GW休み直前、以前同じ部署だった職場の仲間と行きつけのお店へ。
今回は最後に飲んだ「みむろ杉」が大好きでした。作(ZAKU)のImpression Hも久しぶりだな。Gはそこそこ飲むんですが。
ほんと気持ちよく飲めるって幸せです。そして酒に合う肴が揃っているのが最高ですね。
先日フォトミックファインダーの電池切れで代用電池を利用して交換した話の続きです。
フォトミックファインダーは電池の電圧によって露出計の針の振れ方が変わってくるようで、本来の水銀電池BR-9の公称電圧1.35Vに対し、これまで使っていた代用電池であるV625Uは1.5Vとなっているため、この電池のまま過去にニコンにメンテナンスに出して露出計を調整してもらっていたこともあり、もしや今回入れた公称電圧が水銀電池と同じ1.35Vの電池MRB625では、露出計がズレてしまう懸念があります。
ということで、手持ちのカメラでは最新のフィルムカメラであるNikon F100の露出計をベースに比較してみることにしました。
まずはNikon F100にAI Nikkor 24mm f/2を装着します。Nikon F100は、非CPUレンズの場合はマルチパターン測光は使えず、中央部重点測光とスポット測光のみとなります。手持ちのフォトミックファインダーはどちらも中央部重点測光なので、それに合わせる形です。
ただ、測光特性は厳密には各機種で違うと思われ、あくまで目安です。
壁にLEDライトを当てて、フィルム面と壁の距離は30cm、床面からの高さも一定となるようにしています。
この条件で、F100では1/500秒を表示。これをリファレンスとします。
ではFをミニ三脚にセットして同じ条件で測光してみます。
同じ絞りf2、シャッタースピード1/500秒にしてみると、メーターは中央の適正露出から少し左側(オーバー側)に振れました。
この状態でシャッタースピードを1/1000秒にすると中央より少しアンダー側にメーターが動くので、F100と同じ条件では0.5EVほどオーバー側にメーターが振れる、つまりメーターが中央になるように絞りを調整すると(シャッターは1EV毎にしか設定できないので) 、F100と比べて0.5EVアンダーな露出になるということです。
この程度の差であれば、この古いカメラの露出系精度からしたら、ほぼ誤差範疇と見てよいでしょう。
どのみちラチチュードが広いネガフィルムしか使わないので、十分な精度があると思ってよいですね。
ついでということで、過去に絞り連動レバーとの機械連結不具合を自己修理したF2 Photomicの露出計の精度も見てきます。個人的にはややアンダー目に出る印象があったのですが、果たして…
なんと、F Photomic FTNと同じになりました! ちょっとアンダーかなと思っていましたが、逆に0.5EVオーバー(F100比)でした。
構造的に、Nikon Fのフォトミックファインダの最終形であるPhotomic FTNと、モデルチェンジしてF2は登場したときの最初のフォトミックファインダがF2 Photomicであるため、ほぼ同じ機構を踏襲しているためか、使い勝手もほぼ同じなんですよね。そして今でも比較的修理しやすいのがこの2つのファインダです。
F2は、このあとのフォトミックファインダよりも、デザイン的にはこの初代のフォトミックファインダが好きですし、LED表示などではなく針式というのも見やすくてよいのですしね。
ということでこの2機種、ネガフィルムなら内蔵露出計にほぼお任せで問題なさそうです。
ついでと言ってはなんですが、手持ちの超シンプル反射光式露出計のSEKONIC L-188でも計測してみました。
反射光色のSEKONIC L-188はシンプルの極みの単体露出計ですが、これが一番使いやすいですね。
さて、全く同じ条件は難しいにしろ、壁の反射光を測ってみると、フォトミック2台とは逆に、0.5EVアンダー側に出ていますね。
見方としては、1/500秒の場合は絞りがf1.4とf2の間が適正露出と判断しています。
この露出計は主にTTL露出計を搭載しないBRONICA S2で使っていますが、概ねこれの示す値から周辺状況を考慮して露出決定しています。
まあ、この程度のズレなら許容範囲かな。
ということで、大きくズレている露出計はなく、ネガフィルムであれば概ね問題なさそうですし、リバーサルでもこれらの特性を理解すれば、概ね適正に持っていけそうです。
最近フィルムが高くてペースは落ちていますが、今度撮影に行こうと思います。
親父から四半世紀前に奪い取ったNikon F Photomic FTN(正式名称はFが付かないNikon Photomic FTNですが、ここでは通りが良いようFを付けています)ですが、交換式ファインダーに露出計を内蔵しています。
1959年にNikon Fが発売された当初は、交換式ファインダに露出計内蔵のものはなかったのですが、その後、外部測光(撮影レンズとは別に専用の受光素子で外光を受光して測光する)のPhotomicファインダが登場、以降TTL平均測光に対応したPhotomic T、中央部重点測光に対応したPhotomic TNを経て、レンズのカニ爪と連結し絞りリングを最小値に合わせることで開放f値が設定できることで開放測光を可能とした最終形のPhotomic FTNへと進化しました。
親父が1970年に新品で購入したPhotomic FTNは、ファインダ側に露出計の電池ボックスがあり、ファインダを取り外すことでアクセスできます。
その電池がついに切れてしまいました…。電池テックボタンを押してもメーターが振らなくなりました。
MR9という型式のボタン型の水銀電池2個を使用するのですが、このMR9は毒性の高い水銀を使用することから、1995年には製造中止となり、21世紀に入ると入手困難となりました。
このため、代替方法が必要となります。
作成はやや古いですが、こちらのまとめページに詳しく書かれています。
SR44やLR44ボタン電池を代用する案が最も手軽ですが、これらの電池の公称電圧が1.5Vなのに対し、水銀電池MR9は1.35Vです。
このため、関東カメラサービスの抵抗入りのアダプタを使うか、抵抗なしで露出がずれるのを承知で使うか、あるいは同形状の代替電池を使うか、という選択肢があります。
今回は同形状の代替電池のうち、電圧も水銀電池と同じ1.35VのMRB625を購入することにしました。
空気亜鉛電池のため、開封して酸素を取り入れることで放電しますが、使用如何にかかわらず放電するため、寿命がどの程度か気になるところ。
ですが代替電池としてはこれがベストかなと思っています。
先の代替電池のまとめページは2006年に作成されたため、現状と異なる点もあり、MRB625は恐らく2006年より現代の方が入手しやすくなっているようです。
ちなみに、外した電池ももちろんMR9ではなく代替品のドイツ製VARTA V625Uでした。自分で交換した記憶はないのですが、さすがに四半世紀持つとも思えないので、どこかで換えたんでしょうね。しかもアルカリ電池なので電圧1.5V、これで過去Nikonにメンテナンスしてもらい、露出計を調整しているので、もしかするとMRB625に換えることで露出系がずれるかもですね。
届いたMRB625、1個1,100円(Amazon購入時)で、2個購入。高い…。電池の消耗スピード次第では、関東カメラサービスの抵抗入りアダプタ購入も考えないとですね。
Photomic FTNファインダの電池ボックスに2個入れ、電池チェックボタンを露出計の針が動くこと確認。
さて気になる露出ですが、他のカメラと比較してみることにします。その話は別途記載しますね。
2024年4月23日にNikon Z 8のFW C:Ver2.01が発表されました。今回は軽微な修正のようですね。
さて、たまにはSnapBridge経由でアップデート試してみようかなと。今までただの1度もSnapBridge経由でFWの更新が成功したことがないんですよね…
ダメでした(笑) ほんとこのアプリ、Bluetoothはちゃんとつながって画像転送もスムーズなのに、WiFi接続はてんでダメ。WiFiに切り替わらないのです。
数回試しましたが同じ結果なので、素直にカード経由でアップデート。そのほうが早いです。本当にNikonはアプリケーション開発、真面目にやってほしいです。
SnapBridge、評判悪いけど、Bluetoothで接続している限りは割と快適なんですよね。その点他社のアプリより快適なんですけどね。
さて、アップデートも済んだけど、撮影に行けるタイミングはまだ先。GWは各ジャンル撮りたいなと思っていますが、果たして…
先月末、東武動物公園に行った帰りに清龍酒造に寄ってきました。
大きい酒蔵なんですが、直売所の入口が分かりづらいですね…。駐車場は結構広いのですが。
直売所は上の写真の建物ではなく、右側にある駐車場入口に近い建物でした。
そこで買ってきたお酒、まずは生酒から。冬季限定のお酒です。
このタイプの瓶、久しぶりだな。
大吟醸にごりです。
純米ではなく醸造アルコール添加、いわゆるアル添です。一部の日本酒好きはアル添を毛嫌いしますが、私は物によるかな、と思いますね。アル添もピンキリですから。確かにただの安酒では美味くないものも多い。でもちゃんとしたアル添の日本酒だってあります。
大吟醸で精米歩合はなんと40%と結構削っていますね。酒米はラベルにありませんが、山田錦を使用しているそうです。
よく冷やしていただきましょう。
まず上立ち香がすごい。華やかに香ります。青リンゴです。昔から鼻炎持ちで嗅覚はあまり良くない方なのですが、このお酒は開けた瞬間香りが凄かった。澱を混ぜた状態でゆっくり注ぐと、更に香りが立ちます。
口に含むと…いやなにこれ! 完全な青リンゴジュースだ!びっくりした! アル添の日本酒は淡麗さや辛さを出したり、アルコール度数を整える役割がありますが…これは後者かな? そのままでは甘すぎるので醸造アルコールを添加しているのかな?
もうアル添のイメージを完全に覆しています。まず濃厚な青リンゴジュースのような甘みと酸味のバランスがよいですね。にごり酒にありがちな雑味や苦みはほとんどなし。これは大吟醸だからかな? 濃厚なので後味の引きはゆっくりですが、引いたあとも辛さや雑味はなく瑞々しさを保ったまま引いていくのがすごい。
これはアル添の日本酒の常識を覆しましたね。よくあるアル添らしい辛さを殆ど感じないです。いやびっくり。今回たまたま最後の在庫だったようですが、これは来季にまた買いたいなと思いました。
今シーズン最後のどぶろくです。妻が飲みたくて、職場に人に頼んで扱っている酒店で買ってきてもらったそうな。
今季は3月末販売の商品がラストでした。基本的に取り扱いのある酒店での予約での購入なのですが、酒店によっては予約せず買える場合もあります。
瓶を見ただけでわかるドロドロっぷりですね。ここのどぶろくは特にドロドロ感が強いです。
このどぶろくは火入れしないタイプです。同じ酒造から「十二六ライト」という通年販売の火入れどぶろくもありますが、やっぱりこの生タイプが真骨頂です。噴き出し注意ですが、蓋にガス抜き穴があるタイプなので、実際に噴き出したことは過去にないですね。ただ、製造したてのものは注意してください。
今回の商品はアルコール度5%、軽いですね~。日本酒度-100前後、酸度3~5で精米歩合は70%。日本酒度などのスペックは製造ロットで変わるようです。賞味期限は比較的短いため、購入後すぐに飲んだほうが良いそうですが、今回少し時間が経過してしまいました…
上立ち香はほんのりマスカット。口に含むと…、少し時間が経過したせいか、いつもより発泡感は少ないかも。相変わらずのドロドロっぷり。そして甘みもいつもより控えめで、相対的に酸味が立つので、自分はこれがベストバランスと思いました! そう、甘すぎないんですよ。
酸味と甘味のバランスが良いです。この十二六を飲んで、ちょっと甘味が強いと思ったら、少しだけ寝かせてみると良いかもしれません。
ただ、元々賞味期限が短いので、寝かせすぎるとバランスを崩す可能性あり、賞味期限ギリギリ(製造から約20日前後)が良いかもしれないですね。
来季は早めに確保したいなと思いました。いつも忘れちゃうんだよね。
GWは帰省できないため、ちょっと早めに栃木の妻の実家に帰省してきましたが、その帰り、娘が看板を見て行きたいと言っていた栃木県小山市の「おかしパーク」に立ち寄ってみました。偶然にも「春の工場まつり」が開催されていました。
イベントがあるとは知らず、15時過ぎだったので主要イベントは終了していたけど、出店や直売所は営業中だったので、おやつを買ったり飲んだり。
蛸家と言えば、あのお土産で有名な「みかもの月」ですね。よく言われる有名どころの「萩の月」と比較されますが、まあ世の中そんなもんです。実は県内には「御用邸の月」とか別のお菓子会社の商品もありますし、全国各地に似たような商品が存在するようです。
こんなまとめページもあるくらいです。
ここはイベントの日以外もパン屋や工場の直販が営業しているので、是非お立ち寄りください。
「みかもの月」の詰め放題イベントもやってきました。
最後にガラポン抽選、5等と4等でした~。
ってことで、小山は最近行っていなかったのですが、こんなところがあるとは知らなかったな~。
イベントはまた秋に予定しているそうです。また行こう。
詰め放題で詰めたみかもの月、いただきましたが、たまご感半端なかったです! 詰め放題のみかもの月は出来立てらしいのですが、それもあるのかな?
11年目の嫁チャリを借りて通勤に使っています。が、先日帰宅途中二フロントがパンクしてしまいました。
電動アシストなのと、長年子どもたちの送迎にも使っていたので、リアタイヤの負荷がものすごく高く、すでにリアタイヤは1度交換し、さらにもうそこそこ摩耗して、この1年にもう1度交換が必要な、というところですが、フロントは相対的に負荷が少ないのか、溝はそれなりに残っています。
ただ、11年無交換は流石に限界かなと思って、パンク修理は辞めて、タイヤとチューブ毎交換します。
ということで早速注文。
セットで1200円強、安いなぁ。自転車がPanasonicなので、そのPanasonicから独立したPanaracerにしてみました。
自転車のリアは面倒なのでショップに頼みますが、フロントはボルト2個を外せばホイールが外せるので自分でやります。
やり方は検索すれば出てきます。
外した古いタイヤと新品を見比べると、交換して正解でした。溝があると思っていたけど、結構摩耗している上に、ひび割れて繊維もはみ出している部分が。これはとっくに寿命でしたね。11年無交換は拙かったな。
さて装着してから、やっちまったなぁと気づいたこと。
指定空気圧、違うじゃん…
一般に電動アシスト自転車は重量が大きいため、タイヤも負荷荷重が大きく、空気圧の高いタイヤ(純正は450kPa)が使われているのですが、300kPa指定のタイヤは一般自転車用でしたね。フロントの負荷が相対的に低いとはいえ、トータルで重量があるので、これは失敗だな。とりあえずしばらく乗ってみて、ダメそうなら再度交換ですね。
↓これがまさにPanasonic純正のタイヤですね。このタイヤは指定空気圧が450kPaだそうです。パッケージには書かれていない…
NIKKOR Zの35mmはf/1.2が出るとの噂もありますが、スナップはf/1.8で十分と思っているので、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sはいつか欲しいと思っていたレンズの1つです。
これで手持ちの一眼用の35mmは4本となりました。好きなんですねぇ。
・Nikkor-S Auto 35mm F2.8
・AI AF Nikkor 35mm f/2D
・AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
・NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
どのレンズもNikon Zマウント機なら使えます。FマウントレンズはマウントアダプターFTZ IIを介して取付可能。厳密には一番古いNikkor-* Auto(通称オートニッコール)はFTZ IIは公差の問題で公式には取付不可能としているものの、そのNikon自身がNikonミュージアムの企画展で、自己責任の下FTZ IIにオートニッコールを取付けて撮影していて、個体差で取付が渋いものがあるようですが、概ね問題ないと思っています。
ということは…4本のレンズで撮り比べできちゃうんですよね。
これは撮影が結構大変なので、そのうちやろうと思いますが、まずはNIKKOR Z 35mm f/1.8 Sの特性をつかんでいきたいと思います。
ところで…Photomic FTNの電池がついに切れてしまいました…。アダプタ買わないと。