【KIRIN】SPRING VALLEY Dyadream

のんびり過ごす夏休みです。
KIRINの通販サイト、DRINXで購入したクラフトビール、3種類目はこちら。

【KIRIN】SPRING VALLEY Dyadream

SPRING VALLEYシリーズはクラフトビール…と思っていましたが、こちらはラベルの下をよく見ると、発泡酒となっています。
アルコール度数は5%とやや低め。

発泡酒となっている理由は、柚子ピールと山椒を添加しているため、酒税法上ビールとはなれないためのようです。

色は薄めで爽やかな色

注ぎました。濁っていますね、色は薄めです。
非常に豊かで、かつ爽やかで甘そうな香り。ビールっぽくないですね。
苦味はほとんなく、かなり甘めのビールです。先に柚子ピールの爽快な酸味と甘味が出て、後味に山椒が効く感じでしょうか。濁っているので、クラフトビールらしい濃さはあるので、決して一般的に売られているような発泡酒のように、軽口ではありまぜん。全体的に後味はさっぱりして、かつ山椒のピリリとした辛さがあるので、暑い夏にぴったりです。
いかにも女性ウケしそうなビールで、妻は美味しかったようです。
Yamaroはというと…ちょっとビールとしては甘いかなぁ。苦味が少ないので、もう少し苦味があると良いのですが。

とはいえ好きない人ははまりそうなビール(発泡酒)ですね。

21年モノの扇風機の首振りが壊れたので開けてみた

寝室で使っている扇風機、首振りをすると、内部からカラカラ音がして、最近首振りの動きも渋い。
特に音がカラカラと大きくなってきたので、開けてみました。
妻が一人暮らししていた若い頃に買った、21年前の扇風機です。

※電化製品の整備は、知識のない方は危険ですのでやめましょう。全て自己責任でお願いします。

ドウシシャの2000年製のハローキティ扇風機

この機種は、首振りはリモコンまたは本体のスイッチで独立して動作します。昔からある、本体のノブを引っ張って首振りさせるタイプではありません。

写真のぶらんとしているのが、首振り用のモータです。この先端が回ることで、メカリンクにより首振りします。
この状態で首振りをオンにすると、モータは回りますが、トルクがものすごく弱い。指で摘むと止まってしまいます。止まると中でカラカラ音がする、これが異音の真相ですね。

モータは台湾のANN YIH PRECINEのAM-03

モータは台湾メーカーのANN YIH PRECINEのAM-03というもので、回転速度は2.5/3rpmと超低速。内部で相当な減速比で減速させているようです。
検索してみましたが、同じモータを入手する手段はなさそうです。

ちなみに、同スペックの似たモータであれば、Amazonで買えそうですが…

モータ内部はこんな感じで、複数のギヤで大きく減速させている

スペック的には良さそうですが、問題は、モータシャフトの接続部のサイズと形状で、ここが違うので、単純に付け替えるというわけには行かなそうです。
しかも値段は千円を超えます。安い扇風機なら、3千円程度で買えるのに、わざわざ21年前の扇風機に投資するかと言われると…微妙です。
Yamaroの本業では、メカメンテナンスもやっていたりします。部分的に直すか、ごっそり交換するか、修理不能判定を出すかは、修理にかかる時間と部品コストからトータルで判断します。
今回は修理不能と判断しました。

異音は恐らく、内部のギヤが欠けていて、トルクが伝達できず、外力がかかるとギヤが歯飛びして空回りしているのでしょう。
このモータは封印されていて、こじ開けてみようと思ったけど、うちにある工具ではびくともしませんでした。

仕方ないので、新しい扇風機を検討します。DCモータので5千円台なら買いたいな~と思ってコジマに行ったら、4980円で買えるモデルがあったので、購入しました。


ネット通販でも、実店舗でも同じ価格でした。
安物なので筐体は価格相応に安っぽいですが、DCモータなので、とても静か! 寝室用にしましたが、ACモータの扇風機は一番弱い風でも、寝る時には強すぎて、壁に風を反射させていましたが、こちらは微弱風で回せるので、直接体に向けても、寒ずぎずにそよ風が当てられます。

リビングならそれなりに強い風が必要なので、ACモータでも良いのですが、寝室ならDCモータの扇風機がおすすめです。何より、音が静かなので。
下手に修理するより、買い替えてよかったです。

【藤﨑摠兵衛商店】長瀞蔵 純米 直汲み 無濾過生原酒

しばらく寝かせていた、先月買ってきた長瀞蔵のお酒。ストックはこれが最後!

【藤﨑摠兵衛商店】長瀞蔵 純米 直汲み 無濾過生原酒

酒のアテはホッケです。美味いよね。

いつも紺色のラベルの長瀞蔵は見ますが、逆にこのラベルは初めて。
直汲み、いいですよね。搾ったお酒をそのまま瓶に詰めたお酒です。

【藤﨑摠兵衛商店】長瀞蔵 純米 直汲み 無濾過生原酒

酒米は、長瀞蔵といえばこれ「さけ武蔵」。良いお米です。

【藤﨑摠兵衛商店】長瀞蔵 純米 直汲み 無濾過生原酒

精米歩合は60%、程よい削りです。
開栓して注ぐと、豊かな吟香、ごく僅かにガス感あり。

長瀞蔵らしく、豊潤な青りんごの甘みと酸味がありますが、ただ甘いだけでなくどっしりとした落ち着きもあります。日本酒感は強いです。口当たりはフレッシュなのに、豊潤で、かつ程よい辛さもあります。
米の旨味をよく捉えていて、それをしっかり日本酒に置き換えられている、なかなかのお酒ですよ。

【藤﨑摠兵衛商店】長瀞蔵 純米 直汲み 無濾過生原酒

色はごく僅かに黄色みがかっていて、ほんの僅かに濁りもあり、これぞ搾りたての日本酒といったところです。
いやはや、長瀞蔵、すごいですわ。どんどん良くなっています。毎回これが楽しみで長瀞に行っています。なかなか近場で買えないので、また長瀞に行きたいです。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/6)

いよいよ、旧写研埼玉工場の厚生棟の解体も終わりに近づいてきています。

地中部分の土台などの解体も進んでいるようです。
あとは残ったコンクリ類を粉砕して搬出しているようですね。

旧工場地区はヤオコー和光丸山台店の建造が進む

道路を挟んだ対岸の旧工場地区、ヤオコー和光丸山台店の建造が進んでいます。外壁塗装も一部終わって、写真右側は足場が外されています。内装工事も進んでいる様子です。
ここが出来たら、家の買い物のメインはここにしたいかなと思っているので、楽しみです。願わくば、商品もお安くね♪

さて上からも見てみましょう。

もう建物自体はないけれど、まだ土台基礎部分が残っているので、ここの解体がすすめられているようです。
しかし重機ってかっこいいよね。パワーショベルはいろんな爪があるので、見てて楽しいです。

建造進むヤオコーと、解体された旧厚生棟

再起に解体されて、新たな建物の建築が進む現場もあれば、解体中の現場あり。諸行無常ですなぁ(懐に入る

新型シビック出ましたが…

プライベートでは、VTECエンジンに共感して、免許取得後からずっとHondaに乗ってきた私ですが…(今のエスティマは妻の車なので)

11代目シビック、例によってまた値上げ。ついに300万円台! ちなみに北米では日本円に換算して200万円台からあるんですよね。もちろん北米向けは内装のグレードも落としたりと、値段相応だったりもしますが。

https://www.honda.co.jp/CIVIC/

デザインは好きですけどね。写真で見るより、実車の方がよく見えます。というか上の写真、ちょっと広角レンズで遠近感つけ過ぎな気がします。鼻が大きく見えてしまうんですよね。

つまらん装備の差で、グレード訳もやめてほしいですね。個人的には、純正BOSEもいらないので(どうせスピーカーは替えるので)、それ以外はEXに準じたグレード設定してほしいです。

ナビも自分で後付したいんですが、もうHonda Connectやら色々つながっているので、市販ナビを載せるというのも今後は難しくなっていくんだろうな。自分で手を入れる要素がどんどんなくなってきていますよね。オーディオはそれなりにこだわりたいのですが。

今東京在住で、車は週末しか使わないし、金もないので、エスティマに乗り続けていますが、今12年目、限界になるまで乗ったとしても、少しずつ次の車は考えなければ。
せっかくシビックは6MTがあるので、できればMT車に乗りたい、恐らくこの代が最後になるでしょう。世界的にEVシフトが加速して、純粋なガソリン車は、今後販売は難しくなってくるでしょうし。ただ妻がAT限定免許なんですよね。

栃木に住んでいたなら、通勤車候補なんだけどね、車、高くなったなぁという率直な感想です。

花王がかつてメディアを販売していたことをご存知でしょうか?

花王といえば、洗剤や医薬部外品などのメーカーとして有名ですが、実はかつてKAO DIGITAL SOUNDというブランドからDAT(デジタルオーディオテープ)が販売されていたことをご存知でしょうか?

KAO DIGITAL SOUNDのDATメディア

DATとは?

まず、DATをご存じない方がほとんどでしょう。アナログのカセットテープカセットテープは、最近復権していたりしますが、これは固定ヘッドで、比較的製造が簡単だからでしょう。

DATは、世界で初めて、デジタル録音できる専用メディアとして1987年に発売されました。
それまでも、民生用としては、ビデオデッキにデジタル録音できるPCMプロセッサが販売されてはいましたが、当時はビデオデッキも高価な上に、さらにPCMプロセッサも、となると相当高額になり、お金のあるマニア向けでした。
その点、DATは、テープメディアとしては、アナログのカセットテープよりもコンパクトで、CDを超える16bit/48kHzサンプリングで、しかも120分録音できる(後に180分テープ、LPモードで12bit/32kHzサンプリングで360分録音可能)ため、CDのマスターテープとしても採用され、どちらかというとコンシューマ向けというよりは、オーディオマニアやプロが使用したメディアです。

その後、1992年にMD(ミニディスク)が販売開始されると、一般向けのデジタルメディアとしては、こちらのほうが普及しました。ただし、MDはSONYが開発したATRACと言う圧縮音源だったので、非圧縮で録音できるメディアとしては、DATが優位でした。
もちろん使い勝手は、ディスクメディアのMDが圧倒的に有利でした。

その後、CD-Rの普及、さらにHDDレコーディング、メモリメディアの登場により、次第に録音メディア自体が淘汰されていき、DATは2005年には民生用機器の販売を終了、テープ自体もSONYが2015年を最後に販売を終了(相変わらずSONYは記録メディアに対して面倒見が良いです)して現在に至ります。
今では、こうした販売終了した記録メディアは、高値で取引されていたりします。

なぜKAOがDATのメディアを販売?

オーディオ好きだったYamaro(今でも好きだけど)、当時のオーディオ雑誌にKAOのDATの評判が良いと書かれていたりして、他のブランド含めて色々試したものです。
KAOがメディアを販売した理由は定かではありません。一般にはKAOはMDも販売していたので、そちらであれば当時見かけましたけどね。

個人的には、当時はmaxellのDATがお気に入りでした。デジタル録音だから、どれを使っても変わらんでしょ?と思うかもしれませんが、つかってみると確かに違うんですよね。
maxellのDATはつややかなサウンドで、よくBSのクラシックを録音したものです。当時、アナログBS放送、音声はデジタルでしたが、Bモード音声は16bit/48kHzとDATと同じスペックで、CDを超えるフォーマットでしたので、これを無劣化で録音するのに、DATが不可欠でした。

実は、KAOのDATは、私の住んでいた周辺の電気屋では見かけることがなく、というよりDATを売っている電気屋は大きなお店だけでしたね。なので、KAO DIGITAL SOUNDが現役だった頃に買ったことがなかったのです。
なので、2010年にハードオフで1本105円で売られていたときには、懐かしくてすぐに飛びつきました。2010年はまだSONYがDATのメディアを販売していたためか、KAOのDATに目をくれる人はいなくて、ハードオフでジャンクで売られていたのでしょうね。
今では、こうしたメディアは、ハードオフでも強気の価格設定になっています。
写真の手前の1本は、民生向けではなくプロ向けの製品で、業務用DATデッキでの仕様を想定したものです(民生機でも使用可能です)。テープの耐久性が民生版のKXよりも上がっているのかな?

とにかく、今はテープメディア、高値取引されていて、特にアナログのカセットテープも、メタルテープは高値になっています。昔は1本100円で売られていたこともあったのにね…。

安値で見つけたら買いですよ! もう安値で買う保は難しいですけどね。

自衛隊大規模接種センターで2回目のコロナワクチンを接種してきた→接種後の発熱記録

先週7月28日夜、仕事が終わった後、都内大手町の自衛隊大規模接種センターにて、2回目のコロナワクチン接種をしてきました。
その接種後の状況を、少し遅くなりましたが、記録しておきたいと思います。

2回目接種は仕事帰りでやや混雑

7月28日、仕事を定時上がりして向かった大手町。2回目なので、駅からのアクセスも迷わずに行けました。ただ、私が使った丸ノ内線から会場は、比較的距離があります。大手町駅は、東京メトロ4路線の駅となっているので、降りるホームによっては結構歩きますね。

予約時間は19時。到着したのは18時40分頃でしたが、その時間は18~19時の予約者の受付を行っていました。
1回目の接種は6月26日(土)だったためか、ワクチン接種までの時間は15分もかからず、一番時間がかかったのは次回の予約待ちでしたが、今回は会場内の問診で、まず15分程度待つことになりました。
どうやら、皆さん仕事帰りに接種、という方が殆どだったようで、周りを見ても年齢層は20代から50代と思われる人たちが殆どでした。

コロナワクチン接種自体は、1回目よりもむしろ痛みを感じず、針が刺さったこともわからない感じでした。
ちなみに自衛隊大規模接種センターは、モデルナ製のワクチンを使用しています(執筆時点)。

結局、待ち時間を含めてトータルで1時間近くかかりました。やはり18~19時は予約が集中するようですね。加えて、接種可能時間帯に幅があるため、予約時間で分散させているとはいえ、同じような時間帯に人がある程度集中するのはやむを得ないですね。

接種後は特に腕の痛みもなく、発熱もなく、そのまま電車で帰宅しましたが、特に普段と変わることはありませんでした。
ただ、1回目接種後、翌日少し発熱があったため、今回はそれを見越して、翌日(29日木曜日)は仕事の休みを事前に取得していました。

接種時の個人的メモはこんな感じです

  1. 事前にトイレは済ませておく
  2. ワクチン接種終了後(アナフェラキシー待機後)は、寄り道せず帰宅する
  3. 副反応はすぐ出ないので、油断禁物(何ともないと思っていると、じわじわ出てくるかの)

接種後12時間(7月29日朝)

翌日(、朝時点では発熱なし、体調も至って普通ですが、仕事の休みは1日取ってあるので、午前中は安静にしてました。
妻に解熱剤は用意してもらっていて、苦しくなったら飲むように言われました。

接種後18時間(7月29日昼)

昼食をとった辺りから、体の怠さを感じたので、検温したところ38.1℃。発熱が始まったみたいです。とりあえず解熱剤を飲みました。

接種後22時間(7月29日夕方)

熱は37℃台前半、解熱剤が効いて少し楽になりました。

接種後24時間(7月29日夜)

風呂は控えてシャワーだけ浴びましたが、また熱が上がって38℃ジャスト。2回目接種後吐き続けていた妻と違って、Yamaroの場合は吐き気や頭痛はなく、ただ発熱だけ。食欲はそれほど落ちていないので、夕飯は普通に食べました。
しかし、その後熱は38.9℃に。さすがにしんどくなって、解熱剤を飲んで、早々に横になりました。

接種後35時間(7月30日朝)

熱は引かず38℃台前半を行ったり来たり。この日は仕事の休みをとっていませんでした。
前回同様、1日で落ち着くと思っていたら、ダメでしたね。やはり2回目は副反応が大きく出るようです。
副反応が大きく出るのは、ワクチンがしっかり効いているためだそうです。
しかし38℃台では仕事は無理なので、お休みをいただきました。
その後、解熱剤で少し楽になりました。

接種後41時間(7月30日昼)

解熱剤が効いたのか、はたまた副反応自体が落ち着いたのか、ここに来て一気に熱が下がって体が楽になりました。
36.7℃、普段の平均体温に戻りました。録りためた映画を見る余裕も出てきて、2本ほど鑑賞。

接種後45時間(7月30日夕方)

少し頭が重いと思って熱を測ったら、37.1℃、微妙ですが、ふだんのねつよりはたかいので、やはり解熱剤が効いていただけなのか…
それでも、38℃台にはなっていないので、まだ楽ですが。

接種後47時間(7月30日夜)

37.2℃、え、まだ副反応続くのか。このまま下がってくれるといいけど。
食欲はあるので、それだけが助かっています。妻は2回目接種後、ずっと食べれなかったので、体力の消耗具合が食べれると食べれないとでは全然違います。

接種後49時間(7月30日夜)

ここに来てまた体が少ししんどくなってきました。
食欲は少し落ちたけど、軽くは食べました。
熱を測ると38.9℃! いやいや、ちょっとしんどいけどそこまでではないはず。何より立っていられるし。
測り直したら37.9℃。38℃を切っているとはいえ、熱が再び上がりだしたことに変わりないので、解熱剤を飲んで横になりました。

接種後61時間(7月31日朝)

結局10時間近く寝てしまった…。が熱は36.5℃と平熱に。昨日夜のだるさが嘘のように。このまま上がらなければ良いけど。

その後、発熱はなく、平熱のまま31日は過ごせたので、副反応終了と判断しました。
流石に熱が下がると、ご飯だけはしっかり食べれていたので、解熱後の回復は早かったですね。

訪問看護師の妻の話では、モデルナ製ワクチンは、患者さんなど周りでも比較的副反応が出ているケースが多い、との話でした。
実際、一部報道でも、モデルナは副反応が出やすい、という記事はありました。真相はわかりませんが。妻はファイザーでしたが、4日くらいは発熱していたので、何とも言えませんね。

副反応の個人差は大きい、大事を見るに越したことなし

職場でも、すでに2回目接種を完了した同僚がいましたが、その方は2回目の接種翌日、少し体がだるい程度で済んだそうです。年齢は私とそう変わらない中年です。
義母70代も、2回目接種後は特に大きな副反応はなかったそうで、やはり個人差や年齢差は大きいようです。
とはいえ、接種の次の日は、仕事が休めるなら休んだほうが良いに越したことはなさそうです。
特に2回目は、大きく副反応が出ることもあるので、それに備えておくのが無難でしょう。

以上、Yamaroの個人的コロナワクチン接種備忘録でした。参考になれば幸いです。

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/2)

先週コロナワクチン接種2回目の副反応にやられて確認できないうちに、旧厚生棟の解体が進んでいました。

旧厚生棟

実は先週土曜日、車で横を通ったときには、すでにほぼ解体が終わっているのを確認していました。
そして、昨日の夜、仕事の後寄ってみると、もう壁面など全ての建物解体が終わり、跡は廃材を撤去するだけの状態でした。

支柱がごく僅かに残っていて、これらの撤去や廃材の搬出が終われば、ここは更地になるのでしょうね。
跡地は、恐らくアパートかマンションとなるでしょう。それはもう少し先の話でしょうけど。

とにかく、1ヶ月半に渡った旧厚生棟の解体も終盤となり、写研埼玉工場関連のものは、まもなく全て消えることになります。

旧メインビル・工場地区

【写研埼玉工場】跡地の現状(21/8/2)

ヤオコーの方は、外壁の取り付け、塗装も進んで、少しずつ店舗が見えてきています。ガラスも取り付けられ、内装工事も進んでいる様子です。

早く出来ないかな~

【群馬】草津シズカ山スキー場(2010年)

11年前の今日行ったシリーズ(シリーズ?)
2010年8月2日の撮影です。

昨日の小串硫黄鉱山の撮影の後、草津温泉に1泊して向かった先が、草津シズカ山スキー場跡でした。

草津シズカ山スキー場は、かつてあった白根硫黄鉱山の跡地に1990年オープンしたスキー場ですが、まさに日本のバブル景気が崩壊する直前に建造された施設。スノーボード全面滑走出来るのが、当時売りだったようです。
しかし、全国的にバブル崩壊後の不景気で、多くのスキー場が経営難に陥って閉鎖されていく中、比較的新しいこの草津シズカ山スキー場もまた、オープンから14年しか経過していない2004年の春を最後に営業を停止しました。

90年代初頭らしい色使いの建物は、窓の造形やインテリアも、バブルが崩壊したとはいえ、まだバブルの余韻が残っていた90年代を色濃く残しています。かなり金はかかっていそうな設備の数々。
天井からぶら下がっているSONYのモニタは、当時映像マニアの間では絶賛されていたプロフィールPRO、KV-27HV1Sでした。HV1にS端子を装備したマイチェンモデルでした。

しかし、この撮影から11年、最近撮影された写真を見ると、特に建物内部の劣化崩壊が激しく、内装が落ちてカビが大量発生しているなど、積雪地ならではの劣化の速さを物語っています。
2010年の撮影では、フロントもまだきれいでしたが、現在ではカビの大量発生と内装剥がれ、荒らされて、モニタにも投石の跡が残ります。時の流れは残酷です。

リフト棟に残された初代パジェロも、私が撮影したときより明らかに劣化していて、今では灯火類がなくなったり、タイヤもパンクしています。
最近の写真と、11年前のこの写真を比較してお楽しみください。

【群馬】小串硫黄鉱山(2010年)

今から11年前の今日、2010年8月1日、この歳結婚しましたが、当時は妻も病院勤務で夏休みも合わず、また自分は当時休日勤務があったので、人とずれて夏休みを取っていました。

直前に宿をとって向かったのが群馬県。
吾妻鉱山を先に見に行った後(あまり写真的に収穫はなくここでは割愛、当時の写真はこちら)、向かったのが小串硫黄鉱山でした。

小串硫黄鉱山といえば、「この先危険につき 関係者以外立入禁止」と「群馬県」の看板が並ぶあのスポットが有名ですが、その先も普通に進むことが出来ました。
車でも入れますが、道が良くないので、車高の高いオフロード車や軽トラが行き来していて、撮影の帰りには軽トラのおじさんに「乗っていくか?」と声をかけられたり。(撮影しながら帰るのでお気持ちだけ~と乗りませんでした)

谷間になっている道中、しかも山とはいえ真夏だったので、汗びっしょりになったのを覚えています。いやあの頃はそれでも撮影意欲があったので、そんな道を一生懸命歩いたものです。出来る時に出来ること、やっておいてよかったな。もう1回は行ってみたいです。

この日の天気は、雲が来たかと思ったら晴れたりと、コロコロ変わる天気。撮影時は曇ったり霧が発生したりするも、なんとか雨が降らず、運が良かったです。撮影後の、草津温泉の宿へ向かう道中で大雨になりましたので。

当時の写真を再RAW現像して、また行きたいなと思った次第。機会があれば、草津温泉とともに行きたい場所です。


小串硫黄鉱山は、群馬県吾妻郡嬬恋村にあり、大正時代から操業していた高井鉱山の硫黄資源が減少したことから、新たにこの場所で硫黄鉱脈を発見して採掘を開始、1971年(昭和46年)に閉山しています。

当時の架空索道の鉄塔が残るほか、鉱山施設の跡が残りますが、閉山から撮影当時でも40年が経過しており、遺構は思いの外少ないのですが、見晴らしの良い地形なので、登山(下山?)がてら楽しめるばしょでした。

この日、かなり歩いたのがわかります。Nikon D300にGPSアダプタを取り付けていたので、撮影地がわかります。これは後で見返す時に便利で、現状がどうなっているかの確認にも役立ちます。
当時の撮影軌跡はこんな感じです。

Googleマップで撮影軌跡を表示

小串硫黄鉱山撮影後に向かったのは、宿泊地の草津温泉。
まだ一般の夏休み前の平日だったので、中心地から少し外れた宿はとれて、お安く草津温泉を楽しむことが出来ました。

当時泊まった宿も健在でした。
GPSアダプタ、個人情報など気をつけなければならないこともありますが、旅先での撮影には便利で、手放せないですね。