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【寒菊銘醸】九十九里 オーシャンビール バイツェン

いつも日本酒ばかりあげていますが、たまにはビールでしょう。ということで、先日木更津で買ってきた九十九里オーシャンビールを開けてみました。

【寒菊銘醸】九十九里 オーシャンビール バイツェン

いわゆる地ビールです。一時期地ビールが盛り上がり、各地で作成されましたが、値段の高さからか、下火になってしまいました。ただ、最近はまた盛り返しているような印象もあります。
熟成されて定着してきた感じでしょうね? ビールはよく飲み界では一杯目で飲まれますし、質より量的な感じもありますが、質にこだわったビールは高いけど美味しい、グビグビ飲むのではなく、味わって飲むものですね。

さて、九十九里オーシャンビールは5種類ありますが、全種類買うのはお金が…ということで、選んだのがバイツェンです。

寒菊銘醸のHPより画像引用

軽めでスイート寄り、だそうです。ところで瓶には「バイツェン」と書かれているのに、HPには「ヴァイツェン」となっていて、そこは表記統一して欲しいところです。

濁り系で、注いでみると、一般的なビールのような透明感はなく、やや濃い目の色で濁っています。飲んだ感じは、濁りらしい酵母感もありつつ、でもしつこくなくサラッと飲める感じです。甘さも適度にあり、飲みやすいビールですね。

【寒菊銘醸】九十九里 オーシャンビール バイツェン

アルコール度数は5%で少しだけ低め、口当たりは爽やかで、個人的にはもう1本飲みたいなーと思わせる感じですね。

【タカハシ酒造】天遊琳 夏純

怒涛の3連チャンの日本酒記事であります(笑

さて今日から私は夏休みですが、昨日の仕事帰りに買ってきたお酒を紹介しましょう。
COVID-19の影響で、電車通勤から自転車通勤に切り替えた結果、通勤ルートに酒屋があるという…なんということでしょう(笑

さてその酒屋さんですが、中々通なラインナップでして、行くたびに何を買おうか迷ってしまいます。

【タカハシ酒造】天遊琳 夏純

今回は、前から気になっていた「天遊琳」の夏酒を買ってみました。三重県のお酒ですが、四日市の酒造です。三重のお酒は、「作(ざく)」を筆頭に中々侮れないのです。

精米歩合は60%で、酒米や使用酵母などは非公開、購入時に最彩の店主より、「冷酒では生姜やミョウガとよく合います。ぬる燗で、冷製パスタにも合いますよ」というアドバイスを頂きました。

まず注いだ時の吟醸香、これは非常に爽やか。強い香りではなく、ほんのりきれいに香っています。
夏酒だけに、口に含んだ第一印象は、さっぱりした中に、米の控えめな甘み日本酒らしい辛さとが、どちらも押し付けがましくない爽やかさを演出。
精米歩合60%ですが、雑味感がなくクリアでさっぱりとしていて、スーッと引いていく印象。
夏酒の王道を行く感じですね。

【タカハシ酒造】天遊琳 夏純

今回買った酒屋は、「神亀」「与右衛門」「るみ子の酒」「生酛のどぶ」など、埼玉の「神亀」以外はどれも関東での流通が少ないですね。どのお酒も甘すぎない、食事の味を邪魔しないお酒です。

休み中は、この酒で過ごしたいと思います。一升瓶だけど、休み明けまで持つかな?

【萬乗醸造】醸し人九平次 La Maison

醸し人九平次で日本酒界では有名な萬乗醸造。COVID-19でお店で飲むというのがまだ難しい情勢、家飲みのためのお酒、だそうです。La Maisonは仏語で家、ということで、まさに家飲みようということです。

【萬乗醸造】醸し人九平次 La Maison

この前の甲子林檎の写真は、D3400にキットレンズのAF-P 18-55mmで撮っていますが、今回はD850にMicro 60mm、やっぱりボケ方が違いますね。

それはさておき、蔵元のコメントには…

雄町特有のボタニカルな香りに加え、ハッサクのような和の実が大ぶりな柑橘を連想する香り。味わいも香りと同じように和の柑橘を口にしたような旨味・酸味・苦味をを連想します。特徴的なのは旨味のアタック、そして心地よい苦さ。味わいのバランスが整っており、穏やかかつ、落ち着いた印象を受けます。気軽にゆっくりと楽しんで頂けたら幸いです

だそうですが、開栓初日のYamaroが飲んだ最初の印象は

「うん、水だねこれは」

これは決して味がないと言っているのではありません。もう、スーッと入っていくんですよ、水を飲むかのように。
通常、日本酒でもなんでも、アルコール類は酒を飲んでいる感覚、つまりアルコールそのものを明確に感じるものです。が、La Maisonはそういう、アルコールを飲んでいるぞ、という感じではなく、水のごとくスーッと入ってくるのです。この感覚は、めったにあるものではないです。

そして、ハッサクかと言うと…そこまでの酸味は感じませんね

いや、美味いんですよ。食事の味は邪魔しないし、酸味も甘みも辛さも、レベルの高い次元で調和して、辛いだ甘いだなんて単純に表せないですね。なので、「水」と言う表現にしかなりません。

面白いことに気付きまして、チーズと一緒に食べたところ、酒がぐっと甘みと旨味が増しました。ワインでもなかなかない感覚です。

【萬乗醸造】醸し人九平次 La Maison

酒米は雄町、精米歩合は非公開ですが、とあるサイトには50%とあり、確かにそのくらいのスッキリさではあります。

COVID-19が落ち着くまでの限定酒となりますが、これ、低城主にしてもらえないかなぁと思うくらい、久しぶりに気に入ったお酒です。今回は買ってきてもらいましたが、自分で手に入れるのは難しそうです。

醸し人九平次は、以前別誂(べつあつらえ)も結構好きだったんですよね。こことの相性が良いのかな。
また飲みたいなぁ。

【百里基地】20/7/29の記録3

午後、動かないかもと思っていたファントムですが…

ああっ、久しぶりです。自分にとっては今年度最初の301SQのファントムの並びを見れました。やっぱりこの堂々たる機体、撮り甲斐があります。

COVID-19の第2波が来ているので、また緊急事態宣言が出るかもしれない状況。元々今年は航空観閲式のため、百里基地航空祭は行われないのと、今次々と今年度の航空祭の開催中止が発表されているため、ファントムの雄姿を見られる機会は、こうして基地撮影する以外にないのです。
入間基地のYS-11もそうですが、今年度いっぱいで退役する機体が多いですからね。

T-4に続き上がる3機のファントム。退役で徐々に機体数を減らしているファントム、3月末時点で現役の機体は26機だったようですが、今年度に入ってから退役する機体も出ているでしょうから、動ける機体は20機程度でしょうか?

さて時間的にそろそろ帰らないと…ということで、上がったファントムの降りまではいられなかったけど、先に上がっていた3SQのF-2が降りてきたので、これをこの日最後の撮影としました。

今回はテレコンつけっぱなしの850mm相当で撮影(掲載写真は一部トリミングあり)しましたが、F-2に関しては、上がりや降りについてはテレコンつけっぱなしで良さそう、ファントムは状況に応じて、かな?
今後はF-2メインになりそうなので、F-2の写真の撮り方も考えないと。
機種周りがスマートで、エアインテイク以降タンクもあると急に分厚くなる感じのF-2、どう切り取ると良いか、これから試行錯誤ですかね。

【百里基地】20/7/29の記録2

お昼を挟んで…撮影ポイント移動。天気もそんなに良くないのに、結構ギャラリーいてびっくり。

移動してまもなく3SQが降りてきた。

引き続き、ロクヨンにX1.4テレコンで。600mmと850mm、かなり違います。フレーミングは本当に難しいです。
加えて、AFの設定も見直しが必要と思いました。
何しろ、SIGMA 150-600mm SportsよりAFも速く、絞りもやや開け気味で撮れるので、被写界深度が浅い。ちょっとしたミスが目立つ目立つ。
4ヶ月ぶりの撮影で、リハビリを兼ねているけど、いきなり課題を叩きつけられた感じ。

F-2は機体が小さめなので、x1.4テレコンはあったほうが良い感じです。撮影難易度もぐんと上がります。
そして、連続で降りてくると、後半バテますね。レンズが重いです。腕(技術的にも筋力的にも)を鍛えねばですね。
これがロクヨンEなら相当負荷が軽減されるのでしょうね。

陸自のUH-60JAが来ました。

そして3rd上がりは、またまた3SQのF-2です。百里基地、すっかりF-2が主役で、ファントムはどんどん退役していて、フライトもだんだん減ってきているのでしょうね。

遠方から眺めると、見える機体もF-2がメイン、ファントムは端に駐機している感じですね。

そして上がりも、単発機だけにエンジン音は、ファントムやイーグルと比較して静かです。

この時点で15時近く、今日のファントムの上がりはないのかな…と思っていました。

UH-60J(SP) (08-4590)

さて、帰ろうかどうしようかと迷っていると…聞き覚えのあるエンジン音が。

続く…

【百里基地】20/7/29の記録1

今年最後に百里基地に行ったのは3月末、以降ご存知のように、COVID-19の影響により移動自粛、緊急事態宣言と、移動できる状況になく、百里基地も行けずじまいでした。
では今はと言うと、第2波かもと言われるくらい、感染者数が増えていますね。ただ、ちょうど休めそうなタイミングだったので、感染予防しつつ、実に4ヶ月ぶりに百里基地に行ってきました。

梅雨が開けず、ずっと天気予報とにらめっこ。でも、もう雨多少降っても構わないやと、一応簡易望遠レンズカバーやカッパは準備。

前回はロクヨンGデビューでしたが、自粛期間中にテレコンバーターTC-14EIIでの撮影も慣れたので、今回はテレコンをつけての撮影をメインとしてみました。

T-4が1機のみタッチアンドゴーをしていて、あーファントム飛ばないかな…天気も悪いしなと思っていたら、2NDの降りでファントム!

ファントムだと、この撮影ポイントからはロクヨン+1.4xテレコンで850mmだと、真横ははみ出てしまいますが、斜め前方、後方は収まりがいいですね。
F-2だと機体が小さめなので、ロクヨンでも物足りないため、x1.4テレコンは必須かな?


次は移動して上がりの撮影。F-2が6機上がりました! 人によってはひねりを撮れるのを期待して、とある場所にもチラホラ見かけましたが、雲が厚く、ひねったとしても写真的に厳しいだろうと判断し、少し近場にしましたが、結果的には良かったかな?
ただ、まっすぐの上がりなので、ただの状況写真にしかならなかったけど。

ということで午前はここまで。

午後の写真はまた後日。

城南島海浜公園に行ってきた2

週末行ってきた城南島海浜公園の続き。

ANAのB767-300ERも18年選手。1980年代から中型旅客機のスタンダードとして飛んできたB767も、後継のB787や、そのライバルのA350の登場で、少しずつ数を減らしてきていますね。
一方、軍用としては枯れた機体を使う傾向にあるため、自衛隊では給油機のKC-767や、早期警戒管制機のE-767といった機体は、今後も長く使われるでしょうし、同じB767ベースのKC-46Aの採用も決まっているので、今後も長く使われる機体となるでしょうね。

東京タワーが見えた

この日の天気は、晴れたと思ったら雲が来て、ザーッと雨が降りまた晴れる、の繰り返し。防滴なD850とロクヨンは良いとして、そうではないD3400が濡れないよう気を使いました。
こうしたアウトドアな撮影では、やっぱり防塵防滴ボディとレンズのほうが安心ですね。

OLYMPUSのOM-Dなら、サブボディとして最適なんでしょうけど、今度はレンズの使い回しが出来ない…というのと、実はD3400より大きく重くなる、と言うジレンマがあります。
難しいですね…。M4/3だけで組むならトータルで軽くなるのですが、システムとして考えた時、どうしても動態撮影をM4/3機だけで組むのは…。そして、やっぱり画質ではセンササイズなりなんですよね。

城南島海浜公園は広いので、ロクヨンを振り回しても周りの迷惑にはなりません。一般的な公園ならそうは行かないけど、ここならこういった”ポートレート”もロクヨンで撮れます。手前も背景も盛大にボケるのは、超望遠の醍醐味ですね。ソーシャルディスタンスも保てますし(笑

さて午後3時になると、羽田新航路でのアプローチになるため、自分の撮影ポジションからは機体があまり見えない感じに。
一人なら撮影ポイント移動ですが、この日は雨も降ったりやんだりで、子供もいるのでそろそろ帰ろうかと言った感じに。

そうしたら今度は大雨、そして駐車場は出口渋滞。
しばらく待っていたら雨は止み、虹が出ました!

見事な虹! 180度アーチを描く虹はそうそう見れませんよ! しかも結構濃く出ています。そして写真の右側方向から晴れ間が見えるに従って、虹も右側から消失していきます。

D3400のRAWで撮りましたが、こうやって並べると、色を合わせたつもりでも、安定していないですね(笑
色の傾向ですが、同じ世代のEXPEED4搭載のD810と比べても、結構違う印象で、Nikonはボディに寄って色傾向が異なるので、色合わせが難しいという印象ですね。

D850とD810はそこまで大きく変わらないので、違和感なく色合わせが出来ますが(ややD850の方がハイライトが固めですが)、D3400はちょっと難しいかも。
D3400のセンサはSONY製と言われていますが、広く使われているSONYの2400万画素センサの特性なのか、画像処理エンジンの特性なのか、少し絵の中間色が暗めの印象です。アクティブDライティングはONかOFFの設定しかなく、D810のようなオートもないため、アクティブDライティングの効かせ方がいま一歩な感じもします。

徐々に虹が消えていく

あんなに分厚い雲があった空が、一気に青空に。虹もどんどん消えていく。不思議な天気です。

しかしこの長引く梅雨、いつ終わるのかな…

城南島海浜公園に行ってきた1

7月26日、天気予報は前日までは晴れだったのが、朝から雨。予報も曇り時々雨に変わっていて、ああ今日は1日家かなぁと思っていたけど、昼前になり、急に空が明るくなって晴れに。これはチャンス、ということで、子供たちを連れて城南島海浜公園に行ってきました。

そろそろ屋外での飛行機撮影活動も再開したいので、リハビリがてら、ロクヨンを担いで、サブ機は妻のD3400とAF-P 18-55mmという軽量コンパクトセットで子供らのスナップを。

4連休最後の日曜日なので、混んでいたけど、駐車場は何とか入れました。

日除けテントも設置して、弁当食べがてら、子供を遊ばせがてら、羽田空港にアプローチする旅客機を撮影。

A350-900は初めて見ました。去年の12月から就航する新鋭機です。翼端の曲線が美しい機体ですね。ただパッと見の機種の見分けがつきにくい。

一般の公園でロクヨンを振り回すのはちょっとなんですが、広くて他にもカメラマンがちらほらいる城南島海浜公園なら、特に違和感ないですね。広いので周りの迷惑にもなりません。

普通にアウトドアを楽しんでいる人に「どんな遠くまで撮れるんですか?」「あの向こうのビルの窓の人とかも見えるんですか?」とか声かけられましたが、説明が難しいですね。遠くだけならスマホカメラでも撮れますし(笑
飛行機をドアップで撮れますとだけ説明しています。

東京2020の特別塗装機です。東京五輪は延期となったけど、現在の状況だと、来年も厳しいんじゃないかな…。本当は自分も五輪関連で直接ではないけど、忙しくなっていたはずの時期です。本当なら24日から開催でしたしね。

A350とB787というライバル同士をどちらも導入しているJALですが、このB787-8は今年3月導入のできたてほやほやの新造機です。
が、このCOVID-19による輸送減で、なかなか稼働できなかったのでは?

妻から借りたD3400とAF-P18-55mmでもスナップを撮りました。これが軽快で軽量、ボケ味も素直でいい感じです。

続く…

鬼滅の刃の禰豆子ケーキ

小学生になった娘が最近ハマっているのが「鬼滅の刃」。うちはジャンプも単行本も買っていないし、去年テレビでやっていたらしいけど、それを見せたこともなし。
でもお友達からの影響ってすごいですね。まるで見たかのように話すし。

Amazon Primeビデオで見られるということで、見せてやったら、下の息子と一緒に大ハマリ。大人が見ても面白いですね。

昨日娘の誕生日でしたが、なんとその鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の妹の禰豆子(ねずこ)、何でも登場キャラで一番の人気らしいのですが、そのケーキを妻が作りました。

竈門禰豆子ケーキ

おお、スゲー! クオリティ高い! 私は画伯級なので(笑)こんなのは無理です。

息子を見つめる毛ガニ

毛ガニも頂きました。どっちも美味かったよ~!

ボッコボコのジャンクNikonフォトミックファインダーDP-1

先日中古カメラ屋めぐりで買ってきたもの。

Nikon F2用フォトミックファインダーDP-1のジャンク

Nikon F2用のフォトミックファインダDP-1です。ボッコボコのジャンク品ですが、プリズムがきれいだったこと、一応「メーターOK!」なる謳い文句で、部品取りに良いかなと思いまして。

元々私が持っているF2も、フォトミックDP-1装着品です。
F2は、NikonのF一桁機伝統のファインダ交換式(ただし現行のF6はファインダ一体式で交換できない)なので、簡単に付け替え可能です。
F2(ファインダ含む)ボディを買うより、ファインダ単体で買うほうが高くなる場合もあったりします。

Nikon F2は、ファインダが複数存在します。カメラ標準装着品だと、以下のラインナップです。

  • F2アイレベル(ファインダDE-1搭載)…露出計のないアイレベルファインダー
  • F2フォトミック(フォトミックファインダDP-1搭載)…FのフォトミックFTnと同等のCdS受光素子、針式メーターの中央部重点測光可能なファインダ。通称カニ爪レンズと連動。
  • F2フォトミックS(フォトミックファインダDP-2搭載)…DP-1の針式メーターをLED表示に変更したもの。
  • F2フォトミックSB(フォトミックファインダDP-3搭載)…受光素子をCdSからSPDに変更、メーターはLED。
  • F2フォトミックA(フォトミックファインダDP-11搭載)…DP-1をカニ爪式からAi方式に変更したもの。
  • F2フォトミックAS(フォトミックファインダDP-12搭載)…DP-3をカニ爪式からAi方式に変更したもの。

その他に、アクションファインダやウエストレベルファインダ高倍率ファインダと、多岐にわたっています。詳しくはWikiPediaなどを。

個人的には、シンプルなデザインのアイレベルファインダを除けば、フォトミックファインダでは、この最初に出たDP-1が一番デザインが好きですね。
Fの時代の建て増し温泉旅館的な後付感のあるフォトミックファインダと違い、最初からフォトミックファインダを前提としたF2なので、デザインも洗練されています。
そして、今でも比較的修理しやすいのは、F2フォトミックのDP-1や、F2フォトミックAのDP-11と言われていて、これはシンプルな針式メーター、かつCdS素子が比較的入手しやすいからだそうです。LED表示のものは修理が難しいようです。

いかにもジャンクなフォトミックファインダDP-1

メーターOKとありますが、ぶっちゃけ通電したときに動いたよ、程度にしか考えていません。精度が出るとかは無理な話でしょう。あくまで部品取りなので。ファインダ取り外しレバーが欠品しています。一応手で回せば動くので気にしません。

ジャンク(左)は前期型なのでネジがマイナスネジ

部品取りとして、プリズムファインダが腐食なくきれいな状態だったから、というのが一番ですね。メーター窓が手持ちのよりジャンクのほうがきれい、というのもありました。
シリアルナンバーは、元々持っているファインダのほうが新しいようです。また、ジャンク品は前期型と思われ、ネジがマイナスネジナノも注目です。後期型ではプラスネジに変更されています。
こうしてみると、ファインダ以外はジャンク品の方はボコボコで傷だらけですね。

ジャンクDP-1を試しにF2に装着してみたが…

恐る恐るジャンクのDP-1をF2に装着。一応針は電池確認ボタンを押す限り動くようです。
が、カニ爪レバーが硬い! ガチャガチャをやろうにも、渋くて一向に動かない。試しに手で動かしてみても、超絶渋いです。確かに、装着前に少しレバーが曲がっているなぁとは思いましたが、やはり曲がっているのか相当渋い。

というわけで、やはりそのままでは使えませんね。部品取りです。
ファインダ取り外しレバーは外れていますが、ここはファインダ正面のメカを動かせば、機構的には動くので、取り外しはできました。

そのうち分解してみようと思います。何事も勉強ですね。