B’zのHighway Xの特典カセットを聴いて、カセットテープの技術の衰退を感じた

音楽を聞き始めたきっかけはB’zでした。
久しぶりに買ったB’zのアルバム、Highway Xには初回限定生産の特典として、カセットテープがついてくるので、予約注文して、CDはもう聴いているのですが、カセットはちょっと遅れて先日やっと封を開けてみました。

初回特典のカセットテープ付き

自分の子供達を含めて、もはやカセットテープを見たことのない若い世代が増えてきましたが、最近若者の間でにわかにブームになっているとか。
レコードといい、フィルムカメラといい、実体のないデジタルに慣れてしまった世代には、物理的な媒体は新鮮なわけですね。
アメリカではい今やCDよりレコードの生産量のほうが多いとか。
配信サブスクで、ハイレゾ音源を聞ける時代になりましたが、まだ配信されていない楽曲が世にあるので、CDも立派なメディアなんですけどね。

ただ、個人的にはカセットテープの音源、いわゆるミュージックテープを買うのは初めてです。
自分が子供の頃、語学学習用などはカセットテープでしたが、既にCDの時代になっていて、ミュージックテープは、一部の演歌など、CDプレーヤーを持っていない、ラジカセでかけられる用途として高齢者向けくらいにしか販売されていませんでした。

今こういうミュージックテープを生産する会社は殆どないので、作成用のカセットデッキも同メンテしているのか気になるところです。既に大手音響メーカーでカセットデッキを作らなくなって久しいですが、最近またラジカセなんかで少数生産されていたりします。磁気ヘッドとか、もう国産ではないのかな?

では再生してみます。

前回のブログでカセットデッキを紹介したのは、これを再生するため。久しぶりの再生で、いきなりテープ食われちゃったら嫌だったので、まずは手持ちのテープで動くのを確かめてからの再生。

音質、悪っ!

再生してびっくりです。音質が悪いのです。HiFiという言葉からは程遠い印象。わざとこういう音なのか、これがテープ自体の実力なのか?
手持ちのテープは、録音当時とほとんど変わらない良い音質で再生されたのに対して(メタルテープなので当然音質も良いのですが)、ノーマルテープのミュージックテープとは言え、業務用デッキで録音したはずでデッキの品質もそれなりに良いはずなのですが、まるで語学学習用テープ並みに音がこもっています。

再生したPIONEERのT-03SRは、高音域が減衰したテープの音を補正する、FLEX SYSTEMがあるため、これをONにしてみたものの、もともとの音質が悪いため、あまり変化なし。
自分が80年代から90年代に録音したカセットテープ、ノーマルポジションテープでも、ここまで音質の悪いテープは存在しませんでした。
当時はTDKのカセットを好んで使っていましたが、比較的廉価なTDKのAD(音楽用ノーマルポジションでは下のグレードでした)でも、ここまで悪くはなかったですね。
TDKでは、ADのさらに下のグレードとして、音楽用途向けではない記録用のノーマルポジションテープとして、AEというグレードが存在しましたが、多分そういったグレードのテープよりも音質が悪いのではないかと思います。

今国内で流通しているカセットテープは、国内ブランドではmaxellブランドのテープが唯一のようです。最も製造国は韓国・インドネシアみたいですが。

TDKもSONYもAXIA(富士フィルム)も太陽誘電も、カセットテープの生産は辞めて久しく、磁気テープそのものは業務用のストレージバックアップ用途として富士フィルムなどが製造していますが、音楽用途については既に技術的に衰退していますね。

B’zの楽曲としては、そこまでもB’zっぽいくて大好きなのですが、まるでオーディオに興味のない友達が安物ラジカセで適当に録音したテープを聞かされているような音質(例えが分かりづらいw)なのが残念でした。

カセットテープは本来こんな音質ではない

今若い人にフィルムカメラ、レコード、カセットテープが注目されていますが、これらが全盛期だった時代の品質よりだいぶ劣るものが現在流通しています。

フィルムは、なんだかレトロな絵を得られると人気のようですし、意図的にカラーバランスを崩したフィルムも出ている始末ですが、本来は今のデジタル写真と同様、現実に忠実に、きれいに撮れるように進歩してきた歴史があります。本来カラーフィルムなら、正確な色調が求められるはずが、今やちょっと変わった色調のためにフィルムが映(ばえ)アイテムとして用いられているケースもあります。

カセットテープも、こもった音がレトロな感じを出しているのかもしれませんが、本来はレコードやCDを録音しても、それに近い音質が得られるよう技術者が苦心してきた歴史があります。カセットテープの音質のピークは90年代でしょう。ハイポジションやメタルポジションのテープも大量生産で安価になり、レンタルCDショップの登場と共に、80~90年代の音楽再生を支えてきたメディアです。

せっかくカセットテープの話題を書いたので、またカセットテープについてはボチボチ書いていこうかなと思います。
まずはカセットデッキのベルト交換しないとね。

PIONEERの廉価カセットデッキ T-03SRを数年ぶりに動かしてみた

自分が高校生の時に購入したPIONEERのカセットデッキ、T-03SR。購入当時、既にDATとMDも持っていたので、カセットデッキには金をかけたくない(高校生ですしね)ということと、ノイズリダクションの最先端だったDOLBY S NRを搭載したカセットデッキでは最安値というのもあって、あえてこれを選択しました。

メカなんかは、同じ廉価機でもSONYのほうが優れていたように思います。もうちょっとお金を出せば3HEAD機(再生と録音が独立ヘッド)も当時は手に入りましたが、120分テープでラジオの録音もしたく、オートリバースの2HEADデッキにしました。

PIONEER T-03SRを久しぶりに動かしてみた

数年ぶりに動作させてみましたが、再生は問題なく出来ていますね。
メカ物は動かさないと、特に回転系は固着したり、ゴム類が劣化したり、ベルトが伸びてしまいますから。適度にメンテしていたので、キャプスタンもピンチローラーもきれいなままで良かったです。

TDKのメタルテープ、MAに録音した楽曲を再生してみましたが、音の鮮鋭度は当時のままです。ダイナミックレンジや解像感は、廉価機故に高級機ほどの緻密さはないもの、安物メカの割に、四半世紀経過してなお、それなりに安定して再生できているのは、さすが国産デッキです。そう、廉価機でもMADE IN JAPANなんですよねこのデッキ。

さて再生は問題ありませんが、早送りと巻き戻しは…やはりベルトが伸びているのか、速度が不安定でした。

カウンターの動きが不安定=早送り・巻き戻しの速度が不安定ということです

カウンターを見ると、早送りはかなり遅く、巻き戻しは最初不安定でしたが、後半スピードが出てきました。
これは明らかにベルトが滑っていますね。今度開けて交換してみます。

さて数年ぶりにカセットデッキを動かしたのは理由がありまして。
次回に続きます。

嫁車エスティマ、ついにエアコンが逝く?

14年目になると、車もボチボチ不具合多くなってきますね。
電動格納ドアミラーが壊れて、助手席側を中古良品に交換したばかりですが、またしても不具合。今度はエアコンです。あー、金かかるやつです。しかもDIY修理は難しいところです。

突如冷風が出なくなった

事の発端は先週末、買い物に車を出したとき、あれ、車内がジメッとしていていつまでも冷えない。ACスイッチはONになっています。
何度かON/OFFを繰り返してみました。ONにすると、アイドリング回転数は下がるので、コンプレッサは作動しているっぽい。でも冷えないのです。9月になって猛暑も落ち着きましたが、車内は外気温より暑くなるので、エアコンはまだ必要ですね。
が、いつまでたっても生ぬるい風しか出てきません。運転席、助手席とも生ぬるいのです。

リアクーラーは冷える

ここでOFFになっていたリアクーラーを作動させたところ、冷風が吹き出し口より出てきました。
これは、エンジンルーム内のエアコンコンプレッサーやコンデンサは壊れておらず、問題なく動作していることを意味します。
コンプレッサーやコンデンサはフロント・リア共通なので、まずコンプレッサーとコンデンサ不具合の疑いは消えました。
ここが壊れていると、それなりに高額の出費となりますが(リビルト品なら費用は抑えられる)、まずは大丈夫そうです。

エスティマの場合、リアクーラーはエバポーレーター(空気を冷やす部分)がフロントとは別になっています。
リアのエバポレーターに冷媒が供給されているため、フロントのみ冷えないのは

・エアミックスダンパーの不具合
・フロントのエバポレーターへ冷媒が供給されていない
    →エキスパンションバルブの不具合
    →ガス供給系統の目詰まりなど

あたりかな~とという素人考えです。

エンジン停止→始動でなぜか直る

昼食を取りにレストランに入り、戻ってエンジンを始動すると、あれ、フロントからも冷風が出てきました。
うーむ、こういうのが困るんですよね。
ただ、こうした兆候が出始めているので、いずれ不具合はまた発生するかもしれませんね。

サービスモードでエラーコードを確認してみた

まずは一番簡単に確認できる、エラーコードの確認です。
エスティマの場合、まずACC ON(エンジンはかかっていない状態)で、エアコンの内外気切替とAUTOボタンを同時に押したままエンジンを始動します。
そのまま押し続けていると、自己診断モードに移行します。

エスティマの自己診断モードの表示状態(00の表示はエラーがないことを意味する)

現状、エラーの発生はないようです。
その後、妻が用事で使った際にも、エアコンは正常動作したようです。

一週間後、エアコン不具合再発

そして、1週間経過した今週末、またしても不具合再発。買い物にでかけた際はエアコンは動いていましたが、買い物を終えてエンジンを始動したら、生ぬるい風のままです。今度はリアエアコンも冷えなくなっていました。
こうなると、コンプレッサーが怪しいのかな、とも思えます。マグネットクラッチあたりがイカれてきている可能性…。去年エアコンガスクリーニングしたばかりなんだけどなぁ、やはりエアコンも年数が経つと不具合出ますね。

とりあえず、今回は久しぶりに診断機を引っ張り出してきて、OBDCのコネクタに接続してみました。
アコードユーロRに乗っていた時代に、ある程度自己修理できるように買った古いものですが、エスティマも古いので、これで問題ないかな。

診断機INNOVA 3031jpを接続(エラーコードなし)

エアコンは冷えませんが、この状態でもエラーコードはなし。つまり車側は問題ないと認識しているということ。これは機械的な不具合ですね。やっぱりコンプレッサーが怪しそうです。とりあえず、コンデンサーからガス漏れしている形跡は、見える範囲ではなさそう。
いずれにしろ、これはプロに見てもらうことにしたいと思います。

ああ、金が飛んでいく~

【JJC】KIWIFOTOS USBレンズヒーター DHS-2を買ってみた

少しずつ秋の気配が訪れていますが、昼間はまだ暑かったりしますね。でもこれが10月になると、朝晩は一気に冷えてきたりもするので、その時の屋外長時間撮影に備えて、レンズヒーターを購入してみました。

KIWIFOTOS USBレンズヒーター DHS-2

去年の10月、屋外でタイムラプス用の撮影をしていたら、明け方結露でレンズが曇ってしまったんですよね。

今年はリベンジで、曇らないようにしたいと思いまして。
もっとも、後は天気次第なのですけどね…

見た目は、値段なりといったところ。でも機能を果たせばそれでOKですしね。

作りは値段なりですが、使用頻度が多くなければ大丈夫かな?

今回はやや大きめなレンズ外径80-110mm用のDHS-2を買いましたが、実際はこの数値より調整幅は広そうです。

最大外径88mm(メーカー公称値))のAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRに巻いてみた

割と太めな標準ズームのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRに巻きつけてみました。メーカー公称値で最大外径88.0mmなので、余裕で装着できます。
一般的な標準ズームなら、80mmまでのDHS-1でも問題ないでしょうね。値段も安いので、2種類揃えても良いかもしれません。



発送は中国から直送でした。発注から1週間ちょっとで届きました。以前よりは物流は回復してきている感じですかねぇ。

USBバッテリなどに接続するだけ、温度は3種類選べる

JJC楽天店の説明には「発熱線が-40℃の温度に正常な使用し、寒い環境でも安全に使用できます。」という少々意味が伝わらない解説がありましたが、付属の説明書(英文、独文、中文)を訳してみると「低温環境下でも持続可能なように、-40℃の低温に耐えることができる低温ケーブルを採用しています。」と言う事みたいです。
-40℃は日本国内ではまず達しませんし、カメラやバッテリのほうが先に死んでしまうと思われるので、実質的には日本の冬でも問題なく使えるはず…です。謳い文句だけ見ればですが。

温度は3段階に設定でき、LOWでは24℃以上、MIDDLEで5-24℃、HIGHで5℃以下の環境での使用が推奨されているようです。
さて、10月以降に使用してみたいと思って言います。しっかり効果を発揮できると良いですね。

Nikonと潜望鏡

Nikon(旧日本光学工業)と旧海軍、及び現在の海上自衛隊のの結びつきは非常に長く、というより国産兵器の光学系の国産化を目指して設立された会社なので、当然と言えば当然ですが、現在でも、海上自衛隊の潜水艦に搭載されている光学潜望鏡はNikon製です。

上の写真は、2008年に行った海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」の退役潜水艦「あきしお」に搭載されていた光学潜望鏡で、1984年製とあります。ゆうしお型潜水艦「あきしお」は1986年に竣工していますが、その2年前に調達されたようですね。
塗装の質感や、塗装が剥がれて真鍮が見えている感じが、Nikonの初代一眼レフ、Nikon Fを彷彿とさせます。

光学潜望鏡と電子潜望鏡

潜水艦の潜望鏡は、潜水艦物の映画なんかでよく見かけますが、潜水艦内の発令所に設置されています。その上には、潜水艦特有のセイルがあり、潜望鏡は使用時にセイルの上に伸ばして、海中の潜水艦から会場の様子を見ることが出来ます。

海上自衛隊初代潜水艦「くろしお」(旧米海軍ガトー級ミンゴ)の模型 中央の2本の筒状のものが潜望鏡とその格納部分

潜望鏡は常に露出しているわけではなく、使用しない時は、潜水艦の艦内に格納します。潜水艦は海中に深く潜航するために、強靭な鋼の船体(耐圧殻)を持ちますが、潜望鏡が通る部分は船体に穴を開けているわけですから、ここから如何に水漏れさせないかが最大の課題でした。
光学式潜望鏡の場合、潜望鏡を格納しても、ある程度の光学系は長さを必要とするため、格納時は発令所より下の部分まで格納スペースを必要とします。
これが光学式潜望鏡長年のデメリットでした。内部に複雑な光学系とミラーがあるため、格納スペースを要しました。
上の写真で分かるように、潜望鏡の筒は船体の下まであるのがわかります。

しかし、スチルカメラの世界と同様に、近年は潜望鏡のデジタル化、ミラーレス化がなされています。
21世紀に入って、電子潜望鏡とよばれる、デジタルカメラや赤外線などの各種センサを搭載した潜望鏡が登場しました。これらは筒の上部にカメラやセンサが搭載されているため、従来の潜望鏡のようにミラーはなく、潜望鏡で見た画像は艦内のモニタに表示可能です。このため、耐圧殻を光学系が貫通する必要もなくなっています。デジタルなので、映像をデータに残すことも可能です。
もっとも、従来の光学潜望鏡も、カメラを取り付けてデータを残すことは可能ですが。

海上自衛隊では、1世代前のそうりゅう型から、従来の光学潜望鏡(Nikon製の13m光学潜望鏡B型改5)にプラスして、電子潜望鏡として、英タレス社製CMO10を三菱電機がライセンス生産した非貫通式潜望鏡1型を搭載しています。

そして最新の潜水艦たいげい型では、ついに光学式潜望鏡はなくなり、非貫通式潜望鏡1型改1にプラスして、三菱電機製(光学系はNikon製)の光学センサA型が採用されています。主契約は三菱電機のようですが、光学系はNikonのようですね。
国産の電子潜望鏡が英国製より良ければ、次の世代では搭載品が変わるでしょうね。

【金の井酒造】綿屋 川口納豆 ひやおろし 特別純米酒

ちょっと変わったラベルの日本酒の1つ。前から気になっていた「川口納豆」ラベルの日本酒、ひやおろしが売っていましたので、買ってみました。
もう「ひやおろし」の時期ですか。日本酒のひやおろしが出回るようになると、秋が来ているなぁとしみじみ感じてしまいます。

【金の井酒造】綿屋 川口納豆 ひやおろし 特別純米酒

納豆のお酒!? いえいえ、ちゃんとお米だけでで作った日本酒です。
「川口納豆」のラベルの由来は、このお酒を仕込んでいる、宮城県栗原市の「金の井酒造」の近所に「川口納豆」があり、そこで栽培した酒米の美山錦を100%使用しているということで、川口納豆のラベルをそのまま日本酒に採用しているようです。

ちなみに日本酒の仕込みで欠かせない酵母菌は納豆菌に対して弱いため、酒蔵で働く人たちは、仕込み期間中は納豆を食べることは厳禁としている酒蔵もあります。
もっとも、現在の納豆製造では、自然の納豆菌よりは繁殖力が弱いものを使っていることと、日本酒の酒蔵も衛生環境が良くなったことなど、様々な要因変化で、昔ほど納豆厳禁としていないようですが。

そんな納豆と日本酒との関係を知っていると、日本酒のラベルに「納豆」と入っていることは面白いな~となるわけです。

【金の井酒造】綿屋 川口納豆 ひやおろし 特別純米酒

日本酒ですから、もちろん納豆は一切入っておりません(笑) あくまで川口納豆の水田で育てた酒米「美山錦」を使用したお酒です。
精米歩合は55%と結構削っていますね。
ひやおろしですから、春に搾ったお酒を1回火入れして貯蔵し、2回目の火入れは行わずに出荷しています。加水なしの原酒で、アルコール度数は17%と平均的です。
酵母は「宮城酵母」です。日本酒度+5で辛口とされていますが、これは飲んでみないとわかりません。

透明に近い淡黄色のお酒

今回は冷やしていただきました。上立ち香はあまり強くはない吟醸香。
おお、確かに辛口のお酒ではあるので、口あたりとしてまず辛さが出ますが、ほぼ同時に米の膨らみのある甘みも押し寄せます。同時に程よく酸味もあり、これらはほぼ同着ゴール(笑)です。
雑味感はほとんどなく、とても綺麗に辛さと甘さと酸味が強すぎず弱すぎず、同時に訪れた後、サーッと引いていきます。味わい深いのに、キレが良く、ほうほう、こういうひやおろしもあるのか、と。
ひやおろしのお酒、熟成が進んで甘みが少なく、落ち着いたどっしりしたお酒が多い印象でしたが、甘味と酸味が絶妙に出ている川口納豆、これは面白いお酒です。
今回は冷やして飲みましたが、今度はぬる燗で飲んでみようと思います。

15年前の今日取得した国際運転免許証

まだ20代だった若い頃、長期のアメリカ出張で現地で運転が必要、ということで取得した国際運転免許証。あれからもうそんなに経ったのか、という感じです。

国際運転免許証は住んでいる都道府県の公安委員会が発行

当時、仕事で海外出張が増える、特にアメリカは自力移動手段は車しかないため、会社で国際運転免許証を取得させられました。
といっても、運転免許証自体を持っていれば、あとは都道府県の公安委員会(運転免許試験センターなどに入っている)に手続きすれば、簡単に発行できます。
上のような紙っぺらなんですけどね。今でもそうなのかな?
ジュネーブ条約を締結している国で有効です。この紙っぺらとともに、通常の日本の運転免許証も携行する必要があります。

当時は栃木県に住んでいたので、鹿沼の運転免許試験センターで取得しました。なお、有効期限は1年と短いため、長期間に渡る海外渡航の場合は注意が必要です。

実際にアメリカで運転しましたが、最初は必ずやる「ウインカーとワイパーレバーを間違える」は5回くらいやったかな(笑

アメリカ出張で乗ったUSアコード、外観は当時の日本でのインスパイアだけど、内装は日本のアコードと同じデザイン(なお日本のアコードより質感は低い)

実際に海外で運転したのは、アメリカ、オーストラリア、新婚旅行で行ったハワイ程度でしたが、良い思い出です。
今となっては海外出張の機会はなくなって、パスポートも期限切れてしまいました。

オーストラリアは日本と同じ左側通行の右ハンドルなので、運転感覚は日本と同じだったので、また海外で運転するならオーストラリアかな~。

城南島海浜公園から眺める船舶

羽田空港発着の飛行機だけでなく、東京港へ出入りする船舶も多く見られるのが、城南島海浜公園の魅力です。
小さなヨットから大型貨物船まで、大小多数の船舶が航行します。
地図で見るとわかりますが、城南島海浜公園の北側の航路は、お台場方面の向かっていて、この先にはコンテナ埠頭など多くの物流埠頭が存在します。

コンテナ船とRoRo船がすれ違う瞬間を、望遠レンズで動画撮影してみました。
望遠レンズの圧縮効果で、両船は極めて近くをすれ違っているように見えますが、実際には適切な距離を保っています。
神王丸は、こうしてみると結構なスピードで航行しているように見えます。航海速力も満載で21.5kt、時速40km/h程度と、結構速いですね。もちろん港内ではもっと速力は落ちていると思いますが。

下の写真は、4K60p動画から切り出した画像です。もはや、普通に800万画素のスチル写真として使えますね。

4K動画から切り出し

三脚無しで撮ったので腕がつりそうです(笑) 三脚、次は持ってこよう。ロクヨンレンズだけで5kgなのに、三脚もとなると相当な重量ですけどね。

望遠レンズの技量維持のため城南島海浜公園に行ってきた2

この日の撮影は、Nikon Z 9のオートエリアAFのみで撮りましたが、背景が空とかゴチャゴチャしていなければ何の迷いもありませんが、反面背景に色々他の被写体があると、そっちに引っ張られる傾向は、最新のファームウェアでも相変わらず。

ジュラルミンの鳥と、生身の鳥と、お金持ちがウェ~イするヨットが同時に撮れるのが、城南島海浜公園の魅力だったりします。

LOGOSのチェアはやっぱり息子に占領される

息子が偉そうにLOGOSのチェアに座ってます。パパ座りたいんですけどw

ズームの超望遠レンズも最近のものはとても画質がよく、単純に解像力だけ見れば、単焦点と遜色ないように感じます。
が、単焦点超望遠レンズの意義は、絞り開放から最高画質であること、そして何より単焦点ということで、画角固定である制約を逆手に取って、フレーミングに集中できること、これに尽きるかなと思いましす。ズームレンズだと、どうしても全体を撮ろうと欲を出して、主体がぼやけてしまいます。記録写真ならズームですが、そうでないなら単焦点が面白いんじゃないかな?

城南島海浜公園からは、駐機するANAの機体が見えます。STAR WARS塗装の機体もお休み中でした。一時期よりは回復したとは言え、まだ航空需要はかつて程は回復していないのかな。
風が割とあったので、羽田に着陸するは機首が滑走路に対してまっすぐじゃないですね。こんな横向きからよく着陸できるな~と。
そして時間は夕方になって陽が傾き、逆光が良い感じに。飛行機のお腹に夕陽が当たります。

気温もちょうどよいね。7,8月は暑すぎて…。9月くらいがよいですね。湿度も8月ほどではないから、望遠で撮ってもメラメラ陽炎が出すぎることもないし、スカッと抜けの良い絵が撮れます。

夕方は写真映えタイムです。巡航でも逆光でも、映えますねぇ。

夕方にかけて満潮になってくると、公園内にも海水が入ってきます。遊歩道の一部が水没するんですね。

おっきなカマキリ

ここは広場もあるので、昆虫も結構いるみたいです。かなり大きいカマキリがいました。

超望遠レンズ、鳥とか戦闘機を撮りがちですが、船も楽しいですよ。

快晴でしたが、帰り際にうろこ雲が、これが良いアクセントです。航空機写真、背景が真っ青な空というのももちろん映えますが、個人的には適度に雲が入るほうが好きです。

じゃあね~

じゃあね~

望遠レンズの技量維持のため城南島海浜公園に行ってきた1

仕事が忙しくて、また子供の病院やらで有休をプラーベートな撮影に使うのが難しい状況。次百里基地に行けるのは…下手したら航空祭までないかも?(そもそも抽選で当たらなければいけないし)
望遠レンズはしばらく使わないと、体力にも技量的にも落ちてしまうので、望遠レンズを使っても周りに迷惑がかからないゴミゴミしていない広い空間…となるとやっぱり城南島海浜公園なんですね。

ここは羽田空港を離発着する旅客機だけでなく、海鳥や船舶も撮れるので、技量維持にちょうどよいのです。
しかも人工砂浜で子供を遊ばせられるし、ボール遊びとかも出来て良いんですよね。駐車場が混雑するのは仕方ないですが、入れ替わりも早いので、満車でも10分程度で入ることが出来ました。

海遊び、この時期は暑すぎずちょうどよい気温ですね。ここは人口浜で、海水浴は出来ません。
この日は波がそれなりにありました。

ちょっとヒヤッとする光景

水遊びしたくなりますが、波がちょっとあると、簡単に足元をすくわれるので、十分注意して遊びましょうね。

ところで、浜の波打ち際に、結構鳩がいるんですね。波が来るまでは驚きもせず歩いていました。どうやら波打ち際で打ち上げられた何かを餌にしてるっぽいです。コイツラ人間慣れしていて、かなり近くまで寄ってくるし、波をかぶるまでは、潮水が近くに来ても逃げる気配なし。

ただただ撮るだけです。羽田は風向き的に、34R上がりだったので、午後は逆光ですが、あえて逆光も良いかな。
ロクヨン(AF-S 600mm f/4G)手持ちも、重たいけど撮れる絵が良いので、やっぱり次狙うのは、いずれ出るであろうZマウントの600mm単焦点かな~

続く…