内蔵バッテリではダメだね…引き続きLUMIX GX7MarkIIIでインターバル撮影

昨日10日、長女とともに無事退院できました。新型コロナウイルス感染から長女が脱水症状となっての入院でしたが、お陰様で今は良くなっております。
医療関係者の皆様には感謝感謝です。

で、入院最終日の夜中にも、またPanasonic LUMIX GX7MarkIIIにて窓からインターバル撮影してみました。
今度は、20秒毎から10秒毎の撮影に切り替えてみました。が、同時に、内蔵バッテリでどこまで撮れるかな? という実験もしたくって…

結論から先に書くと、910枚でバッテリ上がりで停止してしまいました…。枚数にすると910枚です。標準バッテリのDMW-BLG10、小型なので容量も少ないため、インターバル撮影にはUSBからの外部給電が不可欠ですね。10000mAクラスのモバイルバッテリやAC供給は必至です。

あまり星も映らなかったな

ということで、今回の撮影は失敗としても、使い勝手など案外GX7 MarkIIIもタイプラプス動画に使えるという感じです。モバイルバッテリを繋いでおけば、相当バッテリも持つことがわかったので、お出かけの際に雨や結露の心配がない環境という条件付きですが、タイプラプス動画は積極的に撮れそうです。


GX7 MarkIII用のバッテリは、純正とMarkII時代からのROWAの互換バッテリですが、このROWAの互換バッテリが少し膨らみ気味になってきました。4年使ってますからね。ってことで買い替えです。

できれば使いたくない互換バッテリですが、ROWAなら品質的にギリギリOKかな、といったところです。


純正、5倍以上するので…もう少し安くなりませんかね?パナソニックさん。

病室からタイムラプス用のインターバル撮影をしてみた

お久しぶりでございます。

新型コロナに感染してしまいましたが、オミクロン変異のBA4/BA5株と思われる第7波が始まっているようですね。ワクチン3回接種済みでも、掛かる患者さんが多いようです。
自分がどの株なのかは知るよしもありませんが、長女も感染して脱水がひどく、救急搬送から入院となりました。
付添として、同じ感染者である自分も一緒に入院することになりました。

個室に入院となりました。病院の方も親切で、長女も点滴によりずいぶん調子が良くなってきて、明日退院の見込みとなりました。
私の方は、入院時点で熱も下がっていて、時々咳がでる程度まで回復しています。

入院時に、普段使いのバッグも持ち込みましたが、いつもそのバッグには、Panasonic LUMIX GX7 Mark IIIが入っています。
本人はいたって調子が良いので、消灯後、病室の窓からガラス越しにインターバル撮影してみました。バッテリは、モバイルバッテリより給電、インターバルは午前2時から20秒ごとに撮影の設定としました。いつもはNikon D810で撮ることが多いので、マイクロフォーサーズのGX7MK3では初めてだったので、バッテリが持つか心配でしたが、案外問題なかったです。これなら、旅行先でも気軽に撮れそうですね。

窓ごしにインターバル撮影

カメラ内でインターバル撮影静止画をそのままタイムラプス化可能

さて、Panasonic LUMIX GX7 Mark IIIは、コンパクトなマイクロフォーサーズにも関わらず、かなり多機能なカメラです。インターバル撮影ができるのはもちろん、撮り終えたらそのままその画像を使ってタイムラプス生成が可能です。タイムラプス動画の設定も、FHD30/60pや4K30pを選択可能です。
さすが、昔から動画をやっているメーカーだけありますね。

さて内部生成したタイムラプスですが、基の静止画の設定が4:3だったため、動画のフォーマットとしては16:9ですが、動画の絵自体は4:3となってしまいました。これズームアップとかできればいいのですが、これを回避するには、最初から静止画もアスペクト比16:9で撮るしかないようですね。
マイクロフォーサーズは、フォーサーズ時代から4:3のセンササイズを採用していますが、個人的にはこのアスペクト比は気に入らないですね。
また、今回は三脚も何も持ってきていませんから(入院ですものw)、窓の柵の上にカメラを置いての撮影でした。そのせいで若干傾きがあります。

このため、インターバル撮影した静止画を、PCのDavinci Resolveで傾き修正、ズームアップと画像位置移動して16:9に収まるようにしました。もともと写真下側に写っていた駐車場はバッサリと消しました。

さくっと編集してYouTubeにアップしてみました。

撮影枚数が少なかったな…。もう1泊あるので、リベンジかな? 天気次第ですが。

しかしこういうのを病室で編集してアップできるんだから、すごい時代ですね。


販売終了から1年以上経過し、中古もこなれてきました。ホントこの小さなボディからしたら、相当な高機能な上に使いやすいんですよね。もうこのコンセプトのカメラが出ないのはちょっと悲しいですよ、こういうのこそマイクロフォーサーズの強みと思っているのですが。


ベローズアタッチメントPB-4にAF Nikkor 20mm f/2.8Dをリバース取付して超マクロを撮ってみた

接写関連のアクセサリ、軒並み生産終了となっているので、慌ててかき集めたとう話は前回しましたが、実写はどんな塩梅かな? ということで実写してみました。

組合せとしては、Nikon D850にベローズアタッチメントPB-4、リバースリングBR-2AとBR-5リングを介してAF Nikkor 20mm f/2.8Dをベローズに逆向きに取り付けしました。
さらに、レンズ先端(リバース取り付けしているので、実質マウント側になります)に、 オートリングBR-6、そこにダブルレリーズAR-10を取り付けています。AR-10の2ピンターミナルは、変換コードMC-25Aを用いて、10ピンに変換してD850に取り付けています。

まずはこの組合せでアサガオを撮ってみた

撮影倍率は、この組合せで5.56~12.54倍にも達します。マクロレンズ(NikonでいうマイクロレンズとかMCレンズ)では、一般的には0.5倍~1倍(等倍)までとなりますから、超高倍率撮影が可能となります。

まずはNikon D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの等倍撮影です。

Nikon D810 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの等倍撮影

もちろん、これでもかなり寄れています。

では、PB-4 + AF Nikkor 20mm f/2.8Dのリバース取り付けではどうでしょうか?

おお、すごい。ですがとても撮影は難しいです。まず、一眼レフの場合、光学ファンダではほぼ真っ暗、被写界深度も浅すぎますし、ちょっとカメラに触れただけでも被写体が移動してしまいます。
写真は、リモート発光させたフラッシュを光源としています。フラッシュの当て方が難しいです。
そして、写真はf22に絞っていますが、これだと解説の影響が大きいのか、はたまたレンズの解像力の限界か、かなり解像力的には劣る結果になりました。倍率は今までで一番高い撮影ができるものの、やはり一般撮影用レンズでは、画質の影響が大きいようです。
この辺り、Ultra Micro Nikkorとかだと、もっと解像するのかしら?
写真はベランダで撮りましたが、風やエアコン室外機の振動の影響もモロに受けます。10倍以上の撮影だと、ブレや振動の処理が大変ですね。

仕事では、デジタルマイクロスコープで100倍の撮影とかを行っていますが、あれはブレ補正も入っていますし、そもそも室内、精密なステージにサンプルを置いて撮っているだけに、如何にベローズで撮るのが大変か思い知らされました。
まあ、デジタルマイクロスコープ、1千万円超えですからね…。

いやいや難しすぎますね…。ブレとの戦いです。普通の撮り方では、高倍率過ぎて、被写体を納めるのも大変です。
今どきのマイクロスコープって簡単に撮れるんだな、というのを実感させます。これを昔はフィルムで撮ってたんですよ。ものすごく高度な技術が必要ですね。

屋内へ移動

屋外での高倍率撮影は現実的に厳しい! ということで屋内へ。もっとも、三脚にしっかり据えていても、床のたわみでも微妙に被写体がズレちゃいます。
高倍率の顕微鏡ほど、ステージが頑丈、設置する台も頑丈なのはそのためですね。

サボテンを撮ってみました

いや、高倍率過ぎて難しい。被写界深度もものすごく浅いです。これがボディ単体でなら、深度合成でピント合わせるのですが、カミソリピント過ぎるし、ちょっとした振動で構図も変わるし、本当に難しいですね。

収差とピントの薄さに苦しみますね。難しい。それだけに楽しいですけど。苦戦しつつ、試行錯誤で撮るのは面白いし、デジタルなので結果もその場でわかるので、トライアンドエラーで楽しめます。
屋内でも、高倍率マクロ遊びができるので、楽しいですね。

写真的には、解像力が物足りませんが、ブログ掲載サイズ程度なら、まあまあ見られるかな?
今度は何を撮ってみよう? 定番のお金とか、金属表面は面白そうですね。

富士山と御殿場の夜明けをタイムラプス化してみた

先日御殿場旅行した際に、コテージからインターバル撮影した富士山と御殿場市街です。
カメラはNikon D810、レンズはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRです。別にD850でも良いし、むしろD850なら電子シャッターも使えるので、シャッター消耗もないのですが、このカメラで慣れてしまっているので。壊れるまで使い倒します。

夜明けが一番ドラマチックなのに、夜中から撮影開始してしまったのがちょっと失敗。
AC電源供給のため、電源コードも持っていったのですが、残念ながら外にコンセントがなかったため、本体とバッテリグリップのエネループでまわしましたが、午前6時半にバッテリが切れてしまいました。

たとえバッテリ駆動だとしても、エネループではなくEN-EL18系のバッテリと組み合わせれば、もう少し持ったかもな…とちょっと後悔です。
そして撮影開始も午前2時位から、もう少し撮影間隔も刻んで(今回は45秒毎でした)撮ればよかったなと思います。
たまにしかやらないので、前回の教訓が結びついていない悪い例ですね。

ともあれ、そもそも着いたときには濃霧で視界不良状態だったので、翌朝富士山が見えただけでもラッキーです。自然が相手なので、一期一会です。難しいですね。

午前3時後半から午前5時くらいに掛けてが一番ドラマチックに風景が変わります。上の写真は、午前3時10分から午前5時17分まで、これだけ変化します。
ここだけもう少し刻んで撮ればよかったな。

バッテリが切れなければ、尻切れトンボ感がなくてよかったんだけどなぁ…。

次回行けるのはいつかな?

ベローズアタッチメントPB-4用にダブルレリーズAR-10とオートリングBR-6を導入してみた

Nikonは、以前は接写関係のアクセサリが充実しており、ベローズアタッチメントPB-4もその1つですが、ベローズとそれらに関連する多くのアクセサリが販売終了となっています。

Nikon D850 + Nikon PB-4 +EL-NIKKOR 80mm F5.6

しかし市場ではまだ何とか在庫があったり、中古で手に入れられるものもあり、時間が経過してプレミア価格にならないうちに、ある程度揃えておこうと思い、表題のアクセサリを買ってみました。
これらはいずれも販売終了してますが、1つは中古、2つは新品があったため、購入していました。

ダブルレリーズAR-10

Nikonユーザーでも、ほとんどの人は何に使うのか、さっぱりわからないと思うであろう商品です。
このレリーズは、後述するオートリングBR-6と組み合わせて使用します。
機械式レリーズが2つついたAR-7はかろうじて現行品として販売していますが(恐らく在庫限りでしょう)、AR-10は既に販売終了です。
AR-10は、片側が機械式レリーズで、もう片側が2ピンターミナルとなっています。

単純な形状の2ピンターミナル

すごく値上がりしています…

2ピンターミナルとは、NikonのMF一眼レフ時代に、モータードライブを付けたカメラに対し、機械式レリーズではなく、電気式のレリーズとして設定されていました。また、一眼レフでも、F-301やF-501、F801sとF70D、MF一眼レフ用モータードライブには2ピンターミナルが採用されていますが、それ以外のミドルクラス以上のAF一眼レフでは、10ピンターミナルが採用されていて、これはデジタル一眼レフでも踏襲、ミラーレスでは消えたかと思いきや、Z 9には10ピンターミナルが復活しています。

このため、2ピンターミナルから10ピンターミナルに変換するコード、MC-25/MC-25Aがないと、AR-10は直接D850やZ9の10ピンターミナルには取り付けできません。ちなみにMC-25Aも販売終了です。
仕方がないので、MC-25Aも最後の在庫と思われる新品を調達しました。

オートリングBR-6

オートリングBR-6は、レンズをカメラやベローズに逆付けした際に、そのままでは実絞り(絞りリングで設定した値に絞り込まれる)となるため、ピント合わせ時にファインダ上で見えやすいよう絞り開放にしてピント合わせして、そのあと絞り込むという手間のかかる作業(しかもマクロ撮影でレンズに触れてしまうとピント位置がずれてしまうこともある)が必要なくなります。
このリングを装着し、絞りリングで絞りを設定しても、絞り自体は開放となります。これは自動絞りの一眼レフカメラで通常撮影するのと同じ状態です。
ダブルレリーズAR-10の機械式レリーズ側をBR-6に接続すると、レリーズした瞬間に設定した絞りに絞り込まれ、同時にカメラのシャッターが切れるという仕組みです。
デジタル時代においては、多少絞り込んでも、ライブビューで明るく表示させることは可能ですが、極端に絞り込むと、ノイズだらけでピントが見づらくなりますので、オートリングがあったほうが何かと便利です。

AI AF Nikkor 20mm f/2.8Dをベローズに逆付けして撮影する

以前、AI AF Nikkor 20mm f/2.8DをBR-5を介してBR-2Aリングを装着し、カメラボディに逆付けする方法をご紹介しましたが、今回はベローズに逆付けすることで、より撮影倍率を高めたいと思います。
同レンズは逆向きを直接ボディに取り付けた場合の撮影倍率は3.4倍ですが、エクステンションベローズPB-4を介すことで、5.56~12.54倍まで撮影倍率を上げることが可能です。

それでは、これらのアクセサリを組み合わせてみましょう。

何だかものすごく大げさなセットですが、これらのアクセサリは、ベローズPB-4を除けば、比較的まだ中古で手に入りやすいです。
今回物によっては、在庫ラスト1個の駆け込みセーフで新品を買えました。大切にしていこうと思います。

さて撮影結果は後ほど。これがまた…これだけ接写倍率が高いと、ものすごく難しいんだなという感想です。

【山下達郎】「SOFTRY」をレコードで聴く

山下達郎「SOFTRY」のレコード盤

CDとレコードで同じアルバムを同時に買うなんてね…って結構やっていますが。
達郎さんの肖像画ジャケットも、レコードだと大きいので、絵の質感がよくわかりますね。

レコードは2枚組なので、ジャケットも開けるタイプ

CDでは60分以上を1枚に収録できても、レコードだと難しいので2枚組です。レコードの場合、ぎゅうぎゅうに音溝を狭めてしまうと、針飛びや音質に影響があるため、音質的には無理せず2枚組にしたほうが良いです。
特に達郎さんの場合は、音質的にもこだわっているはずなので。

カートリッジはaudio-technica AT-F7

CDと比較すると、ボーカルがより真ん中にスッと定位していますね。全体的に音圧は弱めかな。低音域の量感はCDに負けますが、ボーカルはよりストレートに出てくる印象です。
これは、プレーヤーのカートリッジに、今は生産完了したaudio-technicaのMCカートリッジAT-F7を使って聴いたためで、もう少しアタックの出るカートリッジに変えると良いかもです。今度はSHUREのM111E(とっくの昔に生産完了)で聴いてみようかな?

意外かもしれませんが、全体としてのバランスの良さは、CDのほうに軍配が上がりました。レコードのほうが、伸びやかさが出てバランスが良いことが多いだけに、CDのほうが音の作り込みが良いのかもしれませんね。

ということで、久しぶりにレコードで楽しみました。盤面清掃したり、ひっくり返したり、面倒だけど、それがちょっと楽しかったりもします。

【山下達郎】11年ぶりのアルバム「SOFTRY」

CDとレコードの両方を注文しましたが、先週発売されて、まずはCDから聴いています。

CD初回版はAmazonで注文

一言でいうと、11年の集大成がぎっしり。山下達郎ワールド全開です。1時間があっという間です。でも、満腹にならない、ちょっと足りないくらいがちょうどいいんですきっと。

お家のオーディオで聴いても車で聴いても、しっかり良い音。ハイレゾも配信もサブスクもやらない山下達郎、47年ぶりのオールナイトニッポンに出演した際にも、その辺りの思いが語られていましたね。
山下達郎の楽曲は、その時点で最高の音質で作られていますから、CDで十分良い音です。御本人も、いつかのラジオでハイレゾはいらないと仰っていますから、そういうものなのでしょう。

これは個人個人の考え方なので、何が正しいとかではなく、あくまでタツローさんのポリシーですが、それを貫いて稼げるくらいのミュージシャンなのだから、やっぱりそれはそれですごいのですわ。

ジャケットはテルマエ・ロマエでお馴染みヤマザキマリさんの書いた肖像画

応募特典、やるの忘れてたー、と今この写真を見て気づきましたorz
忙しくって…

レコードの方はまだ封も開けていません。この週末ゆっくり聴けるかな?

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sが気になる、テレコン付きでの画質はどうかな?

NikonよりV-Log向けのZ 30と共にに発表されたNIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S、SONYやCanonに対して、ミラーレス機での望遠レンズの発表が遅れ気味だったNikonですが(やはりこの2大巨頭の開発力に及ばないのが今のNikonか…)、ここに来て松竹梅の”竹”に当たる望遠レンズの登場です。

400mm単焦点が2本も!?

面白いことに、NikonのZマウントレンズでは、400mm単焦点レンズは2本目となります。
このクラスのレンズは、執筆時点でCanonもSONYも未発売です。両者とも、400mm単焦点は、f/2.8クラスのみです。
Nikonも、先に登場したのはプロ向けのNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sで、200万円超えの高級レンズです。1.4xテレコン内蔵、SSVCMによる高速AFを実現しています。

そして2本目となったNIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sでは、1.3段程度開放f値が暗くなった代わりに、かなりの軽量コンパクトなレンズとなっており、重量はf/2.8の半分以下の、約1,160gです。これはZ 70-200mm f/2.8 SやZ 100-400mm f/4.5-5.6 Sよりも更に軽量です。
更に、ここ最近のNikonの軽量望遠単焦点レンズで使われてるPFレンズ(位相フレネルレンズ)は非採用、これは強い光源が入った際のPFレンズの欠点である、特有のフレアの発生もないので、光源を気にせず撮影可能です。

レンズのサイズは、「約104mm(最大径)×234.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)」となっており、Z 9と組み合わせた場合、ギリギリ30cmに入るか入らないか、のサイズになります。この辺りは実際装着してみないと何ともですが。
これは、2022年以降の航空祭の、一般客の大型レンズ持ち込み規制のデフォルトになりそうな、レンズとボディ含めて30cm以内に何とか収まりそうな感じがします(このあたりは実際に取り付けしないとわからないので、現時点で未確認です)。

個人的には、5kg超えのAF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRは、普段の撮影でも手持ちはかなりの疲労感を伴うため、いずれは軽量なレンズに更新したいと思っているので、こうしたレンズの登場は素直に嬉しいですね。

さて、航空機撮影の場合、旅客機などは400mmでも十分ですが、戦闘機のように被写体が小さい場合は、やはり500mmや600mmは欲しいところなので、本レンズとテレコンバーターの組み合わせになると思います。
1.4x使用時には560mm相当、2.0x使用時は800mm相当となるため、テレコン使用時の画質も実用的であれば、かなりの戦力になりそうです。もっともNikonの場合、そのテレコンがかなり高価ですが…。

AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VRの場合、x1.4テレコン(TC-14EIII)までなら何とか行けますが、x2.0テレコン(TC-20EIII)では画質の低下を感じますから(もっとも1200mmともなると、解像感を低下させる空気のゆらぎは無視できない)、実際よく使う焦点距離は、レンズ素の600mmと、x1.4テレコン使用時の850mmです。
これをZ 400mm f/4.5 Sで置き換えると、素の400mm f/4.5、x1.4で560mm (f/6.3?)、x2.0で800mm (f/9?)となります。画質が変わらないなら、レンズの軽量化は魅力です。
ただ、600mm f/4Gのような明るい単焦点望遠の立体感に慣れてしまうと、果たしてやや暗い望遠レンズで良しとできるか、難しいところではあります。特にx2.0テレコンでは2段分暗くなりますからね。

1点気になったのはAFがSTM(ステッピングモータ)採用レンズであること。一部では遅いという指摘もあり、実際いくつかYoutubeを見たところ、辛口のDPReviewの動画では、そんなにAFは速くないかな…と言う印象です。

3分12秒あたりのAFの動作を見る限り、それほど速くないような

実際、AFのフォーカスレンジの無限遠端と最短撮影距離端を行ったり来たりする撮影はそうないですが、スポーツ撮影では気になるかもしれません。そういった用途にはやはりVCM搭載のf/2.8クラスのレンズが必要ということになります。

この調子で600mmも!

本音を言うと、600mm f/5.6(f/6.3?)を狙いたいですね。恐らくf/4クラスでは、Zマウントになってからは手が届かないです。今Fマウントでf/4Gを持っているのも、旧製品新品が半額だったからですし。
600mmなら、素で使うか、x1.4で使うかになるため、これなら画質低下もあまり気にならないでしょうね。

ということで、やっと望遠も充実し始めたNikon、次は600mm単、そして売れ筋になるであろう200-600mmの発売が待たれます。早くお願い!

御殿場へお泊まりお出かけしてきた3【富士山とめんたいパーク伊豆】

今回泊った場所の良いところ、ベランダから富士山がよく見えるところですね。

タイムラプス用にNikon D810を設置したが…

着いた当初は濃霧で富士山は諦めかけていたのですが、夕方から少しずつ晴れて見えるようになってきたので、タイムラプス用にインターバル撮影しました。
一応、AC電源取れたらと思って、EH-5b+EP-5Bも持っていたたけど、コンセントは外になかったので、やむなくバッテリのみで撮影。ただ、本体搭載とバッテリパック(単3エネループ8本)だけでは、明け方までに電池残量が尽きてしまいました。
こうした撮影でも、Z 9なら大容量モバイルバッテリを併用することで、バッテリでも長時間撮影できるので、そろそろそういう撮影方法も検討しないとですね。
最も、D810でもEN-EL18系のバッテリを使えば、もう少し持つとは思います。そろそろエネループでの運用も潮時かな…。

一応明け方までは撮れたので、そのうちタイムラプス動画にするつもりです。

しかし富士山周辺、御殿場周辺は天候がコロコロ変わるのがよくわかりますね。

午前中の3時間でこれだけ表情が変わるのです。最後の写真なんか、まるでその雲の中にUFOでもいるのか!?って感じですね。
お面白いです。

めんたいパーク伊豆へ

めんたいパーク、茨城県大洗は行ったことがありますが、伊豆にも出来ていたのですね。ということで、御殿場から車で40分、行ってきました。
いや~、めんたいパークってこんな感じだったっけ? 子供が遊べる展示がたくさんありました。
明太子をここでキャラクター化してテーマパークにしてしまうとは、かねふく、恐るべし。

明太子に顔が付いてるんですよ(笑 そしてここの2階は子供の遊べる屋内の広大なスペースがあります。暑くて外で遊ぶのが危険になるくらいな昨今、こういう場所は助かりますね。
おみやげも買いました。まんまとかねふくの戦略に乗りました(笑)。子どもたちは楽しかったようなので、良かったとしましょう。

御殿場へお泊まりお出かけしてきた2【富士山の見えるコテージ】

週末の御殿場旅行、お泊り先は、どことは言いませんが、3年ほど前にも来た、富士山の見えるところです。

ホテル棟とは別の、コテージをとりました。と言うのも、ベランダでBBQができるから。
しかも炭の着火などは全てやってくれて、こちらは後は焼くだけでOKです。
ホテル棟と違って、子供が多少騒いでも心配ないし、何より部屋が広い! 6人まで泊まれるタイプなので、4人家族には十分な広さです。
ベランダも広いし、雨が降ってもできるので、良いですよね。この日は、雨ではないけど、ずっと霧が出ていて、残念ながら着いた当初は富士山は全く見えませんでした。

が、子供らとホテルにあるプールで泳いだ後、BBQを始めると、少しずつ霧が晴れてきました。富士山が所々で顔を出すようになってきました。

気がつけは、御殿場市街も見えるように。本当にこのあたりの天候はコロコロ変わりやすいです。富士総合火力演習が、この場所なわけですが、コロコロ天気が変わってたっけなぁ。一般公開はもうやらないのかな?
ということで、買ってきた御殿場高原ビールとともに、BBQを楽しみました。やっぱり炭火で焼くと美味しいね。

この後温泉に入り、ラウンジで妻と娘を待ち(ついでにウイスキーを嗜む)、卓球したりFUJINON双眼鏡で御殿場や星を見たりしました。

ちょうどタイムラプス用に、ベランダに三脚据えて、D810を設置していたので、この時は三脚なしでしたが、Z 9の、というよりZ 24-200mmの内蔵手ぶれ補正がよく聞くので、案外手持ちでも星は何とか撮れました。まあZ 9の高感度耐性はそれなりなので、ISO25600まで上がるとノイズだらけですが…。この辺り、もう少しノイズ耐性は頑張ってほしいな。SONYのα1は、より高画素ながら、もう少しマシみたいなので。

ともあれ、家族で宿泊を満喫したのでありました。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします