。

【百里基地】2021年11月19日の記録…というかTC-14EIIIのテスト

これが年内最後の百里基地かな? 12月は忙しくなりそうで、休みが取れないかも…というのと、昨日書いたテレコンTC-14EIIIのテストも兼ねて、行ってきました。

今回はちょっと撮影ポジションをまずった…。C-2輸送機が来ていたのは、降りは見えず、上がりはお買い物中…
途中車内で居眠りしてしまって、F-2の4機編隊の進入を撮り逃がす…

というわけで、撮影結果としては散々でしたが、TC-14EIIIのテストは出来たので、これはこれで。
写真としてはF-2の転がりばかりでツマラナイですが。

TC-14EIIIのテスト結果ですが、AF-S 600mm f/4G ED VRに取り付けると850mm(計算上600x1.4=840mmですが、Exif上では850mm表記)となりますが、久しぶりに手持ちで850mmだと、やっぱり歩留まり下がりますね。鍛えないと。
画質としては、テレコン云々以前に、晴れていたので陽炎の影響があるので、正確な判断は難しいですが、戦闘機撮影には十分使えますね。ただ、少し前後が二線ボケになることもあり、背景は選ぶ必要がありそうです。
絞りも、今回はほぼ開放でテストしましたが、少し絞ったほうが画質は向上するようですが、開放でもそれなりに使える印象でした。
順光で条件が良ければ、解像力も問題なさそうですが、やや暗い場面では少し厳しいかな…。これは、Z 9だと果たしてどうなるか。気になるところです。

転がりばかりですが、最後にアラハンへ向かうF-2、AAM-3AAM-4Bの実弾を装備しているのを見ることが出来ました。
スクランブル発進待機のため、武装してアラートハンガーで待機するわけですが、射程の長いAAM-4Bまで搭載しているのは初めて見ました。2010年より改修が始まり、現在は8割程度の機体がAAM-4B搭載改修を終えており、レーダーも改修されてJ/APG-2となっているそうです。
F-2も対艦のみならず対領空侵犯措置任務も重視されているマルチロールファイターですし、近年、中国やロシア機の活動も活発になってきているので、AAM-4Bを搭載した任務もますます重視されてきているでしょうね。
戦闘機の開発ノウハウのあるアメリカやイギリスなど諸外国ですら、近年開発は順調に進まないですから、F-3も計画通りに開発されて、2030年代にF-2から置き換えるのは容易でないでしょうから、国産の強みを生かして、F-2の改良も行ってほしいですね。

独フリゲート「バイエルン」を見に東京国際クルーズターミナルに行ってきた

何だか横田基地にアレが飛んできているみたいですが、6日土曜は妻がお仕事、子供を見なければならないので、横田は難しい。
ということで、子供らを連れて5日に東京に入港した、ドイツ海軍のブランデンブルク級フリゲート「バイエルン」(F217)を見に、東京国際クルーズターミナルに行ってきました。

以前は、こうした海外の艦艇は晴海旅客ターミナルで受け入れていましたが、東京国際クルーズターミナルの開設に伴い、晴海旅客ターミナルは廃止が決定され、近い将来解体が予定されています。ただ、普通に開いてはいるみたいですけどね、解体の話はどうなっているんだろう?

東京国際クルーズターミナル、お台場の船の科学館隣に出来ていまして、行くのは初めて。車で直接乗り付けられて、それほど広くないですが、駐車場も併設されています。

晴海埠頭は、レインボーブリッジをくぐれない大型客船が増えてきたことから、レインボーブリッジ手前にあるお台場に旅客ターミナルを作ったようですね。

ただし、写真撮影的には、船が接岸している場所は、昼過ぎはちょうど逆光なんですよね…。
対岸は貨物ターミナルなどで、一般人は入れませんから、順光を狙うなら午前中か。あるいは午後海上から見るかのどちらかですね。

「バイエルン」は、ブランデンブルク級フリゲートの3番艦として、1996年に就役した艦艇。艦齢は25年なので、ベテラン艦ですね。
ホストシップの護衛艦「さみだれ」も2000年就役なので、世代的には同じ艦艇になります。
両者とも、初めてシースパロー短SAMの発射機をVLS(垂直発射機)化した艦艇で、同じOTO76mm単装速射砲を搭載しています。
船体は「さみだれ」のほうが一回り大きく余裕がありますね。

対艦ミサイルは、日本語のWikipediaではエグゾセとなっていますが、ドイツ語のWikipediaではハープーンとなっており、外観上もエグゾセではなくハープーンですねこの台座。ドイツ語のWikipediaによれば、2015年に運用終了のためハープーンに改装されたようです。

また、RIM-116 RAMは、アメリカと独の共同開発なので、独の艦艇に広く用いられています。最近は海上自衛隊も搭載し始めていますね。

ヘリコプターは、欧州ではおなじみのリンクスで、小型なので船体の比較的小さなブランデンブルク級も2機搭載しています。
より大きな、今回のホストシップでもある護衛艦「さみだれ」は、機体もリンクスより大きいSH-60J/Kなので、通常は1機搭載です。

ドイツらしいなと思ったのは、リンクスが理路整然と並べられ、機体の塗装も美しいことでしょうか。この辺りは、お国柄が出ますね。

ブランデンブルク級の船体も、独らしく乾舷が高い重厚なイメージです。
ただ、やや船体の大きさに余裕はないように見え、シースパロー短SAMのVLSは船体に収められなかったために艦橋前の高い位置にあるため、前方視界が悪そうに見えるのと、重心が高くなりそうな感じです。
レーダー類は欧州の標準的な構成ですね。

元々、中国も訪問する予定だった「バイエルン」ですが、中国側から入港拒否されています。そもそもドイツの艦艇がインド洋や太平洋方面、日本に来るもの20年ぶりです。
元々、左派政党のメルケルと中国共産党は蜜月とも言われていて、ドイツも今は中国向けの自動車生産が主力です。地理的に中国とドイツは離れていて、戦略的にはお互い利害関係はなし。
一方で開かれたアジア太平洋、航行の自由作戦は、イギリスやフランスなど欧州も参加しているため、そちらの顔を立てなければならず、どっちつかずの印象です。
エネルギー政策も、化石燃料と原発依存をなくしていくと言いつつ、いざとなれば周辺国に依存する、特にロシアとエネルギー政策で連携もしていたりと、八方美人なんですよね。

それはともかく、純粋にドイツ艦艇を近くで見られたのは良かったです。

【百里基地】2021年10月29日の記録

今まで忙しかった仕事が一段落して、これは休んじゃっても良さそうかな~という感じになったので、急遽休みをとって、百里基地に出向きました。
全くのノープランです。そもそも「魔金」と呼ばれる金曜日、しかも月末、全く飛ばない「ノーフラ」もありえますが、それはそれで。

午前中は…朝、小松基地のアグレスが来たらしい、ということはわかったのですが、残念ながら間に合わず。

午前はF-2飛ばず…。

そららでお買い物して、みんなの台所でお昼買って、さて午後はどうだろう?

アグレス タキシー開始!

お、予想より早く動き出しました! しかし1機だけ、なぜ百里に来たのかな?

ECMポッド、ALQ-131(V)をセンターに下げていますね。ファントムが退役してしまったので、今やこれを下げているのはF-15DJのみですかね。

そしてやっと3SQのF-2も上がりました。

しかし、地元の航空ファンには、F-2って人気ないんですね。みなさんアグレスが上がったら帰っちゃった…。
確かにファントムやイーグルより機体が小さく、映えないのかもしれませんが(洋上迷彩も余計に)、あと十数年後には退役間近になって、ファントムの時みたいに…。撮れる時に撮っておく、これが写真の基本と思っています。撮り鉄も飛行機界隈も、退役が近いから撮る、じゃないよなぁ~なんて個人的に思いますが、まあそれはそれで。

こちらはハイスピードタキシーを実施。

晴れていて昼間は気温が高かったけど、時々風も強かったので、場所によっては割と陽炎の発生が抑えられたような。

さて撮影ポジションを移動して、さっき上がった2機の降りを。

やはり数カ月ぶりの撮影、流し撮りの腕が落ちてるな…。せめて月1とは言わなくても、2ヶ月に2回は撮っていないと、完全に腕が鈍りますね。

帰り支度していると、あれ、また上がるかな、と思いきや…

引っ張られてますね。この後アラハンに格納されました。
ということで、この日はお開きとしました。この時点でまだF-2は機体格納されていなくて、ナイトもやったみたいですが、その時間まではいられないので。

今年はあと1回は行きたいけれど、仕事の関係上、思いつきで休みが自由に取れない感じになっているので、タイミングが合えば、ですかね~。

今回はテレコン未使用ですが、割とテレコンなしでもF-2の撮影行けるな、と再認識。画素数に余裕があるD850なら、クロップ耐性も高いですし。画素数が同じZ 9を導入しても、同じ感覚で取れそうです。

【2016年10月23日】陸上自衛隊観閲式で飛来した航空機

もう5年前、陸上自衛隊朝霞駐屯地で行われた中央観閲式。
行けませんでしたが、職場が近所だったので、休日出勤の合間に、嫁さんのNikon 1 J3を借りて撮った写真。なので画質はいまいちですが、記録写真ですね。
何気にC-1FTB(28-1001)も飛んでいたいんですね。
米軍のオスプレイも飛び、ブルーインパルスも飛んだ。
コロナ禍にあって、当たり前が当たり前じゃなくなった今ですが、いつしかこういうイベントも通常通り行われることを願っています。

【2016年10月13日】陸上自衛隊観閲式予行

5年前の今頃、初めて陸上自衛隊の観閲式に行ってきました。ただし予行ですが。
陸上自衛隊の朝霞駐屯地は、我が家からそれほど遠くないので、自転車で行きましたね。

予行なので、お偉いさんの代理が、役名をぶら下げて実施していました。
とは言え、ちゃんと車両や航空機も出てきますし、初めてだったので、撮影すると言うよりはその雰囲気を掴む、と言う感じでした。
曇っていて、航空機は逆光気味なのが残念でしたが、割と航空機も見れたので良かったかなと。

自衛隊では、観閲式を、陸海空毎年持ち回りで実施していましたが、東京オリンピック2020の開催やコロナ禍の影響で、その開催の順番や、開催そのものが不透明です。

2020年は航空観閲式を入間基地で無観客で実施し、ライブ配信となりました。今年は陸上自衛隊の番でしたが、オリンピックもあったので、そもそもやらないようですね。
2022年は海上自衛隊の観艦式となっていますが、実施方法については検討中のようです。
コロナ禍が終わったとしても、今後の観閲式は、自衛隊の負担が大きいことから、規模縮小やライブ配信が中心となりそうですね。実際に、富士総合火力演習は、既に去年も今年も、無観客のライブ配信でした。
今後はライブ配信が増えそうですが、やっぱり生で観たいですね。さてどうなるやら。

ステイホームでテレ(望遠)ワーク

COVID-19のデルタ株は蔓延し、仕事も忙しいので、しばらく飛行機は撮りにに行けないと思っていたけど、先日のブルーインパルスもそうですですが、家からは割と、ベランダや窓から飛行機が撮れる環境だったりするので、撮りに行けないフラストレーションは、それなりに発散できているような気がします。

United B787-9 (N26966)

Luminar3で、不自然にないすぎない程度に、ちょいと弄っています。
これを撮った先週金曜日、久々にテレワーク(仕事の方の在宅)していましたが、Flightrader24を見ていると、羽田に降りていく航空機が、以前よりは多くなり、機体も大きくなってきている気がしました。
去年の今頃は、そもそも飛んでいる機体も少ないですし、B737のような比較的小型の旅客機ばかりが飛んでいました。
特に、今は国内線国際線問わず、中型のB787が増えてきましたね。反対に、B787の前身モデルとも言うべき、ベストセラー中型機のB767は、かなり数を減らしている感じがします。

写真はユナイテッド航空のB787-9で、国際線機材も、以前のB747ジャンボは愚か、B777のようなロングボディの機体よりも、更に小さい中型のB787系、A350系が今後は増えていくのでしょうね。
これだけコロナウイルスが蔓延していると、とても海外出張も海外旅行も難しいですしね、航空需要も旅客はしばらくは低調でしょうね。

2021年8月20日の尽き

月、こちらもLuminar3で不自然にならない程度にいじっています。雲の多い日で、雲の切れ間を狙って撮影。
600mmだと、ノートリミングではこの程度しか映りません。でも、たまには引きの写真ということで、雲を入れて、少し雲のコントラストを上げてみました。

今担当している仕事が忙しいので、戦闘機撮影もしばらくお預けですかねぇ。そもそも緊急事態宣言中ですしね。