Raspberry Pi 4B用にBluetoohキーボードを買ってみた

先日購入したRaspberry Pi 4Bですが、マウスは何故かうちにワイヤレスマウスがたくさんあるので良いとして、キーボードの配線があまりに邪魔、ということで、Bluetoohキーボードを買ってみることに。

Bluetoothのキーボード、ピンきりでして、安いものは1,000円台から購入可能です。が、安いものはiPad(iOS)専用だったり、タブレット専用のキー配列になっているものも多いので注意が必要です。ラズパイで使えなくはないけど、使い勝手の面ではあまり良くなさそう。

ということで、2,000円は超えますが、国内メーカーで信頼できそうなもの、ということで無難にELECOMのTK-FBP102BK/ECにしました。

キーボードをWindows/Android・iOS・macそれぞれに適したキー設定に切り替えが可能、かつ3台までの接続ができて、それぞれの機器へ切り替えも可能、パンタ式キーボード、ということで値段の割にはよくできているかなと思います。大きさも、小型キーボードとしては小さすぎてキーが打ちづらい、ということもなさそうないい塩梅です。

Raspberry Pi 4BとELECOM TK-FBP102

さてラズパイとのキーボード接続ですが、どうやら調べると相性が割とあるということで、戦々恐々としていましたが…

BluetoothアイコンからAdd New DeviceでELECOMのキーボードが選択可能に

キーボードのペアリングモードを有効にした状態(このキーボードの場合はFnキーを押しながらTabを押すことで接続モードに)で、ラズパイ側のBluetoothアイコンから「Add New Device」を選ぶと、周辺のBluetooth機器が表示されるので、そこから「ELECOM TK-FBP102」を選択すればOKです。

ラズパイはBluetooth LEのキーボードだと、接続に手こずるケースも有るようですが、ELECOMの今回の機種は、特に問題なく接続できました。ちゃんとキー入力も可能です。

キーの押し心地はまあまあ、プログラミングにはちょっと小さめ

今回、Raspberry Piと一緒にオンライン教材付きのセットを購入して、Pythonもついでに勉強しようと思っていまして。
私、プログラミングは学生時代にちょっとC言語をやった程度で、全くセンスはありませんが、今後は仕事上で触れる機会がありそうなので、多少は書けないとね。

で、ELECOM TK-FBP102ですが、これはあくまで小型のキーボードなので、ヘビーにプログラミングをやろうと思うと、やっぱり小さめですね。タッチの感触は、パンタ式なので、やや軽めながらも、念弾を考えると悪くないですかね。

もっとも、プログラミングの勉強だけなら、ラズパイでやる必要もないので、もう少しキーボードの大きいノートPCやデスクトップPCにPythonをインストールすれば出来ますしね。

マルチメディアプレーヤーアプリKodiも入れてみたり

ラズパイは色々できるので、勉強のために買いましたが、テレビに繋いでYoutubeやAmazon Prime Videoを見たりするのに、Kodiもインストールしてみました。まあうちにはChromecastもFire TV stickもあるので、別にいらないのですが、なんとなく試しにね。
NASも構築してみたいし、オーディオプレーヤーも組んでみたいし、もう1台買っちゃおうかな?

Nikon レンズリュック600III用サイドポーチをLowepro 600 AW IIIに着けてみた

先日アウトレットでお安く購入できた、Loweproのレンズトレッカー 600 AW IIIですが、Nikonにも同様のカメラバッグ、レンズリュック600IIIがあり、そのレンズリュックに同梱されるサイドポーチは、別売りで購入可能ということで、試しに1個買ってみました。

本来は、レンズリュック600IIIの横に取り付けるサイドポーチですが、ベルトに通せる構造なので、他のバッグにも取り付けできそうだったのと、これ自体にショルダーベルトもついているので、単体でも使用可能です。

Lowepro レンズトレッカー 600 AW IIIにはベルト経由で取り付けできた

サイドポーチのベルト取り付け部分の幅が広く、直接レンズトレッカー 600 AW IIIには取り付けできませんでしたが、バッグに付属する、三脚などをくくりつけるベルトを介して取り付けできました。

BG付きD810も収納可能…だが…

事前に寸法を調べていたので、目論見通り、バッテリグリップ付きのD810もすっぽり収まります。が、誤算があった! そう、ストラップまでは収まらなかったのです。

D810には、Nikon X Porterのストラップを取り付けてあり、割とかさばるんですよね。
なので、ストラップだけ外に出せば蓋は閉じられました。バッテリグリップがなければ、ストラップごと入りそうですが、このバッグで行く撮影ではバッテリグリップは必要なのでね…。

AF-S 24-70mm f/2.8E ED VRは問題なく入った

標準ズームとしてはかなり大柄な、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRですが、若干膨らむけどしっかりジッパーで蓋も閉じられます。斜めに入れることになるけど、隙間に小柄なレンズなら1本収められそうな感じです。


D850+ロクヨンは、戦闘機撮影セットとするとして、もう1台のD810にズーム望遠をどうするかが悩みどころです。SIGMA 150-600mm Sportsは、一緒に持っていくには重すぎます。かと言って、今更AF-S 70-200mm f/2.8G VRIIに2倍テレコンというのも、画質が低下するのでやりたくないですし。

やっぱり2台目はマイクロフォーサーズ(MFT)にしようか、ただフルサイズとマイクロフォーサーズの併用って、そもそもカメラの操作系もAFも画質(色の傾向含め)違うので、難しいところではあります。
去年の百里基地では、標準~中望遠はMFTのGX7MK2で地上展示機を撮りましたが、やっぱりフルサイズで撮りたいなぁというのはあるんですよね。それと操作系が同じカメラ。

そうなると、APS-CのZ50もいいよなぁと思っている今日この頃です。APS-Cはもう買わないよ、と思っていたけど、ミラーレスなら一眼レフのようにファインダの見え方も問題ないだろうし、キットレンズはコンパクトですしね。

Lowepro レンズトレッカー 600 AW IIIがアウトレット価格だったでポチった

ロクヨンとカメラボディをバラで運ぶのは面倒なので、レンズ装着状態で運ぶためのカメラリュック、前から欲しかったのですが、マンフロットの楽天公式アウトレット店に、アウトレット品としてタイトルの品が発売されました。


安い! 通常価格より3割以上安い。
アウトレット品ですが、新品。箱か何かに潰れがあるのかな? そんなことは特に気にしませんので、楽天スーパーセールの開始と同時に購入しました。2万円以上で2000円引きのクーポン使ったので、1万8千円強。お買い得でした。

※執筆現在、完売のようです。自分が買ったあとしばらくはまだ売っていたので、複数在庫はあったようです。在庫がまた復活するかもしれないので、要チェックですね。

一昨日の夜届きました。

ロクヨンGとLowepro レンズトレッカー 600 AW III

写真のロクヨンは、テレコンTC-14EIIを装着しているので、少しレンズが長くなっていますが、これを外したとしても、レンズフード組み込み状態ではレンズは入りません。レンズフードは逆付けすることになります。

2段式フードの1段だけの逆付けでは入らなかった

ひょっとしたら、2段式フードの1段だけの逆付けなら入るかな…とおもって入れてみたら、やっぱり入りませんでした(汗
面倒なんですよね2段式フード、そして三脚座も、旧ロクヨンGだとレンズ先端側に寄っていて高さもあるので、そのままでははみ出してしまいます。え~。

あ、もしかしてボディの向き逆なのか…

正しい向き?

ボディの棟梁部が手前になるように入れてみました、それでも、位置関係ってあまり変わらないですかね。レンズをホールドするクッション、レンズの太さに対して外径が小さいため、残念ながらピッタリははまりません。レンズトレッカーの写真を見ると、Canonのレンズを入れていますが、Canonのほうが根本は細い?
Nikon Fマウントのほうが、Canon EFマウントより径が小さいので、レンズも根本は少し細いのかと思っていましたが、そうでもなさそうですね。

とりあえず、この状態でもバッグの蓋は閉められるので、実用上は問題なさそうです。

三脚座は斜めにしないと入らなかった

ただ、三脚座は結局カメラの向きをどうしようが、こんな感じで斜め位置にしないとバッグに入りませんでした。
Nikonの旧型のロクヨンGもそうですが、現行のE型は三脚座がマウント側に後退しましたが、G型以前は、Nikonのロクヨンは三脚座がレンズの鏡胴の中央に近い位置にあり、そのせいもあってか三脚座も高さがあって、色々納まりが悪いですね。
この点、Canonは進んでいると言うか、レンズの軽量化、重心位置などの考慮がされている感じです。

他のメーカー、例えばNikonも同様のレンズリュック600IIIがありますが、これも最新のロクヨンE型に最適化されている印象で、Loweproよりも内寸が小さいため、ロクヨンG型だと合わない可能性もあります。

Nikon レンズリュック600III D5+AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR

ロクヨン用のカメラバッグは、レンズ自体がそう数が出ないでしょうから、選択肢もそれほど多くないですね。私が他のカメラバッグで愛用しているVanguardや、Manfrottoで出ている程度でしょうか。

あとは、サブのボディや他のレンズをどう運ぶかですね。もう1つカメラバッグを持っていくか、ロクヨンのレンズリュックにサブバッグを取り付けるか。荷物はできるだけ増やしたくないですが、ロクヨン用のカメラバッグ、ロクヨンとボディ以外は案外入るスペースはなさそうなので、そのあたりどう運用するかは考えないとですね。



この価格見ると、これより1万円近く安く手に入ったので、やっぱりアウトレット+楽天スーパーセールクーポンはお買い得でしたね。

彩湖自然学習センターが再開したので行ってきた

緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだCOVID-19の感染者は減っていない今日この頃ですが、できる範囲で感染対策は行いつつ、少しずつ日常に戻していきたいですね。

ということで、昨日は、うちの子供たちが好きな、戸田市の彩湖自然学習センターに行ってきました。ご多分に漏れず、COVID-19の影響でしばらく閉館していましたが、6月から再開とのことです。
彩湖のそばなので、去年は台風による冠水の影響で、やはりしばらく閉館していたので、受難ですね…。

戸田に住んでいるわけではないのですけどね…。
ちなみに子どもたちは、多分2ヶ月ぶりくらいに車に乗ったのではないかな? 本当に自粛でどこにもでかけていなかったので。
彩湖自然学習センターは、以前からそんなに大量に人が来るところではないので(失礼)、まずはここならリスクは少ないかなと

入り口では、警備員の方から入場者の名前と連絡先の記入、手の消毒を求められました。しばらくはこういう対応なんでしょうね。

1階は、彩湖や荒川のお魚のコーナーで、ここはドクターフィッシュ体験ができない以外は平常通りでした。見るだけのものに関しては公開しているようです。

2~4階は展示休止中

自分写り込んでるw
2階から4階は、触って楽しめる展示コーナーなのですが、ここは閉鎖となっていました。不特定多数が触る展示物はしばらくお預けですね。4階は、学習室が開放されていて、写真コーナーになっていました。写真の説明書きにレンスの焦点距離と絞り値、シャッタースピードが記載されているあたり、好きな人がいるんでしょうね。

5階は開放されているので、そこからの眺め。
彩湖は、ヨットを楽しむ人達がいました。ただ近くの公園は、BBQ場は封鎖になっていて、天気が悪いのもありますが、まだまだ活気は戻っていませんね。


緊急事態宣言中に近所の散歩ばかりだったので、久しぶりの車での外出は、多少は気分のリフレッシュになったかな?
娘は小学校が始まりましたが、自分がまだテレワークなので、息子は保育園に2ヶ月行っていません。日常が戻るのはまだまだ先なんでしょうか?

闇夜の写真は救済できる?

シリーズ化した…というわけじゃないですが、ネタブログということで。

自宅ベランダからのテレ(望遠)ワーク、夜もたまにヘリや飛行機が飛んで来たるするのですよね。ただ、夕暮れなら映えてくれていいですが、夜だと基本真っ暗で、航空灯火しか見えないってことがほとんどです。機種も肉眼で判別できない。

そんな状況でも、Nikon D850のAF、中央は-4EVに対応するため、テレコンをつけたロクヨンでもビシッと合います。まあ灯火類があるので、純粋に真っ暗な被写体ではないですけど…。で、撮れるには撮れるけど、まあ真っ暗ですから、結局はなんだかわからない真っ暗写真になったりします。

撮って出しのまま出力 ISO25600で撮影

そこで、RAW現像で救えないか試してみました。ある程度なら、センサ側にわずかにでも情報が残っていますし。ただ今回は本当に真っ暗。果たして。

Capture NX-Dで+1.0EV露出補正

Capture NX-D(+1.0EV補正)

ピクチャーコントロールはフラットに、+1.0EV程度では全くヘリのディテールがわかりませんね。暗部が持ち上がっただけです。

Capture NX-Dで+3.0EV露出補正

Capture NX-D(+3.0EV補正)

では+3.0ではどうかというと、ノイズが増えただけでした。ノイズリダクションは特にいじっていないので、残念ながら、今データにはまったくもって機体の輪郭が分かるような情報は残っていないですね。

ここには載せませんが、Capture NX-Dは、+5.0EVまで露出補正が可能ですが、+5.0EVでも、もっとノイズがひどくなっただけで、機体の輪郭は見えませんでした。合唱?

Capture One Expressで+1.0EV補正と微調整

Capture One Express(+1.0EV補正と微調整)

無償のCapture One Expressも、Capture NX-Dのようなゴミ消しツールや字コントロールポイントはないものの、純粋にRAW現像での画像調整項目が多く、なかなか優れたソフトです(カタログファイル作成はうざいですが)。

自動調整ではノイズだらけになってしまったので、手動で+1.0EVに露出補正し、微調整してみましたが、ノイズもデフォルトでは結構多めなんですね。イマイチな結果でした。

Luminar 3ではもはや遊んでみるしかなかった

Luminar 3で闇夜に太陽を追加してみたが…

無償公開され話題のLuminar 3ですが、もはやどのソフトでも救済困難な画像なので、AI Image Enhancerをベースに、露出+1.0EV、闇夜に太陽光を追加。あれ、太陽光なのに光芒だけで、太陽そのものはどこに? 色々調整していると、中心に星(というかノイズ)が現れて、もはや何が何やら(笑

お迎えが来そうな画像になりました。


こちらも、元の画像が良くないと、どうしようもないね、という良い見本となりました。シャッター速度は、ブレを恐れて1/200秒でしたが、もう少し落としても良いかな。ただロクヨンにテレコンで850mmのレンズを、手持ちで撮っているのですから、あまりシャッター速度を下げられない。いくら手ブレ補正があっても、動く被写体では限度があります。

早くまともに飛行機を撮りに行きたいですね。

霞みすぎた写真は救済できる?

テレワークも今月いっぱいは続きそうな感じですが、そろそろ出社する日も出てきたりと、少しずつ日常に戻っていくのかな、といったところです。
COVID-19の影響は、仕事でも大きな変化をもたらし、中止の業務、それに伴う人事異動とかもあり、あまり良い状況でないことは確かです。まあ、どう転んでもそれが人生、なんとかやっていくしかないですけどね。

愚痴はこのくらいにして、本題。テレワーク中のテレ(望遠)ワークも板についてきた感じですが、6月になってから暑くなって湿度も上がってきました。梅雨が近づいてきて、晴れていても霞がかることも多いです。写真的には映えないですよね。

撮って出しだと霞みすぎた失敗写真に

こんな感じです。せっかくP-3Cが飛んでいたのに~。

なんとか救えないかな? ということで、3つの現像ソフトで現像して、なんとかしてみました。いずれもトリミングしていますので、若干機体の位置は変わっています。

Capture NX-D

Capture NX-D

トーンカーブをいじって、彩度マックスにしてみても、色が乗ってこない。モノクロっぽい感じです。が、期待のディテールは割と見えている感じです。

Capture One 20 Express

Capture One 20 Express

まずは自動調整をかけて、その後微調整。色は少し出ていますが、全体的に青っぽいですね。
これが一番よく現像できたような?

Luminar 3

Luminar 3

Aerial AI Enhancerをベースに、霞除去を強めにかけてみました。これが一番不自然ですかね。シャープさも乏しいです。ただ、もう少し詰めて修正すれば、よくなるとは思います。が、それはLuminarの使い方としては外れ気もしますが…。

この写真、RAWですが、14bitではなく、12bit非可逆圧縮のため、細部のディテールはもしかしたら失われっているかもしれません。次回は14bitRAWで撮るとして、やはり写真は基が悪ければ、いくら化粧してもだめですね。

どのソフトも、もっと詰めて編集すれば、もう少しマシになるかとは思いますが、やはり気象条件は重要ですね。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 ももいろ 無ろ過生

今シーズン最後!というのと、同僚からも確保要請があったため、買ってまいりました。流輝(るか)の桃色。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 ももいろ 無ろ過生

旧ブログでも何度か紹介していますが、WordPress版では改めてですね。

桃色ですが、きちんと日本酒です。色が桃色というだけで、もちろん桃は一切入っていません。ではなぜこういう色になるのかというと、赤色酵母を使っているからだそうです。しかも、ちゃんと協会系の赤色酵母ということで、そういうのもあるんだなぁと。

古代米を使うことで、赤色の日本酒もできますが、こちらは酒米は、秋田の酒造でよく使われている秋田県産の「酒こまち」です。あ、ちちなみに松屋酒造は群馬県です。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 ももいろ 無ろ過生

なんと、アルコール度数は9度! 16~17度あたりが多い日本酒にしてはかなり低め。

さて香りは華やかな果物で、まるで桃が入っているかのよう。
口に含むと、ごく僅かなプチプチ感とともに、まるで桃ジュースかのような酸味と甘味が広がります。
後味は若いお酒らしくさっぱりとしていて、日本酒らしいどっしりさとはまるで無縁。もはや桃ジュースです。

いかにも女性ウケしそうなお酒ですし、日本酒を飲まない方がこれを飲んだら、桃のお酒と信じて疑わないでしょう。

日本酒らしさを求めるというよりは、リキューリ的に飲むのが良いでしょうね。

私はどっしりさのある日本酒も好きですが、こういう軽いテイストの日本酒も大好きです。オッサンがすすめると胡散臭いですが(笑)若い女性に特に飲んでほしいな。こういうのをきっかけに、日本酒を飲んでもらえると良いなと思っています。

【備忘録】foobar2000とiFi micro iDSDでDSD Native再生する設定

昨日ブログに書いたとおり、OSのブートレコードが吹っ飛んでしまってWindows10の再インストールを行ったため、あらゆる設定が吹っ飛んでしまったので、再設定中です。

その中で毎回手こずるのが、音楽再生ソフトのfoobar2000でDSDファイルを再生するための設定です。

foobar2000は、Windowsでのハイレゾ再生で最もポピュラーで高性能なフリーソフトなのは間違いないのですが、これ単体をインストールするだけではDSD形式のファイルは再生できませんし、USB-DACでダイレクトに信号を再生することもできません。

まずは各種プラグインをインストールします。
必要なのは、USB-DACにビットパーフェクトで信号を送るためのASIO support、DSD形式のファイルを再生するための2つのプラグイン、DSD ProcessorとSACD Decorderです。

プラグインは世代、バージョンで結構変化が大きく、インストール情報が古いと、最新版のプラグインに適合できない場合があります。これが毎回再インストールするたびにハマってしまう所以です。

DSD Native再生には更にDSD Trasncorderが必要

これにたどりつくまで時間がかかってしまいました。以前はインストールしていなかったと思います。実は、これを入れる前までも、DSDファイルは再生できていましたが、DSDから勝手にPCMの44.1kHz信号に変換されて再生されていて、これはfoobarのステータス表示、iFiのドライバでの再生中信号の表示でも確認済み。

DSD Trasncorderが必要、というのはこのページの情報で知りました。というか、今まではDoP(DSD over PCM)再生していたのか?

これを入れて各種設定(後述)することで、やっとDSD256(11.2MHz)までの再生が可能となりました。備忘録として、ここに設定方法を記載しておきます。

USB-DACは、タイトルにあるように、一世代前のiFi micro iDSDとなります。上記のプラグイン全てをインストール後の設定です。
なお、一部日本語設定を入れているため、素の英語表記のものとは異なります。
また、環境、プラグインのバージョン、USB-DACの種類やファームウェアのバージョンでも変わってくると思うので、あくまで備忘録としての参考情報です。

DSD Native再生のための設定方法

出力デバイスを「DSD:ASIO:DSD Transcorder (DoP/Native)」に設定
Output→ASIO設定からASIO driversの「DSD Transcorder (DoP/Native)」をダブルクリック
ASIO Deviceを「iFi…」に、DoP**とDSD**を「DSD」に設定(右クリックで選択)
Tools→SACDのOutput Modeを「DSD」に設定

以上でDSD Native再生が可能となります。

iFiのドライバ上で、DSD64が再生できていることを確認(2822400Hz表示)

DSD64では、iFiのドライバではCurrent Sample Rateで「2822400Hz」と表示され、foobar上でもDSDのママ再生できていることが確認できました。
手持ちのファイルでは、DSD256(11.2MHz)まで持っていますが、それも再生できることを確認しています。

ただし、このままではPCM 192kHz以上の信号が再生できない

おかしなことに、この設定のまま、PCMの192kHzサンプリングのファイルを再生しようとすると、foobar上にいかのエラーが表示され、再生できませんでした。

192000Hzのサンプルレートはこのデバイスではサポートされていないと表示

もちろんmicro iDSDは対応していますし(そもそも768kHzまでサポート)、これが表示された場合は、Output Device(出力デバイス)を「ASIO:iFi (by AMR) HD USB Audio」に設定すれば、問題なく再生できます。ただし、これにすると、今度はDSDファイルが再生できなくなる(foobarの表示はカウンターが動き再生できているように見えるが音が出ない)という問題が出ます。

本来なら、一度設定すれば切り替えなくてもPCMもDSDも問題なく再生できたはずですし、OS再インストール前はそれで再生できていた(ただしかなり古いバージョンのプラグインを使っていた)ので、最新のプラグインで、この煩わしい切り替えをせずに再生できる方法ガアあれば、ぜひご教授頂きたいと思います。

こういう煩わしい設定が必要なのを考えると、UbuntuでAudaciousでALSA設定にすれば問題なくDSD再生できるので、Ubuntuのほうが遥かに楽だなと思います。
※現在、Ubuntu Studio 20.4とAudaciousの組合せで、DSDネイティブ再生できていない(PCMに変換されている模様)ことを確認したため、上記の記述は一時撤回させていただきます。

先日買ったラズパイで、オーディオ再生させるのも良いかなと思う今日このごろです。

【QLC NAND最速!?】CFDのM.2 SSD 1TBに入れ替えてみた

という記事を書きたかったのですが…昨日、入れ替えて何度か再起動もして普通に動いていたのですけどね…。夜中電源入れたまま放置して、翌朝再起動をかけたら、そのまま起動せず…

こうなってしまいました。原因不明です。SSDは、EaseUS To Do BackupでOSのクローンを作成し、問題なく起動、ベンチマーク撮ったり色々やっていて、何ら問題は出ていなかったんですけどね…。これがSSDの不具合じゃなければいいのですが…。

そんなこんなで、昨日はOSの入れ直しから、ソフトの入れ直しをしていました。それでも自作歴史半世紀なので、まあ慣れているといえば慣れているのかな、逆にクリーンインストールできて、あまり使わないソフトのリフレッシュにもなってよかったかな。


ということで、気を取り直して製品紹介。

CFD CSSD-M2M1TEG1VNE

CFDのエントリークラスのM.2 SSD、CSSD-M2M1TEG1VNEです。
NTT-Xで期間限定でお安くなったため、購入してみました。Amazonや価格コム最安値より更に2千円程度安かったです。

特徴はなんと言っても、QLC NAND採用にも関わらず、Sequential Read Max 3400MB/s、Write Max 2000MB/s(1TBモデル)という高速なSSDということです。

今ではPCIe4.0のM.2 SSDはReadで4000MB/s超えも当たり前になりましたが、家のマザーは現時点で最新から1世代前のAMD X470チップセットのASUS PRIME X470-PROなので、PCIe3.0までですし、今使っているSSDも4年近く前に買った、PlextorのM8PeGN(256MB)なので、MLCのプレクからQLCのCFDになっても、全然速かったりします。

M8PeGNの256MBモデルは、公称Read 2000MB/s、Write 900MB/sなので、今の水準からすると、今一歩ですかねぇ。もちろん購入した4年近く前は、相当速かったのですけど。

早速ベンチマークを取ってみました。

Plextorの方は、マザーボードの制約上、スロットがPCIe 3.0 x2となりますが、これだけ差が出るということになります。特に書き込み速度は倍以上の差がありますね。

QLC NANDのSSDは安価で遅いものが多かっただけに、ここまで早いのはコントローラーの優秀さもあるのでしょうね。ランダム書き込みでは、最新のMLCのSSDより速度低下は大きいようですが、実用上はそこまで大きな差は出ないかなと思います。

Plextorのほうは、写真編集用ドライブにして、編集速度をアップさせるのも狙いで、やっぱりHDD上だとRAW現像が遅くて遅くて。これで効率がアップするかな?

2021/7追記 1年でクラッシュ

2021年6月末、PC起動中、ブルースクリーンになり、以降OS起動せず。そしてUEFIからも認識されなくなりました…。クラッシュしたようです。
やはりQLC NANDは信頼性に劣るようです。一般用途なら、一番出回っているTLC NANDまでが無難だと思います。