【せんきん】モダン仙禽 無垢 2021

久しぶりの「仙禽」です。栃木県はさくら市の酒造、ここは米作りからこだわる酒蔵です。

酒米は「ドメーヌさくら」を冠しており、全て栃木県さくら市で、仕込み水の水源で育てた酒米を使用しています。
「ドメーヌ」とは、フランスのワイン用語で、ブドウの栽培から醸造、熟成、瓶詰めまでを行う生産者のことを指すのだそうです。
これの日本酒版を「仙禽」シリーズでは採用しています。全てがさくら市産の酒米なのです。ここまで「ドメーヌ」にこだわった酒蔵は、なかなかないですね。

モダン仙禽は、酸味と甘味を主体とした酒造りとなっています。

【せんきん】モダン仙禽 無垢 2021

というわけで、2021年のモダン仙禽 無垢です。モダン仙禽は、ラベルからしておしゃれですね。

【せんきん】モダン仙禽 無垢 2021

裏のラベルは、仙禽らしくポエムっぽいです。英語も併記されているのも仙禽のラベルの特徴ですね。日本人だけではなく、諸外国の人にも飲んでほしいということでしょうね。
酒米はドメーヌさくらの山田錦、精米歩合は麹米が50%、掛米が60%、アルコール度数は15度で加水なしの無濾過原酒です。酵母など、その他のスペックは非公開です。

さて、開栓すると、ポンとガス感。そして気づく。裏ラベルの下に「要冷蔵」と書かれていることを…。

実はこの酒、購入した酒店(その酒店のラベルがうっすら見えるので、分かる人には分かりますね)では、冷蔵庫ではなく、常温の棚に置かれていました。なので、購入後も自宅に常温保管していました。
日本酒の場合、火入れしていない「生酒」では、発酵が進んでしまい味が変わってしまう(変質してしまう)ため、冷蔵保管は必須。ただし、この「モダン仙禽 無垢」は、せんきんのHPによれば、瓶囲い瓶火入れ、つまり生酒ではないため、品質には問題ないと判断します。

ということで、今回常温で飲みましたが、爽やかな吟香、そしてプチプチと微発泡です。火入れ酒とはいえ、わずかに熟成は進んでいます。
そしてモダン仙禽らしい、熟成したりんごのような酸味と甘味、旨味がバランスよく融合しています。軽快な味わい、そして後味のキレの良さも持ち味ですね。
本来は冷やして飲むべきでしょうが、常温もまた、この酒の持ち味を十分に引き出していますね。

というわけで、開栓後は冷蔵庫へ。仙禽は冷やしても、味はしっかりしているので美味しいですから。