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【土田酒造】はつしぼり 一(ichi) 2021

1月末の群馬旅行で、土田酒造の直売店にて買ってきたお酒です。

【土田酒造】はつしぼり 一(ichi) 2021

瓶が小さいのは、今回この2021年のはつしぼりの在庫が、1月末時点で単品はなく、飲み比べセットの1本300mlのセット販売のものしかなかったからです。
というわけで、今回も飲みきりサイズです。

2021年(令和3年)醸造の最初に仕込みを行ったお酒です。これまで紹介した土田酒造のお酒と同様、精米歩合は90%とほぼ洗米した程度に削らず、米の大部分を生かして醸したお酒です。火入れ酒となっています。
酵母は協会701号、焼酎用黄麹を使用した生酛造りです。土田酒造のお酒、これまで飲んだものはどれもお気に入り(かなり好み)なので、いや楽しみですね。

やや黄色みがかって濁りもある

やや黄色みがかっていて、濁りもあります。
上立ち香は…何でしょう、いわゆる吟醸酒のような華やかさではなく、心地の良い甘い香り。メロンのようでもあります。

口に含むと、おおっ? なんだこれは? 生酛造りらしい強い酸味ではなく、まずはメロンのような、あるいは青りんご? のような爽やかな甘み、そして酸味もありますが、生酛造りから想像される、乳酸を含んだ強めの酸味はなく、甘い果実にほんのり感じられる酸味程度の酸味です。
瑞々しいメロンのような甘み、そして爽やかな酸味のあとにスパッと切れます。後味はすっきり系です。水です。まさに水。

持論として、本当に旨い酒は水のようにすっと浸透する、と勝手に思っていますが、このお酒はまさにそれ。決して薄いとか水っぽいのではありません。飲んだ時の旨味はしっかりとありながら、す~っと切れていく後味が最高です。

妻と、次は一升瓶で買いたいね~って話をしましたが、これって一升瓶はないようですね。四合瓶までかな? ともかく、今年仕込みの初絞りにも期待ですね。

日本酒「誉国光」の土田酒造に行ってきた

群馬旅行ブログもこれが最終回。
お昼を食べた後に行ってきたのが、「誉国光」ブランドでおなじみの土田酒造です。

前日行った永井酒造からそれほど遠くない場所にあります。ここに酒造が多いのは、やはり豊富な水源を使った仕込み水で酒造りができるからでしょうね。
とても大きな酒蔵で、駐車場も広いですね。ちょうどツアーの観光バスも到着していました。

完全予約制ですが、食事をできるスペースもある大きな建屋もありました。

壁の、歴代総理大臣の「國酒」の色紙は、総理大臣になると日本酒業界に向けて「國酒」と書いた色紙を書くのだそうです。これは、昭和55年に大平正芳首相が、日本酒は國酒であり、海外要人をもてなすのは日本酒が良いい、と発言されたことをきっかけに始まったそうです。原本は日本酒造組合中央会にあり、日本酒の蔵元はこのレプリカをもらうことができるそうです。

皆さん達筆ですね。ウィッシュのおじいちゃんは、ちょっと字が小さいです(笑

お酒も何本か買わせていただきました。こちらも順次紹介していきたいと思います。


かわば場田園温泉「楽楽の湯」

帰りに、道の駅「川場田園プラザ」のすぐ近くにある、かわば田園温泉「楽楽の湯」に入って帰途につきました。
関越道で都内から2時間強で行けるので、案外遠くない群馬県の北部、また行ってみたいと思います。