「群馬」タグアーカイブ

【群馬】小串硫黄鉱山(2010年)

今から11年前の今日、2010年8月1日、この歳結婚しましたが、当時は妻も病院勤務で夏休みも合わず、また自分は当時休日勤務があったので、人とずれて夏休みを取っていました。

直前に宿をとって向かったのが群馬県。
吾妻鉱山を先に見に行った後(あまり写真的に収穫はなくここでは割愛、当時の写真はこちら)、向かったのが小串硫黄鉱山でした。

小串硫黄鉱山といえば、「この先危険につき 関係者以外立入禁止」と「群馬県」の看板が並ぶあのスポットが有名ですが、その先も普通に進むことが出来ました。
車でも入れますが、道が良くないので、車高の高いオフロード車や軽トラが行き来していて、撮影の帰りには軽トラのおじさんに「乗っていくか?」と声をかけられたり。(撮影しながら帰るのでお気持ちだけ~と乗りませんでした)

谷間になっている道中、しかも山とはいえ真夏だったので、汗びっしょりになったのを覚えています。いやあの頃はそれでも撮影意欲があったので、そんな道を一生懸命歩いたものです。出来る時に出来ること、やっておいてよかったな。もう1回は行ってみたいです。

この日の天気は、雲が来たかと思ったら晴れたりと、コロコロ変わる天気。撮影時は曇ったり霧が発生したりするも、なんとか雨が降らず、運が良かったです。撮影後の、草津温泉の宿へ向かう道中で大雨になりましたので。

当時の写真を再RAW現像して、また行きたいなと思った次第。機会があれば、草津温泉とともに行きたい場所です。


小串硫黄鉱山は、群馬県吾妻郡嬬恋村にあり、大正時代から操業していた高井鉱山の硫黄資源が減少したことから、新たにこの場所で硫黄鉱脈を発見して採掘を開始、1971年(昭和46年)に閉山しています。

当時の架空索道の鉄塔が残るほか、鉱山施設の跡が残りますが、閉山から撮影当時でも40年が経過しており、遺構は思いの外少ないのですが、見晴らしの良い地形なので、登山(下山?)がてら楽しめるばしょでした。

この日、かなり歩いたのがわかります。Nikon D300にGPSアダプタを取り付けていたので、撮影地がわかります。これは後で見返す時に便利で、現状がどうなっているかの確認にも役立ちます。
当時の撮影軌跡はこんな感じです。

Googleマップで撮影軌跡を表示

小串硫黄鉱山撮影後に向かったのは、宿泊地の草津温泉。
まだ一般の夏休み前の平日だったので、中心地から少し外れた宿はとれて、お安く草津温泉を楽しむことが出来ました。

当時泊まった宿も健在でした。
GPSアダプタ、個人情報など気をつけなければならないこともありますが、旅先での撮影には便利で、手放せないですね。