まもなく退役 YS-11FC(52-1151)

先日、ニコ動で航空自衛隊入間基地所属のYS-11FC(52-1151)のフライトの生中継がありました。仕事中だったので生では観られなかったですが、アーカイブで観ることが可能です。

さて自分はと言うと、最近入間基地への撮影はとんと行かなくなってしまったのですが、考えてみれば、YS-11FC(52-1151)も退役が近いです。
飛行点検隊所属の151号機は、現在も航空自衛隊に残る数機のYS-11型輸送機の中でも、最後に残ったオリジナルエンジンの、ロールスロイスのダート10を搭載した機体です。その他の機体は、エンジンがより強力なGE製T64を搭載し、プロペラもハミルトンスタンダードの3枚ペラに改装されています。
したがって、ダートエンジン特有のエンジン音を聞けるのも、まもなく終わりとなります。

個人的には、YS-11のエンジン音は、子供の頃地元函館空港に降りていく東亜国内航空(当時)や全日空の機体でお馴染みだったので、あのエンジン音は懐かしく感じますね。

写真は、昨年2019年の入間基地航空祭から。
本当であれば、今年がYS-11FC最後の年となり、航空祭でもその機体を見られたはずですが、今年は全航空祭が中止となりました。

規模を縮小した航空観閲式が無観客で11月28日に行われる(本来は今年の航空観閲式は百里基地でした)ので、そこで飛んでくれるとよいのですが…。どうでしょうね?

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