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Nikon Z 7IIをレンタルしてみた

天気予報を見ながらやきもきしていた、3年ぶりに開催される百里基地航空祭。遠くの航空祭に遠征できない自分にとっては、撮影ホームとなっている百里基地の久々の航空祭開催は嬉しい限りです。
そんな百里基地航空祭のためのサブ機として、Nikon Z 7IIをレンタルしてみました。

初めてカメラをレンタル

箱ではなく専用バッグで届くんですね! ごうりてきです。

NIKKOR Z 24-200mmをのためのボディが必要だった

高倍率ズームレンズながら、解像力や収差のなさなど、高倍率の弊害を感じさせず、ボケを重視しないスナップ撮影にはこれで十分と思わせるNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRですが、手持ちのZマウントボディはZ 9が1台だけです。
Z 9はメインカメラとしてAF-S 600mmの望遠固定で撮るため、Z 24-200mmととっかえひっかえ使うには抵抗があります。
Z 24-200mmにZ 9は正直なところオーバースペックです。連写で撮るレンズでもないです。

D850も5年目を迎えましたが、今でもFマウント機としては十分なスペックです。が、FマウントボディにZマウントレンズは着かないです。航空祭のサブとして、D850にAF-S 24-70mmと70-200mmの組合せは、レンズ交換の手間と、撮影頻度に対しての機材の重量が重すぎます。
今回は、AF-S 600mmをZ 9、AF-S 200-500mmをD850、そしてスナップ用にZ 24-200mmをZ 7IIという組合せで使いたいと考えました。
これでもボディ3台、かなりの重量です。レンズ1本にボディ1台、でも手間を考えるとこうせざるを得ないかな?
もちろん、マイクロフォーサーズのLUMIX GX7MK3とG.VARIO 14-140mmという組み合わせも考えましたが、マイクロフォーサーズの4:3のアスペクト比と、Nikonとの絵作りの違いから、どうもNikonとPanasonicの混成って難しいと感じました。

Z 7IIは、正直フルサイズミラーレスとしては周回遅れで、SONYやCanonが被写体認識でかなり精度よくAF出来るのと対照的に、NikonはZ 7IIでやっと瞳認識や動物認識を搭載してきた、といったところです。
だから何もかもダメというわけでもないけど、やはりライバル2社に対してのアドバンテージが全くないのが痛いです。
Nikonは中級機の出来の良さでこれまで売ってきたのに、Z 7シリーズもZ 6シリーズも周回遅れ過ぎて…それでもII型になって、やっとバッファが改善されて、連写時のバッファフルがマシになりましたが。
スナップ撮りメインでZ 24-200mmとの組合せなら、Z 7IIでも問題ないかなという判断です。

バッグを開けたらまたバッグ。そしてキャップがZ5?

さて、明日の航空祭、今のところ晴れで、時折雲は入るでしょうけど撮影は問題なさそうですね。

Z 7II、ちょっと触った限りでは、やっぱりZ 9と比較してはいけないけど、全体的にレスポンスがもう一歩です。まあスナップメインですからね。
とりあえずこの組み合わせで行ってきます。

【カメラにも給電可能】CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30Wを買ってみた

Amazonのブラックフライデーセールも12月1日までですが、ブログでも紹介した物の中で、自ら購入したのが、PD給電対応モバイルバッテリ、CIO MARTCOBY Pro 30Wです。ブラックフライデー期間中、23%割引の¥3,720で販売中です。

国内ブランドのPD3.0対応30W出力のモバイルバッテリ

モバイルバッテリといえば、人気なのはAnkerですが、CIOという日本のメーカーの商品も、人気が出てきているようです。
近年、USBのType Cを使ったUSB給電規格のPD(Power Delivery)を採用したノートPCやカメラ、タブレットも増えてきました。PD給電は、従来のUSB3.0の最大4.5Wの出力を大幅に超える、最大100Wまでの出力を可能にしています(最大値は規格上であり、最大出力や入力は機器やケーブルに依存します)。

CIO モバイルバッテリ SMARTCOBY Pro 30W

CIOのSMARTCOBY Pro 30Wは、比較的リーズナブルでありながら、最大30WのPD給電に対応しています。
30Wの出力は、一部のノートPC(30Wだと充電や給電できない機種もある)やタブレットに対応し、カメラであれば大抵は十分な出力と思います。

PD給電対応ケーブル付属。大阪生まれの企業です

PD給電対応のUSB Type Cケーブルも付属するので、とりあえず追加購入するものはないですね。

充電量は1%刻みの7セグで表示されるのが嬉しい

数個のLED点灯数で充電残量を大まかに示すモバイルバッテリが多いですが、このバッテリは7セグ表示による1%刻みでの細かい残量表示に対応しているのが嬉しいです。

Nikon Z 9に充電と給電が可能

Nikon Z 9はPD給電と充電に対応しています。早速接続してみました。

PD急速充電時は7セグの右上に緑色のマークが点灯する

7セグ表示の右上に緑色の表示があり、これが点灯していると、PDによる急速充電を行っているということです。
写真だとボケていますが、カメラ本体の左側面にオレンジのLEDが点灯しており、充電できていることを示します。
このあと1時間経過後には、30%程度だったカメラのバッテリは80%まで充電され、モバイルバッテリの残量は50%まで低下しました。
もし、屋外などで長時間撮影を行う場合は、より上位の20000mAh対応のバッテリが望ましいでしょう。充電メインであれば、10000mAhでもZ 9のバッテリをほぼフル充電可能です。
※追記、最終的にZ 9のバッテリは30%から100%まで充電でき、SMARTCOBY Pro 30Wの残量は100%から6%となりました。

PD充電対応のカメラなどをお持ちなら、PD給電対応バッテリをオススメしたいですね。以前はP給電対応は高価でしたが、やっと手が届き安い価格になりました。
Amazonのブラックフラーデーセールは、12月1日までです。

我が家から見える富士山頂に日没するまでもう少しだ

12月上旬には我が家から見える富士山頂に日没する様子を捉えることが出来る予定。
でもその日が晴れるとは限らないし、とりあえず天気の良い日はインターバル撮影し続けています。その結果、Nikon D810のシャッター回数は40万ショットを超えました。20万回耐久のシャッターユニットですが、その倍動いています。そろそろオーバーホールが必要ですが、今D810は、Nikonでネットでの修理を受け付けていないようです。

D810はシャッターが限界を迎えたら引退させるか、修理するかは悩ましい。撮って出しの絵は、D850やZ 9より好きなんですよね。

11月25日は1日よく晴れていました。そして、C-130輸送機らしき機影がたくさん横切りました。横田基地の機体かな?
動画にもチラチラ横切っているのが確認できます。

こんな感じで撮っております。

しかし、そろそろD810の後継機は真剣に考えないとですね。

【ブラックフライデーですね~】へぇ、これはいいかも~的なもの

いつの間にやら日本でも浸透したブラックフライデーセール。
個人的にいいなーと思ったものをつらつらと。
※価格が値引き前表示になっていますが、タイムセール中はリンク先で値引き表示になります。なおセールは12/1(木)いっぱいとなります。

ASUS Vivobook Pro 14X OELD MC7400QC Ryzen9 5900HX 14インチWQXGA+

これ、写真や動画編集に最適なコスパの高いノートPCですよっ!

モバイルCPUでもトップクラスのRyzen 9 5900HX、メモリは16GBともう少し欲しいところですが、この機種の売りは何よりも有機EL 2880×1800ドット(90Hz)の高解像度、高色域(DCI-P3 100%表示)で、グラボもGeForce RTX 3050Laptopを搭載しています。
SSDが512GBと少なめなので、これを2TBに改装するだけで、かなり戦えるマシンになるはずです。ほとんどの写真、動画編集ユーザーにとって十分なスペックでしょう。
自分は去年、妻用PC兼サブPCでASUSのRyzen 9 4900HXのPCを導入したので、まだしばらく買い替えませんが、次は有機ELディスプレイが欲しいなと考えています。

PD給電対応 CIO モバイルバッテリー 10000mAh

近年、ノートPCやカメラで急速に対応機種が増えているPD給電ですが、これをモバイルバッテリで、しかも30W給電となると、少々お高くなります。

3千円台なら買いではないでしょうか? Nikon Z 9など、PD給電対応のカメラにも給電出来るかと思います。これはコンセントがない場所でのインターバル撮影など長時間撮影にも最適そうですね。

ProGradeのカードを安く買うならタイムセールしかないよ

ミドルクラス以上のカメラに採用されている、高速書き込みCFExpressカード、SDやCFカード時代はSanDiskが主流でしたが、以前ほどSanDiskはベンチマーク的に扱われなくなってきて、最近はProGradeが主力になっていますね。
そのProGrade、日本国内での正規販売はAmazonのみとなっており、更に割引販売はAmazonでのタイムセールのみです。このため、今回のブラックフライデーのような年に2,3回程度ある割引タイミングが買いどきです。
もちろん、SDカードも割引になっています。

なお、Nikon Z 9で4K60p以上の動画を撮るなら、COBALTかつ325GB以上がおすすめです。

ロクヨン(600mm f/4)も入るぞ! HAKUBAの85L防湿庫が半額

防湿庫、国内ブランドだと3~5万円しますが、日本メーカーの防湿庫といえばHAKUBA、私も買った85LのAmazon限定品が、またしても半額です。

商品写真にもありますが、フルサイズ用の望遠レンズ、600mm f/4クラスも入ります。さらにテレコンやらボディもかなり入ります。
我が家では、AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRに数本のレンズを入れています。それでもまだ余裕があるくらいです。

そこまで大きい防湿庫は要らないけど、でもちょっとした機材を入れておきたい、という方には、20Lのコンパクトなものも半額セール中です。
ドライボックスに乾燥剤、という使い方をしている人におすすめです。

個人的には、大きいのを買っておけば、あとから追加で買う必要がないので、結果的にコスパが良いのは85Lの方かなと思います。


ちなみに、今回はCIOのモバイルバッテリをポチりました\(^o^)/

Nikon F100を手に入れて10年経ったらしい

銀座の三共カメラで8千円で手に入れたNikon F100、購入から10年経過しました。

2012年に8千円で手に入れたNikon F100

1年に2,3本程度フィルムを通す程度ですが、リバーサルフィルム撮影に重宝します。マルチパターン測光がガチ。意図通りの露出で撮れるカメラです。
Nikon自らF5ジュニア、と言うくらいに、F5のサブにふさわしい性能でした。実際使い心地はかなりよく、サイズもF5のように大きくないので、持ち運びも楽。それまでフィルムのメイン機だったF90Xを使わなくなるくらい、完成度の高いミドルクラスAFカメラです。

思えば、Nikonって、フラッグシップ機のサブ機にあたるミドルクラスの性能がよく、愛用されていたと思うんですよね。
デジタルでもD3の次点にD700やD300が存在しました。D4の時代だとD800、D5の時代はD850と言った具合に。
ところが、ミラーレスのZは、2018年にミドルクラスのZ 6/7が登場してから3年もフラッグシップ機はなく、フラッグシップ機のZ 9登場後も、次点のZ 6/7IIは性能差が大きすぎ、サブとして使うには…。いや、Z 9と比べなければよいのですが、どうしてもF5のサブのF100、みたいな位置づけに、現在のZ 6/7IIは値しないんですよね。

一眼レフの時代は、AFもハードウェアの一部として、フラッグシップ機のAFがそのままミドルクラスに(処理速度は若干落ちるっぽいですが)、といったことで、F5の5点AFがそのままF100に搭載(しかも測距点が赤く光るのがF5にはないF100の進化点)され、ミドルクラスの価値を生み出していたのが、ミラーレスになってからソフトウェアに占める割合が大幅に増えました。こうなると、ソフトウェア開発のウェイトとソフト処理の速度が重要になってくるんですよね。
今、ミラーレスではAFの被写体認識にAIディープラーニングを用いていますが(カメラ自体がディープ・ラーニングするわけではなく、開発でディープ・ラーニングさせた結果としての認識アルゴリズムがカメラに実装される、と言ったほうがよいですね)、その開発力の差がメーカー感で大きく出てきている気がしますね。
現在のNikonのシェアが10%程度しかないのも、開発能力がCanonとSONYに追いつけていない結果、購買層の多いミドルクラスの性能で差をつけられた結果ですね。
Z 6/7のIII型が出るとしたら、やはり今流行りのAI被写体認識の実装は不可欠でしょうね。

ところで現在のF100の中古価格は?

10年前のAF一眼レフは、はっきり言って底値でした。この時代はデジタル一眼レフが飛ぶように売れ、一眼レフユーザーがほぼデジタルに移行済です。そうなると、長年フィルムで頑張ってきたユーザーが放出したカメラが市場に溢れ、結果として値崩れしました。
F100がジャンクかごで8000円で売られていたわけです。でも私が買ったF100、ジャンク品なのにとても綺麗でした。機能も何ら問題なく、電池を入れてすぐに撮影できるカメラでした。

そんなF100も、今や中古ではこんな値段です。※リンクは執筆時点のものです

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】 【良品】 ニコン F100 【フィルムカメラ】
価格:36050円(税込、送料別) (2022/11/24時点)



概ね、Cランク品で1万円代後半、良品だと3万円代なんですね。10年前はF5ですら1万円代だったことを考えると、再び値上がりしてますね。

今はなきASTIA100F

フィルムもどんどん値上がりして、リバーサルが1本何千円とかいう時代になってしまいました。今や気軽にフィルムで撮影は出来なくなってきていますが、リバーサルで撮るなら、F100、本当に良いカメラです。レンズも、Gタイプまでなら問題なく使えます。
気軽におすすめできる感じではなくなりつつありますが、最後のフィルムAF一眼レフに良い1台だなと思っています。

【小澤酒造】澤乃井園に行ってきた

あまり天気は良くなかったけど、ふと思いつきで家族を連れて、東京都は奥多摩の小澤酒造に行ってきました。

小澤酒造

子供らからは、「えーお酒買いに行くの~」「いかな~い」と言われたけど、そこはなんとか説き伏せ(笑)、まんじゅうも売っているから、って連れていきました。
実際、小澤酒造には、澤乃井園という軽食や売店もあり、何より多摩川沿いの風景が良い場所だったりします。
ちょうどこの辺りは紅葉が始まる時期というのもあります。
ということで、お酒を買いがてら、ゆったりと2本のレンズ、NIKKOR Z 40mm f/2AF DC-Nikkor 135mm f/2Dで撮影するのも良いかなと思いまして。単焦点でぶらりスナップするもの良いですしね。

もうちょっと広角のレンズも持ってきてよかったな、と思うけど、今回持ってきた2本とも良いレンズです。Z 40mmは3万円レンズとしては本当に優秀です。Z 9のボディが大きすぎるので、このレンズにふさわしい軽量ボディ、欲しいですね。
一方、DC-Nikkor 135mmは、ZではAFが使えませんが、フォーカスエイドが使えるのと、何よりZボディの手ぶれ補正もしっかり効くのが利点です。今となってはライバル他社より少し補正が弱めな気もしますが、5段分効けば御の字です。ああ、これでAFが使えたら文句ないのだけどなぁ。

吊り橋を渡って寒山寺とその周辺も散策

思いの外子供らも乗り気(こういう場所でも割りと楽しんじゃうのがウチの子供達の良いところ)で、多摩川にかかる吊り橋を渡った先も散策してきました。

天気が、これから雨が降りそう、という感じったのが残念。でも、曇天なりの雰囲気で撮れたので良しとしましょう。

見事の紅葉中の澤乃井園

どうです? なかなか雰囲気の良い場所でしょう。運転手でなければ、お酒を買って軽食コーナーでおつまみでも買いつつ、ゆっくり紅葉を見ながら酒を飲むのも乙ですね。

最後に売店でお酒を調達。迷いましたが予算の都合上、2本だけ買いました。

売店でお酒も調達

お酒は追々紹介しましょう。


NIKKOR Z 40mm f/2、月次な言い方ですが、撒き餌レンズですね。1本持っていて良いレンズです。軽いボディと組み合わせたいですね。

Manfrotto 468MGRC3 壊れる(2度目)→BHH-300に戻した

Manfrotto 468MGRC3を買って2週間、普通にちゃんと使えていたんですよ。フリクション変えられるのは有難くって。

ところが、昨日、構図を変えようと緩める→構図を調整→締める…カメラ傾く→え~となりました。

全開も同じ症状で返品(返金)となりましたが、まさか同じ商品じゃないだろうね? とにかく、使い勝手は気に入っていたのに、この信頼性のなさはガッカリです。
三脚雲台界隈では大手のManfrottoなんですけどね。信頼性が昔のイタ車並ではちょっと…。
只今販売店に問い合わせ中ですが、恐らく前回と同様に返品となるでしょう。流石にもうこの商品は買うことはないです。

まだしばらくはVANGUARD BHH-300使いますが…

VANGUARD BHH-300

結局今まで使っていた、VANGUARD BHH-300に戻しました。
やっぱりアルカスイスクランプのほうが、互換性が高いので便利ですね。

フリクション調整はないが割とガッチリで気に入っているVANGUARD BHH-300

フリクション機構はないけど、しっかり固定はできるコスパの良い雲台です。もう7,8年は使っています。ただ、やっぱりフリクション機構があったほうが便利なんですよね。
同社には現行品で、BH-300というフリクション機構付きの雲台もあります。

VANGUARD ALTA BH-300

ただ、現行品のこのデザインや色はあまり好きではないですね。
理想はMarkinsの自由雲台ですが、お値段は結構良いですね。

でも、上がりの自由雲台を買うなら、評判のよいこれかな。うむむ。

Manfrotto 468MGRC3を三脚につけてみた

ベランダに設置しっぱなしの三脚、タイムラプス用の撮影の合間を見つけて、Manfrottoのボール雲台 468MGRC3を取り付けてみました。

出来心でつい…

出来るのか試したくなってやってみました。
ボール雲台に重量級望遠レンズは危険ですオススメしません!

最大耐荷重:16kgとは書いてありますが、緩んだ瞬間レンズが傾いて倒れる危険性大です!
個の組み合わせではおおよそ6.5kg程度ですが、三脚座のある超望遠は重心高も高くなるため、耐荷重的に問題なくともおすすめはしません。

ただ、きちんと調整すれば、フリクションである程度の角度まではその体勢を維持できます。
あくまで、特定の角度までなら維持できる、というだけです。逆に言うと、この組み合わせでホールドできるので、200-500mmクラスの3kg未満の重量の望遠レンズであれば、使えそうな感じです。

このあたりは自己責任で。個人的にこのクラスの重量級望遠レンズは、ビデオ雲台、もしくはジンバル雲台が理想と考えています。

ちょうど陸自のUH-1Jが飛んでいたので、この組み合わせで撮影。x2テレコンで1200mm、更にクロップもしています。

遠い…でもシャッタースピード1/320sで、ブレなく撮影はできました。ただ、フリクションでレンズ位置をホールドできるとは言え、ある角度からは維持できずカメラがカックンしそうなので、常にカメラをホールドできる環境でないと、ちょっと怖いですね。

タイムラプス用のD810と、AI Zoom-Nikkor 100-300mmだとちょうどよいです。

このくらいのの組み合わせちょうどよい

耐荷重ギリギリとか、ある程度余裕があっても、組み合わせは慎重にしなければなりません。
そういえば、先日観艦式の撮影に行った際に、お隣のおじいちゃんは、EOS 7DIIにEF 100-400mmでしたが、恐らく1万円もしない細い三脚に、セットで付いてきたと思われる小さなボール雲台据えていたんですよね。
いくらなんでも…あれちょっとしたことで倒れるか、雲台がカックンして終了するぞ…と思いました。カメラに金をかけていても、三脚や雲台がペナペナな人、意外と多いです。特に高齢の方はそういう組み合わせだったりします。三脚重いのでしょうけど、機材壊しちゃいますよ…

【MNG…】再びManfrotto 468MGRC3を買う

実は前回買ったManfrottoのボール雲台、468MGRC3、試しているうちにバキッと音がして、締め付けが出来ない不具合が発生し返品となりましたが…
再びManfrottoアウトレットストアで半額以下で出ていたので、懲りずに再購入しました。

Manfrotto 468MGRC3
再びManfrotto 468MGRC3

今度こそ、色々試してみて、締め付け不具合が発生しないことを確認。ちゃんと使えればガッチリ感はさすがに良いです。
↓これの半額以下なら、まあ損じゃないでしょう。


スライディングプレート357PLV付属

付属品のプレートは357PLVで、最近多いアルカスイス互換のものより幅広の4.4cmのプレートです。

スライディングプレート357PLVが付属

スライディングプレートとあるように、アルカスイス互換プレートのように上からはめ込むのではなく、横からスライディングさせて挿入します。

スライディングプレートなので横から挿入する

このプレートは横から挿入して、中央の真鍮のロックを通過すると、そこからは外れなくなる構造で、あとは位置を決めてプレートを固定できます。
ちょうどこれをつけるべき三脚を使用中なので、使用感はまた別途試すとして、問題はこのプレートなんですよね。
同じManfrottoでも、先日買ったビデオ雲台のナイトロテックN8のものと互換性はないんですよね。この357PLVのほうが幅が広いんですよ。

このように、RC3をアルカスイスクランプに変換するプレートは存在しますが、割と高価で(雲台より高い!)選択肢も少ないです。もう少し探してみるとして、かと言って上のクランプをアルカスイスに変えてしまうというのも、せっかく安く買った雲台なのに本末転倒だったりします。

とりあえずは、このままで使ってみたいと思いますが、Nikon Z 9だけはアルカスイスのL字プレートをつけっぱなしなので、着脱が面倒ですね…

今年も富士山を撮っています

タイムラプス用の富士山写真を、インターバルで撮る季節がやってきました。

カメラ、斜めになっとるやん…

微妙に傾いています。まあ、動画に編集する際に修正はできますけどね。でも基本は肝心。
今年は晴れていても、結構霞んでいます。数年前だともう少し視程が良かったのですが。

カメラは相変わらずNikon D810ですが、すでにシャッターは30万回近く、元々の耐久20万回を1.5倍超過しています。
そろそろシャッターがやばいかも。電子シャッターが使えるボディに切り替えたいのもありますが、夕陽とは言え太陽光直射なんですよね。これがセンサにどう影響するのか?
あと、大量に撮った画像を、メモリーカードを取り出してPCに取り込む、という作業もちょっと億劫です。D810に入れているFlashAirをカスタマイズして、FTPでNASに画像を飛ばすという手もありますが、どうもこれがうまくいかず。

Nikon Z 9なら、FTPで画像を飛ばすことも簡単にできますし、何ならNX Tetherで直接PCに取り込めますし、メカシャッターがないので耐久も気にしなくてすみます(前述のセンサが夕陽の直射でどうなるかわかりませんが)。
ちょっと、Z 9で試してみようかな? 今週末は使う予定がないので、これでうまく撮れれば、その後の編集までのワークフロー的にも楽なんですよね。

上の写真は、レンズがAI Zoom-Nikkor 100-300mm f/5.6Sです。その前にAF NIKKOR 70-300mm f/4-5.6Gを使っていたのですが、周辺の解像力と逆光体制の悪さで、さらに古いマニュアルレンズに変更したところ、こちらのほうが画質が良かったので、そのまま使っています。AF要らないので、むしろ都合が良いですね