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CP+2026に行ってきた Nikon編

先週の金曜日、午後仕事を休んで横浜のみなとみらい、パシフィコ横浜で開催されたCP+2026に行ってきました。
そんなに長い時間ではないけど、それなりに見てきたのでご紹介。今回はNikon編。

まずはこれを確認してきました。

事前に応募したSNS GALLERYに見事採用されました! と言ってもこれは息子が撮った写真です。
私が三脚にカメラををセットしておいていたら、息子がパシャパシャ撮っていました。2022年10月、まだ息子が年長さんだった時です。

シャッター押すだけで撮れちゃう、Nikon Z9すごいな~ってなりましたね。
この頃はやっとAFもこなれてきて被写体認識も良くなってきていましたね。Z9IIは今回まだ発表はなく、恐らく秋以降になるのかな?

RED CINEMAのコーナー、前回よりは規模は小さかったかな。ちょっと推しは弱い印象。
映像機材はカメラレンズだけでなく、周辺機器や拡張性など、なかなか一筋縄ではいかない。REDもシネカメラとしては有名でも、この業界はどんどん変わってきているので、NikonもREDを取得したからとウカウカはしていられない状況です。

面白い展示だったのはこちら。HDRとSDRの違いを並べて比較。これは効果がわかりやすいですね。

写真では残念ながら差はわからないでしょうけど、実際には花火の明るい部分が、HDRではしっかり色が残っているのに対して、SDRでは白飛びしていました。
こういう明暗差が大きいソースではHDRとSDRの差が出やすい一方、ディスプレイの輝度が大きくないと再現が難しく、市販の安いなんちゃってHDR対応ディスプレイではあまり効果がないですね。そもそも10bitをまともに表示できないものも多いので。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIを試す

CP+で新製品のNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIのお試しが出来たので、整理券を撮って体感してきました。

まだ画像データは持ち帰れず、ただ空シャッターを切るだけでですが、まず手にして軽さに驚きました。
もちろん三脚座付きで1.1kgを超えるので絶対的に軽いわけではないですが、手持ちのFマウントのGタイプのVR IIよりずっと軽いですね。

そしてAFが速い! I型のSTMも決して遅いわけではなく実用上は十分ですが、言葉で表すと、今までがスーッと合っていたのが、II型ではサッ、スパッと合う印象。ライバルにちょっと遅れを取っていたスピード、やっと並べたかな?
逆にスナップやポートレートではI型で特段不満はなく、激しい動体撮影で差が出る印象。貸出機のZ8でもその差がわかるくらいに速かったです。
今やレンズメーカーもリニアモーター(VCMもリニアモーターの一種)に舵を切り始めているので、遅ればせながらNikonもSSVMC化をミドルクラス以上のレンズでは進めていくことになるでしょうね。

18時の終了まで、他のブースもそれなりに見てきたので、ボチボチ紹介していこうと思います。

Nikonの歴代AF NIKKOR 70(80)-200mm f/2.8レンズのスペックを比較

CP+2026が木曜日より開催されています。

Nikonのブースに私の作品…というか息子が年長さんの頃にパシャパシャZ9で撮った写真も展示されるようなので、確認に行ってくるとして、今回のNikonの目玉はZ9II…ではなくNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIですね。Z9IIはもう少し先になりそうですが、組み合せる新しい大三元の望遠レンズはAFモータがより高速化されたシルキースウィフトVCM(SSVCM)、クラス最軽量の998g(三脚座を外した場合)を実現しています。

個人的には15年前に購入したAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIを現在も使用していますが、以前より使用頻度は低いものの、このクラスのレンズは人気でモデルチェンジも比較的早いので、次買うならこれなんだろうなぁとは思います。価格はついに40万円台に突入しましたが、こればかりは現在の物価高を鑑みると仕方のないところでしょうね。

歴代のAF NIKKORの70(80)-200mm f/2.8レンズのスペックを表で比較してみました。
こうしてみてみると、概ね6年前後で改良されていることがわかります。重量は進化に従い重くなり、でも軽量化技術も入って拮抗していますが、今回のZのII型はレンズ枚数をI型より減らし特殊ガラスなどを多く採用したのが大きく効いているのか、三脚座取り外し時に998gと400g近い軽量化を成し遂げたのは驚くべきことですね。Nikonも軽量化、やれば出来るじゃん!
さらに最短撮影距離を縮め撮影倍率を上げ、絞り羽根が歴代9枚だったのが11枚に増えるなど、大改良されていますね。

Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8SAi AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8DAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>AI AF-S Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D(IF)
発売年1988199219961998
レンズ構成11群16枚 (EDレンズ3枚)11群16枚 (EDレンズ3枚)11群16枚 (EDレンズ3枚) 14群18枚 (EDレンズ5枚)
レンズコーティングスーパーインテグレーテッドコーティングスーパーインテグレーテッドコーティングスーパーインテグレーテッドコーティング
撮影距離情報なしありありあり
ズーミングフォーカスリング一体直進式フォーカスリング一体直進式ズームリングによる回転式ズームリングによる回転式
フォーカシングA-M切り換えリングA-M切り換えリングA-M切り換えリングM/Aモード AF時の常時MF可
フォーカス機構IF方式IF方式IF方式IF方式
AFモータAFカップリングによるボディ側駆動AFカップリングによるボディ側駆動AFカップリングによるボディ側駆動超音波モータ
手ブレ補正なしなしなしなし
最短撮影距離1.5m1.5m1.5m1.5m
最大撮影倍率0.16倍0.16倍0.16倍0.16倍
絞りボディ駆動式9枚ボディ駆動式9枚ボディ駆動式9枚ボディ駆動式9枚
アタッチメントサイズ77mm77mm77mm77mm
重量1,200g1,200g1,300g (三脚座含む)1,580g(1,450g:三脚座取外し時)
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRIIAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
発売年200320082016
レンズ構成15群21枚 (EDレンズ5枚)16群21枚 (EDレンズ7枚)18群22枚
(EDレンズ7枚,蛍石レンズ1枚,高屈折レンズ1枚)
レンズコーティングスーパーインテグレーテッドコーティングナノクリスタルコートナノクリスタルコート,レンズ前面にフッ素コート
撮影距離情報ありありあり
ズーミングズームリングによる回転式ズームリングによる回転式ズームリングによる回転式
フォーカシングM/Aモード AF時の常時MF可M/Aモード AF時の常時MF可M/Aモード AF時の常時MF可
フォーカス機構IF方式IF方式IF方式
AFモータ超音波モータ超音波モータ超音波モータ
手ブレ補正VCMによるレンズシフト方式 3段VCMによるレンズシフト方式 3.5段 NOMAL/ACTIVE切り替えVCMによるレンズシフト方式 4段 NOMAL/SPORTS切り替え
三脚ブレ補正対応 
最短撮影距離AF時:1.5m MF時:1.4m1.4m1.1m
最大撮影倍率0.18倍0.11倍0.21倍
絞りボディ駆動式9枚ボディ駆動式9枚電磁絞り9枚
アタッチメントサイズ77mm77mm77mm
重量1,480g (三脚座含む)1,540g (三脚座含む)1,430g (三脚座含む)
NIKKOR Z 70-200 f/2.8 VR SNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II
発売年20202026
レンズ構成18群21枚
 (EDレンズ6枚,非球面レンズ2枚,蛍石レンズ1枚,SRレンズ1枚)
16群18枚
(EDレンズ1枚,スーパーEDレンズ1枚,ED非球面レンズ1枚,非球面レンズ2枚,蛍石レンズ1枚,SRレンズ1枚)
レンズコーティングナノクリスタルコート,アルネオコート,レンズ前面にフッ素コートメソアモルファスコート,アルネオコート,レンズ前面にフッ素コート
撮影距離情報ありあり
ズーミングズームリングによる回転式ズームリングによる回転式
フォーカシングM/Aモード AF時の常時MF可M/Aモード AF時の常時MF可
フォーカス機構マルチフォーカス方式, IF方式マルチフォーカス方式, IF方式
AFモータステッピングモータ(STM)ボイスコイルモータ(SSVCM)
手ブレ補正VCMによるレンズシフト方式 4段 NOMAL/SPORTS切り替え
三脚ブレ補正対応 
VCMによるレンズシフト方式 6段 NOMAL/SPORTS切り替え
三脚ブレ補正対応 
最短撮影距離0.5m (焦点距離70mm)
0.63m (焦点距離85mm)
0.68m (焦点距離105mm)
0.8m (焦点距離135mm)
1.0m (焦点距離200mm)
0.38m (焦点距離70mm)
0.38m (焦点距離85mm)
0.5m (焦点距離105mm)
0.6m (焦点距離135mm)
0.8m (焦点距離200mm)
最大撮影倍率0.2倍0.3倍
絞り電磁絞り9枚電磁絞り11枚
アタッチメントサイズ77mm77mm
重量1,440g(1,360g:三脚座取外し時)1,180g(998g:三脚座取外し時)

こうして並べると、そろそろVR IIからリプレースしたい気持ちもあり、でも使用頻度を考えると…なんですよね。
ただ24-70mm f/2.8と70-200mm f/2.8クラスにもAFモータがSTMからSSVCMに変更されていることから、今後発売されるある程度高価なレンズは今後SSVCM化されるのは必至でしょうね。何せライバルメーカーはもっと安価なレンズでもリニアモータ(VCMもリニアモータの一種)が採用されていますからね。


II型が40万円台となると、俄然コスパが良いのはI型ですね。これとて特段AFが遅いわけではないのと、画質は流石に良いです。