廃屋と廃スプリンター

2009年、栃木県は佐野市の葛生(くずう)付近で撮影した写真。

廃屋と廃スプリンター

廃屋と廃車のセットが好き。
廃屋の車庫にナンバーを外された、E80系のトヨタ・スプリンター。ハチロクで有名な、豆腐屋さんの漫画のAE86スプリンター・トレノは、このセダンのスプリンターの姉妹車です。
オーナーが高齢になり、ナンバーを外して廃車にしたまま月日が経った。そんな感じですね。
この古そうな家屋の1階がガレージというのも面白いですが、2階部分は住居のしては狭いので、おそらく納屋的に使っていたんでしょう。
よく見ると、写真右奥にも建物があり、こちらが住居だったと思われます。
奥の収去へのアプローチは雑草が生えていないので、この時はまだか管理されていたのでしょうけど、住居は人が住んでいる様子はありませんでした。

2009年の時点で、倒壊しそうなこの廃屋(納屋?)、もう現存していないでしょうね。この時代はまだGPSアダプタを持っていなかったので、今となっては撮影地の詳細も不明です。

3D LUTで色味を変えてみた

実は、上の写真は当時JPGでしか撮っていません。今でこそRAWでバンバン撮っていますが、まだ2009年当時は、カメラのメモリカードも4GB、カメラはNikon D300でしたが、1200万画素のカメラとは言え、RAWでガンガン撮ると、それなりに容量を食う(それでも1枚12MB程度でですが)ので、無闇矢鱈にRAWでは撮っていなかったのです。
ただ、D300の時代のJPG撮って出しの色味は、今見るといま一歩だったりします。撮って出しだと上の写真の色はこんな感じです。

撮って出しだと色温度が高すぎる

ホント、今見るとAWBがダメでした。でもこの時代のカメラってこんなものですけどね。
今回は、Photoshopのカラールックアップから、3D LUTを充ててみました。

Photoshopの3D LUTを充ててみた

これだけ雰囲気が変わります。LUTは、どちらかというと動画編集のほうで認知していたけど、静止画でも充てられます。色味のおかしいJPGの救済に役立ちますね。