鳩の糞がひどいので超音波撃退器を買ってみた

買ってみたシリーズです(笑

結構前からなのですが、マンションのベランダに鳩が入って、糞だらけになっています。

夏は洗濯物を干したり、何かと外に出るので、そこまでではなかったのですが、冬はあまりベランダに出ないので、ここ最近結構鳩が来ているようです。気がついたら追い出しているのですが、そのうち巣でも作られてしまったら嫌なので、撃退方法を検討。

妻は、トゲトゲの出たシートを置くのが良いというので、ホームセンターで見てみたら、割と高いんですよね。

その他に、大きな目玉風船やらCDやらキラキラするものをぶら下げるとかもありましたが、効果はどうなんだろうと?

一番良いのは、ネットを張ってしまえばいいのですが、マンションでそこそこ高さもあるので、万一の脱落が心配。

ということで、Amazonに頼ってみました。

今コロナウイルス(COVID-19)が流行していて、中国からの物流が怪しいわけですが、この商品はPrimeで購入できるので、日本国内のAmazon倉庫にあるので、注文して翌日には届きました。

値段は微妙ですね。果たして安いのか高いのか微妙ですが、物は試しということで。こういう使えるのか使えるのかわからないさじ加減ってのは、チャイナは上手いですよね。

さて、Amazonのリンク先を見てみると、5つのモードと感度調整がついています。

これでネズミなどの小動物から、鳥や猫などの比較的大きな動物まで、それぞれに効く超音波の各周波数を発信したり、LEDによる光で威嚇できたりするようです。

うちは特に動物は飼っていないので、全モードを繰り返すモード5に設定してみました。

電源は、内蔵する単三のNi-MHバッテリ3本とソーラーパネルによる充電、また付属のUSBケーブルでの充電が可能です。

USB充電時は緑色のLEDが何故か三日月型に光る

USB充電できますが、数時間充電しても変化がなく、緑色がつきっぱなし。これではいつ充電が終わったかわかりません。

中には3本の単三Ni-MH電池

蓋を開けてみました。一応防水なので、本体側にパッキンが入っていますね。中身は、1本がたったの800mAhの単三Ni-MHバッテリ。eneloopでも1900mAhあるご時世、まるで昔のNi-Cd電池並みの容量です。

面倒なので、結局この電池を外して、Panasonicの充電器で充電しました。これでとりあえず準備は整いました。

モード5で動作中の様子

動画は、モード5で動作中の様子です。スマホのマイクだとあまり拾えていませんが、13.5kHzからの超音波を発生させるため(モード1)、モード1~4までを繰り返すモード5に設定すると、人間の耳にも聞こえる超音波も発生するため、近くではキンキンと煩いです。おじさんにも煩いので、耳の良い若い方だともっと煩く感じるでしょうね。

うちはマンションのベランダなので良いですが、戸建ての庭に設置する際は、近隣の迷惑にならないよう注意が必要です。

さて、効果は出るかな?

修理完了した1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6

妻のカメラのレンズの 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 、絞り不具合と思われ修理に出していましたが、修理完了して戻ってきました。

Nikonから返送されたレンズの箱
Nikon 1 J3に取り付けた1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 

結局無償修理に

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6  結局修理代は無料でした

Webでの修理見積もり当初、¥8,769の金額でしたが、レンズ到着後に¥0表示となり、結局そのまま修理されて戻ってきました。

不具合時開ききらなかった絞りは、しっかり開放になっている

実はこの修理対応、かなり前から無償修理となっているようで、アサブロでは有名なHaniwa氏のブログでも、3年前全く同じように絞り不具合となり、無償修理になった経緯が書かれています。

他に検索しても、同様の記事が出てくることから、どうやら 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は構造的に絞りの耐久性がないのではないかと勘ぐりたくなります。Nikonも、それを承知しているからこそ、6年前に買ったこのレンズでも無償修理にしているのでしょう。修理部品は、果たして不具合対策の設計変更されているのか? それとも、全く同じ部品で、不具合が出たら交換という対処療法なのか?

このレンズ2011年のNikon 1デビューと同時発売で、2014年には後継の 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMにバトンタッチされています。つまり、生産完了から2020年で6年経過していて、この手のレンズは修理部品の最低保有期間は6年から8年でしょうから、次壊れたら終了…な感じがします。

動作不具合のため2群部組を交換したようです

私も、仕事柄機械修理をしていますが、修理って一般的に人件費がかかる割に、利益は出ないどころか赤字になることも。今どこのメーカーも修理部門を縮小したり、外部委託でマニュアル通りのASSY交換がほとんどなのも、量産商品に対して修理は1点1点なので、モノによっては部品まるごと、あるいは商品まるごと替えたほうが安上がりなんですよね。
そのくせお客は、技術料高過ぎといいますからね…。解析修理ともなると、ほとんどが技術料(工数=人件費)なのです。そういう意味では、無償修理で、何も考えず不具合部品を交換する、というのは、メーカーとしても精一杯なんです。Nikonを擁護するわけではないですが、無償修理は相当良心的なんですよね…。

もちろん、不具合が起きない設計に越したことはないんでしょうけど。


不具合箇所は2群部

「2群部組」を交換したようです。「組」は、機械業界では、「ASSY(Assemblyの略)」と表記しますが、2群とはどの部品でしょうか?

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 の光学断面図(NikonのHPより引用)

このレンズは、安価なキットレンズですが、光学的には9群12枚という構成になっています。単純に2群部、というと、レンズ正面から2枚目が2群に当たるのかと思います。ここは凹レンズで、正面側がフラットに見え、ここに絞りユニットも入っているのかな? いや、レンズを見ると絞りはもっと奥にあるように見え、マウント側、つまり図では右から2枚目のレンズに、絞りユニットが組まれているのか? いずれにしろ、レンズと絞りがASSYになっているのだと思います。

いずれにしろ、次壊れたら、後継レンズのPD-ZOOMにするか、いっそM4/3に移行するか。
自分はサブ機を先にM4/3に以降したので、妻のカメラもいずれはそうなりそうですね。

【百里基地】20/2/13の記録

2月23日、仕事は忙しかったのですが、お休みいただきましていってきました百里基地。午前中は大雨、その後は所要があり、撮影は15時過ぎからとなりました。

久々のスポットで撮影。夕方の順光を狙えました。洋上迷彩は、順光だと写真映えしますが、そうじゃないと迷彩効果で、コントラストの出ない写真になります。

戦闘機としては、迷彩効果が出ていることは正しいのでしょうが、写真的には…ねぇ(笑

今年度以内にF-2A/Bを運用する第3飛行隊は、三沢から百里への移動となるため、百里はF-2が増えています。
去年まではファントムが主役だった百里基地も、一気にF-2が主役になった感じです。

この後、301SQのファントムが動きだし、ランチェンになったので移動。

夕日に映えるファントム、やっぱいいです。これが日常のように思えても、来年度いっぱいで退役してしまいます。なので、見られるうちにたくさん見ておきたいです。

J79ターボジェットエンジンの咆哮を感じられるのもあと僅か!

この後、普段ならもう帰る時間でしたが、ナイトが始まったので、留まることにしました。実はナイトの撮影は初めてです。

ここ数年使っているレンズはSIGMA 150-600mm Sportsですが、開放f値はF5-6.3と暗いレンズです。果たしてまともにAFは使えるのか?そもそもD850の常用感度はISO25600までで、個人的に許容なのはISO12800まで、と思っているので、どこまで撮れるのか?

そんなこんなで初ナイト、開始です。もちろんレンズは手持ちです。

どんどん暗くなりますが、意外にもAFはもたつくことなく合ってくれました。ここはさすが、D5譲りの-4EVから対応できるマルチCAM20K AFモジュールを搭載しているだけあります。暗いレンズでこれなので、ゴーヨンロクヨン辺りのレンズであれば、もはや肉眼で合わせるよりAFに任せたほうが良いでしょうね。

AFは、こう暗い状況なので、中央9点にしています。
※開放f値F5-6.3のレンズであれば、中央25点までは制約なく使えるようです。

SIGMA 150-600 Sportsの望遠側絞り開放は少々絵が甘くなるのですが、この状況ではそうも言っていられないので、絞り開放に。感度は上限設定にしているISO12800に。

いやー難しい! ほとんど真っ暗ですからね、AFは合っているんでしょうけど、そもそもピントが来ているかは分からないです。最新ミラーレスだともう少し良く見えているのかな?

A/Bを焚くと、真っ暗な機体とA/Bの炎の輝度差が顕著です。A/B炊き始めに撮るのがいいですね。全開になるとA/Bが明るすぎて…。

感度も、ISO25600まで上げてみても良かったかも? どのみちノイズは出るし、まずは写ることが肝心ですし。

初ナイト、色々経験できて楽しかったです。

この日は飛んでいるRF-4Eは撮ることが出来ませんでしたが、退役までに1回でも撮る機会はあるだろうか…。来月休めるかは…微妙…うむむ。

Nikon D6発表への簡単な雑感

Nikon D6

発表されました。Nikon D6。昨年の開発発表から実に5ヶ月、先にCanonがEOS-1D X MarkIIIを発表して、スペック的にもまた一歩先に行った感がありましたが、蓋を開けてみれば、少なくともスペック上ではD6は周回遅れな感は否めません。

ただし、この手のフラッグシップ機は、スペックに現れない実性能がありますから、スペックほどの差は出ないのかもしれませんが…。

特に買う予定もないですし、そもそも買えないですし、Zのガチンコ機を待つ自分としては、今はD850で十分なわけですから。

新開発のAFは一眼レフの集大成

ファインダー内イメージ
105点全クロスAF(マルチCAM37K AFモジュール)

AFユニットを刷新、ここは評価できます。D5の151点AFは完成度も高く、マイチェンに留めると思っていましたが、まさかここに手を入れるとは。

元々155点AFとは言え、選択可能な測距点は55点のD5(D850も同様)、クロスセンサは中央と左右側で、その間のエリアはラインセンサで密度が低いため、このエリアのAF測距でAFが抜けるということもありましたが、今回それを全面クロスとすることで解決、特にセンサの密度が1.6倍になったのは朗報でしょう。

CanonのEOS-1D X MarkIIIでは191点で、うち155点クロス、中央はデュアルクロスと負けていませんが、エリアの広さではD6でしょうか。また-4.5EV対応のAFも、かなり頑張ったのではないでしょうか?

一眼レフで初めて像面位相差AFで瞳認識AFに対応

一眼レフの位相差AF初、瞳認識AF(画像はNikonのHPより引用)

これは180kRGBセンサを活用していると思われますが、(実質18万画素のライブビューセンサとも言える?)、一眼レフでは初めて、瞳認識AFに対応とのこと。

個人的には、顔レベルで認識してくれれば、瞳認識までの必要性をあまり感じてはいませんが(D5もD850もオートエリアAFで顔はある程度認識できている印象)、この辺りはミラーレスで当たり前になりつつある機能ですから、実際にD6ユーザーが使うかはさておき、技術としては中々のものです。

4K動画が30p止まりだったり、連写スペックではEOSの周回遅れですが、AF周りは頑張ったのがD6ですね。GPSやWiFi、Bluetooth内蔵でSnapBridge対応となったのも、時代の趨勢に合わせていますね。むしろ遅いくらい?

でもやっぱりZマウントの上位機も出してね

Nikonには、ぜひSONYのα9IIに匹敵するZを出して欲しいですね。レンズも、Zは魅力的ですし、Zの200-600mmも計画されているようですから、これらが揃うタイミングがZに移行するときです個人的に。一眼レフは…D850が快適すぎて、何も言うことないですから。

さらばM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

先日導入した、LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.に押し出される格好で放出したM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

無事、売却完了しました。入れ替えの差は数千円と行ったところでしょうか。4年程度使ったので、十分モトは取れたと言えるでしょう。

コンパクトな標準レンズ、OLYMPUSかPanasonicか

結局、パナLEICAに落ち着きましたが、OLYMPUSのM.ZUIKO 17mmが悪かったわけでは決してなく、むしろ画角は17mmのほうが好みです。15mmと17mm、たった2mmの差ですが、計算サイトで比較すると、15mmは水平画角で約60°、17mmは約54°、角度にして6°の差があり、これは作画にかなり影響します。

15mmは、自分にとってはやや広角で、スナップでは割と近づかなきゃならないなぁと言う感覚です。かといって、25mm(フルサイズ換算50mm)は室内ではやや狭すぎる印象です。

画質に関しては、パナLEICAのほうが若干上かなぁという印象。M.ZUIKOのほうは、開放にした時のボケ味とコントラストがもう一歩なんですよね。なので、このレンズのときは、絞り開放よりは1/3~2/3段程度絞って撮っていました。

この点、パナLEICAについては、絞り開放から安定して使える感じです。ピントを合わせた場所のコントラストがあまり落ちないのと、ピント面からボケのグラデーションが滑らかにつながる、そして線が繊細(ZUIKOは少し太めな線)なのがよいですね。

パナLEICAは、中々じっくり撮影できていないので(食べものと酒の写真ばっかりだw)、いろいろな作例を撮ってみたいと思います。

別売りのレンスキャップLC-48B

別売りのメタルレンズキャップも一緒にお付けしました。このキャップ、フジヤカメラでアウトレット価格980円だったので購入しましたが、定価は4千円以上するんですよね。レンズフードも別売りだったりと、こういうのがOLYMPUSのあまり好きじゃないところなんだよね…。

チケット取れるかな? 中島みゆきラストツアー2020 結果オーライ

コンサート名の「結果オーライ」が如何にも中島みゆきらしい今回のツアー、ラストツアーと銘打っているように、今ツアーでラストとのこと。

自分の親くらいの年齢の中島みゆきですが、ほぼ毎年のように楽曲発表し、ツアーとは別に「夜会」も行うなど、精力的に活動しています。とは言え、さすがにこのまま続けるのは難しいのかな? 夜会に主軸を置くのか、ツアーではなく場所限定でコンサートを行うのか? 歌手活動をやめるわけではないですから、今後も楽曲制作は続けていくのでしょうね。

前前回のツアーは行けたのですが、今回はラストとあって、競争倍率はかなり高そうで、東京公演の最初のは外れてしまいました。後2回チャンスは有るのですが、それが今週末からの応募です。当たるといいのですが。

一時期はファンクラブも入っていたのですけど、忙しくなっていけなくなった際に退会してしまいました。

そうそう、明日にはこんなものも届きます。


CDも買いましたが、今回はLPでも欲しいなと思って予約。

せっかくですから、CDとLPでの音質比較もしてみたいと思います。

日産60型ファイアパトロール

懐かしのボンネット消防車。ボンネット消防車というと、絵本では「しょうぼうじどうしゃじぷた」が有名ですが、写真はジープではなく、日産ファイアパトロール60型です。

撮影は、2004年8月撮影、山梨県は東山梨郡(現山梨市)の牧丘町と思われます。消防団の車両だったようで、牧丘町はテープで消されているものの、うっすら見えます。

ドアのない車内を見ると、四駆らしく副変速機付きです。都市部用に二駆モデルもあったようですが、ここは山梨ですから、流石に四駆モデルですね。

「甲斐(かい)日産納」というステッカーが、山梨だなぁと感じさせますね。

ベースとなった日産パトロールは、1960~80年まで販売されていたようですが、写真の消防車仕様のファイアパトロールは、前照灯(ヘッドライト)の突き出しが大きいという特徴から、1975~80年の間の製造と思われます。

この撮影当時は、車齢24~29年ということになりますが、消防団の消防車ということで、恐らく現役当時は消防団の車庫保管、走行距離も一般乗用車より極端に短い場合が多く、写真の車両も現役を退いてなお、状態は比較的良さそうでした。
まだ現役を退いてからそう経過していなかったのでしょうね。

Googleストリートビューで、撮影場所を探してみたのですが、残念ながらそれらしい場所は特定できず、もちろんこの車両も見つけられませんでした。写真に映る送電線と橋から推測してみたのですが…。

恐らくもうないのでしょうけど、案外海外に買い取られて活躍していたりするのかもしれませんね。

奥多摩湖の廃ロープウェイ(2003年撮影)

ブログネタがないときは、過去撮影アーカイブを再編集してアップしています。

今回は恐らく関東で現存する廃墟では最も有名な廃墟の1つ、奥多摩湖の 「奥多摩湖ロープウェイ」(川野ロープウェイ )。

高度経済成長に進む1962年(昭和37年)に、奥多摩湖の小河内(おごうち)観光開発株式会社が運営を開始しました。
当時は湖の対岸へ移動するには、湖畔を大回りするしかなかったため、観光客で賑わったようです。
しかし、数年後には橋ができたために、利用者が激減し、わずか4年後の1966年(昭和41年)には運行の一時停止、そしてそのまま1975年(昭和50年)には運行休止申請が提出されたそうです。

1つの疑問「深山橋」「三頭橋」架設年

ロープウェイの建造開始から数年後橋が出来た…というのは、この奥多摩ロープウェイが運行休止につながる要因とされているのですが、調べてみたところ、この奥多摩ロープウェイ近くの橋である「深山橋」は、架設年1957年(昭和32年)となっている資料を見つけました(表15参照)。
この情報が正しければ、ロープウェイより橋のほうが先に建造されていることになります。

一方、もう1つの近隣の橋である「三頭橋」も、調べたところ架設年1969年(昭和44年)となっています。ロープウェイの運行一時停止より3年も後になります。

つまり、従来言われていた、橋の完成により利用客が減ったというのは、違うのではないか?という疑念があるわけです。

Wikipediaによれば、奥多摩湖ロープウェイの利用者数は、1962年で約6万人、一時休止する1966年では9.7万人と増員しているものの、例えば私の地元の函館にある函館山ロープウェイは、年間100万人以上の観光客を乗せています。
もちろんロープウェイの規模は全く違いますが(とは言え昔は函館山ロープウェイも45人乗りの小さなゴンドラでした)、年間10万人に届かない利用者数が、不採算になっていた可能性も否めません。

奥多摩湖観光株式会社の実態は不明

現在、この奥多摩ロープウェイの運営会社は奥多摩湖観光株式会社の所有とされているものの、会社自体が実態不明、つまり実質の所有者が不明であること、また自治体からの撤去費用も高額になるために捻出も難しく、現在もそのまま放置されているとのことです。

2003年撮影の川野駅

撮影は2003年11月となります。当時は川野駅へのアクセスはさほど難しくありませんでしたが、その後、柵の設置などで侵入はできなくなっています。周囲は一般の建物もありますから、無理な侵入は避けましょう。

続いて対岸へ移動しました。三頭山口駅側は、現在でもアクセスは難しくはないようですが、その分荒らされているため、情緒という点では、川野駅に劣るような気もします。

あと、この撮影時はまだデジタルではなくフィルムでしたが、2本目のフィルムがモノクロ(IRFORD XP2 SUPER)でして…。

ということで、唐突にモノクロになりますが、当時の雰囲気をお楽しみいただければと思います。

最初の2枚は、奥多摩周遊道路からの撮影。走り屋がたくさんいました。

2003年撮影の三頭山口駅(みとうさんくち駅)

【百里基地】20/2/7の記録

今年初の百里基地撮影です。

仕事の形態が変わって、以前は休日出勤が月に1,2回はあったので、代休で平日休みがあったのですが、それがなくなった今は、休みをとって撮影に行くことに。これがなかなか難しくて。とまあ事情は置いておいて、まもなく終焉を迎える偵察機舞台の501SQ、そして来年度いっぱいでファントムも全機退役というこの時期、三沢からの3SQのF-2の百里移転と、色々変わっていく百里基地を、少しでも撮れたらなぁと思っております。

珍しくE-2Cが来ていました。

RFも909号機は3本タンクともスペマ。もう1ヶ月後には飛ぶ姿を見られなくなるんですね…

RF-4Eは、他にトルコとイランが運用していますが、どちらも現物を見て撮影はなかかな難しいでしょうから、先進国でRF-4Eを見られる事自体貴重です。そら外国からもファンが多く撮影に訪れるわけです。

午後は別ポイントから。晴れているけど、たまたま機体に雲がかかっちゃったかな…。コントラストのない絵に。

ファントムが当たり前だった自分にとっては、これが後1年ってのが信じられませんが、それが現実。

F-2BのSFO(Simulation Flame Out)訓練だそうです。初めてみました。

F-2戦闘機は単発機ですから、エンジンが止まれば(フレームアウト)、推力が失われます。フレームアウトした際の滑空着陸訓練として、エンジンをアイドル状態にして、ギアダウンして旋回しながら、急角度で降りていくのだそうです。

F-2戦闘機は事故率が極めて低く、その事故もエンジンに起因するものは過去になかったと思います。それでも、万が一に備えて、この種の訓練は必要不可欠です。同じ単発機のF-35Aも、同様の訓練は行うのかな?

洋上迷彩のRF-4Eもそうですが、同様にF-2A/Bも撮影が難しいですね、特に色、コントラスト、視認性を落とすための迷彩ですが、撮影する者にとっては、これがパリっと映える写真にするのが中々難しいです。

撮影ポイント移動。E-2Cは午前の機体と機番が違いました。

この辺りから、体調悪化。実は、百里に向けて移動中から、お腹を下し気味で、途中薬局で正露丸を買って服用していました。
が、だんだん体に力が入らなくなって、吐き気とめまいの症状が。

ここで気づきました。先日、子どもたちが胃腸炎になっていたのです。明らかに感染したなと?

もうこの後の撮影はボロボロで、シャッタースピードの間違いやら、フレーミングが明らかに間に合っていないとか、もう色々だめでした。

まだまだ撮りたかったのですが、明らかに体調不良を感じたので、ここで同行者にご挨拶して撤収。

撤収後、F-2の低い上がりが見えて、ああこれ撮りたかったなぁと思いつつも、多分あの体調ではまともに撮れなかった気もします。

ってことで、帰りの運転も結構しんどく、途中仮眠をとってやっとこさ帰宅しました。

早く体調回復させて、次の撮影に備えないとですね。