【豊島屋酒造】TOSHIMAYA 2023 FESTA 純米吟醸無濾過生原酒 雄山錦

先日行ってきた豊島屋酒造の直売所限定品の2本目です。

【豊島屋酒造】TOSHIMAYA 2023 FESTA 純米吟醸無濾過生原酒 雄山錦

豊島屋フェスタ用に仕込まれた75本限定酒です。ということで、買おうと思って簡単に買えるお酒ではないけど、たまたま買えたという運命のめぐり合わせということで。

酒米は雄山錦を精米歩合55%で、原酒だけにアルコール度数は18度と高めです。しかし、だからといってただただガツンと辛いだけのお酒ではないと確信しています。
だって豊島屋酒造のお酒だもの。

微発泡でシュワシュワ感が少し残っています

開栓時にポンとガス感あり。
香りは瑞々しいメロンを思わせます。口に含むと、まず酸味とシュワシュワが爽快感を、そしてメロンのような甘みは膨らんで芳醇ですが、瑞々しさがあって甘すぎない。
苦味と重みは多少ありますが、これが後味となってさっと引いていきます。
全体として高い次元でバランスの取れたお酒です。甘すぎず辛すぎず。夏にふさわしい爽快感があります。日本酒は夏売れなくなると言いますが、こういう爽快感のあるお酒は夏に冷やして飲むのにぴったりです。

これもすぐに無くなりそうです。やっぱり一升瓶で買いたいな。冷蔵庫内でじゃまになる一升瓶ですが、味わいの変化を楽しむ、火入れ酒で常温保管で長く楽しむ、というメリットもあります。
とはいえ、これら限定酒は四合瓶(720ml)のほうが売れるので、一升瓶で出さないことのほうが近年は増えています。難しいですね。

【百里基地】23/7/13の記録 日米共同訓練「ノーザン・エッジ23-2」のF-35A来日!

日米共同訓練「ノーザン・エッジ23-2」で、アメリカ・アイルソン空軍基地(アラスカ州)所属(テールコード:AK)のF-35Aが今月7日から百里基地に展開しています
これはどこかのタイミングで行かねば! ということで、行ってまいりました。いや休み取れてよかったよ。

しかしながら13日の天気は曇り時々雨、結果的にほぼ曇り、時々晴れ間が出たり、雨がぱらつく感じでした。もうなんだか梅雨というより完全真夏ですね。

早朝からお疲れ様です!

早めに行って正解でした。1stの上がりが遅い百里基地所属の3SQと比べると、なんと午前7時には1stでAKのF-35Aが上がってくれました。

もう! 何で曇天なんだ! ほんとついてないですね。前日までは晴れていたのですけどね。
ところでやらかしてしまいました…

移動中、望遠レンズのストラップを首から下げていたのですが、どうやらマウントアダプタFTZ IIのリリースレバーが体に当たってレンズからボディが外れてしまいました…。

カメラが落ちてしまいました。落ちた先は草だったけど、アスファルトにも当たったようで。Nikon Z 9のマグネシウム外装に欠けと傷が…。
このあとレンズに装着し直したらErr表示…。万事休す、予備機のZ 8に切り替えようと思いましたが、濡れた草のところに落ちて、接点が濡れていたかな? 接点拭いたら直りました。そしてカメラも動きました。ということで、そのまま撮影続行。このあたりの頑丈さは流石に上級機です。
ロクヨン(AF-S 600mm f/4G)装着時のストラップ掛けての移動は、少し考えなければですね。

気を取り直して撮影は続行。更に8時にも上がります。

やっぱり曇りだ…。晴れていればなぁ。

SKYMARK いい捻りだ

移動して降りを撮ります。
雲の切れ間に晴れ間も見えたけど、基本曇り。うむむ。ここからはテレコンを入れて、850mm相当で撮影しています。

ただでさえ曇天なのに、4機のフォーメーション進入時はさらに霞んでいました。非常に厳しい状況。
でも見れただけ良いか~。

そして3SQのF-2も。米軍に刺激されて?、なかなかに良い捻り。

重ね重ね、天気さえ良ければね。

そして15時位にF-35Aが更に上がる。

いやーなかなか熱心に訓練している。時間も長く、さすが世界一の空軍、訓練時間も自衛隊より長いのでしょうね。

そして、この上がったF-35Aが降りてくるところを見ようと思ってずーっと待っていました。
1時間、帰ってきませんね。
そしてさらに30分…やっぱり帰ってきません。

F-2はタッチアンドゴーしていましたが、結局このあと17時半まで粘ったけど、F-35Aは帰投せず、ここで自分は時間切れ。
このあとF-35Aが戻ったのは更に1時間半後だったようで、粘って待っていた方々は、ほぼほぼナイトな撮影になったようです。

帰投を見れなかったのは残念でしたが、撮影仲間にも会えて、撮影も楽しめたので良しとしましょう。
次行けるのは…暑いけど来月にはまた行きたいな~

久しぶりの朝霞駐屯地納涼大会

5年ぶりに、埼玉県は朝霞にある朝霞駐屯地納涼大会に行ってきました。

朝霞駐屯地納涼大会2023

時折雨がぱらついたりしましたが、久しぶりとあってか、ものすごい入場列! 前回はこんなに混んでなかったぞというくらい。お陰で早々に売店は品切れになってしまったようです。マックで食料調達してよかったです。

前回はもう5年前で、当時5歳の娘を連れていきましたが、今回は家族で行ってきました。自分と息子は横田基地で今年花火を見たので2回目の花火でしたが、妻と娘は花火を見たのは何年ぶりかな?

今回のカメラはNikon D850。やはりミラーレスのZより暗所に強いです。暗がりの木とかにもスパッとAFが合います。置きピンも楽にできます。
まだまだNikonのミラーレスは発展途上なんだなと思います。CanonやSONYのミラーレスなら、もっとスパッと暗くてもAF合うのかしら?

ということで、まだまだ一眼レフも有効ですね。

【豊島屋酒造】NEON (BLUE) 2022-2023 仕込みNo.31

2年ぶりに東村山市の豊島屋酒造の直売所【KAMOSHInoBA】(醸しの場)にお邪魔してきました。

いや~暑いですね。暑いと日本酒の消費は伸び悩むそうですが、こんな暑い時期は生酒を冷酒でキリッと冷やしていただくと良いですよ。
ってことで、生酒を2本買ってきました。1本目がこちら。

【豊島屋酒造】NEON (BLUE) 2022-2023 仕込みNo.31

東京都はどうしても酒造というイメージはないですが、豊島屋酒造は…ほんと素晴らしいです。「金婚」や「屋守(おくのかみ)」、特に後者は特約店でしか買えないお酒ですが、都内であればわりと購入しやすいですね。そこはさすがに地元の酒だけあります。

しかし今回の「NEON」は、豊島屋酒造の直売所【KAMOSHInoBA】(醸しの場)、または通販でしか買えないお酒となっています。仕込みNo.も入っていて、仕込みによって味も変わってきます。No.31は、この日冷蔵庫に入っていた最後の1本。No.32はいくつか在庫がありました。

【豊島屋酒造】NEON (BLUE) 2022-2023 仕込みNo.31

酒米は八反錦、これを精米歩合55%とした純米吟醸無濾過生原酒です。なおラベルの色は職人によるハンドペイント(笑)だそうです。

プチプチ生酒らしい微発泡

開栓したらポンとガス感あり。吹き出しまで行かないけど、まだ酵母が生きている証。
巷で売られている「生」と書かれたお酒、よくスーパーマーケットで売られているようなものの中には、冷蔵ではなく常温で売られているものもありますが、あれは生酒ではなく「生貯蔵酒」といって、出荷前に火入れしています。そうでないと、常温では急速に発酵が進んでしまいます。

さて注ぐと、少しシュワシュワした泡立ち。写真の通り、微発泡です。
上立ち香は爽やかなメロンっぽい瑞々しさ。口に含むと…優しい、柔らかな甘味。決して芳醇すぎない、さっぱりとした甘み、そして後味に苦味~少しの辛さがあって、さっと引きます。あ、これはスイスイ飲めちゃう系だな。
とにかくさっぱりとした甘み、フレッシュで飲み飽きない、微発泡による爽快感、夏に飲むお酒にぴったりじゃないかと。気になったかは通販で是非!

サクッとアトラス航空を撮ったり

所要があり、ついでなのでちょこっとだけ横田基地で撮ってきた。

アトラス航空のB767-300ER。B767は中型旅客機のベストセラーで、1980年代から2000年代にかけてのボーイングの主力販売機種の1つでした。
現在は、後継機種のB787シリーズにその座を譲り、既に旅客機型は製造されていませんが、軍用型としては、航空自衛隊が運用する早期警戒管制機のE-767や給油機のKC-767、KC-46はB767-200ERをベースとして製造されています。
特にKC-46は最新の給油機で、これから一定数製造されるので、まだまだB767は現役なんですね。

さてアトラス航空のこの機体は、コンチネンタル航空の機体として1995年に登録されたものの、恐らく運用されずにベトナム航空で運用され、その後いくつかの航空会社を経て、現在のアトラス航空が運用しています。アトラス航空は米軍の輸送業務も請け負っているので、こうしてよく横田基地に飛来します。
機齢は28年になるので、そう遠くない将来引退するかもしれませんね。

これだけサクッと撮ったら雨が降ってきたので避難。そうしているうちにKC-135給油機が飛んでいきました…。取り逃しました。KC-135もどんどん引退するから、撮りたいんですけどね。

AdobeのAIによる画像生成”Firefly”を試す

Adobeが発表したAIによる画像生成「Firefly」は、2023年7月執筆時点ではまだベータ版のPhotoshopでのみ使用が可能となっています。
試しに、先日空の背景を変えてみた、F-4EJファントムIIの写真を、AIで更に変えてみることにしましょう。

まずはベース画像。

F-4EJ改 (37-8315) 2018年5月撮影

こちらの背景のみをAIで変えてみます。

Photoshop(Beta)をインストールする

まずはPhotoshopのベータ版をインストールします。Adobe Creative Cloudからベータ版アプリのPhotoshop(beta)をインストールします。

Adobe Creative Cloudからべ0タバンアプリのPhotoshop(Beta)をインストールし開く
Beta版は起動画像も違うのね

Beta版のPhotosopで、画像を開きます。最初は空を自動選択させたのですが、これでAI生成すると、戦闘機の画像がグチャグチャに

選択範囲から空を選択し
生成塗りつぶしをクリック

まだAIによる「生成塗りつぶし」は英語でしか入力できないため、ここでは「Dusk sky and moon」(夕暮れの空と月)を入力。あとは生成するだけですが…

!!!

戦闘機がグチャグチャに…

酷くないすか…
なぜこうなったか考察すると、どうも選択範囲から空を選択、で一部戦闘機まで入ってしまったようです。比較的わかりやすい画像のはずですが。

仕方がないので、昔ながらのなげなわツールで戦闘機を大まかに選択し、選択範囲を反転させます。

なげなわツールで大まかに戦闘機を囲って選択範囲を反転

結果的にこれでうまくいきました。
画像は夕暮れがどうにも気に食わず、単純に「月が出ている晴れた空」にしました。

うーん、なんだかあまり上手くないですね。3枚目なんか、もうわざとらしいですし、あまり写実的ではないですね。

どうにも気に食わないので、まずは通常版のPhotosopにも実装されている、「空を置き換え」で夕暮れの空の背景に変更。
さらにその空に月を加えてみます。

さてこうして生成できた月がこちら。

うーん、まあまあかな?

ちなみに1回のAI生成で3パターンの生成が可能なので、気に入らなければ切り替えることが可能で、更に同じワードや違うワードで何度も生成可能です。

1回で3パターンだが、再度生成をクリックすれば何度でも生成可能

最終的に出来た画像がこちら。

それっぽい写真だけど色々変だぞ

ツッコミどころ満載ですね。まず、やはり元々晴れの日中の順光の戦闘機は、入を変えたところで光の当たり方が夕暮れのこの空と、太陽の位置関係が合っていない(笑
月は取ってつけたような感じだし、さらに遠方に旅客機(ここでは「Boeing 777-300」と指定)を入れた所、エンジンが右翼が2発、左翼が1発というアンバランスな結果に。
でも旅客機はちゃんと夕暮れの背景に合った色合いで生成されているのはすごいです。

まだまだベータ版なので、今一歩の部分はありますが、これはやがてもっと自然に、そして簡単に出来るようになるのでしょうね。
とはいえ、やはりベースの写真がしっかりしていないとだめでしょう。これは写真の本質です。

ここではAI生成の是非はともかく、こうしたことも可能なのだな、という確認です。写真ではなくイラスト、イメージ画像を作るのであれば、なかなか有用なツールとは思います。
要は使い方次第、しっかりと倫理観を持って作成し、ちゃんとバックグラウンドを公開すること、これが重要かなと思います。
技術は節度を持って使いましょうね。

ただただアサガオの開花を撮るだけのタイムラプス

Nikon Z 8の8K30p 10bit HLGタイムラプスより4Kにダウンコンバート。
フィルムライクのLUTを適用。やや彩度は落としたけど、それでも少し濃いかな…

夜明けは色温度が大きく変化するので難しい

アサガオって、アサガオなだけに(笑)夜明けに一気にぱっと開花して、昼には萎んでしまうのです。
なので夜明けが勝負なんです。ってカメラに任せているだけですが。

色温度が、明るくなると大きく変化するので、開花途中が真っ青な色になっていますが、元々のベース画像も、夜明け直後は色温度がかなり高めになるんですよね。
写真はLUT適用前の素の動画を画像として切り出したものです。

刻々と変化する色味をどう緩和するか、動画は色々勉強しないとね。

AI画像生成とどう向き合うか

Adobeは先月発表したAIによる画像生成「Firefly」は、Photoshopにベータ版がインストールできる状態ですが、まずはPhotoshop現行の機能、空の置き換えも簡単に背景を変えられるため、写真の根底を変えてしまうものだったりします。

Photoshopの「空を置き換え」

まずはベースの無加工の写真を用意します。

2018年5月撮影の、百里基地302SQ所属だったF-4EJ改 (37-8315)  301SQの機体になる前の写真

背景は青空ですが、雲ひとつないと距離感がないため、絵的にはつまらない写真です。
Photoshopには(Lightroomにもありますが)、背景や空、被写体認識機能があり、この機能の一環として、空を置き換えることが可能です。

空を置き換えで簡単に雲のある空に変更できる

いくつか種類がある中で、画像のような雲のある空を選択肢てみました。

空を追加、言われなければわからない

色がちょっと変わってしまったのは色域指定を間違えたためです。面倒なのでそのまま載せましたが、このように違和感なく変換できました。もはや背景と被写体の境界線も気にならないくらい、きれいに置き換えできます。
この日は雲があった、と言い張れば、誰も気づかないくらい自然です。
このような画像変更は、もう数年前からそれを売りにしたソフトが出ているくらいです。これをどう考えるか、これは写真なのか?
しかし言われなければ本当にわからないです。

夕暮れだと流石に不自然

単純に背景を夕暮れにしてみました。当然被写体のファントムは日中順光なので、あまりに不自然です。
そこで被写体を選択して、少し調整してみました。

やっぱり不自然だけど…

これは私の調整が下手くそなので、やっぱり多少の不自然さは出ます。当然順光で光が当たっている被写体の色を変えただけなので。
しかし、これがAI生成により被写体も逆光っぽくできるようになれば、もう不自然さもなくなるのでしょう。
こうして弄られた写真が、AIにより簡単に生成できる時代がもう来ているのです。
百里基地の撮影をよくしている人なら、日没の方角から3枚目の写真を撮るのは難しいだろうとわかりますが、そのうちAIが進化すると、その辺りも考慮されたりして?

Nikon Z 8の10bit HLGのタイムラプス動画から16bit TIFF画像に出力する方法

以前も書きましたが、Nikon Z 8のカメラ内タイムラプス生成は非常に進化しており、Z 9では出来なかった10bit HLGでの記録が可能となり、露出平滑化の精度もよりよくなり、これまでのD810でJPGインターバル撮影→Davibci Resolveに投げてタイムラプス化するよりも、より高画質に、そして簡単にタイムラプス動画が生成できるようになりました。

10bit記録できるため、従来の8bitよりも編集耐性が上がるのもよいです。特に露出が大きく変わる場面(屋外だと日の出日没前後)における露出の変化で、調整のため諧調を調整せざるを得ない場合に便利です。
もちろん、RAW動画なら言うことないのですが、そのうちファームアップで出来るようになったりして?
とにかく、編集耐性が上がったことで、カラーグレーディングを充てても画質の劣化を抑えられるのが良いです。

この前買ってきたお花、カリブラコアです。微妙に開花するシーンを撮ってみました。フィルムライクなLUTを割り当てています。

Davinci Resolveで16bit TIFF形式の静止画を生成する

Nikon Z 8は、8K30p 10bit HLGのタイムラプスが生成できるため、そこから静止画にするのも高画質です。
NX Studioでも動画から静止画を切り出せますが、残念ながらJPGのみです。これだと、10bitの動画も8bitに丸められてしまいます。もちろん、静止画書き出し後に編集しなければさほど問題ありませんが。

Nikon純正のNX Studioでの動画からの静止画生成はJPEG形式のみ

Davinci Resolveは動画編集ソフトですが、動画からの静止画切り出しにも対応していて、後からPhotoshopなどで画像編集を行いたいのであれば、JPEGだけでなく16bitのTIFF形式でも出力可能です。

Davinci Resolveのカラータブで、切り出したーシーンを表示させて右クリック→スチルを保存でギャラリーに登録される
ギャラリーに登録された静止画を右クリックして、「書き出し」を選択
あとはTIFFファイルを選択肢て保存

如何でしょうか?
ちゃんと16bit形式(合計48bit)のTIFF動画として出力出来ました。これならある程度画質の劣化を抑えつつ編集が可能です。
こうなると、決定的瞬間を8.3k 60pのRAW動画で撮って、静止画に書き出すなんて方法も有効ですね。
ただし、無料版のDavibci Resolveは、出力は4Kまでとなります。8.3Kの解像度のまま出力させたい場合は、有料版が必要です。

でもWebに載せるには結局JPGに変換しますけどね(笑

【清水清三郎商店】作 ZAKU Z

私が日本酒で一番お気に入りのブランド、作(ZAKU)は、三重県鈴鹿市のお酒で、火入れ酒ながら、生酒のようなフレッシュさが特徴です。
そしてその中で、そういや買ったことがないなと思って今回買ったのが、ZAKU Zです。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Z

ワインボトル形の瓶が特徴です。個人的に、生酒の場合特に発泡による旬出を防ぐ意味でも、回転型の栓をどの日本酒にも採用して欲しいと思っています。開けやすいですし。なので、こういう瓶が好きです。

【清水清三郎商店】作 ZAKU Z

精米歩合60%、瓶に書かれてはいませんが、酒米は「みえのゆめ」とのこと。
作シリーズは、あまりスペックは表に出ないことが多いのですが、先入観なく飲んでほしいということかな?

火入れだけどわずかにプチプチ感あり

上立ち香は、とても上品かつ香り高い、果実よりもなにかの花のような香りを印象付けます。
口に含むと、ふわっと広がるマスカットのジューシでふくよかな甘さ、なのにすっと引いて行って、苦味とドッシリさもあとに付いてきますが、それも最後はすっと引いて後味がスッキリ。実に作らしいですが、他の銘柄よりも更に華やかな味わいですね。それでいて、決して後味二いつまでも残る感触は一切なく、すっと引いていくのもまだ作らしいです。
華やかな味わいなので、最初の1杯にも良いお酒ですね。

作といえば、そろそろインプレッションシリーズものみたいな。これは買える店が極めて限られるので、買うというより置いてある店に飲みに行かないとだな。

アサブロから移転して、2020年よりこちらをメインとします