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【MNG…】再びManfrotto 468MGRC3を買う

実は前回買ったManfrottoのボール雲台、468MGRC3、試しているうちにバキッと音がして、締め付けが出来ない不具合が発生し返品となりましたが…
再びManfrottoアウトレットストアで半額以下で出ていたので、懲りずに再購入しました。

Manfrotto 468MGRC3
再びManfrotto 468MGRC3

今度こそ、色々試してみて、締め付け不具合が発生しないことを確認。ちゃんと使えればガッチリ感はさすがに良いです。
↓これの半額以下なら、まあ損じゃないでしょう。


スライディングプレート357PLV付属

付属品のプレートは357PLVで、最近多いアルカスイス互換のものより幅広の4.4cmのプレートです。

スライディングプレート357PLVが付属

スライディングプレートとあるように、アルカスイス互換プレートのように上からはめ込むのではなく、横からスライディングさせて挿入します。

スライディングプレートなので横から挿入する

このプレートは横から挿入して、中央の真鍮のロックを通過すると、そこからは外れなくなる構造で、あとは位置を決めてプレートを固定できます。
ちょうどこれをつけるべき三脚を使用中なので、使用感はまた別途試すとして、問題はこのプレートなんですよね。
同じManfrottoでも、先日買ったビデオ雲台のナイトロテックN8のものと互換性はないんですよね。この357PLVのほうが幅が広いんですよ。

このように、RC3をアルカスイスクランプに変換するプレートは存在しますが、割と高価で(雲台より高い!)選択肢も少ないです。もう少し探してみるとして、かと言って上のクランプをアルカスイスに変えてしまうというのも、せっかく安く買った雲台なのに本末転倒だったりします。

とりあえずは、このままで使ってみたいと思いますが、Nikon Z 9だけはアルカスイスのL字プレートをつけっぱなしなので、着脱が面倒ですね…

今年も富士山を撮っています

タイムラプス用の富士山写真を、インターバルで撮る季節がやってきました。

カメラ、斜めになっとるやん…

微妙に傾いています。まあ、動画に編集する際に修正はできますけどね。でも基本は肝心。
今年は晴れていても、結構霞んでいます。数年前だともう少し視程が良かったのですが。

カメラは相変わらずNikon D810ですが、すでにシャッターは30万回近く、元々の耐久20万回を1.5倍超過しています。
そろそろシャッターがやばいかも。電子シャッターが使えるボディに切り替えたいのもありますが、夕陽とは言え太陽光直射なんですよね。これがセンサにどう影響するのか?
あと、大量に撮った画像を、メモリーカードを取り出してPCに取り込む、という作業もちょっと億劫です。D810に入れているFlashAirをカスタマイズして、FTPでNASに画像を飛ばすという手もありますが、どうもこれがうまくいかず。

Nikon Z 9なら、FTPで画像を飛ばすことも簡単にできますし、何ならNX Tetherで直接PCに取り込めますし、メカシャッターがないので耐久も気にしなくてすみます(前述のセンサが夕陽の直射でどうなるかわかりませんが)。
ちょっと、Z 9で試してみようかな? 今週末は使う予定がないので、これでうまく撮れれば、その後の編集までのワークフロー的にも楽なんですよね。

上の写真は、レンズがAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sです。その前にAF NIKKOR 70-300mm f/4-5.6Gを使っていたのですが、周辺の解像力と逆光体制の悪さで、さらに古いマニュアルレンズに変更したところ、こちらのほうが画質が良かったので、そのまま使っています。AF要らないので、むしろ都合が良いですね

【ブログ復帰】どたばたしているので、NIKKOR Z 40mm f/2の写りの良さなんかを紹介

パソコンのNX Studioが起動しなくなって、あれこれ設定やらし直していたら、ついにWindowsが起動しなくなり、OSの入れ直しをしていた矢先、妻が急に腹痛になり立てなくなったので救急搬送、会社に休み連絡して、子供らを保育園や小学校に送り出してからの病院へ急行。
精密検査の結果、直ぐに手術が必要な入院にはならず、近所の消化器内科への紹介状を書いてもらって一旦帰宅するも、その紹介状を書いてもらった病院がたまたま休院。
薬もないため、夜にはまた腹痛がひどくなり、土曜日の午前に前日救急搬送された病院へ。でもって薬の処方と点滴を打ってもらって現在に至る、という状況です。

というドタバタな状況ゆえ、いろんな予定をキャンセルして、自体に対応しています。
それでも、ブログは復帰、更新頻度はまちまちですが、時間を見つけて書いていきます。
Nikon Z 9のFW3.0なんかもネタになるのですが、いかんせん書いている時間がなくて、とりあえずFWアップだけ済ませました。D850も不具合修正のFWアップしておきました。
NX Studioも、OS入れ直したら通常通り使えました。当たり前か~。やっぱり起動しなかったのは、OSに不具合が出ていた兆候なんでしょうか。

NIKKOR Z 40mm f/2、やっぱり良いねこのレンズ

ここで唐突に表題の件です。
望遠レンズで撮影する息子の記事を書いた同じ日に、NIKKOR Z 40mm f/2で撮った写真も良かった、という話です。
何せ、望遠レンズのAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR + TC-14EIIIは、お値段だけで、Z 40mmが40本買えてしまうレンズです。焦点距離も違うので比べてはいけませんが、どちらも良い写りなんですよね。ほんとレンズって不思議です。

レンズの性能を示すMTF曲線を見ると、特段良いというわけではありません。

NIKKOR Z 40mm f/2のMTF曲線

それでも、同じ焦点距離ではないので一概に比較できないにしろ、FマウントのAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gと比較すると、Z 40mmのほうが良好なのがわかります。

FマウントのAF-S NIKKOR 50mm f/1.8GのMTF曲線

MTF曲線は、あくまでレンズの性能の極一面を示すに過ぎませんが、ミラーレス化と大口径Zマウント化による恩恵は多分にあるのでしょうね。
Z 40mmは、よく見ると収差も残っていますが、この収差補正のバランスが良いのでしょう。決してカリカリな描写でもなく、ゆるい描写でもない、絶妙なバランスを保っています。
ちょっと絞ったf4あたりの解像力も、カリカリにならず、ちゃんと解像力は高い、逆光でもゴーストやフレアっぽさも殆ど無いですし、シャドーも沈みきらず、コントラストも適度にあって良い印象です。

ホント、このレンズはZマウントユーザーなら、絶対1本持っておいて損はないですね。

Manfrotto ナイトロテックN8と536カーボン三脚フィールドテスト

もともと手持ちの望遠レンズでも重量級であるAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRは、Gitzoのフルードジンバル雲台を使用しているため、ビデオ雲台を使用するつもりはあまりなかったのですが、近年望遠レンズ界隈でビデオ雲台が人気、と言うことで、実際にフィールドで試してみました。

こんな感じでセット。何故かスマホの写真の解像度が低くなってしまいました…

やはり、レンズ単体で5kgを超え、ボディと合わせると6.5kg近いので、カウンターバランスが8kg(重心高55mm時)まで対応とは言え、三脚座により重心高が高くなっているため、慣性モーメントにより、カウンターバランスをとるのは難しいです。ただ、レンズを極端に傾けない限りは、手を離してもちゃんと静止はしてくれます。それなりにカウンターバランスは効いていると見てよいのかな?
とは言え、構造的にカックンしないジンバル雲台の安心感のほうが高く、安定性も良いと思いました。
ビデオ雲台の良さは、パンニングやチルトが滑らかだということ、ビデオ雲台だから当たり前ですけどね。その分、重量級レンズでは、少しプルプル振動する場面もありました。

写真を撮っていると、一緒に連れてきて遊んでいた息子が寄ってきました。

お前が撮るんか~いw

ってことで、息子氏6歳が、撮りたいと言うんですよ。
低くすると、年長さんでもカメラを使える高さに。親指AFを教えてたら、パシャパシャパシャ…

何枚撮るんじゃ~

1000枚近く撮ったこの日の撮影の9割は息子が切ったシャッターです。デジタルカメラの時代で良かったね~。フィルムカメラなら、そものも触らせてもらえなかったでしょう。
そら今の若い方々が写真が上手いの、圧倒的にシャッターを切れるからってのは大きいでしょうね。

まともに撮れてるじゃん! 年長が600mmとx1.4テレコンで850mmで撮っちゃう時代です。でもそれだけManfrottoのナイトロテックN8が使いやすいというのもあるし、Z 9の被写体認識AFで簡単に撮れているというのもあります。

そんなこんなで楽しく撮影してきましたとさ。

FlashAirに直接エクスプローラーでアクセスする方法

Nikon D810を購入した2014年当時は、まだカメラにWiFiやBluetoothを搭載した機種は少なく、撮った写真をスマホに転送する、といういまではあたりまえにできることが、まだ難しかった時代です。
この当時のNikonのいちがんれふでは、業務用途向けとして、WiFiアダプタが別途用意されていました。

Nikon 通信ユニット ワイヤレスキット UT-1WK

このユニットは、有線LANを備えたUT-1と、無線LANユニットのWT-5のセットとなっていて、無銭LAN経由でFTPサーバーやPCに撮った写真のアップロードが可能だったり、LAN経由でカメラをコントロールが出来ますが、業務用途前提故に9万円強と高価で、一般用途には不向きでした。これアマチュアで持っている人は少ないでしょうね。

このため、Eye-Fiに始まる無銭LAN内蔵SDカードが販売されており、D810もEye-Fi対応機種でした。

懐かしのEye-Fiカード、持ってました(まだ持ってます)


ところが、Eye-Fiは2016年頃にはサポート終了してしまい、専用ソフトが使えなくなってしまったため、事実上Wi-Fiは使用不可能となってしまい、ただの遅いSDカードに。
変わって登場したのが、東芝のFlashAirシリーズでした。FlashAirはEye-Fi対応のカメラをそのままサポートでき、世代ごとに進化を続け、最終第4世代のW-04シリーズは、最大転送速度90MB/sと、UHS-I U3規格となり、これはNikon D810のSDカードスロットで使っても、十分な読み書き速度を備えています。

既に販売終了した東芝(現KIOXIA)のFlashAir W-04

しかし、2010年代後半になると、カメラ側にWi-FiやBluetoothを搭載する機種も多くなってきて、そういったカメラへの買い替えが進んだ結果、このFlashAirも2020年に販売終了となりました。
ただEye-Fiと違うのは、カスタマイズ性に優れている点でしょう。2022年10月現在、W-04シリーズのみは、現KIOXIAがサポートを続けています。
優れたカスタマイズ性の1つに、標準でHTTPサーバー機能を搭載していることが挙げられます。
以前は屋外にD810を持ち出して、撮った写真をスマホに転送していましたが、今はD850とZ 9にメインの撮影を譲り、もっぱら自宅での物撮り&タイムラプス用インターバル撮影専用機となっているD810とFlashAir。
せっかくなので、HTTPサーバ機能を使って、無線LAN経由で直接カードにアクセスできるようにしてみます。

FlashAirのCONFIGをカスタマイズする

まずはFlashAirをPCのカードリーダーに入れて、フォルダにアクセスします。この時、Windowsの場合はエクスプローラーで隠しフォルダを表示できるようにしておきます。

カードのルートを開くと、隠しフォルダの”SD_WLAN”というフォルダがあるので、そこを開くと、拡張子のない”CONFIG”ファイルが表示されます。
メモ帳やエディタソフトで開くと、FlashAirToolで設定したファイルが書かれています。
デフォルトのファイルはバックアップを取っておきましょう。

[Vendor]

CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG
APPMODE=6
APPNETWORKKEY=**************
VERSION=F15DBW3BW4.00.04
CID=02544d45594546**************
PRODUCT=FlashAir
APPSSID=flashair
LOCK=1
WEBDAV=1
TIMEZONE=36
DNSMODE=1
BRGSSID=*******************
BRGNETWORKKEY=**************
APPAUTOTIME=600000
MASTERCODE=**************

ここで注目するのは、”WEBDAV”と書かれた行。この後ろの数字を1から2に変更することで、WebDavを有効化し、エクスプローラーなどから直接カードにアクセスできるようになります。
ここでは、FlashAirのIPアドレスも固定とします。その方が、エクスプローラーやブラウザでアクセスする際に、何かと都合が良いからです。
我が家のLAN環境では、192.168.1.***となっているため、FlashAirは192.168.1.220としてみました。末尾のアドレスは、他のネットワーク機器と競合しないことが条件です。

下記の通り変更してみました。太文字が追加または変更箇所です。BRGSSDなどバックグラウンドのSSID設定は削除しました。

[WLANSD]
 
ID=HomeFA
DHCP_Enabled=NO
IP_Address=192.168.1.220
Subnet_Mask=255.255.255.0
Default_Gateway=192.168.1.1
Preferred_DNS_Server=192.168.1.1

[Vendor]

CIPATH=/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG
APPMODE=5
APPNETWORKKEY=[無線LANのパスワード]
VERSION=F15DBW3BW4.00.04
CID=02544d45594546****************
PRODUCT=FlashAir
APPSSID=[自宅の無線LANのSSID(2.4GHz帯)]
LOCK=1
WEBDAV=2
UPLOAD=1
TIMEZONE=36
DNSMODE=1
MASTERCODE=************

ここまで済んだら、カードを取り出し、カメラに差し込みます。
カメラの電源を入れてしばらくしてから、エクスプローラーに下記のアドレスを入力します。
xxxは指定したIPアドレスです。ここでは220としています。

\\192.168.1.xxx\DavWWWRoot
エクスプローラーからFlashAirのデータにアクセス

アクセスできました。これで簡単にネットワーク経由でファイルが取り出せます。

ブラウザからもアクセス可能

FlashAirはHTTPサーバ搭載なので、ブラウザからアクセス可能です。

ここでは、ブラウザに、”flashair/”またはIPアドレス固定なら指定したIPアドレス”192.168.1.xxx”を入力します。

HTTPサーバ機能によりブラウザからアクセス可能

すると、上のような画面が表示されます。
これでだいぶ使い勝手は良くなりますね。

息子の運動会、準備中!(親が)

昨日夜も雨だったので、やきもきしていました。

早朝5時半過ぎ、雨は止んだけど曇天。
しかし、8時過ぎには晴れ間も少し出てきました。

ということで、本日息子の保育園の運動会、2週間前が雨で流れて予備日のほんじつも、天気が危ぶまれたけど、開催決定です。
色々準備中。

今回の撮影機材

Nikon Z 9は動画撮影。今回はこれに専念し、動きが少ない場面ではスチルでD850も併用します。
ビデオ雲台も活躍してくれると良いな。
何せ息子も年長さん、保育園最後の運動会ですからね~。

Mafrottoのビデオ雲台にアルカスイスL字プレート付きカメラを取り付ける

Manfrottoのビデオ雲台、ナイトロテックN8504HDなどに標準で装備されているクイックリリースプレートは、504PLONGというタイプのプレートで、最近多いアルカスイス互換ではなく、Manfrotto独自の規格となっています。
アルカスイスタイプよりも幅広で、大型の望遠レンズやムービーカメラに適したものとなっています。

Manfrottoのビデオ雲台には、基本的にこのManfrotto規格のプレートが付属しています。
近年、アルカスイス互換のクイックプレートが普及してきて、スチル向けの雲台やプレートは、アルカスイス互換が増えていますが、ビデオ雲台についてはまだManfrotto規格のものが使われています。

ナイトロテックN8で、Nikon Z 9を使ってスチルやビデオ撮影をしたいけど、Z 9にはSmallRig Nikon Z 9専用L型プレート3714を取付けっぱなしで、このL字プレートはアルカスイス互換のクイックシューに取付出来るため、出来ればアルカスイス互換で統一したいのです。

望遠レンズを付ける場合は、Manfrottoプレートで良くても、カメラ本体を直接雲台に取り付ける際は、アルカスイス互換が良いな、と思い調べると、あるんですね、こんな商品が。Haoge CP-MA90 クイックリリースプレート QRクランプアダプターコンバーターという商品です。

ご丁寧に、Manfrottoプレートの取付面に対して、90度向きを変えたアルカスイス互換クランプが付いているため、雲台の使い勝手はそのままに、カメラを直接正面に向けて取り付け可能です。これは非常に便利、というか、純正でもあっていいんじゃないかと思うくらい。

ということで買ってみました。

中華製ですが、精度も問題ありません。最近は中華製も品質の良いものが多いですね(もちろん偽物やセンスのない商品も多々ありますが)。

Manfrotto ナイトロテックN8雲台にHaoge CP-MA90 を取付けてた

取付けてみました。ガタつきなく取付出来ます。
心配していた雲台とCP-MA90のダイヤルとの干渉もありません。

カメラに直接Manfrottoプレートを付けるより、カメラにL字プレート、クイックシューにこの変換プレートを使ったほうが、格段に安定性が良いですね。
これで、通常のスチル撮影も簡単にガッチリカメラを固定できるようになりました。
こうなると、D850にもL字プレート、欲しくなってきますね。

動画撮影用に揃えましたが、どれもしっかりしたもので剛性も高いので、スチル撮影にも十分有用そうです。

これで、Z 9 + Z 24-200mmでのビデオ撮影準備が整いました。
あとは本番の息子の保育園の運動会、晴れてくれよ~

Manfrotto ナイトロテックN8ビデオ雲台+536カーボン三脚を導入してみた

先日、小学生の娘の運動会で、Nikon Z 9の動画撮影をしてみましたが、画質が非常によく、AFも食いつきがよく、動画からスチルを切り出しても割と使える画質レベルであることから、本格的に動画撮影をしてみようと思い始めました。

娘の運動会では、動画画質は確かに良かったものの、SmallRigの自由雲台3457はZ 9 + NIKKOR Z 24-200mmではいまいちスムーズさに欠け、やっぱり値段なりかなと実感。雲台単体では滑らかなフルードっぽさを感じたものの、いざ動画撮影してみると、パンもチルトもスムーズさに欠けました。特にパン動作が、案外引っ掛かりが多く、ガッカリでした。耐荷重は5kgですが、実際には軽量なカメラじゃないと、
また、チルトもちょっと緩めるとカックンと下を向いてしまい、調整幅が少なく、常にパン棒で支えているならよくても、手を離すと不安でした。

ということで、きちんと撮るには、しっかりしたビデオ雲台が不可欠、ということでまともなビデオ雲台を物色。
当初は、コスパの良いManfrottoのMVH502AHかなと思っていたのですが(以前Nikonミュージアムでは、この雲台にD4+AF-S 600mm f/4E ED VRが載せられて展示されていたので、ギリギリその重量も行けるっぽい)、どうせなら水平をきちんととれるボール雲台&三脚あったほうが良いよね、となりまして、雲台をバラで買って後から三脚買うよりは、セットの方が安い、ということで、表題のセットを買ってみました。

ただ、この製品は旧製品で、Manfrottoのアウトレットストアで、中古品でした。
本音を言うと、Gitzoのカーボン三脚GT5543LSと、ザハトラーのビデオ雲台FSB8IIとの組合せが理想ですが、三十数万円の世界です。ちょっと手が出ません。

ビデオ雲台のナイトロテックN8は、現行品のナイトロテック608の1世代前の製品で、8kgまでのカウンターバランスを備えたフルードビデオ雲台です。
600mm f/4クラスのレンズと、中上級カメラボディとの組合せでも問題なく使えます。
ただ、この組合わせは、既に使っているGitzoのフルードジンバル雲台のほうが、構造的に重量級レンズもお辞儀してしまう心配はなく安心なので、ナイトロテックN8との組合せは、Z 9やD850とAF-S 200-500mmクラスのレンズでのスチル&ビデオ撮影、あるいはZ 9と24-200mmでビデオ撮影がメインになるかなと思います。

デザインはManfrottoらしく、イタリアメーカーだけあってカッコいいですね。
ナイトロジェンピストン機構により、8kgの重量の機材までのカウンターバランスを取ることが可能です。

中央のピストンがナイトロジェンピストン

試しにレンズだけで5kgを超えるAF-S 600mm f/4GとD850を載せてみましたが、さすがにこの重量だとちょっとカウンターバランスを取るのは難しいようです。

レンズだけで5kg超えのAF-S 600mm f/4G ED VRと、D850との組み合わせでは、カウンターバランスを取るのは難しかった

耐荷重8kgとは言え、それは55mmの重心高の場合で、上の写真の組み合わせはそれより重心高が高くなってしまうため、当然雲台には厳しい条件となります。
したがって、このクラスのレンズでカウンターバランスを取るなら、より上級のナイトロテックN12やその後継のナイトロテック612が必要です。
自分の場合は、このクラスの望遠レンズはジンバル雲台が前提で、このビデオ雲台で使う予定はなく、これより軽いレンズとの組み合わせがメインとなりそうです。
とは言え、ビデオ雲台、ジンバル雲台のようにレンズの横に出っ張ることがないため、スッキリしていて使い勝手は良さげなのも確かで、確かに近年超望遠レンズ界隈でもビデオ雲台が人気なのも頷けます。

実際に上の写真の状態でレンズを振ってみましたが、調整次第でかなり滑らかです。特にパン動作が、フルードの効き具合を微調整できるので、私の好みの重めの操作にすることで、滑らかにパンできました。コレコレ、この滑らかさが欲しかったのですよ。ティルト動作よりパン動作のほうが、滑らかに動かすのは難しいですからね。

536カーボン三脚は、75mmハーフボール対応のビデオ三脚で、ハーフボールアダプタが付属するため、ハーフボールではない一般的な雲台も、水平バランスをとる事が可能です。そもそもナイトロテックN8もハーフボール雲台ではなかったりします。

MPROカーボンファイバー4段ビデオ三脚とのセット

この三脚は、4段で最高204cmまでの高さで運用できます。この高さも魅力でした。その代わり、カーボン三脚としてはかなり重い3.44kgです。
同じ高さが取れて耐荷重も同じ25kgのGitzoのGT3543XLSだと2.29kgなので、やはり強度に対して軽量なのはGitzoに軍配が上がりますね。1kg以上の差は大きいです。
このあたりは技術の差、値段の差が大きいですね。

さて実際のビデオ撮りで想定するNikon Z 9とZ24-200mm、このままだとカメラの取付向きが何なので、アダプタを別途買ってみます。
そのお話は次回。


N8は旧製品なので中古か新品在庫品となりますが、N8から改良された608も、新品の価格は中古N8よりちょっと高い程度なので、雲台単体なら後継のナイトロテック608がオススメです。

Manfrottoアウトレットストアなら、通常保証のみで延長保証はないけど、原稿ナイトロテック608をお買い得に購入可能です。


息子の運動会に向けて…

息子の保育園の運動会、本当は先週でしたが、雨天延期となりました。
が、延期されたことで、こちらとしても着々と準備中です。

こちらの中身ついての記事は後日。Twitterでは中身は公開していますけどね。
こういうのも導入します。

問題は天気なんですよね…。

14日午前6時時点での19日(水)の降雨量スパコン予想 http://weather-gpv.info/

19日(水)が運動会予備日、当日は晴れそうですが、前日が雨なんですよね。

前日夕方くらいまでは雨っぽい

地面が乾かない感じかな…。
保育園最後の運動会だけに、流れるのは勘弁して欲しいな。

Nikon Z 9で撮影した写真を無線LANでシームレスにNASに転送する方法

ここ5,6年で販売されているスチルカメラの多くに、BluetoothやWiFiが搭載されるようになりましたが、ちょっと前の機種ではスマホとの接続を目的としたものが多く、撮った写真を無線LAN経由でパソコンやNASに転送することが出来ないカメラが多いですね。

例えばNikon D850D500はWiFiを搭載しているものの、ボディ単体では、あくまでスマホでの撮影画像表示や画像を高速伝送するためのもので(Bluetoothでも転送可能)、PCやFTPサーバーに送信するには、別途ワイヤレストランスミッターWT-7を購入する必要があります。

ワイヤレストランスミッターWT-7を取り付けたD500

しかしここ最近のミドルクラス以上のボディでは、パソコンに接続でき、画像転送可能な機種も増えてきました。
Nikonの場合、D6やZ 9がボディ単体でPCと無線LAN、有線LAN接続やFTP転送可能です。

ちなみに、SONYだとミドルクラスのα7 IV、CanonだとEOS R6は無線LANでFTPサーバーに接続対応しています。NikonはZ 6IIだと、パソコンと接続は可能ですが、FTP接続はなく、あくまで1対1のアドホック接続のみのようで、この点はNikonは一歩遅れていますね。

NASのFTPサーバー機能を使ってZ 9の画像を転送する

近年は一般家庭でも、NASを使うことで気軽にFTPサーバーを立ち上げられるようになりました。
我が家では、NETGEARのReadyNASが2台稼働していて、FTPサーバ機能もついています(NETGEARは最近NASの開発を辞めてしまったようです…)。

このNASのFTPサーバをONにしておくことで、家の中で無線LANが接続できる環境であれば、カメラで取った画像をシームレスにNASに転送可能となります。
それではZ 9でFTP転送の設定してみましょう。
予め、NAS側のFTPサーバ機能をオンにしておきます。また、NASはIPアドレス固定のほうが何かと便利です。

ReadyNASで”WT”というフォルダを作成し、FTPをONにする

次にカメラ側。Nikon Z 9の場合、MENUを押すと、ネットワークメニューという項目があるので、その中から「FTPサーバーと接続」を選択します。

接続設定から新規追加を選択すると、「接続ウィザード」または「手動設定」が選択可能。
ここでは「手動設定」の方法を選択肢し、接続方法「無銭LAN」を選択します。すると、下記メニューが表示されます。

「全般」では接続設定の名称を入力できます。家庭内のNASに接続するので、ここでは”Home”としておきました。

次に「無線」を選択、無線LANに接続します。所望のSSIDを選択し、ネットワークパスワードを入力します。認証方式はWPA2-PSKまたはWPA3-SAEで、これは今どきの無線LANアクセスポイントなら最低限WPA2に対応しているので問題ないでしょう。

「TCP/IP」はカメラ側のIPアドレスの設定です。通常はDHCPによるIPアドレス「自動」で問題ないでしょう。

「FTP」でFTPサーバーの種類「FTP」または「SFTP]を選択します。後者はSSHによる暗号化プロトコルを用いています。
家庭内であれば、通常のFTPで問題ないでしょう。業務用として使う場合、SSH対応のFTPサーバーであれば、後者を使うべきでしょう。
あとは、NASのIPアドレスと、記録先のフォルダを入力します。ポート番号は通常デフォルトで問題ないです。パッシブモードも通常はONで問題ありません。

FTPサーバーのIPアドレスと記録フォルダを設定

以上で、設定完了。あとは、設定した名称を選択すると、左下の画像のように接続表示となります。ボディ側のLANのLEDも点滅します。
接続後は、「オプション」から各種設定が可能です。ここでは、「撮影後自動送信」をONにしてみました。
すると、撮影した画像データはシームレスにNASに転送されます

後はカメラで撮るだけ! 撮ったデータは、ReadyNASの”WT”フォルダに撮影画像がFTPで自動転送されました。

自動転送設定で、撮ったデータはシームレスに転送される

データ転送速度も実用的です。
例えばスタジオ撮影や結婚式会場など無線LAN環境下の撮影で、カメラマンが撮った写真がシームレスに飛んでくるので、すぐにPCでの画像確認や編集が可能ですし、カメラ側のメモリーカードとは別にバックアップが取れるという意味でも、こういう使い方が出来るのは便利ですね。
ではアマチュアではこういう使い方、メリットが有るのかというと…ん~、やっぱり撮ったデータをすぐPCなどで編集できるのは、人によっては便利かな~と思います。いちいちメモリカードを出し入れしなくても済みますし。

タイムラプス用のインターバル撮影でも、無線で飛ばせたら結構便利ですしね。
色々使い方はあるかと思います。