次はいつ? 2015年の観艦式

今から6年前の2015年10月18日、海上自衛隊の観艦式が行われました。
平成最後となった観艦式は、ヘリコプター護衛艦「くらま」や練習艦「しまかぜ」、MH-53E掃海ヘリが現役最後の登場となった観艦式でした。
また、ブルーインパルスもゲスト出演?しています。

残念ながら、その次の2019年(令和元年)の観艦式は、そもそもチケットが外れてしまいましたが、観艦式自体も台風19号の影響で中止となり、参加予定だった艦艇は展示のみとなってしまいました。
ですから、この2015年を最後に、観艦式は行われていないことになります。
また、次回の観艦式は2022年の予定ですが、実施要項は別途検討、となっており、不透明な状況です。

以前より、観艦式を含む、陸海空自衛が毎年持ち回りで実施する観閲式は、事前の準備や訓練など自衛隊の負担が大きく、自衛隊の任務の幅が広がっている現在、その実施の仕方も見直しがされてつつある状況です。

コロナ禍もあって、陸上自衛隊の富士総合火力演習は、2020年、2021年とも無観客で配信のみとなりましたが、この傾向は、コロナ禍が落ち着いた後も続きそうな気がします。

空自の航空祭や陸自の駐屯地祭と違い、海自の場合は単艦での航海体験はあっても、複数の艦艇が航行している様子を見られるのは観艦式のみ、まして潜水艦が潜航浮上したり、艦艇や哨戒機がフレアを発射するのを見られるのは、観艦式くらいですから、やっぱり生で観たいですよね。海上だと配信も色々制限がありそうですし。