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【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)

群馬県の流輝、といえば桃色!というくらいに最近良く買っています。妻も好きなお酒です。

すぐに空いてしまうので、大抵一升瓶で買っているのですが、今回酒米に「酒こまち」を使用したバーション、いつも買うお店では四合瓶しかなく(一升瓶は五百万石を使用したものは売っていましたが)、珍しく四合瓶購入となりました。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)令和02BY

去年のももいろ流輝の酒こまち版は、もう少し濃いピンクでしたが、今回のは薄いピンク色ですね。
今年買った五百万石版は、今見るとピンクというよりは赤に近い感じです。

若干ホワイトバランスが違いますが、写真を見比べると、同じももいろでも、こんなに違うのですね。

【松屋酒造】流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生(酒こまち)令和02BY

今回のももいろの酒こまち版も、アルコール度数9%と、去年と同様、五百万石版よりアルコール度数は低めです。ということで、とても飲みやすいです(とはいえ一般的なビールより度数は高いですが)。

プチプチ♪

いつもよりガス感あります。軽く発泡していますね。
去年の酒こまち版と比較しても、色も違えば味も変わっていますね。

香りは爽やかですが、令和01BY版よりも落ち着いています。口に含むと、爽快な発泡感とともに、こちらも口当たりは爽やか。桃ジュースだった去年とはまるで別物! かなりスッキリしていて、純粋に込めの甘みが楽しめます。
酸味も五百万石版よりぐっと少なめ、苦味は少しあるものの、総じて米の甘さが際立っています。それもジューシーとか濃厚という甘さではなく、爽やかに甘い。

飲みやすいことに変わりはなく、2日で開けてしまいました(笑)
どれが良いとかではなく、どのももいろ流輝も、その色に違わず甘くて飲みやすいけど、その表情は毎回変わります、ということです。
来年はどんな酒こまちのももいろになるのかな?楽しみですね。

息子の誕生日が近いので、サンシャイン水族館に行ってきた

息子の誕生日は4月なのですが、去年はちょうどCOVID-19による外出自粛期間になってしまい、何処にも行けませんでしたね。
テレワークも始まり、娘は小学校に入学早々に休校、息子も保育園に行けず、自宅周辺のお散歩をするだけでした。

今年もまだCOVID-19の影響はあるものの、気をつけつつ日常を過ごす、といった感じですかね。
そんなわけで、息子が突如水族館に行きたい、というので、自宅から一番近いサンシャイン水族館に急遽行くことにしました。
この日妻はお仕事で、2人の子供を連れて、ものすごく久々に電車に乗りましたが、上の娘は小学2年生になったので、まあ何とかなりますかね。

サンシャイン水族館は現在チケット事前購入制に

COVID-19の影響で入場者数に制限を設けているようで、事前にネットやコンビニなどでチケットを購入する必要があります。
土曜日当日、しかも春休み中とあって、厳しいかなと思いましたが、混んでいるのはお昼過ぎで、お昼前か夕方以降であれば、まだ空きがありました。
とりあえず、午前8時過ぎに、午前10時45分から受付のチケットを購入しました。
ここでチケットの買い方ですが、EPARKなど外部サイトでチケット購入の場合や、クレジットカード付帯の割引を使う場合は、額面は¥0円となり、入場口のチケット売り場でお金を払う「WEB整理券」を選択します。
うちの場合は、セゾンカード払いだと割引があるようだったので、このWEB整理券を購入し、チケットは入口横の窓口で、WEB整理券のQRコードを見せて、支払いはその場でセゾンカードを使いました。

他のカード会社やJAFの割引もあるようで、割引率も変わってきますので、一番オトクとなるものは、各自調べてみてください。

入場者制限しているので、快適に見ることが出来た

入場者数を制限しているだけあって、経営側の立場としては苦しいでしょうけど、見る側は快適に見ることが出来ました。特に午前入場は快適だと思います。
入場時間は制限されても、中に入れば、好きな時間滞在できるので、やはり午後は人が増えてきました。入るなら午前中か、夕方以降なのは間違いなさそうですね。

屋外展示は少々少なめ。今回はペンギンも少し遠かったですね。

映えるクラゲ

最近ちょっと落ち着いてきたインスタ映えなんて言葉、クラゲの展示はまさにそういうのにピッタリでしょうね。
結構撮影は難しいですよ。露出は落としましょう。

幻想的ですね~。そしてかなり展示は暗いので、最初撮影に使ったレンズ、AF-S 16-35mm f/4Gだと限界を感じまして、後半AF-S 24-70mm f/2.8Eに切り替えましたが、やはり明るいレンズだとAFもスパッと合うし、画質も良いです。
AF-S 16-35mmについては、画質の面で少々考えるところがありますね。

ともあれ、まだ4月とはいえ少々暑かったけど、本格的な夏になる前に行けてよかったかな。
子どもたちも楽しんでくれましたし。

実はフルサイズ用大口径最安値? AI Nikkor 50mm f/1.2Sの魅力

AI Nikkor 50mm f/1.2S

HPにも既に記事を書いているAI Nikkor 50mm f/1.2Sですが、昨日遊びに行った光が丘公園で撮影して、改めて使っていて楽しいレンズということを再認識させられたレンズです。

大口径ニッコール、実は手に入れやすい価格だった

私が持っているのは、この10年内に生産されたと思われる”最新版”ですが、AI Nikkor 50mm f/1.2Sは、1981年の発売以降、40年にも渡って販売され続けている、今や希少なMFニッコールの1本となります。


中古なら、40年間販売しているため程度もピンきり、それこそジャンクで数千円というのもありますし、程度中で3万円台ですし、新品でも6万円前後で購入可能です。

今でこそ、大口径レンズはミラーレス時代となり、レフ機より比較的設計しやすくなったようですが、同時にレンズの高性能化に伴い高価格化も進んでいます。
そんな中、Nikonの純正レンズが、MFレンズとはいえFマウントでもっとも明るいレンズが6万円台で買えるのですから、今となってはコスパ抜群です。

Carl Zeissブランドなど、MFでも純正より高価なサードレンズもある時代ですから、選択肢はより広がっていると言えますが、MFニッコールなら手が出しやすい値段です。そして今時のレンズと違い、絞り値による描写の変化が大きいので、絞り値による表現の違いを出す事が可能です。最新設計のレンズは、絞り開放からシャープネスと美しいボケを両立していますが、40年以上前の設計の本レンズは、当然それと比較すると、古典的な描写となります。が、それが返って楽し買ったりもします。

開放でのMFは難しい、でもうまく行ったときは楽しい

これに尽きるかなと思います。ミラーレス機の場合は、簡単に拡大してピントを追えます。一眼レフだと、ファインダのマット面、AF機ならフォーカスエイドでピント合わせは出来ますが、ピントの薄い大口径レンズ、なかなか難しいです。

とは言え、AI 50mm f/1.2Sは、開放でも収差の中にピントの芯はしっかり出ていて解像力は高いため、比較的MFはしやすいレンズです。

久しぶりの光が丘公園、天気もよく気温は高い。でもマスクは欠かせない、ちょっと動くだけで汗が出ます。子供たちにかき氷を与えました。
中心部の解像力は高く、その周辺に収差がまとわりつきます。よく開放は柔らかい描写、と言われる本レンズですが、それは収差のせいであって、きちんと解像力は出ます。ポートレイトでは、ある程度残存収差があったほうが、好ましい描写になる場合も多いでしょう。

開放では軸上色収差は多め

絞り開放では、特に線の細い被写体で軸上色収差による赤や緑色の色ズレが目立ちます。これは絞ることで解消され、f1.4に絞るだけでも半減、f2になるとほとんど目立たなくなります。

f4で高解像力レンズに

f4では解像力は極めて高くなる

設計の古い標準レンズの良いところで、f4まで絞れば、解像力は極めて高く、カリッとした、いわゆるニッコールらしい描写となります。風景なんかは、f4~f8で撮ると、ほぼ全域で解像力の高い、収差のない描写が得られます。f1.2~f1.4までと違い、f2に絞るだけでぐっと収差が目立たなくなり、f4でほぼ収差がなくなります。
この描写の変化が、このレンズの真骨頂でしょう。

でもやっぱり開放が楽しい

とは言え、やっぱり開放で楽しむのが正解かな? 絞って描写がいいレンズは、今時のレンズなら、安物でも十分解像します(安いズームだとまれにウーンとなるものもあるけど…)。せっかくあえて古い設計のレンズを使うのだから、そのレンズの個性を出して撮るのが楽しいですよ。

今はソフトで周辺減光させるのも一般的ですが、このレンズなら撮って出しで良い感じに減光します。

私のはコーティングが90年代に改良されたスーパーインテグレーテッドコーティングのレンズとなりますが、それ以前はコーティングが異なります。この辺りは好みもあるかと思いますが、コーティングについては最新に越したことはないかなと思います。
中古を狙うなら、後期型を狙うのが良いでしょうね。