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【山梨銘醸】七賢スパークリング 山ノ霞 瓶内二次発酵

正月に山梨撮影ツアーで買ってきたお酒もこれが最後、七賢のスパークリングです。

【山梨銘醸】七賢スパークリング 山ノ霞 瓶内二次発酵

瓶の形状はまるでスパークリングワインです。山梨は日本屈指のワイン生産地なので、こうした瓶の調達も容易でしょうね。
瓶内二次発酵とあるように、瓶内で酵母が発酵して糖分が二酸化炭素とアルコールに変わり、その二酸化炭素が溶け込んでスパークリングとなっています。

日本酒でも、プチプチとした発泡感を味わえるものはありますが、ここまでスパークリングを味わえるお酒はなかなかありません。
日本酒では、宝酒造の澪(Mio)が有名ですが、アルコール度数は5%と低めに設定しているのに対して、こちらは11%と一般に日本酒よりは低いものの、澪より高めです。

【山梨銘醸】七賢スパークリング 山ノ霞 瓶内二次発酵

サントリーのウイスキー醸造所など、様々な飲料の工場が山梨の北杜市やその周辺に存在するのは、富士山系の豊富な水源があるから。
良いウイスキーもワインも日本酒も、山梨にはあるのです。では開栓。

コルクやコルク留もスパークリングワインそのもの

スパークリングワインと同様、よく冷やして慎重に開栓。もちろんワイングラスでいただきました。

うすにごりのシュワシュワなお酒

上立ち香は、不思議なことにワインのようなブドウ系の酸味を感じます。口に含むと、まずは爽やかな甘味と酸味が広がりますが、ここはブドウ系の味ではなく、ちゃんと日本酒らしい米のほのかな優しい甘みです。その後、わりとドッシリ感を味わえます。決して軽すぎるテイストではなく、適度な重厚感もあります。
最初の口あたりはかろやかなのに、その後しっかりとドッシリ感が来るけど、決して重すぎないですね。爽快感→重厚感を味わえます。これは面白い!

ということで、山梨に出向いた際にはまた買いたいお酒です。いや~、若かりし頃山梨に住んでいた時は、この酒蔵まで30分で行けたのに、全く興味がなかったのが痛いです。
あの頃に戻って、もっと早く日本酒の楽しみを知っていれば!

【山梨銘醸】七賢 純米大吟醸生酒 劉伶(りゅうれい)

山梨日帰り撮影の後行ってきた、「七賢」でおなじみ山梨銘醸の蔵元直売所で買ったお酒第1弾。

【山梨銘醸】七賢 純米大吟醸生酒 劉伶(りゅうれい)

山梨銘醸は山梨県北杜市白州町にある、創業は寛延3年(1750年)と江戸時代からの老舗酒蔵です。
白州といえば、ウイスキーの銘柄名にもなるくらい、富士山系からの水源が豊富な地域です。酒蔵にも仕込み水に使われている湧水があちこちで飲めるようになっていました。

劉伶(りゅうれい)は直売所でしか買えない限定品です。ぜひ山梨に旅行に行った際には、山梨銘醸も訪れて欲しいです。

【山梨銘醸】七賢 純米大吟醸生酒 劉伶(りゅうれい)

酒米や酵母の情報は非公開。精米歩合47%の純米大吟醸です。生酒のため、要冷蔵となっています。

透明に近い淡黄色の酒質

それでは開栓してみましょう。
上立ち香は爽やかな吟醸香。口に含むと、ごく僅かに微発泡感あり。青リングを思わせる瑞々しい甘味と酸味です。口当たりは滑らかで、このあたりは大吟醸らしい振る舞いです。
少し温度が上がると、より甘みに膨らみがまして、マスカット系のテイストとなります。旨味や苦味は控えめ、どっしり差よりも軽快さが持ち味です。
ラベルのチャートも、甘口側に星が描かれているように、純米大吟醸らしい、とても綺麗な味わい、ということですね。
甘いと言っても酸味もあるために切れは良いですね。これはスイスイ飲めてしまう系です。いや、まさか山梨の、しかも昔自分が住んでいたところから遠くない酒蔵に、こんなに美味いお酒があるとはね。参りました!

【山梨銘醸】山梨で撮影後立ち寄った「七賢」の酒蔵

正月休み後半は撮影に出かけました。今回、妻も仕事がお休みなので、またとないチャンスと思い、山梨へ撮影に出かけてきました。

山梨県の廃ホテル

去年は撮影できていなかった廃墟、今年はNikon Z 9にて撮影に挑みました。ミラーレス機、ローアングルも撮りやすくてよいですね。
三脚の使用が難しかったため手持ち遺影ですが、IBIS(ボディ内蔵手ぶれ補正)搭載なのも助かりました。
一眼レフで使っていたAF-S 16-35mm f/4G ED VRは、手ぶれ補正内臓広角レンズでしたが、公称2.5EVの補正しかできなかったので、Z 9とNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの組合せは、この撮影でとても良い仕事をしてくれました。
こちらの写真は後日編集してまとめてアップします。

白州の酒造

今回、中央道が思いの外空いていて、予定より早く撮影地に到着、撮影も予定より早く終えたため、以前から行きたかった酒造へ立ち寄ることに。
実はYamaro、20代前半は就職の関係で山梨県に住んでおりまして、今回訪れた七賢の「山梨銘醸」は、以前住んでいたところから車で30分かからない場所でした。
なので、存在自体は知っていたし、何度かその前も通ったことはあれど、当時はまだ日本酒にあまり興味がなく、一度も行ったことがありませんでした。

創業は寛延3年(1750年)という山梨でも老舗の酒蔵です。そして、中はとてもおしゃれです。直売所だけではなく、酒蔵の見学ツアーなどもでき(今回は時間の都合でツアーは申し込みませんでしたが)、お土産や蔵元が作った革製品など、色々置かれていました。

どうです? とてもきれいな酒蔵です。ああっ、なんで今まで来なかったんだろう? また今度山梨旅行する機会があれば、家族で行きたいですね。

酒蔵の隣には、山梨銘醸が経営する賢直営レストラン「臺眠」も併設されていて、食事も楽しめます。ということで、お昼はここで食べてきました。
美味しかったです。ただ、子供向けのものはない感じですね。

もちろん、お酒も買ってきましたので、後日ご紹介したいと思います。