PENTAX益子事業所にあった「ペンタックスカメラ博物館」

2008年10月、栃木県芳賀郡益子町にあった、ペンタックスカメラ博物館に行ってきました。

当時、ペンタックスの益子事業所内に存在していたカメラ博物館は、まんま工場敷地内の一角にあり、守衛所を通じて博物館への見学希望を伝えると、工場敷地内の博物館までの動線を歩いて入る、という、博物館に来たと言うよりは工場見学に来た気分でした。

2009年7月31日をもって、ペンタックスカメラ博物館は閉館となってしまいました。PENTAXはHOYAに吸収合併されたため、益子事業所の整理に伴うものだったようです。
現在、ペンタックスカメラ博物館の所蔵品は、東京の日本カメラ博物館に移管されています。
益子事業所は、現在はHOYA Technosurgical株式会社の益子事業所となり、医療用セラミックスなどの製造拠点となっています。

旧ブログでも掲載していましたが、2008年当時のペンタックスカメラ博物館の写真を再掲いたします。

最初に言い訳がましいようですが、この時撮影に使ったカメラは、当時でも既に旧式化していたCOOLPIX 5400、基本感度ISO50のカメラで、手ブレ補正もなく、屋内でのノーフラッシュ撮影は、ブレの連続で、まともな写真が少ないです。現在の観点では画質も悪く、AWBもまだ良くなかった時代のカメラなので、色合いもイマイチですが、当時の貴重な展示の雰囲気をお楽しみいただければと思います。