現像終わったけど、ブログ書くまでに至らず…
明日かなぁ…。子供の運動会もあるし、時間とれるかな?
10月より値上げする清水清三郎商店の作(ZAKU)シリーズ。9月最後の購入と言うことで、今回は恵乃智の中取りです。
一升瓶で購入。恵乃智を飲むのは久しぶりですが、その中でも、中取りです。
ラベルにも書かれているように、中取りは、酒を搾る過程における、最初の部分「荒走り」と最後に圧力をかけて搾る「責め」を含まないお酒です。通常これらをブレンドするところ、あえてブレンドせずその中間のみを瓶詰めしたお酒です。
酒米は非公開、精米歩合60%、その他の情報は非公開です。作 ZAKUシリーズは味を安定させるために、近年人気の火入れしない生酒ではない火入れ酒ですが、生鮭のようなフレッシュな味わいを楽しめます。
ここまでは基本情報、恵乃智の中取りは初めて飲みます。さてどんな感じかな?
火入れ酒ではありますが、冷蔵庫保管を推奨。もちろん常温でも問題ありませんが、ある程度長期保管するなら冷蔵がおすすめとのことです。
上立ち香は華やかな吟醸香。雅乃智の中取りよりもより吟醸香が強めです。
口に含むと、甘い!けど芳醇な膨らみや酸味とともに、後から苦味と適度に辛さも来ます。洋梨のような芳醇な甘みが持ち味ですが、甘すぎず余韻を残しつつ引いていきます。
広く万人に飲んでほしいというコンセプトのもと、決して複雑すぎない、個性的すぎないお酒ですが、高い次元でバランスが取れたお酒です。
やっぱり作はハズレ無しですね。安心して飲めます。そして贈答用にもピッタリのお酒ですね。
まだ日本酒にハマっていなかった、というより20代後半、暫くの間日本酒が苦手で飲めなかった時期があり(今ではこんなに飲んでいるのに!)、その頃は焼酎にハマっていました。
といっても、お店で飲む程度で、自分で買うのはもっぱら黒霧島とかでしたが。
その頃ちょっとした焼酎ブームというのもあって、比較的居酒屋にも有名な焼酎が多く置かれていたりして、そこで出会ったのがいわゆる3Mとも呼ばれる「森伊蔵」「魔王」「村尾」ですが、その中では比較的手に入りやすいのが「魔王」ではないでしょうか。
芋焼酎のなかでも、よく使われる黒麹や白麹ではない、黄麹を使用することで、芳醇な吟醸香でフルーティな味が楽しめます。
こいつは以前通販の5本セットで手に入れたものです。満を持して開けます。
熟成酒ならではの芳醇な味を楽しめるかな?
まず香りが良いですね~。本当にフルーティです。いも焼酎なので、当然さつまいもの香りですが、それ以上に日本酒にあるフルーティな吟醸香です。
ロックで飲みましたが、冷たい状態でも芳醇な香りと甘み、そして適度な辛さがあるので、アルコール度数は日本酒より高いのに、あまりそれを感じさせません。
このあとストレートで飲みました。いい! より甘みが増して、さらに芳醇な味を楽しめます。
良いものは良いね。どうもお酒を色々飲み始めると、少量生産の通好みのお酒を好んで、ベタなお酒は避けがちになることもあるけど、改めて焼酎の良さを実感した次第。
同酒造の「白玉の露」もドはまりしましたが、さすがに魔王は上を行きますね、当たり前ですが。
80年代生まれまでの世代であれば、大抵の人が使ったことがあるであろうカセットテープも、生まれたとき既にMDの時代でした、CD-Rがありました、という世代には、大昔のメディアという印象が強いであろうカセットテープ。
最近リバイバルしてちょっと人気みたいなので、あの頃オーディオをやっていたオッサン連中なら知っているであろう知識も、若い世代には新鮮? というカセットテープネタです。
カセットテープには、大きく分けて4種類の磁気特性の種類があり、ノーマルポジション(Type I)、ハイポジション/クロームポジション(Type II)、フェリクロームポジション(Type III)、メタルポジション(Type IV)がありました。
このうち、今でも売られているのは、当初から販売されていたノーマルポジションのみです。また、フェリクロームポジションテープは、ノーマルとハイポジの良いとこ取りでしたが、製造コストがかかることと、その後すぐメタルポジションテープが登場したことから、80年代半ばほぼ死滅しました。Yamaroも使ったことはありません(当時使っていたSONY TC-FX5にはテープポジションセレクタに存在していた)。
カセットデッキは、これらテープの磁気特性の違いから、録音時にはバイアス量、再生時にはイコライザー時定数の違いから、テープの種類(ポジション)を切り替える必要があります。
80年代半ばまでは手動切替だったものが、徐々に自動切替になっていきました。
では自動でどうやって判別したかというと、カセットテープ側に検出孔と呼ばれる穴の有無で判別していました。
フェリクロームテープ(Type III)は、前述の通り80年代なかばに消えてしまったことから、こうした検出孔はなく、オートテープセレクターのカセットデッキでは、ノーマルポジションテープとして検出されてしまいましたが、あまり普及しなかったテープなので、実質的に問題はなかったようです。
カセットデッキ側にも、検出孔の穴の有無を検知するための検出スイッチ(テープの誤消去防止爪の検知も含む)が存在しました。
カセットデッキ側は、写真のデッキはオートリバースデッキのため、誤消去防止爪検出スイッチがテープのA面B面用に左右それぞれ存在します。
ウォークマンなど再生専用機の場合は、イコライザーの再生時定数(ノーマルは120μs、ハイポジとメタルは70μs)のみ検出すれば良いため、メタルポジション検出スイッチが存在しませんでした。
今となっては懐かしい話ですね。
久しぶりにオーディオネタを連発しています。
カセットデッキのPIONEER T-03SRのベルト交換をしたついでに、その下に設置していたFM/AMチューナーのKENWOOD KT-1100Dの調整を行いました。
今、KENWOODのイメージはと言うと、一般にはカーナビ、かろうじてミニコンポを売っている、というイメージしかありませんが、元々はFMチューナーなどの受信機の会社として設立し、旧社名のTRIO(トリオ)で、チューナやアンプなどオーディオ機器、そして無線機のメーカーでもありました。また、オシロスコープのような測定器も販売していました。
TRIOはかつてはオーディオ御三家として、SANSUI(現在は法人格が消滅し、ブランド名のみ海外に切り売りされている)、PIONEER(カーナビなどを売るパイオニア本体から切り離され、オーディオブランド名が存続中)と供に、1960年代から70年代の日本のオーディオ界を席巻しましたが、今や御三家で本体から切り離しや倒産せずに生き残っている唯一のブランドだったりします。名前はKENWOODになり、会社自体はVictorと合併しましたけどね。
このKT-1100Dが販売される1年前の1986年に、KENWOODに社名変更されていますが、既にKENWOODブランドは1984年辺りから使われているようですね。
チューナーとしてもバブル期故に贅沢な設計となっており、音質も素晴らしく、同社の高級機Lシリーズほど贅沢な作りではないにしろ、当時の定価が¥74,800とかなり高額な部類です。90年代に入ると、バブル崩壊し、贅沢なアナログ回路の極みであるチューナーは低価格化し、単体オーディオ機器では下火になっていったので、この時代の機種は今や希少なFMを高品質で楽しめるチューナーです。
私はと言うと、学生時代に友人の祖父が使っていたものを処分する、と言うことでタダで頂いたものです。その友人の祖父からはBRONICA S2ももらったので、今でもこの2台が現役なのは、何と物もちが良いというか(笑)
末永く大切にしたいと思います。
チューニング自体はデジタル表示ですが、アナログ回路故に経年でどうしてもズレが生じます。
チューニングシグナルバー、周波数が一致すると中心に電波強度が表示され、左右の赤いバーは中心周波数からずれていることを示します。90年代以降はこうしたチューニングバーを搭載する機種はほぼなくなってしまいました。これも贅沢なチューナーの1つの機能でした。
さて、不具合としては、このバーがチューニングを合わせても中心に表示されません。
この部分は何度か調整していますが、数年でズレが発生してしまいます。ズレてしまうと、ステレオ受信ができなくなってしまいます。
今回はこの調整を行いました。調整のやり方や技術的なお話は、こちらのHPが参考になります。大昔から見ていて、今でも参考になります。こうした情報が長く残ることこそ、HPの醍醐味なんですけどね。HP全盛期から消えてしまった情報は多いですから。
精密ドライバで、L9を回して同調点を調整します。今回調整するのはここだけですが、これで同頂点ズレが解消され、ステレオ受信可能になります。
実は、ラックから引っ張り出すのが億劫で、この数年、殆どRadikoで過ごしていたので、ちゃんと調整して、再びメインオーディオで聴けるのが楽しみです。
残念ながら、他の部分の調整が必要なのかな? 本来の周波数に対して0.1MH低い表示で、同調点が白表示になり、ステレオ受信可能になりました。
うちはマンションのケーブルテレビでFMは再送されているため、一般的なアンテナ受信とは周波数が異なっていますが、本来の周波数より0.1MHz低いところで同調点が合ってしまいます。周波数自体の調整が必要ですが、オシロスコープや発振器などがないと、これ以上の調整は難しいので、深追いせずに、ラジオがきれいに聞こえればそれで良しとしました。ちゃんとステレオ受信も可能になりました。
ただ、感度がずいぶん下がってしまいました。受信感度がDIRECTだと、バーの表示が低いのです。以前はインジケーター7つくらいでていたのが、2~4つしか出ません。感度を上げるDISTANCEにすると改善しますが、ノイズも増えるので、DIRECTでノイズレスで聞けている分にはこれで十分でしょう。
最近radikoばかりで聴いていたので、久しぶりにKT-1100DでFMを聴いてみたら…いやぁ、別格です。当たり前ですが、radikoがHE-AAC v2 48kbpsの高圧縮低ビットレートで配信されているのに対し、FMチューナーはアナログ波をそのまま受信していますから、電波環境さえ良ければ、音質は単体FMチューナーを使用するほうが圧倒的に優れています。
MP3とCDとの差、以上に違いますね。音の厚みが全く別物です。ああ、radikoではこんなに失われていた音があったのか、と痛感。
しかし、オーディオの下火とともに、現在は高品質なチューナーは、AccuphaseのT-1200やMacintoshのMR87くらいしかなくなってしまいました。もはや1,2万円台のチューナーすらないのです。ちょっと前まで、もう少し低価格でYAMAHAが頑張っていたのですが、それも生産完了となってしまいました。
カーナビではFM/AMチューナーが搭載されていますが、将来的にはradikoになってしまうのかな? 便利なような、そうでないような時代になってきましたね。
カセットデッキネタです。
前回、B’z Highway Xのミュージックテープを、手持ちのカセットデッキ、PIONEER T-03SRで再生してみたのですが、その過程で再生は問題ないものの、テープの早送りの回転が不安定であることがわかりました。
せっかくの有休日なのに天気も悪いので、内部のベルトが伸びているのだろうと思い、交換することにしました。
まだPIONEERの本体がオーディオ部門を手放していなかった90年代の製品です。きちんとMADE IN JAPANです。今なら間違いなくMADE IN CHINAになっていることでしょう。PIONEERも、本体はオーディオ部門を切り離し、最近そのオーディオ部門を持っていたオンキヨーホームエンターテイメントが破綻、しかし何とかアメリカ企業のPremium Audio Companyにブランドを拾われ、日本国内ではTEACが代理店となることとなりました。
PIONEERブランドのオーディオ、好きなので、これからも良い商品を生み出して欲しいですね。
販売当時の定価は¥39.800、購入価格は、確か当時エイプランというオーディオ雑誌によく載っていた通販の会社で、¥26,800と大幅割引されていました。高校生のお年玉でも手が出しやすい価格でしたね。
今ではありえない廉価なのも、カセットデッキの末期で作り手もコストダウンしても性能を維持できた時代です。
廉価デッキらしく、鉄板もペナペナですし、中身もスカスカです。それでも、こうすることで低価格化していたのですから、アナログ末期のコストダウン技術はすごいです。
電源小さい! 大した消費電力はなく、アナログ回路も小規模なので、こんなものでしょうね。ヘッドやキャプスタン・ピンチローラーは、いつでもメンテ出来るので、今回は簡単に清掃するに留めました。
そして内部のメカを見てみると…おお、これまた安っぽいね。
今回ダメだったのは、上の写真の中央奥にある細い方のベルトです。これが経年で伸びてしまい、回転時にたわんで回転トルクがしっかり伝わらず、早送りのスピードが不安定になっていました。
ちなみに、T-03SRはカセットテープを巻き取るモータはたったの1つ。1つのモータでテープの巻取、キャプスタンの回転を行っているのです。手前にある大きなプーリーが、テープを安定して送り出すためのキャプスタンの軸を動かしています。中級機以上であれば、個々の部分が独立したモータになっています。廉価機故に、1つのDCサーボモータで全てをこなしているのです。
このため、テープの回転ムラを示す、ワウ・フラッターは0.08%WRMSと、単体オーディオデッキとしては、あまり良くはありません。
それでも、実用上何とか問題ないレベルにはなっていますが。
早速ベルトを交換することに。
以前買っていた汎用ベルトを使って交換します。
交換は取り外して入れ替えるだけなので簡単ですが、分解しないでやると、案外奥にあるプーリーにベルトを引っ掛けるのが大変でした。
こんな感じで、早送り・巻き戻しでもベルトがたわまなくなり、回転が安定しました。
メインのベルトも交換したいところですが、幅が太く長いため、これはまた次回ですね。今のところ再生は問題ないです。
おまけです。せっかく開けたので、DOLBY S NR(ドルビーノイズリダクション)基板とやらを見てみました。
縦に基板が刺さっていますね。DOLBY S NRは、業務用のDOLBY SRを民生化した、最後のドルビーノイズリダクションシステムで、ノイズの低減効果は低音域まで及び、おおよそ24dB程度のノイズ改善が可能です。
ただし、1991年に登場したため、時代は徐々にデジタルオーディオに移行しつつあり、単体オーディオデッキでしか採用されることはありませんでした。
特に、初期のものは回路構成が大きいため、コストが掛かり高級機のみに採用、またナカミチなど高級カセットデッキメーカーの一部は最後まで採用しませんでした。
PIONEERのT-03SRは、このDOLBY S NRのICに、SONYのCXA1417Qを採用することで、回路をシンプルコンパクト化することが出来たためコストが下がり、定価¥39,800のデッキながら、DOLBY S NRを搭載するに至りました。
このT-03SRが、DOLBY S NRを搭載した最も安価なデッキでした。
でも見ての通り、SONY CXA1417Qで小型化出来たと言っても、あくまでもそれは単体デッキでの話で、DOLBY B/C NRのように、ICがワンチップ化されポータブルオーディオ、ラジカセ、カーステレオにも採用されたのと違い、IC1つで構成できたわけではないようで、これもDOLBY S NRが普及しなかった要因の1つです。
90年代は既にDAT(デジタルオーディオテープ)、MD(ミニディスク)と言ったデジタル録音メディアが登場、YamaroもT-03SR購入当時にDATデッキもMDも持っていたため、カセットデッキはこの廉価機で妥協していました。
90年代後半は既にカセットデッキは技術的ピークを迎え、デジタルと久遠メディアの登場と共に衰退が始まりつつありました。
あれから四半世紀、カセットデッキやカセットテープの技術が失われてしまったのも、無理はないですね。
今あるデッキやテープは末永く使えるようにメンテナンスしないとですね。
やっと充実してきたNikonのZマウントレンズですが、まだまだFマウント時代からすると少ないし、先行するSONYのEマウントからすると程遠いのも事実です。
望遠レンズ系が少々寂しいですね。
それでも少しずつ増えてきているのと、TamronのOEMと思われるNIKKORは、このロードマップでの予告なく登場していますし、TamronやCOSINAブランドでのライセンス締結によるZマウントレンズも登場してきており、マウントの仕様を無償開示しているEマウント、今のところ外部とライセンスを締結していないCanonと、三者三様です。面白いですね。
35mm単焦点レンズがもう1本追加されるようです。f/1.8の上に掲載されており、50mm f/1.2 Sと並んでいることから、35mm f/1.2 Sになるのでは?との噂です。
ミラーレス時代になって、一眼レフレンズでは代表的だった開放f値がf/1.4のレンズは、Zマウントには今のところ予定はないのかな? 価格とサイズのバランスを考慮したf/1.8と、とにかく大口径のf/1.2の両極端となり、f/1.4は過去のものになりつつあるのかな、という感じがします。
個人的には、35mmレンズに求めるものはコンパクトで軽快に撮れるレンズなので、f/1.2に興味はなく、f/1.8はいずれ買いたいと思っています。
突如として登場した70-180mmという焦点距離。ロードマップにはTamron OEMの17-28mmや28-75mm f/2.8と並んでいることから、これもTamronのOEMになると言われていて、実際Tamronには70-180mm F/2.8 Di III VXDというEマウント用レンズがラインアップされています。
確かに、S-Lineではないf/2.8のズームレンズシリーズとして、今回の広角17-28mmも登場していることから、中三元の望遠ズームとして70-180mmが登場してもおかしくないですし、むしろ自然な流れでしょう。S-Lineとも書かれていないので、比較的リーズナブルなレンズと思われます。
ただ、これまでTamron OEMと言われる17-28mmも、28-75mmも、ロードマップに予告としては書かれず、いきなり登場しています。
あえて予告として書かれているということは、Nikonの設計製造によるレンズの可能性もありうるでしょう。
かつてNikonには、同焦点距離のFマウント用レンズ、Zoom Micro-Nikkor(ZMN)が存在しました。
このレンズは、等倍までは撮れないものの、最大撮影倍率1/1.32倍でズームできる唯一のマイクロレンズ(一般的にマクロレンズと呼ばれる)として販売されていました。
これを現在の技術で、Zマウント化により復活!と言うのは面白そうじゃないですか?
せっかくだから、個性的なレンズは期待したいですね。
ただ、ZMNが出るとしたら、S-Lineになりそうな気もするし、マイクロレンズの項目に書かれる気もするので、この線は薄いのかな…。
S-Lineの単焦点レンズに135mmが追加されました。85mm f/1.8の隣に並んでいることから、このレンズは135mm f/1.8になるのではないかと言われています。
この焦点距離で期待してしまうのは、やはりDC-Nikkorでしょう。
Defocus image Controlから取ったDCは、球面収差の補正量をコントロールすることで、ボケの特性を調整できるレンズです。お気に入りのI AF DC-Nikkor 135mm f/2Dは、残念ながらレンズ内にAFモータを持たないレンズ故に、現状Nikonのミラーレス用FマウントアダプタFTZ, FTZ IIではAFが使用できません。
このレンズでミラーレスでもAFが使えたら…ボディ内手ぶれ補正と相まって、より歩留まりも上がるし、楽しく遊べるのに、と思っているだけに、ネイティブなZマウントのDCレンズは期待したいところです。
CanonもRFマウントのマクロレンズでボケ味のコントロールを導入し先を越されてしまったので、ぜひとも135mmには球面収差コントロールと言う遊び心を追加して欲しいですね。
とは言え、今自分に一番必要なZマウントレンズは、登場が期待されながらなかなか発表されない(執筆時点)200-600mmですね。
このレンズは、FマウントのAF-S 200-500mmの後継として、S-Lineではないことからもリーズナブルな超望遠ズームレンズになると期待していますが、なかなか登場しませんね。航空祭などイベントでは、大きな単焦点望遠レンズがサイズの制約上使えない場面も増えてきているので、比較的コンパクトな望遠ズームが待たれます。
早く出ないかな~
今回は自分で買ったのではなく、妻が頂いてきたお酒です。
米どころ新潟のお酒ですが、初めて飲む銘柄です。日本酒は本当にたくさんの酒蔵がありますが、多くは地産地消で、まだまだ知らない酒は多いですね。
「〆張鶴(しめはりつる)」は、名前は聞いたことがあるような気がしますが、自分のよく行く酒屋では見かけたことはないです。埼玉の有名酒店、マツザキには置いているみたいだから、間違いはないお酒と思います。
こういう出会いもまた、日本酒の一つの楽しみですかね。
宮尾酒造は、文政2年(1819年)創業の老舗酒蔵です。さすが新潟ですね。
酒米は五百万石、精米歩合50%と大吟醸レベルまで削っています。アルコール度数はほんのすこし低い15%。日本酒度+3。さて如何に?
冷やした状態で。上立ち香は透き通った吟醸香。きれいな香りです。
口に含むと…おや、さっぱりしています。水です。きれいなお酒の代表格みたいな透き通った滑らかな味わい。甘みがまず出て、その後ちょっと辛さと苦味はあるけど、どれも押し付けがましくない、お淑やかで上品な口当たりです。いわゆる淡麗なお酒、なのですが、味わいはじわじわと押し寄せるタイプで、決して淡麗すぎて何も残らない…というタイプでもありません。
スーッと引きの良い後味で、これぞ純米吟醸酒というお酒ですね。温度が少し上がると、米の甘みに膨らみが出てきます。
これは日本酒好きにはたまらないでしょう。贈答用にピッタリ、あ、贈答されたので、これを提供した人は相当な通ですね。