「AI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6S」タグアーカイブ

2024年1月1日、富士山

正月にタイムラプス用に富士山をインターバル撮影していたのですが(ベランダにNikon D810をセットして帰省していたので本人不在)、特段面白いものが撮れたわけではないので、動画化はせず。

2024年は元旦から衝撃的な出来事がありました。写真の3枚目はまさに、あの能登半島地震が発生した16時10分です。
かなり広い範囲で揺れましたね。ちょうど自分はその頃、家族で帰省の戻りの埼玉県の車の中、信号待ちで車が揺れました。信号機など電柱もグラグラ揺れているのがわかり、ただごとではないなと思い、自分がまさに体験した2011年の東日本大震災を思い出しました。

それにしても富士山の写真は平穏そのものです。1日でこれだけ表情が変わります。雲がほぼない快晴でした。

正月にあれだけ大変なことがあったので、この後は平穏であることを願いたいですね。

何でしょう? 急反転する飛行機雲

これは入間基地か横田基地にアプローチする輸送機とわかるけど…

ずーっとインターバルで撮っていると、たまに何でしょう?というものが写ったりします。

まずは動画でどうぞ。

この日は雲がなく、時々飛行機雲が通過するのですが、一部飛行機雲は富士山上空で急反転したんですよ。視程がよく、遠方の航空機がたまたま反転しただけと思うのですが…これが90年代なら矢追純一さん案件ですね。

画像をトリミングしてみましたが、最後の写真は2つの飛行機雲があり、どちらもなにかしらの物体の後に尾を引くように飛行機雲が出ているので、何かしらが飛んでいるのは間違いないのですが、最初に出てきた反転する飛行機雲は、反転後の雲の尾の引き方がちょっと不自然だったり…。これぞUFO?

こういうのも含めて、案外インターバル撮影って面白いんですよね。


ところで、今回はNikon D810のインターバル撮影を、いつものJPEGではなくTIFF形式で撮ってみたんですよ。1枚100MBを超えますが(汗) 流石に画質は良いですね。スチルのRAW(NEF形式)をDavinci Resolveが扱えれば最高なんですが。
というのも、インターバル撮影したスチルのJPEGをDavinci Resolveで動画変換する際、上の動画もそうなんですけど、空の部分でバンディングノイズ(階調の変わる部分の境目が見える)に悩まされています。
画質設定は最高ですし、最高画質にディベイヤーしているのですが…。
TIFFなら非圧縮画像なのでマシになるかなと思ったけど、変わらず。これって何かしらの設定がまずいと思うのですが、よくわからないので、詳しい方がいらっしゃいましたら、コメントでご指摘いただければと思います。

時代によるメカニカルシャッターの耐久回数の移り変わり

目指せ60万ショット! まだまだ使い続けますNikon D810

先日、ベランダに据えて富士山のインターバル撮影しているNikon D810、シャッターカウント数をショット数comで確認すると、56万回を超えたところでした。

公称20万回のシャッター耐久回数のD810だけど、既にその3倍近くに達している

Nikon D810の公称シャッター耐久回数は、20万回です。もちろん、これは設計上の目安としているものであり、実際はそれより早く壊れる可能性もありますし、その逆も然りです。それにしても、公称の3倍近く使えているということは、実際には余裕を見た設計をされていると思われます。

公称シャッター耐久回数ってどのくらい?

フィルムカメラ時代は、一般的なフィルムは1本36コマまででした。これを何本も撮るのはプロやごく一部のハイアマチュアに限られていたため、フィルムカメラ全盛期ではあまりシャッター耐久数が話題になることはありませんでした。

2000年あたりのアサヒカメラのNikon F3特集で、図書館で複写用に使われていたNikon F3が、シャッターを88万回切ったけど壊れなかった、という記事を見たことがあります。
一般にメカは適度に継続して使われると壊れにくいです。これは業務で使われるタクシーやパトカーが、廃車までに50万~80万キロも走ってしまうのと同様ですね。
実際調べた限りの公称シャッター耐久回数は、以下の通りです(間違っていたらコメントでご指摘願います)。

機種シャッター耐久回数
Nikon F215万回
Nikon F410万回
Nikon F515万回
Nikon F615万回
Canon EOS -1N10万回
Canon EOS-1V15万回
フィルムカメラのシャッター耐久回数

フィルムカメラ時代のフラッグシップ機は、概ね10万~15万回でした。如何にフィルムをたくさん使えるプロと言えど、フィルムは使えば使うほど金がかかりますから、今ほどシャッターを切れなかったですからね。それこそ一般のカメラマンだと、36枚撮りを月10本撮ったところで、1年で4320コマ+αです。10年使ってもまだ5万回、20年でやっと10万回、そんな感じですね。なので、報道のプロでもない限り、シャッター耐久回数をそこまで気にすることもなかったのが実情ですし、そもそも回数が電子的に記録できるわけでもないので(別売りのデータバックでシャッタカウントを記録ができるカメラもありましたが)、実際どの程度シャッターを切ったかは未知数ですね。

ちなみに私はNikon F90Xsが最初のNikon一眼レフでしたが、このカメラにはデータバックMF-26が搭載されていて、シャッターカウント数を記憶できました。MF-26のバッテリを外さない限りはカウントし続けるのですが、それでも数年使って1万ショット超えたかな、という程度でした。アマチュアの使い方だとそんなところでしたね。

一方、デジタルカメラの時代になると、メモリカード(フロッピーディスクを使うマビカなんてSONYのデジカメもありましたね)を買ってしまえば、後は現像要らずなので、メモリーいっぱいまで撮ることができるようになりました。
ただ、2000年代前半のデジタルカメラは、メモリーカードの容量もどんどん増えていけど、画素数もどんどん増えていった時代なので、1枚のカードで撮影できる枚数は、感覚としては100枚から数百枚程度でした。フィルムよりはたくさん撮れますが、それでもやっとフィルム時代のシャッター耐久回数を使いきれるかな、という感じでしたね。

これが2010年代以降から、次第に画素数のアップが落ち着き、メモリ容量だけはどんどん増え続けて行ったので、それこそ1回の撮影で数千枚撮るなんて事もできるようになってきました

そうなると、今度はメカニカルシャッターの耐久回数が気になるようになってきました。自分もNikon D850は、最初の1年で10万回もシャッターを切っています。フィルム時代なら、どんなに頑張っても20年はかかるであろうシャッター回数を、わずか1年で消費です。

ではデジタルになってからの公称シャッター耐久回数はどの程度でしょう?

機種シャッター耐久回数
Nikon D2X15万回
Nikon D330万回
Nikon D70015万回
Nikon D440万回
Nikon D80020万回
Nikon D640万回
Nikon D78015万回
Nikon Z 720万回
Nikon Z 8 / Z 9N/A メカシャッターレス
Canon EOS 1DX MarkIII50万回
Canon EOS R350万回
SONY α150万回
SONY α9II50万回(電子先幕シャッター使用時)
デジタルカメラのシャッター耐久回数

全メーカー各機種はとても書ききれないので、代表的なものを記載しました。

1999年Nikon D1は、公称シャッター回数の資料がありませんでした。Nikon D1の発売された1999年のCFカードの容量は、多くても128MB(ギガバイトではないですよメガバイトです)、小型のHDDを内蔵したマイクロドライブで340MBでした。
96MBのCFカード使用時、JPEG 1/4圧縮の設定で73枚、RAWではわずか23枚しか撮影できませんでした。JPEGならフィルム2本分撮れます。逆に言うと、デジタルとはいえ20世紀末はその程度でメモリカードが一杯になってしまいます。この時代のデジタルカメラは、撮影枚数はフィルムとたいして変わらなかったのです。撮影枚数だけ見ると、デジタルのメリットはまだそれほどなかったのです。
したがって、この時代はシャッター耐久回数も、フィルムカメラより特段多くする必要もなかったでしょうね。バッテリの消耗も早かったですし。
後継機のNikon D2X(2005年)でも15万回、これは同時期にフィルムカメラのフラッグシップだったF5やF6と変わりません。それでもD2Xの時代になると、CFカード1GB(テラバイトではないですよ)という”大容量”カードが登場しましたが、画素数も1240万画素とD1の274万画素の時代から大幅に増加したため、1GBのカードでRAW(非圧縮)で49枚でした。今なら一瞬で撮り切ってしまいそうです。

しかしその後のD3(2007年)でシャッター耐久回数は倍増して30万回に。この世代になると、画素数は1280万画素とほぼ据え置きながら、連写速度が9コマ/秒(DXクロップで11コマ/秒)と飛躍的にアップしてフィルムフラグシップを超えるようになり、またRAWもロスレス圧縮出来るようになってデータ容量を抑えつつ、連写もフィルムカメラを超えるようになりました。CFカードも8GBが登場し、1枚のカードで数百枚以上の記録が可能になりました
この時代になると、プロもハイアマチュアもフィルムカメラからデジタルカメラへの切り替えが進み、いよいよフィルムカメラを超えるシャッター耐久回数が必要になると判断されたのでしょう
この世代のカメラになって、ようやくデジタルカメラのメリットの1つ、シャッター回数をフィルムより大幅に稼げるという時代になりました。

Nikon D4では更に40万回となり、現在のNikon D6もこれは変わっていません。一方、CanonやSONYの上位機種は、更に上の50万回の公称耐久回数を確保しています。
更に時代は進み、2021年末のNikon Z 9では、レンズ交換式フルサイズセンサのカメラで初めてメカシャッターレスの一眼カメラも登場しました。もっともレンズ交換式カメラでメカシャッターレスは、2011年のNikon 1 J1で既に達成しています、1インチセンサのカメラですけどね。

メカシャッターレス、すなわち先幕も後幕も電子シャッターとなると、メカシャッターではないため、撮影回数によるメカ消耗はなくなり、電子部品が壊れない限り、無尽蔵に撮影できるようになります。個人的にメカシャッターレスもミラーレス一眼のメリットの1つと捉えていて、更にSONY α9IIIのようなメカシャッターレスかつグローバルシャッターで高速な被写体でも歪みのない撮影が可能となったのは、デジタルカメラにおける新たな時代の幕開けと行っていいでしょう。

今後、メカシャッターレスのカメラはどんどん増えていくのではと思います。ただ一方で、シャッターの振動の心地よさというのは、疑似シャッター音では得られないものあがりますね。個人的にメカニカルカメラの最高峰と思っているNikon F2のTitanのシャッター音は最高と思っています。
メカシャッターが今後のカメラでなくなっても、メカシャッターの心地よさというのは大切にしたいですね。

公称シャッター耐久回数を超えるとどうなる?

各メーカーが独自にテスト基準を設定し、その回数を決めていると思いますが、公称シャッター耐久回数はあくまで目安であり、耐久の保証値ではありません
メーカーがシャッターユニットを設計する上での目安で、実際には使い方次第でもっと早くシャッターが破損することもあれば、その耐久回数を大幅に超えて問題ない場合もあります。なので、あくまで目安にしかなりません。
シャッターの寿命が近づくと、シャッタースピードの精度が悪くなったり、最悪シャッター羽根が曲がったり割れたりして動かなくなります
自分のカメラでは人生で一度も経験はありませんが、こんな感じにになるようです。

中古のカメラでシャッター回数が年式に対して極端に少ない場合、オーナーが変わって急にたくさん使い出すと壊れやすい、なんてこともあるかもしれません。
カメラのシャッターは、車のエンジンと違って、オイル交換など個人で簡単にメンテナンスできるものではないため、定期的にメーカーにオーバーホールに出さない限りは、基本的に使いっぱなしです。

一般にシャッターに限らず機械部品は、適度に使い続けることが、もっとも機械的な負荷がかかりにくいとされています。先に書いたように、タクシーやパトカーのように、毎日一定距離を走るような使い方は、機械部品に負担がかかりづらく、結果的に寿命が伸びることにも繋がります。
もちろん、使えば使うほど消耗劣化は進み、いつかは不具合が発生します。都市部のタクシーは1年10万キロ走行し、5~7年で廃車のようです。廃車寸前では、オイル消費も激しいと聞きます
カメラの場合は、オイル交換できるわけでもないため、オーバーホールに出す場合でも、公称シャッター耐久回数に近い場合や超えている場合は、交換部品があればシャッターユニットを交換するようで、概ね費用的には6~13万円前後かかります。ここはフラッグシップ機ほど高価になります。
特にフラッグシップ機はシャッターユニット自体が高耐久で高価なため、オーバーホールによる交換の場合は10万円を超える場合もあるようです。
D850クラスだと、7,8万円といったところのようです。

中古でもオークションなどの場合、こうしたシャッター回数を考慮しない値付けをされている場合があります。なので、できれば中古ならカメラ専門店の保証付きのほうが無難です。


ショット数.comはメカシャッタと電子シャッター、両方を加算した回数としてカウントしているようです。
2022年にNikon D850をオーバーホールした際は、ショット数.comで18万回シャッターを切っていたので、シャッターユニット交換と思いきや、交換されませんでした。
別のソフトで調べると、メカシャッターだけであれば11万回、インターバル撮影で電子シャッター回数が8万回近くと伸びていたため、合計18万回の表示だったようです。

富士山をインターバル撮影していると、割と飛行機が写っています

この時期空気が澄んでいるので、風景も映えるんですよね。
富士山をインターバル撮影していると、ちょうど米軍の横田基地や航空自衛隊入間基地にアプローチする航空機も映り込んだりします。
こういう偶然をピックアップするのも、インターバル撮影の醍醐味だったりします。

今回レンズは古いAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sを使用。もう少し新しいジャンクで買ったAF Zoom-Nikkor 70-300mm f/4-5.6Gもあるのですが、残念ながらこのレンズ、逆光耐性があまりなく、こうして直射日光が入る撮影では盛大にフレア、ゴーストが発生してしまいます。逆に古いMFレンズのほうが、この手の撮影に適していることもあります。

そしてミラーレスだと、直射日光が入るこうした撮影はちょっと心配ですね。なので、未だD810のような一眼レフを使っています。
ただ、JPGだと動画にした際にバンディングノイズが出やすい気もします。Davinci Resolveの設定がダメなのかな?

【富士山の日】2023年元旦の富士山の夜明け

2月23日は天皇誕生日で祝日であると同時に、富士山の日でもあります。

2023年元旦の富士山

ということで、2023年元旦の富士山の夜明けをタイムラプスムービーにしてみました。

雲が殆どないため、絵的には今ひとつですね。あと、晴れていたので冬とは言え、陽炎の影響が割と出ているようです。
意中ものようにベランダからの定点撮影ですが、今年はどこか出かけて撮りたいな~。

2023年 スタートです

明けましておめでとうございます。
2023年も当サイトをよろしくお願いいたします。

写真は昨年12月、タイムラプス用にインターバル撮影していた際に、偶然写った鳥さんと日没直後の富士山です。

昨年末は、フィルムのスキャンをして過ごしていました。

昨年秋に行った榎本牧場で撮影。
BRONICA S2に、お気に入りのレンズNIKKOR-O 50mm F2.8、フィルムはVelvia50(RVP50)で撮影。
フィルムもかなり高くなってきましたね。

今年もネタをボチボチ提供できればと思います。

我が家から見える富士山頂に日没するまでもう少しだ

12月上旬には我が家から見える富士山頂に日没する様子を捉えることが出来る予定。
でもその日が晴れるとは限らないし、とりあえず天気の良い日はインターバル撮影し続けています。その結果、Nikon D810のシャッター回数は40万ショットを超えました。20万回耐久のシャッターユニットですが、その倍動いています。そろそろオーバーホールが必要ですが、今D810は、Nikonでネットでの修理を受け付けていないようです。

D810はシャッターが限界を迎えたら引退させるか、修理するかは悩ましい。撮って出しの絵は、D850やZ 9より好きなんですよね。

11月25日は1日よく晴れていました。そして、C-130輸送機らしき機影がたくさん横切りました。横田基地の機体かな?
動画にもチラチラ横切っているのが確認できます。

こんな感じで撮っております。

しかし、そろそろD810の後継機は真剣に考えないとですね。

富士山タイムラプス 2022年11月21日

今年も我が家方面から富士山頂に日没する時期が近づいてきました。
が、天気が良くない日が結構多いですね。この時期は晴れが多いはずなのですが、曇天がち、晴れていても視程が悪く富士山が見えない日も多いです。

11月21日は、午前中は曇天でしたが、午後から晴れるという予報だったので、インターバル撮影してみました。結果は、曇天からの晴天→富士山付近に日没、という絵が撮れましたので、タイムラプス動画にしてみました。

冒頭、C-130輸送機らしき機影を捉えました。横田基地に向かう米軍機かな? 日没はまだ富士山より右側ですね。12月頭には富士山頂に日没するはずです。あとは天気次第ですね。

今年も富士山を撮っています

タイムラプス用の富士山写真を、インターバルで撮る季節がやってきました。

カメラ、斜めになっとるやん…

微妙に傾いています。まあ、動画に編集する際に修正はできますけどね。でも基本は肝心。
今年は晴れていても、結構霞んでいます。数年前だともう少し視程が良かったのですが。

カメラは相変わらずNikon D810ですが、すでにシャッターは30万回近く、元々の耐久20万回を1.5倍超過しています。
そろそろシャッターがやばいかも。電子シャッターが使えるボディに切り替えたいのもありますが、夕陽とは言え太陽光直射なんですよね。これがセンサにどう影響するのか?
あと、大量に撮った画像を、メモリーカードを取り出してPCに取り込む、という作業もちょっと億劫です。D810に入れているFlashAirをカスタマイズして、FTPでNASに画像を飛ばすという手もありますが、どうもこれがうまくいかず。

Nikon Z 9なら、FTPで画像を飛ばすことも簡単にできますし、何ならNX Tetherで直接PCに取り込めますし、メカシャッターがないので耐久も気にしなくてすみます(前述のセンサが夕陽の直射でどうなるかわかりませんが)。
ちょっと、Z 9で試してみようかな? 今週末は使う予定がないので、これでうまく撮れれば、その後の編集までのワークフロー的にも楽なんですよね。

上の写真は、レンズがAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sです。その前にAF NIKKOR 70-300mm f/4-5.6Gを使っていたのですが、周辺の解像力と逆光体制の悪さで、さらに古いマニュアルレンズに変更したところ、こちらのほうが画質が良かったので、そのまま使っています。AF要らないので、むしろ都合が良いですね