【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

初めて行った酒屋で買った、初めて買ったブランドのお酒。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

ラベルが黒板になっていて面白いですね。
旭日とあるので「きょくじつ」と読むのかと思いきや、「あさひ」と読むそうです。しかもよくよくみると、旭日のまえに十が入るようで、「十旭日」で「じゅうじあさひ」と読むようです。うむむ難しい。

酒自体は、麹の割合が39%ということで、以前飲んだ土田の麹九割九分よりは比率は抑えているものの、通常の日本酒よりやや麹の割合を高めています。

にごり生で生酒です。協会7号酵母、酒米は雄町で精米歩合70%と削りは少なめ、日本酒度は-38! 超甘口です。

香りは華やかで、口に含むと…なんと濃厚! 土田の麹九割九分とはまた違った甘さで、こちらのほうががぐっと濃厚な甘さです。酸味もそれなりにありますが、それ以上に麹らしい甘さが引き立っています。それでいてアルコール度数は一般的な日本酒と同等の17%ですから、調子に乗ると後に響くでしょう。
かなり濃厚な甘さと飲み口で、適度な苦味もあります。後味もかなり濃厚な麹特有の甘さが残ります。食中酒というよりは食前酒、または食後に飲むのが良い感じです。

開栓注意とありましたが、開栓時はガス感はなく、また飲んでみてもガス感はなかったので、発泡シュワシュワ系ではなかったです。出荷すぐであれば、また違ったかもしれません。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

HPのアドレスで、読み方がわかりました(笑) よく見ると「旭日」の前に「十」らしきものが。

ところで、黒板ラベルは、日付が令和2年3月9日となっていて、これが出荷日のようですね。

しっかりした酸、と書いているものの、思ったより酸味は感じられず、シュワシュワ感もなかったことから、生酒の難しさを感じます。これ、出荷から早い時期の3月から4月に飲んでいたら、印象は違ったかもしれません。

次はぜひ出荷すぐのフレッシュな状態で飲みたいですね。