「Tamron SP AF 90mm F/2.8 MACRO(172E)」タグアーカイブ

EL-NIKKORに飽き足らずFUJINON-ESに手を出す

先日ニコンミュージアムに行く前に、近くの松坂屋カメラに行きました。ここは最新デジタルカメラから古い中古、ジャンクとまんべんなくラインナップしていて、都内お気に入りのお店の一つです。

最近レンズフードを探していて、1つはPC-Nikkor 28mm用のHN-9、もう一つはもう長年探しているBRONICA用のフードです。

残念ながら、この2つは見つからなかったのですが、代わりにお安い値段で状態の良かったこれを買ってみました。

FUJINON-ES 1:4.5/90

富士フィルムの引き伸ばしレンズ、FUJINON-ES 90mm F4.5です。この焦点距離のレンズがEL-NIKKORにはないのと、マクロ撮影にちょうどよい90mmというのもポイントです。

非小伸ばしレンズですから、本来の用途はフィルムの像を印画紙に焼き付ける用途ですが、これを撮影用として使おうというお遊び用です。専用ケースに入って光学系もきれいで、値段も安かったのでつい…。

テッサータイプの光学系で、8枚絞りです。基本的には絞り開放で使うので、今時のレンズのような円形絞りでなくても問題なしです。元々は平面の印画紙に焼き付けるので、ボケ味は考慮していませんしね。

焦点距離的には、一眼レフでもフランジバック的に問題ないと思われますが、そのあたりは後日テスト。ベローズと組み合わせて使いたいので、無限遠が出るかはあまり気にしていないですが、せっかくなので色々テストしてみたいです。
接写リングとヘリコイドで、恐らく無限遠撮影は可能でしょう。

引き伸ばしレンズは、小ぶりなのによく映るレンズが多いので、楽しいのです。もちろん本来の用途とは異なる使い方のため、工夫や光の選び方は配慮が必要ですが、こういう遊びができるのはカメラの醍醐味ですね。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

初めて行った酒屋で買った、初めて買ったブランドのお酒。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

ラベルが黒板になっていて面白いですね。
旭日とあるので「きょくじつ」と読むのかと思いきや、「あさひ」と読むそうです。しかもよくよくみると、旭日のまえに十が入るようで、「十旭日」で「じゅうじあさひ」と読むようです。うむむ難しい。

酒自体は、麹の割合が39%ということで、以前飲んだ土田の麹九割九分よりは比率は抑えているものの、通常の日本酒よりやや麹の割合を高めています。

にごり生で生酒です。協会7号酵母、酒米は雄町で精米歩合70%と削りは少なめ、日本酒度は-38! 超甘口です。

香りは華やかで、口に含むと…なんと濃厚! 土田の麹九割九分とはまた違った甘さで、こちらのほうががぐっと濃厚な甘さです。酸味もそれなりにありますが、それ以上に麹らしい甘さが引き立っています。それでいてアルコール度数は一般的な日本酒と同等の17%ですから、調子に乗ると後に響くでしょう。
かなり濃厚な甘さと飲み口で、適度な苦味もあります。後味もかなり濃厚な麹特有の甘さが残ります。食中酒というよりは食前酒、または食後に飲むのが良い感じです。

開栓注意とありましたが、開栓時はガス感はなく、また飲んでみてもガス感はなかったので、発泡シュワシュワ系ではなかったです。出荷すぐであれば、また違ったかもしれません。

【旭日酒造】十旭日 麹39 にごり生

HPのアドレスで、読み方がわかりました(笑) よく見ると「旭日」の前に「十」らしきものが。

ところで、黒板ラベルは、日付が令和2年3月9日となっていて、これが出荷日のようですね。

しっかりした酸、と書いているものの、思ったより酸味は感じられず、シュワシュワ感もなかったことから、生酒の難しさを感じます。これ、出荷から早い時期の3月から4月に飲んでいたら、印象は違ったかもしれません。

次はぜひ出荷すぐのフレッシュな状態で飲みたいですね。

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

かなり長いタイトルのお酒。三軒茶屋とあるように、製造場所は、東京都は世田谷区の三軒茶屋。

WAKAZEは2016年創業、2018年には三軒茶屋に「その他の醸造酒」免許を取得した、若い酒蔵です。ただ、この「その他の醸造酒」免許では、日本酒にあたる「清酒」は製造できません。
今回のタイトルにある「どぶろく」、いわゆる米と米麹を発酵させて濾さない(米粒をそのまま残す)濁酒は、酒税法上は「その他の醸造酒」になるため、この三軒茶屋では、おもに「どぶろく」を製造しているようです。

清酒に当たる日本酒については、現在山形の酒造に委託し製造しているようですが、これは日本酒製造免許の新規取得が非常に難しいからで、新規ブランド、または復活ブランドの酒蔵は、古い酒蔵からの酒造免許の譲渡売買で成り立っているようです。

とまあ日本酒の裏事情はともかく、日本酒を世界の酒にしていくという気鋭のWAKAZEのどぶろく、酒好きの同僚に確保をお願いし、代理購入してもらいました。

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

見切れている子どもたちは気にしないでください(笑

オレンジピールとコリアンダー!?

同じものは2度作らない、と言うコンセプトのようで、今回買ったのはrecipe no.047ということですが、ラベルの副原料にあるように、オレンジピールとコリアンダーシードをを使用し、酵母は協会系のNo.6を、酒米ではなく飯米の「つや姫」を使っています。

全く味に想像がつかない感じで、一口飲み始めると、いやまぁ複雑。元々どぶろくは酸味が強く甘いものが多いですが、飯米で余計甘くなるかなと思ったら、甘さは思ったよりは控えめ(どぶろくとしてはですが)です。まずは酸味と甘さがあり、後味にコリアンダーのスパイシーさが出ています。

【WAKAZE】三軒茶屋のどぶろく ~Orange and Criander~ recipe no.047

いつもの大きめお猪口で飲んでいますが、写真映えしないw。オシャレなグラスで飲みたいですね。

買っておいてなんですが、個人的には、ちょっとコリアンダーが邪魔に感じました。そういう飲み物なんだから、というのはあるかもしれませんが、せっかくのどぶろくのシンプルな米の甘みが、コリアンダーの主張が強くて、後味がずっとコリアンダーになってしまっています。
酸味は好きなので、オレンジピールはよく合っていると思います。

身も蓋もない言い方になってしまいますが、どぶろくは、ひたすらシンプルなものの方が好きですかね。元々どぶろくは日本酒に通じる初歩的なお酒です。
いろいろな味にチャレンジする姿勢は面白いと思いますが、これはこれとして、ぜひ副材料を添加しない、シンプルなどぶろくを定常酒として販売して欲しいな、と思いました。ベースのどぶろくがどんなものなのか、興味があります。


直営バル「Whim SAKE & TAPAS」は行ってみたい

三軒茶屋醸造所に併設されているバル「Whim SAKE & TAPAS」、おしゃれな感じなので、オッサンだけで行くのは気が引ける感じですが、たまにはこういうお店で飲むのも良さそうですね。妻と行こうかな~。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

初めてのお店で買ってみたお酒です。銘柄自体も初めて。埼玉県は幸手のお酒なんですね。

埼玉県と言えば、神亀を筆頭に、意外と銘酒揃いなんですよ。どうも、埼玉のお酒って聞くとピンときませんが、これが埼玉の宿命なのかな?何事につけても…。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

実はこのお酒…ちょっと問題がありまして、恐らく製造時の問題と思うのですが、蓋がしっかり閉まっていなかった可能性がありまして、輸送時微量の漏れがありました。開戦前に封印がくるくる回ってしまいまして、しっかり栓が入っていなかった可能性が高いです。

ご近所のお店だったら、クレーム交換してもらいたいところですが、車で行った、ちょっと離れたお店なので、開けて味を確かめて、まあ飲めるか、ということで。生酒ですけどね…。
ということで、本来の味になっていない可能性はありますが、そこはご容赦ください。

香りはことさら強調せず仄か。酒米は「さけ武蔵」、精米歩合は50%で、日本酒度は-8。

酸味系とのことでしたが、思ったよりは酸味がないかな? 澱は多めなので、そこそこの苦味があり、しかし後味はややどっしり目です。日本酒度的には結構甘口なはずですが、実際には苦味とややどっしりさもあって、そこまで甘くは感じないのが不思議です。
ただ、やはり微妙に蓋が開いていたので、熟成が進んでしまった可能性も否定できず、本来の味ではないかもしれません。

【石井酒造】豊明 純米吟醸 無濾過生酒

やっぱり買った酒店に問い合わせしたほうが良いかな?
いや、飲んだ限りは普通に飲めるし、その後腹痛になったとかもないのですが、やっぱりスッキリしませんよね…。


【追記】2日目に味が激変! 甘みがぐっと出てきました。そこに適度な酸味と苦味が入ると行った具合。芳醇な果実を思わせる甘みが出てきてなかなか。生酒はこれだから面白い。逆に言うと、味は不安定で、初日だけで判断できないとも言えますね。

【川村酒造店】酉与右衛門 特別純米 無濾過生原酒

新ブログになってから初めてのご紹介。関東ではあまり出回っていない、岩手のお酒、酉与右衛門(よえもん)。”酉与”はラベルでは1文字となっていますが、

 青山の燗酒がうまい某居酒屋で出会い、そしてそれが、割と近場、何なら以前は通勤ルート上にあった酒屋で買えたという、何という灯台下暗し!

【川村酒造店】与右衛門 特別純米 無濾過生原酒

出会ったときに燗酒で飲んだというのもあり、また以前購入したのも辛口で燗酒にぴったりという感じだったので、今回の酉与右衛門もそうなのか?と思いつつ、購入したお店のコメントには、プチプチ系で冷酒向きとあり、ホントかよ!?と思いつつ購入したのがこちら。

瓶も濃い目のガラスが主流の与右衛門に於いて、薄い青で夏酒っぽい爽やかさを主張。
酒米は岩手県産「吟ぎんが」、精米歩合50%と大吟醸に近い位に、かなり削っています。協会系7号酵母で日本酒度+7と、ここ最近飲んだ中では辛口。

香りはさっぱり系で主張せず、口に含むと、まずフレッシュなプチプチとしたガス感はありますが、甘さはほとんど無く、口当たりは昔ながらの日本酒らしい辛さが。でも、プチプチ感のおかげで、後味はさっぱりとしていて、辛口系によくあるどっしりさより、割と軽快な飲み口です。とはいえ、辛いことに違いはなく、今主流となっている甘くて香りが華やかな日本酒とは一線を画しています。

【川村酒造店】酉与右衛門 特別純米 無濾過生原酒

酉与右衛門は、今流行りの華やかな日本酒とは一線を画すお酒ですが、その中も嫌な雑味やアルコール臭さとは無縁で、そこはきちんと現代の技術も使っているお酒です。食中酒として、食事の味を邪魔しない味付けは、どの酉与右衛門にも共通しています

最近流行りの日本酒へのアンチテーゼとして、こういうお酒はあってもいいし、むしろそうであってこそ、日本酒は進化するのかなと思います。

初心者には少しとっつきにくいかもしれませんが、華やかな日本酒から入った人も、こういうのもあるんだな、と気に留めていただければと思います。個人的に、これを置いている酒屋や居酒屋は、ちょっと通な店って思っています。

【QLC NAND最速!?】CFDのM.2 SSD 1TBに入れ替えてみた

という記事を書きたかったのですが…昨日、入れ替えて何度か再起動もして普通に動いていたのですけどね…。夜中電源入れたまま放置して、翌朝再起動をかけたら、そのまま起動せず…

こうなってしまいました。原因不明です。SSDは、EaseUS To Do BackupでOSのクローンを作成し、問題なく起動、ベンチマーク撮ったり色々やっていて、何ら問題は出ていなかったんですけどね…。これがSSDの不具合じゃなければいいのですが…。

そんなこんなで、昨日はOSの入れ直しから、ソフトの入れ直しをしていました。それでも自作歴史半世紀なので、まあ慣れているといえば慣れているのかな、逆にクリーンインストールできて、あまり使わないソフトのリフレッシュにもなってよかったかな。


ということで、気を取り直して製品紹介。

CFD CSSD-M2M1TEG1VNE

CFDのエントリークラスのM.2 SSD、CSSD-M2M1TEG1VNEです。
NTT-Xで期間限定でお安くなったため、購入してみました。Amazonや価格コム最安値より更に2千円程度安かったです。

特徴はなんと言っても、QLC NAND採用にも関わらず、Sequential Read Max 3400MB/s、Write Max 2000MB/s(1TBモデル)という高速なSSDということです。

今ではPCIe4.0のM.2 SSDはReadで4000MB/s超えも当たり前になりましたが、家のマザーは現時点で最新から1世代前のAMD X470チップセットのASUS PRIME X470-PROなので、PCIe3.0までですし、今使っているSSDも4年近く前に買った、PlextorのM8PeGN(256MB)なので、MLCのプレクからQLCのCFDになっても、全然速かったりします。

M8PeGNの256MBモデルは、公称Read 2000MB/s、Write 900MB/sなので、今の水準からすると、今一歩ですかねぇ。もちろん購入した4年近く前は、相当速かったのですけど。

早速ベンチマークを取ってみました。

Plextorの方は、マザーボードの制約上、スロットがPCIe 3.0 x2となりますが、これだけ差が出るということになります。特に書き込み速度は倍以上の差がありますね。

QLC NANDのSSDは安価で遅いものが多かっただけに、ここまで早いのはコントローラーの優秀さもあるのでしょうね。ランダム書き込みでは、最新のMLCのSSDより速度低下は大きいようですが、実用上はそこまで大きな差は出ないかなと思います。

Plextorのほうは、写真編集用ドライブにして、編集速度をアップさせるのも狙いで、やっぱりHDD上だとRAW現像が遅くて遅くて。これで効率がアップするかな?

2021/7追記 1年でクラッシュ

2021年6月末、PC起動中、ブルースクリーンになり、以降OS起動せず。そしてUEFIからも認識されなくなりました…。クラッシュしたようです。
やはりQLC NANDは信頼性に劣るようです。一般用途なら、一番出回っているTLC NANDまでが無難だと思います。

【飛良泉本舗】飛良泉 山廃純米大吟醸 マル飛 別誂

飛良泉でも「マル飛」はいろいろな酒米や酵母を使って醸しているシリーズですが、今回のは山廃づくりだそうです。

【飛良泉本舗】飛良泉 山廃純米大吟醸 マル飛 別誂

日本酒で時々聞く「山廃」「山廃仕込」とは何か? WikiPediaにはこう書かれています。

山廃仕込み(やまはいしこみ / – じこみ)とは、単に山廃とも称され、生酛系(きもとけい)に属する日本酒の製法の一つ。 「山卸廃止酛(やまおろしはいしもと)」が正式名称で、その酛で醸造した酒のことも一般に「山廃(仕込み)」と呼ばれる。

山廃仕込み

引用の文章だけでは分かりづらいので、詳しくはWikiPedia、またはSAKETIMESの解説が詳しいですが、日本酒の作り方に置いて、明治時代に開発されたもので、非常に手間のかかる工程を経て醸されるだけに、山廃仕込みを用いる酒蔵は現代では減ってしまいました。

山廃仕込みのお酒でよく言われるのは、アミノ酸度が高く、辛口でどっしりしたお酒になる、いわゆる昔ながらの日本酒好きには受けるけど、最近流行のフルーティで軽やかな日本酒とは真逆のもの、とされているところでしょうか。
確かに、一昔前までは、山廃仕込の日本酒のイメージはそんな感じでした。

【飛良泉本舗】飛良泉 山廃純米大吟醸 マル飛 別誂

ところが、今回の飛良泉、ラベルには

山廃造りではありながら、香り高くキレイでなめらかなお酒に仕上げました。

とあるように、昔ながらの山廃のイメージではなさそう。

さて開栓初日ですが、香りはたしかに豊か、ただしもっとキレイに香るお酒もあるので、山廃にしては…と付け加えておきます。メロンの香りはたしかにあります。口に含むと、アタックは弱めで、ほんのり甘いけど、すぐに独特の風味とともに、後味は山廃っぽいどっしりさが出てくる。
うーん、ちょっと落ち着きすぎているかな。日本酒度-1.0と言う割に、辛さのほうが立つな、そんな印象。

ところが開栓2日目、味が激変。まず香りと甘みが増した。びっくりした。同じお酒なのか!? 開栓からわずか1日だけの経過なのに。ボケていた味がしっかり出てきた感じです。
甘みが出てきたことで、その後のどっしりさとのつながりが良くなりました。キレイにつながります。
これはと思って、ぬる燗にしてみました。いい! ぬる燗もいいです。押し付けがましくない甘みが少し濃厚になり、後味の辛さまでよりしっかり出ています。

このお酒は、断言します! 開栓後1日は最低置きましょう。初日のぼやけた感じが嘘のようにしっかり味に変わります。ぜひ!

【土田酒造】土田 麹九割九分

先日買ってきたお酒。群馬県は土田酒造の「土田」。
その名も「麹九割九分」

【土田酒造】土田 麹九割九分

通常、日本酒は酒米と麹米で作りますが、麹米は2,3割程度のところ、99%を麹米としたお酒です。
ここまで来ると、1%の酒米は何なのだろうと思いますが(笑)、100%麹米を使ってしまうと、清酒(日本酒)と表記できなくなってしまうという事情があるからだそうです。

いやーこれは面白い! 濃厚な旨味。甘さも濃厚ですが、くどさはない。面白いことに、ちょっと古酒っぽいテイストも感じます。独特の酸味があり、Yamaroの好き系です。色も黄色みがかなり強いです。

901号酵母ですか。あまり見ない酵母ですね。
アルコール度数も少し低い15度で、飲みやすいですが、好みは分かれるかもしれません。
甘いけど割とどっしりさもあります。燗もよしとあるので、次は燗にしてみようと思いますが、もうかなり飲んでしまいまして…。残りわずか…。


追記:土田酒造の方からコメントを頂きました! 実際に作っている方からの反応、嬉しいですね。

これは少し置いておいたほうが良さそう。もう残り1合もなさそうですが(笑

 【タイムラプス】五色唐辛子の花の開花

Nikon D810とTamron SP AF 90mm F/2.8 MACROでタイムラプス用インターバル撮影
※写真は撮影開始前、もちろん三脚は使いました

先日から、ベランダの五色唐辛子(ゴシキトウガラシ)の花が次々と開花しています。
冬に葉っぱが全て落ちて枯れてしまったかと思っていたら、春には葉っぱが映え始めて見事復活。凄まじい生命力ですね。

ということで、開花の様子をタイムラプス撮影してみることに。
例によって、Nikon D810で静止画をインターバル撮影し、それをDaVinci Resolve16に入れてタイムラプス化します。

開花は夜中にも始まるのと、どうしてもベランダだと、部屋の明かりの影響が被写体にも出てしまって、均一な色や露出で撮るのが難しく、かなり失敗しましたが、今回はまあまあ上手くいきました。

五色唐辛子の開花をタイムラプスで

面白いことに、夜中から昼にかけて花が開き、その後夕方4時位から少しすぼみ始めるのですね。

今回はドンピシャで花をど真ん中に収めることが出来ました。露出も、マルチパターン測光ではなく、輝度優先のスポット測光とし、白い花なので露出補正で+1.0にしました。これが結構良い感じでしたね。

タイムラプス用のインターバル撮影は、時間帯で自然光の状況は変わるので、いつも露出に悩まされます。以前はLEDライトも使ってみましたが、完全に環境光の影響がなくなるわけではないですからね。今回は環境光のみの撮影でした。

タイムラプスは色々試行錯誤ですね。

【山口酒造場】鶯の庭 鶯印のどぶろく

妻がずーっとどぶろく飲みたいどぶろく飲みたいと申すものですから、通年酒のどぶろくを調達してまいりました。

Wikipediaには、どぶろくについて、以下のように書かれています。

どぶろく(濁酒、濁醪)とは、日本の伝統的なのうち、米麹と水を原料として発酵させただけで漉す工程を経ていない[1][2]

もろみ酒濁り酒(にごりざけ)、濁酒(だくしゅ)、白馬(しろうま)ともいう[3][4][5]濁醪(だくろう)、どびろく(酴醿醁)の転化とも言われる[5]。ただし、「濁り酒」は広義には清酒メーカーの販売している「濁り酒」のように漉す工程を含むものがあり法令などの分類上「どぶろく」とは異なるものもある[2]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%81%B6%E3%82%8D%E3%81%8F

初歩的なお酒で比較的簡単に作れるため、大昔は米所ではよく作られていたそうですが、明治時代に酒税法が出来て自家醸造禁止となり、現在に至ります。

一般的に、新米が出来たら、それで作られるため、出回るのは冬から春先までが多いですが、今回のどぶろくのように、通年製造されているものもあります。

【山口酒造場】鶯の庭 鶯印のどぶろく

どぶろくは、物によってアルコール度数は大きく変わり、今回購入した「鶯印のどぶろく」は、6度とかなり低く、飲みやすいお酒になっています。
グイグイ飲めてしまうので、四合瓶ではなく一升瓶で調達しました。

開栓初日は、思ったよりは甘さは控えめで、程よい酸味、苦味はほとんどなく若々しい感じです。火入れしてあるため、ガス感はなく、蓋にもガス抜き穴などはありません。

酒米は、山口酒造場のある福岡県産の「夢一献」、精米歩合は60%と割と削っていますね。そのせいか、スッキリした味わいになっているのかな?

開栓後、2, 3日経過後は、甘さが出てきました。火入れしているのに不思議。そして、冷蔵庫から出した直後より、少し時間が立って温度が上がったほうが、当然ながら甘みも増します。

とにかく、度数が低いので飲みすぎ注意なお酒です。冷蔵庫のスペースが許す限り、一升瓶がおすすめです。すぐなくなってしまいますから(笑