【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

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ということで、量販酒の合間に、こだわりのお酒もちゃんと飲んでいます。最近は、古酒系のお酒も結構大好きです。冷蔵保存しなければならない生酒もそれはそれで良いのですけどね。

【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

応援之酒、フレー!フレー!こと冨玲(ふれい) 、関東では珍しい鳥取県のお酒で、生酛仕込の純米酒です。
酒米に玉栄を精米歩合80%とあまり削らず使用、H28BYということで、2016年に醸造したものを熟成させています。6年経過したので、古酒と言って差し支えないでしょうね。
アルコール度数は14%とやや低めです。日本酒度が+16で辛口、酸度も2.4と酸味も多め、生酛造りですから、蔵付き天然酵母と乳酸菌を取り入れたお酒です。

【梅津酒造】冨玲(ふれい) 生酛仕込 純米酒 玉栄80 H28BY

お燗でお召し上がりください。はい、そうします。が、まずは常温、いわゆる「ひや」でいただきます。「ひや」は冷酒ではないですよ。
昔は冷蔵庫がなかったので、常温の状態が「ひや」、それ以外は燗にして飲むのが日本酒でした。

では開栓します。

濃厚な飴色

琥珀色というか、飴色ですね。これは、ザ・古酒ですね。

まず常温で。上立ち香は生酛造りらしく、酸味があり古酒らしい甘みがありそうな香り。口に含むと、いや~古酒だ。凝縮された旨味と酸味。辛さはそれほど強くないけど、やや古びた酸味が強いかな?

ということで、おすすめの燗で飲んでみます。俄然、甘みが出てきました。温度が上がるほど甘みは感じやすくなりますが、その状態でベストバランスです。
酸味と甘味が調和します。米の甘みが膨らみますね、それでいて酸味は変わらずあります。さっぱり系ではなく、旨味が次第に膨らんで押し寄せるタイプです。ですがしつこすぎないです。
なるほど、これぞ生酛造りのお酒です。好きですよ。

食後にじっくりと味わいたいお酒です。

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